Yahari Ore no Seishun Love Come wa Machigatteiru . Kan Episode 1 yahari|ore||seishun|love|come||machigatteiru|kan|episode Yahari Ore no Seishun Love Come wa Machigatteiru. Yahari Ore no Seishun Love Come wa Machigatteiru.

比企 谷 君 ひき|たに|きみ

あなた の 依頼 が 残って る ||いらい||のこって|

私 の 依頼 聞いて もらえる かしら ？ わたくし||いらい|きいて|| うん 聞か せて |きか| 長い 沈黙 だった ながい|ちんもく|

長い 話 に なり そうだ から と 誰 か が 言った ながい|はなし|||そう だ|||だれ|||いった もしかしたら 自分 で 言った の かも しれ ない |じぶん||いった|||| わずかな 時間 が あった と して も |じかん|||||

かすかな 希望 は 増えたり し ない |きぼう||ふえたり||

ただ 確かな 答え が あえ かな 終わり を 告げる のだ と 知っている |たしかな|こたえ||||おわり||つげる|||しっている 言わ なければ 分から ない いわ||わから|

言った と して も 伝わら ない いった||||つたわら|

だから その 答え を 口 に す べきだ ||こたえ||くち||| その 選択 を きっと 悔やむ と 知っていて も |せんたく|||くやむ||しっていて| 本当 は 冷たくて 残酷な 悲しい だけ の 本物 なんて ほんとう||つめたくて|ざんこくな|かなしい|||ほんもの| ほしく は ない のだ から

流れ 切った 文字 の 後 ながれ|きった|もじ||あと

ひとり 続き を 待った |つづき||まった みんな 知って る 夢 物語 の |しって||ゆめ|ものがたり|

終幕 を 飾る 決まり文句 しゅうまく||かざる|きまりもんく

「 めでたし 」 なんて たった 四 つ 文字 で |||よっ||もじ|

全て を ハッピーエンド に して すべて||||

ひとり 、 また ひと り 席 を 立つ ||||せき||たつ

エンド ロール の 先 は えんど|ろーる||さき|

いつまで 経って も 望んだ 続き を 写さ ない |たって||のぞんだ|つづき||うつさ|

もし この 物語 が 終わる の なら ||ものがたり||おわる||

結末 は 雪 じゃ なく 雨 が 降れば いい けつまつ||ゆき|||あめ||ふれば|

なぜって 顔 を 上げて いられる から なぜ って|かお||あげて|いら れる| ずぶ濡れ でも きっと 誰 か に は 芽 ぐみ の 雨 だった ずぶぬれ|||だれ||||め|||あめ| それ とても キレイ ね あっうん ！ あっ うん 袋 と か マステ と か 結構 色々 探した の ふくろ||||||けっこう|いろいろ|さがした| 何 ？ なん マステ ？ インド の 挨拶 ？ いんど||あいさつ

それ は ナマステ でしょ マスキングテープ の こと よ

あなた 挨拶 も ろくに し ない のに |あいさつ||||| ムダ に 知識 は 持って いる の ね むだ||ちしき||もって|||

バッカ お前 挨拶 さえ し とけば 会話 して る みたいな 空気 に なる だ ろ |おまえ|あいさつ||||かいわ||||くうき|||| 挨拶 の 定型 文 は 必須 知識 だ あいさつ||ていけい|ぶん||ひっす|ちしき|

あなた の 中 で は 挨拶 も 会話 に カウント さ れる の ね ||なか|||あいさつ||かいわ||かうんと||||

ああ だ から 挨拶 も なる べく し ない ように して る んだ |||あいさつ||||||||| ヒッキー 会話 ヘタ すぎ ない ？ |かいわ|へた|| あ … 味 は 自信 ない けど |あじ||じしん|| でも 頑張った から |がんばった| ああ それ は よく 分かる ||||わかる でしょ ？

ヒッキー 言って たし さ |いって||

ほら 頑張る 姿 が どう のって |がんばる|すがた||| やっぱり 雪ノ下 さん の と 違う |ゆきのした||||ちがう どう 教えれば 伝わる の かしら |おしえれば|つたわる||

