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ソードアート・オンライン, ソードアート・オンライン 06 幻の復讐者

ソードアート ・オンライン 06 幻 の 復讐 者

ヨルコ さん

アスナ あと は 頼む

駄目 よ

クソ

転移 どこ に 行く 気 だ

クソ

バカ 無 茶 し ないで よ

それ で どう なった の

駄目だ テレポート で 逃げ られた

宿屋 の 中 は システム 的に 保護 さ れて いる

ここ なら 危険 は ない と 思い込んで いた

クソ

あの ローブ は グリセルダ の 物 だ

あれ は グリセルダ の 幽霊 だ

俺 たち ついに 復讐 に 来た んだ

幽霊 なら 圏 内 で PK する くらい 楽勝 だ よ な

幽霊 じゃ ない

二 件 の 圏 内 殺人 に も 絶対 に システム 的な ロジック が 存在 する はずだ

絶対 に

さっき の 黒い ローブ 本当に グリセルダ さん の 幽霊 な の か な

目の前 で 二 度 も あんな の を 見せ られたら 私 に も そう 思えて くる よ

いや そんな こと は 絶対 に ない

そもそも 幽霊 だったら さっき も 転移 結晶 なんて 使わ ないで

転移 結晶

どうした の

いや 何でもない

ほら

くれる の か

この 状況 で それ 以外 何 が ある の

見せびらかして る と でも

じゃ ... じゃあ ありがたく

そろそろ 耐久 値 が 切れて 消滅 しちゃ う から 急いで 食べた ほう が いい わ よ

へ ッ あっ ああ

うまい な

いつの間に 弁当 なんか 仕入れた んだ

耐久 値 は もう 切れる って 言った でしょう

こういう こと も ある か と 思って 朝 から 用意 し といた の

さすが 「 血 盟騎 士 団 」 攻略 担当 責任 者 さま だ なあ

ちなみに どこ の

売って ない

え お 店 のじゃ ない 私 だって 料理 する わ よ

え ... ええ と それ は その ... なんと いい ます か

いっそのこと オークション に かければ 大儲け だった のに な

お代わり は あり ませ ん から ね

どうした の よ

ち っ

ああ そう か そう だった の か

何 を 一体 何 に 気付いた の

俺 は 俺 たち は 何も 見えて い なかった

見て いる つもりで 違う もの を 見て いた んだ

圏 内 殺人

そんな もの を 実現 する 武器 も ロジック も 最初 から 存在 しちゃ い なかった んだ

グリセルダ 俺 が 助かる に は もう あんた に 許して もらう しか ない

すまない 悪かった

許して くれ グリセルダ

俺 は まさか あんな こと に なる なんて 思って なかった んだ

本当に

本当に 本当に

何 を した の

あなた は 私 に 何 を した の シュミット

俺 は 俺 は ただ 指輪 の 売却 が 決まった 日

いつの間にか ベルトポーチ に メモ と 結晶 が 入って て そこ に 指示 が

誰 のだ シュミット

誰 から の 指示 だ

グリムロック

あんた も 死んで た の か

誰 だ お前 を 動かした の は 誰 な んだ

わから ない 本当だ

メモ に は グリセルダ が 泊まった 部屋 に 忍び 込める よう

回廊 結晶 の 位置 セーブ を して

そ それ を ギルド 共通 ストレージ に 入れろ と だけ 書いて あって

それ で

俺 が した の は それ だけ なんだ

俺 は 本当に 殺し の 手伝い を する 気 なんか なかった

信じて くれ 頼む

全部 録音 した わ よ シュミット

生きて る で すって

ああ 生きて る

ヨルコ さん も カインズ 氏 も な

だって

圏 内 で は プレーヤー の HP は 基本 的に 減ら ない

でも オブジェクト の 耐久 値 は 減る

さっき の バゲットサンド みたいに

え あの 時 カインズ の アーマー は 槍 に 貫通 さ れて た 槍 が 削って いた の は カインズ の HP じゃ なくて 鎧 の 耐久 値 なんだ

じゃ じゃあ ... あの 時 砕けて 飛び散った の は

そう 彼 の 鎧 だけ な んだ よ

そして まさに 鎧 が 壊れる 瞬間 を 狙って その 中身 の カインズ 氏 は

結晶 で テレポート した

その 結果 発生 する の は 死亡 エフェクト に 限りなく 近い

でも まったく 別の 物

なら ヨルコ さん も

彼女 は ダガー を 最初 から 刺した 状態 で 俺 たち と 話して いた んだろう

最初 から

よく 思い出して みろ よ

あの 部屋 で 彼女 一 度 も 俺 たち に 背中 を 見せよう と し なかった

そして 服 の 耐久 値 が 減って く の を 確認 し ながら 会話 を 続け

タイミング を 見計らって

外 から 飛んで きた ダガー が 刺さった と いう 演技 を する

