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Hikaru no go, Hikaru no go episode 19 (audio+subtitle)

Hikaru no go episode 19 (audio +subtitle)

平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は

遥かな 時 を 越えて

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に

強い

進藤 で は … ない

もう 二度と 君 の 前 に は 現れ ない

待って よ 塔 矢 !

お前 俺 の 幻影 なんか 追って る と

本当の 俺 に いつか 足元 すくわ れる ぞ

君 が ?

今 まで ありがとう 三谷 の お 姉さん

ヒカル 君 ?

もう 来 ない よ

夏 休み も 終わる し さ

インターネット も もう 使え ねぇ しな ー

しかた ね ー から 佐 為俺 と 打つ か

ええ ? 本当 ?

ヒカル 今 まで そんな こと 言わ なかった のに

そりゃ お前 と 打ち たく なんか ね ー よ

だって 二 人 分 石 並べる んだ ぜ

面倒 くせ ー

だけど ヒカルヒカル の 部屋 … 碁盤 が ありません よ 碁石 も な お前

強く なった な

あ ? あ ~ やっぱり ? や ~ は は は でしょう ? ね ?

次 は 置 石 減らす ぞ

三谷 投げ なら 負けましたって 言えよ テっメイ 調子 乗り や がって まだまだ 俺 の が 強い んだ から な 関係 ね ー じゃ ん

置 石 あったって 勝ち は 勝ち だろう こんなに ! 皆 碁盤 と 碁石 を セット

タマ子 先生 が 部 費 扱い で 買って きて くれた よ

碁盤 と 碁石 ?

おい !

わ 二 つ 折り

へ ー おもちゃ みたいてい うか おもちゃ だ ね そこ まで 言う … じゃあ ん 新入 部員 よ

ほら おいで

こ … どうも …

女 か

何 よ ! 女 かって

だって さ 男 だったら 筒井 さん が 卒業 して も

大会 に 出られる んじゃ ん か よ ね あかり あたし なんにも 知ら ない よ 本当に 大丈夫 大丈夫 あたし が 全部 教えて あげる

だ ー れ か 何 を 教えるって あたし が 囲碁 を 教える の 囲碁 教室 だって 通って んだ から

ええ ? マジ ?

マジ !

一 人 で ?

そう よ

何で また ?

囲碁 部 いい 感じ だ な

受験 生 な の が 悔しい よ

時々 は うち に 来 れる んでしょう

こいつ 強く なった ぜ 夏 休み の 間 に

よ ー し 一 局 打とう か

互先 で 打って みて よ

本当に ?

あ じゃあ 三谷 君 こっち 教えて よ

教えて くれるって そう いや ね 筒井 さん 碁盤 と 碁石って いくら ぐらい する の ? これ だったら セット 一万 円 し ない と 思う けど

う ひ ゃ ー たけ ー

こりゃ 爺ちゃん に でも 頼む しか ない か

何の こと ?

お 聞いた が

お前 囲碁 やって ん だって ?

知って た の ?

もう 一 年 ぐらい かな

おまけに 学校 じゃ 囲碁 部 に 入った そう じゃ ない か

そう な んだ

そんで ね 今日 は 爺ちゃん に ちょっと お 強 請 り に 来た んだ

お 強 請 り ?

だめだ め

お前 の 母ちゃん から

簡単に ポンポン お 金 あげ ないって きつ ぅ ー く 言わ れ とる から な お 金 じゃ ない よ 碁盤 買って ほしい んだ 碁石 も

碁盤 ? 何 だ 持って ない の か

よ ー し

孫 の 頼み だ 買って やろ

まあ 折りたたみ で いい だ ろ

俺 足 付き が いい な

互先 で 勝ったら 足 付き 買って くれる ?

た … た … たがい … た … た … 互先 で 勝った 何 だ と ?

いったい わし を 何 だ と 思っと る ? どう じゃ

第 三 回 町 内 囲碁 大会 優勝

第 八 回 囲碁 ご 当地 選抜 杯 グランプリ

その他 優勝 数 知れ ず

そりゃ 昔 見せて もらった よ

ね ー いい から 早く やろう やろう

互先 で 勝ったら

この 碁盤 だろう が くれて やる わ い

えー お 古

バカタレ ! いい 品 だ ぞ これ は

そう や さ 爺ちゃん

蔵 に あった あの 碁盤 は ?

お あれ お前 が ぶっ倒れた 時 の ありゃ だめだ 何で ?