あの さあ さっき から 思って た んだ けど ||||おもって||| 何で お前 ら うまい ｸｯｷ ｰ 作ろう と して ん の ？ なんで|おまえ|||||つくろう|||| つまり あれ だ 男って の は 残念な くらい 単純な んだ よ おとこ って|||ざんねんな||たんじゅんな|| 話しかけられる だけ で 勘違い する し はなしかけ られる|||かんちがい|| 手作り クッキーって だけ で 喜ぶ の てづくり|くっきー って|||よろこぶ| だから まあ なんだ お前 が 頑張ったって 姿勢 が 伝わりゃ おまえ||がんばった って|しせい||つたわりゃ 男 心 は 揺れ んじゃ ねえ の ？ おとこ|こころ||ゆれ|||

ヒッキー も 揺れる の ？ ||ゆれる|

覚えて た の か おぼえて|||

そ … そりゃ まあ ね 覚えて るって いう か 忘れ らん ないって いう か おぼえて|る って|||わすれ||ない って|| 最初 は ちょっと ビックリ した し さいしょ|||びっくり|| エヘヘ …

アハハ …

まあ ﾋｯｷ ｰ ずっと そんな 感じ だ から |||||かんじ|| もう 慣れた けど ね |なれた||

そう ね 常に 予想 の 斜め 下 ||とわに|よそう||ななめ|した そう そう

あの 俺 だけ じゃ ない と 思う けど ね |おれ|||||おもう|| 君 も でしょ ナナメ 下 さん きみ||||した| 何かしら その 胡乱 な 呼び 方 は なにかしら||うろん||よび|かた|

まあ でも ゆき の ん ちょっと 天然 な ところ ある から ||||||てんねん|||| それ は あなた でしょう そんな こと ない から

そんな こと ない から ！

そんな こと ある から

そんな こと ない から ！

そんな こと ある から

雪 やんだ ね ゆき||

私 が 生まれた 日 も 雪 が 降って いた のだ そう よ わたくし||うまれた|ひ||ゆき||ふって||||

だから 雪 乃 安直でしょう ？ |ゆき|の|あんちょくでしょう でも ステキで キレイ な 名前 だ よ |すてきで|||なまえ|| まあ いい 名前 だ な ||なまえ|| ありがとう

母 が 決めた そう よ はは||きめた||

もっとも 姉さん から そう 聞か されて いる だけ だ けれど |ねえさん|||きか|さ れて|||| 雪ノ下 聞いて い いか ？ ゆきのした|きいて|| お前 の 話 おまえ||はなし

聞いて もらって も いい の かしら きいて||||| 私 は さ 待った 方 が いい の か なって ずっと 思って た の わたくし|||まった|かた|||||||おもって|| 今 まで も ちょっと ずつ だ けど 話して くれた から いま|||||||はなして|| 由比 ヶ 浜 さん あなた 私 に どう したい か 聞いて くれた わ ね ゆひ||はま|||わたくし|||し たい||きいて||| でも それ が よく 分から ない の ||||わから|| けれど ね 昔 は ちゃんと やりたい こと やり たかった こと が あった の よ ||むかし|||やり たい|||||||| やり たかった こと ？

私 の 父 の 仕事 わたくし||ちち||しごと

でも それって … |それ って ええ 姉さん が いる から それ を 決める の は 私 じゃ ない |ねえさん||||||きめる|||わたくし|| ずっと 母 が 決めて きた わ |はは||きめて||

昔 から 母 は 何でも 決めて いて 姉さん を 縛りつけて むかし||はは||なんでも|きめて||ねえさん||しばりつけて

私 の こと は 自由に して いい と ばかり わたくし||||じゆうに||||

だから どう 振る舞って いい か 分から なかった ||ふるまって|||わから| 今 も 分から ない まま いま||わから|| 雪 乃 ちゃん に 自分 なんて ある の ？ ゆき|の|||じぶん|||

