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巨男の話 (新美南吉) The Story of a Big Man, 巨男 の 話 (新美 南 吉 ) 第 二 夜

巨男 の 話 (新美 南 吉 ) 第 二 夜

おお おとこ が 、 大きく なる に つれて 魔女 は 、 だんだん 年 を とって 、 ついに 動け なく なり ました 。 それ で 、 毎日 ベッド の 上 に 横たわって 、 息子 の お お おとこ に 魔法 を 教え ました 。 けれど 、 その 魔法 は 、 みな 、 人間 を 種々 の 鳥獣 に かえる もの でした 。 その うち に 、 魔女 は ますます 弱って 、 もう 死に そうに なり ました 。 この とき に 、 魔法 を 解く 法 を 聞いて おか ねば 、 あの 白鳥 は 、 いつまで たって も 、 お姫様 に かえれ ない と 思った もの です から 、 おお おとこ は 、 魔女 の 枕 もと に 寄って 、「 今 まで 、 お 母さん は 人間 を 種々の 鳥獣 に かえる 法 を 教えて ください ました が 、 まだ 、 魔法 を 解く こと を 教えて くれ ませ ん 。 どうか 教えて ください 。 」 と たのみ ました 。 「 では 、 教え ましょう 。 」 と 、 魔女 は 言い ました が 、 もう 息 も 切れ切れ で 、 声 は 蚊 の ようです 。 「 お 母さん 、 はっきり いって ください ! 」 おお おとこ は 、 魔女 の 口 もと へ 耳 を もって いき ました 。 「 その 鳥獣 が 、 涙 を 流せば 、 元 の 姿 ……」 これ だけ いう と 、 魔女 は 、 頭 を たれて 死んで しまい ました よ 。 おお おとこ は 、 死んだ 魔女 を 白い 棺 に 納めて 、 椰子 の 木 の 根 もと に 埋め ました 。 そして 、 すぐ 白鳥 を つれて 森 の 家 を 出 ました 。 おお おとこ は 、 都 へ のぼろう と 思い ました 。 途中 で どうかして 、 白鳥 に 涙 を 流さ せよう と し ました 。 頭 を たたいたり 、 お 尻 を つねったり した のです 。 けれど 白鳥 は 、 けっして 一 滴 さえ 涙 を 出し ませ ん でした 。 ただ 、 悲し そうな 声 を あげた きり でした 。 おしまい に は 、 かわいそうに なって 、 おお おとこ は いつのまにか 白鳥 に 頬ずり を して い ました 。 そして おお おとこ の 眼 に 涙 が あり ました 。 おお おとこ は 、 夜 と なく 昼 と なく 歩き 通して 、 家 を 出て から 七 日 目 に 、 めざす 都 に 着き ました 。 けれど 、 都 の 人びと は 、 おお おとこ が おそろしい 魔女 の 息子 だ と いう こと を 知ってい ました ので 、 遠まわしに おお おとこ を 殺そう と 考え ました 。 そこ で ひと り の 男 が 総代 と なって 、 王様 の 住んで い られる 宮殿 へ 参り ました 。 そして 、 王様 に こう 申し上げた んです 。 「 王様 の 宮殿 は 、 美しい けれど 、 大理石 の 建物 が ない の は 、 玉 に きず だ と ある 旅人 が 申して い ました 。 大理石 の 塔 でも たて られて は いかがです か ? 」 「 なるほど 、 それ は よかろう 、 しかし 、 大理石 と いう の は 、 いったい どこ に ある の か ? 」 「 ここ から 、 ずーっと 南 の 方 へ 、 山 を 一 つ と 砂漠 を 一 つ 越えて 行く と 一 つ の 部落 に 着き ます 。 そこ に 、 大理石 は いくら で も ある そうです 。 」 「 そう か 、 けれど だれ が 取り に 行く の か ? 」 「 それ は 、 いま 都 に いる おお おとこ が よい でしょう 。 彼 は 丈 が 椰子 の 木 ほど で 、 一足 で 小さな 丘 を 越えて しまい ます 。 」 「 では 、 その 男 を よべ 。 」 おお おとこ は 宮殿 に 連れ られて いき ました 。 そして 王様 から 、 大理石 を とり に いく ように 命ぜ られ ました 。 逃げる と いけない から と いう ので 、 おお おとこ の 足 に は 鉄 の 鎖 が 結ばれ ました 。 「 で は いって き ます 。 」 と おお おとこ は いって 、 やはり 白鳥 を 連れ 、 南 の 方 へ 旅立ち ました 。 おお おとこ の 進む に つれて 、 宮殿 に たまって いた 鎖 が 少なく なり ました 。 ちょうど 十九 日 目 に 、 その 鎖 の たまり は なくなって 、 はし が 太い 柱 に むすばれて ある 鎖 は 、 ピンと はり ました 。 その とき に は 、 おお おとこ も 種々 難儀 を して 、 大理石 の 部落 に 着いて い ました 。 部落 の 人びと は 、 たいへん 親切 でした ので 、 大理石 を いくら でも くれ ました 。 おお おとこ は 大きな 大理石 を 三 つ もらって 、 それ を 背負い 、 白鳥 を その 上 に とまら して 帰途 に つき ました 。 都 の 方 で は 、 はって いた 鎖 が ゆるんで きた ので 、 人びと は それ を たぐり ました 。 帰り に は 、 重い 石 を もって いた ので 、 おお おとこ は 三十 日 かかって やっと 都 に 到着 し ました 。

