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キッズボンボン TV, さるかにがっせん - さるかに合戦(日本語版)/ THE STORY OF THE MONKEY AND THE CRAB (JAPANESE) 日本の昔ばなし・アニメ・学習

さるかにがっせん - さるかに合戦(日本語版)/ THE STORY OF THE MONKEY AND THE CRAB (JAPANESE) 日本の昔ばなし・アニメ・学習

むかし むかし ある 日 の こと 、

かに が かわら で たべもの を さ が して いる と おにぎり が おちて いる の を みつけ ました 。

わ 〜〜〜 い 、 おにぎり だ ! わ 〜〜〜 い ! わ 〜〜〜 い !

かに が よろこんで いる ところ に 、 さる が やって き ました 。

さる も 、 たべもの を さ が して いま した が 、 かき の たね しか 見つかり ませ ん でした 。

はらぺこだった さる は 、 かに が うらやましく なり ました 。

こんにちは !

かに さん 、 かに さん 、 その おにぎり と かき の たね を こうかん し ない かい ?

おにぎり は 、 たべて しまえば 、 おしまい だ けど 、 この かき の たね を うえれば 、

あと で たくさんの かき を たべ られる んだ よ !

なるほど ! それ なら 、 おにぎり と とりかえる よ 。

さる は 、 おにぎり を うけとる と 、 すぐ に パク っと たべて しまい ました 。

いえ に かえった かに は 、 さっそく にわ に かき の たね を うえ ました 。

かに は 、 水 を まき ながら 、 うたい ます 。

早く め を だせ 、 かき の たね 。 ださ なきゃ はさみ で きっちゃ う ぞ ♪

土 の 中 の たね は 、 き られて は たまら ない と 、 いそいで め を だし ました 。

つぎの 日 は 、 かき の めに むかって 、 うたい ました 。

あっ 、 それ っ ! あっ 、 それ っ ! 早く のびろ よ 、 かき の め よ ! のび なきゃ はさみ で きっちゃ う ぞ 〜♪

かき の め は 、 みる みる のびて 、 小さな 木 に なり ました 。

つぎの 日 も 、 その つぎ の 日 も 、 かに は 、 水 を やり ながら うたい ました 。

かき の 木 は 、 に ょき に ょき と 大きく なり 、 は が 、 しげり 、 やがて 、

花 が さき ました

早く み に なれ 、 かき の 花 。 おそけりゃ はさみ で きっちゃ う ぞ 〜〜!!

すると 、 かき の 花 は まるい み に かわって いき ました 。

はじめ は 、 青かった み も どん どん 、 赤く なって いき ます 。

やがて 、 かき の 木 に は 、 おいし そうな かき が どっさり と みのり ました 。

さっそく かき の み を とろう と し ました が 、 どんなに うで を のばして も 、 かき に は 、 とどき ませ ん でした 。

木 に のぼろう と し ました が 、 すぐ おちて しまい ます 。

これ で は 、 せっかく の かき の み が たべ られ ませ ん 。

かに が こまって いる と 、 さる が とおり かかり ました 。

うま そうな かき が こんなに たくさん なる なんて っ !!

くやしく なった さる は かに に こえ を かけ ました 。

おい ら が 、 かわり に 木 に のぼって かき を とって きて やる よ !

ありがたい 。 たのみ ます よ !

さる は 、 するする と 、 木 に のぼる と 、 まっかに みのった かき を もぎとって 、 たべ はじめ ました

かに は 、 木 の 下 で まって いま した が 、 さる は 、 ひと り で むしゃ むしゃ と たべる ばかりです 。

さる さん や 、 早く こっち に も かき を くれ ん かのう ・・・

さる は 、 おいしい かき を ひとりじめ する つもりでした 。

うるさい な ぁ !

そして まだ 青くて かたい かき を かに に むかって なげ つけ ました 。

かに は ・・・・・・ こ うら に ひび が はいり 、 きぜつ して しまい ました 。

すると ・・・・・、

かに の おなか の 中 に いた 子ども たち が 、 わ さわ さ と 生まれて き ました 。

子 が に たち は 、 お かあさん が たおれて いる の を みて びっくり !!

