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涼宮ハルヒの憂鬱, Suzumiya Haruhi no Yuuutsu - 10

Suzumiya Haruhi no Yuuutsu - 10

( キョン ) 何 を たくらんで る の か 聞か せて もらおう

( 古泉 ) 何も

本当です よ 言って おき ます が この 件 に 期間 は 無関係です

一応 報告 は し ました けど いい じゃ ないで す か 合宿 も

( キョン ) 俺 が 引っかかって いる の は

お前 が セッティング した 旅だって こと だ

( 古泉 ) 涼 宮 ( すずみ や ) さん が 興味 を 持った の は

個人 所有 の 無人 島 だって こと らしい です

“ クローズドサークル が ” と か 言って ました ね

( キョン ) クローズドサークル って なんだ ?

( 古泉 ) ミステリー 用語 です よ

外部 と の 直接 的な 接触 を 断た れた 状況 の こと です

( キョン ) あの 吹雪 の 中 の 山荘 と か

台風 で つり橋 が 落ちて 隔離 さ れた ペンション みたいな こと か ?

( 古泉 ) 周り の 環境 に よって 当事 者 が その 場 に 閉じ込め られて しまう

つまり “ クローズド ” と いう わけです

( キョン ) それ が 今回 の 合宿 と どう つながる んだ ?

( 古泉 ) 人里 離れた 無人 島 です よ

これ で 嵐 でも 来れば クローズドサークル と して は

吹雪 の 山荘 に 並んで 双 璧 を 誇って いる 舞台 に なり ます

( キョン ) なぜ 俺 が この 大 海原 で 古泉 と 話 を して いる の か と いえば

期末 テスト の 返却 と いう ブラックマンデー から

ようやく 立ち直り かけて いた あの 日

あの 会議 に さかのぼら なければ なら ない

♪~

~♪

( ハルヒ ) みんな そろって る わ ね 今日 は 重要な 会議 の 日 だ から ね

あたし より 遅れて きた ヤツ は

缶 蹴り で 永遠に 鬼 の 役 の 刑 に しよう と 思って いた ところ よ

( キョン ) 今日 が 会議 の 日 な のである こと を

俺 が 聞いて い ない の は 言う まで も ない

夏 休み に SOS 団 初 の 合宿 を する こと が 決定 さ れた わ

( キョン ) 合宿 だ と ? ( ハルヒ ) そう 合宿 !

( キョン ) 俺 たち が そんな もん して な んに なる んだ ?

もう 場所 も 決まって る の よ ね 古泉 君

僕 の 遠い 親戚 に

結構な 富豪 である 人 が おら れ まして ね

無人 島 を 買い取って そこ に 別荘 を 建てる くらい

カネ を 持て余して いる 人 な んです

その 館 が 先日 落成 式 を 迎えた んです よ

喜んで ちょうだい 古泉 君

この 功績 に より あなた を 2 階級 特進 して

SOS 団 副 団長 に 任命 し ます !

拝 領 し ます

( キョン ) うらやましく ねえ よ

( ハルヒ ) … と いう わけで 3 泊 4 日 の 豪華 ツアー

行 くわ よ 孤島 !

きっと そこ に は 面白い こと が 待ち受けて いる に 決まって る の !

あたし の 役割 も もう 決まって る んだ から ね !

( 古泉 ) で は 名 探偵 に ついて 考えて み ましょう

ミステリー 的 創作 物 の 名 探偵 たち は

なぜ か 次々 に 不可解な 事件 に 巻き込ま れる こと に なって い ます

なぜ だ と 思い ます か ?

( キョン ) そう し ない と 話 に なら ない から だ ろ

( 古泉 ) 大 正解 です

そのような 事件 は フィクション

非 現実 的な 物語 の 世界 に しか あり ませ ん

ですが ここ で そんな

メタフィクショナル な こと を 言って いて は

身 も 蓋 も あり ませ ん ね

涼 宮 さん は まさに そのような 世界 に

身 を 投じよう と 考えて いる ようです から

( キョン ) そう いえば SOS 団 は

その ため に あいつ が 作った んだった な

そのような 非 現実 的で ミステリー な 事件 に 遭遇 する に は

それ に ふさわしい 場所 に 出かけ なければ なら ない

なぜなら 創作 上 の 名 探偵 たち は

そう やって 事件 に 巻き込ま れる から です

そんなに 都合 よく 事件 が 起きる わけ ないだ ろ

( 古泉 ) 確かに 現実 は 物語 の ように は いきま せ ん

しかし 今 向かって いる 孤島 と いう 場所 は

殺人 事件 の 舞台 と して うってつけだ と

世間 的に 考え られて いる のです

( キョン ) どこ の 世間 だ それ は ? えらく 狭い 世間 も あった もの だ

言いかえれば 名 探偵 の 現れる ところ に

奇怪な 事件 は 発生 する のです よ

名 探偵 と 呼ば れる 人間 に は

事件 を 呼ぶ 超 自然 的な 能力 が ある のです

正気 か ?

( 古泉 ) 僕 は いつでも ほどほどに 正気の つもりです

名 探偵 や クローズドサークル うんぬん は

僕 が そう 考えて いる わけで は なく

涼 宮 さん の 思考 パターン を トレース して みた だけ です

ああ つまり で すね 彼女 は なって み たい んです よ

名 探偵 に

これ だ !

ああ 惜しい !

( キョン ) ババ 抜き に “ 惜しい ” は ないだ ろ

は ~ い 次 次 ~!

残念

( キョン の 妹 ) ねえ ねえ キョン 君 ね あたし を 置いて いこう と した んだ よ

( キョン ) 連れて いく 予定 なんて なかった から だ

( 鳥 の さえずり )

お っ … うん ?

ひ っ !

テヘッ !

あ ~ ん イヤ ~!

( み くる ) 大 歓迎 でした のに ね ( 妹 ) ね ~!

よろしく お 願い し ます

うん

( キョン ) 朝比奈 ( あさひ な ) さん の 笑顔 に 免じて

許して やる か

( ハルヒ ) あと どれ くらい で 着く の ?

( 古泉 ) この フェリー で 約 6 時間 ほど の 旅 に なり ます

到着 した 港 で 知り合い が

待って いて くれる 手はず に なって い まして

そこ から 専用 クルーザー に 乗り換えて

1 時間 ほど の 航海 です ね

そこ に 孤島 と そびえ 立つ 館 が 待って いる と いう わけです

僕 も 行った こと が あり ませ ん ので

どのような 建物 な の か よく 知り ませ ん が

きっと 変な 建物 な んでしょう ね

ねえ 設計 した 人 の 名前 分かる ?

( キョン ) 聞いて どう する

そこ まで は 聞いて ませ ん が …

( 妹 ) わ ~ い ! いっち ば ~ ん !

すご ~ い !

( 古泉 ) “ それなり に 有名な 建築 家 に 頼んだ ”

… と いう ような こと は 言って いた ような

( キョン ) それなり で 結構

大体 ハルヒ が 期待 する ような 屋敷 だったら

それ は 多分 3 日 ぐらい 徹夜 続き の 上 に

アル 中 で もうろうと した ガウディ が

居眠り し ながら 設計 した ような 奇怪な もの に なる だろう

( ハルヒ ) 島 ! 館 !

SOS 団 の 夏期 合宿 に ふさわしい ったら ない わ ね

あっ がり ~! 3 番 !

言 っと く けど 負けたら ジュース おごり だ から

あたし は フルーツ 果汁 100% で いい わ

あたし コーラ

では 僕 は ロイヤルミルクティー を

( キョン ) お前 は 勝って から 言え

や っぱ 孤島 と いえば 事件 よ ね

( キョン ) 何も 起こり ませ ん ように 何も 起こり ませ ん ように

( 古泉 ) アハハ …

どのような 出来事 を 事件 と 言う の か は 定かで は あり ませ ん が

愉快な 旅 に なる こと を 願って い ます よ

あっ … あっ …

ぷわ っは ~!

