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サムライチャンプルー (Samurai Champloo), Samurai Champloo Episode 23

Samurai Champloo Episode 23

♪~

~♪

( 小鳥 の さえずり )

( 老中 ) 刈 屋 ( かり や )

( 刈 屋 景 時 ( かげ とき ) ) これ は これ は 御 老中 自ら おいで と は

( 老中 ) なぜ 私 が 来 た か 分かって おる だ ろ う な ?

( 刈 屋 ) おおよそ 察 し ます が

( 老中 ) 事態 は 一刻 を 争う の だ

ともに 相当 の 使い 手 と いう で は ない か

( 刈 屋 ) 伺って おり ます

( 老中 ) しか も その 者 たち

例の 霞 清蔵 ( かすみ せい ぞう ) に まもなく 接触 する と の こと

合流 さ れ て は 面倒 な こと に なる

( 刈 屋 ) 御 老中

せっかく です し どう です か 庭 の 花 を 楽し ん で いかれ て は

この 大事 に 花 など

雑草 を 根絶やし に する 方法 を ご存じ です か ?

( 老中 ) ん ん ?

( 刈 屋 ) 雑草 は 花 に 必要 な 養分 を 奪い 枯らせ て しまう

同じ 土 に 育つ 花 も 枯れ て しまう

では どう する と ?

( 刈 屋 ) 雑草 を も 養分 と する 花 を 植え れ ば よい の です

この 花 の よう な …

( 老中 ) 沙羅 ( さら ) が 斬ら れ た そう だ な

( 刈 屋 ) フッフッ …

( 老中 ) ん ?

久々 に この 剣 抜く 価値 が ある と いう もの

( 老中 ) なん だ と ?

私 ( わたくし ) が 参り ま しょ う

( 側近 ) 御 老中 お 言葉 です が

何 だ ?

刈 屋 殿 と き たら あの よう に 花 を めで て ばかり です

剣 を 抜 い た ところ を 見 た 者 は 私 の 周り に は おり ませ ん

失礼 ながら この 大役 果たして あの 者 に 務 まる の か どう か

そう か …

お前 は 若い

あの 男 の こ と を 知ら ん で も 無理 は ある まい

は ?

( 老中 ) あれ が 何故 剣 を 抜か ん の か

それ は 自分 と 戦え る 相手 が おら ん から じゃ

刈 屋 景 時 あやつ こそ かつて 神 の 手 と 称さ れ た 剣 術 の 使い 手

( 側近 ) まさか …

( 老中 ) あの 男 を 斬れ る 人間 は 恐らく この世 に おる まい

( ムゲン ) そん で よ お 長崎 まで あと どん ぐらい な ん だ よ

( ジン ) ふむ … N 長崎 は もう 通り過ぎ た

( ムゲン ) は あ ? ( フウ ) ええ ?

( ジン ) 生月 島 ( いき つき しま ) は 長崎 から 少し 北 に 離れ てる ん だ

この 山 を 抜け れ ば もう 目の前 だ

いつの間にか 来 ちゃ って ん じゃ ねえ か よ

( フウ ) そ っか あ なんか ウソ みたい

ずっと 着か ない よう な 気 が し て た のに …

とうとう 着 い ちゃ う ん だ

ヒマワリ 侍 に 会 える と は 限 ん ねえ だ ろ ?

そりゃ あ … そう だ けど

( フウ ) あの さあ なんか 不思議 じゃ ない ?

( ムゲン ) 何 が だ よ

私 たち お互い の こと 全然 知ら ない じゃ ん

この 旅 の 前 に 何 を し て た か と か さ

は あ ?

それ は そう だ が …

今 まで 秘密 に し て た 昔 の こと を 話す って の は どう ?

もう 話す とき な いか も しれ ない じゃ ん …

なん だ あいつ

センチメートル だ

センチ メートル ?

西洋 で 発見 さ れ た 女 の 感情 だ

恐らく 気持ち が 高ぶって る ん だ ろ う

聞い てる ?

( フウ ) じゃ ムゲン から ( ムゲン ) 俺 ?

べつに 秘密 なんて ねえ よ

ま … 昔 から さんざん 悪 さ は し て た けど よ

( フウ ) それ は 知って る し

ん ー あと 乳 の で かい 女 が 好み だ と か

( フウ ) それ も 知って る …

( ムゲン ) ああ そう だ たしか 旅先 で もめ事 が あって よ

妙 な ジイ さん を 斬 っち まっ た こ と あんな

( フウ ) “ 妙 な ” って ?

なんか よ

“ この 印 籠 が 目 に 入ら ぬ か ” と か 言って て よ

ん な もん 入 ん ね ー よって 斬 っち まっ た ん だ けど

ちょっと それ って ヤバ く ない ?

ヤバ い どころ じゃ ない よく 今 まで 生き て こ れ た もの だ

( ムゲン ) ん ?

( フウ ) じゃあ 次 ジン ね

( フウ ) はい ( ジン ) うむ

( フウ ) 私 たち に 会う 前 って 何 し て た の ?

