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ソードアート・オンライン, ソードアート・オンライン 10 紅の殺意

ソードアート ・オンライン 10 紅 の 殺意

キリト くん

欲しければ 剣 で 二 刀 流 で 奪 いたまえ

私 と 戦い 勝てば アスナ くん を 連れて 行く が いい

だが 負けたら

君 が 血 盟騎 士 団 に 入る のだ

いい でしょう

剣 で 語れ と 言う の なら 望む ところ です

デュエル で 決着 を 付け ましょう

さあ いい 席 は 残り わずかだ

急いで 急いで

もう ばか ばか ばか

なんで あんな こと 言う の よう

悪かった 悪かった って ば

つい 売り言葉 に 買い 言葉 で

こない だ キリト 君 の 「 二 刀 流 」 を 見た 時 は

別 次元 の 強 さ だって 思った

でも それ は 団長 の ユニークスキル だって

まあ 俺 も 何度 か 間近で 見た よ

攻防 自在 の 剣 技 「 神聖 剣 」

攻撃 も そう だ が 特に 防御 力 が 圧倒 的だ

団長 の HP バー が イエロー ゾーン に 陥った とこ 見た 者 が い ない わ

あの 無敵 っぷり は もう ゲーム バランス を 超え てるよ

わかって る

どう する の

負けたら 私 が お 休み する どころ か

キリト 君 が 血 盟騎 士 団 に 入ら なきゃ なら ない んだ よ

まあ 簡単に 負ける 気 は ない さ

すまなかった な キリト くん

こんな こと に なって いる と は 知ら なかった

ギャラ は もらい ます よ

いや 君 は 試合 後 は 我が ギルド の 団員 だ

任務 扱い に さ せて もらおう

盾 素晴らしい 反応 速度 だ な そっち こそ 硬 すぎる ぜ

まだ だ まだ 上がる

キリト くん

抜ける

なに

じ 地味な やつ って 頼ま なかった っけ

これ でも 充分 地味 の ほう よ

うん 似合う 似合う

ギルド か

なんか すっかり 巻き込んじゃ った ね

いや いい きっかけ だった よ

ソロ 攻略 も 限界 が 来て たから

そう 言って もらえる と 助かる けど

ねえ キリト くん

教えて ほしい な

なんで ギルド を 人 を 避ける の か

ベータテスター だ から ユニークスキル 使い だ から って だけ じゃ ない よ ね

キリト くん 優しい もん

もう ずいぶん 昔

一 年 以上 前 かな

一 度 だけ ギルド に 入って た こと が ある

俺 を 入れて も 六 人 しか い ない 小さな ギルド で

名前 は 「 月夜 の 黒 猫 団 」

正直 彼ら の レベル は 俺 より かなり 低かった

だから 誘わ れた 時 に

俺 が 自分 の レベル を 言えば 引き下がった と 思う

でも 俺 は 自分 の 本当の レベル を 隠して ギルド に 入った

その頃 の 俺 は 彼ら の アットホーム な 雰囲気 が とても 眩 しい もの に 見えた んだ

でも ある 日

ギルド を 全滅 さ せた の は 俺 だ

ビーター だって こと を 隠して なかったら

あの 時 トラップ の 危険 性 を 納得 さ せ られた はずな んだ

みんな を サチ を 殺した の は 俺 だ

私 は 死な ない よ

だって 私 は 君 を 守る ほう だ もん

訓練

そう だ

私 を 含む 団員 三 人 の パーティー を 組み

ここ 五十五 層 の 迷宮 区 を 突破 して もらう

ちょっと ゴドフリー キリト くん は 私 が