妹 ちゃん み くるちゃ ん デッキ に 行き ましょう

化け物 イカ が 出て くる かも しれ ない し

うん 行こう ~!

( キョン ) いかんな そんな こと に なれば 長門 ( な が と ) の 出番 だ が

やれやれ

( ハルヒ ) 何 寝て ん の よ バカ さっさと 起き なさい よ

あんた は 真面目に 合宿 する つもり あん の ?

う う …

( み くる ) エヘッ 寝起き の 写真 撮っちゃ い ました

寝顔 も 撮って おき ました よく 寝て ました よ

( キョン ) えっ 寝顔 も ?

朝比奈 さん が 俺 を 隠し撮り する 理由 は なんだろう ?

ひょっとして かわいらしい 写真 立て に 入った ―

俺 の 写真 を 枕元 に 置いて

夜 ごと 夢 の 世界 に …

夜 ごと 夢 の 世界 に …

( ハルヒ ) 何 ニヤニヤ して ん の ?

バカ みたいだ から よした ほう が いい わ

み くる ちゃん に は 今回

SOS 団 臨時 カメラマン に なって もらう こと に した の よ

我が SOS 団 の 活動 記録 を 後世 に 残す ため の

貴重な 資料 と する わけ

でも 撮る の は あたし の 指示 よ

それ で 俺 の 寝顔 と 寝起き 顔 の どこ に 資料 的 価値 が ある って んだ ?

合宿 の 緊張 感 も 持た ず に

まぬけ 面 で 寝て る あんた の 写真 を さらす こと に よって

後 の 世 の 戒め と す ん の !

いい ? 団長 が 起きて ん のに 下っ端 が グーグー 寝て る なんて

モラル と 規律 と 団 則 に

違反 する んだ から ね ! うん ? ( 汽笛 )

( ハルヒ ) さあ 行く わ よ ! 不思議な 島 が 待って る わ !

( キョン ) 不思議な 島 ね

( キョン ) パノラマ 島 と か インファント 島 じゃ ない よ な ?

せめて 突然 浮き上がったり 泳ぎ だしたり し なければ いい のだ が

( 古泉 ) 大丈夫です よ

なんの 変哲 も ない 単なる 離れ 小 島 です

そこ に は 怪獣 も 頭 が 一風 変わった 博士 も いま せ ん

僕 が 保障 し ます

( キョン ) お前 の 保障 が 一 番 信用 でき ない から な

( 古泉 ) や あ 新川 ( あら かわ ) さん ! お 久しぶりです

森 ( もり ) さん も 出迎え ご苦労さまです

わざわざ すみ ませ ん ね

こちら が 僕 の かけがえのない 友人 の 方 たち です

( 新 川 ) こちら に 船 を 用意 して ございます

我が あるじ の 待つ 島 まで は 半時 ほど の 船旅 に なり ます

不便 か と 存じ ます が ご 容赦 の ほど を

全然 かまわ ない わ それ で こそ 孤島 よ ね !

半時 と いわ ず 何 時間 で も いい わ

絶海 の 孤島 が あたし の 求める 状況 だ も の

キョン み くるちゃ ん あんた たち も もっと 喜び なさい

孤島 に は 館 が あって 怪しい 執事 と メイド さん まで いる の よ

そんな 島 は 日本 中 探して も あと 2 つ くらい よ

( キョン ) 2 つ も ねえ よ !

わ っ … わ あ すごい で すね ~

楽しみだ なあ …

うわ ~!

( キョン ) うん ?

森 さん から メイド の なんたる か を 勉強 しよう と して いる のだろう か

変な ところ で 真面目な んだ から な

それ で ? その 建物 は なんて 呼ば れて る の ?

( 森 ) … と いい ます と ?

黒 死 ( こくし ) 館 と か リラ 荘 と か 纐纈 ( こうけつ ) 城 と か

そんな 感じ の 名前 が ついて る んでしょ ?

いえ 特に

おかしな 仕掛け が いっぱい 隠さ れて いたり と か

設計 した 人 が 非業 の 死 を 遂げた と か

泊まる と 絶対 死んで しまう 部屋 が ある と か !

ございませ ん

( キョン ) 空気 が 死んだ

( ハルヒ ) ねえ 館 の 主人 が 仮面 かぶって る と か

頭 の 中 が ちょっと 爽 や かな 三 姉妹 が いる と か

そして 誰 も い なく なったり …

し ませ ん な 今 の ところ は まだ

じゃあ これ から 起こる 可能 性 は かなり 高い わ ね

そう である の かも しれ ませ ん

わ っ ! 見えて きた ! あれ が 館 ?

( 新 川 ) 別荘 で ございます

( ハルヒ ) なんか 普通 ね …

( 妹 ) あの 人 だ あれ ? ( ハルヒ ) 屋敷 の ご 主人 かしら ?

随分 若い けど

僕たち 以外 の 招待 客 です よ

館 の 持ち主 の 弟 多 丸 裕 ( たまる ゆたか ) さん です

前 に 一 度 だけ 会った こと が あり ます

そういう こと は 先 に 言って おけよ

俺 たち 意外に も 呼ば れて る 人 が いる なんて 初耳 だ ぞ

( 裕 ) ようこそ !

( チャイム )

( 圭一 ( けい いち )) や あ いらっしゃい

今日 は お 招き いただき 誠に ありがとう ございます

こんな 立派な お 屋敷 に 泊まれる なんて

ものすごく あり がたい と 思い ます

全員 を 代表 し ここ に お 礼 申し上げ ます

あれ ま 一樹 ( いつき ) 君 から 聞いて いた ウワサ と は 随分 違う ね

確か もっと フランクな 少女 だ と ばかり

あっ そう ? はじめ まして 館 の ご 主人 !

早速 です けど この 館 何 か 事件 が 起こった こと ある ?

それ に この 島 現地 の 人 から なんとか 島 と か 呼ば れて

恐れ られて いる 言い伝え と かない ?

あたし は そういう の が 趣味 な の よ

アハハハ …

きみの 趣味 に は 大いに 同調 する けど 事件 は まだ 起こった こと が ない よ

つい 先日 完成 した ばかりの 建物 だ から ね

島 の 来歴 に ついて も 特に 不吉 と は 聞いて ない が

無人 島 だった しね

さあ 立ち話 も なんだ から どうぞ 中 へ

洋風 だ から 土足 の まま で かまわ ない よ

( み くる ) わ あ ステキな 部屋 ! ( ハルヒ ) 案外 普通 ね

まあ 1 人 1 部屋 と いう こと で いい で は ないで す か

ちなみに 鍵 は かかり ます よ ね ?

もちろん だ

オートロック で 閉め出さ れる こと は ない が

鍵 は なくさ ない ように して くれたら ありがたい

妹 さん は 私 と 一緒 ね

おとなしく して いる んだ ぞ

は ~ い

怪しく ない の が 逆に 怪しい わ !

じゃあ 見るからに 怪しかったら どう な んだ よ ?

( ハルヒ ) 見た まま よ 怪しい に 決まって る じゃ ない

( キョン ) つまり こいつ の 主観 で は

怪しく ない もの など 一 つ も ない と いう こと か

( ハルヒ ) 分かった わ ! ( キョン ) 何 が だ ?

( ハルヒ ) 犯人 ! ( キョン ) なんの 犯人 だ

まだ 何も 始まって など い ない ぞ 到着 した ばかりだろう が

( ハルヒ ) あたし の 勘 で は 犯人 は ここ の 主人 圭一 さん よ !

最初に 狙わ れる の は み くる ちゃん ね !

