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北斗の拳 (Fist of the North Star), Hokuto no Ken (Fist of the North Star) Episode 92

Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 92

( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる

天 に 背く 男 が いる

それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命

見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる

♪ ~

~ ♪

( ナレーター ) 五 車 星 ( ご しゃせい ) の 1 星

山 の フドウ と 共に 南 斗 ( なんと ) の 都 に 急ぐ ケンシロウ

そして 世紀 末 覇者 を 目指す 拳 王 ( けん おう ) も また ―

南 斗 の 都 へ と 進軍 を 続け た

拳 王 の 進軍 を 阻 め る ただ 一 人 の 男 雲 の ジュウザ

だが 雲 は 動か ず 雲 の 心 は 自由 に 生きる

( ジュウザ ) 俺 は 自由 よ くだら ん こと に は 興味 は ねえ

( 最後 の 将 ( しょう ) ) ジュウザ

私 ( わたくし ) の ため に お前 の 命 が 欲しい

ジュウザ 私 の 願い を 聞い て くれ ぬ か ?

あんた は … あんた だった の か

う お おお おお おお

う あ あっ

よか ろ う

この ジュウザ の 命 あんた に くれ て やる ぜ !

「 よみがえった 雲 の ジュウザ 俺 は ラオウ を 恐れ ない 」

( ラオウ ) ケンシロウ 南 斗 の 都 に 向かって いる の か

南 斗 の 都 に 何 が 待つ の か

この 俺 も 行か ね ば なる まい

ザク

( ザク ) は はっ

( ラオウ ) ケンシロウ の 位置 は ?

数 日 前 ドルフィ の 治め たる 村 に 出現

ドルフィ の 部隊 は 壊滅

ケンシロウ は 山 の フドウ と 共に ―

南 斗 の 都 に 急 い で おる もよう です

ふむ

ケンシロウ を 南 斗 最後 の 将 に 会わ せる わけ に は いか ぬ

( ザク ) で は ?

ザク ケンシロウ を 止めよ

これ 以上 先 に は 行か せる な 近く の 部隊 に 連絡 せい

は はっ

( ラオウ ) ケンシロウ 南 斗 の 都 へ は 俺 が 先 に 行く

南 斗 最後 の 将

その 正体 俺 が 見届け て やる

( リハク ) ジュウザ よ

よく 決意 し て くれ た 礼 を 言う

あんた に 礼 を 言わ れる 筋合い は ねえ よ

ジュウザ すべて は お前 の 拳 ( こぶし ) に かかって いる

我が 将 の 瞳 を 涙 で 曇らせ て は なら ぬ

分かって る 俺 の 好き で やる こと だ

あの 人 に 涙 は 流さ せ ん

必ず な

ジュウザ 様 表 に あなた 様 の お 友達 が

何 っ ? 友達 ?

( ジュウザ の 弟 分 たち ) ヘッヘヘヘ ハハハ

ホッホ ホー

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 )

何 だ ? こりゃ あ

よっ 兄貴 の お出まし だ

い よ お ! カッコいい

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 )

お前 ら …

話 は 聞い た ぜ いよいよ 戦 を 始める ん だって な

俺 たち も 混ぜ て くれよ 腕 が なま っち まっ て よ

( ジュウザ の 弟 分 1 ) 俺 たち も ついていく ぜ !

( ジュウザ の 弟 分 2 ) 雲 の ジュウザ 様 に 付き合う ぜ

バカ 野郎 ども が

て め えら !

相手 を 誰 だ と 思って い や がる ん だ

拳 王 だ ぜ

今や 飛ぶ 鳥 を 落とす 権勢 世紀 末 覇者 の 拳 王 だ

死ぬ ぜ

必ず

( どよめく 声 )

ヘヘヘヘッ

ケンカ なら 相手 は デッカイ ほう が 面白い ぜ

( ジュウザ の 弟 分 たち ) そう だ そう だ

拳 王 が 何 だ

兄貴 が ダメ だって 言った って 勝手 に ついていく ぜ

て め えら …

チッ

そろい も そろって バカ ばっかり だ

( ジュウザ の 弟 分 3 ) 兄貴 怒った の か ?

行き先 は 地獄 だ ぜ !

兄貴 と なら ば どこ でも 付き合い ます ぜ

でも 天国 の ほう が 面白 そうです が ね

よ おし 分かった

来 たい 奴 は みんな 来 や がれ !

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 )

( 最後 の 将 ) 雲 の ―

ジュウザ が 動 い た

( トウ ) はい 雄々しく 立ち上がり まし た

命 を 懸けて

グズグズ する な

次 早く しろい

( 拳 王 軍兵 A ) ほら お前 だ よ

( 拳 王 軍兵 B ) ふん よし 通れ

オーケー 行け

( 拳 王 軍兵 A ) いい か ? よく 調べろ

ケンシロウ は 胸 に 七 つ の 傷 が ある

もしも 見逃し たら ただ じゃ おか ねえ ぞ

( 村人 A ) すま ん

俺 たち だって こんな こと は し たく ねえ ん だ

分かって る って

異常 あり ませ ん

よ おし いい か ? 貴 様 ら

拳 王様 の ため に 一心に 働け

もし 我々 に 逆らったり すれ ば 貴 様 ら 皆殺し だ

何で 俺 たち が ―

拳 王 の 手助け を し なきゃ な ん ねえ ん だ ? まったく

う う っ

何 だ と ? ナマ 言う ん じゃ ねえ

拳 王様 は 絶対 だ から よ

お前 たち は その お 手伝い が できる だけ でも 幸せ に 思い な

( 拳 王 軍兵 たち の 笑い声 )

( 拳 王 軍兵 B ) ほら 次 いく ぞ お前 だ

あと が つかえ てん だ グズグズ する な ほら っ

バルダ 様 の ご 指示 どおり ―

村人 も 動員 し 警備 を 増やし まし た

( バルダ ) うむ

拳 王様 から 特に ご 指示 が あった の だ

もし この 橋 を 抜け られ そう な 時 は …

分かって いる な ?

