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Hikaru no go, Hikaru no go episode 2 (audio+ subtitles)

Hikaru no go episode 2 (audio+ subtitles)

平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は

遥かな 時 を 越えて

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に

負けた ?

アキラ 君 が 負けた の か

こんにちは

あら あかり ちゃん

ヒカル 君 います か それ が ね あの 子 囲碁 教室 に 通い 始めた の

囲碁 ?

本当 あの 子 どうした の かしら

光る が … 囲碁 ?

では

この 図 に 言って みましょう か これ は 黒 の サガリ が 好手 です

白 が こう 押さえて きて も

こちら から アタリ に 行き

白 に 二子 を 取ら せて

その後 こちら から 眼 を 奪えば

白 は 死にます ね 何 言って ん の か さ さっぱり 分か ん ね や そりゃ ヒカル は 初心者 です から

では 先 に こう 眼 を 奪い に 行く と

どう なる でしょう ?

の 十六

そう です ね

ここ へ 行く と 白 は …

教えて いる あの 方 は

どれ くらい の 腕 な んでしょう か

プロ だって さ

プロ ?

碁 で お 金 を もらって 生活 して るって こと でも 講義 は ここ まで に して 対局 に 入りましょう お 願い します ええっと 君 が 進藤 君 だ ね ? あ はい

碁 は 初めて ?

前 に 一 度 ある けど

でも その 時 は 見て た だけ みたいな もん だ から

じゃ 石 取り ゲーム を しよう か

あ これ 知っている

ここ に 白 が 来る と 取ら れちゃ う でしょう ?

そう

こういう 後 一 手 置いたら 取っちゃ う ぞって 時 を アタリって 言う んだ じゃ 今度 の はどう かな アタリ さ 進藤 君 逃げて ごらん

ええっと … はい アタリ アタリ

アタリ

また アタリ だ

はい ご馳走様

今 の が シチョウって 言って いくら 逃げて も 逃げ られ ない 形 な んだ 対局 中 は よく 出て くる 形 だ から

それ を 気 に し ながら

今日 の ところ は 見学 して て くれる かな

参った な

ヒカル もう 帰っちゃ う のです か

ちょっと 休憩

おう ~ 何 です か これ は ?

自動 販売 機

お 金 を 入れる と 飲み物 が 出て くるんだ

あまた 遅刻 だ わ

あら ヒカル 君 !

ヒカル 君 も 碁 始めた の ?

あ ちょっと ね

常に 碁 の 好きな 奴 が いて さ

偶に 相手 に して やる んだ けど

碁 の こと 何も 知ら ない と なかなか ね

基本 くらい は 覚え と こう か と 思って 来た んだ けど

やっぱり 分か ん ね や

で ここ で 時間 つぶして る んだ ?

あら ! これ 天元 戦 の テレビ 中継 だ わ

ヒカル これ は 何 です か

箱 の 中 で 人 が 囲碁 を

手 が 止まり ました ね

ここ で 考える こと と 言います と さって 何 でしょう 塔 矢 名人 の 場合

例えば 布石 に して も

これ まで 良し と されて いた 以上 の もの を 常に 求めて いらっしゃる ような 気 が する んです よ 私 たち に は 見え ない 何 か

そう そう

この 人 「 神 の 一 手 に 一 番 近い 人 」って 言われて る の よ 「 神 の 一 手 」? おばさん ちょっと 憧れて ん の よ ね

この 者 ただ の 打ち 手 で は ない

私 と 同じく 神 の 一 手 を 極めよう と する 者

そう いえば 塔 矢 名人 に は 息子 さん が いて

プロ 目指されて いる と か ええ なかなか お 強い そうです よ おばさん 教室 行か なくて いい の ?

あら ! そう だ わ !

白川 先生 も 素敵な の よ ね

あ ?

あ いらっしゃい

アキラ 先生 いる ?

一 局 打って もらおう と 思う んだ けど

いる に は いる んだ けど

先週 の あの 一 局 以来 誰 と も 打た ない の

あそこ で ずっと あの 一 局 を 並べて いる の

あの 一 局って … 同い年 の 男の子 に 二 目 差 で 負けちゃった と いう … 帰る ね 気 を つけて 帰って ね

お ! アキラ 君

また いた の かい ?

