NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 4 - 076 - 次 なる 段階
ず り いって ば よ !
螺旋 丸 オレ の 必殺 技 な のに 簡単に やって くれちゃ って よ 。
オレ なんか さ エロ 仙人 の そりゃ あ 厳しい 修業 に 耐えて さ ➡
どん だけ 苦労 した か 。 ( カカシ ) あの ね …➡
話 の 本題 は これ から な んだ けど 。 それ を カカシ 先生 って ば ➡
片手 で サクッ と できちゃ う なんて よ !
オレ なんて 2 人 で やっとこ さ こね くり 回して さ 。
った く やって らん ねって ば よ !
カッ ! でも … やって みよ っか な 。
( カカシ ) まっ もう 少し 落ち着く の を 待って 。
( カカシ ) 別に 螺旋 丸 を 見せた の は 自慢 し たかった から じゃ ない 。
ヘッ ! よく 言う って ば よ 。
螺旋 丸 は 形態 変化 だけ を 極めた 術 だって ➡
前 に 言った よ な 。 形態 変化 ?
で その 形態 変化 と 性質 変化 を 加えた 術 が ➡
例えば … 千鳥 だ 。
へ ぇ また 自慢 だって ば よ 。
(2 人 ) ハァ ~…。
この 術 は チャクラ を 雷 に 性質 変化 さ せる だけ で は なく ➡
放電 さ せる ように 形態 変化 さ せて ➡
攻撃 の 威力 と その 及ぶ 範囲 を 決めて る 。
( ヤマト ) いい かい ? チャクラ に 性質 変化 だけ じゃ なく ➡
形態 変化 を 加える こと で ➡
忍 の 攻撃 力 は 飛躍 的に 高まる んだ 。
まっ 性質 と 形態 の 両方 の 変化 を セット で 扱える 忍 は 稀だ が な 。
ん っ やっぱり 自慢 だ よ 。
( カカシ ) さっき まで の 修業 で 風 の 性質 変化 を 手 に 入れた 。
そして お前 は すでに 究極 の 形態 変化 を 持って いる 。
ら 螺旋 丸 !?
そう だ 。
ん じゃあ オレ って ば ➡
もう 2 つ と も 持って る って こと か ?
まっ そういう こと に なる な 。
ハハハ ! よっ しゃ !
これ なら あっという間 に 新 術 が でき そう だって ば よ !
ようし ! ようし ようし ようし !
なんだか 簡単に いけ そうだ ぜ !
フッ それ なら オレ は 千鳥 を 開発 する 必要 は なかった よ 。
えっ !?
オレ は 螺旋 丸 の 形態 変化 に 雷 の 性質 変化 を ➡
組み合わせる こと が でき なかった んだ 。
性質 変化 と 形態 変化 を 組み合わせる に は ➡
ものすごい 技術 が いる 。
と いう より 才能 と か センス と 言った ほう が いい かも しれ ない 。
ここ まで だった の は オレ だけ じゃ ない 。
この 術 を 考案 した オレ の 師 で さえ そう だった 。
師 …。
( カカシ ) そうだ 。 四 代 目 火影 で さえ それ は でき なかった 。
四 代 目 は 形態 変化 を ➡
最高 レベル に まで 高めた 状態 を 作り上げた 。
それ が 螺旋 丸 だ 。
ただ の 形態 変化 だけ で 会得 難度 は A ランク 。
ここ まで なら オレ でも どうにか コピ ー できる 。
だが 問題 は その先 だ 。
( カカシ ) もともと 螺旋 丸 は ➡
四 代 目 が 自分 の 性質 変化 を 加える こと を 前提 と して ➡
開発 した 術 だった 。
じゃあ 螺旋 丸 は まだ ➡
途中 段階 の 忍術 だった って こと か ?
そういう こと に なる ね 。
まだ 見 ぬ その先 の 忍術 は ➡
会得 難度 S ランク か それ 以上 かも しれ ない 。
( カカシ ) それどころか そもそも 不可能 かも しれ ない 。
ここ から 先 は 教わる んじゃ なく ➡
お前 が 見つける しか ない んだ 。
( カカシ ) なぜ … なぜ こんな こと を お前 に 話す か わかる か ? ナルト 。
四 代 目 火影 を 超える 忍 は お前 しか ない と ➡
オレ は そう 信じて る から だ 。
♪♪~
( カカシ ) まっ 話し は これ くらい に して ➡
もう 少し 食 休み して から 修業 に 入り ます か 。
♪♪~
さすが カカシ さん です ね ➡
やっぱり 口 が お 上手だ 。
いや …。
本当に そう 信じて いる の さ 。
多重 影 分身 の 術 !
