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ソードアート・オンライン, ソードアート・オンライン 24 鍍金の勇者

ソードアート ・オンライン 24 鍍金 の 勇者

ユイ これ を 使え

コード を 転 写し ます

転送 さ れ ます

パパ 手 を

パパ パパ

ユイ

ここ は

わかり ませ ん

マップ 情報 が ない ようです

アスナ の いる 場所 は わかる か

はい

かなり かなり 近い です

こっち です

ここ が 世界 樹 の 頂上

ない じゃ ない か 空中 都市 なんて

何 が グランドクエスト だ 全部 嘘 じゃ ない か

許さ れ ない ぞ

ああ そう だ な

すべて は アスナ を 救い出して から だ

ママ

ママ

ママ

ユイ ちゃん

ママ

ユイ ちゃん

ママ ママ

キリト 君

アスナ

ごめん 遅く なった

う うん 信じて た

きっと 助け に 来て くれる って

さあ 一緒に 帰ろう

うん

ユイ アスナ を ログアウト さ せ られる か

ママ の ステータス は 複雑な コード に よって 拘束 さ れて い ます

解除 する に は システムーコンソール が 必要です

わたし ラボラトリー で それ らしい もの を 見た

な なに

ユイ この 状況 は

パパ ママ 気 を つけて

なに か よく ない もの が

ユイ ちゃん

アスナ

いや あ 驚いた よ

小鳥 ちゃん の 籠 の 中 に ゴキブリ が 迷い 込んで る と は ね

お前 は 須郷 か

この 世界 で その 名前 は 止めて くれる か なあ

妖精 王 オベイロン 陛下 と そう 呼 ベ

キリト 君

どう だい ろくに 動け ない だろう

次の アップ デート で 導入 予定 の 重力 魔法 な んだ けど

ちょっと 強 すぎる か なあ

やめ なさい 卑怯 物

それにしても 桐 ヶ 谷 君

いや キリト 君 と 呼んだ ほう が いい かな

どう やって ここ まで 登って き たんだい

さっき 妙な プログラム が 動いて いた が

飛んで きた の さ この 羽 で

まあ いい

君 の 頭 の 中身 に 直接 聞けば 解る こと さ

なに

君 は まさか 僕 が 酔狂 で こんな 仕掛け を 作った と 思って る んじゃ ない だろう ね

300 人 に 及ぶ 元 SAO プレーヤー

彼ら の 献身 的な 協力 に よって

思考 記憶 操作 技術 の 基礎 研究 は すでに 八 割 がた 終了 して いる

かつて 誰 も 為 し 得 なかった 人 の 魂 の 直接 制御 と いう 神 の 技 を

僕 は あと 少し で 我が 物 に できる

まったく 仮想 世界 様様だ よ

須郷

あなた の した こと は 許さ れ ない わ よ 絶対 に

誰 が 許さ ない の か な

残念 ながら この 世界 に 神 は い ない よ

僕 以外 に はね

さて 君 たち の 魂 を 改竄 する 前 に

楽しい パーティー と 行こう か

貴 様 何 を

いい いいね

やっぱり NPC の 女 じゃあ その 顔 は でき ない よ ね

いい 香り だ

現実 の アスナ 君 の 香り を 再現 する の に 苦労 した んだ よ

病室 に 解析 機 まで 持ち込んだ

僕 の 努力 を 評価 して ほしい ねえ

やめろ 須郷

やれやれ 観客 は おとなしく 這い つ くばって いろ

キリト 君

システムコマンド ペイン アブソーバー レベル 10 から レベル 8 に 変更

痛い だろう

段階 的に 強く して やる から 楽しみに して いた まえ

もっとも レベル 3 以下 に する と 現実 の 肉体 に も 影響 が ある ようだ が

さて

やめろ 須郷

大丈夫だ よ キリト 君

私 は こんな こと で 傷つけ られたり し ない

そう で なくちゃ ね

君 が どこ まで 誇り を 保てる か

三十 分 一 時間

なるべく 長引か せて くれた まえ よ

今 僕 が 考えて いる こと を 教えて あげよう か

ここ で たっぷり 楽しんだら 君 の 病室 に 行く

大型 モニター に 今日 の 録画 を 流し ながら

君 と もう 一 度 じっくり と 楽しむ

君 の 本当の 体 と ね

甘い 甘い

須郷 貴 様 貴 様

貴 様 殺す 絶対 に 殺す

これ は 報い な の か

ゲーム の 世界 なら 俺 は 最強の 勇者 で

アスナ を 自分 の 力 で 助け 出せる と 思い込んで

俺 に は 何の 力 も ない のに

