Hikaru no go episode 12 (audio +subtitle)
平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は
遥かな 時 を 越えて
進藤 ヒカル の 心 に 蘇った
「 神 の 一 手 」 を 極める ため に
コミ を 入れて 十二 目 半 の 差
俺 の 勝ち だ
あん ちゃん 一万 円 出し な
お 望み 通り 理科 室 に 来た ぜ
一万 円 くれよ
囲碁 部 に 入るって 言わ なきゃ だめだ 入る だろう ? 入る だけ なら 入って やる さ
どの 道 あの 碁 会所 に は もう 行け ねぇ しな
二十 円 を 返せよ
早速 打とう ぜ
一 局 千 円
賭け なし で 打とう
なん だって 囲碁 部 だ もん な
俺 白 で いい の か
いいよどっち だって ずる は なし だ ぜ 三谷 さ あって ね …
三谷 !
筒井 さん
三谷 囲碁 部 に 入るって もう ずる は し ないって な ? 何 だ よ ?
この 前 二手 打ち させた こと まだ 念 に 持って いる の か
あんな の 引っかかる 方 が 間抜けな んだ よ
聞いた よ 進藤 君 から
君 整地 を ごまかして たん だって
それ だけ じゃ ない ぜ
石 を ずらしたり 石 を ポケット に 隠し持って て
整地 の 時 に 使ったり な
もう 負け なし だ ぜ
言う だけ だ よ こいつ 性格 ひねくれて る から
わざと こんな こと 言う んだ
ヒカル
お 三谷 君
何 だ よ ?
今日 家庭 科 の 時間 に クッキー 焼いた の 食べる ?
はい 筒井 さん も
俺 食って いい ? 腹 へって んだ
いい けど もう ずる し ない ?
お前 皆 に 言いふらして る の ?
だって 本当の こと だろう ?
筒井 さん と あかり に 言った だけ だ よ
し ない よ ね ?
しない し ない
はい ヒカル も
Thankyou
あ は よかった これ で 大会 も オッケー ね
大会 ?
んな もん 俺 で ない ぜ
何 ? 何 言って んだ ?
大会 の ため に お前 を 誘った んだ ぜ
知る か よ
お前 は メンバー な の
もう 決まって ん の
や だ
や だ じゃ ね ー よ
筒井 さん
何とか 言って やって よ
や だって 言って る の に 無理に 出 させる こと ない よ
そんな
今 から 誰 か を 捕まえる なんて 無理だ よ
大会 まで もう 日 が ないって いう の に 打倒 海 王 は どう なっちゃ うか よ ! 彼 が 出たって 海 王 に 勝てる わけじゃ ない よ 海 王って すごく 強い んだ 高 が 中学生 の 部活 だ お前 なんか 話 に なら ない くらい 海 王 は 強いよ
でも 筒井 さん 前 の 大会 で 海 王 に 勝った じゃ ない か
あれ は … だって 相手 の ボカ で …
何 だ よ
そんな 相手 に 俺 じゃ 話 に なら ないって 海 王 に 勝って 見せよう か 三谷 …
大会 に 出て くれる んだ !
あんた の 目の前 で 勝って やる よ
海 王 の レベル を 知ら ない んだ 笑っちゃ うよ
言った ろ
俺 は 負け なし だ ぜ
おい
始める ぞ
まさか …
海 王 相手 に いかさま やる 気 か
海 王 なら 気付く
そんな こと に なったら
葉 瀬 中 の 囲碁 部 は … どう なる んだ
や ー こりゃ 参った ね
いや 参りました ありがとう ございました
検討 はなし に して いい か
やはり はっきり さ せて おいた 方 が いい だろう
大会 も 近い
もう じき 尹 先生 から 選手 の 発表 も ある だろう
その 時 に 大将 が 誰 に 決まって も 皆 が 騒が ない ように
俺 と 塔 矢 の 実力 の 差 を
はっきり さ せて おいた 方 が いい と いう こと だ
おい
塔 矢
はい
一 局 打とう
初手 合 だ 互先 で いい な ?
