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K RETURN OF KINGS, K - Return of Kings Episode 13

K - Return of Kings Episode 13

クロ 信じ てる よ

い た ぞ

通す な

負ける か

この …

ネコ

キタナ キタナ

比 水流

始まり の 王 アドルフ ・ K ・ ヴァイス マン

伊 佐 那 社

歓迎 です

いい わ

強い 力 を 内包 し ながら 湖面 の よう に 静か

あなた の 成長 が 分かる

俺 も ようやく 見え て き た

変 幻 自在 の よう で い て

貴 様 の 剣 に は ひと 筋 の 芯 が 通って いる

強 さ を 支える 芯 が

我が 剣 は 緑 の 王 の 悲願 の ため に

白銀 の 王 の 祈り の ため に

八田 ちゃん まだ か

八田 さん 早く

大丈夫

ミサキ を 信じる

室長

淡 島 君 その とき が 来 たら 躊躇 し ない よう に

室長

せめて 死に 場所 は …

正直 ここ まで たどり つける と は 思って い ませ ん で し た

僕 に も 意地 が ある から ね

そう いえ ば 前回 も 理由 を 聞い て い ませ ん でし た ね

シロ は お前 なんか に 負け ない もん

ダマレ バカ ネコ

うるさい バカ 鳥

雨 乃 雅 日

あの 惨劇 を 生き延び た 数 少ない 人間 の 一 人 です

かつて 迦 具 都 玄 示 が ダモクレス ダウン を 起こし た とき

俺 が 王 と して 目覚め た よう に

彼女 も また 力 を 得 て スト レイン と なった

そして 俺 が 命 を 失った よう に

彼女 は 自ら の 記憶 を 操作 し

一 匹 の 猫 と して 生きる こと に なった の です

俺 たち 二 人 は 石 盤 に 全て 奪わ れ

そして 新た な 全て を 得 た 人間 です

人 は 己 を 守り 道 を 切り開く 力 を 持つ べき です

石 盤 は それ を 与え て くれ ます

違う 石 盤 の 力 は 人 が 持つ に は 過ぎ た もの だ

なぜ です

あなた は 人 を 信じ ない の です か

だ と すれば 失望 です 幻滅 です

かつて の あなた は 人 の 可能 性 を 信じ て い た と いう のに

そう じゃ ない 僕 は …

分か ん ない

言って る こと 分か ん ない

でも 石 盤 なんて いら ない よ

シロ も クロスケ も

ほか の みんな も

そんな の な くった って 平気 だ もん

ネコ

これ まで に 嫌 な こと は あった し

これ から も ある と 思う よ

でも その とき に 欲しい もの は 石 盤 じゃ ない

おいしい ご飯 と

それ を 一緒 に 食べ て くれる 人 だ もん

我が 輩 が 欲しい の は そういう の だ もん

比 水流 人 に 必要 な もの は 石 盤 じゃ ない

ただ そう だ ね

小さな ちゃぶ台 それ で 十 分 な ん だ

それ が 僕 の 結論

白銀 の 王 の 選択 だ よ

残念 です

ナガレ オチコムナ ナガレ

なら 次 は あなた の 番 です ね

白銀 の 王 は ここ まで 何 を しに

石 盤 を 破壊 する

どう やって

石 盤 の 物理 的 強度 は あなた が いちばん ご存じ の はず です

付け加え ます が 俺 は あなた に は 指 一 本 触れ させ ない

俺 は 今 石 盤 と つながり

その 力 を 無尽蔵 に 吸い 出せ ます

その 気 に なれ ば 白銀 の 王

あなた の 不変 の 力 を 上書き し

殺す こと だって でき ます

無敵 です

室長

アンナ き た 合図 だ

八田 さん

もう 着く いい から

やれ

アンナ ゴー や

これ より 赤 の クラン の 総力 を 結集 し

道 を 開ける

No blood

No bone

No ash

燃やせ

燃やせ

燃やせ

これ が あなた の 策 です か

つくづく 失望 です

こんな こと を し て なん に なる の です

道 が 出来 た よ

道 まさか … その まさか さ