( ジン ) ずっと 旅 を し て い た

無 住 心 剣 術 の 道場 に 預け られ た

しかし …

私 は ずっと 一 人 だった

周り に 誰 も 私 の 相手 を できる 子ども は い なかった

皆 が 私 を 恐れ 妬み そして 離れ て いった

( 真里 谷 円 四郎 ( まり や えん しろ う ) ) お前 の 目 は 見え すぎる

お前 の 強 さ に は 根拠 が ない

それ は ただ 自分 の ため の 強 さ で ある と いう こと だ

私 は 道場 を 追わ れ た

それ から ずっと 私 は 何 か を 求めて 旅 し て い た

何 を 求め て いる の か 自分 でも 分から なかった

ただ 逃げ て いた だけ な の かも しれ ん …

( ムゲン ) お前 の 番 だ ぜ ?

( フウ ) うん …

私 … ずっと 小 っちゃ い とき から

母さん と 2 人 で 生き て き た ん だ

父さん は ずっと 前 に 死 ん だ と 思って た

でも 母さん が 病気 で 死ぬ 前 に 言った ん だ

私 の 父親 は きっと どこ か で 生き てる って

ずっと 前 に 母さん と 私 を 残し て ど っか へ 行っちゃ っ た って

私 は 許せ なかった

そう 決め た ん だ

でも なかなか 旅立つ 勇気 が なかった ん だ

そ したら あの 茶屋 で あんた たち に 会った

その とき 思った ん だ

そんな 気 が する って

ありがとう

ここ まで 一緒 に 来 て くれ て

( ジン ) ん ?

( 足音 )

( ジン ) どうか し た の か ?

あ … う うん … N 何でもない ん だ

何でも …

フウ

え ?

( ジン ) ヒマワリ の 侍 に 会ったら その あと どう する つもり だ

うん … そうだ よ ね

考え なきゃ いけない ん だ よ ね

もし 私 が …

( フウ ) なんか そんな こと 考え たく なく て …

だって ムゲン の やつ が …

ごめん …

ごめん ね

( 小鳥 の さえずり )

( 馬 之 介 ( うま の す け ) ) どう だ ?

( 伝 鬼 坊 ( でんき ぼう ) ) ま … 間違い ねえ

そう か

殺し て え 早く 殺し て え よっ !

まあ 待て

もう 少し の 辛抱 だ

( 馬 之 介 ) おい

ここ で 昨日 たき火 を し て た やつ を 知ら ねえ か ?

( 男 ) 知ら ん ね

よそ もん は とっとと 出 て って くれ

おい ! 俺 たち に 会った こと は 忘れ て

… と か 言って も ムダ み て え だ な

( 切る 音 )

( 倒れる 音 )

( フウ ) ハア … ハア … ハア …

う わ あ 見 て

( おなか が 鳴る 音 )

( おなか が 鳴る 音 )

( フウ ) ちょっと 腹 で 返事 し ない で よ

( ムゲン ) とりあえず メシ だ な ( ジン ) うむ

( 主人 ) 生月 島 ?

し たら 船 で 渡ら ね ば いかん ね

はい よ しゃぶしゃぶ で ござい

う わ 何 これ 肉 ?

この あたり は 南蛮 の 食 文化 が 入って き て いる から な

つ う か よ これ 生 じゃ ねえ か ?

( 主人 ) ああ …

それ を お 湯 で しゃぶしゃぶ し て 食べる ん だ

軽く 火 通す ぐらい で いい から

ま … 何でも いい や

ちょっと 待って

鍋 って いう の は 人間 性 が 出る ん だ から ね

ここ で ルール を 決め ます

順番 を 守って

… って ちょっと 待った !

あんた たち 勝手 に …

あっ ムゲン さっき から 肉 ばっ か

う っせ え な 鍋 奉行 が

ちゃんと ルール を って …

ジン ! あんた も 肉 ばっかり じゃ ん

( ジン ) うまい

ルール なんて 知る か よ 弱肉強食 だ ろ 世の中 は

意外 と いける な

ああ もう 勝手 な やつ ばっかり !

は ー あ …

( フウ ) あった あった 船

あっ …

お土産 買う の 忘れ た

( ムゲン ) は あ ? ( ジン ) 土産 ?

( フウ ) カス テーラ

ちょっと 買って き て くれる ? 2 人 で

あの なあ

ほら ここ に お 金 入って る から

ご ちゃ ご ちゃ 言わ ない で 行った 行った

私 は 船賃 の 交渉 し てる から

( ムゲン ) なん だ よ … った く

ほら っ

( 主人 ) よ いっと …

う ?

へい いらっしゃい あ …

ああ …

( 馬 之 介 ) ここ に ムゲン て 名 の 琉球 の 罪人 が 来 た ろ ?