あんまり 帰り が 遅い と お母さん 心配 … す … どうした ん だ ? アキラ 君

ええ ちょっと …

あの 一 手 も

あの 一 手 も

まるで 指導 碁 だ

あれ が 本当の 彼 の 実力 だ と したら

いや そんな はず が ない

そんな 子供 いる わけない

分から ない

何者 な んだ ? 彼 は …

はい じゃ 今日 は ここ まで

宿題 忘れ ない ように ね

先生 さようなら

気 を つけて 帰る の よ

さようなら 先生

あ 進藤 君

最近 ボーっと して る こと 多い けど 社会 の 成績 は とって も いい わ ね 家庭 教師 さん でも 頼んだ の かしら

まあ そんな 感じ かな

でも さそい つ が けっこう 厄介な んだ よ ね

この 調子 で 頑張って ね

うんじゃ 先生

気 を つけて 帰る の よ

はい

ヒカル

ヒカル 最近 どう しちゃった の ? 得意の 体育 は 調子 悪い しさ

社会 の テスト の 直し は ちゃんと やってくる し

テスト の 直し やってきちゃ おかしい の か

そう いう わけじゃ ない けど …

ね 明日 の 日曜 どっか 遊び に 行か ない ? 明日 ?

明日 は ちょっと …

つれ の 付き合い で …

囲碁 教室 と か

あお 前 知って た の ?

うん

お前 も 来る か

私 は ちょっと …

よろしく お 願い します すみません どうしても 見学 したいって いう もん で うん いい よ 碁 に 興味 を 持つ 人 が 増える こと は 大 歓迎 さ

最近 は 星 打ち が 多く なり ました が

やはり 小 目 人気 も 健在です ね

碁 を ケイマ に 守って しまえば

ほぼ ひとつには 取れた ような もの です

ヒカル 何 言って る か 分かって る の ?

ぜんぜん

でも 対局 して る と

いつも いつも こういう いい 形 に は さ せて もらえません よ ね じゃ 白 が ここ に 掛けて き ました 黒 は どう 受けます か あ これ 知っている 進藤 君 だった ね

じゃ どこ に 打つ の か

の 五

の 五

その 星 の 下

の 五 … ここ かい ?

君 は 碁 は ほとんど 初めて な んだ よ ね

あ 間違って ました ? すいません

いい や

とっても いい 手 だ よ

最近 は あまり 見 ない けど 昔 は よく 打たれて いた んだ あ 座って い いよ はい

あの どうして 今 は 打た れ なく なった んです か

昔 は コミ の ルール が なかった んだ よ

コミ ?

先手 で 打つ 黒 の ほう が 有利に なる から

その代わり 白 は 最初 から 五 目 半 もらえる んだ

つまり 盤面 で 白 が 五十 目 なら

黒 が 五十六 目 ない と 勝ち に は なら ないって こと だ よ へえ 五 目 半 … へえって お前 知ら なかった の ? 秀 策 の 時代 に は そんな 規則 ありません でした から 黒 の 時 有利だ と は 思わ なかった の か 黒 持ったら 負けた こと ありません よ 私 は あの な … なるほど コミ 五 目 半 です か

その ルール が できた から は

この コスミ で は 少し 甘い ので は …

と いう 意見 が 出る ように なって

最近 で は 確かに あまり 打た れ なく なった のです が

すばらしい 一 手 である こと に は 変わり ない のです

進藤 君 の 手 の 中 の 碁石 の 数 が

奇数 だ と 思ったら 一 個

偶数 だ と 思ったら 二 個 盤面 に 石 を 置いて

じゃ 進藤 君 数えて みて

二 、 四 、 六 、 八 、 九

奇数 だ

当たった

君 が 黒 だ

お互い レベル が 同じ もの 同士 が やる 時 は

こう やって 先手 を 決める んだ

プロ の 打った 碁 だ よ

今日 は それ を 並べて 感じ を 掴んで ください

じゃま た 後 で ね

ね ヒカル 分かる の ?

この 番号 の 順番 に 並べて いけば いい みたいだ けど

ほりゃ あかり 最初 は ここ だ

どこ ?

ここ ここ

は ~ い ここ は 六 子 は いただき

おたく 石 を 取ら れる の が 好きだ ね

阿 古田 さん また 弱い 者 いじめ して る わ よ

そんな 間抜けな とこ に 打っちゃ で は

負け た がる 人 も 珍しい ね

かず ら ?

