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Japanese zen monk, 正しい失恋の作法と次の恋愛に向けて心の器を浄化する方法

正しい 失恋 の 作法 と 次の 恋愛 に 向けて 心 の 器 を 浄化 する 方法

「6 年間 付き合って いた 彼 の こと が 忘れ られ ず 新しい 恋愛 に 進め ない 」

33 歳 女性 から いただいた お 悩み です

この 方 の 彼 は 結 すでに 婚 も して いて 、 子供 も いる のに

忘れる こと が なかなか でき ませ ん

どう したら 彼 の こと を 忘れて 新しい 恋愛 を する こと が できる ように なり ます か

と いう お 悩み です

ある 若い 二 人 の お 坊さん の お 話 が あり ます

仏教 を 勉強 して 立派な お 坊さん に なり たい

と いう 、 思い に あふれた 二 人 の 若い お 坊さん が

2 人 で 旅 を して た んです ね

で 、 この 旅 の 途中 に

大きな 川 が あった んです

ところが この 川 の 橋 が

大雨 の せい で 壊れて 、 流さ れて

で 、 その 川 の 中 を 歩いて 渡る しか なかった んです ね

で 、 どう しよう か と 困って た んです が

まあ 、 そこ は 若い お 坊さん たち です から

川 に 橋 が 無い と は いえ ね

ザブザブ と 川 の 中入 って いけば

自分 の 身長 より は 高い 川 で は ない ので

なんとか 向こう まで 渡れる だろう と いう こと で

で 、 歩いて 渡る こと に 決めた んです よ

ところが

そこ に です ね 、 同じ ように 川 の こっち 岸 から

向こう サイド に 渡り たい と 言って いる 、 若い 女性 が 1 人 いた んです

そこ で

どうしても これ を 渡る から って いう こと で で その 女性 が

その 女性 が やっぱり 川 の 中 を 自分 で 歩いて 渡る の が 怖い から

と いう こと で

その 二 人 の 若い お 坊さん の うち の 1 人 が この 女性 を ね

じゃあ 私 が おんぶ して 向こう側 へ 渡して あげ ましょう 、 と いう こと で

この 子 を おんぶ して 渡った んです

その あと

さよなら と いう こと で 別れて

この 若い 二 人 の お 坊さん は 旅 を 続けた んです

ところが 、 夜 に なって 宿 を 取り

宿 の 部屋 に 泊まった んです ね

で 、 宿 で 寝る 前 に 布団 の 中 に 入って ね

すぐ に は 眠り に つけ ないで いた お 坊さん が です ね

もう 一 人 の 人 に 言った んです 。「 おい 」 と

昼間 の 若い 女性 の 事 だ けど 、 川 を 渡ろう と した とき に ね

あの 女性 を おんぶ して 渡った よ な

自分 たち は 仏 の 道 を 求めて 、 自分 の 欲 と か そういった もの を 離れて

一生懸命 、 仏 道 の 修行 を して いる ので は ない の か と

それなのに 、 若い 女性 に 声 を かけて

で 、 自分 から その 子 を おんぶ して ね 川 を 渡った

俺 に は お前 の 取った 行動 は 、 本当に 僧侶 と して

適切な もの であった か どう か 分から ない

と いう ような 話 を

女性 を お ぶら なかった 男性 が 女性 を お ぶった 男性 に 対して した んです

そ したら 、 その 布団 の 中 で ね

女性 を お ぶって 渡った お 坊さん が こう 言った んです

なんだ 、 お前 は まだ あの 女 を 抱いて いた の か

と いう 話 が あり ます

で 、 私 は いつも 恋愛 、 失恋 の 話 を 聞く たび に

この 話 を 思い出して 話す んです けど

恋愛 の 問題 って いう の は 本当に 苦しい です よ ね

好きな 人 が いて 、 自分 が まだ 思い が ある のに

様々な 事情 が あって 、 別れ なければ いけなく なった

その 痛み たる や

ほんとに 心 の 中 を えぐら れる ような 、 鋭い 刃物 で えぐら れる ような 、 締め 付け られる ような 苦し さ

で 、 心 だけ じゃ なくて 体 全体 が 苦しく なる

それ ぐらい の ね

苦しい 感覚 に さいなま れる こと で 、 思い出して 夜 も 眠れ なく なる

それ が 1 年 だけ じゃ なくて 2 年 たって も 3 年 たって も

5 年 たって も 6 年 たって も

正直に 申す のであれば 、 私 自身 に も そういった 経験 が あり ます

だから こういう 話 を 聞く と 、 本当に 辛い です よ ね

失恋 は つらい です

で 、 その 度 に 私 は この 若い 二 人 の お 坊さん の 話 を 思い出す んです ね

まだ あの 子 を 抱いて いた の か

まだ あの 子 を 抱いて いた

そう する と 、 だんだん と 自分 の 中 で 過去 の 苦し み が 癒えて くる と いう の も あって

この 話 よくする んです けど

この 方 も 現実 を よく 分かって いる わけです

もう 、 彼 は 結婚 して いて

で 、 子供 も ある 。 だけど 忘れ られ ない

その 現実 を よく 分かって る わけです

自分 が 泣こう が 喚こう が 叫ぼう が

もう 、 彼 は 戻って こ ない と いう こと は 分かって る わけです

だけど 、 自分 の 問題 と して それ が 諦め られ ない と いう こと です ね

非常に よく 分かり ます

その 上 で 、 この 方 の 問題 と いう の を 仏教 の 視点 からあげ つら わせ て 頂く のであれば

この 彼 と いう の は そら く この 方 に とって

とても 大事だった と 思う んです ね

素敵な 彼 だった と 思う んです

優しく して くださった んだ と 思う んです ね

いろんな 思い出 も あった と 思う んです ね

でも 様々な 事情 が あって 、 そして 別れて しまった と

一 番 大きな 問題 は 何かと いう と

この 方 は 、 彼 が 忘れ られ ない ので は ない と いう こと

彼 の こと が 忘れ られ ない ので は ない んです

じゃあ 何 が 忘れ られ ない の か と いう と

自分 が 大切に さ れた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです

あの 、 な で な で さ れた 感じ

大事に 抱き とめて もらった 感じ

心地 いい 言葉 を かけて もらった 感覚

その 心地よ さ が 忘れ られ ない んです

6 年間 も かかって 構築 して きた さまざまな

その 深い 関係

精神 的に も 肉体 的に も 含めて 築いて きた その 関係

いろいろな 思い出

何より 、 恋愛 と いう

あなた の こと が 世界 中 で 一 番 好きだ よ と

自分 の こと を 特別 扱い して いただいた

その 心地よ さ を 忘れ られ ない んです

私 たち 人間 と いう の は 大人 に なって も 弱い もの です

本当に 情けない くらい 弱い 生き物 です

実 社会 の 中 で 、 さまざまな 自分 を 否定 さ れる こと に 出会う わけです よ ね 。 大きく なる と

自分 の 現実 と いう もの に 向き合う わけです よ

すごく 仕事 が 出来る わけで も ない

物 凄い お 金持ち で も ない

すごい 美貌 を 備えて る わけで も ない

そういった 、 不安定で 頼りない 自分 と いう もの が です ね

恋愛 に 陥った と たんに です よ

特別 扱い に して もらえる 、 あの 心地よ さ

それ が 忘れ られ ない んです

彼 じゃ ない んです

いやいや そんな 事 ない よ 、 何 言って る んです か と

彼 が 自分 を 大事に して くれて 、 彼 は 本当に 私 の こと を 愛して くれた んです

て 言う かも しれ ないで す けど

その 彼 は 現実 に 今 あなた を 選んで い ない

この 人 を 選んで い ない んです

そして

別の 人 と 結婚 して 子供 も いる

それ は 事情 は 詳しく は 聞いて ない ので 分から ない んです けども

結婚 を して 、 不倫 関係 だった かも しれ ない

そもそも 遊び の 関係 だった かも しれ ない

