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デスノート (Death Note), Death Note Episode 9

Death Note Episode 9

あ 、 あの 真面目 な 息子 が あんな 雑誌 を …

お 兄ちゃん ~ 、 ご ~ はん ~ だ よ ~

右手 で 方程式 を 解き 続け …

左手 で 名前 を 書き

ポテチ を 取り … 食べる !

僕 の アリバイ の 目撃 者 は L 本人 だ

絶対 だ な 、 リューク

ああ 、 絶対 に 尾行 は つい て ない

は … 早く し て くれ 、 禁断 症状 が …

リンゴ 食べ たく て 、 適当 な こと を 言って る ん じゃ ない だ ろ う な

おいおい 、 オレ は ライト の 半径 百 メートル 以内 を 何度 も 飛び回って 確認 し た ん だ

絶対 だ よ

しかし 、 ニュース で 1500 人 の 捜査 員 の 導入 と いう の も あった し な

脅し に 決まって る だ ろ う

お前 だって 、 「 本当 なら こっそり 入れる はず 」 と 言って た じゃ ない か

わかった よ 、 リューク

リンゴ 、 買って やる よ

やった ぁ

はい 、 毎度 あり

ライト 、 はやく 、 はやく

しかし 、 死 神 使い 荒い じゃ ん

カメラ を 探し出さ せ て おい て 、 家 の 中 で リンゴ 食う の は 諦めろ だ もん なぁ

ちゃんと 芯 まで 食べろ よ

お前 、 本当 に 仕舞い に は オレ の デスノート に 名前 を 書 い て 殺す ぞ

は は …

笑って る 場合 か よ

そう だ な 、 まだ 最後 の 仕上げ が 残って いる

竜崎 …

はい

一昨日 の 引 った くり 犯 と 横領 犯 の 心臓 麻痺 、

あれ は 私 の 家族 が 情報 得 て ない 間 に 起き た

疑い が 晴れ た の で は ?

そう です ね 、 いくら キラ が 死 の 時間 を 操れ て も 、

報道 を 見る 前 に 死 の 時間 を 持って こ られる と は 考え られ ま …

また 息子 さん が 帰って き まし た

ち ぇ 、 また だんまり で 勉強 の 振り か

もう カメラ の 位置 は 全て 把握 し て ある

だが 、 ポテチ の 仕掛け で 殺せ た の は 、 引 った くり 犯 と 横領 犯

今 まで に 比べ れ は 罪 の 軽い 者 に なって しまった …

では 、 続 い て の ニュース です

なぁ 、 テレビ 見る の ?

僕 が テレビ や ネット 見て い ない 時 に 、 報道 さ れ た 犯罪 者 が 死 ん で も 、

逆 に 僕 が 報道 得 て い ない 時 に だけ 、 軽い 罪 の 者 が 死 ん だ と いう こと で 、

疑う こと も 可能 で は ある

つまり 、 僕 が テレビ を 見て いる 時 に 報道 さ れ た

罪 の 軽い 犯罪 者 も 殺し て おけ ば 、 特別 視 さ れ ない

そして 、 外 に 出 た 時 の 為 に 、

罪 の 重 さ に 関わら ず 、 ニュース 等 で 報道 さ れ た 者 の 名前 を 憶 え て おき 、

財布 の 中 に 仕込 ん で おい た デスノート で …

死 の 時間 を 適当 に ばらつか せ 、 殺す …

これ で 監視 カメラ 対策 は 完璧 だ

この 数 日間 の 盗聴 テープ と カメラ 影 像 の ビデオ を 何度 も 再生 し 、 検証 し て み まし た

結論 から 言わ せ て もらい ます

北村 家 、 夜 神 家 の 中 で 怪しい 者 は …

い ませ ん

カメラ と 盗聴 器 を はずし ます

は ぁ …

結局 、 容疑 者 は 居 ず 、 か ぁ …

気 を ぬく な 、 もう 一 度 引き 締め 直す ん だ

勘違い し ない で 下さい

「 影 像 を 見て いる 限り は 、 怪しい 者 は い ない 」 と いう 意味 です

え … ?