巨男 の 話 (新美 南 吉 ) 第 二 夜 きょおとこ||はなし|にいみ|みなみ|きち|だい|ふた|よ Die Geschichte des Riesenmanns (Nankichi Niimi), Nacht 2 The Story of a Giant Man (Nankichi Niimi), Night 2 La historia del hombre gigante (Nankichi Niimi), Noche 2 L'histoire de l'homme géant (Nankichi Niimi), Nuit 2 거인의 이야기 (신미 난키치) 두 번째 밤 巨人物语(新美南吉)第二夜 巨人物語(新美南吉)第二夜

おお おとこ が 、 大きく なる に つれて 魔女 は 、 だんだん 年 を とって 、 ついに 動け なく なり ました 。 |||おおきく||||まじょ|||とし||||うごけ||| As the man grew older, the witch finally got stuck as he grew older. A medida que el hombre envejecía, la bruja envejecía más y más hasta que no podía moverse. おお おとこ が 、 大きく なる に つれて 魔女 は 、 だんだん 年 を とって 、 ついに 動け なく なり ました 。 隨著男人漸漸老去,女巫也漸漸老去,直到她再也無法動彈。 それ で 、 毎日 ベッド の 上 に 横たわって 、 息子 の お お おとこ に 魔法 を 教え ました 。 ||まいにち|べっど||うえ||よこたわって|むすこ||||||まほう||おしえ| So every day I lay on my bed and taught my son's man magic. Así que todos los días me acostaba en mi cama y le enseñaba magia al hombre de mi hijo. けれど 、 その 魔法 は 、 みな 、 人間 を 種々 の 鳥獣 に かえる もの でした 。 ||まほう|||にんげん||しゅじゅ||ちょうじゅう|||| However, that magic was all about turning humans into various birds and beasts. Sin embargo, esa magia se trataba de convertir a los humanos en varias aves y bestias. その うち に 、 魔女 は ますます 弱って 、 もう 死に そうに なり ました 。 |||まじょ|||よわって||しに|そう に|| In the meantime, the witches became increasingly weak and almost dead. Mientras tanto, la bruja se debilitó más y más y casi muere. この とき に 、 魔法 を 解く 法 を 聞いて おか ねば 、 あの 白鳥 は 、 いつまで たって も 、 お姫様 に かえれ ない と 思った もの です から 、 おお おとこ は 、 魔女 の 枕 もと に 寄って 、「 今 まで 、 お 母さん は 人間 を 種々の 鳥獣 に かえる 法 を 教えて ください ました が 、 まだ 、 魔法 を 解く こと を 教えて くれ ませ ん 。 |||まほう||とく|ほう||きいて||||はくちょう|||||おひめさま|||||おもった|||||||まじょ||まくら|||よって|いま|||かあさん||にんげん||しゅじゅの|ちょうじゅう|||ほう||おしえて|||||まほう||とく|||おしえて||| At that time, I thought that if I didn't learn how to break the spell, the swan would never be able to turn back into a princess. Mother taught me how to turn humans into various birds and beasts, but she still hasn't taught me how to break the spell. En ese momento, pensé que si no aprendía a romper el hechizo, el cisne nunca podría volver a convertirse en una princesa. Mi madre me enseñó cómo convertir a los humanos en varios pájaros y bestias, pero todavía no lo ha hecho. Me enseñó a romper el hechizo. この とき に 、 魔法 を 解く 法 を 聞いて おか ねば 、 あの 白鳥 は 、 いつまで たって も 、 お姫様 に かえれ ない と 思った もの です から 、 おお おとこ は 、 魔女 の 枕 もと に 寄って 、「 今 まで 、 お 母さん は 人間 を 種々の 鳥獣 に かえる 法 を 教えて ください ました が 、 まだ 、 魔法 を 解く こと を 教えて くれ ませ ん 。 这时,天鹅想到他必须问她如何打破咒语,而她永远也无法变成公主。于是,老人走到女巫的床边说道:“直到现在……”母亲教我如何把人类变成各种动物,但她还没有教我如何破解魔法。 這時,天鵝想到他必須問她如何打破咒語,而她永遠無法變成公主。