それ も 分から ない

けれども 、 彼 は 彼 で 自分 の 選択 して と して 自分 の 幸せ を 選んだ わけです よ ね

そして 、 現実 は 最終 的に は いろんな こと が あって 別れて

自分 は 一 人 に なった

ただし 思い 返して みる に

あの 自分 を 大事に して もらった と いう 感覚 が 忘れ られ ない

そして また 恋愛 して る とき と 違った 現実 の 社会 の 中 に 放り 込ま れて

もう 自分 を なで な で して くれる 人 が い ない って いう 状態 です

これ が 苦しい んです

あの 人 の こと が 忘れ られ ない と いう ふうに して

そう 思う こと に よって です ね 、 自分 の 中 に ある 問題

この 可愛い 自分 、 この 大切に して もらった 自分

自分 の 自我 、 エゴ と いう もの が 満たさ れて いく

自分 の 欲 も 満たして くれた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです

で 、 ここ を 区別 して い ただ きたい です ね

彼 の こと を 忘れ られ ない んで は なくて

自分 が 大事に さ れた と いう あの 感覚 が 忘れ られ ない んだ

と いう ふうに 視点 を 切り替えて いただき たい んです

それ が 現実 です から

で 、 処方箋 な んです けれども

もう すでに そう さ れて る かも しれ ませ ん が 、 もし です よ

その 彼 と いう もう い なく なって しまった 幻想 、 妄想 の 人物 の こと は

忘れ たい わけです よ 。 忘れ なきゃ いけない で すね

な ので 物理 的に 見える 物 、 写真 、 手紙 、 メール

それ は 全 消去 、 全 削除 です 。 それ は 基本 です 。

女性 は です ね 、 彼 が 言って くれた 言 や あの 時 に こういった 言葉 を 掛けて くれた と

そういった ね 言葉 を 非常に 覚えて いて

その 言葉 から どんどん 自分 の 中 の 妄想 を 膨らま して 、 この 妄想 を 大事に して しまう んです

現実 の 社会 の 中 で 自分 が つらい 思い を したり 苦しい

思い を したり する たび に その こと を 思いだして

もっと 大事に して しまう んです ね

本当に その 妄想 に 対して しがみついて しまう って いう こと です

これ を 手放し たい わけです 。 苦しい です から 。 手放さ ない と いけ ませ ん 。

ですから 物理 的に 見える もの

彼 に もらった プレゼント 、 手紙 、 彼 と の 写真 と いった もの は 一 枚 た り と も 残して は いけ ませ ん

全部 消す こと です 。 全 消去 です

また あの 心地よ さ を 求めて

彼 の こと を 忘れよう と して いたずらに 恋愛 に 走る のであれば

同じ こと を 繰り返して しまい ます ね

あの 特別 感 を 得 られる チャンス と いう もの を 求めて

そして

また 間違った 恋愛 を 繰り返して しまう 可能 性 が ある わけです ね

この 方 が ね 、 大変 失礼な 言い 方 かも しれ ませ ん が

非常に モテる 方 、 次 から 次 へ と 新しい 男性 に 良い 寄ら れる と いう 状態 で なければ

余計 、 この ところ 新しい 恋愛 は すぐ に は 見つから ない ので

過去 に あった 自分 の 中 で 、 最高の スペシャル の 思い出 と いう の に 浸ろう と しちゃ う わけです

でも 、 ほんとに ご 自分 でも わかって らっしゃる と 通り です ね

その 過去 の もの を 引きずった まま 、 新しい 恋愛 は もちろん でき ないで すし

逆に 過去 の そういった 思い出 を 引きずった まま

仕事 も でき ない し 、 いい 人生 も 歩め ない わけです よ ね

一 番 最初 に 話した 2 人 の お 坊さん の 話

もう 女 の 人 は 去って 居 ない のに

片方 の お 坊さん は

物理 的に その 女性 を おんぶ して 川 を 渡った お 坊さん は

とうに 自分 の 心 の 中 は その 女の子 の 存在 が い なく なって いる のに

物理 的に 背中 に 女の子 を おんぶ して 川 を 渡ら なかった お 坊さん の 方 が

心 の 中 に その 女の子 に 抱いて いた 、 ずっと ね

もう 物理 的に 目の前 に 彼 氏 は い ない し 、 現実 に その 恋愛 も なくなって しまって いる

過去 の 夢 物語 、 ただ の 物語 で しか ない のに

まだ 自分 が 抱いて いる 、 これ を 少しずつ 少しずつ

手放 な して いか なきゃ いけない と いう こと です

本当に 恋愛 の 問題 は 人間 の 本能 に 根ざす 問題 な ので

なかなか 手渡す こと って いう の は 苦しい と 思い ます

時間 が かかり ます 。 でも 時間 が 解決 し ます

時間 は かかる けども 時間 が 解決 し ます

だからこそ この 自分 の 時間

毎日 毎日 新しく です ね 、 朝 が 来て 夜 が 来て 寝て 、 朝 が 来て

その 度 に 自分 は です ね 自分 自身 を リセット して 生まれ変わって いる んです けども

この です ね 毎日 毎日 違う 自分 に なって いる のに

自分 が ずっと しがみついて

妄想 を 手 離さ ない 限り は

この 死 神 と いい ます か ね 、 彼 の 死 神

い ない わけで 死んだ と 一緒です よ

この 死 神 、 ゾンビ みたいな 彼 を 引きずり ながら 次の 日 も 次の 日 も

その 屍 を を 背負い ながら 自分 が 生きて いく

その 姿 を 想像 して みて ください

本当に もったいない こと だ と 思い ます

最後に です ね

まず 全部 今 の 話 を まとめ ます と

この 妄想 と か 写真 と か

自分 の 中 で 過去 の 夢 物語 を 想起 さ せる 、 思い出さ せる ような もの

全部 目 に 見える もの は 捨てる 、 処分 する

その 上 で

自分 の 心 の 中 に 残って いる 彼 の 思い出 と いう もの は

消して も 消して も 消し 去 れる もの で は ない かも しれ ませ ん が

ただ ね

覚えて いて いただき たい こと は 、 心 と いう の は 器 と 同じだ と 思って ください

器 の 中 に 水 を 入れる と し ます よ ね

この 水 が です ね だんだん 濁って くる わけです よ

この 濁った 水 と いう もの を キープ した まま

水 を 新鮮な 物 に 入れ替える こと は でき ない わけです

少しずつ 掻き 出して 少しずつ 掻き 出して

古い 水 を 捨てて 、 腐った 水 を 捨てて 新しい もの を 入れ なければ なら ない

その 腐った 水 を 少しずつ 少しずつ 捨てて

新しい 水 を 入れて いけば

逆に 言えば

新しい 水 に ちゃんと 器 の 中 が 入れ替わって いく んです

これ が 心 の 性質 です

この 水 を 捨て たく ない って 言って いる の 誰 です か

彼 じゃ ないで すね 自分 な んです

この 濁った 水 を 捨て たく ない

残して おき たい

と 思って る の は 実は 彼 で は なくて 自分 な んです

彼 と の 思い出 と いう の は

最初 は きれいな 新鮮な 水 だった んだ けれども

今 は もう ボウフラ が 湧いて いる わけです ね

そこ から 濁って 苔 が 付いて ドロドロ に 臭い 匂い を 放って いる かも しれ ない

なのに その 現実 の 腐った 、 濁った 水 を 眺め ながら

その 濁った 水 の 中 に

かつて そこ に 花 が 咲いて いた 綺麗な 水 を 思い浮かべて いる

なので これ を です ね

すくって は 捨て すくって は 捨て すくって は 捨て って やって いけば

時間 が かかって も 小さな 柄杓 でも いい から

それ を 掬い だして いく こと に よって

必ず 器 の 中 の 水 と いう の は 必ず 入れ替わって いく んです

と いう 可能 性 が ある と いう こと を 承知 して いただ 上 で

物理 的に

彼 と の 思い出 に 残る 、 証拠 に なる もの

自分 が しがみついて いる もの 少しずつ 手 離して いく と いう こと です ね