って こと は 黒い ローブ の 男 は

十中八九 グリムロック じゃ ない

カインズ だ

ヨルコ さん と カインズ 氏 は この 方法 を 使えば

死亡 偽装 できる んで は ない か と 思いついた

しかも 圏 内 殺人 と いう 恐れる べき 演出 を 付き 加えて

そして その 目的 は

指輪 事件 の 犯人 を 追い詰め 炙 り 出す こと

二 人 は 自ら の 殺人 事件 を 演出 し 幻 の 復讐 者 を 作り出した

シュミット の こと は 最初 から ある 程度 疑って た んだろう な

なあ ヨルコ さん と フレンド 登録 した まま だろう

今 19 層 の フィールド に いる わ

主 街 区 から ちょっと 離れた 小さい 丘 の 上

そう か

うん

とにかく あと は 彼ら に 任せよう

俺 たち の この 事件 で の 役回り は もう 終わり だ

うん

ろ 録音

そう ... だった の か

お前 ら そこ まで グリセルダ の こと を

あんた だって 彼女 の こと を 憎んで た わけじゃ ない んだろう

もちろん だ 信じて くれ

そりゃ 受け取った 金 で 買った レア 武器 の おかげ で

聖 竜 連合 の 入団 基準 を クリア できた の は 確かだ けど

麻痺

ワーン ダウーン

まさか こいつ ら

確かに こいつ は で っ かい 獲物 だ

聖 竜 連合 の 幹部 さま じゃ ない か

殺人 ギルド ラフィン ・ コフィン

さて どう やって 遊んだ もんか ね

あれ あれ やろう よ ヘッド

「 殺し 合って 残った やつ だけ 助けて やる ぜ 」 ゲーム

んな こ と 言って お前 この 間 結局 残った 奴 も 殺した だろう が よ

今 それ 言っちゃ ゲーム に なら ない っす よ ヘッド

さ って 取り掛かる と する か

ぎりぎり セーフ かな

さ って どう する

もう じき 援軍 も 駆け付ける が

攻略 組 三十 人 を 相手 に して みる か

ち っ

行く ぞ

また 会えて 嬉し いよ ヨルコ さん

全部 終ったら きちんと お 詫び に 伺う つもりだった んです

と 言って も 信じて もらえ ない でしょう けど

キリト

助けて くれた 礼 は 言う が

何で 分かった んだ あの 三 人 が ここ で 襲って くる こと が

分かった って わけじゃ ない

あり 得る と 推測 した んだ

なあ カインズ さん ヨルコ さん

あんた たち は あの 二 つ の 武器 を グリムロツク さん に 作って もらった んだ よ な

彼 は 最初 は 気 が 進ま ない ようでした

もう グリセルダ さん を 安らかに 眠ら せて あげ たい って

でも 僕ら が 一生懸命 頼んだら

やっと 武器 を 作って くれた んです

残念だ けど あんた 達 の 計画 に 反対 した の は

グリセルダ さん の ため じゃ ない

え 圏 内 PK なんて いう 派手な 事件 を 演出 し 大勢 の 注目 を 集めれば いずれ 誰 か が 気付いて しまう と 思った んだ

俺 も 気付いた の は ほんの 三十 分 前 だ

まんまと ヨルコ さん の 目論み 通り 動いちゃ った けど

でも 俺 は 嫌な 気分 じゃ ない よ

そう だ ね

ね もし 君 だったら 超 級 レアアイテム が ドロップ した とき 何 って 言って た

そう だ な

もともと 俺 は そういう トラブル が 嫌で ソロ やって る とこ も ある し

うち は ドロップ した 人 の もの そういう ルール に して る の

SAO で は 誰 に どんな アイテム が ドロップ した か は 全部 自己 申告 じゃ ない

なら もう 隠ぺい と か の トラブル を 避けよう と 思ったら そう する しか ない わ

それ に そういう システム だ から こそ

この 世界 の 結婚 に 重み が 出る の よ

結婚 すれば 二 人 の アイテムストレージ は 共通 化 さ れる でしょう

それ まで なら 隠そう と 思えば 隠せた もの が

結婚 した 途端 に 何も 隠せ なく なる

ストレージ 共通 化 って すごく プラグマチック な システム だ けど

同時に とって も ロマンチックだ と 私 は 思う わ

なあ

なに

アスナ お前 結婚 した こと ある の

違う 違う そう じゃ なくて

ほら さっき ロ 「 マンチック 」 だ と か 「 プラスチック 」 だ と か

誰 も そんな こと 言って ない わ よ

ロマンチック って プラグマチック だって 言った の

プラグマチック って 言う の は 実際 的 って 意味 です けど ね 念のため

実際 的

SAO で の 結婚 が

そう よ だって ある 意味 身 も 蓋 も ない でしょう

ストレージ 共通 化 なんて

なに を

ストレージ 共通 化

結婚 相手 が 死んだ とき アイテム は どう なる んだ