( 主人 ) あ … あんた ら …

( 馬 之 介 ) 隠す つもり なら それ も いい さ

でも なあ ここ に 人 を 殺し たく て たま ん ねえ やつ が いる ん だ

こいつ を 抑え られる か どう か 俺 に ゃ あ 自信 が ねえ けど なあ

( 伝 鬼 坊 の 奇声 )

( 主人 ) ひ い いっ

ま … 待って くれ

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) やめ て くれ っ

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) ぐ あっ

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) う わ ああ あっ

( 伝 鬼 坊 ) ぐ が っ ぐ が っ が あ あっ …

い … N 生月 島 に 行く って …

( 馬 之 介 ) 俺 たち が ここ に 来 た こと は 忘れろ

誰 に も 言う ん じゃ ない いい な

分かって る … N 分かって る と も

( 伝 鬼 坊 ) いけない な

( 主人 ) ヒイイッ

( 伝 鬼 坊 ) 誰 に も 言う な って 言わ れ た のに な

( 主人 ) ヒイイイッ

( 切る 音 ) ( 主人 ) ぐ あっ

( ムゲン ) なんか 適当 に 買 っと き ゃ いい ん だ ろ ?

( ジン ) しかし 結構 高い なあ

( ムゲン ) 財布 に いくら 入って ん だ よ

( ジン ) ん ?

( 船頭 ) そろそろ 出る よ ー !

今 行き ます

( 刈 屋 ) 何 か ?

あ … いえ …

( 船頭 ) 出し ち まう ぞ ー !

あの …

霞 … 清蔵 さん です か ?

ご … ごめんなさい

何 言って ん だ ろ う … 私 …

人違い で し た

ごめんなさい

( ムゲン ) 何 だ よ

( ジン ) フウ だ

( フウ ) 別れ が つらく なる から 一 人 で 行き ます

昨日 たき火 の 前 で 話し て た とき ホント に 楽しかった

こんな とき が ずっと ずっと 続け ば いい の に って そう 思った

でも その とき 急に 怖く なった

いざ みんな と 別れる こと に なったら どう なっちゃ う ん だ ろ う

今 まで ムゲン や ジン に 頼り すぎ て た ん じゃ ない か

旅 が 終わって 一 人 に なって も ちゃんと やって いける だ ろ う か

そんな こと を いろいろ 考え まし た

だから 一 人 で 行き ます

最後 に 1 つ だけ

2 人 に は 斬り 合って ほしく あり ませ ん

お土産 の カス テーラ は 私 から の せん別 です

食べ ながら もう 一 度 よ ー く 考え て み て ください

じゃあ また いつか

人 を 探し てる ん です

霞 清蔵 って 男 の 人 な ん です けど

この 島 に いたって 聞い た ん です

( 村人 ) 死に たい の か ? ( フウ ) え ?

いや … 私 は 人 を 探し て いる だけ で

わし ら まで 家族 や 住む 家 を 焼か れ ず に 済 ん だ ん だ

出 て いけ ! 二 度 と その 名前 口 に する ん じゃ ない

( 戸 を 閉める 音 )

あっ …

( 男の子 ) よっ

( フウ ) よっ

ああ

( 女性 ) あっ おいで

( 男の子 ) これ

( 女性 ) いい から おいで

( フウ ) あ …

( 女性 ) その … N 探し てる 人 は 何 な ん だい ?

私 の 父 です

そう …

え ?

北 の 岬 に ぽつんと 一軒家 が ある

そこ に 行って みる と いい

( フウ ) え ?

急 い だ ほう が いい

だって あの 人 は …

ありがとう

ありがとう

( 刈 屋 ) 絶望 と いう やつ は 希望 から のみ 生まれる

だが 人間 全く 希望 を 持た ず に 生きる の も 困難

つまり 人 は 絶望 と ともに 生きる ほか ない と いう こと だ

( ムゲン ) ああ ?

何 な ん だ よ て め え は

( 刈 屋 ) 霞 の 娘 なら 島 へ 渡った よ

ん … あん ?

( ジン ) 知って る の か ? 霞 清蔵 を

異国 の 宗教 に 心 を 奪わ れ この 国 を 捨て た 重罪 人 だ

この 九州 の 地 へ と 逃れ 島原 の 乱 に も 関わった と 聞く

幕府 が その 存在 を 最も 消し た がって いる 男 だ

その 男 に 合流 しよ う と して いる 娘 の こと も もとより 承知 し て いる

霞 の 居場所 を 知る ため に 今 まで 泳が せ て き た ん だ から な

さて 残念 だ が ここ で 死 ん で もらう よ

( ムゲン ) 1 人 で 来 たって の か ? 大した 自信 じゃ ねえ か よ

( 刈 屋 ) 来い

私 を 失望 さ せる な

( トンビ の 鳴き声 )

あ …

( 馬 之 介 ) そう 慌て ん な よ お嬢さん

そう だ よ なあ つれ え だ ろ う なあ

到着 の 寸前 で すべて 台なし に な っち まう ん だ から な

そう よ そういう 感じ を 味わって ほしい の よ

俺 たち の 気持ち を 分かって ほしい わけ よ

な … 何 を 言って る の ?

