×

Nós usamos os cookies para ajudar a melhorar o LingQ. Ao visitar o site, você concorda com a nossa política de cookies.


image

Fullmetal Alchemist Brotherhood, Fullmetal Alchemist Brotherhood Episode 02

Fullmetal Alchemist Brotherhood Episode 02

錬金術 は 物質 を 理解 分解 再 構築 する 科学 なり

されど 万能 の 技 に は あら ず

無から 有 を 生ずる こと あた わ ず

何 か を 得よう と 欲すれば

必ず 同等の 代価 を 支払う もの なり

これ すなわち 錬金術 の 基本 等 価 交換 なり

錬金術 師 に 禁 忌 あり

そ は 人体 錬成 なり

これ 何 人 も 犯す こと なかれ

兄さん

リオール の 教主 の 噂 どう 思う

奇跡 の 業 なぁ

何も ない 空間 から 花 を 錬成 する って んだ ろ

単なる 手品 かも しれ ない が

もし そう で なければ

ああ ひょっとすると ひ ょっ と する かも しれ ない な

クセルクセス を 一夜 で 滅ぼした 天上 の 石

東 の 賢 者 に よって 封印 さ れた 大 エリクシル

呼び名 は いろいろ ある けど

つまり は 錬金術 を 強化 して くれる もの

それ が 賢 者 の 石

これ が あれば アル の 体 を 取り戻せる かも しれ ない のに

く っそ もっと 詳しく 書 い とけよ

アル

何 今度 こそ 当たり だ と いい な うん そう だ ね

エド アル

どこ

あら ま

また 父さん の 書斎 を 散らかして

あら ダメ よ そんな 所 に 落書き しちゃ

落書き じゃ ない よ 見て て

それ 錬金術 よ ね

父さん に 習った の

いない 人 に どう やって 習う の さ

本 読んだら 書いて あった よ

書いて あった って

やっちゃ いけない こと だった

そんな こと な いわ

すごい さすが 父さん の 子 ね

母さん みんな に 自慢 しちゃ おう

母さん が 褒めて くれる

それ が うれしくて オレ たち は 錬金術 に のめり込んだ

でも その 年 の 夏

はやり 病 に 見舞わ れて 母さん は 逝って しまった

兄ちゃん おなか すいた

寒い し 帰ろう よ

お 父さん が 帰って 来れば

あいつ の こと は 言う な

あんな ヤツ 父さん じゃ ない

お 母さん の お 葬式 に も 帰って 来 なかった んだ ぞ

お 母さん を 元 に 戻せ ない か な

でも 人間 を つくる の は やっちゃ いけない こと だって

本 に 書いて あった よ

だから 二 人 だけ の 秘密な

また ここ に 来て る

なんだ よ ウィンリィ

ばっ ちゃん が 言って たよ

死んだ 人 の こと を 思って 泣く と

その 涙 の 分 だけ あの世 で 死んだ 人 も 悲しむ って

泣いて なんか ねぇ よ

お前 こそ お 父さん と お 母さん しょっちゅう 出かけて る から

さみしくて 泣いて る くせ に

な 泣いて なんか ない わ よ

へ へ っ 本当 か なぁ

あんた なんか 心配 して 損した

私 より 遅かったら 飯 抜き だ から ね

なんだ よ そりゃ

待てよ

ああ っ 待って よ

いった だき ます

ほら エド も 牛乳 飲 ん じまい な

牛乳 嫌い

飲ま ない と チビ の まん まだ よ

誰 が チビ じゃ 寸 足らず ババア

なん だって この 豆 粒 チビ

ミニマムババア

マイクロチビ

アリンコサイズ

ミジンコサイズ

また 学校 で 関係ない 本 を 読んで

授業 ちゃん と 聞か なきゃ

うる せ ぇ なぁ

ねえ なん の 本 読んで る の

秘密

ウィンリィ に は 関係 ねぇ よ

ずるい いつも 二 人 で 秘密に して

じゃあ ねぇ

エド アル

今日 の 晩 ご飯 シチュー だって さ

やった

おう また あと で な

それにしても シチュー を 発明 した 人 は 偉大だ

牛乳 が 入って る のに あんなに うまい

なんだ よ それ

野菜 スープ に 牛乳 を 突っ込む っ つう 考え が すげ ぇよ

科学 者 に も そういう 発想 の 転換 が 必要だ な

そんな もんか なぁ

そう さ

人体 錬成 も きっと そういう 発想 が 必要な んだ よ

それ から オレ たち は 母さん を よみがえら せる ため に

人体 錬成 に ついて 調べ

錬金術 の 師匠 の もと で 腕 を 磨いた