我慢 できません ! ヒカル あの 人 と 換わって ください

彼 の 打つ手 正しい 一 手 は 一 つ も ありません 佐 為 強い 者 が 弱い 者 を いた ぶる 碁 なんで

私 は 許せません 怯え 切って る あの 人 に 換わり 私 が 打ちます 無慈悲な 一 手 に みあう 苦汁 を 飲ま せて やる のです そして 終局 の 後 に 言って やり なさい

おっと すみません

何 を する 小僧

せっかく の 対局 が 台無しじゃ ねか

いや ちょっと 手 が 滑っちゃって じゃ 今 取ります から なに ? だめ

いや やっやっやっ止めろって 進藤 君 ! 今日 は もう 帰り なさい !

もう ! せっかく 付き合って あげた な のに

お前 が 勝手に 付いて きた んじゃ

知ら ない !

先生 怒ら せちゃったら 碁 が 打て ない じゃ ないで す か あ ~~~ そう そう

来週 こんな の が ある んだ けど

これ 連れてって やる よ いい だろう それ で ヒカル ~

何 ? この 雰囲気

俺 より 小さい 奴 まで いる

あの 人 たち は 親 や 家族 か

佐 為 すごい ね

ええ すごい すごい

子供 が いっぱい

千 年 前 の 私 の 囲碁 へ の 情熱 も

今 ここ に いる 子供 たち の 熱気 も 同じです

彼ら が 私 に 教えて くれます 千 年 後 の 未来 も 同じだ と そう だ もしかしたら あいつ が 来て る かも

アキラ 君

広瀬 さん が 指導 碁 を お 願 いし に 見えて る んだ けど

すみません が …

待って る の ? あの 子

この 人数 じゃ いて も 分か ん ね な

そこ の 左上 スミ の 戦い

これ ?

打ち 損じる と 黒 が 死にます ね の 二 は 急所 です 惜しい ~ その 上 な んだ な ~

君 !

何 を 考えて いる んだ

対局 中 に 口 を 挟む なんて

ごっごめん まあまあ そんなに 騒が ないで 緒方 先生

とにかく この 子 は 奥 へ 連れて いきます お 願い します さ 来 なさい あもう 済んだ から

君 たち 対局 を 続けて

で 状況 を 教えて くれる ?

僕 が の 三 に 打ったら

あの 子 が 「 惜しい その 上 」って これ は … あ ! そうだ

私 あの 子 に

「 全国 子供 囲碁 大会 」 の チラシ あげた んだ わ

今日 棋院 で やって る ?

ええ さして 興味 は な さ そうだ けど

もしかしたら

アキラ 君 !

僕 が いない 間 に 彼 が 来たら 引き止めて おいて 変わった わ ね アキラ 君

今 まで ライバル らしい ライバル が い なかった から な

まったく

つい 口 を 挟んじゃった じゃ 済まない んだ よ はい … で どうした ん だ ?

その 一 局 は 無 勝負 と いう こと で

再戦 さ せ ました

仕方なかろう

もう いい から 帰り なさい

お 騒がせ し ました

やれやれ

で その 局面 と いう の は ?

あ ! 君 !

お釣り !

やっぱ あれ は まずかった な あの 子 たち に 悪い こと し ました 気 を つけ なさい

あの 男

以前 見た 神 の 一 手 に 最も 近い 男

何 か トラブル が あった そうだ な

塔 矢 先生

とにかく これ を 見て ください

我々 プロ でも ちょっと 考える この 局面 を 助言 した そうです

それ も チラッ と 見た だけ で 即答 だった そうです

なるほど

この 黒 の 生き 死に の 急所 を 一目 で な

そんな こと を できる 子供 は

息子 の アキラ 以外 に も いた の か

それ を 名前 も 聞か ず に 帰す と は

すいません

まあ いい

彼 が それほど の 打ち 手 なら

遅かれ早かれ

いずれ は 我々 プロ の 前 に 現れる こと に なる

大体 な 佐 為 が 余計な こと 言った から だ どう

お ? やる か

そっち が その 気 なら もう 碁 なんて やって ん ない から

進藤 !

塔 矢 ?

見つけた ぞ

やっと 見つけた ぞ

進藤 ヒカル !


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平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は へいあん|じだい||ご|うち|ふしわら|たすく|ため| Go player in the Heian period Fujiwara no Sae 平安时代的围棋手藤原佐江

遥かな 時 を 越えて はるかな|じ||こえて beyond the distant time 超越遥远的时间

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った しんどう|||こころ||よみがえった Revived in Shindo Hikaru's heart 在新堂光的心中复活

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に かみ||ひと|て||きわめる|| To master "God's hand" 掌握“上帝之手”

負けた ? まけた lost ? 丢失的 ?