もし 残って いる と したら チャンス です

それ を 焼いて しまう なり 捨てて しまう なり

自分 の 中 で 儀式 を して ね

これ で 彼 と の 思い出 と は さよなら 、 さよなら

って 言葉 に して 形 に して 流して しまう と いう こと です

灯籠 流し みたいに して 流して しまう んです よ

これ を です ね 、 ただ 心 の 中 で は だけ で は なくて です ね

ちゃんと アクション と して 動作 と して やる

作業 と して やる

と いう こと に よって 、 少しずつ 少しずつ 自分 の 中 の 古い 水

と いう もの が 入れ替わって 新しい 水 に 変わって いく と 思い ます

ですから 辛い と 思い ます が 昔 の 彼 を 忘れる ため に

新しい 恋愛 を する と いう ような

ちょっと 先走った こと を し ないで

心地 良い 自分 と いう もの を 評価 して くれる

そういう 心地よ さ を 求めて 恋愛 を する と ろくな こと に なり ませ ん ね

男 って いう の は です ね もう ホント そうです よ

半分 以上 は

下心 が あって 近づいて くる 人 が 多い わけです から

ですから 、 そのまま いく と 、 ひょっとして 同じ ような な パターン に 入って いく かも しれ ない ので

是非 この 機会 に 苦しい ですけれども

自分 の 心 の 中 に ある 自分 の 欲

自分 だけ 特別に 扱って もらい たい と いう その 欲 を

恋愛 の 苦し み を 通して 見つめて いただいて

その 上 で

古い 水 の 掻き 出し を して

そして あたらしい 水 と いう もの を

自分 の 中 に 汲み 入れて 頂ければ と 思い ます

きっと また その 苦しい 作業 の 果て に は

幸せな 恋愛 と いう もの は できる ように なる と 思い ます

頑張って ください


正しい 失恋 の 作法 と 次の 恋愛 に 向けて 心 の 器 を 浄化 する 方法 ただしい|しつれん||さほう||つぎの|れんあい||むけて|こころ||うつわ||じょうか||ほうほう How to purify your heart's vessel for the right manner of heartbreak and the next relationship. Como purificar o recipiente do seu coração para a maneira correcta de lidar com o desgosto e a próxima relação. 如何净化你的心灵之器,以正确的方式对待失恋和下一段感情。 如何净化你的心灵之器,以正确的方式对待失恋和下一段感情。

「6 年間 付き合って いた 彼 の こと が 忘れ られ ず 新しい 恋愛 に 進め ない 」 ねんかん|つきあって||かれ||||わすれ|||あたらしい|れんあい||すすめ| 无法 忘掉 曾经 交往 六年 的 前男友 , 而 无法 展开 新 的 恋情

33 歳 女性 から いただいた お 悩み です さい|じょせい||||なやみ| 这是 来自 一位 33 岁 的 小姐 的 烦恼

この 方 の 彼 は 結 すでに 婚 も して いて 、 子供 も いる のに |かた||かれ||けつ||こん||||こども||| 这位 小姐 的 前男友 已经 结婚 , 也 有 小孩 了

忘れる こと が なかなか でき ませ ん わすれる|||||| 她 却 始终 无法 将他 忘怀

どう したら 彼 の こと を 忘れて 新しい 恋愛 を する こと が できる ように なり ます か ||かれ||||わすれて|あたらしい|れんあい||||||||| 该 怎麽 做 才能 忘掉 他 , 开始 新 的 恋情 呢 ?

と いう お 悩み です |||なやみ| 这 就是 她 的 烦恼

ある 若い 二 人 の お 坊さん の お 話 が あり ます |わかい|ふた|じん|||ぼうさん|||はなし||| 有 一个 关于 两位 年轻 和尚 的 小 故事

仏教 を 勉強 して 立派な お 坊さん に なり たい ぶっきょう||べんきょう||りっぱな||ぼうさん||| 两位 认真学习 佛法 , 立志 要成 为

と いう 、 思い に あふれた 二 人 の 若い お 坊さん が ||おもい|||ふた|じん||わかい||ぼうさん| 优秀 法师 的 年轻 和尚

2 人 で 旅 を して た んです ね じん||たび||||| 两个 人 结伴 旅行

で 、 この 旅 の 途中 に ||たび||とちゅう| 在 旅行 途中

大きな 川 が あった んです おおきな|かわ||| 有 一条 偌大 的 河川

ところが この 川 の 橋 が ||かわ||きょう| 但是 河面上 的桥

大雨 の せい で 壊れて 、 流さ れて おおあめ||||こぼれて|ながさ| 被 大雨 冲断 流掉 了

で 、 その 川 の 中 を 歩いて 渡る しか なかった んです ね ||かわ||なか||あるいて|わたる|||| 于是 要 过河 的话 , 也 只能 涉水而过

で 、 どう しよう か と 困って た んです が |||||こまって||| 正当 两人 苦恼 着该 如何是好 时

まあ 、 そこ は 若い お 坊さん たち です から |||わかい||ぼうさん||| 河边 的 这 两位 年轻 和尚 想着 :

川 に 橋 が 無い と は いえ ね かわ||きょう||ない|||| 虽然 河上 的 桥没 了

ザブザブ と 川 の 中入 って いけば ||かわ||なかいり|| 硬是 下水 渡河

自分 の 身長 より は 高い 川 で は ない ので じぶん||しんちょう|||たかい|かわ|||| 反正 这河 的 深度 也 没有 自己 的 身高 高

なんとか 向こう まで 渡れる だろう と いう こと で |むこう||わたれる||||| 应该 是 可以 能 顺利 抵达 对岸 的

で 、 歩いて 渡る こと に 決めた んです よ |あるいて|わたる|||きめた|| 所以 , 两人 决定 涉水 渡河

ところが 但是

そこ に です ね 、 同じ ように 川 の こっち 岸 から ||||おなじ||かわ|||きし| 在 河边 , 有 一位 妙龄女子

向こう サイド に 渡り たい と 言って いる 、 若い 女性 が 1 人 いた んです むこう|さいど||わたり|||いって||わかい|じょせい||じん|| 也 正 打算 渡河 到 对岸

そこ で 那时

どうしても これ を 渡る から って いう こと で で その 女性 が |||わたる||||||||じょせい| 这位 女孩子 正 盘算 着该 如何 过河

その 女性 が やっぱり 川 の 中 を 自分 で 歩いて 渡る の が 怖い から |じょせい|||かわ||なか||じぶん||あるいて|わたる|||こわい| 这个 女孩子 想了又想 , 终究 还是 会 害怕 下水 渡河

と いう こと で 因此

その 二 人 の 若い お 坊さん の うち の 1 人 が この 女性 を ね |ふた|じん||わかい||ぼうさん||||じん|||じょせい|| 这 两位 年轻 的 和尚 之中 , 有 一位

じゃあ 私 が おんぶ して 向こう側 へ 渡して あげ ましょう 、 と いう こと で |わたくし||||むこうがわ||わたして|||||| 他 说 : 那 我 来 揹 妳 渡河 吧

この 子 を おんぶ して 渡った んです |こ||||わたった| 他 就 揹 着 她 过河 了

その あと 过河 后

さよなら と いう こと で 別れて |||||わかれて 两人 就 互道 再见

この 若い 二 人 の お 坊さん は 旅 を 続けた んです |わかい|ふた|じん|||ぼうさん||たび||つづけた| 这 两位 年轻 和尚 就 继续 着 他们 的 旅行

ところが 、 夜 に なって 宿 を 取り |よ|||やど||とり 晚上 到 了 旅店

宿 の 部屋 に 泊まった んです ね やど||へや||とまった|| 两人 在 旅店 过夜

で 、 宿 で 寝る 前 に 布団 の 中 に 入って ね |やど||ねる|ぜん||ふとん||なか||はいって| 入睡 前 , 在 被窝 中

すぐ に は 眠り に つけ ないで いた お 坊さん が です ね |||ねむり||||||ぼうさん||| 其中 一位 睡意 还不深

もう 一 人 の 人 に 言った んです 。「 おい 」 と |ひと|じん||じん||いった||| 他 跟 另 一位 和尚 说 : 喂

昼間 の 若い 女性 の 事 だ けど 、 川 を 渡ろう と した とき に ね ひるま||わかい|じょせい||こと|||かわ||わたろう||||| 白天 我们 遇到 的 那位 年轻 女孩子 啊 , 我们 正要 过河 时