え アイテムストレージ は 共通 化 さ れて いる 片方 が 死んだ とき アイテム は どう なる んだ

グリセルダ さん と グリムロック さん の こと

そう ね 一 人 が なくなったら

全て もう 一 人 の もの に なる んじゃ ない か

と 言う こと は グリセルダ さん の ストレージ に 入って いた レア 指輪 は

犯人 で は なく 結婚 相手 である グリム ロック の ストレージ に 残る はずな んだ

指輪 は 奪わ れて い なかった

いや そうじゃ ない 奪わ れた と 言う べきだ

グリム ロック は 自分 の ストレージ に 存在 する 指輪 を 奪った んだ

グリム ロック が

あいつ が あの メモ の 差出人 そして グリセルダ を 殺した の か

いや 直接 手 を 汚し は し なかった だ ろ

多分 殺人 の 実行 役 は 汚れ 仕事 専門 の レッド に 依頼 した んだ

そんな あの 人 が 真 犯人 だって いう なら

なんで 私 たち の 計画 に 協力 して くれた んです か

あんた 達 は グリムロック に 計画 を 全部 説明 した んだろう

なら それ を 利用 して

今度 こそ 指輪 事件 を 永久 に 闇 に 葬る こと も 可能だ

シュミット に ヨルコ さん に カインズ さん その 三 人 が 集まる 機会 を 狙って

まとめて 消して しまえば いい

そう か だ から

だから ここ に 殺人 ギルド の 連中 が

恐らく グリセルダ さん 殺害 を 依頼 した とき から

パイプ が あった んだろう

そんな

いたわ よ

詳しい こと は 本人 に 直接 聞こう

や 久しぶりだ ね みんな

グリムロック さん

貴方 は 貴方 は 本当に ...

何で な の グリムロック

何で グリセルダ さん を

奥さん を 殺して まで 指輪 を 奪って お 金 に する 必要 が あった の

金 金 だって 金 の ため で は ない

私 は 私 は どうしても 彼女 を 殺さ ねば なら なかった

彼女 は まだ 私 の 妻 で いる 間 に

彼女 は 現実 世界 でも 私 の 妻 だった

一切 の 不満 も ない 理想 的な 妻 だった

かわいらしく 従順で

ただ 一 度 の 夫婦 喧嘩 すら も した こと が なかった

だが 共に この 世界 に 囚 われた 後

彼女 は 変わって しまった

強要 さ れた デスゲーム に 怯え 恐れ

竦んだ の は 私 だけ だった

彼女 は 現実 世界 に いた 時 より も 遥かに 生き生き と して 充実 した 様子 で

私 は 認め ざる を 得 なかった

私 の 愛した 優子 は 消えて しまった のだ と

ならば

ならば いっそ 合法 的 殺人 が 可能な この 世界 に いる 間 に 優子 を

永遠の 思い出 の 中 に 封じて しまい たい と 願った 私 を

誰 が 責め られる だろう

そんな 理由 で あんた は 奥さん を 殺した の か

十分 過ぎる 理由 だ

君 に も いずれ わかる よ 探偵 くん

愛情 を 手 に 入れ それ が 失わ れよう と した とき に はね

いいえ 間違って いる の は あなた よ グリムロック さん

貴方 が グリセルダ さん に 抱いて いた の は 愛情 じゃ ない

貴方 が 抱いて いた の は ただ の 所有 欲 だ わ

キリト さん この 男 の 処遇 は 私 たち に 任せて もらえ ませ ん か

分かった

ね もし 君 なら 仮に 誰 か と 結婚 した 後 に なって 相手 の 人 の 隠れた 一面に 気付いた 時

君 なら どう 思う

ラッキーだった って 思う かな

だ だって さ

結婚 する って こと は

それ まで 見えて た 面 は もう 好きに なって る わけだろう

だから その後 に 新しい 面 に 気付いて

そこ も 好きに なれたら

に ... 二 倍 じゃ ないで す か

ま いい わ

そんな こと より お腹 す いたわ

さっき も 食べ そびれちゃ った し

そ ... そうだ な

二 日 も 前線 から 離れちゃ った わ

明日 から また 頑張ら なくちゃ

ああ 今週 中 に 今 の 層 は 突破 し たい な

なに を

ね キリト くん

フレンド 登録 しよう か

今 まで して なかった でしょう

攻略 組 同士 連絡 を 取り 合え ない の は 不便だ わ

いや でも 俺 は ソロ だ し

別に パーティー 組め なんて 言って ない でしょう

それ に 少し は 友達 作ら ない と

そ そう か

不便 は ない ... けど

ご飯 食べる まで に 考えて おいて

じゃ まずは 町 に 戻り ましょう か

あ ああ


ソードアート ・オンライン 06 幻 の 復讐 者 |おんらいん|まぼろし||ふくしゅう|もの Sword Art Online 06 Phantom Avenger