みんな で お かあさん を せおって いえ まで はこび ました 。

その あいだ に 、 さる は 、 かき の み を ぜんぶ むしり 、 かご に つめて 、 もって かえって しまい ました 。

つぎの 日 ・・・・・・・・。 かに の いえ に なかよし の はち が やってき ました 。

お 〜〜 い 、 かに さん ! あそび に きた よ 〜〜〜!!

中 から へんじ が あり ませ ん 。 かわり に 小さな なきごえ が きこえ ます 。

しんぱいに なった はち が と の すきま から 、 そっと のぞく と 、

おおけが を した かに が ね こんで い ました 。

その まわり で 子 が に たち が ないて い ます 。

おどろいた はち が とびこ ん でき ました 。

いったい 、 どうした ん だい ?!

かに は 、 きのう の こと を はなし ました 。

はなし を きいた はち は かんかんに おこり ました 。

さる のや つめ ! なんて ひどい こと を する んだ ! こらしめて やら なきゃ !

はち は 、 さる の いえ に むかって とんで いき ました 。

子 が に たち も ついて いき ます 。

はち と 子 が に たち が ぎょうれつ を つくって すすんで いる と 、

まえ から くり が やって き ました 。

や ぁ 、 みんな そろって どこ に くりだす ん だい ?

はち が わけ を はなし ました 。

ん 〜〜〜!! なんて こと だ !

くり も ぎょうれつ に くわわり 、 さる の いえ に むかって いる と 、

こんど は 、 大きな うす が やって き ました 。

うっ す !! みんな そろって どこ へ いく ん だい ?

はち から わけ を きいた うす は 、 大きな かお を まっかに して おこり ました 。

よし 、 わし も 力 を かす ぞ ! いっしょに さる を こらしめよう !!

うす も ぎょうれつ に くわわり ました 。

さらに すすんで いく と こんど は 、 うし の ふん と であい ました 。

や ぁ みんな そろって どこ へ いくん だい ?

わけ を はなす と ふん も かんかんに おこり ました 。

おれ に も てつだわ せて くれ !!

と いって 、 なかま に くわわり ました 。

さる の いえ に つき ました 。

しかし 、 さる は 、 でかけて い ない ようです 。

はち 、 くり 、 うす 、 うし の ふん 、

そして こ が に たち は そうだん して 、 さくせん を きめ ました 。

よし 、 さる が くる まえ に 、 みんな もちば に つく んだ !!

みんな それぞれ 、 きめた ばしょ に かくれ ました 。

なにも しら ない さる が かえって き ました 。

いえ に は いる と 、 いろり の まえ に すわり ました 。

まき が あかく もえ だす と 、 はい の 中 から くり が 、 とびだして

さる の かお に パチ 〜 ん と あたり ました 。

さる は 、 もう 、 あつい やら 、 いたい やら

やけど した ところ を 水 で ひやそう と 、 あわてて 水がめ の ふた を あけ ました 。

と 、 その とたん 、 ふた の うら に かくれて いた はち が とびだして さる の 目 の 上 を チクリ と さし ました 。

さる は 、 たまら ず 、 そと に とびだそう と し ました 。

しかし 、 出口 の しきい の 上 に は 、 うし の ふん が 、 まって い ました 。

さる は 、 ふんで 足 を すべら せ 、 ズド 〜〜 ン と まえ に ころんで しまい ました 。

そこ へ 、 やね の 上 で まって いた うす が さる の せなか の 上 に ドシ 〜〜〜 ン と おちて き ました 。

さる が 、 目 を まわして いる と こんど は 、 から だの あちこち が いたみ だし ました 。

かに の 子ども たち が 小さな はさみ で

さる の からだ を チクチク さして いた のでした 。

おまえ たち は ・・・・・

うす が せなか に のった まま いい ます 。

じぶん が どんなに ひどい こと を した か かんがえて みろ !

う う う ・・・ わ ・・・・ わるかった !!

はち も 、 さる の かお の まえ に とんで きて いい ます 。

こら ! さる ! もう わるい こと を し ない と ちかう か ?!

う へ 〜〜、 ち ・・・・ ちかい ます ぅ 〜〜!

さる は 、 はち たち に つれ られ 、 かに を みまい に いき ました 。

かに さん ! ごめんなさい !