本当 姉さん の 言った とおり ほんとう|ねえさん||いった| こんな こと 聞いて もらった の 初めて ||きいて|||はじめて そう な んだ

父 と 母 に は それ と なく 言った こと が ある と 思う けれど ちち||はは||||||いった|||||おもう|

でも まともに 取り合って もらえた 覚え は ない わ ||とりあって||おぼえ|||

後 を 継ぐ の は 姉さん に 決まって いた から な んでしょう けど あと||つぐ|||ねえさん||きまって||||| 陽乃 さん に は ？ ようの|||

言った こと は ない と 思う いった|||||おもう

あの 人 ああいう 性格 だ から |じん||せいかく|| ああ なるほど でも ちゃん と 言う べきだった んでしょう ね |||いう||| それ が かなわない と して も 多分 きちんと した 答え を 出す の が 怖くて たぶん|||こたえ||だす|||こわくて 確かめる こと を し なかった の たしかめる|||||

だから まずは そこ から 確かめる ||||たしかめる 今度 は 自分 の 意思 で ちゃんと 決める わ こんど||じぶん||いし|||きめる| 誰 か に 言わ れた から と か で は なく だれ|||いわ|||||||

ちゃんと 考えて 納得 して 諦めたい |かんがえて|なっとく||あきらめ たい 私 の 依頼 は 一 つ だけ わたくし||いらい||ひと||

あなた 達 に その 最後 を 見届けて もらいたい |さとる|||さいご||みとどけて|もらい たい それ だけ で いい の

ゆき の ん の 答え は それ な の か な ||||こたえ|||||| もしかしたら 違う かも しれ ない |ちがう|||

だったら さ ！

けれど 私 は 私 が 自分 で うまく できる こと を 証明 したい |わたくし||わたくし||じぶん||||||しょうめい|し たい そう すれば ちゃんと 始められる と 思う から |||はじめ られる||おもう| ちゃんと 始める |はじめる ええ 一 度 実家 に 戻って |ひと|たび|じっか||もどって きちんと 一 から 話 を して くる |ひと||はなし|||

それ が 答え で いい んだ よ な ||こたえ||||| 間違い で は ない と 思う のだ けれど まちがい|||||おもう||

いい んじゃ ねえ の やって みたら うん 分かった |わかった それ も 答え だ と 思う から ||こたえ|||おもう|

ありがとう

そろそろ 行きましょう か |いき ましょう| あの 人 まだ いる の か ？ |じん|||| 多分 ね たぶん|

ありゃ 雪 乃 ちゃん だ |ゆき|の|| 姉さん ねえさん

お かえり

飲んで る の ？ のんで||

まあ ね ちょっと だけ それ より 帰って き たって こと は ？ ||かえって|||| ええ

姉さん に 話 が ある から ねえさん||はなし|||

おっは よ お っ は| おう

えっと … えっ と どんな 感じ ？ |かんじ

う ～ ん まあ ぼちぼち 今さら ジタバタ して も しょうがない しね いまさら|じたばた|||| 昨日 の 試験 で ほとんど 決まっちゃって る し きのう||しけん|||きまっちゃ って|| 面接 終わったら 一緒に メシ でも 食う か めんせつ|おわったら|いっしょに|めし||くう|

おっいいね それ お っ いいね| だ ろ ？

うん うん

お 兄ちゃん の おごり なんて |にいちゃん|||

ご 褒美 が あったら |ほうび||

小町 頑張れ そう テレテレ こまち|がんばれ|| 今 の 小町 的に ポイント 高そう テレテレ いま||こまち|てきに|ぽいんと|こうそう| おごり じゃ ないし

