Naruto Episode 139
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( ナルト ) 許 せ ねえ … 。
あいつ ら も … ふう ま の 忍者 たち も …
一族 を 思う 気持ち は 俺 たち と 同じ だって ば よ !
一族 を 復興 さ せよ う って いう ふう ま の みんな の 心 を 利用 し て … 。
大 蛇 丸 だけ は 絶対 俺 が ぶ っ 飛ばす !
♪ ~
いつか は 綱 手 の ばあちゃん の しびれ 薬 に
イチコロ だった エロ 仙人 が どう し て 今回 は
ササメ ちゃん が 仕込 ん だ 薬 の こと を 見抜 い た ん だって ば よ ?
( サクラ ) 自 来 也 様 が そんなに 鋭い の って 変 よ ね ?
( 自 来 也 ) おいおい 。
ササメ が ハンザキ の 話 を し た 時 裏切り者 と 言った ろ う 。
それ で 気付 い た の よ 。
その ハンザキ が 全部 話し て くれ た ん だ のう 。
( ハンザキ ) < 大 蛇 丸 が この 国 に 入り込 ん だ 時
われら の 中 に も その 力 を 利用 し
一族 を 復興 さ せよ う と いう 者 と
その 邪悪 な 意志 に 気付き
手 を 組む べき で は ない と いう 者 が おり まし た >
( 自 来 也 ) < ふむ … それ で お前 たち は 里 を 追わ れ た わけ か >
( ハンザキ ) < はい 。
さしずめ 大 蛇 丸 の 入れ知恵 でしょ う 。
われら は 里 を 追わ れ た の です 。
一族 復興 の 邪魔 を する 裏切り者 と し て >
ササメ が ハンザキ の こと を 裏切り者 と 呼 ん だ 時
大 蛇 丸 側 に つい た 一派 と
つながり が ある と 踏 ん だ って わけ さ 。
( ササメ ) う っ !
愚か 者 ! おい エロ 仙人 !
ちょっと 待って くれ って ば よ !
( ササメ ) 覚悟 は でき て ます 。 ( サクラ ・ ナルト ) あ … 。
ササメ ちゃん あなた は アラシ さん に 会う ため に … 。
そう な ん でしょ ?
( ササメ ) すみません … 。
それ しか … 私 に できる こと は なかった ん です 。
自 来 也 様 。
ササメ ちゃん は いとこ の お 兄ちゃん に 会い たい 一 心 で … 。
許し て あげ て ください ! 俺 から も 頼む って ば よ !
( 自 来 也 ) 忍 の おきて は 厳しい もの よ 。 ( サクラ ・ ナルト ) あっ … 。
このまま 無罪 放 免 と いう わけ に は いか ん のう 。
ん ?
なら まず 俺 に お 仕置 き を する って ば よ 。
( ササメ ) あっ … 。
俺 は ササメ ちゃん が アラシ 兄ちゃん と 会 える よう 力 に なる って
約束 し た ん だ ! それ を かなえ なけりゃ
俺 の 忍 道 を 曲げ た こと に なる って ば よ 。
自 来 也 様 私 も … 。 ま ぁ ま ぁ 待て 。
何 も ササメ を 取って 食 お う って ん じゃ ない 。
( サクラ ・ ナルト ) あっ … 。
ササメ ハンザキ は お前 が 里 を 出 て
アラシ を 捜し に 行く の で は ない か と 心配 し て おった ぞ 。
えっ ?
♪ ~
( 自 来 也 ) わし ら を 大 蛇 丸 の アジト に 案内 し たら
すぐ ハンザキ の いる 宿場 へ 向かい
そこ で われわれ の 帰り を 待つ 。
それ が お前 に 与える 罰 じゃ 。
自 来 也 様 … 。 エロ 仙人 見直し た ぜ !
ありがとう 自 来 也 様 !
い や ぁ ハンザキ の ヤツ が 「 スナック ふう ま 」 で
いろいろ スペシャル サービス を し て くれ て
ササメ の こと を 頼む もん だ から のう 。
は ぁ ! ?