逃げ出す の か

逃げ出す の か

そう じゃ ない 現実 を 認識 する んだ

屈服 する の か かつて 否定 した システム の 力 に

仕方ない じゃ ない か

俺 は プレイヤー で 奴 は ゲーム マスター な んだ よ

それ は あの 戦い を 汚す 言葉 だ な

私 に システム を 上回る 人間 の 意思 の 力 を 知ら しめ

未来 の 可能 性 を 悟ら せた 我々 の 戦い を

お前 は

立ち たまえ キリト 君

こんな 魂 の ない 攻撃 に

あの 世界 の 刃 は もっと 重かった

もっと 痛かった

やれやれ 妙な バグ が 残って いる なあ

システムログイン ID 「 ヒースクリフ 」

な なに

何 だ その ID は

システムコマンド 管理 者 権限 変更

ID 「 オベイロン 」 を レベル 1 に

ぼ 僕 より 高位 の ID だ と

有り 得 ない

僕 は 支配 者 創造 者 だ ぞ

この 世界 の 王 神

そう じゃ ない だろう お前 は 盗んだ んだ

世界 を そこ の 住人 を

盗み出した 玉 座 の 上 で 独り 踊って いた 泥棒 の 王 だ

こ この ガキ

僕 に この 僕 に 向かって

システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート

言う こと を 聞け この ポンコツ が

神 の 神 の 命令 だ ぞ

もう 少し 待って いて くれ すぐ 終わら せる

うん

システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート

コマンド 一 つ で 伝説 の 武器 を 召喚 か

決着 を 付ける 時 だ 泥棒 の 王 と 鍍金 の 勇者 の

システムコマンド ペイン ・ アブソーバ を レペルゼロ に

な なに

逃げる な よ あの 男 は どんな 場面 でも 臆した こと は なかった ぞ

あの 茅 場 晶彦 は

か か や 茅 場

そう か あの ID は

なんで なんで 死んで まで 僕 の 邪魔 を する んだ よ

アンタ は いつも そう だ 何もかも 悟った ような 顔 しや が って

僕 の 欲しい もの を 端 から 攫 って

須郷 お前 の 気持ち は 分から なく も ない

俺 も あの 男 に 負けて 家来 に なった から な

でも 俺 は あいつ に なり たい と 思った こと は ない ぜ

お前 と 違って な

この ガキ が

くそ っ

いた

痛い だろう

お前 が アスナ に 与えた 苦しみ は こんな もん じゃ ない

手 が 僕 の 手 が

信じて た

う うん 信じて る

これ まで も これ から も きみ は 私 の ヒーロー

いつでも 助け に きて くれる って

違う んだ 俺 は 俺 に は 何の 力 も ない んだ

でも そう あれる ように 頑張る よ

うん

さあ 帰ろう

現実 世界 は 多分 もう 夜 だ

でも すぐに 君 の 病室 に 行く よ

うん 待って る

最初に 会う の は キリト くん が いい もの

ああ とうとう 終わる んだ ね 帰れる んだ ね

現実 の 世界 に

そう だ よ

色々 変わって て びっくり する ぞ

いっぱい いろんな とこ に 行って いろんな こと しよう ね

ああ きっと

これ で すべて が 終わった の か

そこ に いる んだろう ヒースクリフ

久しい な キリト 君

生きて いた の か

そう である と も 言える し そう で ない と も 言える

私 は 茅 場 晶彦 と いう 意識 の エコー 残像 だ

相変わらず 解り 難い こと を 言う 人 だ な

まあ とりあえず 礼 を 言 っと く よ

礼 は 不要だ

なぜ

君 と 私 は 無償 の 善意 など が 通用 する 仲 で は なかろう

もちろん 代償 は 必要だ よ 常に

何 を しろ と 言う んだ

これ は

それ は 世界 の 種子 ザ ・ シード だ

芽吹けば どういう もの か 解る

その後 の 判断 は 君 に 託そう

消去 し 忘れる も よし

しかし もし 君 が あの 世界 に 憎しみ 以外 の 感情 を 残して いる の なら

では 私 は 行く よ

いつか また 会おう キリト 君

ユイ 大丈夫 か ユイ

パパ

無事だった か よかった

はい

パパ の ナーヴギア の ローカルメモリー に 退避 した んです

ママ は

ああ 戻った よ 現実 世界 に

そう です か

よかった よかった 本当に