副 団長 と 言って も 規律 を ないがしろに して いただいて は 困り ます な

それ に 入団 する 以上 は

フォワード 指揮 を 預かる この 私 に 実力 を 見せて もらわ ねば

あ あんた なんか 問題 に なら ない くらい キリト くん は 強い わ よ

では 三十 分 後 に 街 の 西 門 に 集合

せっかく 二 人 っきり に なれた のに

すぐ 帰って くる さ

ここ で 待って て くれ

うん 気 を つけて ね

おい こっち こっち

どういう こと だ

これ から は 同じ ギルド の 仲間

ここ ら で 過去 の 争い は 水 に 流して は どう か と 思って な

先日 は ご 迷惑 を お かけ し まして

二度と 無礼な 真似 は し ませ ん ので

許して いただき たい

これ で 一 件 落着 だ な

では 今日 の 訓練 は 危機 対処 能力 も 見 たい ので

諸君 ら の 結晶 アイテム は 全て 預から せて もらおう

転移 結晶 も か

わかった

よし じゃあ みんな 出発 だ

よ ー し ここ で 一 時 休憩

では 食料 を 配布 する

麻痺 毒

ど ... どういう こと だ

この 水 を 用意 した の は クラディール お前

早く 解毒 結晶 を

ゴドフリー さん よ ぉ 馬鹿だ 馬鹿だ と 思って いた が

あんた 筋金入り の 脳 筋 だ なぁ

な 何 を する

や ... やめろ

いい か 俺 たち の パーティー は

こう やって 犯罪 者 プレーヤー の 大群 に 襲わ れて

勇 戦 空しく 二 人 が 死亡

俺 一 人 に なった もの の 見事 犯罪 者 を 撃退 して 生還 し ました

お め え みたいな ガキ 一 人 の ため に よ 関係 ねえ やつ を 殺し ち まった よ

その わりに は ずいぶん と 嬉し そうだった じゃ ない か

お前 みたいな やつ が 何で 血 盟騎 士 団 に 入った

犯罪 者 ギルド の ほう が よっぽど 似合い だ ぜ

お め え 面白い こと 言う な

いい 目して る ぜ

それ は 殺人 ギルド 「 ラフィン ・ コフィン 」 の

この 麻痺 テク も そこ で 教わった の よ

や べ え や べ え お 喋り も この 辺 に し ねえ と 毒 が 切れ ち まう から な

そろそろ 仕上げ と いく か ぁ

まだ 毒 は 切れ ない の か

どう よ どう な んだ よ

もう すぐ 死ぬ って どんな 感じ だ よ

教えて くれよ なぁ

俺 は 俺 は このまま 死ぬ の か

おい おい 何とか 言って くれよ 本当に 死 ん じ まう ぞ

何 だ よ やっぱり 死ぬ の は 怖 え って か

そう だ まだ 死ね ない

そう かよ そう 来 なくっちゃ な

死ね 死ね 死ね

ヒール

間に合った 間に合った よ

神様 間に合った

キリト くん の 位置 を マップ で モニター して いたら

ゴドフリー の 反応 が 消えた から 何 か 起きた の かも って

生きて る 生きて る よね 桐 人 君

ああ 生き てるよ

待って て ね すぐ 終わら せる から

ア ... アスナ さま これ は 訓練

そう 訓練 で ちょっと 事故 が

クソ

わかった わかった よ 俺 が 悪かった

もう ギルド は やめる もう あんた の 前 に も 二度と 現れ ねえ よ

だから 死に たく ねえ

甘え んだ よ 副 団長 さま

この 人殺し やろう が

ごめん ね

私 の ... 私 の せい だ ね

アスナ

ごめん ね

私 ... もう ... キリト くん に は ... 会わ ない