何 年 も 何 年 も 掛かった けど

母さん の 笑顔 を 見 たい

母さん と また 楽しく 暮らし たい

その 思い で オレ たち は

出来た

水 35 リットル

炭素 20 キロ グラム

アンモニア 4 リットル

石灰 1.5 キロ グラム

燐 800 グラム

塩分 250 グラム

硝石 100 グラム

硫黄 80 グラム

フッ 素 7.5 グラム

鉄 5 グラム

珪素 3 グラム

よし 構築 式 を 書く ぞ

あと は 魂 の 情報 だ

いく ぞ アル

兄さん なんか 変だ よ

アル

まさか リバウンド

兄さん 兄さん

兄さん 兄さん

兄さん

アル

あれ オレ 何 して た んだ っけ

よう

誰 おお よくぞ 聞いて くれ ました オレ は お前たち が 世界 と 呼ぶ 存在

あるいは 宇宙

あるいは 神

あるいは 真理

あるいは 全

あるいは 一

そして オレ は お前 だ

ようこそ 身の程 知ら ず の バカ 野郎

うるさい な

お前 が 欲しがって た もの だ ろ

見せて やる よ

真理 を

ものすごい 量 の 情報 を 直接 頭 に ぶち 込ま れた みたいだった

やめろ 頭 が 割れる

分解 さ れる

イヤだ やめて くれ

やめて

頭 が 割れ そうだった

だけど 唐突に 理解 した

これ が 真理

母さん

どう だった

そう だ

オレ の 人体 錬成 理論 は 間違っちゃ い なかった

でも 足りない んだ

もう 少し 先 に オレ の 求めて いる もの が

人体 錬成 の 真理 が あった

お 願い だ もう 一 度 見せて くれ

ダメだ ね

これ だけ の 通行 料 だ と ここ まで しか 見せ られ ない

通行 料

そう 通行 料

等 価 交換 だ ろ 錬金術 師

くそ っ こんな こと が あって たまる か

こんな こんな はずじゃ

ちくしょう 持っていか れた ぁ

助けて 誰 か

母さん 母さん

ウソ だ 違う

こんな の

こんな の を 望んだ んじゃ ない

アル アルフォンス

アルフォンス アルフォンス

オレ の せい で

アルフォンス

ちくしょう ちくしょう

返せよ 弟 な んだ

足 だろう が 腕 だろう が

心臓 だろう が くれて やる

だから 返せよ

たった 一 人 の 弟 な んだ よ

よう まだ セントラル に いた の か

めでたく 東方 司令 部 に 帰れる こと に なった

そりゃ あご 苦労 さん

次に 来る ときゃ 准将 ぐらい に な っと け よ 大佐

簡単に 言う

ああ そう だ

帰る ん なら 先 に 渡し と こう

なんだ

アイザック · マクドゥーガル に 関する 最終 報告 書 だ

まだ お前 さん とこ に は 届いて ないだ ろ

「 シン 国 の 錬丹 術 」

そういう もの が ある らしい

正直 オレ に は さっぱり だ が 知って る か

いや 初耳 だ

ところで エルリック 兄弟 は どう して る

オレ は あいつ ら の 保護 者 じゃ ない

なあ なん だって エド を 国家 錬金術 師 に した んだ

まだ 子供 な んだ ぜ

軍 に いる 以上 いつか 地獄 を 見る は めに なる

オレ たち みたいに な

地獄 か

地獄 なら 見た さ 二 人 と も

もう 十分に な

中佐 裏 に も いま せ

これ は

どこ だ エルリック 兄弟 と やら は どこ に いる

うるさい よ デン

お 客 さん に は

ちょっと あんた 軍人 が いきなり なんだい

君 たち の 家 に 行った ぞ

なんだ あの 有様 は

何 を 作った

ごめんなさい 許して ください

ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい

君 は

驚き ました

優れた 錬金術 師 が いる と 聞いて 訪ねて きた のです が

まさか こんな 子供 が

不完全 と は いえ 人体 錬成 を 行い

魂 の 定着 まで 成し遂げる と は

国家 錬金術 師 に なる 資質 が 十分 あり ます

国家 錬金術 師 に なる と

有事 の 際 は 兵士 と して 働く こと に なり ます が

同時に さまざまな 特権 や 最高 レベル の 研究 が 可能 と なる のです

この 子 たち が 元 の 体 に 戻る 方法 も あるいは

この 子 が 血まみれで 転がり込んで 来た 後 に ね

私 は この 子 たち の 家 に 行った の さ

あれ は あれ は 人間 なんか じゃ なかった

あんな 恐ろしい もの を つくる の が 錬金術 な の かい

私 は 反対だ ね

また 地獄 を 見ろ って の かいこ の 子 たち に

どうぞ

あり が と

あの 少尉 さん