あの 中 に キラ は い た と して も 、 ボロ は 出し ませ ん

いや 、 何も 出さ ず に 今 まで 通り 犯罪 者 を 葬って いる と いう こと です

では 、 竜崎 は やはり キラ は 、 あの 中 に いる と …

ですから … 五 パーセント です

監視 カメラ が つい て いる 間 に も 、 キラ に よる 殺人 は 行わ れ て い た

どんな 方法 で 殺人 を 行って いる か 分 ら ない が 、

仮に 念じる だけ で 人 を 殺せ る と して も …

普通 の 人間 で あれ ば 殺し を 行う さえ 、 挙動 や 表情 に 何らか の 変化 は あって いい はず …

あの 中 に キラ は い ない … そう 考える の が 普通 だ ろ う

しかし 、 もし キラ が あの 中 に いる の なら …

キラ の 精神 は 既に 神 の 域 に 達し て いる

顔色 ひと つ 変え ず 悪人 を 裁 い て いる … N もはや キラ など 存在 し ない 、

本当 に 神 の 裁き と 考え たい ほど だ …

しかし 、 神 が 人 を 殺す のに 、 顔 と 名前 が 必要 なんて ふざけ て いる …

これ は 、 神 の 裁き で は なく 、 神 の 裁き を 気取った 子供 じみ た 者 が いる

そういう こと だ

キラ と いう 大量 殺人 犯 は 必ず 存在 する … そして 必ず 捕まえる

しかし 、 このまま カメラ を つけ 続け て い て も 、

キラ が 殺し の 兆候 や 態度 を 見せる と は 思え ない

どう すれ ば いい …

自分 が キラ です と 言って もらい 殺し を 実際 に やって みせ て もらう が 一 番 いい …

そんな こと できる はず が …

おい ライト 、 やっぱり カメラ 取れ てる ぞ

全部 だ 、 全部

ライト 、 聞い てる の か

なぁ ライト

お 、 そう か 、 まだ 盗聴 器 は つい て いる かも しれ ない の か

これ で 僕 は 捜査 対象 から 外れ た …

計算 通り だ

しかし L は キラ を 追い 続ける だ ろ う 、

だが 、 まだ 日本 警察 を 使って いる の なら …

その 動かし て いる 者 の 中 に 、 必ず 父 は いる

だ と すれば … 父 を 利用 し て L の 正体 を 掴み 、 消す こと …

L さえ 消せ ば

キラ は 新 世界 の 神 に また 一 歩 近づく …

ライト 、 早く し なさい

しっかり ね

お 兄ちゃん 、 がんばって !

まったく 大袈裟 だ な 、 行って き ます

しかし 、 盗聴 器 も ない 事 が 判って すっきり し た な

ま ぁ 、 試験 前 に 一 つ の ストレス 要因 は 無くなって よかった

そして 大学 に 入って しまえ ば

キラ と して 動く 時間 … L を 探る 時間 も とり 易く なる …

君 、 試験 開始 十 分 前 だ よ 、 早く し なさい

教室 で 待つ の 嫌 だ から 、 三 分 前 に 入 ろ う と 思って た のに …

早く 着 い た な

すげ ぇ 余裕

始め !

そこ 、 受験 番号 百六十 二 番

ちゃんと 座り なさい

最近 、 やけに 一生懸命 人間 界 見 てる 奴 多い けど 、

なんだ あれ

リューク が 人間 に 飼わ れ て いる らしい

な 、 何 考え て ん だい 、 一体

まったく 、 死 神 の プライド 丸潰れ だ

いや 、 オレ の 言って いる の は 飼って る 人間 の ほう

あ ?

リューク 、 ペット に し た って 可愛く も 何とも ない だ ろ う

そりゃ そうだ

で 、 飼って る 人間 って どんな 奴 ? 女 、 男 ?

さ ぁ

オレ は ちょっと 覗 い て こ よっ と …

やれやれ …

ライト も 大学生 か

なん かこ う 、 感無量 だ な

新入 生 挨拶

新入 生 代表 、 夜 神 月

はい

お 、 すげ ぇ

同じく 新入 生 代表 、 流 河 旱 樹

あ 、 はい

流 河 旱 樹 って 、 あの アイドル の ?

まさか 、 あいつ に 東大 入る 学力 が ある か よ

ほんと 、 アイドル の 流 河 と は 、 似 て も 似つか ない や

二 人 で 挨拶 する と は 聞い て い た が 、

こいつ だった と は …

センター 試験 前期 日程 、 ずっと 僕 の 後ろ で 変 な 座り 方 を し て

完全 に 一 人 で 浮 い て い た 奴 だ

新た な 命 が 萌 え い ず る 、 春 の 息吹 の 中 …

これ って … 入試 トップ の 成績 で 入った 奴 が やる ん だ よ な

今年 は トップ が 二 人 だって こと だ ろ ?

二 人 と も 全 教科 満点 って いう 噂 だ よ

マジ で ?

や っぱ いる ん だ そういう の って

あたし は 断然 右 かな …

え ? 京子 あんた 変 、 普通 左 だって …

しかし あの 二 人 、 対照 的 だ な

ああ 、

一 人 は いかにも 、 温室 育ち の 秀才 って 感じ た が 、

もう 片方 が …

新た な 命 が 萌 え い ずる 春 の 息吹 の 中 …

野性 的 と いう か 、 相当 変わって る な …

ああいう の は 天才 肌 って 言う の か

東大 の 入学 式 に あの 服装 、 で 、 挨拶 、

なめ てる か 馬鹿 か 、 どっち か だ

新入 生 代表 、 流 河 旱 樹

夜 神 君 、

警察 庁 、 夜 神 総 一郎 局長 の 息子 さん で あり 、

その 父 に 負け ない くらい の 正義 感 の 持ち主

なん だ 、 こいつ …

そして 自ら も 警察 官僚 を 目指し 、 過去 に 数 件 の 事件 へ 助言 し 解決 に 導き

今 、 キラ 事件 に も 興味 を 示し て いる

その 正義 感 と 手腕 を 信じ て 、 もし 誰 に も 漏らさ ない と 誓って 頂け れ ば 、

はなし キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 を 話し たい と 思って い ます

なん な ん だ 突然 …

こいつ 、 相手 に し ない ほう が いい の か …

しかし 、 キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 って …

誰 に も 言わ ない よ 、 何 ?