やっぱり そんな こと だ ろ う と 思った !
見直し て 損し た ! 損し た ! 損し た !
あぁ おいおい … たま に は いい じゃ ない か なぁ ?
大人 に は つきあい って もん が ある ん だ ハハ … 。
あそこ です 。
後 は わし ら に 任せ て おけ 。
ササメ ちゃん は 宿場 まで 気 を 付け て 帰って 。
安心 し な ! アラシ 兄ちゃん は この 俺 が
絶対 連れ て 帰る って ば よ !
うん 。
アラシ 兄ちゃん を お 願い し ます ! 任せ とけ って !
ササメ ちゃん は 大船 に 乗った つもり で 待って ろ って ば よ !
いつ まで も 調子 に 乗って る ん じゃ ない の ! バカ ナルト !
痛 た … 。 ( ササメ ) ウフ フフ … 。
《 あそこ に … 》
《 サスケ 君 が ! 》
( 自 来 也 ) 入り口 は ここ 1 つ らしい な 。
待ち伏せ られ て い たら 狙い撃ち よ 。
つって も とにかく 行く しか ねえ って ば よ 。
( 自 来 也 ) ま ぁ 慌てる な 。
いきなり 大きな ネズミ が 3 匹 行く と 目立つ 。
まず 目立た ない ヤツ を 出す と しよ う 。
( 自 来 也 ) 口 寄せ の 術 !
う わ っ !
( ガマ 吉 ) よう !
カ … カ … カエル が しゃべった ! ?
おう 久しぶり ! あぁ サクラ ちゃん
こいつ ガマ 吉 っ つ うん だ 。 え ?
ガマ 吉 ?
( 自 来 也 ) いや ちょっと 偵察 を 頼み たく て の 。
( ガマ 吉 ) おう よ ! お 安い 御用 じゃ !
任せ と け ! う わ っ !
カエル って どう し て も 気持ち 悪く って エヘヘ … 。
( ガマ 吉 ) う ~ ん … 怪しい 気配 は ねえ よう じゃ けど ?
( 自 来 也 ) 入り口 に 仕掛け は ない よう だ な 。
( ササメ ) 《 アラシ 兄ちゃん … 》
♪ ~
( ガマ 吉 ) ここ いら 辺 は どう って こ た ぁ ねえ よう じゃけん 。
♪ ~
( 自 来 也 ) う ~ ん … 。 どう しよ う … 。
( 自 来 也 ) 三方 へ 分かれる しか ない よう じゃ のう 。
うん 俺 の 勘 だ と 真ん中 だって ば よ !
( 自 来 也 ) 待て 。 何 だって ば よ ! ?
こう いう とき こそ 慎重 に 動か ね ば 。
ハァ ~ !
よし ! わし は こっち じゃ 。
それ だけ ! ? それ の どこ が
俺 の 勘 と 違う って ん だ ! ? エロ 仙人 !
ま ぁ 気分 の 問題 だ のう 。
半時 の 後 何 も 見つから ない 場合 は ここ に 戻る 。
いい な ? ああ … 。
ナルト サクラ 。
お前 たち は 一緒に 行動 する が いい 。
いい か ? ここ から 先 は 地獄 の 一 丁目 だ 。
鬼 が 出る か 蛇 が 出る か 心して かかる ん だ ぞ 。
うん !
分かり まし た !