ヨルコ さん

アスナ あと は 頼む |||たのむ

駄目 よ だめ|

クソ くそ

転移 どこ に 行く 気 だ てんい|||いく|き|

クソ くそ

バカ 無 茶 し ないで よ ばか|む|ちゃ|||

それ で どう なった の

駄目だ テレポート で 逃げ られた だめだ|||にげ|

宿屋 の 中 は システム 的に 保護 さ れて いる やどや||なか||しすてむ|てきに|ほご|||

ここ なら 危険 は ない と 思い込んで いた ||きけん||||おもいこんで|

クソ くそ

あの ローブ は グリセルダ の 物 だ |||||ぶつ|

あれ は グリセルダ の 幽霊 だ ||||ゆうれい|

俺 たち ついに 復讐 に 来た んだ おれ|||ふくしゅう||きた|

幽霊 なら 圏 内 で PK する くらい 楽勝 だ よ な ゆうれい||けん|うち||pk|||らくしょう|||

幽霊 じゃ ない ゆうれい||

二 件 の 圏 内 殺人 に も 絶対 に システム 的な ロジック が 存在 する はずだ ふた|けん||けん|うち|さつじん|||ぜったい||しすてむ|てきな|||そんざい||

絶対 に ぜったい|

さっき の 黒い ローブ 本当に グリセルダ さん の 幽霊 な の か な ||くろい||ほんとうに||||ゆうれい||||

目の前 で 二 度 も あんな の を 見せ られたら 私 に も そう 思えて くる よ めのまえ||ふた|たび|||||みせ||わたくし||||おもえて||

いや そんな こと は 絶対 に ない ||||ぜったい||

そもそも 幽霊 だったら さっき も 転移 結晶 なんて 使わ ないで |ゆうれい||||てんい|けっしょう||つかわ|

転移 結晶 てんい|けっしょう

どうした の

いや 何でもない |なんでもない

ほら

くれる の か

この 状況 で それ 以外 何 が ある の |じょうきょう|||いがい|なん|||

見せびらかして る と でも みせびらかして|||

じゃ ... じゃあ ありがたく

そろそろ 耐久 値 が 切れて 消滅 しちゃ う から 急いで 食べた ほう が いい わ よ |たいきゅう|あたい||きれて|しょうめつ||||いそいで|たべた|||||