ポイント は 低い んだ よ なあ ぽいんと||ひくい|||

まっ妹 と の デート だ しな まっ いもうと|||でーと|| ﾒｼ 代 くらい は どうにか して やろう |だい||||| いや デートって 言わ れる と 絶対 行き たく ない けど |でーと って|いわ|||ぜったい|いき||| ｱｺﾞｱｼ 持って くれる なら 我慢 します |もって|||がまん|し ます やめて やめて 真顔 やめて ||まがお| 何 だ よ 我慢って なん|||がまん って 言われて つらく なる だ ろ いわ れて|||| こんな こと 小町 に しか 言え ない んだ から いい じゃ ない ||こまち|||いえ|||||| ダメな の ？ だめな|

うわ あ そういう ところ が また 気持ち 悪い なあ ||||||きもち|わるい| では 行って くる で あります ！ |おこなって|||あり ます はい よ 行って らっしゃい ||おこなって| 俺 が 見覚え の ある 幼女 と いえば 川崎 京 華 だ おれ||みおぼえ|||ようじょ|||かわさき|けい|はな| そして その 世話 を 焼く と いえば ||せわ||やく|| そう だ ね 川 なんと かさんだ ね |||かわ||| や だ 何 これ かわいい ～ ||なん|| 食べる か ？ たべる|

食べる ！ たべる

だから は ー ちゃん 好き ！ ||-||すき ハハ そうだ ろ そうだ ろ |そう だ||そう だ| でも そういう 軽 めの ﾎﾞﾃﾞｨ ｰ ﾀｯﾁ 男子 は すぐ 勘違い しちゃ う から ||けい|||||だんし|||かんちがい||| 他の 人 に やっちゃ いけない ぞ たの|じん||||

分かった は ー ちゃん だけ に する ね わかった||-||||| や だ この 女子 力 テロリストったら |||じょし|ちから|てろりすと ったら 男 心 を くすぐる パワーワード を 早くも 会得 して いる わ おとこ|こころ|||||はやくも|えとく|||

恐ろしい 子 ！ おそろしい|こ

あんた 子供 に 何 教えて ん の |こども||なん|おしえて|| って いう か さ そういう の ちょっと 困る んだ けど |||||||こまる|| お 昼 も まだ だし |ひる||| あー …

じゃあ 半分 こな |はんぶん| お 姉ちゃん に は 内緒 だ ぞ ？ |ねえちゃん|||ないしょ||

うん ！ 内緒 ないしょ

見えて るっつ ー の みえて|る っつ|-| あんまり さ 甘やかさ ないで よ ||あまやかさ||

いや たまに は ね ？ たまに はって いう か あんた いつも そう じゃ ん いつもって こと は ない と 思う けど な いつも って|||||おもう|| 京 華 だけ 特別 的な ？ けい|はな||とくべつ|てきな

あと 小町 |こまち 自覚 ない んだ じかく||

怖っ女子 分か ん ねえ な マジ で こわ っ じょし|わか||||| 私 が 何で 怒って る か 分かる ？ わたくし||なんで|いかって|||わかる くらい の 難問 じゃ ん ||なんもん||

ケンカ し ないで けんか||

ケンカ じゃ ない よ けんか|||

け ー ちゃん こっち 向いて |-|||むいて 弟 も 受験 なんだ ろ ？ おとうと||じゅけん||

どんな 感じ なんだ |かんじ|

分か ん ない けど そういう の 聞く と 不機嫌に なる から わか||||||きく||ふきげんに|| あー お 年頃 か ねえ ||としごろ|| 別に ウチ は 私立 で も いい んだ けど べつに|うち||しりつ||||| 本人 の 気持ち 的に ね ほんにん||きもち|てきに|

まあ な 来年 の こと 考える と ||らいねん|||かんがえる| 公 立入って おきたい よ な おおやけ|たちいって|おき たい|| あ ？

お前 国公立 志望 じゃ ん おまえ|こっこうりつ|しぼう|| 結構 プレッシャー ある だ ろ 知ら ん けど けっこう|ぷれっしゃー||||しら|| 私 の 話 ？ わたくし||はなし