烏帽子 を かぶった お化け が 出るって いう 噂 が あって な お化け … ね 噂 だ が な 噂

あの 碁盤 は わし の お 兄さん が 面白がって

骨董 屋 から 買い入れた もん さ

では 兄さん が 死んだ 時 形 見分けて で もらった んだ な

結局 そんな お化け な んじゃ 一 度 も お目にかかっちゃ おら ん わ

私 は 今 こうして ヒカル と 一緒に いる

百 年 ほど 前 に は 虎 次郎 と いた

その 前 は 都 の 宮中 で 打って いた

その 時 から 千 年 に なる

私 は 未 だに 碁盤 の 前 に いる

神様 は いったい いつまで 私 の わがまま を

お 聞き くださる だろう

あ ! あー だめ

あ ~ 石 が 全部 取ら れちゃ う

だから ね 先 ここ に 打つ んじゃ なくて

ほら こっち に 打ったら よかった んだ よ

じゃ こっち に 変えて も いい ?

えー よ えー よ

おじさん ありがとう

阿 古田 さん やさしい で すね

本当 本当 藤崎 さん が 来て から

阿 古田 さん 人格 変わっちゃった もの ~ そ … そんな 別に そんな … ところで 進藤 君 は 元気 ?

はい ヒカル ずいぶん 強く なった みたい

そ ー か 藤崎 さんって 前 に ヒカル 君 と ここ に 来た こと あった の ね は い ね ね 藤崎 さん ヒカル 君 の こと 好きな んでしょう ?

いいえ そんな …

だって

そう で も なきゃ 突然 囲碁 なんか 始めたり し ない でしょう

それ は …

まっまあ 進藤 君 に は 一 度 また ここ へ 遊び におい でって 言っと いて よ はい あたし こんな ところ で 何 やって る んだろう

ええっと ちょっと 足りない かな 何 だ よ 爺ちゃん

「 うん ん 」 うるさい な

お前 もう 一 年 と か 言って たな

たった 一 年 で こんなに …

あい や 本当に 強く なった な

そう ?

これ だ から 子供って やつ は 侮れ ん お前 才能 ある ぞ 本当 ?

じゃ さ これ 俺 が 勝って んだ ?

いやいや 足り ん 足り ん お前 が ヨセ で 間違え なく だって

わし が 残っと る やっぱ だ めじゃ ん だ から わし を 何 だ と 思っと る ! クツワ 町 の 井上 さん に 勝って た の は わし だけ だ ぞ

誰 だ よ それ 誰 も 知ら ね ー よ

足 付き か ええ いい だろう

勝って やる よ 一 番 安い やつ だ が

それ で お前 が もっと やる 気 を 出す ん なら

安い もん だ

本当 ?

タカイ で ー す

あら どうも

わ ヒカル 何 やって ん の 大丈夫 ?

五 … 五万 円 ? これ で ?

サンキュー 爺ちゃん !

お 爺ちゃん に は ちゃんと お礼 言った の ?

言った 言った

しかし まあ あの 子 が こんなに 長く 碁 を 続ける と は 思わ なかった わ

どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょうったら どう しましょう どう しましょう ~ 部屋 に 碁盤 が あるって の も 悪く ない な ヒカル ~ 早速 早速 分かった 分かった

あ ~ 格好いい ~ 新品って いい よ な ヒカル 好きな だけ 置 石 置いて いい です よ 好きな だけ 置いて いい ?

何 だ よ そりゃ

要ら ね ー よ 置 石 なんか

ほら ニギ れよ

ニっニギ れって そんな ニギ れって 言われて も … たく もうじゃ お前 が 白 で 俺 が 黒 コミ は 五 目 半 いい な ?

うん はっはい ほら よ の 三

ええっと ヒカル お おそっか 俺 が 打つ の か の 十六 なんか やっぱり すげ ー 疲れる

な … 慣れれば 大丈夫です よ

お前 向こう 行け 向こう !

これ じゃ ちっとも 対局 らしく ねぇ

はい ~

まあ 落ち着く か

いい ぜ 佐 為

の 三

の 三

場所 違います よ の 三って ここ だろう ? だって こっち が …

私 が こっち に 座った もん だ から こっち が こっち で こっち が …

あ ~ もう 口 で 言う の やめろ !

そい つ で 打つ 所 指せ

うん まあ これ なら 何とか

まあ こんな もんか な

バカヤロ ! 投了 だ !

お前 容赦 なし に 打って る な !

この やろう !

初めて 塔 矢 と 打った 時 は 「 指導 碁 」 と か 言って

やさしく 打った くせ に !