あの 女性 を おんぶ して 渡った よ な |じょせい||||わたった|| 你 揹 了 那位 女孩子 过河 了 , 是 吧

自分 たち は 仏 の 道 を 求めて 、 自分 の 欲 と か そういった もの を 離れて じぶん|||ふつ||どう||もとめて|じぶん||よく||||||はなれて 我 想 说 , 我们 身在 佛门 , 断绝 了 自己 的 欲望

一生懸命 、 仏 道 の 修行 を して いる ので は ない の か と いっしょうけんめい|ふつ|どう||しゅぎょう||||||||| 精进 地 修行 着 佛法

それなのに 、 若い 女性 に 声 を かけて |わかい|じょせい||こえ|| 但是 , 你 居然 跟 年轻 女孩子 搭话

で 、 自分 から その 子 を おんぶ して ね 川 を 渡った |じぶん|||こ|||||かわ||わたった 然后 , 还 自己 主动 地 揹 着 她 过河

俺 に は お前 の 取った 行動 は 、 本当に 僧侶 と して おれ|||おまえ||とった|こうどう||ほんとうに|そうりょ|| 对 我 来说 , 我 不 太 明白

適切な もの であった か どう か 分から ない てきせつな||||||わから| 对于 一个 出家人 来说 , 你 的 行为 恰 不 恰当 ?

と いう ような 話 を |||はなし| 像 这样的话

女性 を お ぶら なかった 男性 が 女性 を お ぶった 男性 に 対して した んです じょせい|||||だんせい||じょせい||||だんせい||たいして|| 没有 揹 女孩子 的 和尚 , 对 着 揹 女孩子 过河 的 和尚 说

そ したら 、 その 布団 の 中 で ね |||ふとん||なか|| 然后 , 在 被窝 中

女性 を お ぶって 渡った お 坊さん が こう 言った んです じょせい||||わたった||ぼうさん|||いった| 揹 女孩子 过河 的 那位 和尚 啊

なんだ 、 お前 は まだ あの 女 を 抱いて いた の か |おまえ||||おんな||いだいて||| 他 说 : 不会 吧 , 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?

と いう 話 が あり ます ||はなし||| 就是 这样 一个 故事

で 、 私 は いつも 恋愛 、 失恋 の 話 を 聞く たび に |わたくし|||れんあい|しつれん||はなし||きく|| 我 每次 只要 听到 恋爱 、 失恋 的 烦恼

この 話 を 思い出して 話す んです けど |はなし||おもいだして|はなす|| 我 就 会 想起 这个 小 故事

恋愛 の 問題 って いう の は 本当に 苦しい です よ ね れんあい||もんだい|||||ほんとうに|くるしい||| 我 想 , 任何 关于 恋爱 的 烦恼 都 是 相当 痛苦 的 吧

好きな 人 が いて 、 自分 が まだ 思い が ある のに すきな|じん|||じぶん|||おもい||| 面对 喜欢 的 人 , 明明 还 那麽 喜欢 他

様々な 事情 が あって 、 別れ なければ いけなく なった さまざまな|じじょう|||わかれ||| 却 由于 总 总 原因 , 不得不 分开

その 痛み たる や |いたみ|| The pain 心多痛 呀

ほんとに 心 の 中 を えぐら れる ような 、 鋭い 刃物 で えぐら れる ような 、 締め 付け られる ような 苦し さ |こころ||なか|||||するどい|はもの|||||しめ|つけ|||にがし| 胸口 好似 被 利刃 划伤 般 疼痛 , 心 揪 结 般地 苦闷

で 、 心 だけ じゃ なくて 体 全体 が 苦しく なる |こころ||||からだ|ぜんたい||くるしく| 不 只是 一颗 心 , 是 全身 都 痛苦

それ ぐらい の ね 这麽 地痛

苦しい 感覚 に さいなま れる こと で 、 思い出して 夜 も 眠れ なく なる くるしい|かんかく||||||おもいだして|よ||ねむれ|| 因为 伤痛 怎麽 都 无法 平抚 , 只要 回想起来 , 夜晚 也 就 辗转难眠

それ が 1 年 だけ じゃ なくて 2 年 たって も 3 年 たって も ||とし||||とし|||とし|| 不 只 持续一年 , 二年 过去 , 三年 过去

5 年 たって も 6 年 たって も とし|||とし|| 甚至 五年 , 六年

正直に 申す のであれば 、 私 自身 に も そういった 経験 が あり ます しょうじきに|もうす||わたくし|じしん||||けいけん||| 老 实说 , 我 自己 也 有过 这样 的 经验

だから こういう 話 を 聞く と 、 本当に 辛い です よ ね ||はなし||きく||ほんとうに|からい||| 所以 , 每当 听到 类似 的 事 , 我 明白 真的 很 痛苦 。

失恋 は つらい です しつれん||| 失恋 是 很 痛苦 的

で 、 その 度 に 私 は この 若い 二 人 の お 坊さん の 話 を 思い出す んです ね ||たび||わたくし|||わかい|ふた|じん|||ぼうさん||はなし||おもいだす|| 同时 , 我 也 会 想起 这 两位 年轻 和尚 的 对话

まだ あの 子 を 抱いて いた の か ||こ||いだいて||| Was he still holding that child? 「 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?」

まだ あの 子 を 抱いて いた ||こ||いだいて| 「 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?」

そう する と 、 だんだん と 自分 の 中 で 過去 の 苦し み が 癒えて くる と いう の も あって |||||じぶん||なか||かこ||にがし|||いえて|||||| 如此一来 , 渐渐 地 自己 心中 的 伤痛 也 慢慢 癒合

この 話 よくする んです けど |はなし|よく する|| I often talk about this. 这番话 我 说过 了 好 几次

この 方 も 現実 を よく 分かって いる わけです |かた||げんじつ|||わかって|| 我 想 这位 小姐 应该 也 很 清楚 现实 的 状况

もう 、 彼 は 結婚 して いて |かれ||けっこん|| 前男友 已经 结婚

で 、 子供 も ある 。 だけど 忘れ られ ない |こども||||わすれ|| 也 有 小孩 了 。 但是 自己 却 怎麽 都 忘不了 前男友

その 現実 を よく 分かって る わけです |げんじつ|||わかって|| 明明 认清 了 现实

自分 が 泣こう が 喚こう が 叫ぼう が じぶん||なこう||かん こう||さけぼう| 自己 也 明白 , 不论 自己 怎麽 哭天抢地

もう 、 彼 は 戻って こ ない と いう こと は 分かって る わけです |かれ||もどって|||||||わかって|| 前男友 都 不会 再 回来 了

だけど 、 自分 の 問題 と して それ が 諦め られ ない と いう こと です ね |じぶん||もんだい|||||あきらめ||||||| 问题 就是 自己 怎麽 都 没 办法 断念

非常に よく 分かり ます ひじょうに||わかり| 我 深深地 明白

その 上 で 、 この 方 の 問題 と いう の を 仏教 の 視点 からあげ つら わせ て 頂く のであれば |うえ|||かた||もんだい|||||ぶっきょう||してん|||||いただく| 以 佛教 的 观点 来看 , 这位 小姐 的 烦恼

この 彼 と いう の は そら く この 方 に とって |かれ||||||||かた|| 对 这位 小姐 来说 , 我 想 她 的 前男友 应该

とても 大事だった と 思う んです ね |だいじだった||おもう|| 是 非常 重要 的 存在

素敵な 彼 だった と 思う んです すてきな|かれ|||おもう| 我 想 是 位 很棒 的 前男友

優しく して くださった んだ と 思う んです ね やさしく|||||おもう|| 曾经 对 她 很 好

いろんな 思い出 も あった と 思う んです ね |おもいで||||おもう|| 两个 人 之间 有着 相当 多 的 回忆

でも 様々な 事情 が あって 、 そして 別れて しまった と |さまざまな|じじょう||||わかれて|| 出于 种种原因 , 两人 终究 还是 分手 了

一 番 大きな 問題 は 何かと いう と ひと|ばん|おおきな|もんだい||なにかと|| 这 其中 , 最大 的 问题 就是

この 方 は 、 彼 が 忘れ られ ない ので は ない と いう こと |かた||かれ||わすれ|||||||| 这位 小姐 并 不是 忘不了 前男友

彼 の こと が 忘れ られ ない ので は ない んです かれ||||わすれ|||||| 不是 忘不了 前男友

じゃあ 何 が 忘れ られ ない の か と いう と |なん||わすれ||||||| 那麽 , 是 忘不了 什麽 呢 ?