はっ

橋 を 爆破 する 手はず は すでに

フッ フフ

奴 の 足 を とどめる だけ でも 大 手柄

ケンシロウ を 殺せ ば 破格 の 出世 も 望み しだい

( バット ) と いう わけ で 橋 は ここ 1 つ

あと は すげ え 地割れ が ずっと 続 い てる

橋 の 手前 も 奥 も 兵隊 が たっぷり 頑張って て

村人 も 使って ―

胸 に 七 つ の 傷 の ある 男 を 捜し てる ん だ

つまり ケン あんた を

( フドウ ) 拳 王 は すでに 南 斗 の 都 に 向かって ます

我々 も 急が ね ば なり ませ ん

ここ は 私 と ケンシロウ さん の 2 人 で 一気に 橋 を

( バット ) で も 村人 たち が 人質 に なって る よう な もん だ ぜ

ヤバ い よ

それ に ―

あの 橋 に は どう も 爆弾 が 仕掛け られ てる みたい な ん だ

渡る 前 に 橋 を 壊さ れ たら 元 も 子 も なく な っち まう ぜ

すると やはり 戦い を 避け て 渡ら ね ば

しかし どう やって ?

( 拳 王 軍兵 B ) 1 人 ずつ だ 早く しろ

うん ?

お っ

へえ お 願 ( ね げ ) えし やす

なな … なん だ ? お前 は

ヘヘヘッ

おい ら たち は 隣 の 村 に ワラ を 運ぶ 途中 で

エヘヘ ヘヘ

ほら 出 て こい

( リン ) あ … お 姉ちゃん 早く 早く

( バット ) へえ 今

( 拳 王 軍兵 A ) うん ?

まあ 男 の 人 ! あたし 恥ずかしい

ウフフッ ウフッ

う う っ

か ー わ いい

ヘヘヘッ わし の 2 人 の 娘 です

まあ よし まあ いい

おい 荷車 の 中 を 調べろ

うん …

ああ …

ああ …

( 村人 B ) どう し た ?

何 か あった の か ?

( リン ) お 願い 見逃し て

( 村人 C ) 何 も あり ませ ん

そう か

ケンシロウ は 男 と 女 の ガキ と 大 男 の 4 人 連れ だ

こいつ ら じゃ ねえ だ ろ う

( リン ) ありがとう

( 拳 王 軍兵 A ) よ おし 通れ

( 拳 王 軍兵 B ) よ おし 次 !

( バット ) 絶対 バレ た と 思った ぜ

( リン ) あの 人 見逃し て くれ た の ね

よかった ぜ

恥ずかしい を 思い を し て 変装 し た かい が あって

あら ? とっても 似合う わ よ

そう な の あたし って こんなに キレイ だった の ね

自分 が 怖い わ

( リン たち の 笑い声 )

さあ もう 一 度 慌て ない で いこ う

よっ しゃ

う っ う ああ ああ …

う へえ カワ イコ ちゃん だ なあ

いや あの あたし …

( リン ) お 姉ちゃん

ハハハッ 食べ物 あげる から さ

おじさん の お 嫁 さん に なら ない ?

( バット ) げ ー っ ! 冗談 じゃ ない よ

でも あたし お 父さん が 何て 言う か

あの 兵隊 様

まだ こいつ は ほんの ネンネ で 嫁 に やる など …

( バルダ の 部下 ) 何 ? 拳 王 軍団 の 兵士 は 婿 に でき ん と 言う の か ?

いや そんな …

じゃあ 俺 が もらう ぞ

バッ … あっ お 姉ちゃん

や … やめ て ください

フッフフ いい じゃ ねえ か

( バルダ ) や めい !

( バルダ の 部下 ) あ あっ バルダ 様

今 は ケンシロウ を 捜す 時

そう いう こと は ケンシロウ を 殺し て から だ

へえ

( バット ) お 父さん

よし よし

あの … もし 兵隊 様

ケンシロウ と いう 人 を お 捜し で ?

そう だ

知って おる の か ?

いや あ あの … わし ぐれ え の 大 男 と ―

男の子 と 女の子 を 連れ た 目つき の 鋭い 奴 が ―

東 の ほう へ 向かって いき まし た よ

( バルダ の 部下 ) バルダ 様

よし お前 軍隊 を 率い て そい つ ら を 追え

( バルダ の 部下 ) はっ

行く ぞ !

それ じゃ へい 失礼 し ます

ご 苦労

( フドウ ) さあ 行く べ ( バット ) は あ

( 拳 王 軍兵 B ) 待て !

貴 様 そこ を 動く な

どう し た ?

村人 から の 密告 です その 荷車 の 中 が 怪しい と

こいつ が 何 か 見 て 見 ぬ ふり を し た そう です

ウ … ウソ です

ほお 荷車 の 中 に 何 か 隠し て いる の か

よし もう 1 度 調べ い

クソーッ 裏切り者 め

すま ねえ 許し て くれ おふくろ が 病気 な ん じゃ

褒美 の 食い物 が どう し て も 欲しかった ん じゃ

フフ フッ 褒美 か ?

しかし 1 度 仲間 を 裏切った 者 は ―

次に 拳 王 軍団 を も 裏切る かも しれ ん

えっ ?

2 人 と も 殺せ !

えっ ?

( バット ・ リン ) え えっ

ぐう あ ああ

う わ あ !

何て こと を

荷車 を 調べろ

( 拳 王 軍兵 C ) へ い

( 拳 王 軍兵 たち ) ヘッヘヘヘ

やれ !

( 拳 王 軍兵 たち ) いや あ !

( 3 人 ) あっ

( 拳 王 軍兵 たち ) う お っ

あっ ああ …

( 拳 王 軍兵 A ) 貴 様 ! ( 拳 王 軍兵 B ) こいつ

( ケンシロウ ) わ ちゃ ー !

