Nouns

アルメニア語の名詞は、人、動物、場所、もの、抽象的な概念を表すために使用される単語です。

だれ?(人間)、何?(動物や物)という質問に答える

だれ?- մարդ (人), աղջիկ (女の子)

何?- տուն (家), կատու (ねこ)


語尾 –եր, -ներ はアルメニア語で複数形を表します。

✓ 単音節の単語は通常、語尾に–երを加えることで複数形になります。

✓ 多音節の単語の場合は、語尾に–ներを加えることで複数形になります。

例:մայր-մայրեր, որդի-որդիներ

不規則な複数形の例:

Մարդ-մարդիկ 人 - 人々
Կին-կանայք 女性 - 女性たち
Տղամարդ-տղամարդիկ 男性 - 男性たち
Պարոն-պարոնայք ミスター - ミスター(複数)

アルメニア語の名詞には基本形もしくは辞書形があります。この形の名詞へ、名詞の意味や機能を変えるために異なる語尾を加えることができます。アルメニア語には7つの格があります。

1. 主格
Ո՞վ - だれ? Ի՞նչ - 何?

ուսանող (ը)
Աննա(ն)

-ը,-ն
定冠詞

2. 所有格
ու,ց
Ու՞մ - 誰の? Ինչի՞- 何の?

ուսանողի

Աննայի

格語尾: -ի, վա,ան, ոջ,

-ա,-ո

3. 与格
Ու՞մ - 誰に?、ինչի՞ն- 何に?

ուսանողին
Աննային

所有格 + ը, ն

4. 対格
Ու՞մ - 誰?
Ի՞նչը – 何?

ուսանողին
Աննային

人は与格で、物は主格で語形変化します。

5. 奪格
Ու՞մից - 誰から?
Ինչի՞ց - 何から?

ուսանողից
Աննայից

-ից, ուց
から

6. 助格
Ումո՞վ - 誰によって?
Ինչո՞վ - 何によって?

ուսանողով
Աննայով

-ով,-մբ
with(~と)/by(~で、よって)/of(~の)

7. 位置格
Ու՞մ մեջ - 誰の中で?
Ինչի՞ մեջ - 何の中で
Որտե՞ղ - どこで?

ուսանողի մեջ
Աննայի մեջ
Անտառում

所有格 +մեջ
主格+ում
in/at(~で)

  1. 主格は文の主語です。
  2. 所有格は所有を表す言葉です
  3. 与格は間接目的語です。
  4. 対格は直接目的語の格です。
  5. 奪格は、その行為が誰からまたどこから始めったかを示します。
  6. 助格は、ある行動を取るための手段を表します。
  7. 位置格は、ある行動が起きる場所を示すために使用されます。

属格 -
外部変化

-ի-

դասախոսի - 講義の
տետրի - ノートの

-ու

մարդ-մարդու    男の
որդի-որդու    息子の

-ոջ

քույր-քրոջ    姉妹の
կին-կնոջ    女性の
ընկեր-ընկերոջ-    友だちの

-ան

գարուն-գարնան    春の
հանդիպում-հանդիպման    会議の

-վա

ժամ-ժամվա    時間の
օր-օրվա    日の

մերոնք-մերոնց    私の家族の

内格変化

-ա-

տուն-տան    家の


հայր-հոր    父の
Եղբայր-եղբոր    兄弟の

冠詞

アルメニア語には代名詞を置き換える語尾があります。これを冠詞と呼びます。

✓ 例えばս,դ,ն ,ըです

✓ ս,դ は特別な所有冠詞の一つです。名詞の最後に加えられ、英語の所有代名詞と同様の意味を表します。文中の一人称と二人称の所有代名詞を置き換え、英語のmy(わたしの)やyour(あなたの)を意味するように変化させます。

Ս=わたしの մայրս- 私の母

Դ =あなたの մայրդ- あなたの母

✓ Ը, ն はアルメニア語の定冠詞で、英語のtheを意味します。

Տունը- the house (その家)

Կատուն- the cat(そのねこ)

単語が子音で終わる場合は ը を使い、母音で終わる場合は ն を使います。

Տուն-տունը

Կատու-կատուն