さる が あやまった ので 、 かに は ゆるして あげる こと に し ました 。

そして 、 はち や くり や うす や うし の ふん に おれい を いい ました 。

みなさん ありがとう ! バイ 、 バ 〜〜〜 イ !

しばらく して 、 かに の お かあさん も すっかり 元気に なって

かに の 子ども たち も おおよろこびです 。

やがて 、 また あの かき の 木 に み が なり ました 。

こんど は 、 かに も さる も 、 きょうりょく して かき を とり 、

なかよく みんな で わけ あって たべた のでした 。

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むかし   むかし   ある 日 の   こと 、 |||ひ|| Once upon a time, long, long ago...

かに が   かわら で   たべもの を   さ が して   いる と おにぎり が   おちて   いる の を   みつけ ました 。 I found out that rice balls were falling when crab was doing food with a cheese.

わ 〜〜〜 い 、 おにぎり だ ! わ 〜〜〜 い !  わ 〜〜〜 い ! Yay, yay, a rice ball, Yay, yay, a rice ball !

かに が   よろこんで   いる   ところ に 、 さる が   やって   き ました 。 In the places where the crab is glad, the monkey came.

さる も 、 たべもの を   さ が して   いま した が 、 かき の   たね しか   見つかり ませ ん でした 。 ||||||||||||||みつかり||| The Monkey was also looking for food.

はらぺこだった   さる は 、 かに が   うらやましく   なり ました 。 はら ぺこ だった||||||| The Monkey was hungry, and jealous of Mrs.Crab.

こんにちは !

かに さん 、 かに さん 、 その   おにぎり と かき の   たね を   こうかん   し ない かい ? How would you like to swap that rice ball for this persimmon seed?

おにぎり は 、 たべて しまえば 、 おしまい だ けど 、 この   かき の   たね を   うえれば 、 Once you've eaten that rice ball, thet's the end of it.

あと で   たくさんの   かき を   たべ られる んだ よ ! I can eat a lot of scraps later!

なるほど ! それ なら 、 おにぎり と   とりかえる よ 。 I see ! In that case, I'll replace it with a rice ball.

さる は 、 おにぎり を   うけとる と 、 すぐ に   パク っと   たべて しまい ました 。 Monkey received a rice ball, I ate quickly.

いえ に   かえった   かに は 、 さっそく   にわ に   かき の   たね を   うえ ました 。 When the crabs returned home, they immediately put oyster seeds in the water.

かに は 、 水 を   まき ながら 、 うたい ます 。 ||すい||||| The crab sings while being sprinkled with water.

早く   め を   だせ 、 かき の   たね 。 ださ なきゃ   はさみ で   きっちゃ う ぞ ♪ はやく||||||||||||| Let's make it quick, my favorite one. If you do not have it, you are sure to be scissors ♪

土 の   中 の   たね は 、 き られて は たまら ない と 、 いそいで   め を   だし ました 。 つち||なか|||||||||||||| I knew that the rice ball in the soil could not be kept up.

つぎの   日 は 、 かき の   めに   むかって 、 うたい ました 。 |ひ||||||| The next day, Mrs.Crab sang to the bud,

あっ 、 それ っ !  あっ 、 それ っ ! 早く   のびろ よ 、 かき の   め よ ! のび なきゃ   はさみ で   きっちゃ う ぞ 〜♪ ||||||はやく||||||||||||| Ah, that's it! That's it! Hurry up and write! If you don't stretch, I'll use the scissors!

かき の   め は 、 みる   みる   のびて 、 小さな   木 に   なり ました 。 |||||||ちいさな|き||| The persimmon bud grew up very fast indeed. Now it was a small tree.

つぎの   日 も 、 その つぎ の   日 も 、 かに は 、 水 を   やり ながら   うたい ました 。 |ひ|||||ひ||||すい||||| The next day, and the day after that, the crab continued to water and moan.

かき の 木 は 、 に ょき   に ょき と   大きく なり 、 は が 、 しげり 、 やがて 、 ||き|||||||おおきく||||| The oyster tree grows, splits, shrivels up, and eventually dies,

花 が   さき ました か||| The flowers have bloomed!

早く   み に   なれ 、 かき の   花 。 おそけりゃ   はさみ で   きっちゃ う ぞ 〜〜!! はやく||||||か|||||| Show your fruit, persimmon flower; Show it soon, show it quickly!