( シズネ ) 綱 手 様 !
アスマ 班 から 伝令 が 。
( 綱 手 ) うん !
♪♪~
( 口笛 )
♪♪~
( アオバ ) 換金 所 … 暁 の 2 人 が どうやら 向かって いる らしい 。
( ライドウ ) ここ い ら で いちばん 近い 換金 所 は …➡
近い ぞ !
《 いの : いよいよ 暁 と 戦う こと に …》
( チョウジ ) 大丈夫だ よ い の 。
アスマ 先生 の 教え どおり やって れば ➡
何も 恐れる こと ない って 。
うん 。
な ~ ん て ね 前 の 任務 で ➡
シカマル が ボク に 言って くれた 言葉 だ けど ね 。
チョウジ 。
ヘヘヘ … シカマル も がんばって る んだ ➡
ボク たち も しっかり し なきゃ ね 。
( シカマル ) アスマ 先生 よ 。 ( アスマ ) ん ?
( シカマル ) 地 陸 って 人 は 先生 と は どんな 関係 だった ん す か ?
なんだ 急に 。
ヘビ ー スモ ー カ ー の アンタ が 二 日 も タバコ を 吸って ねえ 。
アンタ が タバコ を やめる とき は ➡
決まって 何 か が あった とき だ から さ 。
( アスマ ) よく 見て る な 。
お前 に 心 の 中 を 見透かさ れる ようじゃ ➡
オレ も まだまだ 甘い な 。
( シカマル ) いや ぁ 将棋 さ して る とき は いつも バレバレ なん す けど ね 。
( アスマ ) ハハハ !
( シカマル ) こんな の 三 代 目 が 亡くなった 時 以来 だ 。
オレ と 地 陸 が 守護 忍 十二 士 の 仲間 だった の は 知って る よ な ?
その 中 でも そう だ な …➡
お前 と チョウジ みたいな もん だ 。
♪♪~
( シカマル ) 禁煙 なんて そう 続か ない もん です よ 。
( アスマ ) 禁煙 は そう 続か ない … か 。
ハハハ 確かに 今 まで が そう だった しな 。
( アスマ ) シカマル お前 が 心配 して くれる の は 嬉しい が ➡
別に 地 陸 の こと で 禁煙 した わけじゃ ない よ 。
そんな こと より 暁 は 地 陸 を やった ほど の ヤツ ら だ ➡
相当 の 能力 を 持って る はずだ 。
気 を 抜く な よ !
♪♪~
( カカシ ) じゃあ 二 人 一 組 で 螺旋 丸 を 作って もらう 。
そして 同時に 風 の 性質 変化 を 螺旋 丸 に 組み込む 。
とま ぁ 言う は 易し だ が ➡
具体 的に どう しろ こう しろ と は 言え ん 。
ナルト お前 自身 が 考え つかむ しか ない 。
じゃあ 始めよう か 。
お ~ っ !
♪♪~
風 の チャクラ を … 風 の 性質 変化 を 起こす んだ 。
って 言った って 螺旋 丸 の 形態 変化 やり ながら どう やって !?
オレ が 聞き て えっ てば よ !
くっ …。
クソッ !
( サクラ ) ムチャ よ 滝 を 切った ばかりで 。
こんな とき こそ …。
( サイ ) あの … 黙って いる の も あれ なんで ➡
正直に 言い ます が その 兵糧 丸 ものすごく まずい 。
え !? そんな こと ない でしょ 。
食べ やすい ように ちゃん と いろいろ と 工夫 して …。
なに よ ? 食べれば いい んでしょ 。
あぁ ~ っ !!
うわ ~ まず っ ! う ぉ ~!
やっぱり …。
( カカシ ) やはり 多重 影 分身 の 術 は バテ が 早い な 。
くっ … クソッ …。
いく ぞ ! お ぉ !
これ に 風 の チャクラ を 組み込む 。
ふ っ !
うわ ぁ ~!
チクショ ー !
《 これ って ムリ だ ろ 。
だいたい 螺旋 丸 だけ でも ➡
とんで も ねえ 集中 力 が いる って いう のに …。
さらに 性質 変化 なんて …。
これ じゃ 右 を 見て る とき に ➡
左 を 見ろ って 言って る ような もん だ 》
クソッ !