えっ …

( キョン ) 世話に なって る 身 で 何 物騒な こと 考えて んだ

少し は 高校 生 らしく だ な …

そう ね まずは 泳ぎ ね

海 に 来たら 泳ぐ 以外 の 何も する こと は ない と 言って も

過言 で は ない わ

( キョン ) やれやれ まあ さすが に ハルヒ でも

心底 人 死 に が 出る こと を 望んで いる わけで は ない だろう

( キョン ) 今回 の 旅 で 一 番 の 収穫 は この 瞬間 だ

これ で こそ 海 の 合宿 って もんだ

うん ?

( 古泉 ) 楽しみ 方 は 人 それぞれ です よ

余暇 の 時間 は 自分 の 好きな ように 過ごす べきです

特に 涼 宮 さん に は 退屈 を 紛らわす こと が できる ように

こちら から 娯楽 を 提供 する まで です

こら ~! キョン 古泉 君 あんた ら も 来 なさ ~ い !

( キョン ) は あ ~ ( 妹 ) あたし も ~!

( み くる ) え ~ い !

( キョン ) どれ が ビーチボール ?

( ハルヒ ) ヤッホー ! ( み くる ) キャ ~!

す っ ごく おいしい わ ! 誰 が 作って る の ?

執事 の 新川 が 料理 長 も 兼ねて いる なかなか の もの だ ろ ?

ぜひ お礼 を 言い たいわ ね 後 で 呼んで ちょうだい

よく 食べる ね

( 森 ) お 飲み物 は いかがです か ?

( み くる ) どうした の ? ( 妹 ) ピーマン きら ~ い

ちゃんと 食べ ない と 朝比奈 さん みたいに なれ ない ぞ

こんな 究極 な メニュー めったに ない んだ から

アハッ …

プハ ~ ッ ! ホントに これ 全部 タダ で いい の ?

学校 の 食堂 も この くらい 気前 が よければ いい のに

( はしゃぐ 声 )

お っ ?

( キョン ) ああ っ ! ( ハルヒ ) バカ ね

( キョン ) こうして 十分 すぎる ほど 多 丸 氏 の ご 厚意 に 甘えた 俺 たち は

変わった こと も なく 無事 1 日 目 を 終了 した

と … ここ まで で 終わって いれば どれほど 救わ れた こと だろう と 思う

( キョン ) 2 日 目 の 朝 天気 は いきなり 嵐 に なった

我が あるじ は 特に 朝 に 弱い お方 で

寝起き が あまり よろしく ございませ ん

午前 中 は こうして 失礼 さ せて いただき ます が

ご 了承 ください ませ

ツイ て ない わ ね こんな 時 に 台風 が 来る なんて

( 古泉 ) 足 の 速い 台風 の ようです し

あさって まで に は なんとか なる でしょう

突然 やって 来た ように 去って しまう の も 突然です よ

( キョン ) だ が 昨日 の 時点 で 台風 が 来る なんて 情報 は

どこ から も 入って なかった ぞ

( キョン ) この 嵐 は ど いつ の 頭 から 湧いて 出た もの な んだ ?

でも さ これ で 本当に 嵐 の 孤島 に なった わ

一生 もん の 状況 よ

やっぱり 起こる かも しれ ない わ ね 事件 !

( み くる ) えっ !

( キョン ) 波 の 具合 は 船 を 出せる 許容 範囲 を はるかに 超えて いる そうだ し

俺 たち は 不本意に も ハルヒ の 本意 に よって

この 島 に 閉じ込め られ たって こと か

クローズドサークル まさか …

外 に 出る こと が でき ない 俺 たち は

地下 に ある 遊 戯室 で 一 日 過ごす こと に した

くらえ !

スーパー ウルトラ ミラクル エキセントリック サーブ !

お っ !

( 妹 ) ねえ ねえ 面白い ? うん ?

( ハルヒ ) ウフフ …

( キョン ) う ~ ん …

よし リーチ だ !

それ ロン ! 多分 1万 点 くらい

涼 宮 さん それ 役 満 です よ

( キョン ) ノーレート で 助かった

お やおや 盛り上がって ます なあ

僕 も 混ぜて もらおう かな

どうぞ

( 妹 ) 振り込み って 詐欺 ? ( み くる ) えっ ?

私 は 片づけて おき たい 仕事 が ある ので

そろそろ 失礼 さ せて もらう よ

( キョン ) 多 丸 圭一 氏 も 裕 さん も 新川 さん 森 さん コンビ も

古泉 の 知り合い に して は 普通の 人 に 見える

妙な 事件 が 発生 する に は ちょっと 登場 人物 が 足りない だろう

リーチ !

( 一同 ) 王様 だ ~ れ だ ?

あたし よ ! じゃあ 2 番 の 人

後ろ 向いて 振り返り ながら “ 大好き ” って やって !

2 番 誰 ?

大好き

か あ ~! そう じゃ ない の よ 有希 ( ゆき ) もっと こう 感情 を 込めて !

大好き

ちょっと キョン やって みて よ

なんで 俺 が ?

なんでも いい の ! 王様 の 命令 よ !

( キョン ) 大 … ( ハルヒ ) や っぱ いい わ

( 笑い声 ) ( キョン ) なんて わがままな 王様 だ

… って いう か いつも の ハルヒ じゃ ない か

この後 の 青春 の 1 ページ も

ただ 笑って 読み 飛ば せる と 思って いた のだ が

そう は 問屋 が 卸さ なかった

この 場合 の 問屋 が どんな 業種 で

何 を 取り次いで いる の か は 分から ない が

もし どこ の 問屋 か 分かって いたら

俺 は そこ に 1 年 くらい の 業務 停止 命令 を 出し たい

おい ハルヒ … ぐ わ っ !

甘い わ よ 合宿 と いえば 枕 投げ じゃ ない !

( キョン ) ほぼ 徹 夜明け の 朝 から どう すれば そんな 元気 が 出る んだ

( 古泉 ) 枕 投げ です か

どうりで 涼 宮 さん が 朝 食後 2 階 全部 の 部屋 を 回って

枕 を 集めて いた わけです

( キョン ) 俺 たち の 武器 も 先 に 回収 済み って と こか

( ハルヒ ) ほっ !

ああ …

新川 さん 何 か 問題 でも ?

はい 実は 先ほど 森 を 裕 様 の 部屋 へ やった のです が

おら れ ない ような のです

( キョン ) 裕 さん が い ない ?

ベッド を 使わ れた 形跡 も なく

心当たり の ある ところ を 捜して も 見当たり ませ ん

圭一 さん に 聞いて みて は どう でしょう ?

( 新 川 ) それ が 主人 の 部屋 に 内線 で 連絡 を 試みた のです が

返答 が ない のです

( ハルヒ ) 何 それ ? 裕 さん が 行方 不明 で 圭一 さん が 電話 に 出 ない って こと ?

端的に 申し ます と そういう こと で ございます

( 古泉 ) 圭一 さん の 部屋 に 入って みれば どう です ?

合 鍵 くらい ない んです か ?

主人 の 部屋 だけ は 別で ございまして

予備 の 鍵 も 主人 しか 持って おり ませ ん

仕事 関係 の 書類 も 持ち込ま れて おり ます ので

用心 の ため に

( 古泉 ) 見 に 行った ほう が よ さ そうです ね

キョン 行き ましょう 胸騒ぎ が する わ

さあ 有希 も み くる ちゃん も ! 妹 ちゃん は ここ に いなさ い

あっ

えっ ?

( 古泉 ) 圭一 さん 圭一 さん いたら 返事 して ください !

ダメです

最終 手段 です この ドア を 体当たり して 破り ましょう

一刻 を 争う 事態 に なって いる かも しれ ませ ん

( キョン ) よし ! ( 新 川 ) やり ましょう

( 新 川 ) ん ~!

ん !

( キョン ) これ で 破壊 できる の は ドラマ の 世界 だけ か ?