自分 が 大切に さ れた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです じぶん||たいせつに||||かんかく||わすれ||| 忘不了 自己 曾经 被 呵护 至备 的 感觉

あの 、 な で な で さ れた 感じ |||||||かんじ 那种 被 亲暱 地 揉 揉头 的 感觉

大事に 抱き とめて もらった 感じ だいじに|いだき|||かんじ 被 捧 在 手中 的 感觉

心地 いい 言葉 を かけて もらった 感覚 ここち||ことば||||かんかく 被 浇溉 温柔 话语 的 感觉

その 心地よ さ が 忘れ られ ない んです |ここちよ|||わすれ||| 是 忘不掉 那种 美好

6 年間 も かかって 構築 して きた さまざまな ねんかん|||こうちく||| 六年 间 一点一滴 累积 起来 的

その 深い 関係 |ふかい|かんけい 深厚 关係

精神 的に も 肉体 的に も 含めて 築いて きた その 関係 せいしん|てきに||にくたい|てきに||ふくめて|きずいて|||かんけい 两个 人 之间 , 精神 上 以及 肉体上 的 关係

いろいろな 思い出 |おもいで 各式各样 的 回忆

何より 、 恋愛 と いう なにより|れんあい|| 恋爱 就是

あなた の こと が 世界 中 で 一 番 好きだ よ と ||||せかい|なか||ひと|ばん|すきだ|| 世界 之中 最 喜欢 的 就是 你 唷 ,

自分 の こと を 特別 扱い して いただいた じぶん||||とくべつ|あつかい|| 还有 , 自己 被 情人 呵护 宠爱 的 特别 待遇 。

その 心地よ さ を 忘れ られ ない んです |ここちよ|||わすれ||| 原因 就是 忘不掉 那种 美好 的 感觉

私 たち 人間 と いう の は 大人 に なって も 弱い もの です わたくし||にんげん|||||おとな||||よわい|| 我们 人 啊 , 即使 是 大人 , 也 是 很 脆弱 的

本当に 情けない くらい 弱い 生き物 です ほんとうに|なさけない||よわい|いきもの| 脆弱 地 相当 丢脸 的 生物

実 社会 の 中 で 、 さまざまな 自分 を 否定 さ れる こと に 出会う わけです よ ね 。 大きく なる と み|しゃかい||なか|||じぶん||ひてい|||||であう||||おおきく|| 在 社会 上 , 我们 会 面临 到 种种 自己 被 否定 的 情况 。

自分 の 現実 と いう もの に 向き合う わけです よ じぶん||げんじつ|||||むきあう|| 长大成人 后 , 我们 不得不 去 认清 关于 自己 的 现实

すごく 仕事 が 出来る わけで も ない |しごと||できる||| 工作 上 没什麽 大 成就

物 凄い お 金持ち で も ない ぶつ|すごい||かねもち||| 存款 也 没 多少钱

すごい 美貌 を 備えて る わけで も ない |びぼう||そなえて|||| 外型 也 谈不上 多 漂亮

そういった 、 不安定で 頼りない 自分 と いう もの が です ね |ふあんていで|たよりない|じぶん|||||| 这 就是 自己 , 不 安定 , 也 不 可靠 的 自己

恋愛 に 陥った と たんに です よ れんあい||おちいった|||| 但是 , 一旦 谈 了 恋爱

特別 扱い に して もらえる 、 あの 心地よ さ とくべつ|あつかい|||||ここちよ| 恋人 对 自己 的 呵 謢 关爱 , 那种 特殊 待遇

それ が 忘れ られ ない んです ||わすれ||| 是 很 难忘 怀 的

彼 じゃ ない んです かれ||| 不是 前男友

いやいや そんな 事 ない よ 、 何 言って る んです か と ||こと|||なん|いって|||| 真的 不是 前男友 , 那 是 什麽 呢 ?

彼 が 自分 を 大事に して くれて 、 彼 は 本当に 私 の こと を 愛して くれた んです かれ||じぶん||だいじに|||かれ||ほんとうに|わたくし||||あいして|| 是 被 前男友 捧 在 手中 , 深深 被 前 男 友爱 过的 感觉

て 言う かも しれ ないで す けど |いう||||| 我 看来 , 或许 是 如此

その 彼 は 現実 に 今 あなた を 選んで い ない |かれ||げんじつ||いま|||えらんで|| 但是 , 在 现实 中 , 那位 前男友 并 没有 选择 妳

この 人 を 選んで い ない んです |じん||えらんで||| 没有 选择 这位 小姐

そして 然后

別の 人 と 結婚 して 子供 も いる べつの|じん||けっこん||こども|| 跟 别人 结婚 了 , 也 生 了 小孩 了

それ は 事情 は 詳しく は 聞いて ない ので 分から ない んです けども ||じじょう||くわしく||きいて|||わから||| 我 是 不 清楚 当中 的 缘由 是 什麽

結婚 を して 、 不倫 関係 だった かも しれ ない けっこん|||ふりん|かんけい|||| 或许 是 , 前男友 本来 就是 已婚 , 两人 是 婚外情

そもそも 遊び の 関係 だった かも しれ ない |あそび||かんけい|||| 或许 他 本来 就是 跟 妳 玩玩 而已 , 不是 认真 的

それ も 分から ない ||わから| 我 也 不 清楚

けれども 、 彼 は 彼 で 自分 の 選択 して と して 自分 の 幸せ を 選んだ わけです よ ね |かれ||かれ||じぶん||せんたく||||じぶん||しあわせ||えらんだ||| 但是 , 那位 前男友 选择 了 自己 的 幸福

そして 、 現実 は 最終 的に は いろんな こと が あって 別れて |げんじつ||さいしゅう|てきに||||||わかれて 然后 , 现实 中 , 两人 出于 种种原因 分手 了

自分 は 一 人 に なった じぶん||ひと|じん|| 这麽 小姐 回到 一个 人 的 状态

ただし 思い 返して みる に |おもい|かえして|| 但是 回想 看看

あの 自分 を 大事に して もらった と いう 感覚 が 忘れ られ ない |じぶん||だいじに|||||かんかく||わすれ|| 忘不掉 自己 被 呵护 宠爱 的 感觉

そして また 恋愛 して る とき と 違った 現実 の 社会 の 中 に 放り 込ま れて ||れんあい|||||ちがった|げんじつ||しゃかい||なか||はな り|こま| 然后 , 又 回到 与 谈恋爱 时 截然不同 的 现实 之中

もう 自分 を なで な で して くれる 人 が い ない って いう 状態 です |じぶん||な で|||||じん||||||じょうたい| 那会 亲暱 地 揉 揉 自己 头的 人 已经 不 存在 的 现实

これ が 苦しい んです ||くるしい| 是 因为 这样 而 痛苦 啊

あの 人 の こと が 忘れ られ ない と いう ふうに して |じん||||わすれ|||||| 把 问题 误以 为 是 忘不了 前男友

そう 思う こと に よって です ね 、 自分 の 中 に ある 問題 |おもう||||||じぶん||なか|||もんだい 在 自己 的 心中

この 可愛い 自分 、 この 大切に して もらった 自分 |かわいい|じぶん||たいせつに|||じぶん 这麽 可爱 的 自己 , 曾经 被 捧 在 手心 的 自己