はい
先輩
大会 の 大将 ・ 副将 ・ 三 将って やっぱり 実力 順な ん す か そう じゃ ない チーム も ある けど 普通 は そう だ な 自分 の 対局 に 集中 しましょう は い 進藤 もう すぐだ
もう すぐ 君 を …
捕まえる !
塔 矢 葉 瀬 中 から 大会 の 申込 書 が 届いた
見た まえ
進藤 が 三 将 ?
作戦 と して 大将 ・ 副将 ・ 三 将 を
実力 順に して こ ない こと も ある
おそらく その 三谷 と いう 子 が 実力 的に は 一 番 下 な のだろう
初め から 大将 戦 を 捨てる こと で
残り 二 つ を 確実に 取ろう と いう わけだ
そして 部長 と いう こと で 三 年生 の 筒井 と いう 子 が 副将
進藤 が 三 将 と いった ところ だろう
先生 僕 を 三 将 に して ください
先生 !
考え させて くれ
確かに あの 進藤 と 渡り 合える の は
君 しか いない と 思って いる よろしく お 願い します ありません ありがとう ございました 差 は 歴然 だ な
とんで も ありません 予想 以上 の お 力 でした 結局 力負け した か
読み が 違う な
中央 を 頑張り すぎ だ
断 点 が 負担 で もた ない でしょう
苦し紛れに ここ を ついて
後 は もう 攻められっぱなし だ 何も さ せて もらえ なかった が プロ を あきらめて 正解 だった な
皆 ちょっと 手 を 止めて 聞いて くれ
今度 の 大会 だ が 他校 の 申込 書 も 集まって きて いる
遅く なった が うち の メンバー を 発表 する
まず 男子
大将
一 年 塔 矢
副将
三 年 岸本
三 将
三 年 久野
続いて 女子
先生 !
僕 を 三 将 に して くださる ので は なかった のです か !
先生 !
おはよう ございます 桑原 先生
おう ~ 久しぶりだ ね 顔 を 合わせる の は
ちょうど いい 挨拶 して おこう か
来月 の 碁 聖戦 君 へ の 挑戦 者 は わし に 決まった よ
ま ぁ 一 つ よろしく
存じて おります よ 緒方 君 を 力 碁 で ねじ伏せた そうです ね その お 年 で よくぞ 感服 します よ おいおい 君 とて けして 若く ない じゃ ない か タイトル を 四 つ も 五 つ も 持っていく くせ に
五 つ 目 は 先生 が お 持ち の を いただきたい が しかし 若い 連中 は ふがいない ね ー タイトル を 取って も すぐ 別の 者 に 奪わ れる
新入 段 者 も ここ 数 年 ぱっと し ない
院生 の レベル も 下がって る んじゃ ない の か
君 の 息子 さん は どう して る ?
院生 じゃ ない だって ね ?
私 と よく 打ってます し 家 に 来る 棋士 と も 打ってます 碁 の 勉強 に は 事欠きません プロ 試験 は まだ 受け ない の ? ええ
息子 は 今 中学校 の 囲碁 部 に います よ 海 王 中 で 囲碁 部 に 入った と 聞いた 時 私 は 何も 言わ なかった お前 の 存在 が 部 の 励み に なる と 校長 先生 に 言わ れた 事 が あり
お前 に 好きに さ せた
だが 大会 に 出る と は どう いう わけだ ?