( 新 川 ) て や ~!

う っ 痛 ( いて ) て …

あっ …

( キョン ) まさか 冗談 だ ろ ?

♪~

~♪


Suzumiya Haruhi no Yuuutsu - 10 suzumiya|haruhi||yuuutsu Suzumiya Haruhi no Yuuutsu - 10

( キョン ) 何 を たくらんで る の か 聞か せて もらおう |なん||||||きか||

( 古泉 ) 何も こいずみ|なにも

本当です よ   言って おき ます が この 件 に 期間 は 無関係です ほんとうです||いって|||||けん||きかん||むかんけいです

一応 報告 は し ました けど いい じゃ ないで す か   合宿 も いちおう|ほうこく||||||||||がっしゅく|

( キョン ) 俺 が 引っかかって いる の は |おれ||ひっかかって|||

お前 が セッティング した 旅だって こと だ おまえ||||たびだって||

( 古泉 ) 涼 宮 ( すずみ や ) さん が 興味 を 持った の は こいずみ|りょう|みや|||||きょうみ||もった||

個人 所有 の 無人 島 だって こと らしい です こじん|しょゆう||むじん|しま||||

“ クローズドサークル が ” と か 言って ました ね ||||いって||

( キョン ) クローズドサークル って なんだ ?

( 古泉 ) ミステリー 用語 です よ こいずみ|みすてりー|ようご||

外部 と の 直接 的な 接触 を 断た れた 状況 の こと です がいぶ|||ちょくせつ|てきな|せっしょく||たた||じょうきょう|||

( キョン ) あの 吹雪 の 中 の 山荘 と か ||ふぶき||なか||さんそう||

台風 で つり橋 が 落ちて 隔離 さ れた ペンション みたいな こと か ? たいふう||つりばし||おちて|かくり|||ぺんしょん|||

( 古泉 ) 周り の 環境 に よって 当事 者 が その 場 に 閉じ込め られて しまう こいずみ|まわり||かんきょう|||とうじ|もの|||じょう||とじこめ||

つまり “ クローズド ” と いう わけです

( キョン ) それ が 今回 の 合宿 と どう つながる んだ ? |||こんかい||がっしゅく||||

( 古泉 ) 人里 離れた 無人 島 です よ こいずみ|ひとざと|はなれた|むじん|しま||

これ で 嵐 でも 来れば クローズドサークル と して は ||あらし||くれば||||

吹雪 の 山荘 に 並んで 双 璧 を 誇って いる 舞台 に なり ます ふぶき||さんそう||ならんで|そう|かべ||ほこって||ぶたい||| It will be a stage that boasts a double wall alongside the snowstorm mountain cottage.

( キョン ) なぜ 俺 が この 大 海原 で 古泉 と 話 を して いる の か と いえば ||おれ|||だい|うなばら||こいずみ||はなし|||||||

期末 テスト の 返却 と いう ブラックマンデー から きまつ|てすと||へんきゃく||||

ようやく 立ち直り かけて いた あの 日 |たちなおり||||ひ

あの 会議 に さかのぼら なければ なら ない |かいぎ|||||

♪~

~♪

( ハルヒ ) みんな そろって る わ ね 今日 は 重要な 会議 の 日 だ から ね ||||||きょう||じゅうような|かいぎ||ひ|||

あたし より 遅れて きた ヤツ は ||おくれて||やつ|

缶 蹴り で 永遠に 鬼 の 役 の 刑 に しよう と 思って いた ところ よ かん|けり||えいえんに|おに||やく||けい||||おもって|||

( キョン ) 今日 が 会議 の 日 な のである こと を |きょう||かいぎ||ひ||||

俺 が 聞いて い ない の は 言う まで も ない おれ||きいて|||||いう|||

夏 休み に SOS 団 初 の 合宿 を する こと が 決定 さ れた わ なつ|やすみ||sos|だん|はつ||がっしゅく|||||けってい|||

( キョン ) 合宿 だ と ? ( ハルヒ ) そう 合宿 ! |がっしゅく|||||がっしゅく

( キョン ) 俺 たち が そんな もん して な んに なる んだ ? |おれ|||||||||

もう 場所 も 決まって る の よ ね 古泉 君 |ばしょ||きまって|||||こいずみ|きみ

僕 の 遠い 親戚 に ぼく||とおい|しんせき|

結構な 富豪 である 人 が おら れ まして ね けっこうな|ふごう||じん|||||

無人 島 を 買い取って そこ に 別荘 を 建てる くらい むじん|しま||かいとって|||べっそう||たてる|

カネ を 持て余して いる 人 な んです かね||もてあまして||じん||

その 館 が 先日 落成 式 を 迎えた んです よ |かん||せんじつ|らくせい|しき||むかえた||

喜んで ちょうだい 古泉 君 よろこんで||こいずみ|きみ

この 功績 に より あなた を 2 階級 特進 して |こうせき|||||かいきゅう|とくしん|

SOS 団 副 団長 に 任命 し ます ! sos|だん|ふく|だんちょう||にんめい||

拝 領 し ます おが|りょう||

( キョン ) うらやましく ねえ よ

( ハルヒ ) … と いう わけで 3 泊 4 日 の 豪華 ツアー ||||はく|ひ||ごうか|つあー

行 くわ よ 孤島 ! ぎょう|||ことう

きっと そこ に は 面白い こと が 待ち受けて いる に 決まって る の ! ||||おもしろい|||まちうけて|||きまって||

あたし の 役割 も もう 決まって る んだ から ね ! ||やくわり|||きまって||||

( 古泉 ) で は 名 探偵 に ついて 考えて み ましょう こいずみ|||な|たんてい|||かんがえて||

ミステリー 的 創作 物 の 名 探偵 たち は みすてりー|てき|そうさく|ぶつ||な|たんてい||

なぜ か 次々 に 不可解な 事件 に 巻き込ま れる こと に なって い ます ||つぎつぎ||ふかかいな|じけん||まきこま||||||

なぜ だ と 思い ます か ? |||おもい||

( キョン ) そう し ない と 話 に なら ない から だ ろ |||||はなし||||||

( 古泉 ) 大 正解 です こいずみ|だい|せいかい|

そのような 事件 は フィクション |じけん||ふぃくしょん

非 現実 的な 物語 の 世界 に しか あり ませ ん ひ|げんじつ|てきな|ものがたり||せかい||||| Only in the world of unrealistic stories

ですが ここ で そんな

メタフィクショナル な こと を 言って いて は ||||いって||

身 も 蓋 も あり ませ ん ね み||ふた|||||

涼 宮 さん は まさに そのような 世界 に りょう|みや|||||せかい|

身 を 投じよう と 考えて いる ようです から み||とうじよう||かんがえて|||

( キョン ) そう いえば SOS 団 は |||sos|だん|

その ため に あいつ が 作った んだった な |||||つくった||

そのような 非 現実 的で ミステリー な 事件 に 遭遇 する に は |ひ|げんじつ|てきで|みすてりー||じけん||そうぐう|||

それ に ふさわしい 場所 に 出かけ なければ なら ない |||ばしょ||でかけ|||

なぜなら 創作 上 の 名 探偵 たち は |そうさく|うえ||な|たんてい||

そう やって 事件 に 巻き込ま れる から です ||じけん||まきこま|||

そんなに 都合 よく 事件 が 起きる わけ ないだ ろ |つごう||じけん||おきる|||

( 古泉 ) 確かに 現実 は 物語 の ように は いきま せ ん こいずみ|たしかに|げんじつ||ものがたり||||||

しかし 今 向かって いる 孤島 と いう 場所 は |いま|むかって||ことう|||ばしょ|

殺人 事件 の 舞台 と して うってつけだ と さつじん|じけん||ぶたい||||

世間 的に 考え られて いる のです せけん|てきに|かんがえ|||

( キョン ) どこ の 世間 だ それ は ? えらく 狭い 世間 も あった もの だ |||せけん|||||せまい|せけん||||

言いかえれば 名 探偵 の 現れる ところ に いいかえれば|な|たんてい||あらわれる||

奇怪な 事件 は 発生 する のです よ きかいな|じけん||はっせい|||

名 探偵 と 呼ば れる 人間 に は な|たんてい||よば||にんげん||

事件 を 呼ぶ 超 自然 的な 能力 が ある のです じけん||よぶ|ちょう|しぜん|てきな|のうりょく|||

正気 か ? しょうき|

( 古泉 ) 僕 は いつでも ほどほどに 正気の つもりです こいずみ|ぼく||||しょうきの|

名 探偵 や クローズドサークル うんぬん は な|たんてい||||

僕 が そう 考えて いる わけで は なく ぼく|||かんがえて||||

涼 宮 さん の 思考 パターン を トレース して みた だけ です りょう|みや|||しこう|ぱたーん||とれーす||||

ああ つまり で すね 彼女 は なって み たい んです よ ||||かのじょ||||||

名 探偵 に な|たんてい|

これ だ !