( 馬 之 介 ) ここ が お前 の 墓場 だって こと

♪~

~♪


Samurai Champloo Episode 23 samurai|champloo|episode

♪~

~♪

( 小鳥 の さえずり ) ことり||

( 老中 ) 刈 屋 ( かり や ) ろうじゅう|か|や||

( 刈 屋 景 時 ( かげ とき ) ) これ は これ は 御 老中 自ら おいで と は か|や|けい|じ|||||||ご|ろうじゅう|おのずから|||

( 老中 ) なぜ 私 が 来 た か 分かって おる だ ろ う な ? ろうじゅう||わたくし||らい|||わかって|||||

( 刈 屋 ) おおよそ 察 し ます が か|や||さっ||| This is a story of men whose souls burned with a passion for baseball.

( 老中 ) 事態 は 一刻 を 争う の だ ろうじゅう|じたい||いっこく||あらそう||

ともに 相当 の 使い 手 と いう で は ない か |そうとう||つかい|て||||||

( 刈 屋 ) 伺って おり ます か|や|うかがって|| was to investigate reports of a foreign ship

( 老中 ) しか も その 者 たち ろうじゅう||||もの|

例の 霞 清蔵 ( かすみ せい ぞう ) に まもなく 接触 する と の こと れいの|かすみ|きよぞう||||||せっしょく|||| that had been spotted from time to time in the area recently.

合流 さ れ て は 面倒 な こと に なる ごうりゅう|||||めんどう||||

( 刈 屋 ) 御 老中 か|や|ご|ろうじゅう

せっかく です し どう です か 庭 の 花 を 楽し ん で いかれ て は ||||||にわ||か||たのし|||||

この 大事 に 花 など |だいじ||か|

雑草 を 根絶やし に する 方法 を ご存じ です か ? ざっそう||ねだやし|||ほうほう||ごぞんじ||

( 老中 ) ん ん ? ろうじゅう||

( 刈 屋 ) 雑草 は 花 に 必要 な 養分 を 奪い 枯らせ て しまう か|や|ざっそう||か||ひつよう||ようぶん||うばい|からせ||

同じ 土 に 育つ 花 も 枯れ て しまう おなじ|つち||そだつ|か||かれ|| Don't worry about it, I ordered for us.

では どう する と ?

( 刈 屋 ) 雑草 を も 養分 と する 花 を 植え れ ば よい の です か|や|ざっそう|||ようぶん|||か||うえ|||||

この 花 の よう な … |か|||

( 老中 ) 沙羅 ( さら ) が 斬ら れ た そう だ な ろうじゅう|しゃら|||きら|||||

( 刈 屋 ) フッフッ … か|や|

( 老中 ) ん ? ろうじゅう|

久々 に この 剣 抜く 価値 が ある と いう もの ひさびさ|||けん|ぬく|かち||||| You bet.

( 老中 ) なん だ と ? ろうじゅう|||

私 ( わたくし ) が 参り ま しょ う わたくし|||まいり|||

( 側近 ) 御 老中 お 言葉 です が そっきん|ご|ろうじゅう||ことば||

何 だ ? なん|

刈 屋 殿 と き たら あの よう に 花 を めで て ばかり です か|や|しんがり|||||||か||||| Damn, this guy is fast!

剣 を 抜 い た ところ を 見 た 者 は 私 の 周り に は おり ませ ん けん||ぬき|||||み||もの||わたくし||まわり|||||

失礼 ながら この 大役 果たして あの 者 に 務 まる の か どう か しつれい|||たいやく|はたして||もの||つとむ|||||

そう か …

お前 は 若い おまえ||わかい

あの 男 の こ と を 知ら ん で も 無理 は ある まい |おとこ|||||しら||||むり|||

は ?

( 老中 ) あれ が 何故 剣 を 抜か ん の か ろうじゅう|||なぜ|けん||ぬか|||

それ は 自分 と 戦え る 相手 が おら ん から じゃ ||じぶん||たたかえ||あいて|||||

刈 屋 景 時 あやつ こそ かつて 神 の 手 と 称さ れ た 剣 術 の 使い 手 か|や|けい|じ||||かみ||て||そやさ|||けん|じゅつ||つかい|て It was you, huh?!

( 側近 ) まさか … そっきん|

( 老中 ) あの 男 を 斬れ る 人間 は 恐らく この世 に おる まい ろうじゅう||おとこ||きれ||にんげん||おそらく|このよ|||

( ムゲン ) そん で よ お 長崎 まで あと どん ぐらい な ん だ よ |||||ながさき||||||||

( ジン ) ふむ …\ N 長崎 は もう 通り過ぎ た ||n|ながさき|||とおりすぎ|

( ムゲン ) は あ ? ( フウ ) ええ ?