アキラ 君 が 負けた の か |きみ||まけた||

こんにちは

あら あかり ちゃん Akari-chan

ヒカル 君 います か それ が ね |きみ|い ます|||| Hikaru-kun, that's it 希卡鲁,你在吗? あの 子 囲碁 教室 に 通い 始めた の |こ|いご|きょうしつ||かよい|はじめた| That girl started going to the Go class

囲碁 ? いご Go?

本当 あの 子 どうした の かしら ほんとう||こ|||

光る が … 囲碁 ? ひかる||いご

では

この 図 に 言って みましょう か これ は |ず||いって|み ましょう||| 黒 の サガリ が 好手 です くろ||||こうしゅ|

白 が こう 押さえて きて も しろ|||おさえて||

こちら から アタリ に 行き ||あたり||いき

白 に 二子 を 取ら せて しろ||ふたご||とら|

その後 こちら から 眼 を 奪えば そのご|||がん||うばえば

白 は 死にます ね 何 言って ん の か さ さっぱり 分か ん ね や しろ||しに ます||なん|いって||||||わか||| 白会死,对吧?我不知道你在说什么。 そりゃ ヒカル は 初心者 です から |||しょしん しゃ||

では 先 に こう 眼 を 奪い に 行く と |さき|||がん||うばい||いく|

どう なる でしょう ?

の 十六 |じゅうろく

そう です ね

ここ へ 行く と 白 は … ||いく||しろ|

教えて いる あの 方 は おしえて|||かた|

どれ くらい の 腕 な んでしょう か |||うで|||

プロ だって さ ぷろ||

プロ ? ぷろ

碁 で お 金 を もらって 生活 して るって こと でも 講義 は ここ まで に して 対局 に 入りましょう お 願い します ええっと 君 が 進藤 君 だ ね ? ご|||きむ|||せいかつ||る って|||こうぎ||||||たいきょく||はいり ましょう||ねがい|し ます|ええ っと|きみ||しんどう|きみ|| あ はい

碁 は 初めて ? ご||はじめて

前 に 一 度 ある けど ぜん||ひと|たび|| 以前有一次

でも その 時 は 見て た だけ みたいな もん だ から ||じ||みて|||||| 但那时我就像在看

じゃ 石 取り ゲーム を しよう か |いし|とり|げーむ|||

あ これ 知っている ||しっている

ここ に 白 が 来る と 取ら れちゃ う でしょう ? ||しろ||くる||とら|||

そう

こういう 後 一 手 置いたら 取っちゃ う ぞって 時 を アタリって 言う んだ じゃ 今度 の はどう かな |あと|ひと|て|おいたら|とっちゃ||ぞ って|じ||あたり って|いう|||こんど||は どう| If you put a hand after this, let's take it and say it ’s time. What about this time? アタリ さ 進藤 君 逃げて ごらん あたり||しんどう|きみ|にげて|

ええっと … はい アタリ ええ っと||あたり アタリ あたり

アタリ あたり 雅达利

また アタリ だ |あたり| 又是雅达利

はい ご馳走様 |ごちそうさま Yes 是的

今 の が シチョウって 言って いくら 逃げて も 逃げ られ ない 形 な んだ いま|||シチョウ って|いって||にげて||にげ|||かた|| It ’s a shape that ca n’t escape, no matter how much you run away. 现在的那个叫Shicho,再怎么想逃也逃不掉。 対局 中 は よく 出て くる 形 だ から たいきょく|なか|||でて||かた||

それ を 気 に し ながら ||き|||

今日 の ところ は 見学 して て くれる かな きょう||||けんがく||||

参った な まいった| Don't visit 我在这

ヒカル もう 帰っちゃ う のです か ||かえっちゃ||| Hikaru,你已经回家了吗?

ちょっと 休憩 |きゅうけい 休息一下

おう ~ 何 です か これ は ? |なん|||| 哦~这是什么?

自動 販売 機 じどう|はんばい|き 售货机

お 金 を 入れる と 飲み物 が 出て くるんだ |きむ||いれる||のみもの||でて| 当你把钱放进去,饮料就出来了

あまた 遅刻 だ わ |ちこく|| It ’s too late. 我又迟到了

あら ヒカル 君 ! ||きみ 啊,光君!

ヒカル 君 も 碁 始めた の ? |きみ||ご|はじめた| Hikaru,你也开始下围棋了吗?