また すぐ 会い に くる よ

でも どう なる んだろう な この 世界 は

わたし の コア プログラム は パパ の ナーヴギア に あり ます

いつでも 一緒です

じゃあ 俺 は 行く よ ママ を 出迎え に

はい パパ 大好きです

ご ごめん ね

なかなか 戻って こ ない から 心配に なって

遅く なって ごめん な

全部 終わった の

ああ 終わった 何もかも

よかった

本当に 本当に ありがとう スグ

お前 が い なかったら 俺 何も 出来 なかった よ

う うん

あたし 嬉しかった

お 兄ちゃん の 世界 で お 兄ちゃん の 役 に 立てて

取り戻した んだ ね アスナ さん を

ああ ようやく

ようやく 帰って きた

スグ 俺

行って あげて きっと お 兄ちゃん を 待って る よ

さ 寒 っ

あ 雪

気 を つけて よ アスナ さん に よろしく ね

ああ 今度 ちゃん と 紹介 する よ

确认 登 出 吗 ?


ソードアート ・オンライン 24 鍍金 の 勇者 |おんらいん|めっき||ゆうしゃ Sword Art Online 24 Gilt Brave

ユイ これ を 使え ゆい|||つかえ

コード を 転 写し ます こーど||てん|うつし|

転送 さ れ ます てんそう|||

パパ 手 を ぱぱ|て|

パパ パパ ぱぱ|ぱぱ

ユイ ゆい

ここ は

わかり ませ ん

マップ 情報 が ない ようです まっぷ|じょうほう|||

アスナ の いる 場所 は わかる か |||ばしょ|||

はい

かなり かなり 近い です ||ちかい|

こっち です

ここ が 世界 樹 の 頂上 ||せかい|き||ちょうじょう

ない じゃ ない か 空中 都市 なんて ||||くうちゅう|とし|

何 が グランドクエスト だ 全部 嘘 じゃ ない か なん||||ぜんぶ|うそ|||

許さ れ ない ぞ ゆるさ|||

ああ そう だ な

すべて は アスナ を 救い出して から だ ||||すくいだして||

ママ まま

ママ まま

ママ まま

ユイ ちゃん ゆい|

ママ まま

ユイ ちゃん ゆい|

ママ ママ まま|まま

キリト 君 |きみ

アスナ

ごめん 遅く なった |おそく|

う うん 信じて た ||しんじて|

きっと 助け に 来て くれる って |たすけ||きて||

さあ 一緒に 帰ろう |いっしょに|かえろう

うん

ユイ アスナ を ログアウト さ せ られる か ゆい|||||||

ママ の ステータス は 複雑な コード に よって 拘束 さ れて い ます まま||||ふくざつな|こーど|||こうそく||||

解除 する に は システムーコンソール が 必要です かいじょ||||||ひつようです

わたし ラボラトリー で それ らしい もの を 見た |||||||みた

な なに

ユイ この 状況 は ゆい||じょうきょう|

パパ ママ 気 を つけて ぱぱ|まま|き||

なに か よく ない もの が

ユイ ちゃん ゆい|

アスナ

いや あ 驚いた よ ||おどろいた|

小鳥 ちゃん の 籠 の 中 に ゴキブリ が 迷い 込んで る と は ね ことり|||かご||なか||ごきぶり||まよい|こんで||||

お前 は 須郷 か おまえ||すごう|

この 世界 で その 名前 は 止めて くれる か なあ |せかい|||なまえ||とどめて|||

妖精 王 オベイロン 陛下 と そう 呼 ベ ようせい|おう||へいか|||よ|

キリト 君 |きみ

どう だい ろくに 動け ない だろう |||うごけ||

次の アップ デート で 導入 予定 の 重力 魔法 な んだ けど つぎの|あっぷ|でーと||どうにゅう|よてい||じゅうりょく|まほう|||

ちょっと 強 すぎる か なあ |つよ|||

やめ なさい 卑怯 物 ||ひきょう|ぶつ

それにしても 桐 ヶ 谷 君 |きり||たに|きみ

いや キリト 君 と 呼んだ ほう が いい かな ||きみ||よんだ||||

どう やって ここ まで 登って き たんだい ||||のぼって||

さっき 妙な プログラム が 動いて いた が |みょうな|ぷろぐらむ||うごいて||

飛んで きた の さ この 羽 で とんで|||||はね|

まあ いい

君 の 頭 の 中身 に 直接 聞けば 解る こと さ きみ||あたま||なかみ||ちょくせつ|きけば|わかる||

なに

君 は まさか 僕 が 酔狂 で こんな 仕掛け を 作った と 思って る んじゃ ない だろう ね きみ|||ぼく||すいきょう|||しかけ||つくった||おもって|||||