( ジン ) 生月 島 ( いき つき しま ) は 長崎 から 少し 北 に 離れ てる ん だ |いきつき|しま|||||ながさき||すこし|きた||はなれ|||

この 山 を 抜け れ ば もう 目の前 だ |やま||ぬけ||||めのまえ|

いつの間にか 来 ちゃ って ん じゃ ねえ か よ いつのまにか|らい|||||||

( フウ ) そ っか あ なんか ウソ みたい |||||うそ|

ずっと 着か ない よう な 気 が し て た のに … |つか||||き|||||

とうとう 着 い ちゃ う ん だ |ちゃく|||||

ヒマワリ 侍 に 会 える と は 限 ん ねえ だ ろ ? ひまわり|さむらい||かい||||げん|||| What, it's just a stick game?

そりゃ あ … そう だ けど

( フウ ) あの さあ なんか 不思議 じゃ ない ? ||||ふしぎ||

( ムゲン ) 何 が だ よ |なん|||

私 たち お互い の こと 全然 知ら ない じゃ ん わたくし||おたがい|||ぜんぜん|しら||| Hey, where can we find the person in charge around here?

この 旅 の 前 に 何 を し て た か と か さ |たび||ぜん||なん|||||||| I'm the town consul, if that's what you mean.

は あ ?

それ は そう だ が …

今 まで 秘密 に し て た 昔 の こと を 話す って の は どう ? いま||ひみつ|||||むかし||||はなす||||

もう 話す とき な いか も しれ ない じゃ ん … |はなす||||||||

なん だ あいつ

センチメートル だ

センチ メートル ? せんち|めーとる Besides, there is an official edict

西洋 で 発見 さ れ た 女 の 感情 だ せいよう||はっけん||||おんな||かんじょう|

恐らく 気持ち が 高ぶって る ん だ ろ う おそらく|きもち||たかぶって|||||

聞い てる ? ききい|

( フウ ) じゃ ムゲン から ( ムゲン ) 俺 ? |||||おれ

べつに 秘密 なんて ねえ よ |ひみつ|||

ま … 昔 から さんざん 悪 さ は し て た けど よ |むかし|||あく|||||||

( フウ ) それ は 知って る し |||しって||

ん ー あと 乳 の で かい 女 が 好み だ と か |-||ちち||||おんな||よしみ||| Or would you prefer to go to war against us?

( フウ ) それ も 知って る … |||しって|

( ムゲン ) ああ そう だ たしか 旅先 で もめ事 が あって よ |||||たびさき||もめごと|||

妙 な ジイ さん を 斬 っち まっ た こ と あんな たえ|||||き||||||

( フウ ) “ 妙 な ” って ? |たえ||

なんか よ

“ この 印 籠 が 目 に 入ら ぬ か ” と か 言って て よ |いん|かご||め||はいら|||||いって||

ん な もん 入 ん ね ー よって 斬 っち まっ た ん だ けど |||はい|||-||き||||||

ちょっと それ って ヤバ く ない ? All right, you're on.

ヤバ い どころ じゃ ない よく 今 まで 生き て こ れ た もの だ ||||||いま||いき|||||| In this peaceful country...

( ムゲン ) ん ?

( フウ ) じゃあ 次 ジン ね ||つぎ||

( フウ ) はい ( ジン ) うむ

( フウ ) 私 たち に 会う 前 って 何 し て た の ? |わたくし|||あう|ぜん||なん||||

( ジン ) ずっと 旅 を し て い た ||たび|||||

無 住 心 剣 術 の 道場 に 預け られ た む|じゅう|こころ|けん|じゅつ||どうじょう||あずけ||

しかし … Well, I did, but...

私 は ずっと 一 人 だった わたくし|||ひと|じん| Get it into your heads that if we don't win,

周り に 誰 も 私 の 相手 を できる 子ども は い なかった まわり||だれ||わたくし||あいて|||こども|||

皆 が 私 を 恐れ 妬み そして 離れ て いった みな||わたくし||おそれ|ねたみ||はなれ|| Look, if it's that tough, I'd rather not be in it...

( 真里 谷 円 四郎 ( まり や えん しろ う ) ) お前 の 目 は 見え すぎる まり|たに|えん|しろう||||||おまえ||め||みえ|

お前 の 強 さ に は 根拠 が ない おまえ||つよ||||こんきょ||

それ は ただ 自分 の ため の 強 さ で ある と いう こと だ |||じぶん||||つよ|||||||

私 は 道場 を 追わ れ た わたくし||どうじょう||おわ|| All right, I'll do it!

それ から ずっと 私 は 何 か を 求めて 旅 し て い た |||わたくし||なん|||もとめて|たび|||| Well, give it your best shot.

何 を 求め て いる の か 自分 でも 分から なかった なん||もとめ|||||じぶん||わから| All three of you are gonna play!

ただ 逃げ て いた だけ な の かも しれ ん … |にげ||||||||

( ムゲン ) お前 の 番 だ ぜ ? |おまえ||ばん||

( フウ ) うん …

私 … ずっと 小 っちゃ い とき から わたくし||しょう|||| But that's... That's too dangerous!

母さん と 2 人 で 生き て き た ん だ かあさん||じん||いき|||||

父さん は ずっと 前 に 死 ん だ と 思って た とうさん|||ぜん||し||||おもって| Okay...