すると 、 かき の   花 は   まるい   み に かわって   いき ました 。 |||か||||||| Then the oyster flowers changed to round.

はじめ は 、 青かった   み も   どん   どん 、 赤く   なって   いき ます 。 ||あおかった|||||あかく||| At first they were green, but gradually they turned red in color.

やがて 、 かき の   木 に は 、 おいし そうな   かき が どっさり と   みのり ました 。 |||き||||そう な|||||| Soon, the oyster tree was filled with delicious-looking oysters.

さっそく   かき の   み を   とろう と   し ました が 、 どんなに   うで を   のばして も 、 かき に は 、 とどき ませ ん でした 。 Straightway, Mrs.Crab tried to pluck a persimmon;

木 に   のぼろう と   し ました が 、 すぐ   おちて しまい ます 。 き|||||||||| He tried to climb the tree, but it fell down.

これ で は 、 せっかく の   かき の   み が たべ られ ませ ん 。 All that work, and all those persimmons, and she couldn't eat a one!

かに が   こまって いる と 、 さる が   とおり   かかり ました 。 When there was a crab, it took me as it was.

うま そうな   かき が こんなに   たくさん   なる なんて っ !! |そう な||||||| I can't believe there will be so many delicious oysters!

くやしく なった   さる は かに に   こえ を   かけ ました 。 Saru, who became more vulnerable, broke the ground.

おい ら が 、 かわり に   木 に   のぼって かき を   とって   きて   やる よ ! |||||き|||||||| I'll climb the tree and get the persimmons for you.

ありがたい 。 たのみ ます よ ! Thank you! Please go ahead then.

さる は 、 するする と 、 木 に   のぼる と 、 まっかに   みのった   かき を もぎとって 、 たべ はじめ ました ||||き||||||||||| The Monkey scooted up the tree, plucked the ripest persimmons he could find, and began eating them.

かに は 、 木 の 下 で   まって   いま した が 、 さる は 、 ひと り で   むしゃ   むしゃ と たべる   ばかりです 。 ||き||した||||||||||||||| The crabs were waiting under the tree, but the crabs were munching on the crabs by themselves.

さる さん や 、 早く   こっち に も かき を   くれ ん かのう ・・・ |||はやく|||||||| Oh, Mr.Monkey!

さる は 、 おいしい かき を   ひとりじめ   する つもりでした 。 The monkey planned to eat the tasty oyster all by himself.

うるさい な ぁ ! Shut up!

そして まだ   青くて   かたい   かき を かに に   むかって   なげ つけ ました 。 ||あおくて||||||||| And then he lit the still blue, brittle oyster to the crab with the lid of his Lasso.

かに は ・・・・・・ こ うら に   ひび が はいり 、 きぜつ して   しまい ました 。 Mrs.Crab's shell was cracked. She fainted.

すると ・・・・・、

かに の おなか の   中 に いた   子ども たち が 、 わ さわ さ と   生まれて   き ました 。 ||||なか|||こども|||||||うまれて|| Then all the baby crabs Mrs.Crab had been about to give birth to, were suddenly born.

子 が に たち は 、 お かあさん が たおれて いる の を   みて   びっくり !! こ||||||||||||| Die Kinder waren überrascht, ihre Mutter tot zu sehen! They were shocked to see their mother living there unconscious.

みんな で   お かあさん を   せおって いえ まで   はこび ました 。 Together, they lifted her up on their backs and carried her back home.

その あいだ に 、 さる は 、 かき の   み を   ぜんぶ   むしり 、 かご に   つめて 、 もって   かえって   しまい ました 。 Meanwhile, the Monkey had gathered all the remaining persimmons and carried them on his back to his home.

つぎの 日 ・・・・・・・・。 かに の   いえ に   なかよし の   はち が やってき ました 。 |ひ|||||||||| Am nächsten Tag ・・・・・・・・. Eine freundliche Biene kam zum Haus der Krabbe. The next day ・・・・・・・・. A friendly potbelly came to the crab's house.

お 〜〜 い 、 かに さん ! あそび に   きた よ 〜〜〜!! Hey, Mrs.Crab, come on out, let's have some fun!