リザ で いい わ  リザ · ホークアイ

よろしく ね

リザ さん は 人 を 撃った こと が ある の

ある わ

軍人 さん は 嫌い

父さん も 母さん も 戦場 に 連れて いか れて 殺さ れた から

その うえ エド と アル も 連れて いこう と して る

行く か どう か は あの 子 たち が 自分 で 決める こと よ

そう 自分 で 決める こと

強制 は し ない

ただ 私 は 可能 性 を 提示 する

進む の か とどまる の か

絶望 の まま 一生 を 終える か

可能 性 を 求めて 軍 に 頭 を 垂れる か

それ を 決める の は あの 子 たち 自身

そこ に 可能 性 が ある ならば

元 の 体 に 戻る ため に 前 に 進む べきだろう

たとえ それ が 泥 の 河 だった と して も

リザ さん は なぜ 軍人 に なった の

守る べき 人 が いる から

帰る ぞ

はい

じゃあ さよなら ね お嬢さん

ウィンリィ です

そう ウィンリィ ちゃん

また 会える と いい わ ね

来る でしょう か

来る さ

あの 少年 無気力な 目 を して ました けど

そう かね

あれ は 火 の ついた 目だ

後悔 し ない かい

うん もう 決めた こと だ から

手術 と リハビリ で どれ ぐらい 掛かる

だいたい 3 年 って とこ だ ね

1 年 だ

血 ヘド を 吐く こと に なる よ

アル もう 少し 我慢 して くれ な

オレ が 元 の 体 に 戻して やる

うん その とき は 兄さん の 体 も 一緒だ よ

もう 体 は 完ぺきだ ね

おう あと は 錬金術 だ

あれ 以来 使って ない から なぁ

そ っか 僕 の 魂 を 錬成 した とき 以来 なんだ

兄さん

おお ばっ ちり ばっ ちり

すごい よ 兄さん 錬成 陣 も なし に

師匠 と 同じ こと が できる ように なった んだ ね

アル も できる だ ろ

でき ない よ 兄さん

あれ を 見 なかった の か

あれ って

いや なんでもない

こら 私 の 機械 鎧 変形 さ せた わ ね

オレ の 頭 は 変形 して も いい の か よ

痛 っ った く

かわい げ の ねぇ 機械 オタ だ ぜ

かわい げ なくて 結構 機械 オタ 結構

私 あんた が 元 の 体 に 戻る まで

サポート する って 決めた んだ から

は あ

試験 を 見学 さ れる と は お 珍しい

何 12 歳 の 子供 が 来た と いう ので な 話 の 種 に 見て おこう と 思った のだ よ

おお 鋼 の 義 手 か

東部 の 内乱 で

ああ イシュヴァール に は 手 を 焼いた な うん

誰 バカ キング · ブラッドレイ 大 総統 閣下 だ さあ 試験 を 始めた まえ

錬成 陣 を 描く 道具 は 持って いる か

いら ない よ そんな もん

錬成 陣 も なし に

これ は なかなか

閣下

って いう ふうに 要人 暗殺 が ある かも しれ ない から さ

この 試験 方法 見直した 方 が いい んじゃ ない

なかなか 肝 が 据わって おる

だが 世界 の 広 さ を 知ら ぬ

残り の 試験 も 頑張り たまえ

若 すぎる 錬金術 師 よ

いつ 抜いた んだ よ

兄さん 試験 大丈夫 か なぁ

ねえ アル

うん なあ に

エド が 国家 錬金術 師 に なったら

この 村 出て いっちゃ う の

うん

これ が 国家 資格 の 証し

銀 時計

拝 命 証 と 細かい 規約 は これ っと

大 総統 も 随分 と また 皮肉な 銘 を

何 いや おめでとう これ で 君 も 晴れて 軍 の 狗 だ

大 総統 キング · ブラッドレイ の 名 に おいて

汝 エドワード · エルリック を 国家 錬金術 師 に 任命 し

銘 『 鋼 』 を 授ける

鋼 そう  国家 錬金術 師 に 与え られる 二 つ 名 君 が 背負う その 名 は

鋼 の 錬金術 師

いい ねぇ その 重 っ 苦しい 感じ

背負って やろう じゃ ねぇ の

兄さん そろそろ 着く よ

リオール か

あの 街 に アル の 体 を 元 に 戻す 手がかり が

賢 者 の 石

{ an 8 fad (600,600) pos (424,12) fsp -1 fs 22} 日本 语 字幕 录入 : FAYFAY

リオール の 街 を 訪れた エド と アル は

死者 の 復活 を 標榜 する 男 コーネロ と 出会う

{ an 8 fad (600,600) pos (424,08) fs 24} 漫游 字幕 组 { fsp -2 fnarial b 0 fs 22} http :// popgo . net / bbs