北斗 円 環 斬 襲 脚 ( えんか ん ざん しゅ うきゃ く )

( 拳 王 軍兵 たち ) う げ ええ …

う っ ケ … ケンシロウ か

( ケンシロウ ) ほお ー っ !

ケンシロウ さん ( リン ) ケン

う う っ する と 貴 様 ら も !

五 車 星 の 1 星 山 の フドウ

こんな 格好 を し ちゃ いる が ―

ケンシロウ の 1 の 子分 バット 様 よ

お前 は 村人 の 命 を 何 だ と 思って いる の だ ?

フフ フフッ 拳 王 部隊 のみ が 人間 よ

その 思い上がり 打ち砕 い て くれる

( バルダ ) できる かな ? 貴 様 に

俺 の 華山 三 叉 槍 ( かざん さん さ そう )

受け て みろ

や あっ た あっ と お あ !

うりゃ あ !

( ケンシロウ ) ほお ー !

なんの おりゃ あ

これ で 串 刺し だ !

は あ ああ !

( バルダ ) うりゃ あ !

( ケンシロウ ) は ああ !

う あ ああ !

( バルダ ) おお っ

おお っ ぐ ああ …

下ろし や がれ

くっ お っ

お … 下ろし て ください

た … 助け て え

おお あ ああ …

あ た ー !

ぐ わ っ

あた た た たた た た

たた た た たた た た

たた た た たた た た

たた た た たた た た

ほ ー あた あっ !

あー べ ー し ー で ぶ っ

ケンシロウ さん 急ぎ ま しょ う

拳 王 より 先 に 南 斗 の 都 へ

おお ? 花火 だ

( ザク ) お ?

( ラオウ ) う うん ?

( 大勢 の ヤジ の 声 )

( ザク ) む むっ 何 やつ ?

( 大勢 の ヤジ の 声 )

( 男 A ) 何とか 言って みろ よ

( 大勢 の ヤジ の 声 )

( 男 B ) 帰って 寝 て ろ !

( 男 C ) 拳 王 の オッサン どう し た ?

( 男 たち ) どう し た ? どう し た ?

( 男 D ) こっち だ こっち だ オラ !

( 男 E ) 拳 王 の バカ 野郎 !

何 やつ か ? 姿 を 見せ い

( 近づ い て くる クラクション の 音 )

拳 王様

南 斗 の 新手 の 部隊 か

あれ は …

ジュウザ

( ジュウザ の 弟 分 たち の 薄ら 笑い )

ラオウ 久しぶり だ な

やはり 雲 の ジュウザ か

だが 貴 様 なぜ 動 い た ?

すでに この世 に 魂 を 捨て去った 貴 様 が なぜ ?

雲 ゆえ の 気まぐれ よ

ラオウ ここ は 通 さん

( ラオウ ) ほお

だが 魂 を 捨て ―

執念 も 何も ない 貴 様 の ふ ぬけ た 拳 で は ―

この 俺 は 倒 せ ぬ ぞ

ならば 試し て みる が よい

我が 拳 に 一 点 の 曇 り が ある か どう か

お前 の 体 で な

( ラオウ ) うん っ

( ジュウザ ) た あっ

ふ っ おりゃ あ

もらった あ !

は あ !

( ラオウ ) ぬ お っ

うん っ

こや つ ふ ぬけ どころ か ―

闘 気 も 覇気 も いささか も 衰え て は おら ぬ

浅かった わ

む う っ

おお っ 拳 王様 の かぶと が …

やった ぜい

すげ ー ぜ 兄貴

ジュウザ

貴 様 心 が よみがえった と いう の か ?

すべて を 捨て た 貴 様 が

何 ゆえ に ?

だが 貴 様 に 心 と 拳 が よみがえった 今 ―

この 俺 も 馬 より 下り て 戦わ ね ば なる まい

( ジュウザ ) さすが ラオウ 我 が 拳 の 威 を 認め た か

では 我が 南 斗 最後 の 将 の ため この 場 に 拳 王 …

お前 を 葬 ろ う

♪ ~

~ ♪

( ナレーター ) 恐怖 の 覇者 ラオウ に 向かう 1 人 の 戦士

今 拳 王 の 行く手 を 雲 が 止め た

次回 北斗 の 拳

「 対決 ジュウザ 対 ラオウ 今 無敵 伝説 に 終止符 を 」

( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る


Hokuto no Ken ( Fist of the North Star ) Episode 92

( ナレーター ) 運命 を 切り開く 男 が いる なれーたー|うんめい||きりひらく|おとこ|| One man carves out his own destiny!

天 に 背く 男 が いる てん||そむく|おとこ||

それ は 北斗 神 拳 ( ほ く と しんけん ) 2000 年 の 宿命 ||ほくと|かみ|けん|||||とし||しゅくめい

見よ 今 その 長き 血 の 歴史 に 終止符 が 打た れる みよ|いま||ながき|ち||れきし||しゅうしふ||うた| Behold!

♪ ~ LEGEND OF THE SAVIOR OF THE CENTURY'S END

~ ♪

( ナレーター ) 五 車 星 ( ご しゃせい ) の 1 星 なれーたー|いつ|くるま|ほし||||ほし With one of the Five Chariot Stars, Fudo of the Mountain,

山 の フドウ と 共に 南 斗 ( なんと ) の 都 に 急ぐ ケンシロウ やま||||ともに|みなみ|と|||と||いそぐ|

そして 世紀 末 覇者 を 目指す 拳 王 ( けん おう ) も また ― |せいき|すえ|はしゃ||めざす|けん|おう|||| Ken-Oh, who aims to be ruler of the century's end,

南 斗 の 都 へ と 進軍 を 続け た みなみ|と||と|||しんぐん||つづけ| also continues his advance to the capital of the South Star.