あ ちょっと ね 噢!嗨

常に 碁 の 好きな 奴 が いて さ とわに|ご||すきな|やつ||| 总有人喜欢围棋

偶に 相手 に して やる んだ けど たまに|あいて|||||

碁 の こと 何も 知ら ない と なかなか ね ご|||なにも|しら||||

基本 くらい は 覚え と こう か と 思って 来た んだ けど きほん|||おぼえ|||||おもって|きた|| I came up with the idea of learning the basics. 我来这里是想我应该学习基础知识。

やっぱり 分か ん ね や |わか||| I do n’t know.

で ここ で 時間 つぶして る んだ ? |||じかん||| And are you killing time here?

あら ! これ 天元 戦 の テレビ 中継 だ わ |てん もと|いくさ||てれび|ちゅうけい|| 这是天正战的电视转播。 这是天正战的电视转播。

ヒカル これ は 何 です か |||なん|| 光这是什么

箱 の 中 で 人 が 囲碁 を はこ||なか||じん||いご| 人们在盒子里玩围棋

手 が 止まり ました ね て||とまり|| 我的手停了下来

ここ で 考える こと と 言います と さって 何 でしょう ||かんがえる|||いい ます|||なん| 塔 矢 名人 の 場合 とう|や|めいじん||ばあい

例えば 布石 に して も たとえば|ふせき|||

これ まで 良し と されて いた 以上 の もの を 常に 求めて いらっしゃる ような 気 が する んです よ ||よし||さ れて||いじょう||||とわに|もとめて|||き|||| 私 たち に は 見え ない 何 か わたくし||||みえ||なん|

そう そう

この 人 「 神 の 一 手 に 一 番 近い 人 」って 言われて る の よ 「 神 の 一 手 」? |じん|かみ||ひと|て||ひと|ばん|ちかい|じん||いわ れて||||かみ||ひと|て おばさん ちょっと 憧れて ん の よ ね ||あこがれて||||

この 者 ただ の 打ち 手 で は ない |もの|||うち|て|||

私 と 同じく 神 の 一 手 を 極めよう と する 者 わたくし||おなじく|かみ||ひと|て||きわめよう|||もの

そう いえば 塔 矢 名人 に は 息子 さん が いて ||とう|や|めいじん|||むすこ|||

プロ 目指されて いる と か ええ なかなか お 強い そうです よ ぷろ|めざさ れて|||||||つよい|そう です| おばさん 教室 行か なくて いい の ? |きょうしつ|いか|||

あら ! そう だ わ !

白川 先生 も 素敵な の よ ね しらかわ|せんせい||すてきな|||

あ ?

あ いらっしゃい

アキラ 先生 いる ? |せんせい|

一 局 打って もらおう と 思う んだ けど ひと|きょく|うって|||おもう||

いる に は いる んだ けど

先週 の あの 一 局 以来 誰 と も 打た ない の せんしゅう|||ひと|きょく|いらい|だれ|||うた||

あそこ で ずっと あの 一 局 を 並べて いる の ||||ひと|きょく||ならべて||

あの 一 局って … 同い年 の 男の子 に 二 目 差 で 負けちゃった と いう … 帰る ね |ひと|きょく って|おないどし||おとこのこ||ふた|め|さ||まけちゃ った|||かえる| 気 を つけて 帰って ね き|||かえって|

お ! アキラ 君 |きみ

また いた の かい ?

あんまり 帰り が 遅い と お母さん 心配 … す … どうした ん だ ? |かえり||おそい||お かあさん|しんぱい|||| アキラ 君 |きみ

ええ ちょっと …

あの 一 手 も |ひと|て|

あの 一 手 も |ひと|て|

まるで 指導 碁 だ |しどう|ご|

あれ が 本当の 彼 の 実力 だ と したら ||ほんとうの|かれ||じつりょく||| 如果那是他真正的能力

いや そんな はず が ない 不,不可能

そんな 子供 いる わけない |こども|| 不可能有这样的孩子

分から ない わから| 不知道

何者 な んだ ? なにもの|| 你是谁? 彼 は … かれ|

はい じゃ 今日 は ここ まで ||きょう|||

宿題 忘れ ない ように ね しゅくだい|わすれ|||

先生 さようなら せんせい|

気 を つけて 帰る の よ き|||かえる||

さようなら 先生 |せんせい

あ 進藤 君 |しんどう|きみ

最近 ボーっと して る こと 多い けど 社会 の 成績 は とって も いい わ ね さいきん|ボー っと||||おおい||しゃかい||せいせき|||||| 家庭 教師 さん でも 頼んだ の かしら かてい|きょうし|||たのんだ||