違う 違う ちがう|ちがう

いや 遠く は ない が まあ 違う |とおく|||||ちがう 何 な の ？ なん||

えっいや ほら 弟 的に は えっ いや||おとうと|てきに| 公立 行ければ 多少 なり と も お前 の 選択 の 幅 は 広がる と こうりつ|いければ|たしょう||||おまえ||せんたく||はば||ひろがる|

思う んじゃ ねえ の 知ら ん けど おもう||||しら|| 高校 と 大学 じゃ 全然 学費 違う じゃ ん こうこう||だいがく||ぜんぜん|がくひ|ちがう|| でも … 確かに 言い そう かも |たしかに|いい|| だ ろ ？

俺 は シスコン の 気持ち は 誰 より も 分かる から な おれ||||きもち||だれ|||わかる|| 何 それ 気持ち 悪い なん||きもち|わるい 気持ち 悪い 気持ち 悪い ！ きもち|わるい|きもち|わるい いや 全く その とおり |まったく|| 本当に 気持ち 悪い と 思う ほんとうに|きもち|わるい||おもう

終わった ー ！ おわった|- イエーイ ！

イエーイ

沙 希 さん も 京 華 ちゃん も こんにちは ！ いさご|まれ|||けい|はな||| イエーイ ！

イエーイ ！

イエーイ ！

ん !? イ … イエーイ うわっ声 ちっさ ！ |||うわ っ こえ|ち っさ 沙 希 さん 声 ちっさ ！ いさご|まれ||こえ|ち っさ はい もう 一 回 イエーイ ！ ||ひと|かい| イエーイ ！

何 な の この 妹 なん||||いもうと 何 か ごめん ね ﾃﾝｼｮﾝ 上がっちゃって る みたい なん|||||あがっちゃ って|| 小町 はい お 水 飲んで 落ち着いて こまち|||すい|のんで|おちついて あり が と ～

でも お 兄ちゃん の 飲み かけ は ちょっと 気持ち 悪い から ||にいちゃん||のみ||||きもち|わるい| 何 か 買って くる ね なん||かって||

えっ小町 !? えっ こまち 相変わらず 仲 いいね あいかわらず|なか| いや 結構 わりと マジ で そんな こと ないで す |けっこう||||||| 小町 … マジトーン の 否定 は やめて こまち|||ひてい|| ぶっちゃ け たまに 超 ウザ い |||ちょう|| こ … 小町 小町 ～ |こまち|こまち ウソウソ 愛して る 愛して る |あいして||あいして| ええ ～ もう 絶対 ｳｿ じゃ ん 絶対 ｳｿ ||ぜったい||||ぜったい| いや 俺 も 愛して る けど |おれ||あいして|| うわっキモ うわっキモ キモ … うわ っ キモ|うわ っ キモ| ふいに 見せる 真剣な その 横顔 に |みせる|しんけんな||よこがお| 川崎 ！ かわさき

あんた 何 はあはあ 言って ん の |なん||いって|| お前 前 屋上 に いた こと あった よ な おまえ|ぜん|おくじょう|||||| あれ どう やって 入った んだ ？ |||はいった| あんた よく 覚えて る ね ||おぼえて|| 中央 階段 から の 屋上 の 入り口 鍵 壊れて る んだ よ ちゅうおう|かいだん|||おくじょう||いりぐち|かぎ|こぼれて||| 女子 の 間 で は わりと 有名 じょし||あいだ||||ゆうめい それ が 何 な わけ ？ ||なん||

サンキュー さんきゅー

愛して る ぜ 川崎 ！ あいして|||かわさき うわっ出た キモ うわ っ でた| 気持ち 悪っ！ きもち|あく っ 妹 相手 の くせ に … いもうと|あいて|||

ちょっと 照れて んだ けど 気持ち 悪い |てれて|||きもち|わるい 待って ちょっと 待って ねえ まって||まって| 待って 言いすぎ 言いすぎ だ から まって|いいすぎ|いいすぎ|| 妹 に しか 言え ない 誰 か の くせ に いもうと|||いえ||だれ||||