この 程度 で 弱音 は いて る 場合 じゃ ねえ って ば よ !
多重 影 分身 の 術 !
( 飛 段 ) お おいおい どこ 行く んだ よ ?
( 飛 段 ) チッ ! トイレ かよ 。
は ~ あ … し ゃあ ねえ 連れ ション と いく か 。
お !
( 角 都 ) ここ が 換金 所 だ 。
隠し 扉 に トイレ を 選ぶ こ た ぁね え だろう よ 。
( 管理人 ) こちら です 。
♪♪~
( 飛 段 ) ほ ぉ …。
こちら に 。 あぁ 。
早い とこ 頼む ぜ 。
間違い ない あの 地 陸 だ 。
今回 は 大物 だった な 角 都 さん よ 。
( 角 都 ) あぁ 。
♪♪~
くっせ え な おい ここ !
さっさと 行こう ぜ 角 都 。
待て カネ を 数える 。
こんな ションベン の ニオイ だ か 死体 の ニオイ だ か わかん ねえ とこ ➡
二度と ごめん だ 。
( 飛 段 ) ケッ … オレ は 先 に 外 に 出て る ぜ 。
《 いの : もう すぐ 換金 所 》
( シカマル ) そろそろ か 。 ( アスマ ) 気合い を 入れろ 。
♪♪~
( 角 都 ) 確かに 。
また すぐに 次の ヤツ を お 願い し ます よ ダンナ 。
悪い が 当分 は 来 ない 。
人 柱 力 を 探す ため に 木 ノ 葉 へ 行く 。
( 管理人 ) ひと つ アドバイス して おき ます よ 。
あの 連れ の 方 は やめ といた ほう が いい 。
( 管理人 ) カネ に 縁遠い 顔 を して ます よ 。
わかって いる 。 たしかに アイツ は カネ に 縁遠い 。
だが アイツ 以外 オレ の 連れ は 務 ま ら ない 。
それなり の 訳 が ある 。
ん ? 訳 ねぇ …。
今 まで オレ と 組んだ ヤツ ら は みな 死んだ 。
( 角 都 ) オレ は トラブ る と すぐに 殺意 が わく 。
だが アイツ は 殺せ ない 。
それ が 訳 だ …。
《 集中 しろ …。
2 つ の チャクラ を すり 合わせる ように 》
♪♪~
おい テンゾウ ! わかって ます !
♪♪~
ナルト …。
こんな こと 続けて いたら ナルト は …。
それ に あれ を 何度 も 止める なんて ボク に は …。
いや これ しか 方法 は ない んだ 。
( カカシ ) ナルト の 術 が 完成 する か どう か は ➡
お前 に かかって いる 。
( ヤマト ) わかり ました 。
♪♪~
《 この 向こう に 暁 が …》
行く ぞ !
あぁ ~ くせ え !
あんな クソ だめに 5 分 も いたら ➡
服 に ニオイ が 染み付 いち まう 。
( 足音 )
角 都 遅かった な 。
え ~ 特別 メンバ ー で お 送り する 今日 の お 題 は …。
コテツ 先輩 ! その バンテ ー ジ の 下 どう なって る ん す か ?
( コテツ ) え これ ? ( イズモ ) そう いや …。
子供 の 頃 は 付けて なかった よ な 。
ふ ~ ん ちょっと 見せて みろ よ 。
いやいや 困り ます って 。
( イズモ ) いい だ ろ 減る もん じゃ なし 。
まいった なぁ そんなに 見 たい んです か ?
いや でも なぁ …。
隠さ れる と 気 に なる だ ろ 。 で かい ニキビ で も ある と か ?
かわ ゆい 感じ の ソバカス が ある と か ?
モサモサ 毛 が 生えて たり して ! むさくるしい !
んな わけ ねえ だ ろ ! ゴホン !
ま ぁ みんな が そんなに 知り たい っ つう なら ➡
しかたない 。 見せ ち まえ !
じゃあ いく ぞ 。 よく 見 とけよ 。
いや … や っぱ いい っす よ 。
て か なんか もう … どうでも よく なった っ つうか ➡
めん どくせ えっ つうか …。
お前 ! オレ が せっかく ➡
その 気 に なった のに よ ぉ ! ま ぁま ぁ …。