Naruto Episode 121
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
♪ ~
( キバ ) 《 あっ もう 一 匹 は どこ だ ! ? 》
( 右近 ) よう 。
誰 捜し てん だ ?
( 左 近 ) あ ~ ! う ぅ !
( 右近 ) あと は 俺 が やる お前 は そこ の 川 で 目 を 洗え 。
( キバ ) う っ ! あっ … 。
これ が 俺 の 能力 だ 。
暗殺 専門 の な 。
いい 鼻 と 爪 を 持って る 程度 じゃ この 俺 に は 勝 て ねえ ぜ 。
この 俺 の 能力 に は な 。
♪ ~
( キバ ) 《 赤 丸 … 。
すま ねえ … 赤 丸 。
今 まで お前 と やって き た 。
いつ でも どこ でも 一緒 だった … 。
だが … 今度 ばかり は お手上げ だ ぜ 》
( 右近 ) 俺 の 細胞 は
お前 の 体 の 中 を 自由 に 泳ぎ 回り
お前 だけ の 部分 を 作る こと も できる 。
つまり ちょっと し た 融合 状態 。
肉体 の 共有 って やつ だ 。
( キバ ) 共有 だ と … ?
そう だ そして 俺 だけ に できる 残酷 な 殺し 方 … 。
お前 の 細胞 部分 だけ を 徐々に 削り取って いく ん だ 。
なるほど 。
♪ ~
だったら … 。
( 刺さる 音 )
( キバ ) う っ !
( 右近 ) が っ !
こう す っと … どう な ん の か な … ?
う っ ! 自決 だ と ! ?
バカ な … 。
一緒に 死ね や 。
♪ ~
( キバ ) う っ ! あっ … 。
う あ ~ ! あ … 。
う あ ~ ! う っ !
( 右近 ) て め ぇ 何 考え て や がる !
( キバ ) う ぅ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。 ( 右近 ) ハァ ハァ ハァ … 。
ヘヘヘ … や っぱ 思った とおり だ 。
何せ 体 共有 し てん だ ろ 。
くそ が !
( 右近 ) 《 相手 の 体 に 入り込み 攻撃 を 食らわ なく なる こと 。
それ が 俺 の 術 の 最大 の メリット 。
今 まで こんな こと する ヤツ は 一 人 も … 》
ヘヘ … 苦しい か ?
それ じゃ そろそろ 楽 に な ろ う ぜ !
( 右近 ) あぁ バカ ! て め ぇ やめろ !
( キバ ) もう 遅 ぇ や !
あ ~ !
う お ~ !
( 刺さる 音 )
う あっ ! う ぅ !
ハァ ハァ ハァ … 。
う っ … 。
( 右近 ) 《 血 が 足り ねえ … 》
う ぅ !
( キバ ) う っ !
( 右近 ) な っ !
( 右近 ) くそ !
( 右近 ) く そ っ ! どこ へ 行き や がった ?
ん ?
フフ フフ … 。
フン 犬 っこ ろ を 置 い て 逃げ や がった か 。
正しい 判断 だ が
俺 より 薄情 な 野郎 だ 。
フッフ フフ … 。
( 右近 ) 何 ! ? まさか !
う あ ~ !
( キバ ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( キバ ) 《 よかった … 。
まだ 息 が ある 》
( キバ ) 《 よかった … 》
う っ … !
う っ ! あぁ … 。
( キバ ) 《 赤 丸 … ホント に よく 頑張った ぞ 。
お前 の おかげ で 敵 を かなり 足止め でき た し
手 傷 も 負わ せ た 。
もう 十 分 だ 。
十分 やった 》
♪ ~
( 赤 丸 の ほえ 声 )
( ほえ 声 )
( ツメ ) < そい つ の 名前 は 赤 丸 だ > ( キバ ) < お ?
母ちゃん 姉ちゃん >
( ツメ ) < きょう から お前 が 世話 す ん だ いい ね ? >
< 俺 が ? >
( 赤 丸 の 鳴き声 )
♪ ~
< アッハハハ … 。
俺 は キバ よろしく な 赤 丸 >
( ほえ 声 )
( ハナ ) < ウッフフフ … >
< エッヘヘヘ … 。
う わ っ !