でも 母さん が 病気 で 死ぬ 前 に 言った ん だ |かあさん||びょうき||しぬ|ぜん||いった|| You said your name was Kagemaru, right?

私 の 父親 は きっと どこ か で 生き てる って わたくし||ちちおや||||||いき||

ずっと 前 に 母さん と 私 を 残し て ど っか へ 行っちゃ っ た って |ぜん||かあさん||わたくし||のこし|||||おこなっちゃ|||

私 は 許せ なかった わたくし||ゆるせ|

そう 決め た ん だ |きめ|||

でも なかなか 旅立つ 勇気 が なかった ん だ ||たびだつ|ゆうき||||

そ したら あの 茶屋 で あんた たち に 会った |||ちゃや|||||あった and were given a crash course in baseball through the night.

その とき 思った ん だ ||おもった|| However, this part is boring, so I'll skip over it.

そんな 気 が する って |き|||

ありがとう

ここ まで 一緒 に 来 て くれ て ||いっしょ||らい|||

( ジン ) ん ? No!

( 足音 ) あしおと It's finally beginning! The matchup of the century is underway!

( ジン ) どうか し た の か ?

あ … う うん …\ N 何でもない ん だ |||n|なんでもない||

何でも … なんでも

フウ

え ? Aren't we a few people short?

( ジン ) ヒマワリ の 侍 に 会ったら その あと どう する つもり だ |ひまわり||さむらい||あったら||||||

うん … そうだ よ ね |そう だ||

考え なきゃ いけない ん だ よ ね かんがえ||||||

もし 私 が … |わたくし|

( フウ ) なんか そんな こと 考え たく なく て … ||||かんがえ|||

だって ムゲン の やつ が …

ごめん …

ごめん ね

( 小鳥 の さえずり ) ことり||

( 馬 之 介 ( うま の す け ) ) どう だ ? うま|ゆき|かい||||||

( 伝 鬼 坊 ( でんき ぼう ) ) ま … 間違い ねえ つたい|おに|ぼう||||まちがい| The next batter in the lineup is Jin.

そう か

殺し て え 早く 殺し て え よっ ! ころし|||はやく|ころし||| Oh, my! He's using a gedan sword stance!

まあ 待て |まて Can he successfully apply this technique to baseball?!

もう 少し の 辛抱 だ |すこし||しんぼう|

( 馬 之 介 ) おい うま|ゆき|かい|

ここ で 昨日 たき火 を し て た やつ を 知ら ねえ か ? ||きのう|たきび|||||||しら||

( 男 ) 知ら ん ね おとこ|しら||

よそ もん は とっとと 出 て って くれ ||||だ||| And this new batter is using a two-sword technique!

おい ! 俺 たち に 会った こと は 忘れ て |おれ|||あった|||わすれ| Come on!

… と か 言って も ムダ み て え だ な ||いって||むだ|||||

( 切る 音 ) きる|おと

( 倒れる 音 ) たおれる|おと

( フウ ) ハア … ハア … ハア …

う わ あ 見 て |||み|

( おなか が 鳴る 音 ) ||なる|おと

( おなか が 鳴る 音 ) ||なる|おと The next batter is the village consul, the oldest on the team at age 80.

( フウ ) ちょっと 腹 で 返事 し ない で よ ||はら||へんじ||||

( ムゲン ) とりあえず メシ だ な ( ジン ) うむ ||めし||||

( 主人 ) 生月 島 ? あるじ|いきつき|しま

し たら 船 で 渡ら ね ば いかん ね ||せん||わたら||||

はい よ しゃぶしゃぶ で ござい

う わ 何 これ 肉 ? ||なん||にく

この あたり は 南蛮 の 食 文化 が 入って き て いる から な |||なんばん||しょく|ぶんか||はいって|||||

つ う か よ これ 生 じゃ ねえ か ? |||||せい|||

( 主人 ) ああ … あるじ| Now, then, the next batter up is... the dog?

それ を お 湯 で しゃぶしゃぶ し て 食べる ん だ |||ゆ|||||たべる||

軽く 火 通す ぐらい で いい から かるく|ひ|とおす|||| Hey, there's no way that an animal can hit the ball!

ま … 何でも いい や |なんでも||

ちょっと 待って |まって

鍋 って いう の は 人間 性 が 出る ん だ から ね なべ|||||にんげん|せい||でる||||

ここ で ルール を 決め ます ||るーる||きめ|

順番 を 守って じゅんばん||まもって Exactly. An animal's strike zone is tiny.

… って ちょっと 待った ! ||まった

あんた たち 勝手 に … ||かって| All he has to do is stand there, and he'll get walked.

あっ ムゲン さっき から 肉 ばっ か ||||にく||

う っせ え な 鍋 奉行 が ||||なべ|ぶぎょう| And here comes the fourth pitch!

ちゃんと ルール を って … |るーる||

ジン ! あんた も 肉 ばっかり じゃ ん |||にく|||

( ジン ) うまい

ルール なんて 知る か よ 弱肉強食 だ ろ 世の中 は るーる||しる|||じゃくにくきょうしょく|||よのなか| He ran away!