へ ッ あっ ああ

うまい な

いつの間に 弁当 なんか 仕入れた んだ いつのまに|べんとう||しいれた|

耐久 値 は もう 切れる って 言った でしょう たいきゅう|あたい|||きれる||いった|

こういう こと も ある か と 思って 朝 から 用意 し といた の ||||||おもって|あさ||ようい|||

さすが 「 血 盟騎 士 団 」 攻略 担当 責任 者 さま だ なあ |ち|めいき|し|だん|こうりゃく|たんとう|せきにん|もの|||

ちなみに どこ の

売って ない うって|

え お 店 のじゃ ない ||てん|| 私 だって 料理 する わ よ わたくし||りょうり|||

え ... ええ と それ は その ... なんと いい ます か

いっそのこと オークション に かければ 大儲け だった のに な ||||おおもうけ|||

お代わり は あり ませ ん から ね おかわり||||||

どうした の よ

ち っ

ああ そう か そう だった の か

何 を 一体 何 に 気付いた の なん||いったい|なん||きづいた|

俺 は 俺 たち は 何も 見えて い なかった おれ||おれ|||なにも|みえて||

見て いる つもりで 違う もの を 見て いた んだ みて|||ちがう|||みて||

圏 内 殺人 けん|うち|さつじん

そんな もの を 実現 する 武器 も ロジック も 最初 から 存在 しちゃ い なかった んだ |||じつげん||ぶき||||さいしょ||そんざい||||

グリセルダ 俺 が 助かる に は もう あんた に 許して もらう しか ない |おれ||たすかる||||||ゆるして|||

すまない 悪かった |わるかった

許して くれ グリセルダ ゆるして||

俺 は まさか あんな こと に なる なんて 思って なかった んだ おれ||||||||おもって||

本当に ほんとうに

本当に 本当に ほんとうに|ほんとうに

何 を した の なん|||

あなた は 私 に 何 を した の シュミット ||わたくし||なん||||しゅみっと

俺 は 俺 は ただ 指輪 の 売却 が 決まった 日 おれ||おれ|||ゆびわ||ばいきゃく||きまった|ひ

いつの間にか ベルトポーチ に メモ と 結晶 が 入って て そこ に 指示 が いつのまにか|||めも||けっしょう||はいって||||しじ|

誰 のだ シュミット だれ||しゅみっと

誰 から の 指示 だ だれ|||しじ|

グリムロック

あんた も 死んで た の か ||しんで|||

誰 だ お前 を 動かした の は 誰 な んだ だれ||おまえ||うごかした|||だれ||

わから ない 本当だ ||ほんとうだ

メモ に は グリセルダ が 泊まった 部屋 に 忍び 込める よう めも|||||とまった|へや||しのび|こめる|

回廊 結晶 の 位置 セーブ を して かいろう|けっしょう||いち|せーぶ||

そ それ を ギルド 共通 ストレージ に 入れろ と だけ 書いて あって |||ぎるど|きょうつう|||いれろ|||かいて|

それ で

俺 が した の は それ だけ なんだ おれ|||||||

俺 は 本当に 殺し の 手伝い を する 気 なんか なかった おれ||ほんとうに|ころし||てつだい|||き||

信じて くれ 頼む しんじて||たのむ

全部 録音 した わ よ シュミット ぜんぶ|ろくおん||||しゅみっと

生きて る で すって いきて|||

ああ 生きて る |いきて|

ヨルコ さん も カインズ 氏 も な ||||うじ||

だって

圏 内 で は プレーヤー の HP は 基本 的に 減ら ない けん|うち|||ぷれーやー||hp||きほん|てきに|へら|

でも オブジェクト の 耐久 値 は 減る |||たいきゅう|あたい||へる

さっき の バゲットサンド みたいに

え あの 時 カインズ の アーマー は 槍 に 貫通 さ れて た ||じ|||||やり||かんつう||| 槍 が 削って いた の は カインズ の HP じゃ なくて 鎧 の 耐久 値 なんだ やり||けずって||||||hp|||よろい||たいきゅう|あたい|

じゃ じゃあ ... あの 時 砕けて 飛び散った の は |||じ|くだけて|とびちった||

そう 彼 の 鎧 だけ な んだ よ |かれ||よろい||||

そして まさに 鎧 が 壊れる 瞬間 を 狙って その 中身 の カインズ 氏 は ||よろい||こぼれる|しゅんかん||ねらって||なかみ|||うじ|

結晶 で テレポート した けっしょう|||

その 結果 発生 する の は 死亡 エフェクト に 限りなく 近い |けっか|はっせい||||しぼう|||かぎりなく|ちかい

でも まったく 別の 物 ||べつの|ぶつ

なら ヨルコ さん も

彼女 は ダガー を 最初 から 刺した 状態 で 俺 たち と 話して いた んだろう かのじょ||||さいしょ||さした|じょうたい||おれ|||はなして||

最初 から さいしょ|

よく 思い出して みろ よ |おもいだして||

あの 部屋 で 彼女 一 度 も 俺 たち に 背中 を 見せよう と し なかった |へや||かのじょ|ひと|たび||おれ|||せなか||みせよう|||

そして 服 の 耐久 値 が 減って く の を 確認 し ながら 会話 を 続け |ふく||たいきゅう|あたい||へって||||かくにん|||かいわ||つづけ

タイミング を 見計らって たいみんぐ||みはからって

外 から 飛んで きた ダガー が 刺さった と いう 演技 を する がい||とんで||||ささった|||えんぎ||

って こと は 黒い ローブ の 男 は |||くろい|||おとこ|

十中八九 グリムロック じゃ ない じゅっちゅうはっく|||

カインズ だ

ヨルコ さん と カインズ 氏 は この 方法 を 使えば ||||うじ|||ほうほう||つかえば

死亡 偽装 できる んで は ない か と 思いついた しぼう|ぎそう|||||||おもいついた

しかも 圏 内 殺人 と いう 恐れる べき 演出 を 付き 加えて |けん|うち|さつじん|||おそれる||えんしゅつ||つき|くわえて

そして その 目的 は ||もくてき|

指輪 事件 の 犯人 を 追い詰め 炙 り 出す こと ゆびわ|じけん||はんにん||おいつめ|しゃ||だす|

二 人 は 自ら の 殺人 事件 を 演出 し 幻 の 復讐 者 を 作り出した ふた|じん||おのずから||さつじん|じけん||えんしゅつ||まぼろし||ふくしゅう|もの||つくりだした