中 から   へんじ が   あり ませ ん 。 かわり に   小さな   なきごえ が   きこえ ます 。 なか|||||||||ちいさな|||| Es gibt keine Nachrichten aus dem Inneren. Stattdessen ist ein kleiner zyklischer Ton zu hören. There is no sound from inside. Instead, you will hear a small sound.

しんぱいに   なった   はち が   と の   すきま から 、 そっと   のぞく と 、 Concerned, the Bee peeked through the crack between the sliding doors.

おおけが を   した   かに が   ね こんで い ました 。 The grievously wound Mrs.Crab lay suffering in bed.

その まわり で   子 が に たち が   ないて   い ます 。 |||こ||||||| Around them, children are singing.

おどろいた   はち が   とびこ ん でき ました 。 Shocked, the Bee rushed in.

いったい 、 どうした ん だい ?! What on earth happened?

かに は 、 きのう の   こと を   はなし ました 。 Mrs.Crab told the Bee what had happened the day before.

はなし を   きいた   はち は かんかんに   おこり ました 。 The earth was filled with excitement when it heard the story.

さる のや つめ ! なんて   ひどい   こと を   する んだ ! こらしめて   やら なきゃ ! |の や|||||||||| That no-good monkey! How dare he do such a thing!

はち は 、 さる の   いえ に   むかって とんで いき ました 。 So the Bee took off in the direction of the Monkey's house.

子 が に たち も   ついて   いき ます 。 こ||||||| followed be all the Baby Crabs.

はち と   子 が に たち が   ぎょうれつ を つくって   すすんで   いる と 、 ||こ|||||||||| The bees and their offspring are living in a fish market,

まえ から   くり が   やって   き ました 。 Die Kastanien kamen von vorne. The Karakuri was done.

や ぁ 、 みんな   そろって どこ に   くりだす ん だい ? Hey, wo wollt ihr denn alle hin? Hey, everybody! Where are you all going off to?

はち が   わけ を   はなし ました 。 Den Bienen wurde keine Erklärung gegeben. The Bee explained the situation.

ん 〜〜〜!!  なんて   こと だ ! Just terrible!

くり も   ぎょうれつ に   くわわり 、 さる の   いえ に   むかって   いる と 、 The Chestnut was outraged, and joined the procession.

こんど は 、 大きな   うす が   やって   き ました 。 ||おおきな||||| At this point a large Mortar came down the road.

うっ す !! みんな   そろって   どこ へ いく ん だい ? う っ|||||||| Yes! Where are you all going?

はち から   わけ を きいた   うす は 、 大きな   かお を   まっかに   して   おこり ました 。 |||||||おおきな|||||| The Bee explained,

よし 、 わし も   力 を   かす ぞ ! いっしょに   さる を   こらしめよう !! |||ちから||||||| Okay, I'll do my part! Let's kill that crape mylar together!

うす も   ぎょうれつ に   くわわり   ました 。 Now the Mortar joined the procession.

さらに   すすんで   いく と こんど は 、 うし の ふん と   であい ました 。 As we continued on, we came upon an oxen's burrow.

や ぁ   みんな   そろって   どこ へ   いくん だい ? So, where's everybody going?

わけ を   はなす と   ふん も かんかんに   おこり ました 。 When they explained their mission, the Dung became incensed.

おれ に も   てつだわ せて   くれ !! Let me help, too!

と   いって 、 なかま に   くわわり ました 。 ...said the Dung, and it, too, was admitted to their ranks.

さる の   いえ に   つき ました 。 I arrived at the monkey's house.

しかし 、 さる は 、 でかけて   い ない ようです 。 However, it seems that Saru hasn't been out.

はち 、 くり 、 うす 、 うし の   ふん 、 So the Bee... the Chestnut... ...the Mortar... the Cow Dung...

そして   こ が に たち は   そうだん して 、 さくせん を   きめ ました 。 ...and the Baby Crabs, all had a conference, and worked out a strategy.

よし 、 さる が   くる まえ に 、 みんな   もちば に   つく んだ !! All right!

みんな   それぞれ 、 きめた   ばしょ に   かくれ ました 。 Everyone hid in their own designated places.

なにも しら ない   さる が かえって   き ました 。 A crape myrtle with no clue went straight ahead.

いえ に   は いる と 、 いろり の まえ に   すわり ました 。 When they entered the house, they sat by the stove.