ああ 惜しい ! |おしい

( キョン ) ババ 抜き に “ 惜しい ” は ないだ ろ ||ぬき||おしい|||

は ~ い 次 次 ~! ||つぎ|つぎ

残念 ざんねん

( キョン の 妹 ) ねえ ねえ キョン 君 ね あたし を 置いて いこう と した んだ よ ||いもうと||||きみ||||おいて|||||

( キョン ) 連れて いく 予定 なんて なかった から だ |つれて||よてい||||

( 鳥 の さえずり ) ちょう||

お っ … うん ?

ひ っ !

テヘッ !

あ ~ ん イヤ ~! ||いや

( み くる ) 大 歓迎 でした のに ね ( 妹 ) ね ~! ||だい|かんげい||||いもうと|

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

うん

( キョン ) 朝比奈 ( あさひ な ) さん の 笑顔 に 免じて |あさひな|||||えがお||めんじて

許して やる か ゆるして||

( ハルヒ ) あと どれ くらい で 着く の ? |||||つく|

( 古泉 ) この フェリー で 約 6 時間 ほど の 旅 に なり ます こいずみ||ふぇりー||やく|じかん|||たび|||

到着 した 港 で 知り合い が とうちゃく||こう||しりあい|

待って いて くれる 手はず に なって い まして まって|||てはず||||

そこ から 専用 クルーザー に 乗り換えて ||せんよう|||のりかえて

1 時間 ほど の 航海 です ね じかん|||こうかい||

そこ に 孤島 と そびえ 立つ 館 が 待って いる と いう わけです ||ことう|||たつ|かん||まって||||

僕 も 行った こと が あり ませ ん ので ぼく||おこなった||||||

どのような 建物 な の か よく 知り ませ ん が |たてもの|||||しり|||

きっと 変な 建物 な んでしょう ね |へんな|たてもの|||

ねえ 設計 した 人 の 名前 分かる ? |せっけい||じん||なまえ|わかる

( キョン ) 聞いて どう する |きいて||

そこ まで は 聞いて ませ ん が … |||きいて|||

( 妹 ) わ ~ い !  いっち ば ~ ん ! いもうと|||||

すご ~ い !

( 古泉 ) “ それなり に 有名な 建築 家 に 頼んだ ” こいずみ|||ゆうめいな|けんちく|いえ||たのんだ

… と いう ような こと は 言って いた ような |||||いって||

( キョン ) それなり で 結構 |||けっこう

大体 ハルヒ が 期待 する ような 屋敷 だったら だいたい|||きたい|||やしき|

それ は 多分 3 日 ぐらい 徹夜 続き の 上 に ||たぶん|ひ||てつや|つづき||うえ|

アル 中 で もうろうと した ガウディ が |なか|||||

居眠り し ながら 設計 した ような 奇怪な もの に なる だろう いねむり|||せっけい|||きかいな||||

( ハルヒ ) 島 ! 館 ! |しま|かん

SOS 団 の 夏期 合宿 に ふさわしい ったら ない わ ね sos|だん||かき|がっしゅく||||||

あっ がり ~! 3 番 ! ||ばん

言 っと く けど 負けたら ジュース おごり だ から げん||||まけたら|じゅーす|||

あたし は フルーツ 果汁 100% で いい わ ||ふるーつ|かじゅう|||

あたし コーラ |こーら

では 僕 は ロイヤルミルクティー を |ぼく|||

( キョン ) お前 は 勝って から 言え |おまえ||かって||いえ

や っぱ 孤島 と いえば 事件 よ ね ||ことう|||じけん||

( キョン ) 何も 起こり ませ ん ように 何も 起こり ませ ん ように |なにも|おこり||||なにも|おこり|||

( 古泉 ) アハハ … こいずみ|

どのような 出来事 を 事件 と 言う の か は 定かで は あり ませ ん が |できごと||じけん||いう||||さだかで|||||

愉快な 旅 に なる こと を 願って い ます よ ゆかいな|たび|||||ねがって|||

あっ … あっ …

ぷわ っは ~!

妹 ちゃん み くるちゃ ん デッキ に 行き ましょう いもうと|||||でっき||いき|

化け物 イカ が 出て くる かも しれ ない し ばけもの|いか||でて|||||

うん   行こう ~! |いこう

( キョン ) いかんな   そんな こと に なれば 長門 ( な が と ) の 出番 だ が ||||||ながと|||||でばん||

やれやれ

( ハルヒ ) 何 寝て ん の よ バカ さっさと 起き なさい よ |なん|ねて||||ばか||おき||

あんた は 真面目に 合宿 する つもり あん の ? ||まじめに|がっしゅく||||

う う …

( み くる ) エヘッ   寝起き の 写真 撮っちゃ い ました |||ねおき||しゃしん|とっちゃ||

寝顔 も 撮って おき ました よく 寝て ました よ ねがお||とって||||ねて|| I also took a picture of my sleeping face. I slept well.

( キョン ) えっ 寝顔 も ? ||ねがお|

朝比奈 さん が 俺 を 隠し撮り する 理由 は なんだろう ? あさひな|||おれ||かくしどり||りゆう||

ひょっとして かわいらしい 写真 立て に 入った ― ||しゃしん|たて||はいった

俺 の 写真 を 枕元 に 置いて おれ||しゃしん||まくらもと||おいて

夜 ごと 夢 の 世界 に … よ||ゆめ||せかい|

夜 ごと 夢 の 世界 に … よ||ゆめ||せかい|

( ハルヒ ) 何 ニヤニヤ して ん の ? |なん||||

バカ みたいだ から よした ほう が いい わ ばか|||||||

み くる ちゃん に は 今回 |||||こんかい

SOS 団 臨時 カメラマン に なって もらう こと に した の よ sos|だん|りんじ|かめらまん||||||||

我が SOS 団 の 活動 記録 を 後世 に 残す ため の わが|sos|だん||かつどう|きろく||こうせい||のこす||

貴重な 資料 と する わけ きちょうな|しりょう|||

でも 撮る の は あたし の 指示 よ |とる|||||しじ|

それ で 俺 の 寝顔 と 寝起き 顔 の どこ に 資料 的 価値 が ある って んだ ? ||おれ||ねがお||ねおき|かお||||しりょう|てき|かち||||