祈り 信じよ されば 救わ れ ん

そう 唱える コーネロ の 指 に

赤く 光る 賢 者 の 石 が あった

次回 鋼 の 錬金術 師

FULLMETAL ALCHEMIST

第 三 話 邪教 の 街

真実 から 目 を 背ける こと で 得 られる 幸せ と は


Fullmetal Alchemist Brotherhood Episode 02 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist Brotherhood Episode 02

錬金術 は 物質 を 理解 分解 再 構築 する 科学 なり れんきんじゅつ||ぶっしつ||りかい|ぶんかい|さい|こうちく||かがく|

されど   万能 の 技 に は あら ず |ばんのう||わざ||||

無から 有 を 生ずる こと あた わ ず なから|ゆう||しょうずる||||

何 か を 得よう と 欲すれば なん|||えよう||ほっすれば

必ず 同等の 代価 を 支払う もの なり かならず|どうとうの|だいか||しはらう||

これ すなわち 錬金術 の 基本   等 価 交換 なり ||れんきんじゅつ||きほん|とう|か|こうかん|

錬金術 師 に 禁 忌 あり れんきんじゅつ|し||きん|い|

そ は 人体 錬成 なり ||じんたい|れんせい|

これ 何 人 も 犯す こと なかれ |なん|じん||おかす||

兄さん にいさん

リオール の 教主 の 噂   どう 思う ||きょうしゅ||うわさ||おもう

奇跡 の 業 なぁ きせき||ぎょう|

何も ない 空間 から 花 を 錬成 する って んだ ろ なにも||くうかん||か||れんせい||||

単なる 手品 かも しれ ない が たんなる|てじな||||

もし   そう で なければ

ああ   ひょっとすると ひ ょっ と する かも しれ ない な

クセルクセス を 一夜 で 滅ぼした 天上 の 石 ||いちや||ほろぼした|てんじょう||いし

東 の 賢 者 に よって 封印 さ れた 大 エリクシル ひがし||かしこ|もの|||ふういん|||だい|

呼び名 は いろいろ ある けど よびな||||

つまり は   錬金術 を 強化 して くれる もの ||れんきんじゅつ||きょうか|||

それ が 賢 者 の 石 ||かしこ|もの||いし

これ が あれば   アル の 体 を 取り戻せる かも しれ ない のに |||||からだ||とりもどせる||||

く っそ   もっと 詳しく 書 い とけよ |||くわしく|しょ||

アル

何 今度 こそ   当たり だ と いい な なん|こんど||あたり|||| うん そう だ ね

エド アル

どこ

あら ま

また 父さん の 書斎 を 散らかして |とうさん||しょさい||ちらかして

あら ダメ よ   そんな 所 に 落書き しちゃ |だめ|||しょ||らくがき|

落書き じゃ ない よ 見て て らくがき||||みて|

それ   錬金術 よ ね |れんきんじゅつ||

父さん に 習った の とうさん||ならった|

いない 人 に どう やって 習う の さ |じん||||ならう||

本 読んだら 書いて あった よ ほん|よんだら|かいて||

書いて あった って かいて||

やっちゃ いけない こと だった

そんな こと な いわ

すごい   さすが 父さん の 子 ね ||とうさん||こ|

母さん   みんな に 自慢 しちゃ おう かあさん|||じまん||

母さん が 褒めて くれる かあさん||ほめて|

それ が うれしくて   オレ たち は 錬金術 に のめり込んだ |||おれ|||れんきんじゅつ||のめりこんだ

でも   その 年 の 夏 ||とし||なつ

はやり 病 に 見舞わ れて   母さん は 逝って しまった |びょう||みまわ||かあさん||いって|

兄ちゃん   おなか すいた にいちゃん||

寒い し   帰ろう よ さむい||かえろう|

お 父さん が 帰って 来れば |とうさん||かえって|くれば

あいつ の こと は 言う な ||||いう|

あんな ヤツ 父さん じゃ ない |やつ|とうさん||

お 母さん の お 葬式 に も 帰って 来 なかった んだ ぞ |かあさん|||そうしき|||かえって|らい|||

お 母さん を 元 に 戻せ ない か な |かあさん||もと||もどせ|||

でも 人間 を つくる の は やっちゃ いけない こと だって |にんげん||||||||

本 に 書いて あった よ ほん||かいて||

だから   二 人 だけ の 秘密な |ふた|じん|||ひみつな

また ここ に 来て る |||きて|

なんだ よ   ウィンリィ

ばっ ちゃん が 言って たよ |||いって|

死んだ 人 の こと を 思って 泣く と しんだ|じん||||おもって|なく|

その 涙 の 分 だけ   あの世 で 死んだ 人 も 悲しむ って |なみだ||ぶん||あのよ||しんだ|じん||かなしむ|

泣いて なんか ねぇ よ ないて|||