ね ね ヒカル まあ もう 一 局 もう 一 局

ヒカル 何 一 人 で 騒いで る の ? 静かに し なさい !

や ~ もう 投了 !

石片 付け とけよ

え ? そんな 片付けろっだって ね ヒカル ~ ヒカルって ば ~ 五十三五十四五十五 五十六 僕 の 二 目 負け だ

やった ! 筒井 さん に 二子 置か せて 勝った !

くそ !

悔しい な 何で 受験 生 なんだ ろ

こんなに 強く なって る 進藤 君 が いて 三谷 が いて

藤崎 さん と 津田 さん が いて

すごい よ 僕 も ここ で ずっと 打って いたい よ こんなふうに 時々 来る んじゃ なくて このまま 力 を つけて いったら

冬 の 大会 が 楽しみだ な

メンバー が もう 一 人 要る けど

ポスター 貼る よ 前 みたいに さ

確かに お前 ここん とこ 無理な 手 は 減って きたな

今度 の 大会 は 前 みたいな 惨めな 思いし なくて す むね

負けました 塔 矢

ありがとう ございました

ありがとう ございました

ありません ありがとう ございました 最後 まで 打つ の か な

負けました ありがとう ございました

今度 こそ 優勝 さ

俺 自分 でも 強く なって きた の 本当に 分かる んだ もん

何 熱く なって んだ か

阿 古田 さん いい 手 です ね

あ そうです かね そうでしょう

それにしても 進藤 君 の 成長 ぶり に は 舌 を 巻く よ

きっと 囲碁 部 で ずいぶん 鍛えられた んだろう ね まあ でも わし に は ちい と 及ば ん な 進藤 君

まあ こんな ところ か な これ から も 時々 遊び におい で よ

聞こえて いない すごい 集中 力 だ ありがとう 先生 阿 古田 さん も ありがとう 楽しかった よ

あ ちょっと ヒカル

さよなら 先生

ね ちょっと 待って よ

気 を つけて ね

先生 逆転 負け は 私 の 油断 です よ

相手 が 進藤 君 と 思って 甘く 見ちゃった し ほら 先生 が いい 手 なんて ほめて くれた から わし 気 を 抜いちゃって もう 阿 古田 さん あなた に ぽか らしい ぽか は ありません でした さっき の 対局 劣勢 から の 逆転 は 彼 の 底力 です 彼 は 碁 を 覚えて 一 年 に も 満たない

顧問 の 先生 が よほど の 腕 な の か

あるいは 進藤 君 が 熱心な の か

どうした の ? ヒカル

自分 が 強く なら ない と 相手 の 強 さって 分か ん ない んだ な 阿 古田 さんって 本当に 強かった んだ それ が 今に なって 分かった んだ でも ヒカル そんな 阿 古田 さん に 勝った じゃ ない

そう だ な 三谷 に だって いつか な

ああ ~ 前 の 大会 の 時 に ヒカル は 今 ぐらい 強かったら な

「 ふざける な ! 」 なんて 塔 矢 君 に 怒鳴ら れ なかった んじゃ ない

あー あいつ は な ー

あいつ は ちょっと や そっと 強く なった くらい じゃ だめな んだ よ

よっし ゃあ ! 三谷 を 互先 で 破った ぜ

追い ー ついた 追いついた 三谷 に 追いついた

何 言って んだ たった 一 回 勝った だけ だ ろ

もう 一 局 だ もう 一 局 !

やった ! 聞こえて ん の か 進藤 !

いつか 追いつく 時 が くる ような 気 が して いた けど

まさか こんなに 早く 三谷 に 追いつく なんて …

もしかしたら 次の 大会 で 進藤 君 が 僕 の … 僕ら の 目標 を …

打倒 海 王 を …

もしかしたら もしかしたら 叶えて くれる かも

ヒカル また 漫画 で うか

違う よ 英語 の 参考 書

英語 ばっかり は さすが の お前 も なぁ

そりゃ そう です よ

ええっと こっち かな お ? 海 王 の 大将 ?

待った

今 時間 ある かな ?