お前 の 腕 で 中学 の 部活 の 大会 に 出る など
いかにも 配慮 に 欠けよう
今 の 僕 に は 周り を 思いやる 余裕 は ありません 進藤 ヒカル が 部活 で 大会 に 出る と いう 限り 僕 は 彼 を 追う だけ です
お 父さん 生意気に 聞こえる かも しれません が 僕 の 目標 は お 父さん です 僕 は その 自身 と 自負 を 僕 自身 の 努力 で 培って きた
まっすぐ 歩いて いけば いい と 思って いた
まっすぐ 歩いて いけば それ で 神 の 一 手 に 近づく のだ と
でも 違った
僕 は 手 も 足 も 出 なかった
進藤 ヒカル に
お 父さん と も 違う 緒方 さん と も 違う
彼 の 存在 が 僕 に 重く のしかかる
今 は 彼 を 追う こと だけ しか 僕 の 頭 に は ない のです
恐れ ながら も 立ち向かって いく の か
それ こと が 人 を 成長 さ せる
以前 の お前 に は なかった こと だ
震え ながら 追い おびえ ながら も 挑もう と する
今 の お前 こそ が 神 の 一 手 に 近づいて いく
先生 !
僕 を 三 将 に して くださる ので は なかった のです か
進藤 の 相手 は 僕 だ と 先生 も おっしゃった じゃ ありません か 僕 は 僕 は 彼 と 戦う ため に
塔 矢
これ は 中学校 の 部活 だ
私 は 一 番 強い 者 が 大将 やる べきだ と 考えて いる
先生
それ だけ で は ない
特に 海 王 囲碁 部 は 他校 の 規範 と なる 存在 で も ある
確かに 葉 瀬 中 の 進藤 と 戦える の は 君 しか いない と 言った しかし ここ は 教育 の 場 だ
私 は 教師 と して 自分 の 筋 は 曲げ ない
大将 は 君 だ
そんな …
一 度 で いい …
この 大会 …
一 度 きり で … いい んだ
この 大会 が 終わったら 僕 は 部 を やめます 先生 僕 は ! 先生 !
塔 矢 …
おい 三谷
よかった 来 ない んじゃ ない か と 思った ぜ
海 王 に 恐れ を なして さ
バカ 言え
その 黒 逃げて も いい こと ない ぜ
逃げる と もう 一方 の 黒 が 取ら れちゃ う ぞ
うるさい !
筒井 さん …
三谷 お前って そんなに 強い のに どうして ずる なんか して た んだ よ あいた いた
あかり お前 来 なく たって いい のに
どうせ 見て も 分か ん ない だろう
そんな こと ない もん
最近 筒井 さん が 教えて くれて
石 を 取ったり 地 を 数える ぐらい は できる の よ
何 よ せっかく お 弁当 作って きた のに
お前 偉い !
あっね ー 三谷 君 も 藤崎 さん 荷物 を 置く 控え室 教えて あげる よ ありがとう
三谷 打とう ぜ
パス
大丈夫です かね このまま で
お ? 葉 瀬 中 の 進藤 だ
え ?
進藤 ?
葉 瀬 の ?
前 の 大会 で 海 王 に 勝った んだ よ 彼 は
小学 六 年生 だった の に 中学生 の ふり して 参加 した んだ が
見事な 打ち まわし で 見て いる 人 は 感心 しきりだった んだ
こまった な …
困る こと ありません よ とにかく 全力 で 出す だけ でしょ まあ そう だ な
全力 全力 !
まず 一 回 戦 の 三 将 を 撃破 して
そんなに 簡単に 行きます ? ヒカル
相手 も 全力 で 来る んです よ
うるさい な 俺 の 目標 は 海 王 な んだ よ
一 回 戦 で 負けて らん ない んだ
ね 二 回 戦 の 海 王 だって 全力 で ぶつかれば
もし かして
海 王 の 三 将 だって 全力 で 来ますって ば ヒカル あ ~ 海 王 戦 が 楽しみだ 海 王 の 三 将って どんな 奴 かな 僕 だ よ 海 王 の 三 将 は 僕 だ
進藤
塔 矢 ?
何で … お前 が …
君 は 僕 と 打た ない と 言った の を 覚えて いる か
そして 囲碁 部 で 大会 に 出る んだ と
やっと ここ まで 来た
塔 矢
お前 は …
佐 為 を 追って …