俺 たち は 真ん中 を 行く って ば よ 。
( ガマ 吉 ) ほん なら 俺 こっち に 行く けん 。
( 自 来 也 ) じゃあ な 。
♪ ~
ふむ お しろい の 香り … 。
( 琴 ) ♪ ~
誘って おる の う 。
ならば その 誘い に 乗って みる の も 一興 か 。
( 琴 ) ♪ ~
♪ ~
な … 。
( 琴 ) ♪ ~
( 琴 姫 ) 遠方 より 客人 が いらっしゃる ゆえ
もてなす よう に と の
大 蛇 丸 様 の お 指図 に ござい ます 。
さしずめ 狐 狸 妖怪 の たぐい だ ろ う て 。
( 琴 姫 ) タヌキ か キツネ の たぐい と 言う の なら
こちら に 来 て 尻尾 が 生え て いる か どう か
確かめ たら よろしい でしょ う に 。
ほうこ っち の 通路 は 当たり らしい の う 。
( 自 来 也 ) 《 そっち は どう じゃ ? ナルト 》
サクラ ちゃん 気 を 付ける って ば よ 。
どんな 仕掛け が ある か 分か ん ねえ から な 。
ええ 。
あっ … 。 ナルト !
えっ ?
自分 で 気 を 付けろ って 言った くせ に !
ひ ぃ ! 巧妙 な 仕掛け 床 だって ば よ !
だ ぁ ~ 痛 っ !
あっ … 。 今度 は 何 だって ば よ … ?
( 物音 ) ( サクラ ・ ナルト ) あっ 。
サクラ ちゃん !
う わ ~ !
ナルト !
私 の せい で … 。
ナルト ~ !
何 だって ば よ ~ … 。 あ ?
ダハハ … 抜け出 せ なく な っち っ た … 。
何 よ ! 紛らわしい 悲鳴 を 上げる から
てっきり … 。 手伝って くれよ … 。
しょうがない ん だ から 。
あぁ … 助かった 。
った く … あたし が 先 に 行く !
あっ ! あっ !
あぁ !
あ … ナルト … 。
もう 大丈夫 だ って ば よ 。
ソ ~ ラッ !
えっ ?
ナルト ~ !
ナルト !
ナルト ~ !
サクラ ちゃ ~ ん … 。 あっ 。
ナルト ! 大丈夫 ?
ぐ … 俺 の こと は いい から …
この 仕掛け 廊下 から 早く 抜け出す ん だ !
でも ! 行け って ば よ !
俺 は 必ず 後 を 追う !
ホント に ? ああ 。
すぐ に 追いつく って ば よ !
絶対 来 て よ 。
約束 だ から ね 。
( 琴 ) ♪ ~
( 自 来 也 ) 《 ん ~ … 。
酒 に は 細工 し て ない よう だ が … 。
どんな 趣向 を 用意 し て ある ん だ ? 》
♪ ~
さすが 音 隠れ の 里 。
音 曲 を 使った 術 でも かけよ う と いう の か ?
音 曲 は 客人 の ため なら ず 。
私 自身 の ため 。
( 自 来 也 ) ほう 。
己 が 心 に 何 を 奏でる ?
私 自身 の 弔い の ため の 音 曲 。
( 琴 姫 ) あっ !
色 仕掛け と は この 自 来 也 を 見くびった か ! ?
ん ! ? くっ … 。
( 琴 姫 ) フフ フフ … 。
( 琴 姫 ) あぁ ~ !
( 琴 姫 ) ウフフ フフ … !
客人 を あの世 に ご 案内 する の が
私 の 最後 の 使命 。
つり 天井 ! ?
こんな 所 さっさと 抜け出さ なきゃ !
影 分身 の 術 !
苦しい !
何 だって ば よ ! ?
手 を 貸す って ば よ ! チャクラ を 練って
螺旋 丸 を 作る ん だ !
ムチャ 言う な って !
これ 以上 体 伸ば せ ねえ って ば よ … 。
は ぁ ! す … 筋 が … つる !
この ~ ! 何とか し なきゃ !
≪ ( 物音 ) あ ?
何 ~ ! ? 水 ~ ! ?
助け て … !
が はっ !
( ガマ 吉 ) ふ ぅ ~ 助かった み て ぇ じゃ 。
ぶ っ ! ちょっと どけ って ば よ !
何なら ぁ ? ナルト じゃ が !
ガマ 吉 ! ど っか 抜け道 は ねえ の か ! ?