まき が   あかく   もえ だす と 、 はい の   中 から   くり が 、 とびだして ||||||||なか|||| As the fire burned red-hot, the Chestnut out from amongst the ashes.

さる の   かお に   パチ 〜 ん と   あたり ました 。 The first time I saw her, I thought, "I'm a bit of a hippopotamus.

さる は 、 もう 、 あつい やら 、 いたい やら |||||い たい| It burned, and it hurt!

やけど した   ところ を   水 で   ひやそう と 、 あわてて   水がめ の   ふた を   あけ ました 。 ||||すい|||||みずがめ||||| The Monkey wanted to splash some water on his face.

と 、 その とたん 、 ふた の うら に   かくれて   いた はち が   とびだして   さる の   目 の   上 を チクリ と   さし ました 。 ||||||||||||||め||うえ||||| Just then, a wasp from behind the lid bursts out and hits Saru above the eyes.

さる は 、 たまら ず 、 そと に   とびだそう と   し ました 。 The monkey couldn't go outside.

しかし 、 出口 の   しきい の   上 に は 、 うし の   ふん が 、 まって   い ました 。 |でぐち||||うえ||||||||| But waiting for him at the threshold was none other than the pile of Cow Dung!

さる は 、 ふんで   足 を   すべら せ 、 ズド 〜〜 ン と   まえ に   ころんで   しまい ました 。 |||あし||||||||||| The monkey slipped on his feet and fell in front of him with a thud.

そこ へ 、 やね の 上 で   まって いた   うす が さる の   せなか の   上 に ドシ 〜〜〜 ン と   おちて   き ました 。 ||||うえ||||||||||うえ||||||| Just then, a smurf waiting on the bunk landed on the abdomen of the crape mylar.

さる が 、 目 を   まわして   いる と   こんど は 、 から だの   あちこち が   いたみ だし ました 。 ||め||||||||||||| The dazed Monkey's eyes were spinning, and now he felt sharp pains all over his body.

かに の   子ども たち が   小さな   はさみ で ||こども|||ちいさな|| Crab children using small scissors

さる の   からだ を   チクチク さして   いた のでした 。 ||||ちくちく||| The monkey's body was being pricked.

おまえ たち は ・・・・・ Who are you?!

うす が   せなか に   のった   まま   いい ます 。 The Mortar, sitting on the Monkey's back, replied...

じぶん が   どんなに   ひどい   こと を   した か かんがえて みろ ! Just think about the horrible things you've done to Mrs.Crab!

う う う ・・・ わ ・・・・ わるかった !! Ughhhh... wow ・・・・ that was bad!

はち も 、 さる の   かお の   まえ に とんで   きて   いい ます 。 The Bee flew right up in front of the Monkey's face and said...

こら !  さる ! もう   わるい こと を   し ない と   ちかう か ?! Come on! Go away! Will you do something bad now or I swear?

う へ 〜〜、 ち ・・・・  ちかい ます ぅ 〜〜! Uhe~~, I'm close to ・・・・!

さる は 、 はち たち に   つれ られ 、 かに を   みまい に   いき ました 。 Escorted by the Bee and the others, the Monkey went to visit the injured Mrs.Crab.

かに さん !  ごめんなさい ! Mrs.Crab! Forgive me!

さる が   あやまった ので 、 かに は   ゆるして   あげる こと に   し ました 。 Since the Monkey apologized, Mrs.Crab did forgive him.

そして 、 はち や   くり や   うす や うし の   ふん に   おれい を   いい ました 。 Then he said goodbye to the bees, the chestnuts, the thorns and the oxen.

みなさん   ありがとう !  バイ 、 バ 〜〜〜 イ ! Thank you, everyone! Bye-bye! Bye-bye!

しばらく して 、 かに の   お かあさん も すっかり   元気に   なって ||||||||げんきに| After a while, the crab's mother got well again.

かに の   子ども たち も   おおよろこびです 。 ||こども||| The crab children are also very happy.

やがて 、 また   あの   かき の   木 に み が   なり ました 。 |||||き||||| In due time, the persimmon tree again bore fruit.

こんど は 、 かに も   さる も 、 きょうりょく して   かき を   とり 、 But this time, the Crabs and the Monkey cooperated in gathering the fruit,

なかよく   みんな で   わけ あって たべた のでした 。 Everyone shared the food together.