合宿 の 緊張 感 も 持た ず に がっしゅく||きんちょう|かん||もた||

まぬけ 面 で 寝て る あんた の 写真 を さらす こと に よって |おもて||ねて||||しゃしん|||||

後 の 世 の 戒め と す ん の ! あと||よ||いましめ||||

いい ?  団長 が 起きて ん のに 下っ端 が グーグー 寝て る なんて |だんちょう||おきて|||したっぱ|||ねて||

モラル と 規律 と 団 則 に もらる||きりつ||だん|そく|

違反 する んだ から ね !  うん ? ( 汽笛 ) いはん||||||きてき

( ハルヒ ) さあ 行く わ よ ! 不思議な 島 が 待って る わ ! ||いく|||ふしぎな|しま||まって||

( キョン ) 不思議な 島 ね |ふしぎな|しま|

( キョン ) パノラマ 島 と か インファント 島 じゃ ない よ な ? |ぱのらま|しま||||しま||||

せめて 突然 浮き上がったり 泳ぎ だしたり し なければ いい のだ が |とつぜん|うきあがったり|およぎ||||||

( 古泉 ) 大丈夫です よ こいずみ|だいじょうぶです|

なんの 変哲 も ない 単なる 離れ 小 島 です |へんてつ|||たんなる|はなれ|しょう|しま|

そこ に は 怪獣 も 頭 が 一風 変わった 博士 も いま せ ん |||かいじゅう||あたま||いっぷう|かわった|はかせ||||

僕 が 保障 し ます ぼく||ほしょう||

( キョン ) お前 の 保障 が 一 番 信用 でき ない から な |おまえ||ほしょう||ひと|ばん|しんよう||||

( 古泉 ) や あ 新川 ( あら かわ ) さん !  お 久しぶりです こいずみ|||あらかわ|||||ひさしぶりです

森 ( もり ) さん も 出迎え ご苦労さまです しげる||||でむかえ|ごくろうさまです

わざわざ すみ ませ ん ね

こちら が 僕 の かけがえのない 友人 の 方 たち です ||ぼく|||ゆうじん||かた||

( 新 川 ) こちら に 船 を 用意 して ございます しん|かわ|||せん||ようい||

我が あるじ の 待つ 島 まで は 半時 ほど の 船旅 に なり ます わが|||まつ|しま|||はんとき|||ふなたび|||

不便 か と 存じ ます が ご 容赦 の ほど を ふべん|||ぞんじ||||ようしゃ|||

全然 かまわ ない わ それ で こそ 孤島 よ ね ! ぜんぜん|||||||ことう||

半時 と いわ ず 何 時間 で も いい わ はんとき||||なん|じかん||||

絶海 の 孤島 が あたし の 求める 状況 だ も の ぜっかい||ことう||||もとめる|じょうきょう|||

キョン み くるちゃ ん あんた たち も もっと 喜び なさい ||||||||よろこび|

孤島 に は 館 が あって 怪しい 執事 と メイド さん まで いる の よ ことう|||かん|||あやしい|しつじ|||||||

そんな 島 は 日本 中 探して も あと 2 つ くらい よ |しま||にっぽん|なか|さがして|||||

( キョン ) 2 つ も ねえ よ !

わ っ … わ あ すごい で すね ~

楽しみだ なあ … たのしみだ|

うわ ~!

( キョン ) うん ?

森 さん から メイド の なんたる か を 勉強 しよう と して いる のだろう か しげる||||||||べんきょう||||||

変な ところ で 真面目な んだ から な へんな|||まじめな|||

それ で ?  その 建物 は なんて 呼ば れて る の ? |||たてもの|||よば|||

( 森 ) … と いい ます と ? しげる||||

黒 死 ( こくし ) 館 と か リラ 荘 と か 纐纈 ( こうけつ ) 城 と か くろ|し||かん|||りら|そう|||こうけつ||しろ||

そんな 感じ の 名前 が ついて る んでしょ ? |かんじ||なまえ||||

いえ 特に |とくに

おかしな 仕掛け が いっぱい 隠さ れて いたり と か |しかけ|||かくさ|||| A lot of strange gimmicks are hidden

設計 した 人 が 非業 の 死 を 遂げた と か せっけい||じん||ひごう||し||とげた||

泊まる と 絶対 死んで しまう 部屋 が ある と か ! とまる||ぜったい|しんで||へや||||

ございませ ん

( キョン ) 空気 が 死んだ |くうき||しんだ

( ハルヒ ) ねえ 館 の 主人 が 仮面 かぶって る と か ||かん||あるじ||かめん||||

頭 の 中 が ちょっと 爽 や かな 三 姉妹 が いる と か あたま||なか|||そう|||みっ|しまい|||| There are three sisters who are a little refreshing in their heads

そして 誰 も い なく なったり … |だれ||||

し ませ ん な 今 の ところ は まだ ||||いま||||

じゃあ これ から 起こる 可能 性 は かなり 高い わ ね |||おこる|かのう|せい|||たかい||

そう である の かも しれ ませ ん

わ っ !  見えて きた ! あれ が 館 ? ||みえて||||かん

( 新 川 ) 別荘 で ございます しん|かわ|べっそう||

( ハルヒ ) なんか 普通 ね … ||ふつう|

( 妹 ) あの 人 だ あれ ? ( ハルヒ ) 屋敷 の ご 主人 かしら ? いもうと||じん||||やしき|||あるじ|

随分 若い けど ずいぶん|わかい|

僕たち 以外 の 招待 客 です よ ぼくたち|いがい||しょうたい|きゃく||

館 の 持ち主 の 弟 多 丸 裕 ( たまる ゆたか ) さん です かん||もちぬし||おとうと|おお|まる|ひろ||||

前 に 一 度 だけ 会った こと が あり ます ぜん||ひと|たび||あった||||

そういう こと は 先 に 言って おけよ |||さき||いって|

俺 たち 意外に も 呼ば れて る 人 が いる なんて 初耳 だ ぞ おれ||いがいに||よば|||じん||||はつみみ||

( 裕 ) ようこそ ! ひろ|

( チャイム ) ちゃいむ

( 圭一 ( けい いち )) や あ いらっしゃい けいいち|||||

今日 は お 招き いただき 誠に ありがとう ございます きょう|||まねき||まことに|| Thank you for inviting me today

こんな 立派な お 屋敷 に 泊まれる なんて |りっぱな||やしき||とまれる|

ものすごく あり がたい と 思い ます ||||おもい|

全員 を 代表 し ここ に お 礼 申し上げ ます ぜんいん||だいひょう|||||れい|もうしあげ|

あれ ま   一樹 ( いつき ) 君 から 聞いて いた ウワサ と は 随分 違う ね ||かずき||きみ||きいて|||||ずいぶん|ちがう| That Ma Kazuki (Itsuki) It's quite different from the rumor I heard from you.

確か もっと フランクな 少女 だ と ばかり たしか||ふらんくな|しょうじょ|||

あっ そう ? はじめ まして 館 の ご 主人 ! ||||かん|||あるじ I see ? Nice to meet you, the owner of the building!

