NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 087 - 人を呪わば穴二つ
今度 は 逃がさ ん 。
来る ぞ 。 (2 人 ) はい 。
《 速い …》
き ゃあ ! くそ っ !
《 動け ない …》
( 角 都 ) はたけ カカシ …。
お前 で 失った 心臓 の 補充 を する 気 だった が ➡
気 が 変わった 。
( 角 都 ) 心臓 の 補充 など ➡
別に いつでも できる から な 。
死ね !
風 遁 螺旋 丸 。
( ヤマト ) 水 遁 破 奔流 。
( ナルト / ヤマト ) 颶風 水 渦 の 術 。
♪♪~
遅く なって すま ねえ って ば よ 。
ふ ぅ … いい タイミング だ 。
は ぁ … 増 援 助かった 。
サクラ サイ さん ナルト も …。
( ヤマト ) こんな かっこ悪い 先輩 は 初めて 見 ました よ 。
( カカシ ) 悪かった な 。
( ヤマト ) この 敵 … 相当 強い で すね 。
また おかしな の が 来た な 。
すでに ボロボロ と は …。
ナルト 大丈夫な の ? シカマル は ?
もう 1 人 の 敵 と 別の 場所 で 戦って る 。
シカマル 側 に も 2 人 向かって ほしい 。
遠距離 タイプ と 医療 タイプ が いい 。
( パックン ) 拙者 に 任せろ 。
よし ! サイ と サクラ は パックン の 誘導 に 従い ➡
シカマル の 援護 に 向かえ 。
( サクラ ) はい 。 ( サイ ) はい 。
フッ … 烏 合 の 衆 が 何 を する 。
抜きとる 心臓 の バリエ ー ション が 増えた だけ だ な 。
ハハハハ …。
こっか ら は オレ が やる って ば よ 。
ナルト …。
拙者 たち も 行く ぞ 。
ナルト こっち は 頼んだ わ よ 。
完成 した の か ?
いえ … 5 割 程度 です 。
そう か …。
けど …。
( ヤマト ) まあ 見て て ください 。
以前 の ナルト と は 別人 です よ 。
こっち じゃ 。
( サイ ) いくら なんでも あの アスマ さん を 殺した 相手 に ➡
1 人 で 挑む なんて …。
大丈夫な の か な ? シカマル く … シカマル は 。
シカマル は 大丈夫 。
《 彼 は 火 の 国 随一 の 頭脳 と ➡
それ に …》
(( へい … じゃあ 行って くる と し ます か 。
もう … まったく やる 気 が ない んだ から 。
あれ で 中隊 長 だって いう んだ から 信じ られ ない 。
( 綱 手 ) そう 言う な 。
アイツ は やる 気 を 見せる の が 苦手 。 と いう より 嫌いな んだろう 。
汗 かき ながら 一生懸命 めん どくさ がって る の さ 。
よく わかり ませ ん 。
綱 手 様 … シカマル の こと ➡
過大 評価 し すぎ な んじゃ ない です か ?
私 は まだまだ 過小 評価 だ と 思って る が な 。
( サクラ ) これ は ?
( 綱 手 ) 火 の 国 大名 名義 正式な 依頼 状 が きた 。
シカマル を 大名 の 近衛 機関 に ほしい と の こと だ 。
この 前 の 中 忍 試験 で の シカマル の 実行 委員 ぶり が ➡
大名 の 周囲 の 者 の 目 に とまった ようだ 。
それ って …。 ああ 。
近衛 機関 は いわば 守護 忍 十二 士 へ の 入り口 。
( 綱 手 ) これ は よほど の こと だ ぞ 。
すごい …。
それ で シカマル は ? 申し出 を 受けた んです か ?
( 綱 手 ) アイツ と きたら …。
( アスマ ) お前 … 大名 の 件 断った ん だって ?