ダモクレス ダウン で 石 盤 を 破壊 する

すばらしい わ 狗 朗 ちゃん

あなた は 本当 に 強く なった

今や 私 と ほぼ 互角

でも 今 あなた は 互角 じゃ ダメ

私 を 凌 駕 し なけ れ ば

あなた は あなた の 王 の もと に は 行け ない

さあ

見せ て み なさい

これ は 流 ちゃん の …

シロ

そう だ 俺 の 剣 は 王 の

シロ の 剣

あいつ と 共に ある なら ば

御 芍 神 紫

貴 様 を 超え て み せる

美しかった

始まった か

斬り なさい

そして 早く お 行き

野 に 山 に 色 は 違え ど 三輪 の 種

知ら ない 句

俺 の 句 だ

さらば

見 て ます か 一言 様

あの 子 ようやく 一人前 に なり まし た よ

さて 私 も せめて 種 を 拾い ま しょ う か

正気 です か ダモクレス ダウン など

ダモクレス ダウン の 莫大 な エネルギー を 一 点 に 集中 さ せる の さ

シュベールト 制御 第 二 方法 論 に よる レゾナンツ ・ ハンマー 効果

石 盤 の 強度 を 計算 し た 場合

その 限界 値 と

ダモクレス ダウン の 理論 値 は ぴったり 一致 する

一定 の 条件 を 与え た とき 石 盤 と ダモクレス の 剣 は

互い のみ を 消滅 さ せる ん だ

まさか

ヴァイス マン 偏 差 を 自分 の 意思 で

シロ

さ せ ない

周防 尊 の 事例 から み て

地下 に 到達 する まで 落下 開始 から 10 秒 弱

その 前 に あなた を 殺せ ば 剣 は 消え ます

やって ごらん

終わり です

クロスケ

シロ

邪魔 です

なぜ どうして

力 を 否定 し ながら

その 力 は …

おいしい

よく かめ よ

お 行儀

もう

消える

命拾い し まし た か

室長

淡 島 君 に 私 が 斬れ る か どう か 少し 興味 が あった の です が

ともあれ ご苦労さま で し た 感謝 し ます

室長 申し訳 あり ませ ん が

感謝 だけ で は 足り ませ ん

失礼 し ます

残念 です

でも 満足 です

ナガレ ナガレ

ヤツ は 死 ん だ の か

彼 は 石 盤 の 力 で 生き延び て い た

だから …

何 地震 ? いや 誰 か が 爆破 し て

悪い が 後始末 さ せ て もらう ぜ

まさか あの 状況 から ひっくり返さ れる た ぁ

完敗 だ な

うち の クランズマン に も 逃げる よう に 指示 を 出し た

お前 ら も 行き な

イワ サン イワ サン ナガレガ ナガレガ

お前 も だ コトサカ

そら 行け

やった ん か

草薙 さん

逃げよ う

総員 退避

はっ

任務 完了 です

お 疲れ さま で し た

シロ

大丈夫

どうやら 僕 も …

力 が … 切れ て き た …

どういう こと だ

今 の この 体 は 本来 の 僕 の 体 じゃ ない

学園 島 の 事件 の 前 に 無色 の 王 と 入れ 代わった もの だ

つまり 彼 が 乗っ取って い た 見ず知らず の 少年 の 体 な ん だ

僕 は 不変 たる 白銀 の 王 の 力 で 存在 し 続け て こ られ た けど

その 力 が 消え た ん だ よ 石 盤 と 一緒 に

なん だ と おい

何 ねえ シロ

ずっと 借り っぱなし だった けど

元 の 持ち主 に 返さ ない と

そんな

シロ

大丈夫 僕 は 必ず 帰って 来る

だって 僕 は …

君 たち の … 王様 … だ … か … ら …

シロ シロ

シロ シロ

シロ シロ 起き て シロ

返事 を する ん だ

君 たち 誰

イワ さん 流 楽しかった

行く わ よ

いい でしょ

ごめん ね

来 た 来 た

ごめん ね

お っす

いく ぞ

それ

あっ 何 やって ん だ よ

ごめん

いや まさか ワガハイ ちゃん が 転入 し て くる なんて ね

しかも こんな 時期 に

よろしく ね 菊 理

こちら こそ

そう そう 一緒 に 転任 し て き た 先生

ワガハイ ちゃん の 親戚 な ん だ って

うん そういう こと に し た の

し た ?