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平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は へいあん|じだい||ご|うち|ふしわら|たすく|ため| Go player in the Heian period Fujiwara no Sae

遥かな 時 を 越えて はるかな|じ||こえて beyond the distant time

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った しんどう|||こころ||よみがえった

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に かみ||ひと|て||きわめる|| To master "God's move"

強い つよい

進藤 で は … ない しんどう|||

もう 二度と 君 の 前 に は 現れ ない |にどと|きみ||ぜん|||あらわれ|

待って よ 塔 矢 ! まって||とう|や

お前 俺 の 幻影 なんか 追って る と おまえ|おれ||げんえい||おって||

本当の 俺 に いつか 足元 すくわ れる ぞ ほんとうの|おれ|||あしもと|||

君 が ? きみ|

今 まで ありがとう 三谷 の お 姉さん いま|||みたに|||ねえさん

ヒカル 君 ? |きみ

もう 来 ない よ |らい||

夏 休み も 終わる し さ なつ|やすみ||おわる||

インターネット も もう 使え ねぇ しな ー いんたーねっと|||つかえ|||-

しかた ね ー から 佐 為俺 と 打つ か ||-||たすく|ためおれ||うつ|

ええ ? 本当 ? ほんとう

ヒカル 今 まで そんな こと 言わ なかった のに |いま||||いわ||

そりゃ お前 と 打ち たく なんか ね ー よ |おまえ||うち||||-|

だって 二 人 分 石 並べる んだ ぜ |ふた|じん|ぶん|いし|ならべる||

面倒 くせ ー めんどう||-

だけど ヒカルヒカル の 部屋 … 碁盤 が ありません よ 碁石 も な |||へや|ごばん||あり ませ ん||ごいし|| お前 おまえ

強く なった な つよく||

あ ? あ ~ やっぱり ? や ~ は は は でしょう ? ね ?

次 は 置 石 減らす ぞ つぎ||お|いし|へらす|

三谷 投げ なら 負けましたって 言えよ テっメイ 調子 乗り や がって まだまだ 俺 の が 強い んだ から な みたに|なげ||まけ ました って|いえよ|テ っ メイ|ちょうし|のり||||おれ|||つよい||| 関係 ね ー じゃ ん かんけい||-||

置 石 あったって 勝ち は 勝ち だろう こんなに ! お|いし|あった って|かち||かち|| 皆 碁盤 と 碁石 を セット みな|ごばん||ごいし||せっと

タマ子 先生 が 部 費 扱い で 買って きて くれた よ たまこ|せんせい||ぶ|ひ|あつかい||かって|||

碁盤 と 碁石 ? ごばん||ごいし

おい !

わ 二 つ 折り |ふた||おり

へ ー おもちゃ みたいてい うか おもちゃ だ ね そこ まで 言う … |-||み たいてい|||||||いう Heh, es ist wie ein Spielzeug, oder besser gesagt, es ist ein Spielzeug, richtig? じゃあ ん 新入 部員 よ ||しんにゅう|ぶいん|

ほら おいで

こ … どうも …

女 か おんな|

何 よ ! なん| 女 かって おんな|

だって さ 男 だったら 筒井 さん が 卒業 して も ||おとこ||つつい|||そつぎょう||

大会 に 出られる んじゃ ん か よ ね あかり あたし なんにも 知ら ない よ 本当に たいかい||で られる|||||||||しら|||ほんとうに 大丈夫 大丈夫 あたし が 全部 教えて あげる だいじょうぶ|だいじょうぶ|||ぜんぶ|おしえて|

だ ー れ か 何 を 教えるって あたし が 囲碁 を 教える の |-|||なん||おしえる って|||いご||おしえる| 囲碁 教室 だって 通って んだ から いご|きょうしつ||かよって||

ええ ? マジ ?

マジ !

一 人 で ? ひと|じん|

そう よ

何で また ? なんで|

囲碁 部 いい 感じ だ な いご|ぶ||かんじ||

受験 生 な の が 悔しい よ じゅけん|せい||||くやしい|

時々 は うち に 来 れる んでしょう ときどき||||らい||

こいつ 強く なった ぜ 夏 休み の 間 に |つよく|||なつ|やすみ||あいだ|

よ ー し 一 局 打とう か |-||ひと|きょく|だとう|

互先 で 打って みて よ ごさき||うって||

本当に ? ほんとうに

あ じゃあ 三谷 君 こっち 教えて よ ||みたに|きみ||おしえて|

教えて くれるって そう いや ね 筒井 さん おしえて|くれる って||||つつい| 碁盤 と 碁石って いくら ぐらい する の ? ごばん||ごいし って|||| これ だったら セット 一万 円 し ない と 思う けど ||せっと|いちまん|えん||||おもう|