まあ そんな 感じ かな ||かんじ|

でも さそい つ が けっこう 厄介な んだ よ ね |||||やっかいな|||

この 調子 で 頑張って ね |ちょうし||がんばって|

うんじゃ 先生 |せんせい

気 を つけて 帰る の よ き|||かえる||

はい

ヒカル

ヒカル 最近 どう しちゃった の ? |さいきん||しちゃ った| 得意の 体育 は 調子 悪い しさ とくいの|たいいく||ちょうし|わるい|し さ

社会 の テスト の 直し は ちゃんと やってくる し しゃかい||てすと||なおし||||

テスト の 直し やってきちゃ おかしい の か てすと||なおし||||

そう いう わけじゃ ない けど …

ね 明日 の 日曜 どっか 遊び に 行か ない ? |あした||にちよう|ど っか|あそび||いか| 明日 ? あした

明日 は ちょっと … あした||

つれ の 付き合い で … ||つきあい|

囲碁 教室 と か いご|きょうしつ||

あお 前 知って た の ? |ぜん|しって||

うん

お前 も 来る か おまえ||くる|

私 は ちょっと … わたくし||

よろしく お 願い します すみません どうしても 見学 したいって いう もん で うん いい よ ||ねがい|し ます|||けんがく|した いって|||||| 碁 に 興味 を 持つ 人 が 増える こと は 大 歓迎 さ ご||きょうみ||もつ|じん||ふえる|||だい|かんげい|

最近 は 星 打ち が 多く なり ました が さいきん||ほし|うち||おおく|||

やはり 小 目 人気 も 健在です ね |しょう|め|にんき||けんざいです|

碁 を ケイマ に 守って しまえば ご||||まもって|

ほぼ ひとつには 取れた ような もの です ||とれた|||

ヒカル 何 言って る か 分かって る の ? |なん|いって|||わかって||

ぜんぜん

でも 対局 して る と |たいきょく|||

いつも いつも こういう いい 形 に は さ せて もらえません よ ね じゃ 白 が ここ に 掛けて き ました ||||かた|||||もらえ ませ ん||||しろ||||かけて|| 黒 は どう 受けます か あ これ 知っている くろ|||うけ ます||||しっている 進藤 君 だった ね しんどう|きみ||

じゃ どこ に 打つ の か |||うつ||

の 五 |いつ

の 五 |いつ

その 星 の 下 |ほし||した

の 五 … ここ かい ? |いつ||

君 は 碁 は ほとんど 初めて な んだ よ ね きみ||ご|||はじめて||||

あ 間違って ました ? |まちがって| すいません

いい や

とっても いい 手 だ よ ||て||

最近 は あまり 見 ない けど 昔 は よく 打たれて いた んだ あ 座って い いよ さいきん|||み|||むかし|||うた れて||||すわって|| はい

あの どうして 今 は 打た れ なく なった んです か ||いま||うた||||| 嗯,你现在怎么不被打了?

昔 は コミ の ルール が なかった んだ よ むかし||こみ||るーる||||

コミ ? こみ

先手 で 打つ 黒 の ほう が 有利に なる から せんて||うつ|くろ||||ゆうりに|| 先打的黑方有优势。

その代わり 白 は 最初 から 五 目 半 もらえる んだ そのかわり|しろ||さいしょ||いつ|め|はん||

つまり 盤面 で 白 が 五十 目 なら |ばんめん||しろ||ごじゅう|め|

黒 が 五十六 目 ない と 勝ち に は なら ないって こと だ よ へえ 五 目 半 … くろ||ごじゅうろく|め|||かち||||ない って|||||いつ|め|はん へえって お前 知ら なかった の ? へえ って|おまえ|しら|| 呵呵,你不知道吗? 秀 策 の 時代 に は そんな 規則 ありません でした から 黒 の 時 有利だ と は 思わ なかった の か しゅう|さく||じだい||||きそく|あり ませ ん|||くろ||じ|ゆうりだ|||おもわ||| 黒 持ったら 負けた こと ありません よ 私 は あの な … くろ|もったら|まけた||あり ませ ん||わたくし||| なるほど コミ 五 目 半 です か |こみ|いつ|め|はん||