決め 顔 な の 気持ち 悪っ気持ち 悪っ きめ|かお|||きもち|あく っ きもち|あく っ 言葉 の 暴力 え げつ ねえ な ことば||ぼうりょく|||| お前 も 少し は テレ る と か ない の ？ おまえ||すこし|||||||

お 兄ちゃん そういう の ホントに 気持ち 悪い な |にいちゃん|||ほんとに|きもち|わるい|

キモキモ の 実の 能力 者 だ よ ||じつの|のうりょく|もの||

そろそろ 行く |いく

帰って ご飯 作 ん ない と かえって|ごはん|さく||| 俺 ら も メシ 食う か おれ|||めし|くう|

何 食いたい か 考えた か なん|くい たい||かんがえた| うん 色々 考えた んだ けど |いろいろ|かんがえた|| お ウチ 帰って 家事 と かした ー い ！ |うち|かえって|かじ|||-| え えっ何 それ |えっ なん| と いう わけで 買い物 して 帰ろう |||かいもの||かえろう 手伝った 方 が いい か ？ てつだった|かた|||

いや いい から お 兄ちゃん は じっと して て |にいちゃん|||| って いう か 邪魔 |||じゃま ひどい

だって お 兄ちゃん が やる と 雑だ し ||にいちゃん||||ざつだ| 料理 と かする と 片づけ ない し りょうり||||かたづけ||

うん まあ そう ね し ない ね めん どくさい から ね ごめん ね 小 姑 ちゃん ||しょう|しゅうとめ| 誰 が 小 姑 です か だれ||しょう|しゅうとめ||

小町 は 小町 です こまち||こまち|

それ に 小町 が やりたい んだ から いい の ||こまち||やり たい|||| 受験 で ずっと でき なかった し じゅけん||||| うん

悪い な わるい|

俺 も 何 か やろう と 思った んだ けど おれ||なん||||おもった||

ほら ねっ？ いい の いい の 小町 の 趣味 だ から ||||こまち||しゅみ|| 家事 が ？ かじ|

う ～ ん まあって いう か お 兄ちゃん を 甘やかす の が 趣味 ？ ||まあ って||||にいちゃん||あまやかす|||しゅみ や だ 何 それ もう ママ じゃ ん ||なん|||まま|| 小町 ママ こまち|まま

うわ ～ 気持ち 悪 ～ |きもち|あく お 兄ちゃん それ 病気 だ よ |にいちゃん||びょうき|| うる せ え ほっとけ と いう か お前 も 相当だ |||おまえ||そうとうだ

かなり いい 趣味 して る ||しゅみ|| でしょ でしょ ？

ポイント 高い でしょ ？ ぽいんと|たかい|

小町 の 手 で 人 を ダメに して る なあって 思う と 最高に 気持ち が いい こまち||て||じん||だめに|||な あって|おもう||さいこうに|きもち|| お前 それ 病気 だ おまえ||びょうき| けど 家事 が 好きな の は ホントだ よ |かじ||すきな|||ほんとだ| 何て いう の ？ なんて||

お 兄ちゃん に 色々 面倒 見て もらって た 頃 と は 違って |にいちゃん||いろいろ|めんどう|みて|||ころ|||ちがって

小町 色々な こと が できる ように なった から さ こまち|いろいろな||||||| 小町 でも できる こと が あるって いう か こまち|||||ある って|| ちゃんと 役 に 立って るって いう か |やく||たって|る って|| そういう の 悪く ない 感じ ||わるく||かんじ 悪く ない どころ か むしろ 出来 すぎ だ よ お前 は わるく|||||でき||||おまえ| まあ 頑張りました から ね ー |がんばり ました|||- ダメな 兄 を 持つ と 危機 感 で グッと 成長 する のです よ だめな|あに||もつ||きき|かん||ぐっと|せいちょう||| だ ろ ？