もう やった な こいつ ! > ( ツメ ) < ハハハ … 。
アハ ハハ … ! > ( ハナ ) < ウフフフ … ! >
( ツメ ) < アハ ハハ … ! > ( ハナ ) < ウフフフ … ! >
( 鳴き声 )
( キバ ) ずっと 一緒 だった 。
< ナイス キャッチ 赤 丸 ! >
< よ ~ し ! よく やった ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) < 行く ぞ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( ツメ ) < もっと 真面目 に やり な ! > ( 殴る 音 )
( キバ ) < う わ っ ! >
( ツメ ) < いつ まで も 甘ったれ てん じゃ ない よ ! >
< 母ちゃん … >
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( ツメ ) < いい かい ? キバ 。
お前 だけ じゃ ない 。
赤 丸 と お前 2 人 一緒に 強く なる ん だ >
< 赤 丸 と … 一緒に ? >
( 鳴き声 )
< 赤 丸 … >
( ほえ 声 )
♪ ~
< それ で いい >
( 赤 丸 の ほえ 声 )
< いい ぞ 赤 丸 ! 決まった ぜ !
空中 ダイナミック マーキング ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
< 次 は 3 回 ひねり だ !
狙い を 定めろ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) < ひ ゃっ ほ ~ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) < い や っほ ~ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
♪ ~
( キバ ) 《 これ から も ずっと 一緒 だ 。
後 は 俺 が お前 を 守る ! 》
( 右近 ) う ぅ … う ぅ … 。
野郎 … 。
トラップ なん ぞ 仕掛け や が って 。
う っ !
う っ !
( 右近 ) ん ~ … 。
ぶ っ 殺す
( 右近 ) おい 左 近 !
どこ だ ? 左 近 !
( 右近 ) 左 近 !
( 右近 ) 左 近 !
( 左 近 ) グダグダ うる せ ぇ ん だ よ 兄貴 。
大声 出さ れ っと 目 に ギンギン 響く …
あっ ! 兄貴 … 。
( 右近 ) すぐさま 俺 が ぶ っ 殺し て ぇ とこ だ が
そろそろ 寝る 時間 だ 。
俺 の 代わり に あの 野郎 ども を 生け捕り に し とけ 。
目 が 覚め たら 俺 が やる 。
いい な ? ちゃん と 生け捕り に し と け よ 左 近 。
( 左 近 ) ああ 分かった よ 。
けど …
やる の は 2 人 で だ 。
( ナルト ) う っ … あ ~ !
♪ ~
う わ っ !
♪ ~
フッ !
♪ ~
( 君 麻 呂 ) フッ 。
《 くっ ! うかつ に 攻撃 し て も
よけ られ て 同士討ち だって ば よ 》
♪ ~
ド ~ リャ !
ダァ ~ ラ ~ !
♪ ~
ハァ ~ !
う わ っ !
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 見よ 柳 の 舞 !
♪ ~
う わ っ !
♪ ~
野郎 !
♪ ~
ドリャ ~ !
♪ ~
ハァ ~ !
ヤァ ~ !
タァ ~ !
あ … 骨 … 。
( 君 麻 呂 ) これ が 僕 の 血 継 限界 だ 。
♪ ~
♪ ~
《 こいつ … 何 だ ?
体中 から 骨 出し て 攻撃 し て ん の か ? 》
♪ ~
♪ ~
《 自分 の 骨 を つかみ や がった … 》
♪ ~
もう すぐ だ 。
♪ ~
《 骨 を 刀 に … 》
♪ ~
( 君 麻 呂 ) ムダ だ 。
ただ の 骨 で は ない 。
最高 密度 の 骨 は
鋼 の ごとく 硬い 。
それ が どう し た ! ? そんな 骨 俺 が へし折って やる !
僕 は 五 つ の 舞 を 持って いる 。
( 君 麻 呂 ) まだまだ この くらい で
僕 の 力 を 知った 気 に なら ない ほう が いい 。
何 ?