拳 王 の 進軍 を 阻 め る ただ 一 人 の 男 雲 の ジュウザ けん|おう||しんぐん||はば||||ひと|じん||おとこ|くも|| The only one who can stop Ken-Oh's march

だが 雲 は 動か ず 雲 の 心 は 自由 に 生きる |くも||うごか||くも||こころ||じゆう||いきる

( ジュウザ ) 俺 は 自由 よ くだら ん こと に は 興味 は ねえ |おれ||じゆう|||||||きょうみ||

( 最後 の 将 ( しょう ) ) ジュウザ さいご||すすむ|| Juza...

私 ( わたくし ) の ため に お前 の 命 が 欲しい わたくし|||||おまえ||いのち||ほしい I ask that you give your life to me...

ジュウザ 私 の 願い を 聞い て くれ ぬ か ? |わたくし||ねがい||ききい||||

あんた は … あんた だった の か It's you... It's really you!

う お おお おお おお

う あ あっ

よか ろ う

この ジュウザ の 命 あんた に くれ て やる ぜ ! |||いのち||||||

「 よみがえった 雲 の ジュウザ 俺 は ラオウ を 恐れ ない 」 |くも|||おれ||||おそれ|

( ラオウ ) ケンシロウ 南 斗 の 都 に 向かって いる の か ||みなみ|と||と||むかって||| Kenshiro, are you headed to the capital of the South Star?

南 斗 の 都 に 何 が 待つ の か みなみ|と||と||なん||まつ|| What awaits at the South Star capital? I must go there as well...

この 俺 も 行か ね ば なる まい |おれ||いか||||

ザク

( ザク ) は はっ - Zaku! - Yes, sir!

( ラオウ ) ケンシロウ の 位置 は ? |||いち| Where is Kenshiro?

数 日 前 ドルフィ の 治め たる 村 に 出現 すう|ひ|ぜん|||おさめ||むら||しゅつげん A few days ago, he was seen at a village under Dolfi's control.

ドルフィ の 部隊 は 壊滅 ||ぶたい||かいめつ Dolfi's troops were wiped out.

ケンシロウ は 山 の フドウ と 共に ― ||やま||||ともに Along with Fudo of the Mountain,

南 斗 の 都 に 急 い で おる もよう です みなみ|と||と||きゅう||||| Kenshiro is heading for the capital of the South Star.

ふむ

ケンシロウ を 南 斗 最後 の 将 に 会わ せる わけ に は いか ぬ ||みなみ|と|さいご||すすむ||あわ|||||| We must not let Kenshiro meet the last general of the South Star.

( ザク ) で は ? Very well...

ザク ケンシロウ を 止めよ |||とどめよ Zaku, stop Kenshiro! Don't let him go any further.

これ 以上 先 に は 行か せる な 近く の 部隊 に 連絡 せい |いじょう|さき|||いか|||ちかく||ぶたい||れんらく|

は はっ Yes, sir!

( ラオウ ) ケンシロウ 南 斗 の 都 へ は 俺 が 先 に 行く ||みなみ|と||と|||おれ||さき||いく Kenshiro, I will get to the capital of the South Star first.

南 斗 最後 の 将 みなみ|と|さいご||すすむ Last general of the South Star, I will reveal your true identity.

その 正体 俺 が 見届け て やる |しょうたい|おれ||みとどけ||

( リハク ) ジュウザ よ Juza...

よく 決意 し て くれ た 礼 を 言う |けつい|||||れい||いう I appreciate the decision you've made. Thank you.

あんた に 礼 を 言わ れる 筋合い は ねえ よ ||れい||いわ||すじあい||| You don't have to thank me.

ジュウザ すべて は お前 の 拳 ( こぶし ) に かかって いる |||おまえ||けん|||| Juza, everything now rides on your fists.

我が 将 の 瞳 を 涙 で 曇らせ て は なら ぬ わが|すすむ||ひとみ||なみだ||くもらせ|||| You mustn't let tears cloud the eyes of our general!

分かって る 俺 の 好き で やる こと だ わかって||おれ||すき|||| I know. I'm doing it because I want to.

あの 人 に 涙 は 流さ せ ん |じん||なみだ||ながさ|| I won't let her down... No matter what.

必ず な かならず|

ジュウザ 様 表 に あなた 様 の お 友達 が |さま|ひょう|||さま|||ともだち| Juza-sama, your friends are waiting in the front.

何 っ ? 友達 ? なん||ともだち What? Friends?

( ジュウザ の 弟 分 たち ) ヘッヘヘヘ ハハハ ||おとうと|ぶん|||

ホッホ ホー

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 ) ||おとうと|ぶん|||かんせい

何 だ ? こりゃ あ なん||| What the hell is going on?

よっ 兄貴 の お出まし だ |あにき||おでまし|

い よ お ! カッコいい |||かっこいい

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 ) ||おとうと|ぶん|||かんせい

お前 ら … おまえ| You guys...

話 は 聞い た ぜ いよいよ 戦 を 始める ん だって な はなし||ききい||||いくさ||はじめる||| We heard the whole story! The war is finally starting, huh?

俺 たち も 混ぜ て くれよ 腕 が なま っち まっ て よ おれ|||まぜ|||うで||||||

( ジュウザ の 弟 分 1 ) 俺 たち も ついていく ぜ ! ||おとうと|ぶん|おれ|||| We'll go with you!

( ジュウザ の 弟 分 2 ) 雲 の ジュウザ 様 に 付き合う ぜ ||おとうと|ぶん|くも|||さま||つきあう| We'll go with Juza-sama of the Clouds!

バカ 野郎 ども が ばか|やろう|| You idiots!

て め えら ! Hey!

相手 を 誰 だ と 思って い や がる ん だ あいて||だれ|||おもって||||| Who do you think we're dealing with? It's Ken-Oh!

拳 王 だ ぜ けん|おう||

今や 飛ぶ 鳥 を 落とす 権勢 世紀 末 覇者 の 拳 王 だ いまや|とぶ|ちょう||おとす|けんせい|せいき|すえ|はしゃ||けん|おう|

死ぬ ぜ しぬ| You'll die... for sure.