俺 の 命 は 君 の もの だ アスナ

だから 君 の ため に 使う

最後 の 一瞬 まで 一緒に いよう

私 も 私 も 絶対 に 君 を 守る

これ から 永遠に 守り 続ける から

だから

君 は 何 が あろう と 帰して みせる あの 世界 に

アスナ

今日 は 今夜 は 一緒に いたい

うん

よし

こ ... こっち 見 ないで

キリト くん も 早く 脱いで よ

私 だけ 恥ずかしい よ

いや その

俺 は ただ 今夜 一緒 の 部屋 に い たい と いう

それ だけ の つもり で

えっ

バ ... バ ... バ

バカ

悪い 起こしちゃ った な

ちょっと だけ 夢見て た

元 の 世界 の 夢

おかしい の

夢 の 中 で アインクラッド の こと が

キリト くん と 会った こと が 夢 だったら どう しよう って 思って

とっても 怖かった

よかった 夢 じゃ なくて

変な やつ だ な

帰り たく ない の か

帰り たい よ

帰り たい けど ここ で 過ごした 時間 が なくなる の は 嫌

私 に とって は 大事な 二 年間 な の 今 なら そう 思える

ねえ キリト くん

ちょっと だけ 前線 から 離れたら 駄目 かな

何だか 怖い

すぐ 戦場 に 出たら また よく ない こと が 起き そうで

ちょっと 疲れちゃ った の かも しれ ない

そう だ な 俺 も 疲れた よ

22 層 の 南西 エリア に 森 と 湖 で 囲ま れた 小さい 村 が ある んだ

二 人 で そこ に 引っ越そう

それ で ...

それ で

け ...

結婚 しよう

はい


ソードアート ・オンライン 10 紅 の 殺意 |おんらいん|くれない||さつい SWORD ART ONLINE 10: Red Will to Kill

キリト くん

欲しければ 剣 で 二 刀 流 で 奪 いたまえ ほしければ|けん||ふた|かたな|りゅう||だつ|

私 と 戦い 勝てば アスナ くん を 連れて 行く が いい わたくし||たたかい|かてば||||つれて|いく||

だが 負けたら |まけたら

君 が 血 盟騎 士 団 に 入る のだ きみ||ち|めいき|し|だん||はいる|

いい でしょう

剣 で 語れ と 言う の なら 望む ところ です けん||かたれ||いう|||のぞむ||

デュエル で 決着 を 付け ましょう ||けっちゃく||つけ|

さあ いい 席 は 残り わずかだ ||せき||のこり|

急いで 急いで いそいで|いそいで

もう ばか ばか ばか

なんで あんな こと 言う の よう |||いう||

悪かった 悪かった って ば わるかった|わるかった||

つい 売り言葉 に 買い 言葉 で |うりことば||かい|ことば|

こない だ キリト 君 の 「 二 刀 流 」 を 見た 時 は |||きみ||ふた|かたな|りゅう||みた|じ|

別 次元 の 強 さ だって 思った べつ|じげん||つよ|||おもった

でも それ は 団長 の ユニークスキル だって |||だんちょう|||

まあ 俺 も 何度 か 間近で 見た よ |おれ||なんど||まぢかで|みた|

攻防 自在 の 剣 技 「 神聖 剣 」 こうぼう|じざい||けん|わざ|しんせい|けん

攻撃 も そう だ が 特に 防御 力 が 圧倒 的だ こうげき|||||とくに|ぼうぎょ|ちから||あっとう|てきだ

団長 の HP バー が イエロー ゾーン に 陥った とこ 見た 者 が い ない わ だんちょう||hp|ばー||いえろー|ぞーん||おちいった||みた|もの||||