う ひ ゃ ー たけ ー |||-||- Uhya Take

こりゃ 爺ちゃん に でも 頼む しか ない か |じいちゃん|||たのむ|||

何の こと ? なんの|

お 聞いた が |きいた|

お前 囲碁 やって ん だって ? おまえ|いご|||

知って た の ? しって||

もう 一 年 ぐらい かな |ひと|とし||

おまけに 学校 じゃ 囲碁 部 に 入った そう じゃ ない か |がっこう||いご|ぶ||はいった||||

そう な んだ

そんで ね 今日 は 爺ちゃん に ちょっと お 強 請 り に 来た んだ ||きょう||じいちゃん||||つよ|こ|||きた|

お 強 請 り ? |つよ|こ|

だめだ め

お前 の 母ちゃん から おまえ||かあちゃん|

簡単に ポンポン お 金 あげ ないって きつ ぅ ー く 言わ れ とる から な お 金 じゃ ない よ かんたんに|ぽんぽん||きむ||ない って|||-||いわ||||||きむ||| 碁盤 買って ほしい んだ 碁石 も ごばん|かって|||ごいし|

碁盤 ? ごばん 何 だ 持って ない の か なん||もって|||

よ ー し |-|

孫 の 頼み だ 買って やろ まご||たのみ||かって|

まあ 折りたたみ で いい だ ろ |おりたたみ||||

俺 足 付き が いい な おれ|あし|つき|||

互先 で 勝ったら 足 付き 買って くれる ? ごさき||かったら|あし|つき|かって|

た … た … たがい … た … た … 互先 で 勝った 何 だ と ? |||||ごさき||かった|なん||

いったい わし を 何 だ と 思っと る ? |||なん|||おも っと| どう じゃ

第 三 回 町 内 囲碁 大会 優勝 だい|みっ|かい|まち|うち|いご|たいかい|ゆうしょう

第 八 回 囲碁 ご 当地 選抜 杯 グランプリ だい|やっ|かい|いご||とうち|せんばつ|さかずき|ぐらんぷり

その他 優勝 数 知れ ず そのほか|ゆうしょう|すう|しれ|

そりゃ 昔 見せて もらった よ |むかし|みせて||

ね ー いい から 早く やろう やろう |-|||はやく||

互先 で 勝ったら ごさき||かったら

この 碁盤 だろう が くれて やる わ い |ごばん||||||

えー お 古 ||ふる

バカタレ ! いい 品 だ ぞ これ は |しな||||

そう や さ 爺ちゃん |||じいちゃん

蔵 に あった あの 碁盤 は ? くら||||ごばん|

お あれ お前 が ぶっ倒れた 時 の ありゃ だめだ ||おまえ||ぶ っ たおれた|じ||| Oh, es kann nicht die Zeit sein, in der du zusammengebrochen bist 何で ? なんで

烏帽子 を かぶった お化け が 出るって いう 噂 が あって な お化け … ね えぼし|||おばけ||でる って||うわさ||||おばけ| Es gibt ein Gerücht, dass ein Geist erscheint, der ein Eboshi trägt ... ein Geist. 噂 だ が な 噂 うわさ||||うわさ

あの 碁盤 は わし の お 兄さん が 面白がって |ごばん|||||にいさん||おもしろがって Mein Bruder war amüsiert von diesem Go-Board.

骨董 屋 から 買い入れた もん さ こっとう|や||かいいれた|| Ich habe es in einem Antiquitätengeschäft gekauft.

では 兄さん が 死んだ 時 形 見分けて で もらった んだ な |にいさん||しんだ|じ|かた|みわけて|||| Dann, als Ihr Bruder starb, baten Sie ihn, seine Gestalt zu erkennen.

結局 そんな お化け な んじゃ 一 度 も お目にかかっちゃ おら ん わ けっきょく||おばけ|||ひと|たび||おめにかかっちゃ|||

私 は 今 こうして ヒカル と 一緒に いる わたくし||いま||||いっしょに|

百 年 ほど 前 に は 虎 次郎 と いた ひゃく|とし||ぜん|||とら|じろう||

その 前 は 都 の 宮中 で 打って いた |ぜん||と||きゅうちゅう||うって|

その 時 から 千 年 に なる |じ||せん|とし||

私 は 未 だに 碁盤 の 前 に いる わたくし||み||ごばん||ぜん||

神様 は いったい いつまで 私 の わがまま を かみさま||||わたくし|||

お 聞き くださる だろう |きき||

あ ! あー だめ

あ ~ 石 が 全部 取ら れちゃ う |いし||ぜんぶ|とら||

だから ね 先 ここ に 打つ んじゃ なくて ||さき|||うつ||

ほら こっち に 打ったら よかった んだ よ |||うったら|||

じゃ こっち に 変えて も いい ? |||かえて||

えー よ えー よ

おじさん ありがとう

阿 古田 さん やさしい で すね おもね|ふるた|||| Herr Akota, Sie sind sehr freundlich.