その ルール が できた から は |るーる||||

この コスミ で は 少し 甘い ので は … ||||すこし|あまい||

と いう 意見 が 出る ように なって ||いけん||でる||

最近 で は 確かに あまり 打た れ なく なった のです が さいきん|||たしかに||うた|||||

すばらしい 一 手 である こと に は 変わり ない のです |ひと|て|||||かわり||

進藤 君 の 手 の 中 の 碁石 の 数 が しんどう|きみ||て||なか||ごいし||すう|

奇数 だ と 思ったら 一 個 きすう|||おもったら|ひと|こ

偶数 だ と 思ったら 二 個 盤面 に 石 を 置いて ぐうすう|||おもったら|ふた|こ|ばんめん||いし||おいて

じゃ 進藤 君 数えて みて |しんどう|きみ|かぞえて|

二 、 四 、 六 、 八 、 九 ふた|よっ|むっ|やっ|ここの

奇数 だ きすう|

当たった あたった

君 が 黒 だ きみ||くろ|

お互い レベル が 同じ もの 同士 が やる 時 は おたがい|れべる||おなじ||どうし|||じ|

こう やって 先手 を 決める んだ ||せんて||きめる|

プロ の 打った 碁 だ よ ぷろ||うった|ご||

今日 は それ を 並べて 感じ を 掴んで ください きょう||||ならべて|かんじ||つかんで|

じゃま た 後 で ね ||あと||

ね ヒカル 分かる の ? ||わかる|

この 番号 の 順番 に 並べて いけば いい みたいだ けど |ばんごう||じゅんばん||ならべて||||

ほりゃ あかり 最初 は ここ だ ||さいしょ|||

どこ ?

ここ ここ

は ~ い ここ は 六 子 は いただき ||||むっ|こ||

おたく 石 を 取ら れる の が 好きだ ね |いし||とら||||すきだ|

阿 古田 さん また 弱い 者 いじめ して る わ よ おもね|ふるた|||よわい|もの|||||

そんな 間抜けな とこ に 打っちゃ で は |まぬけな|||うっちゃ||

負け た がる 人 も 珍しい ね まけ|||じん||めずらしい|

かず ら ?

我慢 できません ! がまん|でき ませ ん ヒカル あの 人 と 換わって ください ||じん||かわって|

彼 の 打つ手 正しい 一 手 は 一 つ も ありません 佐 為 かれ||うつて|ただしい|ひと|て||ひと|||あり ませ ん|たすく|ため 強い 者 が 弱い 者 を いた ぶる 碁 なんで つよい|もの||よわい|もの||||ご|

私 は 許せません 怯え 切って る あの 人 に 換わり 私 が 打ちます 無慈悲な 一 手 に みあう 苦汁 を 飲ま せて やる のです わたくし||ゆるせ ませ ん|おびえ|きって|||じん||かわり|わたくし||うち ます|むじひな|ひと|て|||くじゅう||のま||| そして 終局 の 後 に 言って やり なさい |しゅうきょく||あと||いって||

おっと すみません

何 を する 小僧 なん|||こぞう

せっかく の 対局 が 台無しじゃ ねか ||たいきょく||だいなしじゃ|

いや ちょっと 手 が 滑っちゃって じゃ 今 取ります から なに ? ||て||すべっちゃ って||いま|とり ます|| だめ

いや やっやっやっ止めろって 進藤 君 ! |やっ やっ やっ とどめろ って|しんどう|きみ 今日 は もう 帰り なさい ! きょう|||かえり|

もう ! せっかく 付き合って あげた な のに |つきあって|||

お前 が 勝手に 付いて きた んじゃ おまえ||かってに|ついて||

知ら ない ! しら|

先生 怒ら せちゃったら 碁 が 打て ない じゃ ないで す か あ ~~~ せんせい|いから|せちゃ ったら|ご||うて|||||| そう そう

来週 こんな の が ある んだ けど らいしゅう||||||

これ 連れてって やる よ いい だろう それ で |つれて って|||||| ヒカル ~

何 ? なん 什么 ? この 雰囲気 |ふんいき 这种气氛

俺 より 小さい 奴 まで いる おれ||ちいさい|やつ||

あの 人 たち は 親 や 家族 か |じん|||おや||かぞく|

佐 為 すごい ね たすく|ため||

ええ すごい すごい

子供 が いっぱい こども||

千 年 前 の 私 の 囲碁 へ の 情熱 も せん|とし|ぜん||わたくし||いご|||じょうねつ|

今 ここ に いる 子供 たち の 熱気 も 同じです いま||||こども|||ねっき||おなじです

彼ら が 私 に 教えて くれます 千 年 後 の 未来 も 同じだ と かれら||わたくし||おしえて|くれ ます|せん|とし|あと||みらい||おなじだ| そう だ もしかしたら あいつ が 来て る かも |||||きて||

アキラ 君 |きみ

広瀬 さん が 指導 碁 を お 願 いし に 見えて る んだ けど ひろせ|||しどう|ご|||ねがい|||みえて|||

すみません が …

待って る の ? まって|| あの 子 |こ

この 人数 じゃ いて も 分か ん ね な |にんずう||||わか|||

そこ の 左上 スミ の 戦い ||ひだりあがり|すみ||たたかい

これ ?