あの 無敵 っぷり は もう ゲーム バランス を 超え てるよ |むてき||||げーむ|ばらんす||こえ|

わかって る

どう する の

負けたら 私 が お 休み する どころ か まけたら|わたくし|||やすみ|||

キリト 君 が 血 盟騎 士 団 に 入ら なきゃ なら ない んだ よ |きみ||ち|めいき|し|だん||はいら|||||

まあ 簡単に 負ける 気 は ない さ |かんたんに|まける|き|||

すまなかった な キリト くん

こんな こと に なって いる と は 知ら なかった |||||||しら|

ギャラ は もらい ます よ ぎゃら||||

いや 君 は 試合 後 は 我が ギルド の 団員 だ |きみ||しあい|あと||わが|ぎるど||だんいん|

任務 扱い に さ せて もらおう にんむ|あつかい||||

盾 素晴らしい 反応 速度 だ な たて|すばらしい|はんのう|そくど|| そっち こそ 硬 すぎる ぜ ||かた||

まだ だ まだ 上がる |||あがる

キリト くん

抜ける ぬける

なに

じ 地味な やつ って 頼ま なかった っけ |じみな|||たのま||

これ でも 充分 地味 の ほう よ ||じゅうぶん|じみ|||

うん 似合う 似合う |にあう|にあう

ギルド か ぎるど|

なんか すっかり 巻き込んじゃ った ね ||まきこんじゃ||

いや いい きっかけ だった よ

ソロ 攻略 も 限界 が 来て たから そろ|こうりゃく||げんかい||きて|

そう 言って もらえる と 助かる けど |いって|||たすかる|

ねえ キリト くん

教えて ほしい な おしえて||

なんで ギルド を 人 を 避ける の か |ぎるど||じん||さける||

ベータテスター だ から ユニークスキル 使い だ から って だけ じゃ ない よ ね ||||つかい||||||||

キリト くん 優しい もん ||やさしい|

もう ずいぶん 昔 ||むかし

一 年 以上 前 かな ひと|とし|いじょう|ぜん|

一 度 だけ ギルド に 入って た こと が ある ひと|たび||ぎるど||はいって||||

俺 を 入れて も 六 人 しか い ない 小さな ギルド で おれ||いれて||むっ|じん||||ちいさな|ぎるど|

名前 は 「 月夜 の 黒 猫 団 」 なまえ||つきよ||くろ|ねこ|だん

正直 彼ら の レベル は 俺 より かなり 低かった しょうじき|かれら||れべる||おれ|||ひくかった

だから 誘わ れた 時 に |さそわ||じ|

俺 が 自分 の レベル を 言えば 引き下がった と 思う おれ||じぶん||れべる||いえば|ひきさがった||おもう

でも 俺 は 自分 の 本当の レベル を 隠して ギルド に 入った |おれ||じぶん||ほんとうの|れべる||かくして|ぎるど||はいった

その頃 の 俺 は 彼ら の アットホーム な 雰囲気 が とても 眩 しい もの に 見えた んだ そのころ||おれ||かれら||||ふんいき|||くら||||みえた|