まあ とにかく 雰囲気 の ある 先生 だ よ ね

うち の クラス じゃ もう みんな ドイツ 先生 って あだ名 で 呼 ん でる みたい

でも どこ か で 会った こ と ある 気 が する ん だ よ ね

ただいま お なか 減った ぁ

もう 出来 てる 座って ろ

やった

どうどう 我が 輩 の 制服

お前 それ 朝 も 聞い て い た だ ろ う

似合って る よ

やった

いただき ます


K - Return of Kings Episode 13

クロ 信じ てる よ |しんじ||

い た ぞ

通す な とおす|

負ける か まける|

この …

ネコ ねこ

キタナ キタナ

比 水流 ひ|すいりゅう

始まり の 王 アドルフ ・ K ・ ヴァイス マン はじまり||おう|あどるふ|||まん

伊 佐 那 社 い|たすく|な|しゃ

歓迎 です かんげい|

いい わ

強い 力 を 内包 し ながら 湖面 の よう に 静か つよい|ちから||ないほう|||こめん||||しずか

あなた の 成長 が 分かる ||せいちょう||わかる

俺 も ようやく 見え て き た おれ|||みえ|||

変 幻 自在 の よう で い て へん|まぼろし|じざい|||||

貴 様 の 剣 に は ひと 筋 の 芯 が 通って いる とうと|さま||けん||||すじ||しん||かよって|

強 さ を 支える 芯 が つよ|||ささえる|しん|

我が 剣 は 緑 の 王 の 悲願 の ため に わが|けん||みどり||おう||ひがん|||

白銀 の 王 の 祈り の ため に しろがね||おう||いのり|||

八田 ちゃん まだ か はった|||

八田 さん 早く はった||はやく

大丈夫 だいじょうぶ

ミサキ を 信じる みさき||しんじる

室長 しつちょう

淡 島 君 その とき が 来 たら 躊躇 し ない よう に あわ|しま|きみ||||らい||ちゅうちょ||||

室長 しつちょう

せめて 死に 場所 は … |しに|ばしょ|

正直 ここ まで たどり つける と は 思って い ませ ん で し た しょうじき|||||||おもって||||||

僕 に も 意地 が ある から ね ぼく|||いじ||||

そう いえ ば 前回 も 理由 を 聞い て い ませ ん でし た ね |||ぜんかい||りゆう||ききい|||||||

シロ は お前 なんか に 負け ない もん ||おまえ|||まけ||

ダマレ バカ ネコ |ばか|ねこ

うるさい バカ 鳥 |ばか|ちょう

雨 乃 雅 日 あめ|の|ただし|ひ

あの 惨劇 を 生き延び た 数 少ない 人間 の 一 人 です |さんげき||いきのび||すう|すくない|にんげん||ひと|じん|

かつて 迦 具 都 玄 示 が ダモクレス ダウン を 起こし た とき |か|つぶさ|と|げん|しめ|||だうん||おこし||

俺 が 王 と して 目覚め た よう に おれ||おう|||めざめ|||

彼女 も また 力 を 得 て スト レイン と なった かのじょ|||ちから||とく||すと|||

そして 俺 が 命 を 失った よう に |おれ||いのち||うしなった||

彼女 は 自ら の 記憶 を 操作 し かのじょ||おのずから||きおく||そうさ|

一 匹 の 猫 と して 生きる こと に なった の です ひと|ひき||ねこ|||いきる|||||

俺 たち 二 人 は 石 盤 に 全て 奪わ れ おれ||ふた|じん||いし|ばん||すべて|うばわ|

そして 新た な 全て を 得 た 人間 です |あらた||すべて||とく||にんげん|