自分 の 自我 、 エゴ と いう もの が 満たさ れて いく じぶん||じが|えご|||||みたさ|| 自我 的 存在 感 被 充分 地 满足 到 了

自分 の 欲 も 満たして くれた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです じぶん||よく||みたして|||かんかく||わすれ||| 忘不了 那种 感觉 , 自己 的 欲望 得到 了 满足 的 那种 感觉

で 、 ここ を 区別 して い ただ きたい です ね |||くべつ|||||| 所以 , 我 希望 妳 要 去 区别

彼 の こと を 忘れ られ ない んで は なくて かれ||||わすれ||||| 妳 不是 忘不掉 前男友

自分 が 大事に さ れた と いう あの 感覚 が 忘れ られ ない んだ じぶん||だいじに||||||かんかく||わすれ||| 是 忘不掉 自己 曾经 被 呵护 宠爱 的 感觉

と いう ふうに 視点 を 切り替えて いただき たい んです |||してん||きりかえて||| 我 希望 妳 改变 妳 的 想法

それ が 現実 です から ||げんじつ|| 因为 这 就是 现实

で 、 処方箋 な んです けれども |しょほうせん||| 然后 , 我给 妳 的 处方 笺

もう すでに そう さ れて る かも しれ ませ ん が 、 もし です よ 或许 妳 也 在 做 了

その 彼 と いう もう い なく なって しまった 幻想 、 妄想 の 人物 の こと は |かれ||||||||げんそう|もうそう||じんぶつ||| 存在 妳 幻想 、 妄想 中 的 前男友 已经 离开 妳 了

忘れ たい わけです よ 。 忘れ なきゃ いけない で すね わすれ||||わすれ|||| 妳 想 忘 了 他 吧 。 一定 要 忘 了 他 。

な ので 物理 的に 見える 物 、 写真 、 手紙 、 メール ||ぶつり|てきに|みえる|ぶつ|しゃしん|てがみ|めーる 所以 , 物理 上 看 得到 的 东西 , 照片 、 信件 、 电子邮件

それ は 全 消去 、 全 削除 です 。 それ は 基本 です 。 ||ぜん|しょうきょ|ぜん|さくじょ||||きほん| 全都 丢弃 、 删除 。 这是 最 基本 的 一件 事 。

女性 は です ね 、 彼 が 言って くれた 言 や あの 時 に こういった 言葉 を 掛けて くれた と じょせい||||かれ||いって||げん|||じ|||ことば||かけて|| 特别 是 女孩子 , 会 去 牢牢 记住

そういった ね 言葉 を 非常に 覚えて いて ||ことば||ひじょうに|おぼえて| 交 往时 前男友 对 自己 说 的 语话

その 言葉 から どんどん 自分 の 中 の 妄想 を 膨らま して 、 この 妄想 を 大事に して しまう んです |ことば|||じぶん||なか||もうそう||ふくらま|||もうそう||だいじに||| 那些 话语 渐渐 地 在 自己 的 脑海中 被 美化 , 变成 妄想 , 自己 再 无比 重视 着 这个 妄想 。

現実 の 社会 の 中 で 自分 が つらい 思い を したり 苦しい げんじつ||しゃかい||なか||じぶん|||おもい|||くるしい 在 现实 社会 中 一旦 受 了 苦 , 吃了亏

思い を したり する たび に その こと を 思いだして おもい|||||||||おもいだして 那些 妄想 又 会 涌 上 心头

もっと 大事に して しまう んです ね |だいじに|||| 然后 , 这些 妄想 又 被 放大

本当に その 妄想 に 対して しがみついて しまう って いう こと です ほんとうに||もうそう||たいして|||||| 真的 是 紧紧 地 抓 着 这些 妄想 不 放

これ を 手放し たい わけです 。 苦しい です から 。 手放さ ない と いけ ませ ん 。 ||てばなし|||くるしい|||てばなさ||||| 其实 是 想 放手 吧 。 很 痛苦 吧 。 一定 要 放手 的 。

ですから 物理 的に 見える もの |ぶつり|てきに|みえる| 所以 , 物理 上 看 得到 的 东西

彼 に もらった プレゼント 、 手紙 、 彼 と の 写真 と いった もの は 一 枚 た り と も 残して は いけ ませ ん かれ|||ぷれぜんと|てがみ|かれ|||しゃしん|||||ひと|まい|||||のこして|||| 他 送 的 礼物 、 信件 、 和 他 的 合照 , 一张 都 不能 留

全部 消す こと です 。 全 消去 です ぜんぶ|けす|||ぜん|しょうきょ| 全都 丢掉 , 全都 删除 。

また あの 心地よ さ を 求めて ||ここちよ|||もとめて 如果 , 又 渴望 起 那种 在 爱情 中 所感 受到 的 被 呵护 感

彼 の こと を 忘れよう と して いたずらに 恋愛 に 走る のであれば かれ||||わすれよう||||れんあい||はしる| 为 了 忘掉 前男友 而 投入 下 一段 恋情 的话

同じ こと を 繰り返して しまい ます ね おなじ|||くりかえして||| 终究 是 会 重蹈覆辙 的

あの 特別 感 を 得 られる チャンス と いう もの を 求めて |とくべつ|かん||とく||ちゃんす|||||もとめて 为 了 寻求 那 份 特别 感

そして 然后

また 間違った 恋愛 を 繰り返して しまう 可能 性 が ある わけです ね |まちがった|れんあい||くりかえして||かのう|せい|||| 有 可能 又 会 是场 失败 的 恋爱

この 方 が ね 、 大変 失礼な 言い 方 かも しれ ませ ん が |かた|||たいへん|しつれいな|いい|かた||||| 不好意思 , 我 的 用词 可能 很 失礼

非常に モテる 方 、 次 から 次 へ と 新しい 男性 に 良い 寄ら れる と いう 状態 で なければ ひじょうに|モテ る|かた|つぎ||つぎ|||あたらしい|だんせい||よい|よら||||じょうたい|| 如果 这位 小姐 不是 男人 缘 极佳 , 男友 一个 接 一个 的 状态

余計 、 この ところ 新しい 恋愛 は すぐ に は 見つから ない ので よけい|||あたらしい|れんあい|||||みつから|| 那麽 是 很 难 展开 下 一段 恋情 的

過去 に あった 自分 の 中 で 、 最高の スペシャル の 思い出 と いう の に 浸ろう と しちゃ う わけです かこ|||じぶん||なか||さいこうの|すぺしゃる||おもいで|||||ひたろう|||| 因为 她 不断 地 沉 缅 在 自己 有生以来 最棒 的 回忆 之中

でも 、 ほんとに ご 自分 でも わかって らっしゃる と 通り です ね |||じぶん|||||とおり|| 但是 , 真的 就 这位 小姐 所说 的

その 過去 の もの を 引きずった まま 、 新しい 恋愛 は もちろん でき ないで すし |かこ||||ひきずった||あたらしい|れんあい||||| 一直 沉溺在 过去 之中 , 新 的 恋情 是 没 办法 展开 的

逆に 過去 の そういった 思い出 を 引きずった まま ぎゃくに|かこ|||おもいで||ひきずった| 而且 卡 在 过去 的 回忆 之中

仕事 も でき ない し 、 いい 人生 も 歩め ない わけです よ ね しごと||||||じんせい||あゆめ|||| 工作 也 做 不好 , 接下来 的 人生 也 不会 顺利 的 唷

一 番 最初 に 話した 2 人 の お 坊さん の 話 ひと|ばん|さいしょ||はなした|じん|||ぼうさん||はなし 我 在 一 开始 时 , 说 的 两个 年轻 和尚 的 故事