本当 本当 藤崎 さん が 来て から ほんとう|ほんとう|ふじさき|||きて|

阿 古田 さん 人格 変わっちゃった もの ~ そ … そんな 別に そんな … おもね|ふるた||じんかく|かわっちゃ った||||べつに| ところで 進藤 君 は 元気 ? |しんどう|きみ||げんき

はい ヒカル ずいぶん 強く なった みたい |||つよく||

そ ー か 藤崎 さんって 前 に ヒカル 君 と ここ に 来た こと あった の ね は い |-||ふじさき|さん って|ぜん|||きみ||||きた|||||| Mr. Fujisaki, Sie waren schon einmal mit Hikaru-kun hier, nicht wahr? ね ね 藤崎 さん ヒカル 君 の こと 好きな んでしょう ? ||ふじさき|||きみ|||すきな|

いいえ そんな …

だって

そう で も なきゃ 突然 囲碁 なんか 始めたり し ない でしょう ||||とつぜん|いご||はじめたり|||

それ は …

まっまあ 進藤 君 に は 一 度 また ここ へ 遊び におい でって 言っと いて よ はい まっ まあ|しんどう|きみ|||ひと|たび||||あそび||で って|げん っと||| あたし こんな ところ で 何 やって る んだろう ||||なん|||

ええっと ちょっと 足りない かな ええ っと||たりない| 何 だ よ 爺ちゃん なん|||じいちゃん

「 うん ん 」 うるさい な

お前 もう 一 年 と か 言って たな おまえ||ひと|とし|||いって|

たった 一 年 で こんなに … |ひと|とし||

あい や 本当に 強く なった な ||ほんとうに|つよく||

そう ?

これ だ から 子供って やつ は 侮れ ん お前 才能 ある ぞ |||こども って|||あなどれ||おまえ|さいのう|| 本当 ? ほんとう

じゃ さ これ 俺 が 勝って んだ ? |||おれ||かって|

いやいや 足り ん 足り ん お前 が ヨセ で 間違え なく だって |たり||たり||おまえ||||まちがえ||

わし が 残っと る やっぱ だ めじゃ ん だ から わし を 何 だ と 思っと る ! ||ざん っと||や っぱ||||||||なん|||おも っと| Es nützt mir nichts, zurückzubleiben, also was denkst du über mich! クツワ 町 の 井上 さん に 勝って た の は わし だけ だ ぞ |まち||いのうえ|||かって||||||| Ich war der Einzige, der Herrn Inoue in der Stadt Kutsuwa besiegte.

誰 だ よ それ 誰 も 知ら ね ー よ だれ||||だれ||しら||-|

足 付き か ええ いい だろう あし|つき||||

勝って やる よ 一 番 安い やつ だ が かって|||ひと|ばん|やすい|||

それ で お前 が もっと やる 気 を 出す ん なら ||おまえ||||き||だす||

安い もん だ やすい||

本当 ? ほんとう

タカイ で ー す たかい||-|

あら どうも

わ ヒカル 何 やって ん の 大丈夫 ? ||なん||||だいじょうぶ

五 … 五万 円 ? いつ|ごまん|えん これ で ?

サンキュー 爺ちゃん ! さんきゅー|じいちゃん

お 爺ちゃん に は ちゃんと お礼 言った の ? |じいちゃん||||お れい|いった|

言った 言った いった|いった

しかし まあ あの 子 が こんなに 長く 碁 を 続ける と は 思わ なかった わ |||こ|||ながく|ご||つづける|||おもわ||

どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょうったら どう しましょう どう しましょう ~ 部屋 に 碁盤 が あるって の も 悪く ない な ヒカル ~ 早速 早速 |し ましょう||し ましょう||し ましょう||し ましょう||し ましょう ったら||し ましょう||し ましょう|へや||ごばん||ある って|||わるく||||さっそく|さっそく 分かった 分かった わかった|わかった

あ ~ 格好いい ~ 新品って いい よ な ヒカル 好きな だけ 置 石 置いて いい です よ |かっこいい|しんぴん って|||||すきな||お|いし|おいて||| 好きな だけ 置いて いい ? すきな||おいて|

何 だ よ そりゃ なん|||

要ら ね ー よ 置 石 なんか いら||-||お|いし|

ほら ニギ れよ

ニっニギ れって そんな ニギ れって 言われて も … たく もうじゃ お前 が 白 で 俺 が 黒 ニ っ ニギ|れ って|||れ って|いわ れて|||もう じゃ|おまえ||しろ||おれ||くろ Auch wenn du so etwas sagst, du bist weiß und ich bin schwarz コミ は 五 目 半 いい な ? こみ||いつ|め|はん||