私 は L です …

ま … まさか

何 を 言って る ん だ こいつ

L が L だ と 言う はず が ない

変 な 奴 だ と は 思って い た が 、 マジ で おかしい の か …

ま … まずい 、

動揺 する な 、 もし 本当 に L だったら 、

とにかく ここ は 、 夜 神 総 一郎 の 息子 、 夜 神 月 と して 、

自然 な 行動 を 取ら なく て は …

もし あなた が そう なら 、 僕 の 尊敬 する 、 憧れ の 人 です

どうも 、 名乗った の は キラ 事件 解決 の 力 に なって 頂ける かも しれ ない と 思った から です

夜 神 月 、 キラ で ある 可能 性 は 五 パーセント 未満

しかし あの 中 で は 一 番 何 か を 感じ させ た …

お前 は 完璧 すぎる 。 そして もし お前 が キラ で あれ ば 、

これ 以上 の プレッシャー は ない だ ろ

ふ ふ 、 こいつ が もし L だ と し たら 、 大した もん だ な …

確かに 。 こいつ が L だ と し たら …

いや 、 実は L じゃ なく と も だ

僕 は …

僕 は … こいつ に 何も でき ない

こいつ の 話 が 本当 なら 、 父 に も L と して 顔 を 明かし て いる だ ろ う

僕 に 対 し 、 自分 が L だ と 言った こいつ が 死 ん だ ら 、

真っ先 に 僕 に 疑い が かかる

しかも 、 こいつ 、 流 河 旱 樹 など と 、

あからさま な 偽名 を 使って いる

こいつ を 殺 そ う と デスノート に 名前 を 書き 、

こいつ の 本名 が 流 河 旱 樹 で なけ れ ば …

嫌 でも 頭 の 中 に 浮かぶ アイドル の ほう の 流 河 が …

死ぬ かも しれ ない

こいつ は 死な ず に 僕 が キラ だ と 言う 推測 が 立つ

こいつ … L な の か 、 そして 僕 を キラ だ と 疑って いる の か 、

どの 程度 か 分 ら ない が 、 疑わ れ て いる の は 確か だ 、

他 に 夜 神 総 一郎 の 息子 に L だ と 名乗る 理由 は ない

レイ . ペン バー の 調べ て い た 者 の 範囲 で 、 まだ 捜査 し て いる と いう こと か …

しかし 、 何故 L が 直接 僕 の 前 に …

今 は ダメ だ 、

何も 考え ない 方 が いい

澄ました 顔 を し て い なく て は …

こいつ は 絶対 、 今 僕 が 動揺 し て い ない か 観察 し て いる

ぬ ふ 、 面白い 入学 式 だった ぜ 、 ライト

夜 神 君

おい ライト 、 あいつ が 呼 ん でる ぜ

今日 は どうも

いえ 、 こちら こそ

すげ ぇ 車 …

リムジン ?

じゃあ 、 今度 は キャンパス で

あ … そうだ ね

どこ の ぼん ぼん だ 、 あいつ …

しかも 首席 、 や な 感じ

東大 生 お 帰り ~

くそ っ ! やら れ た !

やら れ た ?

L め … こんな 屈辱 が 生まれ た 初めて だ !

なぁ … 死 神 の 目 の 取引 を し て 、 殺せ ば いい じゃ ない か

そんな こと を し て 、 もし これ が 罠 だったら どう する

アイツ が 本当 の L じゃ なかったら 、 NL に 僕 が キラ だ と いう よう な もの な ん だ よ !

お … わ 、 悪い

死 神 が 人間 を 殺す の と … N 人間 が 人間 を 殺す の を 同じ 次元 で 考える な

なんと して も 、 アイツ を 殺し て やり たい が …

殺せ ば 足 が つく …

デスノート で は 、 名前 を 書 い た その 人 間 ひと り しか 殺せ ない 、

誰 か を 操って 殺さ せる こと が でき ない …

まったく 不便 だ よ 、 デスノート って 奴 は

いつも 冷静 な ライト が 逆 切れ か 、 相当 き てる な

最初 は 名前 さえ 分 れ ば 、 事故 死 や 自殺 で いい と 考え た …

しかし 、 それ は アイツ が 百 パーセント L 本人 だ と 分 ら なけ れ ば ダメ だ …

いや 、 L 本人 だ と 分 って も 、

僕 に L だ と 宣言 し た 以上 、 手遅れ かも しれ ない

どんな 死に 方 でも 、 L が 死ね ば 警察 は 疑う …

L を なめ て い た …

L が 僕 に 、 私 は L だ と 名乗り出 て くる なんて 事 は 、 考え も し なかった …

キラ の 可能 性 の ある 者 に は 、 L の 分身 でも 構わ ない 、

L だ と 名乗って おく

これ は 、 L に とって 、

キラ に 対 する か なり 有効 な 防御 で ある と 共に 、 攻撃 で も ある

やら れ た よ 、 いい 手 だ

あの 惚け た 振り し た 流 河 が 、 これ から 大学 で どんどん 僕 に 接近 し 、

操 ろ う と し て くる だ ろ う

これ は いい … 何も 悲観 する こと は ない

これ は 向こう も 何も 掴 ん で い ない 証拠 だ …

あいつ も 僕 も じかに 接し て の 騙し 合い …

知恵 比べ だ

表面 上 は 仲良し の キャンパス メイト 、

裏 で は L な の か 、 キラ な の か の 探り あい …

面白い よ 流 河 、

お前 が 僕 に 友情 を 求め て くる なら 、 快く 受け入れ て やろ う

僕 は お前 を 信じ込ま せ 、 そして 全て を 引き出し …

お前 を 殺す

この 手 で 必ず …

流 河 旱 樹 、 L

アイツ の この テニス で プロ ファイル なんて する 筈 が ない

この テニス の 目的 は 他 に ある

だから テニス でも 、 僕 が 勝つ !