必ず かならず

( どよめく 声 ) |こえ

ヘヘヘヘッ

ケンカ なら 相手 は デッカイ ほう が 面白い ぜ けんか||あいて|||||おもしろい|

( ジュウザ の 弟 分 たち ) そう だ そう だ ||おとうと|ぶん||||| - Yeah! - That's right!

拳 王 が 何 だ けん|おう||なん| Ken-Oh's nothing!

兄貴 が ダメ だって 言った って 勝手 に ついていく ぜ あにき||だめ||いった||かって||| Even if big brother says no, we'll still go anyway!

て め えら …

チッ

そろい も そろって バカ ばっかり だ |||ばか|| Nothing but a bunch of idiots!

( ジュウザ の 弟 分 3 ) 兄貴 怒った の か ? ||おとうと|ぶん|あにき|いかった|| Big brother... are you mad?

行き先 は 地獄 だ ぜ ! いきさき||じごく|| We're headed for Hell!

兄貴 と なら ば どこ でも 付き合い ます ぜ あにき||||||つきあい|| We'll go anywhere with you, big brother!

でも 天国 の ほう が 面白 そうです が ね |てんごく||||おもしろ|そう です|| But of course, I'd rather go to heaven!

よ おし 分かった ||わかった Alright, fine! Be my guest!

来 たい 奴 は みんな 来 や がれ ! らい||やつ|||らい||

( ジュウザ の 弟 分 たち の 歓声 ) ||おとうと|ぶん|||かんせい

( 最後 の 将 ) 雲 の ― さいご||すすむ|くも| Juza of the Clouds has moved...

ジュウザ が 動 い た ||どう||

( トウ ) はい 雄々しく 立ち上がり まし た ||おおしく|たちあがり|| Yes, he has stood up like a man... risking his life.

命 を 懸けて いのち||かけて

グズグズ する な ぐずぐず|| - No slacking off! - Next! Hurry up!

次 早く しろい つぎ|はやく|

( 拳 王 軍兵 A ) ほら お前 だ よ けん|おう|ぐんぴょう|||おまえ|| Hey! That's you!

( 拳 王 軍兵 B ) ふん よし 通れ けん|おう|ぐんぴょう||||とおれ Alright, cross.

オーケー 行け おーけー|いけ Alright, go.

( 拳 王 軍兵 A ) いい か ? よく 調べろ けん|おう|ぐんぴょう|||||しらべろ Listen! Check thoroughly!

ケンシロウ は 胸 に 七 つ の 傷 が ある ||むね||なな|||きず|| Kenshiro has seven scars on his chest.

もしも 見逃し たら ただ じゃ おか ねえ ぞ |みのがし|||||| If you miss him, you'll be in trouble!

( 村人 A ) すま ん むらびと|||

俺 たち だって こんな こと は し たく ねえ ん だ おれ||||||||||

分かって る って わかって|| I understand.

異常 あり ませ ん いじょう||| Nothing here.

よ おし いい か ? 貴 様 ら ||||とうと|さま| Alright. Listen, you!

拳 王様 の ため に 一心に 働け けん|おうさま||||いっしんに|はたらけ Work hard for Ken-Oh-sama. If you defy us, you will all die!

もし 我々 に 逆らったり すれ ば 貴 様 ら 皆殺し だ |われわれ||さからったり|||とうと|さま||みなごろし|

何で 俺 たち が ― なんで|おれ||

拳 王 の 手助け を し なきゃ な ん ねえ ん だ ? まったく けん|おう||てだすけ|||||||||

う う っ

何 だ と ? ナマ 言う ん じゃ ねえ なん|||なま|いう||| What's that? Watch your mouth.

拳 王様 は 絶対 だ から よ けん|おうさま||ぜったい||| Ken-Oh-sama has unrivalled power.

お前 たち は その お 手伝い が できる だけ でも 幸せ に 思い な おまえ|||||てつだい|||||しあわせ||おもい| Just be grateful that you can be useful to him!

( 拳 王 軍兵 たち の 笑い声 ) けん|おう|ぐんぴょう|||わらいごえ

( 拳 王 軍兵 B ) ほら 次 いく ぞ お前 だ けん|おう|ぐんぴょう|||つぎ|||おまえ|

あと が つかえ てん だ グズグズ する な ほら っ |||||ぐずぐず||||

バルダ 様 の ご 指示 どおり ― |さま|||しじ| As Vlad-sama ordered, we called up the villagers

村人 も 動員 し 警備 を 増やし まし た むらびと||どういん||けいび||ふやし||

( バルダ ) うむ Ken-Oh-sama gave us this special order himself.

拳 王様 から 特に ご 指示 が あった の だ けん|おうさま||とくに||しじ||||

もし この 橋 を 抜け られ そう な 時 は … ||きょう||ぬけ||||じ| You know what to do when he's about to cross the bridge?

分かって いる な ? わかって||

はっ Yes, sir. We've already prepared to blow up the bridge.

橋 を 爆破 する 手はず は すでに きょう||ばくは||てはず||

フッ フフ

奴 の 足 を とどめる だけ でも 大 手柄 やつ||あし|||||だい|てがら Just to stop him will be an achievement.

ケンシロウ を 殺せ ば 破格 の 出世 も 望み しだい ||ころせ||はかく||しゅっせ||のぞみ| If we kill Kenshiro, we'll get a special promotion!

( バット ) と いう わけ で 橋 は ここ 1 つ ばっと|||||きょう||| And so, this is the only bridge. Below is just a deep fissure.

あと は すげ え 地割れ が ずっと 続 い てる ||||じわれ|||つづ||

橋 の 手前 も 奥 も 兵隊 が たっぷり 頑張って て きょう||てまえ||おく||へいたい|||がんばって|

村人 も 使って ― むらびと||つかって They are even using the villagers to find the man

胸 に 七 つ の 傷 の ある 男 を 捜し てる ん だ むね||なな|||きず|||おとこ||さがし|||

つまり ケン あんた を |けん|| That'd be you, Ken...