うん はっはい ほら よ |はっ はい|| の 三 |みっ

ええっと ヒカル お おそっか 俺 が 打つ の か の 十六 ええ っと|||おそ っか|おれ||うつ||||じゅうろく なんか やっぱり すげ ー 疲れる |||-|つかれる

な … 慣れれば 大丈夫です よ |なれれば|だいじょうぶです|

お前 向こう 行け 向こう ! おまえ|むこう|いけ|むこう

これ じゃ ちっとも 対局 らしく ねぇ |||たいきょく||

はい ~

まあ 落ち着く か |おちつく|

いい ぜ 佐 為 ||たすく|ため

の 三 |みっ

の 三 |みっ

場所 違います よ の 三って ここ だろう ? ばしょ|ちがい ます|||みっ って|| だって こっち が …

私 が こっち に 座った もん だ から こっち が こっち で こっち が … わたくし||||すわった|||||||||

あ ~ もう 口 で 言う の やめろ ! ||くち||いう||

そい つ で 打つ 所 指せ |||うつ|しょ|させ

うん まあ これ なら 何とか ||||なんとか

まあ こんな もんか な

バカヤロ ! 投了 だ ! とうりょう|

お前 容赦 なし に 打って る な ! おまえ|ようしゃ|||うって||

この やろう !

初めて 塔 矢 と 打った 時 は 「 指導 碁 」 と か 言って はじめて|とう|や||うった|じ||しどう|ご|||いって

やさしく 打った くせ に ! |うった||

ね ね ヒカル まあ もう 一 局 もう 一 局 |||||ひと|きょく||ひと|きょく

ヒカル 何 一 人 で 騒いで る の ? |なん|ひと|じん||さわいで|| 静かに し なさい ! しずかに||

や ~ もう 投了 ! ||とうりょう Ya~ Schon eingeräumt!

石片 付け とけよ せきへん|つけ| Entfernen Sie die Steine

え ? そんな 片付けろっだって ね ヒカル ~ ヒカルって ば ~ 五十三五十四五十五 |かたづけろ っ だって|||ヒカル って||ごじゅうさんごじゅうしごじゅうご 五十六 僕 の 二 目 負け だ ごじゅうろく|ぼく||ふた|め|まけ|

やった ! 筒井 さん に 二子 置か せて 勝った ! つつい|||ふたご|おか||かった

くそ !

悔しい な 何で 受験 生 なんだ ろ くやしい||なんで|じゅけん|せい||

こんなに 強く なって る 進藤 君 が いて 三谷 が いて |つよく|||しんどう|きみ|||みたに||

藤崎 さん と 津田 さん が いて ふじさき|||つだ||| Herr Fujisaki und Herr Tsuda waren dort.

すごい よ 僕 も ここ で ずっと 打って いたい よ こんなふうに 時々 来る んじゃ なくて ||ぼく|||||うって|い たい|||ときどき|くる|| このまま 力 を つけて いったら |ちから|||

冬 の 大会 が 楽しみだ な ふゆ||たいかい||たのしみだ|

メンバー が もう 一 人 要る けど めんばー|||ひと|じん|いる|

ポスター 貼る よ 前 みたいに さ ぽすたー|はる||ぜん||

確かに お前 ここん とこ 無理な 手 は 減って きたな たしかに|おまえ|||むりな|て||へって|

今度 の 大会 は 前 みたいな 惨めな 思いし なくて す むね こんど||たいかい||ぜん||みじめな|おもいし|||

負けました まけ ました 塔 矢 とう|や

ありがとう ございました

ありがとう ございました

ありません ありがとう ございました あり ませ ん|| 最後 まで 打つ の か な さいご||うつ|||

負けました まけ ました ありがとう ございました

今度 こそ 優勝 さ こんど||ゆうしょう|

俺 自分 でも 強く なって きた の 本当に 分かる んだ もん おれ|じぶん||つよく||||ほんとうに|わかる||

何 熱く なって んだ か なん|あつく|||

阿 古田 さん いい 手 です ね おもね|ふるた|||て||

あ そうです かね そうでしょう |そう です||そう でしょう

それにしても 進藤 君 の 成長 ぶり に は 舌 を 巻く よ |しんどう|きみ||せいちょう||||した||まく|

きっと 囲碁 部 で ずいぶん 鍛えられた んだろう ね |いご|ぶ|||きたえ られた|| まあ でも わし に は ちい と 及ば ん な 進藤 君 |||||||およば|||しんどう|きみ