300 人 に 及ぶ 元 SAO プレーヤー じん||およぶ|もと|sao|ぷれーやー

彼ら の 献身 的な 協力 に よって かれら||けんしん|てきな|きょうりょく||

思考 記憶 操作 技術 の 基礎 研究 は すでに 八 割 がた 終了 して いる しこう|きおく|そうさ|ぎじゅつ||きそ|けんきゅう|||やっ|わり||しゅうりょう||

かつて 誰 も 為 し 得 なかった 人 の 魂 の 直接 制御 と いう 神 の 技 を |だれ||ため||とく||じん||たましい||ちょくせつ|せいぎょ|||かみ||わざ|

僕 は あと 少し で 我が 物 に できる ぼく|||すこし||わが|ぶつ||

まったく 仮想 世界 様様だ よ |かそう|せかい|さまざまだ|

須郷 すごう

あなた の した こと は 許さ れ ない わ よ 絶対 に |||||ゆるさ|||||ぜったい|

誰 が 許さ ない の か な だれ||ゆるさ||||

残念 ながら この 世界 に 神 は い ない よ ざんねん|||せかい||かみ||||

僕 以外 に はね ぼく|いがい||

さて 君 たち の 魂 を 改竄 する 前 に |きみ|||たましい||かいざん||ぜん|

楽しい パーティー と 行こう か たのしい|ぱーてぃー||いこう|

貴 様 何 を とうと|さま|なん|

いい いいね

やっぱり NPC の 女 じゃあ その 顔 は でき ない よ ね |npc||おんな|||かお|||||

いい 香り だ |かおり|

現実 の アスナ 君 の 香り を 再現 する の に 苦労 した んだ よ げんじつ|||きみ||かおり||さいげん||||くろう|||

病室 に 解析 機 まで 持ち込んだ びょうしつ||かいせき|き||もちこんだ

僕 の 努力 を 評価 して ほしい ねえ ぼく||どりょく||ひょうか|||

やめろ 須郷 |すごう

やれやれ 観客 は おとなしく 這い つ くばって いろ |かんきゃく|||はい|||

キリト 君 |きみ

システムコマンド ペイン アブソーバー レベル 10 から レベル 8 に 変更 |||れべる||れべる||へんこう

痛い だろう いたい|

段階 的に 強く して やる から 楽しみに して いた まえ だんかい|てきに|つよく||||たのしみに|||

もっとも レベル 3 以下 に する と 現実 の 肉体 に も 影響 が ある ようだ が |れべる|いか||||げんじつ||にくたい|||えいきょう||||

さて

やめろ 須郷 |すごう

大丈夫だ よ キリト 君 だいじょうぶだ|||きみ

私 は こんな こと で 傷つけ られたり し ない わたくし|||||きずつけ|||

そう で なくちゃ ね

君 が どこ まで 誇り を 保てる か きみ||||ほこり||たもてる|

三十 分 一 時間 さんじゅう|ぶん|ひと|じかん

なるべく 長引か せて くれた まえ よ |ながびか||||

今 僕 が 考えて いる こと を 教えて あげよう か いま|ぼく||かんがえて||||おしえて||

ここ で たっぷり 楽しんだら 君 の 病室 に 行く |||たのしんだら|きみ||びょうしつ||いく

大型 モニター に 今日 の 録画 を 流し ながら おおがた|もにたー||きょう||ろくが||ながし|

君 と もう 一 度 じっくり と 楽しむ きみ|||ひと|たび|||たのしむ

君 の 本当の 体 と ね きみ||ほんとうの|からだ||

甘い 甘い あまい|あまい

須郷 貴 様 貴 様 すごう|とうと|さま|とうと|さま

貴 様 殺す 絶対 に 殺す とうと|さま|ころす|ぜったい||ころす

これ は 報い な の か ||むくい|||

ゲーム の 世界 なら 俺 は 最強の 勇者 で げーむ||せかい||おれ||さいきょうの|ゆうしゃ|

アスナ を 自分 の 力 で 助け 出せる と 思い込んで ||じぶん||ちから||たすけ|だせる||おもいこんで

俺 に は 何の 力 も ない のに おれ|||なんの|ちから|||

逃げ出す の か にげだす||

逃げ出す の か にげだす||

そう じゃ ない 現実 を 認識 する んだ |||げんじつ||にんしき||

屈服 する の か かつて 否定 した システム の 力 に くっぷく|||||ひてい||しすてむ||ちから|

仕方ない じゃ ない か しかたない|||