人 は 己 を 守り 道 を 切り開く 力 を 持つ べき です じん||おのれ||まもり|どう||きりひらく|ちから||もつ||

石 盤 は それ を 与え て くれ ます いし|ばん||||あたえ|||

違う 石 盤 の 力 は 人 が 持つ に は 過ぎ た もの だ ちがう|いし|ばん||ちから||じん||もつ|||すぎ|||

なぜ です

あなた は 人 を 信じ ない の です か ||じん||しんじ||||

だ と すれば 失望 です 幻滅 です |||しつぼう||げんめつ|

かつて の あなた は 人 の 可能 性 を 信じ て い た と いう のに ||||じん||かのう|せい||しんじ||||||

そう じゃ ない 僕 は … |||ぼく|

分か ん ない わか||

言って る こと 分か ん ない いって|||わか||

でも 石 盤 なんて いら ない よ |いし|ばん||||

シロ も クロスケ も

ほか の みんな も

そんな の な くった って 平気 だ もん |||||へいき||

ネコ ねこ

これ まで に 嫌 な こと は あった し |||いや|||||

これ から も ある と 思う よ |||||おもう|

でも その とき に 欲しい もの は 石 盤 じゃ ない ||||ほしい|||いし|ばん||

おいしい ご飯 と |ごはん|

それ を 一緒 に 食べ て くれる 人 だ もん ||いっしょ||たべ|||じん||

我が 輩 が 欲しい の は そういう の だ もん わが|やから||ほしい||||||

比 水流 人 に 必要 な もの は 石 盤 じゃ ない ひ|すいりゅう|じん||ひつよう||||いし|ばん||

ただ そう だ ね

小さな ちゃぶ台 それ で 十 分 な ん だ ちいさな|ちゃぶだい|||じゅう|ぶん|||

それ が 僕 の 結論 ||ぼく||けつろん

白銀 の 王 の 選択 だ よ しろがね||おう||せんたく||

残念 です ざんねん|

ナガレ オチコムナ ナガレ

なら 次 は あなた の 番 です ね |つぎ||||ばん||

白銀 の 王 は ここ まで 何 を しに しろがね||おう||||なん||

石 盤 を 破壊 する いし|ばん||はかい|

どう やって

石 盤 の 物理 的 強度 は あなた が いちばん ご存じ の はず です いし|ばん||ぶつり|てき|きょうど|||||ごぞんじ|||

付け加え ます が 俺 は あなた に は 指 一 本 触れ させ ない つけくわえ|||おれ|||||ゆび|ひと|ほん|ふれ|さ せ|

俺 は 今 石 盤 と つながり おれ||いま|いし|ばん||

その 力 を 無尽蔵 に 吸い 出せ ます |ちから||むじんぞう||すい|だせ|

その 気 に なれ ば 白銀 の 王 |き||||しろがね||おう

あなた の 不変 の 力 を 上書き し ||ふへん||ちから||うわがき|

殺す こと だって でき ます ころす||||

無敵 です むてき|

室長 しつちょう

アンナ き た 合図 だ |||あいず|

八田 さん はった|

もう 着く いい から |つく||

やれ

アンナ ゴー や

これ より 赤 の クラン の 総力 を 結集 し ||あか||||そうりょく||けっしゅう|

道 を 開ける どう||あける

No blood

No bone

No ash

燃やせ もやせ

燃やせ もやせ

燃やせ もやせ

これ が あなた の 策 です か ||||さく||

つくづく 失望 です |しつぼう|

こんな こと を し て なん に なる の です

道 が 出来 た よ どう||でき||