( シカマル ) まあ 。
( アスマ ) 外 の 世界 を 見る の も 悪く ない と 思う が な 。
オレ も 守護 忍 十二 士 で の 経験 が あれば こそ ➡
今 の オレ が ある と 思わ ないで も ない けど な 。
オレ は 変わら ない よ 。
これ から も めん どくさい こと は ごめん だ 。
フンッ !
ただ …。
なんて いう か チョウジ や いの や 今 の 小 隊 の 連中 や …。
まあ ナルト や 気 に なって しよう が ねえ から ➡
里 に いる だけ って いう か …。
そう か … お前 に も 火 の 意志 って やつ が あった んだ な 。
火 の 意志 って 三 代 目 が 言って いた ?
そう だ 。 この 里 を 守ろう って いう 強い 意志 の こと だ 。
そんな 大げさな こと じゃ ねえ よ 。
照れる な !
気 に なる から 守り たい 。 そう な んだろう ?
同じ 木 ノ 葉 の 忍 だ から めん どくせ ぇ けど ➡
しようがない んじゃ ない の ?
( アスマ ) その 火 の 意志 が 里 を 照らす んだ って 。
まあ 親父 の 受け売り だ が な 。
じゃあ いつか アスマ も 照らして やる よ 。
なんて な 。 フッ !))
( 笑い声 )
《 サクラ : あの シカマル なら 心配 ない 。
何より これ は アスマ 先生 の 弔い 合戦 。
万全の 計算 を して シカマル は 敵 に 挑んで いる はず 》
( 笑い声 )
( 飛 段 ) 動く … 動く ぜ !
( シカマル ) クソッ !
お前 も ジャシン 様 を 信仰 して いれば ➡
ピンチ に 救い の 手 が あった かも な 。
今 から ジャシン 様 を 信じる なら その 改心 に 免じて …。
フンッ ! 許す わけ ねえ だ ろ ! バ ー カ !
う ぅっ !
( シカマル ) そんな もん に 許して もらわ なくて も 結構だ ぜ !
くっ !
影 寄せ の 術 !
や … 野郎 !
フンッ ! まだ これ くらい の チャクラ は 残って る ぜ !
♪♪~
野郎 !
♪♪~
な 何 し や がる ! へ っ ! 見て ろ って !
♪♪~
( 飛 段 ) なに っ !?
どういう こと だ ? いつの間に こんな …。
前もって ここ に 仕掛け を 準備 して いた だけ の こと だ 。
《 コイツ … がむしゃらに オレ ら 2 人 を 離した んじゃ なく ➡
オレ を ここ に 誘い込んだ って の か ?
だ と すりゃ ここ まで が コイツ の 計算 !?》
人 を 呪わ ば 穴 二 つ 。
わかる か ? この 意味 。 知る か よ !
人 を 呪って 殺そう と すれば な その 報い で テメエ も 殺さ れる から ➡
葬る 穴 が 2 つ 必要に なる って こと よ 。
お前 は オレ の 師 を 呪い 殺した 。
テメエ だけ のうのうと はしゃいで い られる と 思う な !
そい つ が テメエ の 墓穴 だ 。
ハハッ … オレ は 死な ねえ !
体 を バラバラ に さ れて 首 一 つ に なろう が ➡
必ず 這い ず り 出て ➡
テメエ の ノド 元 に くらいつき に 行って やる !
あっ !
( 飛 段 ) なんだ ? シカ ?
この 森 は 火 の 国 でも 特別な 場所 で な ➡
オレ たち 一族 だけ が 立ち入る こと を 許さ れて る 。
他 に は 誰 も 来 ない !
あぁ …。
( シカマル ) オレ たち 一族 が ずっと お前 を 見張って おく !
よく やった な シカマル 。
あぁ 。
うん ?
( アスマ ) ふう ~!
オレ の 火 の 意志 お前 に 託した ぞ 。
テ … テメエ … 何 つけて んだ よ !!