打ち 損じる と 黒 が 死にます ね の 二 は 急所 です うち|そんじる||くろ||しに ます|||ふた||きゅうしょ| 惜しい ~ その 上 な んだ な ~ おしい||うえ|||

君 ! きみ

何 を 考えて いる んだ なん||かんがえて||

対局 中 に 口 を 挟む なんて たいきょく|なか||くち||はさむ|

ごっごめん まあまあ そんなに 騒が ないで ご っ ごめん|||さわが| 緒方 先生 おがた|せんせい

とにかく この 子 は 奥 へ 連れて いきます お 願い します さ 来 なさい ||こ||おく||つれて|いき ます||ねがい|し ます||らい| あもう 済んだ から |すんだ|

君 たち 対局 を 続けて きみ||たいきょく||つづけて

で 状況 を 教えて くれる ? |じょうきょう||おしえて|

僕 が の 三 に 打ったら ぼく|||みっ||うったら

あの 子 が 「 惜しい その 上 」って これ は … |こ||おしい||うえ||| あ ! そうだ そう だ

私 あの 子 に わたくし||こ|

「 全国 子供 囲碁 大会 」 の チラシ あげた んだ わ ぜんこく|こども|いご|たいかい||ちらし|||

今日 棋院 で やって る ? きょう|きいん|||

ええ さして 興味 は な さ そうだ けど ||きょうみ||||そう だ|

もしかしたら

アキラ 君 ! |きみ

僕 が いない 間 に 彼 が 来たら 引き止めて おいて ぼく|||あいだ||かれ||きたら|ひきとめて| 変わった わ ね アキラ 君 かわった||||きみ 你变了,不是吗,阿基拉?

今 まで ライバル らしい ライバル が い なかった から な いま||らいばる||らいばる|||||

まったく

つい 口 を 挟んじゃった じゃ 済まない んだ よ はい … |くち||はさんじゃ った||すまない||| で どうした ん だ ?

その 一 局 は 無 勝負 と いう こと で |ひと|きょく||む|しょうぶ||||

再戦 さ せ ました さいせん|||

仕方なかろう しかたなかろう

もう いい から 帰り なさい |||かえり|

お 騒がせ し ました |さわがせ||

やれやれ

で その 局面 と いう の は ? ||きょくめん||||

あ ! 君 ! きみ 你 !

お釣り ! おつり

やっぱ あれ は まずかった な あの 子 たち に 悪い こと し ました や っぱ||||||こ|||わるい||| 気 を つけ なさい き|||

あの 男 |おとこ

以前 見た 神 の 一 手 に 最も 近い 男 いぜん|みた|かみ||ひと|て||もっとも|ちかい|おとこ

何 か トラブル が あった そうだ な なん||とらぶる|||そう だ|

塔 矢 先生 とう|や|せんせい

とにかく これ を 見て ください |||みて|

我々 プロ でも ちょっと 考える この 局面 を 助言 した そうです われわれ|ぷろ|||かんがえる||きょくめん||じょげん||そう です

それ も チラッ と 見た だけ で 即答 だった そうです ||||みた|||そくとう||そう です

なるほど

この 黒 の 生き 死に の 急所 を 一目 で な |くろ||いき|しに||きゅうしょ||いちもく||

そんな こと を できる 子供 は ||||こども|

息子 の アキラ 以外 に も いた の か むすこ|||いがい|||||

それ を 名前 も 聞か ず に 帰す と は ||なまえ||きか|||きす||

すいません

まあ いい

彼 が それほど の 打ち 手 なら かれ||||うち|て|

遅かれ早かれ おそかれはやかれ

いずれ は 我々 プロ の 前 に 現れる こと に なる ||われわれ|ぷろ||ぜん||あらわれる|||

大体 な 佐 為 が 余計な こと 言った から だ どう だいたい||たすく|ため||よけいな||いった|||

お ? やる か

そっち が その 気 なら もう 碁 なんて やって ん ない から |||き|||ご|||||

進藤 ! しんどう

塔 矢 ? とう|や

見つけた ぞ みつけた|

やっと 見つけた ぞ |みつけた|

進藤 ヒカル ! しんどう|