お前 こそ   お 父さん と お 母さん しょっちゅう 出かけて る から おまえ|||とうさん|||かあさん||でかけて||

さみしくて 泣いて る くせ に |ないて|||

な   泣いて なんか ない わ よ |ないて||||

へ へ っ 本当 か なぁ |||ほんとう||

あんた なんか 心配 して 損した ||しんぱい||そんした

私 より 遅かったら 飯 抜き だ から ね わたくし||おそかったら|めし|ぬき|||

なんだ よ そりゃ

待てよ まてよ

ああ っ 待って よ ||まって|

いった だき ます

ほら   エド も 牛乳 飲 ん じまい な |||ぎゅうにゅう|いん|||

牛乳 嫌い ぎゅうにゅう|きらい

飲ま ない と チビ の まん まだ よ のま|||||||

誰 が チビ じゃ 寸 足らず ババア だれ||||すん|たら ず|

なん だって この 豆 粒 チビ |||まめ|つぶ|

ミニマムババア

マイクロチビ

アリンコサイズ

ミジンコサイズ

また 学校 で 関係ない 本 を 読んで |がっこう||かんけいない|ほん||よんで

授業 ちゃん と 聞か なきゃ じゅぎょう|||きか|

うる せ ぇ なぁ

ねえ   なん の 本 読んで る の |||ほん|よんで||

秘密 ひみつ

ウィンリィ に は 関係 ねぇ よ |||かんけい||

ずるい   いつも 二 人 で 秘密に して ||ふた|じん||ひみつに|

じゃあ ねぇ

エド アル

今日 の 晩 ご飯   シチュー だって さ きょう||ばん|ごはん|しちゅー||

やった

おう   また あと で な

それにしても シチュー を 発明 した 人 は 偉大だ |しちゅー||はつめい||じん||いだいだ

牛乳 が 入って る のに あんなに うまい ぎゅうにゅう||はいって||||

なんだ よ それ

野菜 スープ に 牛乳 を 突っ込む っ つう 考え が すげ ぇよ やさい|すーぷ||ぎゅうにゅう||つっこむ|||かんがえ|||

科学 者 に も そういう 発想 の 転換 が 必要だ な かがく|もの||||はっそう||てんかん||ひつようだ|

そんな もんか なぁ

そう さ

人体 錬成 も きっと   そういう 発想 が 必要な んだ よ じんたい|れんせい||||はっそう||ひつような||

それ から オレ たち は   母さん を よみがえら せる ため に ||おれ|||かあさん|||||

人体 錬成 に ついて 調べ じんたい|れんせい|||しらべ

錬金術 の 師匠 の もと で   腕 を 磨いた れんきんじゅつ||ししょう||||うで||みがいた

何 年 も 何 年 も 掛かった けど なん|とし||なん|とし||かかった|

母さん の 笑顔 を 見 たい かあさん||えがお||み|

母さん と また 楽しく 暮らし たい かあさん|||たのしく|くらし|

その 思い で オレ たち は |おもい||おれ||

出来た できた

水  35 リットル すい|

炭素  20 キロ グラム たんそ|きろ|ぐらむ

アンモニア  4 リットル あんもにあ|

石灰  1.5 キロ グラム せっかい|きろ|ぐらむ

燐  800 グラム りん|ぐらむ

塩分  250 グラム えんぶん|ぐらむ

硝石  100 グラム しょういし|ぐらむ

硫黄  80 グラム いおう|ぐらむ

フッ 素  7.5 グラム |そ|ぐらむ

鉄  5 グラム くろがね|ぐらむ

珪素  3 グラム けいもと|ぐらむ

よし   構築 式 を 書く ぞ |こうちく|しき||かく|

あと は   魂 の 情報 だ ||たましい||じょうほう|

いく ぞ   アル

兄さん   なんか 変だ よ にいさん||へんだ|

アル

まさか   リバウンド |りばうんど

兄さん   兄さん にいさん|にいさん

兄さん   兄さん にいさん|にいさん

兄さん にいさん

アル

あれ   オレ 何 して た んだ っけ |おれ|なん||||

よう

誰 おお よくぞ 聞いて くれ ました だれ|||きいて|| オレ は お前たち が 世界 と 呼ぶ 存在 おれ||おまえたち||せかい||よぶ|そんざい

あるいは 宇宙 |うちゅう

あるいは 神 |かみ

あるいは 真理 |しんり

あるいは 全 |ぜん

あるいは 一 |ひと

そして オレ は   お前 だ |おれ||おまえ|

ようこそ   身の程 知ら ず の バカ 野郎 |みのほど|しら|||ばか|やろう

うるさい な

お前 が 欲しがって た もの だ ろ おまえ||ほしがって||||

見せて やる よ みせて||

真理 を しんり|

ものすごい 量 の 情報 を   直接 頭 に ぶち 込ま れた みたいだった |りょう||じょうほう||ちょくせつ|あたま|||こま||

やめろ   頭 が 割れる |あたま||われる

分解 さ れる ぶんかい||

イヤだ   やめて くれ いやだ||

やめて

頭 が 割れ そうだった あたま||われ|そう だった

だけど 唐突に 理解 した |とうとつに|りかい|

これ が 真理 ||しんり