Death Note Episode 9 death|note|episode Death Note Episode 9 Death Note Episodio 9

あ 、 あの 真面目 な 息子 が あんな 雑誌 を … ||まじめ||むすこ|||ざっし|

お 兄ちゃん ~ 、 ご ~ はん ~ だ よ ~ |にいちゃん||||

右手 で 方程式 を 解き 続け … みぎて||ほうていしき||とき|つづけ

左手 で 名前 を 書き ひだりて||なまえ||かき

ポテチ を 取り … 食べる ! ||とり|たべる

僕 の アリバイ の 目撃 者 は L 本人 だ ぼく||ありばい||もくげき|もの||l|ほんにん|

絶対 だ な 、 リューク ぜったい|||

ああ 、 絶対 に 尾行 は つい て ない |ぜったい||びこう||||

は … 早く し て くれ 、 禁断 症状 が … |はやく||||きんだん|しょうじょう|

リンゴ 食べ たく て 、 適当 な こと を 言って る ん じゃ ない だ ろ う な りんご|たべ|||てきとう||||いって||||||||

おいおい 、 オレ は ライト の 半径 百 メートル 以内 を 何度 も 飛び回って 確認 し た ん だ |おれ||らいと||はんけい|ひゃく|めーとる|いない||なんど||とびまわって|かくにん||||

絶対 だ よ ぜったい||

しかし 、 ニュース で 1500 人 の 捜査 員 の 導入 と いう の も あった し な |にゅーす||じん||そうさ|いん||どうにゅう||||||| Ma c'era anche una notizia sull'introduzione di 1.500 investigatori.

脅し に 決まって る だ ろ う おどし||きまって|||| È una minaccia, ovviamente.

お前 だって 、 「 本当 なら こっそり 入れる はず 」 と 言って た じゃ ない か おまえ||ほんとう|||いれる|||いって||||

わかった よ 、 リューク

リンゴ 、 買って やる よ りんご|かって||

やった ぁ

はい 、 毎度 あり |まいど| Sì, ogni volta.

ライト 、 はやく 、 はやく らいと||

しかし 、 死 神 使い 荒い じゃ ん |し|かみ|つかい|あらい||

カメラ を 探し出さ せ て おい て 、 家 の 中 で リンゴ 食う の は 諦めろ だ もん なぁ かめら||さがしださ|||||いえ||なか||りんご|くう|||あきらめろ|||

ちゃんと 芯 まで 食べろ よ |しん||たべろ| Bisogna mangiare il nucleo.

お前 、 本当 に 仕舞い に は オレ の デスノート に 名前 を 書 い て 殺す ぞ おまえ|ほんとう||しまい|||おれ||||なまえ||しょ|||ころす|

は は …

笑って る 場合 か よ わらって||ばあい||

そう だ な 、 まだ 最後 の 仕上げ が 残って いる ||||さいご||しあげ||のこって|

竜崎 … りゅうざき

はい

一昨日 の 引 った くり 犯 と 横領 犯 の 心臓 麻痺 、 いっさくじつ||ひ|||はん||おうりょう|はん||しんぞう|まひ

あれ は 私 の 家族 が 情報 得 て ない 間 に 起き た ||わたくし||かぞく||じょうほう|とく|||あいだ||おき|

疑い が 晴れ た の で は ? うたがい||はれ||||

そう です ね 、 いくら キラ が 死 の 時間 を 操れ て も 、 ||||||し||じかん||あやつれ||

報道 を 見る 前 に 死 の 時間 を 持って こ られる と は 考え られ ま … ほうどう||みる|ぜん||し||じかん||もって|||||かんがえ||

また 息子 さん が 帰って き まし た |むすこ|||かえって|||

ち ぇ 、 また だんまり で 勉強 の 振り か |||||べんきょう||ふり|

もう カメラ の 位置 は 全て 把握 し て ある |かめら||いち||すべて|はあく|||

だが 、 ポテチ の 仕掛け で 殺せ た の は 、 引 った くり 犯 と 横領 犯 |||しかけ||ころせ||||ひ|||はん||おうりょう|はん

今 まで に 比べ れ は 罪 の 軽い 者 に なって しまった … いま|||くらべ|||ざい||かるい|もの|||

では 、 続 い て の ニュース です |つづ||||にゅーす|

なぁ 、 テレビ 見る の ? |てれび|みる|

僕 が テレビ や ネット 見て い ない 時 に 、 報道 さ れ た 犯罪 者 が 死 ん で も 、 ぼく||てれび||ねっと|みて|||じ||ほうどう||||はんざい|もの||し|||

逆 に 僕 が 報道 得 て い ない 時 に だけ 、 軽い 罪 の 者 が 死 ん だ と いう こと で 、 ぎゃく||ぼく||ほうどう|とく||||じ|||かるい|ざい||もの||し||||||

疑う こと も 可能 で は ある うたがう|||かのう|||

つまり 、 僕 が テレビ を 見て いる 時 に 報道 さ れ た |ぼく||てれび||みて||じ||ほうどう|||

罪 の 軽い 犯罪 者 も 殺し て おけ ば 、 特別 視 さ れ ない ざい||かるい|はんざい|もの||ころし||||とくべつ|し|||

そして 、 外 に 出 た 時 の 為 に 、 |がい||だ||じ||ため|

罪 の 重 さ に 関わら ず 、 ニュース 等 で 報道 さ れ た 者 の 名前 を 憶 え て おき 、 ざい||おも|||かかわら||にゅーす|とう||ほうどう||||もの||なまえ||おく|||

財布 の 中 に 仕込 ん で おい た デスノート で … さいふ||なか||しこ||||||

死 の 時間 を 適当 に ばらつか せ 、 殺す … し||じかん||てきとう||||ころす

これ で 監視 カメラ 対策 は 完璧 だ ||かんし|かめら|たいさく||かんぺき|

この 数 日間 の 盗聴 テープ と カメラ 影 像 の ビデオ を 何度 も 再生 し 、 検証 し て み まし た |すう|にち かん||とうちょう|てーぷ||かめら|かげ|ぞう||びでお||なんど||さいせい||けんしょう|||||

結論 から 言わ せ て もらい ます けつろん||いわ||||

北村 家 、 夜 神 家 の 中 で 怪しい 者 は … きたむら|いえ|よ|かみ|いえ||なか||あやしい|もの|

い ませ ん

カメラ と 盗聴 器 を はずし ます かめら||とうちょう|うつわ|||

は ぁ …

結局 、 容疑 者 は 居 ず 、 か ぁ … けっきょく|ようぎ|もの||い|||

気 を ぬく な 、 もう 一 度 引き 締め 直す ん だ き|||||ひと|たび|ひき|しめ|なおす|| Non perdetevi d'animo, ma stringete di nuovo i denti.