まあ こんな ところ か な これ から も 時々 遊び におい で よ ||||||||ときどき|あそび|||

聞こえて いない すごい 集中 力 だ ありがとう 先生 きこえて|||しゅうちゅう|ちから|||せんせい 阿 古田 さん も ありがとう 楽しかった よ おもね|ふるた||||たのしかった|

あ ちょっと ヒカル

さよなら 先生 |せんせい

ね ちょっと 待って よ ||まって|

気 を つけて ね き|||

先生 逆転 負け は 私 の 油断 です よ せんせい|ぎゃくてん|まけ||わたくし||ゆだん||

相手 が 進藤 君 と 思って 甘く 見ちゃった し ほら 先生 が いい 手 なんて ほめて くれた から わし あいて||しんどう|きみ||おもって|あまく|みちゃ った|||せんせい|||て||||| Ich dachte, die andere Partei sei Shindo-kun, also habe ich ihn unterschätzt. 気 を 抜いちゃって もう 阿 古田 さん き||ぬいちゃ って||おもね|ふるた| Akoda-san, seien Sie vorsichtig あなた に ぽか らしい ぽか は ありません でした さっき の 対局 劣勢 から の 逆転 は 彼 の 底力 です ||||||あり ませ ん||||たいきょく|れっせい|||ぎゃくてん||かれ||そこぢから| So etwas wie ein Poka-Rashii-Poka gab es für Sie nicht. Die Umkehrung der Unterlegenheit im Spiel gerade jetzt ist seine zugrunde liegende Stärke 彼 は 碁 を 覚えて 一 年 に も 満たない かれ||ご||おぼえて|ひと|とし|||みたない

顧問 の 先生 が よほど の 腕 な の か こもん||せんせい||||うで||| Ist der beratende Lehrer wirklich kompetent?

あるいは 進藤 君 が 熱心な の か |しんどう|きみ||ねっしんな|| Oder ist Shindo-kun begeistert?

どうした の ? ヒカル

自分 が 強く なら ない と 相手 の 強 さって 分か ん ない んだ な 阿 古田 さんって 本当に 強かった んだ それ が 今に なって 分かった んだ じぶん||つよく||||あいて||つよ||わか|||||おもね|ふるた|さん って|ほんとうに|つよかった||||いまに||わかった| でも ヒカル そんな 阿 古田 さん に 勝った じゃ ない |||おもね|ふるた|||かった||

そう だ な 三谷 に だって いつか な |||みたに||||

ああ ~ 前 の 大会 の 時 に ヒカル は 今 ぐらい 強かったら な |ぜん||たいかい||じ||||いま||つよかったら|

「 ふざける な ! 」 なんて 塔 矢 君 に 怒鳴ら れ なかった んじゃ ない |とう|や|きみ||どなら||||

あー あいつ は な ー ||||-

あいつ は ちょっと や そっと 強く なった くらい じゃ だめな んだ よ |||||つよく||||||

よっし ゃあ ! よっ し| 三谷 を 互先 で 破った ぜ みたに||ごさき||やぶった|

追い ー ついた 追いついた 三谷 に 追いついた おい|-||おいついた|みたに||おいついた

何 言って んだ たった 一 回 勝った だけ だ ろ なん|いって|||ひと|かい|かった|||

もう 一 局 だ もう 一 局 ! |ひと|きょく|||ひと|きょく

やった ! 聞こえて ん の か 進藤 ! きこえて||||しんどう

いつか 追いつく 時 が くる ような 気 が して いた けど |おいつく|じ||||き||||

まさか こんなに 早く 三谷 に 追いつく なんて … ||はやく|みたに||おいつく|

もしかしたら 次の 大会 で 進藤 君 が 僕 の … 僕ら の 目標 を … |つぎの|たいかい||しんどう|きみ||ぼく||ぼくら||もくひょう|

打倒 海 王 を … だとう|うみ|おう|

もしかしたら もしかしたら 叶えて くれる かも ||かなえて||

ヒカル また 漫画 で うか ||まんが||

違う よ 英語 の 参考 書 ちがう||えいご||さんこう|しょ

英語 ばっかり は さすが の お前 も なぁ えいご|||||おまえ||

そりゃ そう です よ

ええっと こっち かな お ? ええ っと||| 海 王 の 大将 ? うみ|おう||たいしょう

待った まった

今 時間 ある かな ? いま|じかん||