俺 は プレイヤー で 奴 は ゲーム マスター な んだ よ おれ||ぷれいやー||やつ||げーむ|ますたー|||

それ は あの 戦い を 汚す 言葉 だ な |||たたかい||けがす|ことば||

私 に システム を 上回る 人間 の 意思 の 力 を 知ら しめ わたくし||しすてむ||うわまわる|にんげん||いし||ちから||しら|

未来 の 可能 性 を 悟ら せた 我々 の 戦い を みらい||かのう|せい||さとら||われわれ||たたかい|

お前 は おまえ|

立ち たまえ キリト 君 たち|||きみ

こんな 魂 の ない 攻撃 に |たましい|||こうげき|

あの 世界 の 刃 は もっと 重かった |せかい||は|||おもかった

もっと 痛かった |いたかった

やれやれ 妙な バグ が 残って いる なあ |みょうな|||のこって||

システムログイン ID 「 ヒースクリフ 」 |id|

な なに

何 だ その ID は なん|||id|

システムコマンド 管理 者 権限 変更 |かんり|もの|けんげん|へんこう

ID 「 オベイロン 」 を レベル 1 に id|||れべる|

ぼ 僕 より 高位 の ID だ と |ぼく||こうい||id||

有り 得 ない あり|とく|

僕 は 支配 者 創造 者 だ ぞ ぼく||しはい|もの|そうぞう|もの||

この 世界 の 王 神 |せかい||おう|かみ

そう じゃ ない だろう お前 は 盗んだ んだ ||||おまえ||ぬすんだ|

世界 を そこ の 住人 を せかい||||じゅうにん|

盗み出した 玉 座 の 上 で 独り 踊って いた 泥棒 の 王 だ ぬすみだした|たま|ざ||うえ||ひとり|おどって||どろぼう||おう|

こ この ガキ ||がき

僕 に この 僕 に 向かって ぼく|||ぼく||むかって

システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート ||id|||

言う こと を 聞け この ポンコツ が いう|||きけ|||

神 の 神 の 命令 だ ぞ かみ||かみ||めいれい||

もう 少し 待って いて くれ すぐ 終わら せる |すこし|まって||||おわら|

うん

システムコマンド オブジェクト ID 「 エクスキャリバー 」 を ジェネレート ||id|||

コマンド 一 つ で 伝説 の 武器 を 召喚 か |ひと|||でんせつ||ぶき||しょうかん|

決着 を 付ける 時 だ 泥棒 の 王 と 鍍金 の 勇者 の けっちゃく||つける|じ||どろぼう||おう||めっき||ゆうしゃ|

システムコマンド ペイン ・ アブソーバ を レペルゼロ に

な なに

逃げる な よ あの 男 は どんな 場面 でも 臆した こと は なかった ぞ にげる||||おとこ|||ばめん||おくした||||

あの 茅 場 晶彦 は |かや|じょう|あきひこ|

か か や 茅 場 |||かや|じょう

そう か あの ID は |||id|

なんで なんで 死んで まで 僕 の 邪魔 を する んだ よ ||しんで||ぼく||じゃま||||

アンタ は いつも そう だ 何もかも 悟った ような 顔 しや が って |||||なにもかも|さとった||かお|||

僕 の 欲しい もの を 端 から 攫 って ぼく||ほしい|||はし||つか|

須郷 お前 の 気持ち は 分から なく も ない すごう|おまえ||きもち||わから|||

俺 も あの 男 に 負けて 家来 に なった から な おれ|||おとこ||まけて|けらい||||

でも 俺 は あいつ に なり たい と 思った こと は ない ぜ |おれ|||||||おもった||||

お前 と 違って な おまえ||ちがって|

この ガキ が |がき|

くそ っ

いた

痛い だろう いたい|

お前 が アスナ に 与えた 苦しみ は こんな もん じゃ ない おまえ||||あたえた|くるしみ|||||

手 が 僕 の 手 が て||ぼく||て|

信じて た しんじて|

う うん 信じて る ||しんじて|

これ まで も これ から も きみ は 私 の ヒーロー ||||||||わたくし||ひーろー

いつでも 助け に きて くれる って |たすけ||||

違う んだ 俺 は 俺 に は 何の 力 も ない んだ ちがう||おれ||おれ|||なんの|ちから|||

でも そう あれる ように 頑張る よ ||||がんばる|