さ ぁ の う 知ら ん 。
わし も 流さ れ て き た ん じゃ け ぇ 。
ど わ っ !
や っぱ ダメ か … 。
おい 大丈夫 か ?
大丈夫 な わけ ねえ だ ろ ! ダメ だ … 。
遅い な ナルト 。
やっぱり 戻った ほう が … 。
あっ … 。
♪ ~
♪ ~
( カブト ) よく ここ まで たどりつ い た ね サクラ さん 。
その 声 は カブト … さん 。
( カブト ) 皮肉 な もの だ ね 。
木 ノ 葉 隠れ の 里 で
中 忍 試験 で も ただ 一 人 足手まとい だった 君 だけ が
ここ まで たどりつく なんて 。
1 人 じゃ ない わ 。
すぐ に ナルト も 自 来 也 様 も やって 来る 。
サスケ 君 は どこ な の ? 無事 な ん でしょ う ね ?
サスケ 君 の こと より
ナルト 君 と 自 来 也 様 の 心配 を し た ほう が いい ん じゃ ない か な ?
フフフ … 。
ま ぁ もっとも 今頃 2 人 は
この世 に い ない かも しれ ない けど ね 。
まさか !
自 来 也 様 と ナルト が そう 簡単 に やら れる はず が ない わ 。
( カブト ) それ は どう かな ?
いつも み たい に また 君 が
ナルト 君 の 足 を 引っ張った ん じゃ ない ?
あっ … 。
図星 か 。
ナルト … 。
( カブト ) 心配 だったら 確か め に 行け ば いい 。
フフ フフ … 。
それとも まさか 僕 の 攻撃 が 怖く て
柱 の 陰 から 出 られ ない の か な ?
全く … 君 みたい な 足手まとい が 仲間 だったら
命 が いく つ あった って 足り ない よ 。
あたし だって … あたし だ って !
う っ !
( カブト ) 《 変わり 身 の 術 ! 》
また 変わり 身 か ! ?
私 だって やる とき は やる ! ( カブト ) フフ フフ … 。
やっぱり 君 は この 程度 か 。 あっ … 。
そろそろ けり を つけ させ て もらう よ 。
これ 以上 ムダ に 大 蛇 丸 様 を 待た せる わけ に は いか ない ん で ね 。
《 大 蛇 丸 ! 》
< あっ … >
( 飲み込む 音 )
( 大 蛇 丸 ) < さ ぁ 始めよ う じゃ ない >
< 巻物 の 奪い合い を >
( サクラ ・ サスケ ) < あっ ! >
( 大 蛇 丸 ) < 命懸け で ! > < はっ ! >
♪ ~
( 鼓動 )
♪ ~
( サスケ の おう吐 する 音 )
♪ ~
違う !
もう あの 時 の 私 と は 違う わ !
それ は どう かな ?
( 大 蛇 丸 ) フフハハハ … 。 えっ ?
あっ !
まさか !
( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … 。
虚勢 を 張って も お 見通し だ わ 。
お前 は もう …
終わり な の よ 。
♪ ~
( カブト ) フッ 。
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) ハハハハ … 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 一つ一つ 思い出せ ば
♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに
♪ 色褪せ た 言葉 は
♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった
♪ 答え の 出 ない 夜 と
♪ 一片 の 温もり と
♪ 遥か 彼方 の 憧れ と
♪ ただ それ だけ を
♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる
♪ ~
♪ この 両手 に 抱え て いる もの
♪ 時 の しずく
♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶
♪ 失 くし た 言葉
♪ ~
♪ この 思い は
〈 怖い … 何 な の ? この 威圧 感 … 。
足 が すく ん で 体 に 力 が 入ら ない … 。
もう 昔 の 私 じゃ ない そう 思って た のに … 。
ダメ … 落ち着 い て 。
こいつ ら が いる って こと は サスケ 君 は 必ず ここ に いる !
戦わ なくっちゃ ! 私 は サスケ 君 を 助け に 来 た ん だ から ! 〉