於是,老人走到女巫的床邊說道:「直到現在…」母親教我如何把人類變成各種動物,但她還沒教我如何破解魔法。 どうか 教えて ください 。 |おしえて| if you'd kindly teach me . 」 と たのみ ました 。 「 では 、 教え ましょう 。 |おしえ| "Now let me tell you. 」 と 、 魔女 は 言い ました が 、 もう 息 も 切れ切れ で 、 声 は 蚊 の ようです 。 |まじょ||いい||||いき||きれぎれ||こえ||か|| The witch said, but she was out of breath and her voice was like a mosquito. ' dijo la bruja, ahora sin aliento, y su voz era como la de un mosquito. 「 お 母さん 、 はっきり いって ください ! |かあさん||| "Mom, please be clear! "¡Madre, por favor sé clara! 」  おお おとこ は 、 魔女 の 口 もと へ 耳 を もって いき ました 。 |||まじょ||くち|||みみ|||| El hombre acercó la oreja a la boca de la bruja. 「 その 鳥獣 が 、 涙 を 流せば 、 元 の 姿 ……」  これ だけ いう と 、 魔女 は 、 頭 を たれて 死んで しまい ました よ 。 |ちょうじゅう||なみだ||ながせば|もと||すがた|||||まじょ||あたま|||しんで||| "If the bird and beast shed tears, it would look like it was ..." All that said, the witch sank her head and died. "Si la bestia derrama lágrimas, volverá a su forma original..." Diciendo esto sola, la bruja cayó y murió. おお おとこ は 、 死んだ 魔女 を 白い 棺 に 納めて 、 椰子 の 木 の 根 もと に 埋め ました 。 |||しんだ|まじょ||しろい|ひつぎ||おさめて|やし||き||ね|||うずめ| The Great Male placed the dead witch in a white coffin and buried her at the root of a palm tree. そして 、 すぐ 白鳥 を つれて 森 の 家 を 出 ました 。 ||はくちょう|||しげる||いえ||だ| Soon after, he left the forest house with the swan. Entonces, inmediatamente dejé la casa del bosque con el cisne. おお おとこ は 、 都 へ のぼろう と 思い ました 。 |||と||||おもい| The man decided to go up to the capital. El hombre decidió subir a la capital. 途中 で どうかして 、 白鳥 に 涙 を 流さ せよう と し ました 。 とちゅう|||はくちょう||なみだ||ながさ|||| Somewhere along the way, I tried to make the swan cry. 頭 を たたいたり 、 お 尻 を つねったり した のです 。 あたま||||しり|||| I hit my head and pinched my buttocks. Me golpeé la cabeza y me pellizqué las nalgas. けれど 白鳥 は 、 けっして 一 滴 さえ 涙 を 出し ませ ん でした 。 |はくちょう|||ひと|しずく||なみだ||だし||| But the swan never wept even a single drop. Pero el cisne nunca derramó una sola lágrima. ただ 、 悲し そうな 声 を あげた きり でした 。 |かなし|そう な|こえ|||| All I could do was raise a sad voice. Todo lo que pude hacer fue alzar una voz triste. おしまい に は 、 かわいそうに なって 、 おお おとこ は いつのまにか 白鳥 に 頬ずり を して い ました 。 |||||||||はくちょう||ほおずり|||| In the end, out of pity, the man found himself rubbing his cheek on the swan. Al final, por lástima, el hombre se encontró frotando su mejilla contra el cisne. そして おお おとこ の 眼 に 涙 が あり ました 。 ||||がん||なみだ||| And there were tears in his eyes. Y había lágrimas en sus ojos. おお おとこ は 、 夜 と なく 昼 と なく 歩き 通して 、 家 を 出て から 七 日 目 に 、 めざす 都 に 着き ました 。 |||よ|||ひる|||あるき|とおして|いえ||でて||なな|ひ|め|||と||つき| The man walked day and night, and on the seventh day after leaving home, he arrived at the city he was aiming for. El hombre caminó día y noche, y al séptimo día después de salir de casa, llegó a la ciudad a la que se dirigía. けれど 、 都 の 人びと は 、 おお おとこ が おそろしい 魔女 の 息子 だ と いう こと を 知ってい ました ので 、 遠まわしに おお おとこ を 殺そう と 考え ました 。 |と||ひとびと||||||まじょ||むすこ||||||しってい|||とおまわしに||||ころそう||かんがえ| However, the people of the city knew that he was the son of a terrible witch, so they decided to kill him in a roundabout way. そこ で ひと り の 男 が 総代 と なって 、 王様 の 住んで い られる 宮殿 へ 参り ました 。 |||||おとこ||そうだい|||おうさま||すんで|||きゅうでん||まいり| So one man became the valedictorian and went to the palace where the king lived. Así que un hombre se convirtió en el discurso de despedida y fue al palacio donde vivía el rey. そして 、 王様 に こう 申し上げた んです 。 |おうさま|||もうしあげた| And I said to the king. 「 王様 の 宮殿 は 、 美しい けれど 、 大理石 の 建物 が ない の は 、 玉 に きず だ と ある 旅人 が 申して い ました 。 おうさま||きゅうでん||うつくしい||だいりせき||たてもの|||||たま||||||たびびと||もうして|| "A king's palace is beautiful, but a traveler said that there was no marble building because he was addicted to a ball. "Un viajero dijo: 'El palacio del rey es hermoso, pero la falta de edificios de mármol es un defecto. 大理石 の 塔 でも たて られて は いかがです か ? だいりせき||とう|||||| Would you like to be manned by a marble tower? ¿Qué tal construir una torre de mármol? 」 「 なるほど 、 それ は よかろう 、 しかし 、 大理石 と いう の は 、 いったい どこ に ある の か ? |||||だいりせき|||||||||| "I see, that is good, but where is marble? 」 「 ここ から 、 ずーっと 南 の 方 へ 、 山 を 一 つ と 砂漠 を 一 つ 越えて 行く と 一 つ の 部落 に 着き ます 。 |||みなみ||かた||やま||ひと|||さばく||ひと||こえて|いく||ひと|||ぶらく||つき| "Desde aquí, si vas todo el camino hacia el sur, cruzando una montaña y un desierto, llegarás a un pueblo. そこ に 、 大理石 は いくら で も ある そうです 。 ||だいりせき||||||そう です There are plenty of marbles there. 」 「 そう か 、 けれど だれ が 取り に 行く の か ? |||||とり||いく|| "Yes, but who will go to get it? "Sí, pero ¿quién lo va a conseguir?" 」 「 それ は 、 いま 都 に いる おお おとこ が よい でしょう 。 |||と||||||| "The man who is in the capital right now should be fine." “Ese sería el hombre que está en la capital ahora mismo. 彼 は 丈 が 椰子 の 木 ほど で 、 一足 で 小さな 丘 を 越えて しまい ます 。 かれ||たけ||やし||き|||ひとあし||ちいさな|おか||こえて|| He is about the size of a palm tree and can climb over a small hill in a single step. Es tan alto como una palmera y puede caminar sobre una pequeña colina de un solo paso. 」 「 では 、 その 男 を よべ 。 ||おとこ|| "Entonces llama a ese hombre. 」 おお おとこ は 宮殿 に 連れ られて いき ました 。 |||きゅうでん||つれ||| "My dad was taken to the palace. El hombre fue llevado al palacio. そして 王様 から 、 大理石 を とり に いく ように 命ぜ られ ました 。 |おうさま||だいりせき||||||めいぜ|| And the king ordered me to go get the marble. Y el rey me ordenó que fuera a buscar el mármol. 逃げる と いけない から と いう ので 、 おお おとこ の 足 に は 鉄 の 鎖 が 結ばれ ました 。 にげる||||||||||あし|||くろがね||くさり||むすばれ| Iron chains were tied around the feet of the man, lest he should run away. Cadenas de hierro fueron atadas alrededor de los pies del hombre, para que no se escapara. 「 で は いって き ます 。 I'll be back soon. 」 と おお おとこ は いって 、 やはり 白鳥 を 連れ 、 南 の 方 へ 旅立ち ました 。 ||||||はくちょう||つれ|みなみ||かた||たびだち| ' said the man, and he also took the swan with him and left for the south. ' dijo el hombre, y también tomó el cisne con él y partió hacia el sur. おお おとこ の 進む に つれて 、 宮殿 に たまって いた 鎖 が 少なく なり ました 。 |||すすむ|||きゅうでん||||くさり||すくなく|| As the big male progressed, the chains that had accumulated in the palace became fewer and fewer. A medida que los hombres avanzaban, se amontonaban menos cadenas en el palacio. ちょうど 十九 日 目 に 、 その 鎖 の たまり は なくなって 、 はし が 太い 柱 に むすばれて ある 鎖 は 、 ピンと はり ました 。 |じゅうきゅう|ひ|め|||くさり|||||||ふとい|ちゅう||||くさり||ぴんと|| On the nineteenth day exactly, the accumulation of chains was gone, and the chains, whose ladders were muscled into thick poles, were snapped back into place. Exactamente el día diecinueve, el grupo de la cadena desapareció y la cadena, con sus extremos unidos al grueso pilar, se rompió. その とき に は 、 おお おとこ も 種々 難儀 を して 、 大理石 の 部落 に 着いて い ました 。 |||||||しゅじゅ|なんぎ|||だいりせき||ぶらく||ついて|| En ese momento, los hombres también habían llegado a Marble Village después de todo tipo de dificultades. 部落 の 人びと は 、 たいへん 親切 でした ので 、 大理石 を いくら でも くれ ました 。 ぶらく||ひとびと|||しんせつ|||だいりせき||||| The people of the tribe were very kind and would give us marbles as much as we wanted. La gente del pueblo fue tan amable que me dio todo el mármol que pude. おお おとこ は 大きな 大理石 を 三 つ もらって 、 それ を 背負い 、 白鳥 を その 上 に とまら して 帰途 に つき ました 。 |||おおきな|だいりせき||みっ|||||せおい|はくちょう|||うえ||||きと||| The big man received three large marbles, carried them on his back, perched the swan on them, and headed home. El hombre tomó tres canicas grandes, las puso sobre su espalda, puso el cisne sobre ellas y se fue a su casa. 都 の 方 で は 、 はって いた 鎖 が ゆるんで きた ので 、 人びと は それ を たぐり ました 。 と||かた|||||くさり|||||ひとびと||||| In the city, the chains had loosened and the people had to pull them back. En la ciudad, las cadenas que colgaban de ellos se soltaron, y la gente se arrastró debajo de ellos. 帰り に は 、 重い 石 を もって いた ので 、 おお おとこ は 三十 日 かかって やっと 都 に 到着 し ました 。 かえり|||おもい|いし||||||||さんじゅう|ひ|||と||とうちゃく|| On the way back, he had heavy stones, and it took me thirty days to finally arrive in the city.