もう 女 の 人 は 去って 居 ない のに |おんな||じん||さって|い|| 那个 女孩子 明明 都 不在 了

片方 の お 坊さん は かたほう|||ぼうさん| 其中 一个 和尚

物理 的に その 女性 を おんぶ して 川 を 渡った お 坊さん は ぶつり|てきに||じょせい||||かわ||わたった||ぼうさん| 实际上 揹 着 那个 女孩子 过河 的 和尚 ,

とうに 自分 の 心 の 中 は その 女の子 の 存在 が い なく なって いる のに |じぶん||こころ||なか|||おんなのこ||そんざい|||||| 在 他 的 心中 , 那位 女孩子 已 不复存在

物理 的に 背中 に 女の子 を おんぶ して 川 を 渡ら なかった お 坊さん の 方 が ぶつり|てきに|せなか||おんなのこ||||かわ||わたら|||ぼうさん||かた| 反倒 是 没有 揹 那个 女孩子 的 和尚

心 の 中 に その 女の子 に 抱いて いた 、 ずっと ね こころ||なか|||おんなのこ||いだいて||| 心中 牢牢地 惦记 着 这个 女孩子

もう 物理 的に 目の前 に 彼 氏 は い ない し 、 現実 に その 恋愛 も なくなって しまって いる |ぶつり|てきに|めのまえ||かれ|うじ|||||げんじつ|||れんあい|||| 眼前 , 前男友 已 不复存在 了 。 现实 中 , 那 份 恋情 也 消逝 不在 了 。

過去 の 夢 物語 、 ただ の 物語 で しか ない のに かこ||ゆめ|ものがたり|||ものがたり|||| 过去 的 美好 恋情 , 仅仅 是 往事

まだ 自分 が 抱いて いる 、 これ を 少しずつ 少しずつ |じぶん||いだいて||||すこしずつ|すこしずつ 自己 却还 惦着 不放

手放 な して いか なきゃ いけない と いう こと です てばな||||||||| 这些 感情 、 回忆 , 一定 要 一点一滴 地 放手

本当に 恋愛 の 問題 は 人間 の 本能 に 根ざす 問題 な ので ほんとうに|れんあい||もんだい||にんげん||ほんのう||ねざす|もんだい|| 恋爱 的 问题 真的 是 关乎 本能 的 问题

なかなか 手渡す こと って いう の は 苦しい と 思い ます |てわたす||||||くるしい||おもい| 因此 , 要 克服 是 很 难 的 事情 。 很 痛苦 的 。

時間 が かかり ます 。 でも 時間 が 解決 し ます じかん|||||じかん||かいけつ|| 相当 花 时间 , 但是 时间 会 解决

時間 は かかる けども 時間 が 解決 し ます じかん||||じかん||かいけつ|| 相当 花 时间 , 不过 时间 会 解决

だからこそ この 自分 の 時間 ||じぶん||じかん 所以 , 在 这段 过程 之中

毎日 毎日 新しく です ね 、 朝 が 来て 夜 が 来て 寝て 、 朝 が 来て まいにち|まいにち|あたらしく|||あさ||きて|よ||きて|ねて|あさ||きて 自己 会 一天天 改变 , 早上 起来 晚上 入睡 , 隔天 又 醒来

その 度 に 自分 は です ね 自分 自身 を リセット して 生まれ変わって いる んです けども |たび||じぶん||||じぶん|じしん||りせっと||うまれかわって||| 一天天 自己 会 渐渐 转变 , 然后 重生

この です ね 毎日 毎日 違う 自分 に なって いる のに |||まいにち|まいにち|ちがう|じぶん|||| 不过 , 虽然 自己 一天天 在 改变

自分 が ずっと しがみついて じぶん||| 只要 自己 还 死命 地 抓 着

妄想 を 手 離さ ない 限り は もうそう||て|はなさ||かぎり| 那些 妄想 的话

この 死 神 と いい ます か ね 、 彼 の 死 神 |し|かみ||||||かれ||し|かみ 前男友 , 称之为 死神 的 前男友

い ない わけで 死んだ と 一緒です よ |||しんだ||いっしょです| 他 都 不在 了 , 跟 死 了 一样 嘛

この 死 神 、 ゾンビ みたいな 彼 を 引きずり ながら 次の 日 も 次の 日 も |し|かみ|||かれ||ひきずり||つぎの|ひ||つぎの|ひ| 只要 妳 每天 揹 着

その 屍 を を 背負い ながら 自分 が 生きて いく |しかばね|||せおい||じぶん||いきて| 这个 死神 , 死人 一样 的 前男友 生活

その 姿 を 想像 して みて ください |すがた||そうぞう||| 试着 想想 这个 景像

本当に もったいない こと だ と 思い ます ほんとうに|||||おもい| 真的 是 很 可惜

最後に です ね さいごに|| 最后

まず 全部 今 の 話 を まとめ ます と |ぜんぶ|いま||はなし|||| 我先 整理 我 今天 说 的话

この 妄想 と か 写真 と か |もうそう|||しゃしん|| 刚刚 说 的 妄想 , 就是 照片 啊

自分 の 中 で 過去 の 夢 物語 を 想起 さ せる 、 思い出さ せる ような もの じぶん||なか||かこ||ゆめ|ものがたり||そうき|||おもいださ||| 只要 是 会 让 妳 回想 过去 往事 的 东西

全部 目 に 見える もの は 捨てる 、 処分 する ぜんぶ|め||みえる|||すてる|しょぶん| 看 得到 东西 , 全都 丢掉

その 上 で |うえ| 而且

自分 の 心 の 中 に 残って いる 彼 の 思い出 と いう もの は じぶん||こころ||なか||のこって||かれ||おもいで|||| 存在 自己 脑海中 的 关于 前男友 的 回忆

消して も 消して も 消し 去 れる もの で は ない かも しれ ませ ん が けして||けして||けし|さ|||||||||| 或许 怎麽 努力 想 忘 都 忘不掉

ただ ね 但是

覚えて いて いただき たい こと は 、 心 と いう の は 器 と 同じだ と 思って ください おぼえて||||||こころ|||||うつわ||おなじだ||おもって| 我 希望 妳 要 记得 一件 事 , 我们 的 心 跟 容器 是 一样 的 道理

器 の 中 に 水 を 入れる と し ます よ ね うつわ||なか||すい||いれる||||| 如果 要 把 水 倒入 容器 之中

この 水 が です ね だんだん 濁って くる わけです よ |すい|||||にごって||| 如果 瓶 中 的 水 已经 溷浊 肮髒

この 濁った 水 と いう もの を キープ した まま |にごった|すい|||||きーぷ|| 这 溷浊 肮髒 的 水 就 这麽 放任不管 的话

水 を 新鮮な 物 に 入れ替える こと は でき ない わけです すい||しんせんな|ぶつ||いれかえる||||| 乾淨 的 水 是 没 办法 倒入 瓶 中 的

少しずつ 掻き 出して 少しずつ 掻き 出して すこしずつ|かき|だして|すこしずつ|かき|だして 一定 要 一点点 一点点

古い 水 を 捨てて 、 腐った 水 を 捨てて 新しい もの を 入れ なければ なら ない ふるい|すい||すてて|くさった|すい||すてて|あたらしい|||いれ||| 倒掉 髒 掉 臭 掉 的 水 , 再 注入 新 的 水

その 腐った 水 を 少しずつ 少しずつ 捨てて |くさった|すい||すこしずつ|すこしずつ|すてて 持续 地 一点一滴 倒掉 发臭 的 水

新しい 水 を 入れて いけば あたらしい|すい||いれて| 再 倒入 乾淨 的 水

逆に 言えば ぎゃくに|いえば 换个 角度 说

新しい 水 に ちゃんと 器 の 中 が 入れ替わって いく んです あたらしい|すい|||うつわ||なか||いれかわって|| 乾淨 的 水 一点一滴 地 注入 水瓶 之中

これ が 心 の 性質 です ||こころ||せいしつ| 这 就是 心 的 特质

この 水 を 捨て たく ない って 言って いる の 誰 です か |すい||すて||||いって|||だれ|| 是 谁 说 :「 不想 倒掉 这个 髒 掉 的 水 ?」