意外 と いける な いがい||| Momo!

ああ もう 勝手 な やつ ばっかり ! ||かって||| Damn, I guess they're just animals, after all.

は ー あ … |-|

( フウ ) あった あった 船 |||せん

あっ … Who are you?

お土産 買う の 忘れ た おみやげ|かう||わすれ|

( ムゲン ) は あ ? ( ジン ) 土産 ? ||||みやげ

( フウ ) カス テーラ but I guess that would be a lie.

ちょっと 買って き て くれる ? 2 人 で |かって||||じん| We're short on players, so you're gonna play, too.

あの なあ

ほら ここ に お 金 入って る から ||||きむ|はいって||

ご ちゃ ご ちゃ 言わ ない で 行った 行った ||||いわ|||おこなった|おこなった

私 は 船賃 の 交渉 し てる から わたくし||ふなちん||こうしょう|||

( ムゲン ) なん だ よ … った く

ほら っ

( 主人 ) よ いっと … あるじ||

う ? And Doubleday throws the first pitch!

へい いらっしゃい あ …

ああ …

( 馬 之 介 ) ここ に ムゲン て 名 の 琉球 の 罪人 が 来 た ろ ? うま|ゆき|かい|||||な||りゅうきゅう||ざいにん||らい||

( 主人 ) あ … あんた ら … あるじ|||

( 馬 之 介 ) 隠す つもり なら それ も いい さ うま|ゆき|かい|かくす||||||

でも なあ ここ に 人 を 殺し たく て たま ん ねえ やつ が いる ん だ ||||じん||ころし||||||||||

こいつ を 抑え られる か どう か 俺 に ゃ あ 自信 が ねえ けど なあ ||おさえ|||||おれ||||じしん||||

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) つたい|おに|ぼう||きせい

( 主人 ) ひ い いっ あるじ|||

ま … 待って くれ |まって| The batter's in a hole! And here comes the pitcher's third throw!

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) やめ て くれ っ つたい|おに|ぼう||きせい|あるじ||||

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) ぐ あっ つたい|おに|ぼう||きせい|あるじ||

( 伝 鬼 坊 の 奇声 ) ( 主人 ) う わ ああ あっ つたい|おに|ぼう||きせい|あるじ||||

( 伝 鬼 坊 ) ぐ が っ ぐ が っ が あ あっ … つたい|おに|ぼう|||||||||

い …\ N 生月 島 に 行く って … |n|いきつき|しま||いく|

( 馬 之 介 ) 俺 たち が ここ に 来 た こと は 忘れろ うま|ゆき|かい|おれ|||||らい||||わすれろ

誰 に も 言う ん じゃ ない いい な だれ|||いう|||||

分かって る …\ N 分かって る と も わかって||n|わかって|||

( 伝 鬼 坊 ) いけない な つたい|おに|ぼう|| Ball!

( 主人 ) ヒイイッ あるじ|

( 伝 鬼 坊 ) 誰 に も 言う な って 言わ れ た のに な つたい|おに|ぼう|だれ|||いう|||いわ||||

( 主人 ) ヒイイイッ あるじ|

( 切る 音 ) ( 主人 ) ぐ あっ きる|おと|あるじ||

( ムゲン ) なんか 適当 に 買 っと き ゃ いい ん だ ろ ? ||てきとう||か|||||||

( ジン ) しかし 結構 高い なあ ||けっこう|たかい|

( ムゲン ) 財布 に いくら 入って ん だ よ |さいふ|||はいって|||

( ジン ) ん ? No, I'm still alive...

( 船頭 ) そろそろ 出る よ ー ! せんどう||でる||-

今 行き ます いま|いき|

( 刈 屋 ) 何 か ? か|や|なん|

あ … いえ …

( 船頭 ) 出し ち まう ぞ ー ! せんどう|だし||||-

あの … Holy cow, he's fast! Will he go for an in-the-park home run?!

霞 … 清蔵 さん です か ? かすみ|きよぞう|||

ご … ごめんなさい

何 言って ん だ ろ う … 私 … なん|いって|||||わたくし

人違い で し た ひとちがい|||

ごめんなさい

( ムゲン ) 何 だ よ |なん||

( ジン ) フウ だ

( フウ ) 別れ が つらく なる から 一 人 で 行き ます |わかれ|||||ひと|じん||いき|

昨日 たき火 の 前 で 話し て た とき ホント に 楽しかった きのう|たきび||ぜん||はなし||||ほんと||たのしかった Hey, I ain't dead yet...