俺って 最高の 反面 教師 だ ろ おれ って|さいこうの|はんめん|きょうし|| ま ー た 育てて しまった か |-||そだてて||

ぜひ 感謝 して くれ |かんしゃ|| うん 感謝 して る |かんしゃ|| こういう の ちゃんと 合格 して から の 方 が いい んだろう けど さ |||ごうかく||||かた||||| 受かったら 改まって 言う の も 何 か 恥ずかしい し うかったら|あらたまって|いう|||なん||はずかしい|

落ちて たら それ どころ じゃ ないし おちて|||||

今 しか 言え ない から いま||いえ||

お 兄ちゃん あり が と |にいちゃん||| お 世話に なりました |せわに|なり ました バカ お前 何 だ それ ばか|おまえ|なん|| テレ る だ ろ やめろ エヘヘ ちょっと 言って み たかった ||いって|| 小町 的に ポイント 高い か なって こまち|てきに|ぽいんと|たかい||

ポイント 高く ない し それ に 何 か ぽいんと|たかく|||||なん| 嫁 に 行く みたいじゃ ねえ か それ よめ||いく|||| いや 嫁入り と か ホント 認めて ないし |よめいり|||ほんと|みとめて| その 何 ホント やめ … |なん|ほんと| ああっ!? 何 か 目 から 水 が ああ っ|なん||め||すい| 何 これ 何 … なん||なん 何で こう なって ん の ？ なんで|||| それ は 涙 だ よ ||なみだ|| お 兄ちゃん 初めて 感情 を 知った ロボット みたいに なって る よ |にいちゃん|はじめて|かんじょう||しった|ろぼっと|||| これ が 涙 これ が 感情 ||なみだ|||かんじょう 何で 急に 片言 なんで|きゅうに|かたこと 小町 お 風呂 沸かして くる こまち||ふろ|わかして| そんで 先 入っちゃ うね |さき|はいっちゃ| お 兄 ちゃ ～ ん |あに||

兄 離れって やつで す かね あに|はなれ って||| どう です か カマクラ さん ちょっと 卒業 早 すぎません かね |そつぎょう|はや|すぎ ませ ん| 君 の 横顔 が きみ||よこがお|

見つめて いる の は みつめて|||

次の 季節 だ と つぎの|きせつ||

分かって る から わかって||

痛い くらい に いたい||

反射 的に 笑顔 つくる はんしゃ|てきに|えがお|

曖昧な 線 揺れた 隙間 で あいまいな|せん|ゆれた|すきま| 無邪気な あざ と さ で 夢 を 繋いだ の むじゃきな|||||ゆめ||つないだ| 嘘 だらけ で ( Don ' t go away ) うそ|||don|||

傷 だらけ で ( Want you to stay ) きず|||want|||

純度 だけ は 高くて じゅんど|||たかくて

ほら まぶし すぎて ( What should I say ) |||what||i| 涙 ダイヤモンド なみだ|だいやもんど

きっと ( きっと ) 終わり が 始まって る ||おわり||はじまって|

ずっと 忘れ ない 季節 でしょう |わすれ||きせつ|

小町 ～ こま … ち ～ こまち|| 小さい 頃 の 小町 は それ は もう 手 が かかって です ね ちいさい|ころ||こまち|||||て|||| それ が あんな に … お 兄ちゃん お 風呂 上がって |にいちゃん||ふろ|あがって うわっメッチャ 泣いて る ～ うわ っ メッチャ|ないて| バカ 違え し 泣いて ねえ し ばか|ちがえ||ないて|| あれ だ 汗 だ 汗 ||あせ||あせ 人 と 話して る と 汗 出て きちゃ うんだ よ じん||はなして|||あせ|でて|||

いや 今 話して たの 猫 だ し |いま|はなして||ねこ|| って いう か 大丈夫 ？ |||だいじょうぶ カウンセリング 受ける ？ かうんせりんぐ|うける

ｶｳﾝｾﾘﾝｸﾞ でも 汗 かく から 無理 ||あせ|||むり

もう 風呂 入って くる ！ |ふろ|はいって| これ だ から ｺﾞﾐ い ちゃん は しょうがない もう しばらく お 世話 焼きます か ね |||せわ|やき ます||