( フドウ ) 拳 王 は すでに 南 斗 の 都 に 向かって ます |けん|おう|||みなみ|と||と||むかって| Ken-Oh is already headed for the capital of the South Star.

我々 も 急が ね ば なり ませ ん われわれ||いそが||||| We must hurry as well.

ここ は 私 と ケンシロウ さん の 2 人 で 一気に 橋 を ||わたくし|||||じん||いっきに|きょう|

( バット ) で も 村人 たち が 人質 に なって る よう な もん だ ぜ ばっと|||むらびと|||ひとじち|||||||| But the villagers are like hostages. It's too dangerous.

ヤバ い よ

それ に ― And it looks like the bridge is rigged with explosives.

あの 橋 に は どう も 爆弾 が 仕掛け られ てる みたい な ん だ |きょう|||||ばくだん||しかけ||||||

渡る 前 に 橋 を 壊さ れ たら 元 も 子 も なく な っち まう ぜ わたる|ぜん||きょう||こわさ|||もと||こ|||||| If they blow the bridge before we can cross it, it's over!

すると やはり 戦い を 避け て 渡ら ね ば ||たたかい||さけ||わたら|| Then we must cross without fighting.

しかし どう やって ? But how?

( 拳 王 軍兵 B ) 1 人 ずつ だ 早く しろ けん|おう|ぐんぴょう||じん|||はやく| One at a time, hurry up!

うん ?

お っ

へえ お 願 ( ね げ ) えし やす ||ねがい||||

なな … なん だ ? お前 は |||おまえ| Who the hell are you...

ヘヘヘッ We're on our way to bring straw to the next village.

おい ら たち は 隣 の 村 に ワラ を 運ぶ 途中 で ||||となり||むら||わら||はこぶ|とちゅう|

エヘヘ ヘヘ

ほら 出 て こい |だ|| Hey. Come on out.

( リン ) あ … お 姉ちゃん 早く 早く りん|||ねえちゃん|はやく|はやく

( バット ) へえ 今 ばっと||いま

( 拳 王 軍兵 A ) うん ? けん|おう|ぐんぴょう||

まあ 男 の 人 ! あたし 恥ずかしい |おとこ||じん||はずかしい

ウフフッ ウフッ

う う っ

か ー わ いい |-|| She's so cute...

ヘヘヘッ わし の 2 人 の 娘 です |||じん||むすめ|

まあ よし まあ いい Alright, that's fine. Hey! Check the wagon!

おい 荷車 の 中 を 調べろ |にぐるま||なか||しらべろ

うん …

ああ …

ああ …

( 村人 B ) どう し た ? むらびと|||| What's wrong?

何 か あった の か ? なん|||| Is something there?

( リン ) お 願い 見逃し て りん||ねがい|みのがし| Please let us go...

( 村人 C ) 何 も あり ませ ん むらびと||なん|||| There's nothing!

そう か Good. Kenshiro is with a boy, a girl, and a huge man.

ケンシロウ は 男 と 女 の ガキ と 大 男 の 4 人 連れ だ ||おとこ||おんな||がき||だい|おとこ||じん|つれ|

こいつ ら じゃ ねえ だ ろ う Can't be these three.

( リン ) ありがとう りん|

( 拳 王 軍兵 A ) よ おし 通れ けん|おう|ぐんぴょう||||とおれ Alright, cross!

( 拳 王 軍兵 B ) よ おし 次 ! けん|おう|ぐんぴょう||||つぎ Okay, next!

( バット ) 絶対 バレ た と 思った ぜ ばっと|ぜったい||||おもった| - I was certain they found out. - That man let us go.

( リン ) あの 人 見逃し て くれ た の ね りん||じん|みのがし|||||

よかった ぜ Thank goodness!

恥ずかしい を 思い を し て 変装 し た かい が あって はずかしい||おもい||||へんそう||||| It was worth embarrassing myself by dressing up.

あら ? とっても 似合う わ よ ||にあう|| I think you look great!

そう な の あたし って こんなに キレイ だった の ね Of course! I'm so beautiful. I'm just afraid of myself...

自分 が 怖い わ じぶん||こわい|

( リン たち の 笑い声 ) りん|||わらいごえ

さあ もう 一 度 慌て ない で いこ う ||ひと|たび|あわて|||| Alright, let's do this once more...

よっ しゃ Alright.

う っ う ああ ああ …

う へえ カワ イコ ちゃん だ なあ

いや あの あたし … - Ummm... I'm , uh... - Big sister!

( リン ) お 姉ちゃん りん||ねえちゃん

ハハハッ 食べ物 あげる から さ |たべもの|||

おじさん の お 嫁 さん に なら ない ? |||よめ||||

( バット ) げ ー っ ! 冗談 じゃ ない よ ばっと||-||じょうだん|||

でも あたし お 父さん が 何て 言う か |||とうさん||なんて|いう| But... I don't know what my father would say!

あの 兵隊 様 |へいたい|さま Soldier, sir, she's just a girl! She's not ready for marriage...

まだ こいつ は ほんの ネンネ で 嫁 に やる など … ||||||よめ|||

( バルダ の 部下 ) 何 ? 拳 王 軍団 の 兵士 は 婿 に でき ん と 言う の か ? ||ぶか|なん|けん|おう|ぐんだん||へいし||むこ|||||いう|| Are you saying you won't take Ken-Oh's soldier as her groom?

いや そんな … Not exactly...

じゃあ 俺 が もらう ぞ |おれ||| Then, I'll take her!

バッ … あっ お 姉ちゃん |||ねえちゃん Ba... I mean, sister!

や … やめ て ください

フッフフ いい じゃ ねえ か

( バルダ ) や めい !

( バルダ の 部下 ) あ あっ バルダ 様 ||ぶか||||さま Vlad-sama!

今 は ケンシロウ を 捜す 時 いま||||さがす|じ It's time for us to look for Kenshiro.