彼 じゃ ないで すね 自分 な んです かれ||||じぶん|| 不是 前男友 , 是 妳自己 唷

この 濁った 水 を 捨て たく ない |にごった|すい||すて|| 「 不想 丢掉 这个 溷浊 的 髒水 」

残して おき たい のこして|| 「 想 留着 」

と 思って る の は 実は 彼 で は なくて 自分 な んです |おもって||||じつは|かれ||||じぶん|| 这麽 想 的 其实 是 妳自己 , 不是 前男友

彼 と の 思い出 と いう の は かれ|||おもいで|||| 关于 前男友 的 回忆

最初 は きれいな 新鮮な 水 だった んだ けれども さいしょ|||しんせんな|すい||| 起先 的确 是 乾乾淨淨 的 状态

今 は もう ボウフラ が 湧いて いる わけです ね いま|||||わいて||| 但是 现在 已经 长 出 了孓 孒

そこ から 濁って 苔 が 付いて ドロドロ に 臭い 匂い を 放って いる かも しれ ない ||にごって|こけ||ついて|||くさい|におい||はなって|||| 这 溷浊 的 水 , 接下来 可能 会长 苔变 稠 发臭

なのに その 現実 の 腐った 、 濁った 水 を 眺め ながら ||げんじつ||くさった|にごった|すい||ながめ| 即使如此 , 我们 却 一边 看着 已经 发臭 、 溷浊 的 水

その 濁った 水 の 中 に |にごった|すい||なか| 不断 回想 着 , 这 溷浊 的 水

かつて そこ に 花 が 咲いて いた 綺麗な 水 を 思い浮かべて いる |||か||さいて||きれいな|すい||おもいうかべて| 过去 曾经 是 让 花朵 绽放 的 乾乾淨淨 的 状态 。

なので これ を です ね な ので|||| 所以 , 我们 要将 这 发臭 的 水

すくって は 捨て すくって は 捨て すくって は 捨て って やって いけば ||すて|||すて|||すて||| 每天 一点点 倒掉 髒水 , 再 换上 乾淨 的 水 , 持续 地 做 下去

時間 が かかって も 小さな 柄杓 でも いい から じかん||||ちいさな|ひしゃく||| 虽然 花 时间 , 就算 每天 换的 水 有限

それ を 掬い だして いく こと に よって ||まり い||||| 只要 妳 这麽 持续 换水 下去

必ず 器 の 中 の 水 と いう の は 必ず 入れ替わって いく んです かならず|うつわ||なか||すい|||||かならず|いれかわって|| 瓶 中 的 水 一定 会 完全 被 更新 的

と いう 可能 性 が ある と いう こと を 承知 して いただ 上 で ||かのう|せい|||||||しょうち|||うえ| 希望 妳 明白 这是 有 可能 的

物理 的に ぶつり|てきに 再将 , 物理 上 看 得到 的

彼 と の 思い出 に 残る 、 証拠 に なる もの かれ|||おもいで||のこる|しょうこ||| 关于 前男友 的 回忆 , 有关 连的 东西

自分 が しがみついて いる もの 少しずつ 手 離して いく と いう こと です ね じぶん|||||すこしずつ|て|はなして|||||| 自己 紧紧 抓着 不放 的 东西 , 一点一点 地 放手

もし 残って いる と したら チャンス です |のこって||||ちゃんす| 如果 这些 东西 还在 手边 的话

それ を 焼いて しまう なり 捨てて しまう なり ||やいて|||すてて|| 当 是 一个 仪式

自分 の 中 で 儀式 を して ね じぶん||なか||ぎしき||| 看 是 全都 烧掉 , 还是 拿 去 丢掉

これ で 彼 と の 思い出 と は さよなら 、 さよなら ||かれ|||おもいで|||| 藉此 处分 掉 关于 前男友 的 回忆 , 跟 它们 说 「 再见 、 再见 、 再见 」

って 言葉 に して 形 に して 流して しまう と いう こと です |ことば|||かた|||ながして||||| 说出 口 , 动手 , 跟 这些 东西 道别

灯籠 流し みたいに して 流して しまう んです よ とうろう|ながし|||ながして||| It ’s like a lantern sink. 跟 放水 灯 一样 似的 , 让 一切 都 随着 河水 流逝 而 去

これ を です ね 、 ただ 心 の 中 で は だけ で は なくて です ね |||||こころ||なか|||||||| 进行 这样 的 事 , 不是 单单在 自己 心中 而已

ちゃんと アクション と して 動作 と して やる |あくしょん|||どうさ||| 要 真的 有所 行动

作業 と して やる さぎょう||| 真的 去 动手

と いう こと に よって 、 少しずつ 少しずつ 自分 の 中 の 古い 水 |||||すこしずつ|すこしずつ|じぶん||なか||ふるい|すい 藉此 , 一点一滴 将 自己 心中 的 发臭 的 水

と いう もの が 入れ替わって 新しい 水 に 変わって いく と 思い ます ||||いれかわって|あたらしい|すい||かわって|||おもい| 慢慢 地 更新 成 乾淨 的 好 水

ですから 辛い と 思い ます が 昔 の 彼 を 忘れる ため に |からい||おもい|||むかし||かれ||わすれる|| 我 知道 这 很 痛苦 的

新しい 恋愛 を する と いう ような あたらしい|れんあい||||| 但是 , 如果 为 了 忘掉 前男友 而 去 谈恋爱 的话

ちょっと 先走った こと を し ないで |さきばしった|||| 不能 心急 躁动

心地 良い 自分 と いう もの を 評価 して くれる ここち|よい|じぶん|||||ひょうか|| 不要 为 了 想 听到 那些 甜言蜜语 ,

そういう 心地よ さ を 求めて 恋愛 を する と ろくな こと に なり ませ ん ね |ここちよ|||もとめて|れんあい|||||||||| 为 了 得到 那种 在 爱情 中所 被 呵护 的 感觉 , 而 去 谈恋爱

男 って いう の は です ね もう ホント そうです よ おとこ||||||||ほんと|そう です| 男人 这种 生物

半分 以上 は はんぶん|いじょう| 一半 以上

下心 が あって 近づいて くる 人 が 多い わけです から したごころ|||ちかづいて||じん||おおい|| 会 接近 女人 都 是 别有用心 的

ですから 、 そのまま いく と 、 ひょっとして 同じ ような な パターン に 入って いく かも しれ ない ので |||||おなじ|||ぱたーん||はいって||||| 所以 , 如果 抱持 着 原本 的 心态 而 去 谈恋爱 的话 , 有 可能 会 重蹈覆辙

是非 この 機会 に 苦しい ですけれども ぜひ||きかい||くるしい| 现在 虽然 很 痛苦 , 但是 要 善用 这次 的 机会

自分 の 心 の 中 に ある 自分 の 欲 じぶん||こころ||なか|||じぶん||よく 去 体认到 自己 心中 那 份 欲望

自分 だけ 特別に 扱って もらい たい と いう その 欲 を じぶん||とくべつに|あつかって||||||よく| 想要 得到 特殊 待遇 的 欲望

恋愛 の 苦し み を 通して 見つめて いただいて れんあい||にがし|||とおして|みつめて| 藉由 这些 失恋 的 挫败 来 体认到 自己 心中 的 这股 欲望

その 上 で |うえ| 然后

古い 水 の 掻き 出し を して ふるい|すい||かき|だし|| 倒掉 发臭 的 水

そして あたらしい 水 と いう もの を ||すい|||| 再 换上 乾淨 的 水

自分 の 中 に 汲み 入れて 頂ければ と 思い ます じぶん||なか||きゅう み|いれて|いただければ||おもい| 在 自己 的 心中 一点一滴 置换

きっと また その 苦しい 作業 の 果て に は |||くるしい|さぎょう||はて|| 这 过程 虽然 很 痛苦 , 但 最终

幸せな 恋愛 と いう もの は できる ように なる と 思い ます しあわせな|れんあい|||||||||おもい| 妳 一定 可以 得到 幸福 的

頑張って ください がんばって| 请 加油