勘違い し ない で 下さい かんちがい||||ください

「 影 像 を 見て いる 限り は 、 怪しい 者 は い ない 」 と いう 意味 です かげ|ぞう||みて||かぎり||あやしい|もの||||||いみ|

え … ?

あの 中 に キラ は い た と して も 、 ボロ は 出し ませ ん |なか|||||||||||だし||

いや 、 何も 出さ ず に 今 まで 通り 犯罪 者 を 葬って いる と いう こと です |なにも|ださ|||いま||とおり|はんざい|もの||ほうむって|||||

では 、 竜崎 は やはり キラ は 、 あの 中 に いる と … |りゅうざき||||||なか|||

ですから … 五 パーセント です |いつ|ぱーせんと|

監視 カメラ が つい て いる 間 に も 、 キラ に よる 殺人 は 行わ れ て い た かんし|かめら|||||あいだ||||||さつじん||おこなわ||||

どんな 方法 で 殺人 を 行って いる か 分 ら ない が 、 |ほうほう||さつじん||おこなって|||ぶん|||

仮に 念じる だけ で 人 を 殺せ る と して も … かりに|ねんじる|||じん||ころせ||||

普通 の 人間 で あれ ば 殺し を 行う さえ 、 挙動 や 表情 に 何らか の 変化 は あって いい はず … ふつう||にんげん||||ころし||おこなう||きょどう||ひょうじょう||なんらか||へんか||||

あの 中 に キラ は い ない … そう 考える の が 普通 だ ろ う |なか|||||||かんがえる|||ふつう|||

しかし 、 もし キラ が あの 中 に いる の なら … |||||なか||||

キラ の 精神 は 既に 神 の 域 に 達し て いる ||せいしん||すでに|かみ||いき||たっし|| Kira's spirit has already reached the realm of a god.

顔色 ひと つ 変え ず 悪人 を 裁 い て いる …\ N もはや キラ など 存在 し ない 、 かおいろ|||かえ||あくにん||た||||n||||そんざい||

本当 に 神 の 裁き と 考え たい ほど だ … ほんとう||かみ||さばき||かんがえ|||

しかし 、 神 が 人 を 殺す のに 、 顔 と 名前 が 必要 なんて ふざけ て いる … |かみ||じん||ころす||かお||なまえ||ひつよう||||

これ は 、 神 の 裁き で は なく 、 神 の 裁き を 気取った 子供 じみ た 者 が いる ||かみ||さばき||||かみ||さばき||きどった|こども|||もの|| This is not God's judgment, but some childish person pretends to be God's judgment

そういう こと だ

キラ と いう 大量 殺人 犯 は 必ず 存在 する … そして 必ず 捕まえる |||たいりょう|さつじん|はん||かならず|そんざい|||かならず|つかまえる

しかし 、 このまま カメラ を つけ 続け て い て も 、 ||かめら|||つづけ||||

キラ が 殺し の 兆候 や 態度 を 見せる と は 思え ない ||ころし||ちょうこう||たいど||みせる|||おもえ|

どう すれ ば いい …

自分 が キラ です と 言って もらい 殺し を 実際 に やって みせ て もらう が 一 番 いい … じぶん|||||いって||ころし||じっさい|||||||ひと|ばん|

そんな こと できる はず が …

おい ライト 、 やっぱり カメラ 取れ てる ぞ |らいと||かめら|とれ||

全部 だ 、 全部 ぜんぶ||ぜんぶ

ライト 、 聞い てる の か らいと|ききい|||

なぁ ライト |らいと

お 、 そう か 、 まだ 盗聴 器 は つい て いる かも しれ ない の か ||||とうちょう|うつわ|||||||||

これ で 僕 は 捜査 対象 から 外れ た … ||ぼく||そうさ|たいしょう||はずれ|

計算 通り だ けいさん|とおり|

しかし L は キラ を 追い 続ける だ ろ う 、 |l||||おい|つづける|||

だが 、 まだ 日本 警察 を 使って いる の なら … ||にっぽん|けいさつ||つかって|||

その 動かし て いる 者 の 中 に 、 必ず 父 は いる |うごかし|||もの||なか||かならず|ちち||

だ と すれば … 父 を 利用 し て L の 正体 を 掴み 、 消す こと … |||ちち||りよう|||l||しょうたい||つかみ|けす|

L さえ 消せ ば l||けせ|

キラ は 新 世界 の 神 に また 一 歩 近づく … ||しん|せかい||かみ|||ひと|ふ|ちかづく

ライト 、 早く し なさい らいと|はやく||

しっかり ね

お 兄ちゃん 、 がんばって ! |にいちゃん|

まったく 大袈裟 だ な 、 行って き ます |おおげさ|||おこなって||

しかし 、 盗聴 器 も ない 事 が 判って すっきり し た な |とうちょう|うつわ|||こと||わかって||||

ま ぁ 、 試験 前 に 一 つ の ストレス 要因 は 無くなって よかった ||しけん|ぜん||ひと|||すとれす|よういん||なくなって|

そして 大学 に 入って しまえ ば |だいがく||はいって||

キラ と して 動く 時間 … L を 探る 時間 も とり 易く なる … |||うごく|じかん|l||さぐる|じかん|||やすく|

君 、 試験 開始 十 分 前 だ よ 、 早く し なさい きみ|しけん|かいし|じゅう|ぶん|ぜん|||はやく||

教室 で 待つ の 嫌 だ から 、 三 分 前 に 入 ろ う と 思って た のに … きょうしつ||まつ||いや|||みっ|ぶん|ぜん||はい||||おもって||