( シカマル ) 火 の 意志 だ 。
オレ たち 里 を 守ろう と いう 強い 意志 だ 。
《 シカマル : さよなら … 先生 》
多重 影 分身 の 術 !
多重 影 分身 …。
( 角 都 ) そう か 。 お前 が 九 尾 の 人 柱 力 か 。
状況 説明 と 敵 の 能力 を 教えて ください 。
敵 は 暁 2 人 。
さっき も 言った ように 1 人 は シカマル が 応戦 中 。
で もう 1 人 が 目の前 に いる 。
コイツ は 分裂 する 能力 が ある 。
( カカシ ) あの 両 肩 の 面 が 本体 から 抜け出して 分裂 する んだ が ➡
その 面 一つひとつ に 心臓 が あり 独立 して 行動 する 。
ヤツ は 初め 5 つ の 心臓 を 持って いた 。
今 は 2 つ 減らして あと 3 つ だ 。
どういう こと です ?
もう 二 度 殺して る って こと だ 。
ヤツ は あと 3 度 殺さ ない と 倒れ ない 。
それ に 中 距離 タイプ で あらゆる 性質 変化 を 使う 。
《 どうりで 先輩 が 手 こ ずる わけだ …》
ナルト !
ちゃんと 聞いて たって ば よ !
ナルト !
やみくもに 突っ込んで も ダメ だって ば !
フン …。
うわ っ …。
影 分身 だけ か ? それでは 勝て ん ぞ 。
《 あの 攻撃 スピ ー ド と 戦闘 スタイル から して ➡
陽動 に は 最低で も 影 分身 が 3 人 いる って ば よ 》
《 まず 影 分身 の 経験 値 を オリジナル の 中 に 情報 と して 蓄積 。
それ に 基づいた シミュレ ー ション の 作成 。
影 分身 の 使い 方 が さらに うまく なって いる …》
多重 影 分身 の 術 !
影 分身 を 3 体 …。
♪♪~
何 な の ? あれ …。
すごい 高音 …。 な … なんて チャクラ だ …。
アイツ ら 何 を …。
♬~
(( なんとか ここ まで は … 形 に したって ば よ 。
よし 。 どれほど の もんか オレ の 螺旋 丸 と ぶつけ合う 。
用意 しろ 。 な っ … えっ !?
でも そんな こと したら … どう なる の ?
術 が 完成 に 近づいて いる なら ➡
オレ の 螺旋 丸 など ひと たまり も ない 。
さあ いく ぞ !
♪♪~
( カカシ ) 四 代 目 …!
♪♪~
《 何 だ あの 術 は … あれ を くらったら や ばい …。
絶対 に ダメ だ …》
風 遁 螺旋 手 裏 剣 !
( ヒナタ ) あっ あっ … 冷た っ !
( キバ ) ああ … ヒマ だ !
オレ たち 第 八 班 の 待機 命令 は いつまで 続く んだ よ 。
( シノ ) 仕方 が ない 。
なぜなら 紅 先生 は 心 に 大きな 傷 を 負って いる から だ 。
わかって る よ ! わかって る けど よ …。
( キバ ) 第 十 班 は アスマ 先生 の 仇 を 討つ ため に 出かけ ち まった し ➡
ナルト の ヤツ も 新 術 を 完成 さ せる と か で 修業 して る みて ぇだ し 。
ナルト 君 … がんばって る んだ 。
お前 顔 赤い ぞ 。
あっ … なんでもない ! なんでもない よ …。
ふ ~ ん … なら いい けど よ 。
じゃ 紅 先生 の とこ 寄って 帰る ぜ 。
( キバ ) いく ぞ ! 赤 丸 ! ( 赤 丸 ) ワン ワン !
キ … キバ 君 !
( ヒナタ ) 待って よ ! キバ 君 !
また 独り か …。
独り占め する に は この 空 は 広 すぎる …。