こんな とき が ずっと ずっと 続け ば いい の に って そう 思った |||||つづけ|||||||おもった

でも その とき 急に 怖く なった |||きゅうに|こわく|

いざ みんな と 別れる こと に なったら どう なっちゃ う ん だ ろ う |||わかれる||||||||||

今 まで ムゲン や ジン に 頼り すぎ て た ん じゃ ない か いま||||||たより|||||||

旅 が 終わって 一 人 に なって も ちゃんと やって いける だ ろ う か たび||おわって|ひと|じん||||||||||

そんな こと を いろいろ 考え まし た ||||かんがえ||

だから 一 人 で 行き ます |ひと|じん||いき|

最後 に 1 つ だけ さいご|||

2 人 に は 斬り 合って ほしく あり ませ ん じん|||きり|あって||||

お土産 の カス テーラ は 私 から の せん別 です おみやげ|||||わたくし|||せんべつ|

食べ ながら もう 一 度 よ ー く 考え て み て ください たべ|||ひと|たび||-||かんがえ||||

じゃあ また いつか

人 を 探し てる ん です じん||さがし|||

霞 清蔵 って 男 の 人 な ん です けど かすみ|きよぞう||おとこ||じん||||

この 島 に いたって 聞い た ん です |しま|||ききい|||

( 村人 ) 死に たい の か ? ( フウ ) え ? むらびと|しに|||||

いや … 私 は 人 を 探し て いる だけ で |わたくし||じん||さがし||||

わし ら まで 家族 や 住む 家 を 焼か れ ず に 済 ん だ ん だ |||かぞく||すむ|いえ||やか||||す|||| Ball! Ball!

出 て いけ ! 二 度 と その 名前 口 に する ん じゃ ない だ|||ふた|たび|||なまえ|くち|||||

( 戸 を 閉める 音 ) と||しめる|おと

あっ …

( 男の子 ) よっ おとこのこ|

( フウ ) よっ

ああ

( 女性 ) あっ おいで じょせい||

( 男の子 ) これ おとこのこ|

( 女性 ) いい から おいで じょせい|||

( フウ ) あ …

( 女性 ) その …\ N 探し てる 人 は 何 な ん だい ? じょせい||n|さがし||じん||なん|||

私 の 父 です わたくし||ちち|

そう …

え ?

北 の 岬 に ぽつんと 一軒家 が ある きた||みさき|||いっけんや||

そこ に 行って みる と いい ||おこなって|||

( フウ ) え ?

急 い だ ほう が いい きゅう|||||

だって あの 人 は … ||じん|

ありがとう

ありがとう The American team's bench is now piled high with corpses, too!

( 刈 屋 ) 絶望 と いう やつ は 希望 から のみ 生まれる か|や|ぜつぼう|||||きぼう|||うまれる

だが 人間 全く 希望 を 持た ず に 生きる の も 困難 |にんげん|まったく|きぼう||もた|||いきる|||こんなん

つまり 人 は 絶望 と ともに 生きる ほか ない と いう こと だ |じん||ぜつぼう|||いきる||||||

( ムゲン ) ああ ?

何 な ん だ よ て め え は なん||||||||

( 刈 屋 ) 霞 の 娘 なら 島 へ 渡った よ か|や|かすみ||むすめ||しま||わたった|

ん … あん ?

( ジン ) 知って る の か ? 霞 清蔵 を |しって||||かすみ|きよぞう|

異国 の 宗教 に 心 を 奪わ れ この 国 を 捨て た 重罪 人 だ いこく||しゅうきょう||こころ||うばわ|||くに||すて||じゅうざい|じん| I can't believe it! Both players are down!

この 九州 の 地 へ と 逃れ 島原 の 乱 に も 関わった と 聞く |きゅうしゅう||ち|||のがれ|しまばら||らん|||かかわった||きく

幕府 が その 存在 を 最も 消し た がって いる 男 だ ばくふ|||そんざい||もっとも|けし||||おとこ|

その 男 に 合流 しよ う と して いる 娘 の こと も もとより 承知 し て いる |おとこ||ごうりゅう||||||むすめ|||||しょうち|||

霞 の 居場所 を 知る ため に 今 まで 泳が せ て き た ん だ から な かすみ||いばしょ||しる|||いま||えい が||||||||

さて 残念 だ が ここ で 死 ん で もらう よ |ざんねん|||||し||||

( ムゲン ) 1 人 で 来 たって の か ? 大した 自信 じゃ ねえ か よ |じん||らい||||たいした|じしん||||

( 刈 屋 ) 来い か|や|こい

私 を 失望 さ せる な わたくし||しつぼう||| and the Americans went home with a profound fear of Japanese people.

( トンビ の 鳴き声 ) とんび||なきごえ

あ …

( 馬 之 介 ) そう 慌て ん な よ お嬢さん うま|ゆき|かい||あわて||||おじょうさん

そう だ よ なあ つれ え だ ろ う なあ

到着 の 寸前 で すべて 台なし に な っち まう ん だ から な とうちゃく||すんぜん|||だいなし||||||||

そう よ そういう 感じ を 味わって ほしい の よ |||かんじ||あじわって|||

俺 たち の 気持ち を 分かって ほしい わけ よ おれ|||きもち||わかって|||

な … 何 を 言って る の ? |なん||いって||

( 馬 之 介 ) ここ が お前 の 墓場 だって こと うま|ゆき|かい|||おまえ||はかば||

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