でも ある 日 ||ひ

ギルド を 全滅 さ せた の は 俺 だ ぎるど||ぜんめつ|||||おれ|

ビーター だって こと を 隠して なかったら ||||かくして|

あの 時 トラップ の 危険 性 を 納得 さ せ られた はずな んだ |じ|||きけん|せい||なっとく|||||

みんな を サチ を 殺した の は 俺 だ ||さち||ころした|||おれ|

私 は 死な ない よ わたくし||しな||

だって 私 は 君 を 守る ほう だ もん |わたくし||きみ||まもる|||

訓練 くんれん

そう だ

私 を 含む 団員 三 人 の パーティー を 組み わたくし||ふくむ|だんいん|みっ|じん||ぱーてぃー||くみ

ここ 五十五 層 の 迷宮 区 を 突破 して もらう |ごじゅうご|そう||めいきゅう|く||とっぱ||

ちょっと ゴドフリー キリト くん は 私 が |||||わたくし|

副 団長 と 言って も 規律 を ないがしろに して いただいて は 困り ます な ふく|だんちょう||いって||きりつ||||||こまり||

それ に 入団 する 以上 は ||にゅうだん||いじょう|

フォワード 指揮 を 預かる この 私 に 実力 を 見せて もらわ ねば |しき||あずかる||わたくし||じつりょく||みせて||

あ あんた なんか 問題 に なら ない くらい キリト くん は 強い わ よ |||もんだい||||||||つよい||

では 三十 分 後 に 街 の 西 門 に 集合 |さんじゅう|ぶん|あと||がい||にし|もん||しゅうごう

せっかく 二 人 っきり に なれた のに |ふた|じん||||

すぐ 帰って くる さ |かえって||

ここ で 待って て くれ ||まって||

うん 気 を つけて ね |き|||

おい こっち こっち

どういう こと だ

これ から は 同じ ギルド の 仲間 |||おなじ|ぎるど||なかま

ここ ら で 過去 の 争い は 水 に 流して は どう か と 思って な |||かこ||あらそい||すい||ながして|||||おもって|

先日 は ご 迷惑 を お かけ し まして せんじつ|||めいわく|||||

二度と 無礼な 真似 は し ませ ん ので にどと|ぶれいな|まね|||||

許して いただき たい ゆるして||

これ で 一 件 落着 だ な ||ひと|けん|らくちゃく||

では 今日 の 訓練 は 危機 対処 能力 も 見 たい ので |きょう||くんれん||きき|たいしょ|のうりょく||み||

諸君 ら の 結晶 アイテム は 全て 預から せて もらおう しょくん|||けっしょう|あいてむ||すべて|あずから||

転移 結晶 も か てんい|けっしょう||

わかった

よし じゃあ みんな 出発 だ |||しゅっぱつ|

よ ー し ここ で 一 時 休憩 |-||||ひと|じ|きゅうけい

では 食料 を 配布 する |しょくりょう||はいふ|

麻痺 毒 まひ|どく

ど ... どういう こと だ

この 水 を 用意 した の は クラディール お前 |すい||ようい|||||おまえ

早く 解毒 結晶 を はやく|げどく|けっしょう|

ゴドフリー さん よ ぉ 馬鹿だ 馬鹿だ と 思って いた が ||||ばかだ|ばかだ||おもって||

あんた 筋金入り の 脳 筋 だ なぁ |すじがねいり||のう|すじ||

な 何 を する |なん||

や ... やめろ

いい か 俺 たち の パーティー は ||おれ|||ぱーてぃー|

こう やって 犯罪 者 プレーヤー の 大群 に 襲わ れて ||はんざい|もの|ぷれーやー||たいぐん||おそわ|

勇 戦 空しく 二 人 が 死亡 いさみ|いくさ|むなしく|ふた|じん||しぼう

俺 一 人 に なった もの の 見事 犯罪 者 を 撃退 して 生還 し ました おれ|ひと|じん|||||みごと|はんざい|もの||げきたい||せいかん||

お め え みたいな ガキ 一 人 の ため に よ 関係 ねえ やつ を 殺し ち まった よ ||||がき|ひと|じん|||||かんけい||||ころし|||

その わりに は ずいぶん と 嬉し そうだった じゃ ない か |||||うれし|そう だった|||

お前 みたいな やつ が 何で 血 盟騎 士 団 に 入った おまえ||||なんで|ち|めいき|し|だん||はいった

犯罪 者 ギルド の ほう が よっぽど 似合い だ ぜ はんざい|もの|ぎるど|||||にあい||

お め え 面白い こと 言う な |||おもしろい||いう|

いい 目して る ぜ |もくして||

それ は 殺人 ギルド 「 ラフィン ・ コフィン 」 の ||さつじん|ぎるど|||

この 麻痺 テク も そこ で 教わった の よ |まひ|||||おそわった||

や べ え や べ え お 喋り も この 辺 に し ねえ と 毒 が 切れ ち まう から な |||||||しゃべり|||ほとり|||||どく||きれ||||