シュミット の こと は 最初 から ある 程度 疑って た んだろう な しゅみっと||||さいしょ|||ていど|うたがって|||

なあ ヨルコ さん と フレンド 登録 した まま だろう |||||とうろく|||

今 19 層 の フィールド に いる わ いま|そう||ふぃーるど|||

主 街 区 から ちょっと 離れた 小さい 丘 の 上 おも|がい|く|||はなれた|ちいさい|おか||うえ

そう か

うん

とにかく あと は 彼ら に 任せよう |||かれら||まかせよう

俺 たち の この 事件 で の 役回り は もう 終わり だ おれ||||じけん|||やくまわり|||おわり|

うん

ろ 録音 |ろくおん

そう ... だった の か

お前 ら そこ まで グリセルダ の こと を おまえ|||||||

あんた だって 彼女 の こと を 憎んで た わけじゃ ない んだろう ||かのじょ||||にくんで||||

もちろん だ 信じて くれ ||しんじて|

そりゃ 受け取った 金 で 買った レア 武器 の おかげ で |うけとった|きむ||かった||ぶき|||

聖 竜 連合 の 入団 基準 を クリア できた の は 確かだ けど せい|りゅう|れんごう||にゅうだん|きじゅん||くりあ||||たしかだ|

麻痺 まひ

ワーン ダウーン

まさか こいつ ら

確かに こいつ は で っ かい 獲物 だ たしかに||||||えもの|

聖 竜 連合 の 幹部 さま じゃ ない か せい|りゅう|れんごう||かんぶ||||

殺人 ギルド ラフィン ・ コフィン さつじん|ぎるど||

さて どう やって 遊んだ もんか ね |||あそんだ||

あれ あれ やろう よ ヘッド ||||へっど

「 殺し 合って 残った やつ だけ 助けて やる ぜ 」 ゲーム ころし|あって|のこった|||たすけて|||げーむ

んな こ と 言って お前 この 間 結局 残った 奴 も 殺した だろう が よ |||いって|おまえ||あいだ|けっきょく|のこった|やつ||ころした|||

今 それ 言っちゃ ゲーム に なら ない っす よ ヘッド いま||いっちゃ|げーむ||||||へっど

さ って 取り掛かる と する か ||とりかかる|||

ぎりぎり セーフ かな |せーふ|

さ って どう する

もう じき 援軍 も 駆け付ける が ||えんぐん||かけつける|

攻略 組 三十 人 を 相手 に して みる か こうりゃく|くみ|さんじゅう|じん||あいて||||

ち っ

行く ぞ いく|

また 会えて 嬉し いよ ヨルコ さん |あえて|うれし|||

全部 終ったら きちんと お 詫び に 伺う つもりだった んです ぜんぶ|しまったら|||わび||うかがう||

と 言って も 信じて もらえ ない でしょう けど |いって||しんじて||||

キリト

助けて くれた 礼 は 言う が たすけて||れい||いう|

何で 分かった んだ あの 三 人 が ここ で 襲って くる こと が なんで|わかった|||みっ|じん||||おそって|||

分かった って わけじゃ ない わかった|||

あり 得る と 推測 した んだ |える||すいそく||

なあ カインズ さん ヨルコ さん

あんた たち は あの 二 つ の 武器 を グリムロツク さん に 作って もらった んだ よ な ||||ふた|||ぶき|||||つくって||||

彼 は 最初 は 気 が 進ま ない ようでした かれ||さいしょ||き||すすま||

もう グリセルダ さん を 安らかに 眠ら せて あげ たい って ||||やすらかに|ねむら||||

でも 僕ら が 一生懸命 頼んだら |ぼくら||いっしょうけんめい|たのんだら

やっと 武器 を 作って くれた んです |ぶき||つくって||

残念だ けど あんた 達 の 計画 に 反対 した の は ざんねんだ|||さとる||けいかく||はんたい|||

グリセルダ さん の ため じゃ ない

え 圏 内 PK なんて いう 派手な 事件 を 演出 し 大勢 の 注目 を 集めれば |けん|うち|pk|||はでな|じけん||えんしゅつ||おおぜい||ちゅうもく||あつめれば いずれ 誰 か が 気付いて しまう と 思った んだ |だれ|||きづいて|||おもった|

俺 も 気付いた の は ほんの 三十 分 前 だ おれ||きづいた||||さんじゅう|ぶん|ぜん|

まんまと ヨルコ さん の 目論み 通り 動いちゃ った けど ||||もくろみ|とおり|うごいちゃ||

でも 俺 は 嫌な 気分 じゃ ない よ |おれ||いやな|きぶん|||

そう だ ね

ね もし 君 だったら ||きみ| 超 級 レアアイテム が ドロップ した とき 何 って 言って た ちょう|きゅう|||どろっぷ|||なん||いって|

そう だ な

もともと 俺 は そういう トラブル が 嫌で ソロ やって る とこ も ある し |おれ|||とらぶる||いやで|そろ||||||

うち は ドロップ した 人 の もの そういう ルール に して る の ||どろっぷ||じん||||るーる||||

SAO で は 誰 に どんな アイテム が ドロップ した か は 全部 自己 申告 じゃ ない sao|||だれ|||あいてむ||どろっぷ||||ぜんぶ|じこ|しんこく||

なら もう 隠ぺい と か の トラブル を 避けよう と 思ったら そう する しか ない わ ||いんぺい||||とらぶる||さけよう||おもったら|||||