うん

さあ 帰ろう |かえろう

現実 世界 は 多分 もう 夜 だ げんじつ|せかい||たぶん||よ|

でも すぐに 君 の 病室 に 行く よ ||きみ||びょうしつ||いく|

うん 待って る |まって|

最初に 会う の は キリト くん が いい もの さいしょに|あう|||||||

ああ とうとう 終わる んだ ね 帰れる んだ ね ||おわる|||かえれる||

現実 の 世界 に げんじつ||せかい|

そう だ よ

色々 変わって て びっくり する ぞ いろいろ|かわって||||

いっぱい いろんな とこ に 行って いろんな こと しよう ね ||||おこなって||||

ああ きっと

これ で すべて が 終わった の か ||||おわった||

そこ に いる んだろう ヒースクリフ

久しい な キリト 君 ひさしい|||きみ

生きて いた の か いきて|||

そう である と も 言える し そう で ない と も 言える ||||いえる|||||||いえる

私 は 茅 場 晶彦 と いう 意識 の エコー 残像 だ わたくし||かや|じょう|あきひこ|||いしき|||ざんぞう|

相変わらず 解り 難い こと を 言う 人 だ な あいかわらず|わかり|かたい|||いう|じん||

まあ とりあえず 礼 を 言 っと く よ ||れい||げん|||

礼 は 不要だ れい||ふようだ

なぜ

君 と 私 は 無償 の 善意 など が 通用 する 仲 で は なかろう きみ||わたくし||むしょう||ぜんい|||つうよう||なか|||

もちろん 代償 は 必要だ よ 常に |だいしょう||ひつようだ||とわに

何 を しろ と 言う んだ なん||||いう|

これ は

それ は 世界 の 種子 ザ ・ シード だ ||せかい||しゅし||しーど|

芽吹けば どういう もの か 解る めぶけば||||わかる

その後 の 判断 は 君 に 託そう そのご||はんだん||きみ||たくそう

消去 し 忘れる も よし しょうきょ||わすれる||

しかし もし 君 が あの 世界 に 憎しみ 以外 の 感情 を 残して いる の なら ||きみ|||せかい||にくしみ|いがい||かんじょう||のこして|||

では 私 は 行く よ |わたくし||いく|

いつか また 会おう キリト 君 ||あおう||きみ

ユイ 大丈夫 か ユイ ゆい|だいじょうぶ||ゆい

パパ ぱぱ

無事だった か よかった ぶじだった||

はい

パパ の ナーヴギア の ローカルメモリー に 退避 した んです ぱぱ||||||たいひ||

ママ は まま|

ああ 戻った よ 現実 世界 に |もどった||げんじつ|せかい|

そう です か

よかった よかった 本当に ||ほんとうに

また すぐ 会い に くる よ ||あい|||

でも どう なる んだろう な この 世界 は ||||||せかい|

わたし の コア プログラム は パパ の ナーヴギア に あり ます ||こあ|ぷろぐらむ||ぱぱ|||||

いつでも 一緒です |いっしょです

じゃあ 俺 は 行く よ ママ を 出迎え に |おれ||いく||まま||でむかえ|

はい パパ 大好きです |ぱぱ|だいすきです

ご ごめん ね

なかなか 戻って こ ない から 心配に なって |もどって||||しんぱいに|

遅く なって ごめん な おそく|||

全部 終わった の ぜんぶ|おわった|

ああ 終わった 何もかも |おわった|なにもかも

よかった

本当に 本当に ありがとう スグ ほんとうに|ほんとうに||

お前 が い なかったら 俺 何も 出来 なかった よ おまえ||||おれ|なにも|でき||

う うん

あたし 嬉しかった |うれしかった

お 兄ちゃん の 世界 で お 兄ちゃん の 役 に 立てて |にいちゃん||せかい|||にいちゃん||やく||たてて

取り戻した んだ ね アスナ さん を とりもどした|||||

ああ ようやく

ようやく 帰って きた |かえって|

スグ 俺 |おれ

行って あげて きっと お 兄ちゃん を 待って る よ おこなって||||にいちゃん||まって||

さ 寒 っ |さむ|

あ 雪 |ゆき

気 を つけて よ アスナ さん に よろしく ね き||||||||

ああ 今度 ちゃん と 紹介 する よ |こんど|||しょうかい||

确认 登 出 吗 ? |のぼる|だ|