そう いう こと は ケンシロウ を 殺し て から だ ||||||ころし||| Leave that stuff for after we've killed Kenshiro!

へえ

( バット ) お 父さん ばっと||とうさん - Father! - Good girl.

よし よし

あの … もし 兵隊 様 ||へいたい|さま Sir, are you looking for someone named Kenshiro?

ケンシロウ と いう 人 を お 捜し で ? |||じん|||さがし|

そう だ - That's right. - You know him?

知って おる の か ? しって|||

いや あ あの … わし ぐれ え の 大 男 と ― |||||||だい|おとこ|

男の子 と 女の子 を 連れ た 目つき の 鋭い 奴 が ― おとこのこ||おんなのこ||つれ||めつき||するどい|やつ|

東 の ほう へ 向かって いき まし た よ ひがし||||むかって||||

( バルダ の 部下 ) バルダ 様 ||ぶか||さま Vlad-sama!

よし お前 軍隊 を 率い て そい つ ら を 追え |おまえ|ぐんたい||ひきい||||||おえ Alright! You lead the squad and go after them!

( バルダ の 部下 ) はっ ||ぶか| Yes, sir!

行く ぞ ! いく| Let's go!

それ じゃ へい 失礼 し ます |||しつれい|| - Well then, excuse us. - Thanks for your help.

ご 苦労 |くろう

( フドウ ) さあ 行く べ ( バット ) は あ ||いく||ばっと|| Let's go.

( 拳 王 軍兵 B ) 待て ! けん|おう|ぐんぴょう||まて Wait!

貴 様 そこ を 動く な とうと|さま|||うごく|

どう し た ? What's up?

村人 から の 密告 です その 荷車 の 中 が 怪しい と むらびと|||みっこく|||にぐるま||なか||あやしい| We got a tip from a villager. Something's fishy about the wagon!

こいつ が 何 か 見 て 見 ぬ ふり を し た そう です ||なん||み||み|||||||

ウ … ウソ です |うそ|

ほお 荷車 の 中 に 何 か 隠し て いる の か |にぐるま||なか||なん||かくし|||| So, they're hiding something in the wagon?

よし もう 1 度 調べ い ||たび|しらべ| Fine, search it again!

クソーッ 裏切り者 め |うらぎりもの|

すま ねえ 許し て くれ おふくろ が 病気 な ん じゃ ||ゆるし|||||びょうき||| Please, forgive me. My mother's sick.

褒美 の 食い物 が どう し て も 欲しかった ん じゃ ほうび||くいもの||||||ほしかった||

フフ フッ 褒美 か ? ||ほうび|

しかし 1 度 仲間 を 裏切った 者 は ― |たび|なかま||うらぎった|もの|

次に 拳 王 軍団 を も 裏切る かも しれ ん つぎに|けん|おう|ぐんだん|||うらぎる||| you might betray Ken-Oh's army next.

えっ ?

2 人 と も 殺せ ! じん|||ころせ Kill them both!

えっ ?

( バット ・ リン ) え えっ ばっと|りん||

ぐう あ ああ

う わ あ !

何て こと を なんて|| - How could they... - Search the wagon!

荷車 を 調べろ にぐるま||しらべろ

( 拳 王 軍兵 C ) へ い けん|おう|ぐんぴょう||| Yes, sir!

( 拳 王 軍兵 たち ) ヘッヘヘヘ けん|おう|ぐんぴょう||

やれ ! Do it!

( 拳 王 軍兵 たち ) いや あ ! けん|おう|ぐんぴょう|||

( 3 人 ) あっ じん|

( 拳 王 軍兵 たち ) う お っ けん|おう|ぐんぴょう||||

あっ ああ …

( 拳 王 軍兵 A ) 貴 様 ! ( 拳 王 軍兵 B ) こいつ けん|おう|ぐんぴょう||とうと|さま|けん|おう|ぐんぴょう|| - It's him! - Get him!

( ケンシロウ ) わ ちゃ ー ! |||-

北斗 円 環 斬 襲 脚 ( えんか ん ざん しゅ うきゃ く ) ほくと|えん|かん|き|おそ|あし|||||| North Star Toric Murderous Kick Attack!

( 拳 王 軍兵 たち ) う げ ええ … けん|おう|ぐんぴょう||||

う っ ケ … ケンシロウ か

( ケンシロウ ) ほお ー っ ! ||-|

ケンシロウ さん ( リン ) ケン ||りん|けん Kenshiro-san.

う う っ する と 貴 様 ら も ! |||||とうと|さま||

五 車 星 の 1 星 山 の フドウ いつ|くるま|ほし||ほし|やま|| One of the Five Chariot Stars, Fudo of the Mountains.

こんな 格好 を し ちゃ いる が ― |かっこう||||| I may look like a hottie, but I'm Kenshiro's first side-kick,

ケンシロウ の 1 の 子分 バット 様 よ |||こぶん|ばっと|さま|

お前 は 村人 の 命 を 何 だ と 思って いる の だ ? おまえ||むらびと||いのち||なん|||おもって||| How do value the lives of these villagers?

フフ フフッ 拳 王 部隊 のみ が 人間 よ ||けん|おう|ぶたい|||にんげん|

その 思い上がり 打ち砕 い て くれる |おもいあがり|うちくだ||| I'll shatter that arrogance of yours.

( バルダ ) できる かな ? 貴 様 に |||とうと|さま| Can you do it, bastard? Taste my three bladed spear!

俺 の 華山 三 叉 槍 ( かざん さん さ そう ) おれ||はなやま|みっ|さ|やり||||

受け て みろ うけ|| Take this!

や あっ た あっ と お あ !

うりゃ あ !

( ケンシロウ ) ほお ー ! ||-

なんの おりゃ あ No problem!

これ で 串 刺し だ ! ||くし|さし| I'll skewer you!

は あ ああ !

( バルダ ) うりゃ あ !

( ケンシロウ ) は ああ !

う あ ああ !

( バルダ ) おお っ

おお っ ぐ ああ …

下ろし や がれ おろし|| Put me down!