母さん かあさん

どう だった

そう だ

オレ の 人体 錬成 理論 は   間違っちゃ い なかった おれ||じんたい|れんせい|りろん||まちがっちゃ||

でも   足りない んだ |たりない|

もう 少し 先 に オレ の 求めて いる もの が |すこし|さき||おれ||もとめて|||

人体 錬成 の 真理 が あった じんたい|れんせい||しんり||

お 願い だ   もう 一 度 見せて くれ |ねがい|||ひと|たび|みせて|

ダメだ ね だめだ|

これ だけ の 通行 料 だ と ここ まで しか 見せ られ ない |||つうこう|りょう||||||みせ||

通行 料 つうこう|りょう

そう   通行 料 |つうこう|りょう

等 価 交換 だ ろ 錬金術 師 とう|か|こうかん|||れんきんじゅつ|し

くそ っ   こんな こと が あって たまる か

こんな   こんな はずじゃ

ちくしょう   持っていか れた ぁ |もっていか||

助けて   誰 か たすけて|だれ|

母さん   母さん かあさん|かあさん

ウソ だ   違う うそ||ちがう

こんな の

こんな の を 望んだ んじゃ ない |||のぞんだ||

アル   アルフォンス

アルフォンス   アルフォンス

オレ の せい で おれ|||

アルフォンス

ちくしょう   ちくしょう

返せよ   弟 な んだ かえせよ|おとうと||

足 だろう が 腕 だろう が あし|||うで||

心臓 だろう が くれて やる しんぞう||||

だから 返せよ |かえせよ

たった 一 人 の 弟 な んだ よ |ひと|じん||おとうと|||

よう   まだ セントラル に いた の か

めでたく 東方 司令 部 に 帰れる こと に なった |とうほう|しれい|ぶ||かえれる|||

そりゃ あご 苦労 さん ||くろう|

次に 来る ときゃ   准将 ぐらい に な っと け よ   大佐 つぎに|くる||じゅんしょう|||||||たいさ

簡単に 言う かんたんに|いう

ああ そう だ

帰る ん なら 先 に 渡し と こう かえる|||さき||わたし||

なんだ

アイザック · マクドゥーガル に 関する 最終 報告 書 だ あいざっく|||かんする|さいしゅう|ほうこく|しょ|

まだ お前 さん とこ に は   届いて ないだ ろ |おまえ|||||とどいて||

「 シン 国 の 錬丹 術 」 |くに||錬たん|じゅつ

そういう もの が ある らしい

正直 オレ に は さっぱり だ が   知って る か しょうじき|おれ||||||しって||

いや   初耳 だ |はつみみ|

ところで   エルリック 兄弟 は どう して る ||きょうだい||||

オレ は あいつ ら の 保護 者 じゃ ない おれ|||||ほご|もの||

なあ   なん だって エド を 国家 錬金術 師 に した んだ |||||こっか|れんきんじゅつ|し|||

まだ 子供 な んだ ぜ |こども|||

軍 に いる 以上   いつか 地獄 を 見る は めに なる ぐん|||いじょう||じごく||みる|||

オレ たち みたいに な おれ|||

地獄 か じごく|

地獄 なら 見た さ   二 人 と も じごく||みた||ふた|じん||

もう 十分に な |じゅうぶんに|

中佐   裏 に も いま せ ちゅうさ|うら||||

これ は

どこ だ   エルリック 兄弟 と やら は   どこ に いる |||きょうだい||||||

うるさい よ   デン

お 客 さん に は |きゃく|||

ちょっと あんた   軍人 が いきなり なんだい ||ぐんじん|||

君 たち の 家 に 行った ぞ きみ|||いえ||おこなった|

なんだ あの 有様 は ||ありさま|

何 を 作った なん||つくった

ごめんなさい   許して ください |ゆるして|

ごめんなさい   ごめんなさい   ごめんなさい

君 は きみ|

驚き ました おどろき|

優れた 錬金術 師 が いる と 聞いて 訪ねて きた のです が すぐれた|れんきんじゅつ|し||||きいて|たずねて|||

まさか   こんな 子供 が ||こども|

不完全 と は いえ 人体 錬成 を 行い ふかんぜん||||じんたい|れんせい||おこない

魂 の 定着 まで 成し遂げる と は たましい||ていちゃく||なしとげる||

国家 錬金術 師 に なる 資質 が 十分 あり ます こっか|れんきんじゅつ|し|||ししつ||じゅうぶん||

国家 錬金術 師 に なる と こっか|れんきんじゅつ|し|||

有事 の 際 は 兵士 と して 働く こと に なり ます が ゆうじ||さい||へいし|||はたらく|||||

同時に   さまざまな 特権 や 最高 レベル の 研究 が 可能 と なる のです どうじに||とっけん||さいこう|れべる||けんきゅう||かのう|||

この 子 たち が 元 の 体 に 戻る 方法 も   あるいは |こ|||もと||からだ||もどる|ほうほう||