早速 です けど この 館 何 か 事件 が 起こった こと ある ? さっそく||||かん|なん||じけん||おこった||

それ に この 島 現地 の 人 から なんとか 島 と か 呼ば れて |||しま|げんち||じん|||しま|||よば|

恐れ られて いる 言い伝え と かない ? おそれ|||いいつたえ||

あたし は そういう の が 趣味 な の よ |||||しゅみ|||

アハハハ …

きみの 趣味 に は 大いに 同調 する けど 事件 は まだ 起こった こと が ない よ |しゅみ|||おおいに|どうちょう|||じけん|||おこった||||

つい 先日 完成 した ばかりの 建物 だ から ね |せんじつ|かんせい|||たてもの|||

島 の 来歴 に ついて も 特に 不吉 と は 聞いて ない が しま||らいれき||||とくに|ふきつ|||きいて||

無人 島 だった しね むじん|しま||

さあ 立ち話 も なんだ から どうぞ 中 へ |たちばなし|||||なか|

洋風 だ から 土足 の まま で かまわ ない よ ようふう|||どそく||||||

( み くる ) わ あ ステキな 部屋 ! ( ハルヒ ) 案外 普通 ね ||||すてきな|へや||あんがい|ふつう|

まあ 1 人 1 部屋 と いう こと で いい で は ないで す か |じん|へや||||||||||

ちなみに 鍵 は かかり ます よ ね ? |かぎ|||||

もちろん だ

オートロック で 閉め出さ れる こと は ない が ||しめださ||||| Although it is not locked out by auto lock

鍵 は なくさ ない ように して くれたら ありがたい かぎ||なく さ|||||

妹 さん は 私 と 一緒 ね いもうと|||わたくし||いっしょ|

おとなしく して いる んだ ぞ

は ~ い Yes

怪しく ない の が 逆に 怪しい わ ! あやしく||||ぎゃくに|あやしい|

じゃあ 見るからに 怪しかったら どう な んだ よ ? |みるからに|あやしかったら||||

( ハルヒ ) 見た まま よ 怪しい に 決まって る じゃ ない |みた|||あやしい||きまって||| (Haruhi) As you see it, it's decided to be suspicious

( キョン ) つまり こいつ の 主観 で は ||||しゅかん||

怪しく ない もの など 一 つ も ない と いう こと か あやしく||||ひと||||||| Does it mean that there is nothing that is not suspicious?

( ハルヒ ) 分かった わ ! ( キョン ) 何 が だ ? |わかった|||なん||

( ハルヒ ) 犯人 ! ( キョン ) なんの 犯人 だ |はんにん|||はんにん|

まだ 何も 始まって など い ない ぞ 到着 した ばかりだろう が |なにも|はじまって|||||とうちゃく|||

( ハルヒ ) あたし の 勘 で は 犯人 は ここ の 主人 圭一 さん よ ! |||かん|||はんにん||||あるじ|けいいち||

最初に 狙わ れる の は み くる ちゃん ね ! さいしょに|ねらわ||||||| The first target is Mikuru-chan!

えっ …

( キョン ) 世話に なって る 身 で 何 物騒な こと 考えて んだ |せわに|||み||なん|ぶっそうな||かんがえて| (Kyon) I'm thinking about what's going on with my care

少し は 高校 生 らしく だ な … すこし||こうこう|せい|||

そう ね   まずは 泳ぎ ね |||およぎ| Well, first of all, swim

海 に 来たら 泳ぐ 以外 の 何も する こと は ない と 言って も うみ||きたら|およぐ|いがい||なにも||||||いって|

過言 で は ない わ かごん||||

( キョン ) やれやれ まあ さすが に ハルヒ でも (Kyon) Oh my god, even Haruhi

心底 人 死 に が 出る こと を 望んで いる わけで は ない だろう しんそこ|じん|し|||でる|||のぞんで||||| You don't really want to die

( キョン ) 今回 の 旅 で 一 番 の 収穫 は この 瞬間 だ |こんかい||たび||ひと|ばん||しゅうかく|||しゅんかん|

これ で こそ 海 の 合宿 って もんだ |||うみ||がっしゅく|| This is what a sea training camp is all about.

うん ?

( 古泉 ) 楽しみ 方 は 人 それぞれ です よ こいずみ|たのしみ|かた||じん|||

余暇 の 時間 は 自分 の 好きな ように 過ごす べきです よか||じかん||じぶん||すきな||すごす|

特に 涼 宮 さん に は 退屈 を 紛らわす こと が できる ように とくに|りょう|みや||||たいくつ||まぎらわす||||

こちら から 娯楽 を 提供 する まで です ||ごらく||ていきょう|||

こら ~!  キョン 古泉 君 あんた ら も 来 なさ ~ い ! ||こいずみ|きみ||||らい|な さ|

( キョン ) は あ ~ ( 妹 ) あたし も ~! |||いもうと||

( み くる ) え ~ い !

( キョン ) どれ が ビーチボール ?

( ハルヒ ) ヤッホー ! ( み くる ) キャ ~!

す っ ごく おいしい わ ! 誰 が 作って る の ? |||||だれ||つくって||

執事 の 新川 が 料理 長 も 兼ねて いる なかなか の もの だ ろ ? しつじ||あらかわ||りょうり|ちょう||かねて||||||

ぜひ お礼 を 言い たいわ ね 後 で 呼んで ちょうだい |お れい||いい|||あと||よんで| I'd love to thank you so please call me later.

よく 食べる ね |たべる|

( 森 ) お 飲み物 は いかがです か ? しげる||のみもの|||

( み くる ) どうした の ? ( 妹 ) ピーマン きら ~ い ||||いもうと|ぴーまん||

ちゃんと 食べ ない と 朝比奈 さん みたいに なれ ない ぞ |たべ|||あさひな|||||

こんな 究極 な メニュー めったに ない んだ から |きゅうきょく||めにゅー||||

アハッ …

プハ ~ ッ ! ホントに これ 全部 タダ で いい の ? ||ほんとに||ぜんぶ|ただ|||

学校 の 食堂 も この くらい 気前 が よければ いい のに がっこう||しょくどう||||きまえ||||

( はしゃぐ 声 ) |こえ

お っ ?

( キョン ) ああ っ ! ( ハルヒ ) バカ ね ||||ばか|

( キョン ) こうして 十分 すぎる ほど 多 丸 氏 の ご 厚意 に 甘えた 俺 たち は ||じゅうぶん|||おお|まる|うじ|||こうい||あまえた|おれ|| (Kyon) In this way, we were so kind to Mr. Tamaru that it was more than enough.

変わった こと も なく 無事 1 日 目 を 終了 した かわった||||ぶじ|ひ|め||しゅうりょう|

と … ここ まで で 終わって いれば どれほど 救わ れた こと だろう と 思う ||||おわって|||すくわ|||||おもう

( キョン ) 2 日 目 の 朝 天気 は いきなり 嵐 に なった |ひ|め||あさ|てんき|||あらし||

我が あるじ は 特に 朝 に 弱い お方 で わが|||とくに|あさ||よわい|おかた| I am especially vulnerable in the morning

寝起き が あまり よろしく ございませ ん ねおき|||||

午前 中 は こうして 失礼 さ せて いただき ます が ごぜん|なか|||しつれい|||||

ご 了承 ください ませ |りょうしょう||

ツイ て ない わ ね こんな 時 に 台風 が 来る なんて つい||||||じ||たいふう||くる| I'm not happy that a typhoon will come at such a time

( 古泉 ) 足 の 速い 台風 の ようです し こいずみ|あし||はやい|たいふう|||

あさって まで に は なんとか なる でしょう

突然 やって 来た ように 去って しまう の も 突然です よ とつぜん||きた||さって||||とつぜんです|

( キョン ) だ が 昨日 の 時点 で 台風 が 来る なんて 情報 は |||きのう||じてん||たいふう||くる||じょうほう|

どこ から も 入って なかった ぞ |||はいって||

( キョン ) この 嵐 は ど いつ の 頭 から 湧いて 出た もの な んだ ? ||あらし|||||あたま||わいて|でた|||

でも さ これ で 本当に 嵐 の 孤島 に なった わ ||||ほんとうに|あらし||ことう|||

一生 もん の 状況 よ いっしょう|||じょうきょう| It ’s a lifelong situation.

やっぱり 起こる かも しれ ない わ ね   事件 ! |おこる||||||じけん

( み くる ) えっ !

( キョン ) 波 の 具合 は 船 を 出せる 許容 範囲 を はるかに 超えて いる そうだ し |なみ||ぐあい||せん||だせる|きょよう|はんい|||こえて||そう だ| (Kyon) It seems that the condition of the waves is far beyond the permissible range for leaving the ship.