特別 に 次 は
椿 の 舞 を 見せ て やろ う 。
来い 。
ぶ っ 潰し て やら ぁ !
( 笛 の 音 )
( シカマル ) う わ っ ! ( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 やった ! 》 ( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 変わり 身 か ! 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 そこ だ ! 》 ( 笛 の 音 )
( シカマル ) く っそ ~ !
( キバ ) 《 あいつ ら 少しずつ こっち に 近づ い て き や がる 。
く っそ ~ ! 》
( キバ ) 《 あっ … 》
( キバ ) 《 マズ い ! 血 の 跡 が 。
く っそ ~ ! 赤 丸 を とりあえず 救 え た と は いえ
少し やり 過ぎ た かな … 。
ヘッヘヘヘ … 。
う っ ! 痛 て て … 》
は ぁ … 。
( に おい を 嗅ぐ 音 )
( キバ ) 《 この におい ! どう いう こと だ ! ? 》
( キバ ) 《 何で … 何で あいつ ら まで こんな 所 に 向かって … 。
もう 訳 分か ん ねえ ぜ 。
とにかく ここ から 早く 離れ ねえ と !
う っ !
ダメ だ … 。
痛み と 出血 で ボ ~ っと し て き た 。
体 も 全然 動 い て くれ ねえ … 》
( キバ ) 《 赤 丸 … 》
( 足音 )
♪ ~
( 左 近 ) 《 ヘッ 》
( 左 近 ) ダァ ~ ラッ !
( 左 近 ) 上着 だけ 置 い て いき や がった 。
あ ?
( 左 近 ) 川 に 流れ て 逃げ た か 。
チクショ ~ が 。
( 笛 の 音 )
く っそ ~ ! ( 笛 の 音 )
( シカマル ) あっ 。 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( シカマル ) あっ … チッ ! ( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) ここ まで だ 。
さ ぁ 追い込 ん だ ぜ 。
くそ ネズミ 。
やる な お前 。
うまい タイミング で 3 人 を ばら か し て 攻撃 し て くる 。
結構 練習 し た ん だ ろ ?
かなり 複雑 な 曲 だ から な 。
( 多 由也 ) へ ぇ ~ 。
こいつ ら を 笛 で 操って ん の を すぐ 理解 し た ばかり か
この 曲 の 難し さ を 理解 する と は 大した くそ 野郎 だ 。
だが 完璧 に は この 曲 を 理解 でき や し ねえ 。
確か に 。
芸術 なんて の は 俺 に は 無縁 だ から よ 。
( シカマル ) 《 けど あの 笛 で 操って る って こと は
曲 の 中 に あいつ ら の 行動 の 一つ一つ を 制御 する
それぞれ 特定 の 音 の 配列 パターン って の が ある はず だ 。
分析 力 だけ なら 結構 自信 あんだ が
今回 は かなり ヤベェ 》
( 多 由也 ) フフ フフ … 。
( シカマル ) 《 なぜ なら …
俺 は おたまじゃくし が 全く 分か ん ねえ 》
( 多 由也 ) この 曲 を 聴 い て 生き て た ヤツ は い ない 。
終 曲 第 九 節 魔 境 の 乱 。
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 曲 調 が 変わった ! 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら
♪ 迷惑 に 思う か な
♪ そんな 不安 を 抱え て
♪ 勇気 を 出し て み た よ
♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の
♪ 不器用 な 話
♪ 君 は 耳 を そらさ ず に
♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ
♪ それ だけ で 僕 は
♪ 浮かれ て しまう の さ
♪ だけど 君 は 僕 なんて
♪ 何 と も 思って ない よ ね
♪ 切ない よ だ けど
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 が 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ ~
( シカマル ) 〈 口 寄せ 3 体 を 使った 隙 の ない 攻め と 守り 。
悔しい が あいつ 結構 将棋 強 ぇ かも な 。
しかも こっち の 残り の 忍 具 は あと 僅か 。
全く 飛車 角 落ち で やって る 気分 だ ぜ 。
さて 行く か 泣 い て も 笑って も
これ に すべて を 懸ける っき ゃ ねえ ! 〉