そろそろ 仕上げ と いく か ぁ |しあげ||||

まだ 毒 は 切れ ない の か |どく||きれ|||

どう よ どう な んだ よ

もう すぐ 死ぬ って どんな 感じ だ よ ||しぬ|||かんじ||

教えて くれよ なぁ おしえて||

俺 は 俺 は このまま 死ぬ の か おれ||おれ|||しぬ||

おい おい 何とか 言って くれよ 本当に 死 ん じ まう ぞ ||なんとか|いって||ほんとうに|し||||

何 だ よ やっぱり 死ぬ の は 怖 え って か なん||||しぬ|||こわ|||

そう だ まだ 死ね ない |||しね|

そう かよ そう 来 なくっちゃ な |||らい||

死ね 死ね 死ね しね|しね|しね

ヒール

間に合った 間に合った よ まにあった|まにあった|

神様 間に合った かみさま|まにあった

キリト くん の 位置 を マップ で モニター して いたら |||いち||まっぷ||もにたー||

ゴドフリー の 反応 が 消えた から 何 か 起きた の かも って ||はんのう||きえた||なん||おきた|||

生きて る 生きて る よね 桐 人 君 いきて||いきて|||きり|じん|きみ

ああ 生き てるよ |いき|

待って て ね すぐ 終わら せる から まって||||おわら||

ア ... アスナ さま これ は 訓練 |||||くんれん

そう 訓練 で ちょっと 事故 が |くんれん|||じこ|

クソ くそ

わかった わかった よ 俺 が 悪かった |||おれ||わるかった

もう ギルド は やめる もう あんた の 前 に も 二度と 現れ ねえ よ |ぎるど||||||ぜん|||にどと|あらわれ||

だから 死に たく ねえ |しに||

甘え んだ よ 副 団長 さま あまえ|||ふく|だんちょう|

この 人殺し やろう が |ひとごろし||

ごめん ね

私 の ... 私 の せい だ ね わたくし||わたくし||||

アスナ

ごめん ね

私 ... もう ... キリト くん に は ... 会わ ない わたくし||||||あわ|

俺 の 命 は 君 の もの だ アスナ おれ||いのち||きみ||||

だから 君 の ため に 使う |きみ||||つかう

最後 の 一瞬 まで 一緒に いよう さいご||いっしゅん||いっしょに|

私 も 私 も 絶対 に 君 を 守る わたくし||わたくし||ぜったい||きみ||まもる

これ から 永遠に 守り 続ける から ||えいえんに|まもり|つづける|

だから

君 は 何 が あろう と 帰して みせる あの 世界 に きみ||なん||||かえして|||せかい|

アスナ

今日 は 今夜 は 一緒に いたい きょう||こんや||いっしょに|い たい

うん

よし

こ ... こっち 見 ないで ||み|

キリト くん も 早く 脱いで よ |||はやく|ぬいで|

私 だけ 恥ずかしい よ わたくし||はずかしい|

いや その

俺 は ただ 今夜 一緒 の 部屋 に い たい と いう おれ|||こんや|いっしょ||へや|||||

それ だけ の つもり で

えっ

バ ... バ ... バ

バカ ばか

悪い 起こしちゃ った な わるい|おこしちゃ||

ちょっと だけ 夢見て た ||ゆめみて|

元 の 世界 の 夢 もと||せかい||ゆめ

おかしい の

夢 の 中 で アインクラッド の こと が ゆめ||なか|||||

キリト くん と 会った こと が 夢 だったら どう しよう って 思って |||あった|||ゆめ|||||おもって

とっても 怖かった |こわかった

よかった 夢 じゃ なくて |ゆめ||

変な やつ だ な へんな|||

帰り たく ない の か かえり||||

帰り たい よ かえり||

帰り たい けど ここ で 過ごした 時間 が なくなる の は 嫌 かえり|||||すごした|じかん|||||いや

私 に とって は 大事な 二 年間 な の 今 なら そう 思える わたくし||||だいじな|ふた|ねんかん|||いま|||おもえる

ねえ キリト くん

ちょっと だけ 前線 から 離れたら 駄目 かな ||ぜんせん||はなれたら|だめ|

何だか 怖い なんだか|こわい

すぐ 戦場 に 出たら また よく ない こと が 起き そうで |せんじょう||でたら||||||おき|そう で

ちょっと 疲れちゃ った の かも しれ ない |つかれちゃ|||||

そう だ な 俺 も 疲れた よ |||おれ||つかれた|

22 層 の 南西 エリア に 森 と 湖 で 囲ま れた 小さい 村 が ある んだ そう||なんせい|えりあ||しげる||こ||かこま||ちいさい|むら|||

二 人 で そこ に 引っ越そう ふた|じん||||ひっこそう

それ で ...

それ で

け ...

結婚 しよう けっこん|

はい