この 子 が 血まみれで 転がり込んで 来た 後 に ね |こ||ちまみれで|ころがりこんで|きた|あと||

私 は この 子 たち の 家 に 行った の さ わたくし|||こ|||いえ||おこなった||

あれ は   あれ は 人間 なんか じゃ なかった ||||にんげん|||

あんな 恐ろしい もの を つくる の が 錬金術 な の かい |おそろしい||||||れんきんじゅつ|||

私 は 反対だ ね わたくし||はんたいだ|

また 地獄 を 見ろ って の かいこ の 子 たち に |じごく||みろ|||||こ||

どうぞ

あり が と

あの   少尉 さん |しょうい|

リザ で いい わ  リザ · ホークアイ

よろしく ね

リザ さん は   人 を 撃った こと が ある の |||じん||うった||||

ある わ

軍人 さん は 嫌い ぐんじん|||きらい

父さん も 母さん も   戦場 に 連れて いか れて 殺さ れた から とうさん||かあさん||せんじょう||つれて|||ころさ||

その うえ   エド と アル も 連れて いこう と して る ||||||つれて||||

行く か どう か は   あの 子 たち が 自分 で 決める こと よ いく||||||こ|||じぶん||きめる||

そう   自分 で 決める こと |じぶん||きめる|

強制 は し ない きょうせい|||

ただ 私 は 可能 性 を 提示 する |わたくし||かのう|せい||ていじ|

進む の か とどまる の か すすむ|||||

絶望 の まま 一生 を 終える か ぜつぼう|||いっしょう||おえる|

可能 性 を 求めて 軍 に 頭 を 垂れる か かのう|せい||もとめて|ぐん||あたま||しだれる|

それ を 決める の は   あの 子 たち 自身 ||きめる||||こ||じしん

そこ に 可能 性 が ある ならば ||かのう|せい|||

元 の 体 に 戻る ため に   前 に 進む べきだろう もと||からだ||もどる|||ぜん||すすむ|

たとえ それ が   泥 の 河 だった と して も |||どろ||かわ||||

リザ さん は なぜ 軍人 に なった の ||||ぐんじん|||

守る べき 人 が いる から まもる||じん|||

帰る ぞ かえる|

はい

じゃあ さよなら ね   お嬢さん |||おじょうさん

ウィンリィ です

そう   ウィンリィ ちゃん

また   会える と いい わ ね |あえる||||

来る でしょう か くる||

来る さ くる|

あの 少年   無気力な 目 を して ました けど |しょうねん|むきりょくな|め||||

そう かね

あれ は   火 の ついた 目だ ||ひ|||めだ

後悔 し ない かい こうかい|||

うん   もう 決めた こと だ から ||きめた|||

手術 と リハビリ で どれ ぐらい 掛かる しゅじゅつ||りはびり||||かかる

だいたい 3 年 って とこ だ ね |とし||||

1 年 だ とし|

血 ヘド を 吐く こと に なる よ ち|||はく||||

アル   もう 少し 我慢 して くれ な ||すこし|がまん|||

オレ が 元 の 体 に 戻して やる おれ||もと||からだ||もどして|

うん   その とき は 兄さん の 体 も 一緒だ よ ||||にいさん||からだ||いっしょだ|

もう   体 は 完ぺきだ ね |からだ||かんぺきだ|

おう   あと は 錬金術 だ |||れんきんじゅつ|

あれ 以来 使って ない から なぁ |いらい|つかって|||

そ っか   僕 の 魂 を 錬成 した とき 以来 なんだ ||ぼく||たましい||れんせい|||いらい|

兄さん にいさん

おお   ばっ ちり ばっ ちり

すごい よ 兄さん   錬成 陣 も なし に ||にいさん|れんせい|じん|||

師匠 と 同じ こと が できる ように なった んだ ね ししょう||おなじ|||||||

アル も できる だ ろ

でき ない よ 兄さん |||にいさん

あれ を 見 なかった の か ||み|||

あれ って

いや   なんでもない

こら   私 の 機械 鎧 変形 さ せた わ ね |わたくし||きかい|よろい|へんけい||||

オレ の 頭 は 変形 して も いい の か よ おれ||あたま||へんけい||||||

痛 っ った く つう|||

かわい げ の ねぇ 機械 オタ だ ぜ ||||きかい|||

かわい げ なくて 結構   機械 オタ 結構 |||けっこう|きかい||けっこう

私   あんた が 元 の 体 に 戻る まで わたくし|||もと||からだ||もどる|

サポート する って 決めた んだ から さぽーと|||きめた||

は あ

試験 を 見学 さ れる と は お 珍しい しけん||けんがく||||||めずらしい

何 12 歳 の 子供 が 来た と いう ので な なん|さい||こども||きた|||| 話 の 種 に 見て おこう と 思った のだ よ はなし||しゅ||みて|||おもった||