俺 たち は 不本意に も ハルヒ の 本意 に よって おれ|||ふほんいに||||ほんい||

この 島 に 閉じ込め られ たって こと か |しま||とじこめ||||

クローズドサークル   まさか …

外 に 出る こと が でき ない 俺 たち は がい||でる|||||おれ||

地下 に ある 遊 戯室 で 一 日 過ごす こと に した ちか|||あそ|ぎしつ||ひと|ひ|すごす|||

くらえ ! Kurae!

スーパー ウルトラ ミラクル エキセントリック サーブ ! すーぱー|||えきせんとりっく|さーぶ

お っ !

( 妹 ) ねえ ねえ 面白い ?  うん ? いもうと|||おもしろい|

( ハルヒ ) ウフフ …

( キョン ) う ~ ん …

よし   リーチ だ ! Good reach!

それ ロン !  多分 1万 点 くらい ||たぶん|よろず|てん| It's Ron! Probably about 10,000 points

涼 宮 さん それ 役 満 です よ りょう|みや|||やく|まん|| Ryomiya-san, that's the role

( キョン ) ノーレート で 助かった |||たすかった (Kyon) I was saved with no rate

お やおや 盛り上がって ます なあ ||もりあがって||

僕 も 混ぜて もらおう かな ぼく||まぜて||

どうぞ

( 妹 ) 振り込み って 詐欺 ? ( み くる ) えっ ? いもうと|ふりこみ||さぎ||| (Sister) Is the transfer a scam? (Mikuru) What?

私 は 片づけて おき たい 仕事 が ある ので わたくし||かたづけて|||しごと||| I have a job I want to get rid of

そろそろ 失礼 さ せて もらう よ |しつれい||||

( キョン ) 多 丸 圭一 氏 も 裕 さん も 新川 さん 森 さん コンビ も |おお|まる|けいいち|うじ||ひろ|||あらかわ||しげる||こんび|

古泉 の 知り合い に して は 普通の 人 に 見える こいずみ||しりあい||||ふつうの|じん||みえる

妙な 事件 が 発生 する に は ちょっと 登場 人物 が 足りない だろう みょうな|じけん||はっせい|||||とうじょう|じんぶつ||たりない| There will be a few characters missing for a strange incident to occur.

リーチ !

( 一同 ) 王様 だ ~ れ だ ? いちどう|おうさま|||

あたし よ !  じゃあ 2 番 の 人 |||ばん||じん

後ろ 向いて 振り返り ながら “ 大好き ” って やって ! うしろ|むいて|ふりかえり||だいすき||

2 番 誰 ? ばん|だれ

大好き だいすき

か あ ~!  そう じゃ ない の よ 有希 ( ゆき ) もっと こう 感情 を 込めて ! |||||||ゆうき||||かんじょう||こめて

大好き だいすき

ちょっと キョン やって みて よ

なんで 俺 が ? |おれ|

なんでも いい の ! 王様 の 命令 よ ! |||おうさま||めいれい|

( キョン ) 大 … ( ハルヒ ) や っぱ いい わ |だい|||||

( 笑い声 ) ( キョン ) なんて わがままな 王様 だ わらいごえ||||おうさま|

… って いう か いつも の ハルヒ じゃ ない か

この後 の 青春 の 1 ページ も このあと||せいしゅん||ぺーじ|

ただ 笑って 読み 飛ば せる と 思って いた のだ が |わらって|よみ|とば|||おもって|||

そう は 問屋 が 卸さ なかった ||とんや||おろさ| That's right, the wholesaler didn't wholesale

この 場合 の 問屋 が どんな 業種 で |ばあい||とんや|||ぎょうしゅ|

何 を 取り次いで いる の か は 分から ない が なん||とりついで|||||わから||

もし どこ の 問屋 か 分かって いたら |||とんや||わかって|

俺 は そこ に 1 年 くらい の 業務 停止 命令 を 出し たい おれ||||とし|||ぎょうむ|ていし|めいれい||だし| I want to issue a business suspension order there for about a year

おい ハルヒ … ぐ わ っ !

甘い わ よ 合宿 と いえば 枕 投げ じゃ ない ! あまい|||がっしゅく|||まくら|なげ|| It's sweet! Speaking of training camp, it's not pillow fighting!

( キョン ) ほぼ 徹 夜明け の 朝 から どう すれば そんな 元気 が 出る んだ ||てつ|よあけ||あさ|||||げんき||でる|

( 古泉 ) 枕 投げ です か こいずみ|まくら|なげ||

どうりで 涼 宮 さん が 朝 食後 2 階 全部 の 部屋 を 回って |りょう|みや|||あさ|しょくご|かい|ぜんぶ||へや||まわって No wonder Ryomiya-san went around all the rooms on the second floor after breakfast.

枕 を 集めて いた わけです まくら||あつめて||

( キョン ) 俺 たち の 武器 も 先 に 回収 済み って と こか |おれ|||ぶき||さき||かいしゅう|すみ|||

( ハルヒ ) ほっ !

ああ …

新川 さん 何 か 問題 でも ? あらかわ||なん||もんだい|

はい   実は 先ほど 森 を 裕 様 の 部屋 へ やった のです が |じつは|さきほど|しげる||ひろ|さま||へや|||| Yes, I actually went to Yutaka's room earlier in the forest.

おら れ ない ような のです It ’s like you ca n’t see it.

( キョン ) 裕 さん が い ない ? |ひろ||||

ベッド を 使わ れた 形跡 も なく べっど||つかわ||けいせき||

心当たり の ある ところ を 捜して も 見当たり ませ ん こころあたり|||||さがして||みあたり||

圭一 さん に 聞いて みて は どう でしょう ? けいいち|||きいて||||

( 新 川 ) それ が 主人 の 部屋 に 内線 で 連絡 を 試みた のです が しん|かわ|||あるじ||へや||ないせん||れんらく||こころみた||

返答 が ない のです へんとう|||

( ハルヒ ) 何 それ ?  裕 さん が 行方 不明 で 圭一 さん が 電話 に 出 ない って こと ? |なん||ひろ|||ゆくえ|ふめい||けいいち|||でんわ||だ|||

端的に 申し ます と そういう こと で ございます たんてきに|もうし||||||

( 古泉 ) 圭一 さん の 部屋 に 入って みれば どう です ? こいずみ|けいいち|||へや||はいって|||

合 鍵 くらい ない んです か ? ごう|かぎ||||

主人 の 部屋 だけ は 別で ございまして あるじ||へや|||べつで|

予備 の 鍵 も 主人 しか 持って おり ませ ん よび||かぎ||あるじ||もって|||

仕事 関係 の 書類 も 持ち込ま れて おり ます ので しごと|かんけい||しょるい||もちこま||||

用心 の ため に ようじん|||

( 古泉 ) 見 に 行った ほう が よ さ そうです ね こいずみ|み||おこなった|||||そう です|

キョン 行き ましょう 胸騒ぎ が する わ |いき||むなさわぎ|||

さあ 有希 も み くる ちゃん も ! 妹 ちゃん は ここ に いなさ い |ゆうき||||||いもうと||||||

あっ

えっ ?

( 古泉 ) 圭一 さん 圭一 さん いたら 返事 して ください ! こいずみ|けいいち||けいいち|||へんじ||

ダメです だめです

最終 手段 です   この ドア を 体当たり して 破り ましょう さいしゅう|しゅだん|||どあ||たいあたり||やぶり|

一刻 を 争う 事態 に なって いる かも しれ ませ ん いっこく||あらそう|じたい||||||| It may be a situation of competing for the moment.

( キョン ) よし ! ( 新 川 ) やり ましょう ||しん|かわ||

( 新 川 ) ん ~! しん|かわ|

ん !

( キョン ) これ で 破壊 できる の は ドラマ の 世界 だけ か ? |||はかい||||どらま||せかい||

( 新 川 ) て や ~! しん|かわ||

う っ 痛 ( いて ) て … ||つう||

あっ …

( キョン ) まさか 冗談 だ ろ ? ||じょうだん||

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