くっ お っ

お … 下ろし て ください |おろし|| Please let me down! Help me!

た … 助け て え |たすけ||

おお あ ああ …

あ た ー ! ||-

ぐ わ っ

あた た た たた た た

たた た た たた た た

たた た た たた た た

たた た た たた た た

ほ ー あた あっ ! |-||

あー べ ー し ー で ぶ っ ||-||-|||

ケンシロウ さん 急ぎ ま しょ う ||いそぎ||| Kenshiro-san, we'd better hurry.

拳 王 より 先 に 南 斗 の 都 へ けん|おう||さき||みなみ|と||と| Let's get to the capital of the South Star before Ken-Oh.

おお ? 花火 だ |はなび|

( ザク ) お ? Fireworks!

( ラオウ ) う うん ?

( 大勢 の ヤジ の 声 ) おおぜい||||こえ

( ザク ) む むっ 何 やつ ? |||なん| Huh!? Who's there?

( 大勢 の ヤジ の 声 ) おおぜい||||こえ

( 男 A ) 何とか 言って みろ よ おとこ||なんとか|いって||

( 大勢 の ヤジ の 声 ) おおぜい||||こえ

( 男 B ) 帰って 寝 て ろ ! おとこ||かえって|ね|| Go home already, bastards!

( 男 C ) 拳 王 の オッサン どう し た ? おとこ||けん|おう||||| - What's up, Ken-Oh! - Yeah!

( 男 たち ) どう し た ? どう し た ? おとこ|||||||

( 男 D ) こっち だ こっち だ オラ ! おとこ||||||

( 男 E ) 拳 王 の バカ 野郎 ! おとこ||けん|おう||ばか|やろう

何 やつ か ? 姿 を 見せ い なん|||すがた||みせ|

( 近づ い て くる クラクション の 音 ) ちかづ||||||おと

拳 王様 けん|おうさま Ken-Oh-sama!

南 斗 の 新手 の 部隊 か みなみ|と||あらて||ぶたい|

あれ は … Is that...?

ジュウザ

( ジュウザ の 弟 分 たち の 薄ら 笑い ) ||おとうと|ぶん|||うすら|わらい

ラオウ 久しぶり だ な |ひさしぶり|| Raoh! Long time no see!

やはり 雲 の ジュウザ か |くも||| Juza of the Clouds... just as I thought.

だが 貴 様 なぜ 動 い た ? |とうと|さま||どう|| But, why did you come here?

すでに この世 に 魂 を 捨て去った 貴 様 が なぜ ? |このよ||たましい||すてさった|とうと|さま|| You already abandoned your soul for the world, so why...

雲 ゆえ の 気まぐれ よ くも|||きまぐれ| That's the cloud's whim, is all. Raoh, I won't let you pass here.

ラオウ ここ は 通 さん |||つう|

( ラオウ ) ほお

だが 魂 を 捨て ― |たましい||すて Having abandoned your soul...

執念 も 何も ない 貴 様 の ふ ぬけ た 拳 で は ― しゅうねん||なにも||とうと|さま|||||けん|| Your fists will have no determination. You can't possibly defeat me!

この 俺 は 倒 せ ぬ ぞ |おれ||たお|||

ならば 試し て みる が よい |ためし|||| Then try me...

我が 拳 に 一 点 の 曇 り が ある か どう か わが|けん||ひと|てん||くもり|||||| Find out for yourself if there's even a haze on my fists!

お前 の 体 で な おまえ||からだ||

( ラオウ ) うん っ

( ジュウザ ) た あっ

ふ っ おりゃ あ

もらった あ ! I got you!

は あ !

( ラオウ ) ぬ お っ

うん っ

こや つ ふ ぬけ どころ か ― He hasn't lost his edge...

闘 気 も 覇気 も いささか も 衰え て は おら ぬ たたか|き||はき||||おとろえ|||| In fact, his fighting energy and spirit haven't weakened!

浅かった わ あさかった| A bit shallow...

む う っ

おお っ 拳 王様 の かぶと が … ||けん|おうさま|||

やった ぜい - He did it! - Awesome, big brother!

すげ ー ぜ 兄貴 |-||あにき

ジュウザ Juza, has your soul been revived?

貴 様 心 が よみがえった と いう の か ? とうと|さま|こころ||||||

すべて を 捨て た 貴 様 が ||すて||とうと|さま| You had abandoned everything...

何 ゆえ に ? なん|| So, why?

だが 貴 様 に 心 と 拳 が よみがえった 今 ― |とうと|さま||こころ||けん|||いま But if your soul and fists have been revived, then I must...

この 俺 も 馬 より 下り て 戦わ ね ば なる まい |おれ||うま||くだり||たたかわ||||

( ジュウザ ) さすが ラオウ 我 が 拳 の 威 を 認め た か |||われ||けん||たけし||みとめ|| lmpressive, Raoh. You approve the power of my fists?

では 我が 南 斗 最後 の 将 の ため この 場 に 拳 王 … |わが|みなみ|と|さいご||すすむ||||じょう||けん|おう Then for the last general of the South Star...

お前 を 葬 ろ う おまえ||ほうむ|| I shall bury you.

♪ ~

~ ♪

( ナレーター ) 恐怖 の 覇者 ラオウ に 向かう 1 人 の 戦士 なれーたー|きょうふ||はしゃ|||むかう|じん||せんし

今 拳 王 の 行く手 を 雲 が 止め た いま|けん|おう||ゆくて||くも||とどめ|

次回 北斗 の 拳 じかい|ほくと||けん Shozo Uehara Toshiki Inoue

「 対決 ジュウザ 対 ラオウ 今 無敵 伝説 に 終止符 を 」 たいけつ||たい||いま|むてき|でんせつ||しゅうしふ| Hiroshi Toda Yuuho Hanazono

( ケンシロウ ) 北斗 の 掟 ( おきて ) は 俺 が 守る |ほくと||おきて|||おれ||まもる