おお   鋼 の 義 手 か |はがね||ただし|て|

東部 の 内乱 で とうぶ||ないらん|

ああ イシュヴァール に は 手 を 焼いた な うん ||||て||やいた||

誰 バカ   キング · ブラッドレイ 大 総統 閣下 だ だれ|ばか|きんぐ||だい|そうとう|かっか| さあ   試験 を 始めた まえ |しけん||はじめた|

錬成 陣 を 描く 道具 は 持って いる か れんせい|じん||えがく|どうぐ||もって||

いら ない よ そんな もん

錬成 陣 も なし に れんせい|じん|||

これ は   なかなか

閣下 かっか

って いう ふうに 要人 暗殺 が ある かも しれ ない から さ |||ようじん|あんさつ|||||||

この 試験 方法 見直した 方 が いい んじゃ ない |しけん|ほうほう|みなおした|かた||||

なかなか 肝 が 据わって おる |かん||すわって|

だが 世界 の 広 さ を 知ら ぬ |せかい||ひろ|||しら|

残り の 試験 も 頑張り たまえ のこり||しけん||がんばり|

若 すぎる 錬金術 師 よ わか||れんきんじゅつ|し|

いつ 抜いた んだ よ |ぬいた||

兄さん   試験 大丈夫 か なぁ にいさん|しけん|だいじょうぶ||

ねえ   アル

うん   なあ に

エド が 国家 錬金術 師 に なったら ||こっか|れんきんじゅつ|し||

この 村 出て いっちゃ う の |むら|でて|||

うん

これ が 国家 資格 の 証し ||こっか|しかく||しょうし

銀 時計 ぎん|とけい

拝 命 証 と 細かい 規約 は これ っと おが|いのち|あかし||こまかい|きやく|||

大 総統 も 随分 と また 皮肉な 銘 を だい|そうとう||ずいぶん|||ひにくな|めい|

何 いや   おめでとう なん|| これ で 君 も   晴れて 軍 の 狗 だ ||きみ||はれて|ぐん||く|

大 総統 キング · ブラッドレイ の 名 に おいて だい|そうとう|きんぐ|||な||

汝 エドワード · エルリック を 国家 錬金術 師 に 任命 し なんじ|えどわーど|||こっか|れんきんじゅつ|し||にんめい|

銘 『 鋼 』 を 授ける めい|はがね||さずける

鋼 そう  国家 錬金術 師 に 与え られる 二 つ 名 はがね||こっか|れんきんじゅつ|し||あたえ||ふた||な 君 が 背負う その 名 は きみ||せおう||な|

鋼 の 錬金術 師 はがね||れんきんじゅつ|し

いい ねぇ   その 重 っ 苦しい 感じ |||おも||くるしい|かんじ

背負って やろう じゃ ねぇ の せおって||||

兄さん   そろそろ 着く よ にいさん||つく|

リオール か

あの 街 に   アル の 体 を 元 に 戻す 手がかり が |がい||||からだ||もと||もどす|てがかり|

賢 者 の 石 かしこ|もの||いし

{\ an 8\ fad (600,600)\ pos (424,12)\ fsp -1\ fs 22} 日本 语 字幕 录入 : FAYFAY |||||にっぽん||じまく|录にゅう|fayfay

リオール の 街 を 訪れた エド と アル は ||がい||おとずれた||||

死者 の 復活 を 標榜 する 男 コーネロ と 出会う ししゃ||ふっかつ||ひょうぼう||おとこ|||であう

{\ an 8\ fad (600,600)\ pos (424,08)\ fs 24} 漫游 字幕 组 {\ fsp -2\ fnarial \ b 0\ fs 22} http :// popgo . net / bbs ||||まんゆう|じまく|||||||||

祈り 信じよ   されば 救わ れ ん いのり|しんじよ||すくわ||

そう 唱える コーネロ の 指 に |となえる|||ゆび|

赤く 光る   賢 者 の 石 が あった あかく|ひかる|かしこ|もの||いし||

次回   鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 三 話   邪教 の 街 だい|みっ|はなし|じゃきょう||がい

真実 から 目 を 背ける こと で   得 られる 幸せ と は しんじつ||め||そむける|||とく||しあわせ||