早く 着 い た な はやく|ちゃく|||

すげ ぇ 余裕 ||よゆう

始め ! はじめ

そこ 、 受験 番号 百六十 二 番 |じゅけん|ばんごう|ひゃくろくじゅう|ふた|ばん

ちゃんと 座り なさい |すわり|

最近 、 やけに 一生懸命 人間 界 見 てる 奴 多い けど 、 さいきん||いっしょうけんめい|にんげん|かい|み||やつ|おおい|

なんだ あれ

リューク が 人間 に 飼わ れ て いる らしい ||にんげん||かわ||||

な 、 何 考え て ん だい 、 一体 |なん|かんがえ||||いったい

まったく 、 死 神 の プライド 丸潰れ だ |し|かみ||ぷらいど|まるつぶれ|

いや 、 オレ の 言って いる の は 飼って る 人間 の ほう |おれ||いって||||かって||にんげん||

あ ?

リューク 、 ペット に し た って 可愛く も 何とも ない だ ろ う |ぺっと|||||かわいく||なんとも||||

そりゃ そうだ |そう だ

で 、 飼って る 人間 って どんな 奴 ? 女 、 男 ? |かって||にんげん|||やつ|おんな|おとこ

さ ぁ

オレ は ちょっと 覗 い て こ よっ と … おれ|||のぞ|||||

やれやれ …

ライト も 大学生 か らいと||だいがくせい|

なん かこ う 、 感無量 だ な |||かんむりょう|| È una specie di sensazione, vero?

新入 生 挨拶 しんにゅう|せい|あいさつ

新入 生 代表 、 夜 神 月 しんにゅう|せい|だいひょう|よ|かみ|つき

はい

お 、 すげ ぇ

同じく 新入 生 代表 、 流 河 旱 樹 おなじく|しんにゅう|せい|だいひょう|りゅう|かわ|かん|き

あ 、 はい

流 河 旱 樹 って 、 あの アイドル の ? りゅう|かわ|かん|き|||あいどる|

まさか 、 あいつ に 東大 入る 学力 が ある か よ |||とうだい|はいる|がくりょく||||

ほんと 、 アイドル の 流 河 と は 、 似 て も 似つか ない や |あいどる||りゅう|かわ|||に|||につか||

二 人 で 挨拶 する と は 聞い て い た が 、 ふた|じん||あいさつ||||ききい||||

こいつ だった と は …

センター 試験 前期 日程 、 ずっと 僕 の 後ろ で 変 な 座り 方 を し て せんたー|しけん|ぜんき|にってい||ぼく||うしろ||へん||すわり|かた|||

完全 に 一 人 で 浮 い て い た 奴 だ かんぜん||ひと|じん||うか|||||やつ|

新た な 命 が 萌 え い ず る 、 春 の 息吹 の 中 … あらた||いのち||ほう|||||はる||いぶき||なか

これ って … 入試 トップ の 成績 で 入った 奴 が やる ん だ よ な ||にゅうし|とっぷ||せいせき||はいった|やつ||||||

今年 は トップ が 二 人 だって こと だ ろ ? ことし||とっぷ||ふた|じん||||

二 人 と も 全 教科 満点 って いう 噂 だ よ ふた|じん|||ぜん|きょうか|まんてん|||うわさ||

マジ で ?

や っぱ いる ん だ そういう の って

あたし は 断然 右 かな … ||だんぜん|みぎ|

え ? 京子 あんた 変 、 普通 左 だって … |きょうこ||へん|ふつう|ひだり|

しかし あの 二 人 、 対照 的 だ な ||ふた|じん|たいしょう|てき||

ああ 、

一 人 は いかにも 、 温室 育ち の 秀才 って 感じ た が 、 ひと|じん|||おんしつ|そだち||しゅうさい||かんじ||

もう 片方 が … |かたほう|

新た な 命 が 萌 え い ずる 春 の 息吹 の 中 … あらた||いのち||ほう||||はる||いぶき||なか

野性 的 と いう か 、 相当 変わって る な … やせい|てき||||そうとう|かわって||

ああいう の は 天才 肌 って 言う の か |||てんさい|はだ||いう||

東大 の 入学 式 に あの 服装 、 で 、 挨拶 、 とうだい||にゅうがく|しき|||ふくそう||あいさつ

なめ てる か 馬鹿 か 、 どっち か だ な め|||ばか||||

新入 生 代表 、 流 河 旱 樹 しんにゅう|せい|だいひょう|りゅう|かわ|かん|き

夜 神 君 、 よ|かみ|きみ

警察 庁 、 夜 神 総 一郎 局長 の 息子 さん で あり 、 けいさつ|ちょう|よ|かみ|そう|いちろう|きょくちょう||むすこ|||

その 父 に 負け ない くらい の 正義 感 の 持ち主 |ちち||まけ||||せいぎ|かん||もちぬし

なん だ 、 こいつ …

そして 自ら も 警察 官僚 を 目指し 、 過去 に 数 件 の 事件 へ 助言 し 解決 に 導き |おのずから||けいさつ|かんりょう||まなざし|かこ||すう|けん||じけん||じょげん||かいけつ||みちびき

今 、 キラ 事件 に も 興味 を 示し て いる いま||じけん|||きょうみ||しめし||

その 正義 感 と 手腕 を 信じ て 、 もし 誰 に も 漏らさ ない と 誓って 頂け れ ば 、 |せいぎ|かん||しゅわん||しんじ|||だれ|||もらさ|||ちかって|いただけ||

はなし キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 を 話し たい と 思って い ます ||じけん||かん||じゅうだい||こと||はなし|||おもって||

なん な ん だ 突然 … ||||とつぜん

こいつ 、 相手 に し ない ほう が いい の か … |あいて||||||||

しかし 、 キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 って … ||じけん||かん||じゅうだい||こと|

誰 に も 言わ ない よ 、 何 ? だれ|||いわ|||なん Non lo dirò a nessuno. Cosa?