それ に そういう システム だ から こそ |||しすてむ|||

この 世界 の 結婚 に 重み が 出る の よ |せかい||けっこん||おもみ||でる||

結婚 すれば 二 人 の アイテムストレージ は 共通 化 さ れる でしょう けっこん||ふた|じん||||きょうつう|か|||

それ まで なら 隠そう と 思えば 隠せた もの が |||かくそう||おもえば|かくせた||

結婚 した 途端 に 何も 隠せ なく なる けっこん||とたん||なにも|かくせ||

ストレージ 共通 化 って すごく プラグマチック な システム だ けど |きょうつう|か|||||しすてむ||

同時に とって も ロマンチックだ と 私 は 思う わ どうじに|||ろまんちっくだ||わたくし||おもう|

なあ

なに

アスナ お前 結婚 した こと ある の |おまえ|けっこん||||

違う 違う そう じゃ なくて ちがう|ちがう|||

ほら さっき ロ 「 マンチック 」 だ と か 「 プラスチック 」 だ と か |||||||ぷらすちっく|||

誰 も そんな こと 言って ない わ よ だれ||||いって|||

ロマンチック って プラグマチック だって 言った の ろまんちっく||||いった|

プラグマチック って 言う の は 実際 的 って 意味 です けど ね 念のため ||いう|||じっさい|てき||いみ||||ねんのため

実際 的 じっさい|てき

SAO で の 結婚 が sao|||けっこん|

そう よ だって ある 意味 身 も 蓋 も ない でしょう ||||いみ|み||ふた|||

ストレージ 共通 化 なんて |きょうつう|か|

なに を

ストレージ 共通 化 |きょうつう|か

結婚 相手 が 死んだ とき アイテム は どう なる んだ けっこん|あいて||しんだ||あいてむ||||

え アイテムストレージ は 共通 化 さ れて いる |||きょうつう|か||| 片方 が 死んだ とき アイテム は どう なる んだ かたほう||しんだ||あいてむ||||

グリセルダ さん と グリムロック さん の こと

そう ね 一 人 が なくなったら ||ひと|じん||

全て もう 一 人 の もの に なる んじゃ ない か すべて||ひと|じん|||||||

と 言う こと は グリセルダ さん の ストレージ に 入って いた レア 指輪 は |いう||||||||はいって|||ゆびわ|

犯人 で は なく 結婚 相手 である グリム ロック の ストレージ に 残る はずな んだ はんにん||||けっこん|あいて||ぐりむ|ろっく||||のこる||

指輪 は 奪わ れて い なかった ゆびわ||うばわ|||

いや そうじゃ ない 奪わ れた と 言う べきだ |そう じゃ||うばわ|||いう|

グリム ロック は 自分 の ストレージ に 存在 する 指輪 を 奪った んだ ぐりむ|ろっく||じぶん||||そんざい||ゆびわ||うばった|

グリム ロック が ぐりむ|ろっく|

あいつ が あの メモ の 差出人 そして グリセルダ を 殺した の か |||めも||さしだしにん||||ころした||

いや 直接 手 を 汚し は し なかった だ ろ |ちょくせつ|て||きたなし|||||

多分 殺人 の 実行 役 は 汚れ 仕事 専門 の レッド に 依頼 した んだ たぶん|さつじん||じっこう|やく||けがれ|しごと|せんもん||れっど||いらい||

そんな あの 人 が 真 犯人 だって いう なら ||じん||まこと|はんにん|||

なんで 私 たち の 計画 に 協力 して くれた んです か |わたくし|||けいかく||きょうりょく||||

あんた 達 は グリムロック に 計画 を 全部 説明 した んだろう |さとる||||けいかく||ぜんぶ|せつめい||

なら それ を 利用 して |||りよう|

今度 こそ 指輪 事件 を 永久 に 闇 に 葬る こと も 可能だ こんど||ゆびわ|じけん||えいきゅう||やみ||ほうむる|||かのうだ

シュミット に ヨルコ さん に カインズ さん その 三 人 が 集まる 機会 を 狙って しゅみっと||||||||みっ|じん||あつまる|きかい||ねらって

まとめて 消して しまえば いい |けして||

そう か だ から

だから ここ に 殺人 ギルド の 連中 が |||さつじん|ぎるど||れんちゅう|

恐らく グリセルダ さん 殺害 を 依頼 した とき から おそらく|||さつがい||いらい|||

パイプ が あった んだろう ぱいぷ|||

そんな

いたわ よ

詳しい こと は 本人 に 直接 聞こう くわしい|||ほんにん||ちょくせつ|きこう

や 久しぶりだ ね みんな |ひさしぶりだ||

グリムロック さん

貴方 は 貴方 は 本当に ... あなた||あなた||ほんとうに

何で な の グリムロック なんで|||

何で グリセルダ さん を なんで|||

奥さん を 殺して まで 指輪 を 奪って お 金 に する 必要 が あった の おくさん||ころして||ゆびわ||うばって||きむ|||ひつよう|||

金 金 だって きむ|きむ| 金 の ため で は ない きむ|||||

私 は 私 は どうしても 彼女 を 殺さ ねば なら なかった わたくし||わたくし|||かのじょ||ころさ|||

彼女 は まだ 私 の 妻 で いる 間 に かのじょ|||わたくし||つま|||あいだ|

彼女 は 現実 世界 でも 私 の 妻 だった かのじょ||げんじつ|せかい||わたくし||つま|

一切 の 不満 も ない 理想 的な 妻 だった いっさい||ふまん|||りそう|てきな|つま|

かわいらしく 従順で |じゅうじゅんで

ただ 一 度 の 夫婦 喧嘩 すら も した こと が なかった |ひと|たび||ふうふ|けんか||||||

だが 共に この 世界 に 囚 われた 後 |ともに||せかい||しゅう||あと

彼女 は 変わって しまった かのじょ||かわって|

強要 さ れた デスゲーム に 怯え 恐れ きょうよう|||||おびえ|おそれ

竦んだ の は 私 だけ だった すくんだ|||わたくし||

彼女 は 現実 世界 に いた 時 より も 遥かに 生き生き と して 充実 した 様子 で かのじょ||げんじつ|せかい|||じ|||はるかに|いきいき|||じゅうじつ||ようす|

私 は 認め ざる を 得 なかった わたくし||みとめ|||とく|

私 の 愛した 優子 は 消えて しまった のだ と わたくし||あいした|まさこ||きえて|||

ならば

ならば いっそ 合法 的 殺人 が 可能な この 世界 に いる 間 に 優子 を ||ごうほう|てき|さつじん||かのうな||せかい|||あいだ||まさこ|

永遠の 思い出 の 中 に 封じて しまい たい と 願った 私 を えいえんの|おもいで||なか||ほうじて||||ねがった|わたくし|

誰 が 責め られる だろう だれ||せめ||

そんな 理由 で あんた は 奥さん を 殺した の か |りゆう||||おくさん||ころした||

十分 過ぎる 理由 だ じゅうぶん|すぎる|りゆう|

君 に も いずれ わかる よ 探偵 くん きみ||||||たんてい|

愛情 を 手 に 入れ それ が 失わ れよう と した とき に はね あいじょう||て||いれ|||うしなわ||||||

いいえ 間違って いる の は あなた よ グリムロック さん |まちがって|||||||

貴方 が グリセルダ さん に 抱いて いた の は 愛情 じゃ ない あなた|||||いだいて||||あいじょう||

貴方 が 抱いて いた の は ただ の 所有 欲 だ わ あなた||いだいて||||||しょゆう|よく||

キリト さん この 男 の 処遇 は 私 たち に 任せて もらえ ませ ん か |||おとこ||しょぐう||わたくし|||まかせて||||

分かった わかった

ね もし 君 なら 仮に 誰 か と 結婚 した 後 に なって ||きみ||かりに|だれ|||けっこん||あと|| 相手 の 人 の 隠れた 一面に 気付いた 時 あいて||じん||かくれた|いちめんに|きづいた|じ

君 なら どう 思う きみ|||おもう

ラッキーだった って 思う かな らっきーだった||おもう|

だ だって さ

結婚 する って こと は けっこん||||

それ まで 見えて た 面 は もう 好きに なって る わけだろう ||みえて||おもて|||すきに|||

だから その後 に 新しい 面 に 気付いて |そのご||あたらしい|おもて||きづいて

そこ も 好きに なれたら ||すきに|

に ... 二 倍 じゃ ないで す か |ふた|ばい||||

ま いい わ

そんな こと より お腹 す いたわ |||おなか||

さっき も 食べ そびれちゃ った し ||たべ|||

そ ... そうだ な |そう だ|

二 日 も 前線 から 離れちゃ った わ ふた|ひ||ぜんせん||はなれちゃ||

明日 から また 頑張ら なくちゃ あした|||がんばら|

ああ 今週 中 に 今 の 層 は 突破 し たい な |こんしゅう|なか||いま||そう||とっぱ|||

なに を

ね キリト くん

フレンド 登録 しよう か |とうろく||

今 まで して なかった でしょう いま||||

攻略 組 同士 連絡 を 取り 合え ない の は 不便だ わ こうりゃく|くみ|どうし|れんらく||とり|あえ||||ふべんだ|

いや でも 俺 は ソロ だ し ||おれ||そろ||

別に パーティー 組め なんて 言って ない でしょう べつに|ぱーてぃー|くめ||いって||

それ に 少し は 友達 作ら ない と ||すこし||ともだち|つくら||

そ そう か

不便 は ない ... けど ふべん|||

ご飯 食べる まで に 考えて おいて ごはん|たべる|||かんがえて|

じゃ まずは 町 に 戻り ましょう か ||まち||もどり||

あ ああ