私 は L です … わたくし||l|

ま … まさか 呃……沒辦法

何 を 言って る ん だ こいつ なん||いって|||| 你在說什麼

L が L だ と 言う はず が ない l||l|||いう||| 你不能說 L 是 L

変 な 奴 だ と は 思って い た が 、 マジ で おかしい の か … へん||やつ||||おもって||||||||

ま … まずい 、

動揺 する な 、 もし 本当 に L だったら 、 どうよう||||ほんとう||l|

とにかく ここ は 、 夜 神 総 一郎 の 息子 、 夜 神 月 と して 、 |||よ|かみ|そう|いちろう||むすこ|よ|かみ|つき||

自然 な 行動 を 取ら なく て は … しぜん||こうどう||とら|||

もし あなた が そう なら 、 僕 の 尊敬 する 、 憧れ の 人 です |||||ぼく||そんけい||あこがれ||じん|

どうも 、 名乗った の は キラ 事件 解決 の 力 に なって 頂ける かも しれ ない と 思った から です |なのった||||じけん|かいけつ||ちから|||いただける|||||おもった||

夜 神 月 、 キラ で ある 可能 性 は 五 パーセント 未満 よ|かみ|つき||||かのう|せい||いつ|ぱーせんと|みまん

しかし あの 中 で は 一 番 何 か を 感じ させ た … ||なか|||ひと|ばん|なん|||かんじ|さ せ|

お前 は 完璧 すぎる 。 そして もし お前 が キラ で あれ ば 、 おまえ||かんぺき||||おまえ|||||

これ 以上 の プレッシャー は ない だ ろ |いじょう||ぷれっしゃー|||| 不再有壓力

ふ ふ 、 こいつ が もし L だ と し たら 、 大した もん だ な … |||||l|||||たいした|||

確かに 。 こいつ が L だ と し たら … たしかに|||l||||

いや 、 実は L じゃ なく と も だ |じつは|l||||| 不,實際上不是L而是Tomo

僕 は … ぼく|

僕 は … こいつ に 何も でき ない ぼく||||なにも||

こいつ の 話 が 本当 なら 、 父 に も L と して 顔 を 明かし て いる だ ろ う ||はなし||ほんとう||ちち|||l|||かお||あかし|||||

僕 に 対 し 、 自分 が L だ と 言った こいつ が 死 ん だ ら 、 ぼく||たい||じぶん||l|||いった|||し|||

真っ先 に 僕 に 疑い が かかる まっさき||ぼく||うたがい||

しかも 、 こいつ 、 流 河 旱 樹 など と 、 ||りゅう|かわ|かん|き||

あからさま な 偽名 を 使って いる ||ぎめい||つかって|

こいつ を 殺 そ う と デスノート に 名前 を 書き 、 ||ころ||||||なまえ||かき

こいつ の 本名 が 流 河 旱 樹 で なけ れ ば … ||ほんみょう||りゅう|かわ|かん|き||||

嫌 でも 頭 の 中 に 浮かぶ アイドル の ほう の 流 河 が … いや||あたま||なか||うかぶ|あいどる||||りゅう|かわ| Non riesco a smettere di pensare al flusso dell'idolo...

死ぬ かも しれ ない しぬ|||

こいつ は 死な ず に 僕 が キラ だ と 言う 推測 が 立つ ||しな|||ぼく|||||いう|すいそく||たつ

こいつ … L な の か 、 そして 僕 を キラ だ と 疑って いる の か 、 |l|||||ぼく|||||うたがって|||

どの 程度 か 分 ら ない が 、 疑わ れ て いる の は 確か だ 、 |ていど||ぶん||||うたがわ||||||たしか| Non so fino a che punto, ma certamente lo si sospetta,

他 に 夜 神 総 一郎 の 息子 に L だ と 名乗る 理由 は ない た||よ|かみ|そう|いちろう||むすこ||l|||なのる|りゆう|| Perché altrimenti il figlio di Soichiro Yagami si sarebbe chiamato L?

レイ . ペン バー の 調べ て い た 者 の 範囲 で 、 まだ 捜査 し て いる と いう こと か … れい|ぺん|ばー||しらべ||||もの||はんい|||そうさ|||||||

しかし 、 何故 L が 直接 僕 の 前 に … |なぜ|l||ちょくせつ|ぼく||ぜん|

今 は ダメ だ 、 いま||だめ| 現在不要

何も 考え ない 方 が いい なにも|かんがえ||かた|| È meglio non pensarci.

澄ました 顔 を し て い なく て は … すました|かお||||||| Bisogna mantenere la lucidità...

こいつ は 絶対 、 今 僕 が 動揺 し て い ない か 観察 し て いる ||ぜったい|いま|ぼく||どうよう||||||かんさつ||| Sta sicuramente osservando se sono arrabbiata in questo momento.

ぬ ふ 、 面白い 入学 式 だった ぜ 、 ライト ||おもしろい|にゅうがく|しき|||らいと

夜 神 君 よ|かみ|きみ

おい ライト 、 あいつ が 呼 ん でる ぜ |らいと|||よ|||

今日 は どうも きょう||

いえ 、 こちら こそ

すげ ぇ 車 … ||くるま

リムジン ?

じゃあ 、 今度 は キャンパス で |こんど||きゃんぱす|

あ … そうだ ね |そう だ|

どこ の ぼん ぼん だ 、 あいつ …

しかも 首席 、 や な 感じ |しゅせき|||かんじ

東大 生 お 帰り ~ とうだい|せい||かえり

くそ っ ! やら れ た !

やら れ た ?

L め … こんな 屈辱 が 生まれ た 初めて だ ! l|||くつじょく||うまれ||はじめて| L……這樣的屈辱還是第一次誕生!

なぁ … 死 神 の 目 の 取引 を し て 、 殺せ ば いい じゃ ない か |し|かみ||め||とりひき||||ころせ|||||

そんな こと を し て 、 もし これ が 罠 だったら どう する ||||||||わな|||

アイツ が 本当 の L じゃ なかったら 、 \ NL に 僕 が キラ だ と いう よう な もの な ん だ よ ! ||ほんとう||l|||nl||ぼく||||||||||||

お … わ 、 悪い ||わるい

死 神 が 人間 を 殺す の と …\ N 人間 が 人間 を 殺す の を 同じ 次元 で 考える な し|かみ||にんげん||ころす|||n|にんげん||にんげん||ころす|||おなじ|じげん||かんがえる| Non considerate l'uccisione di un umano da parte di un dio della morte e l'uccisione di un umano da parte di un umano sullo stesso piano.

なんと して も 、 アイツ を 殺し て やり たい が … |||||ころし||||

殺せ ば 足 が つく … ころせ||あし||

デスノート で は 、 名前 を 書 い た その 人 間 ひと り しか 殺せ ない 、 |||なまえ||しょ||||じん|あいだ||||ころせ|

誰 か を 操って 殺さ せる こと が でき ない … だれ|||あやつって|ころさ|||||

まったく 不便 だ よ 、 デスノート って 奴 は |ふべん|||||やつ|

いつも 冷静 な ライト が 逆 切れ か 、 相当 き てる な |れいせい||らいと||ぎゃく|きれ||そうとう|||

最初 は 名前 さえ 分 れ ば 、 事故 死 や 自殺 で いい と 考え た … さいしょ||なまえ||ぶん|||じこ|し||じさつ||||かんがえ|

しかし 、 それ は アイツ が 百 パーセント L 本人 だ と 分 ら なけ れ ば ダメ だ … |||||ひゃく|ぱーせんと|l|ほんにん|||ぶん|||||だめ|

いや 、 L 本人 だ と 分 って も 、 |l|ほんにん|||ぶん||

僕 に L だ と 宣言 し た 以上 、 手遅れ かも しれ ない ぼく||l|||せんげん|||いじょう|ておくれ|||

どんな 死に 方 でも 、 L が 死ね ば 警察 は 疑う … |しに|かた||l||しね||けいさつ||うたがう

L を なめ て い た … l||な め|||

L が 僕 に 、 私 は L だ と 名乗り出 て くる なんて 事 は 、 考え も し なかった … l||ぼく||わたくし||l|||なのりで||||こと||かんがえ|||

キラ の 可能 性 の ある 者 に は 、 L の 分身 でも 構わ ない 、 ||かのう|せい|||もの|||l||ぶんしん||かまわ|

L だ と 名乗って おく l|||なのって|

これ は 、 L に とって 、 ||l||

キラ に 対 する か なり 有効 な 防御 で ある と 共に 、 攻撃 で も ある ||たい||||ゆうこう||ぼうぎょ||||ともに|こうげき|||

やら れ た よ 、 いい 手 だ |||||て|

あの 惚け た 振り し た 流 河 が 、 これ から 大学 で どんどん 僕 に 接近 し 、 |ぼけ||ふり|||りゅう|かわ||||だいがく|||ぼく||せっきん|

操 ろ う と し て くる だ ろ う みさお|||||||||

これ は いい … 何も 悲観 する こと は ない |||なにも|ひかん||||

これ は 向こう も 何も 掴 ん で い ない 証拠 だ … ||むこう||なにも|つか|||||しょうこ|

あいつ も 僕 も じかに 接し て の 騙し 合い … ||ぼく|||せっし|||だまし|あい

知恵 比べ だ ちえ|くらべ|

表面 上 は 仲良し の キャンパス メイト 、 ひょうめん|うえ||なかよし||きゃんぱす|

裏 で は L な の か 、 キラ な の か の 探り あい … うら|||l|||||||||さぐり|

面白い よ 流 河 、 おもしろい||りゅう|かわ

お前 が 僕 に 友情 を 求め て くる なら 、 快く 受け入れ て やろ う おまえ||ぼく||ゆうじょう||もとめ||||こころよく|うけいれ|||

僕 は お前 を 信じ込ま せ 、 そして 全て を 引き出し … ぼく||おまえ||しんじこま|||すべて||ひきだし

お前 を 殺す おまえ||ころす

この 手 で 必ず … |て||かならず

流 河 旱 樹 、 L りゅう|かわ|かん|き|l

アイツ の この テニス で プロ ファイル なんて する 筈 が ない |||てにす||ぷろ|ふぁいる|||はず||

この テニス の 目的 は 他 に ある |てにす||もくてき||た||

だから テニス でも 、 僕 が 勝つ ! |てにす||ぼく||かつ