道 まさか … どう| その まさか さ

ダモクレス ダウン で 石 盤 を 破壊 する |だうん||いし|ばん||はかい|

すばらしい わ 狗 朗 ちゃん ||く|あきら|

あなた は 本当 に 強く なった ||ほんとう||つよく|

今や 私 と ほぼ 互角 いまや|わたくし|||ごかく

でも 今 あなた は 互角 じゃ ダメ |いま|||ごかく||だめ

私 を 凌 駕 し なけ れ ば わたくし||しの|が||||

あなた は あなた の 王 の もと に は 行け ない ||||おう|||||いけ|

さあ

見せ て み なさい みせ|||

これ は 流 ちゃん の … ||りゅう||

シロ

そう だ 俺 の 剣 は 王 の ||おれ||けん||おう|

シロ の 剣 ||けん

あいつ と 共に ある なら ば ||ともに|||

御 芍 神 紫 ご|しゃく|かみ|むらさき

貴 様 を 超え て み せる とうと|さま||こえ|||

美しかった うつくしかった

始まった か はじまった|

斬り なさい きり|

そして 早く お 行き |はやく||いき

野 に 山 に 色 は 違え ど 三輪 の 種 の||やま||いろ||ちがえ||みつわ||しゅ

知ら ない 句 しら||く

俺 の 句 だ おれ||く|

さらば

見 て ます か 一言 様 み||||いちげん|さま

あの 子 ようやく 一人前 に なり まし た よ |こ||いちにんまえ|||||

さて 私 も せめて 種 を 拾い ま しょ う か |わたくし|||しゅ||ひろい||||

正気 です か ダモクレス ダウン など しょうき||||だうん|

ダモクレス ダウン の 莫大 な エネルギー を 一 点 に 集中 さ せる の さ |だうん||ばくだい||えねるぎー||ひと|てん||しゅうちゅう||||

シュベールト 制御 第 二 方法 論 に よる レゾナンツ ・ ハンマー 効果 |せいぎょ|だい|ふた|ほうほう|ろん||||はんまー|こうか

石 盤 の 強度 を 計算 し た 場合 いし|ばん||きょうど||けいさん|||ばあい

その 限界 値 と |げんかい|あたい|

ダモクレス ダウン の 理論 値 は ぴったり 一致 する |だうん||りろん|あたい|||いっち|

一定 の 条件 を 与え た とき 石 盤 と ダモクレス の 剣 は いってい||じょうけん||あたえ|||いし|ばん||||けん|

互い のみ を 消滅 さ せる ん だ たがい|||しょうめつ||||

まさか

ヴァイス マン 偏 差 を 自分 の 意思 で |まん|へん|さ||じぶん||いし|

シロ

さ せ ない

周防 尊 の 事例 から み て すおう|とうと||じれい|||

地下 に 到達 する まで 落下 開始 から 10 秒 弱 ちか||とうたつ|||らっか|かいし||びょう|じゃく

その 前 に あなた を 殺せ ば 剣 は 消え ます |ぜん||||ころせ||けん||きえ|

やって ごらん

終わり です おわり|

クロスケ

シロ

邪魔 です じゃま|

なぜ どうして

力 を 否定 し ながら ちから||ひてい||

その 力 は … |ちから|

おいしい

よく かめ よ

お 行儀 |ぎょうぎ

もう

消える きえる

命拾い し まし た か いのちびろい||||

室長 しつちょう

淡 島 君 に 私 が 斬れ る か どう か 少し 興味 が あった の です が あわ|しま|きみ||わたくし||きれ|||||すこし|きょうみ|||||

ともあれ ご苦労さま で し た 感謝 し ます |ごくろうさま||||かんしゃ||

室長 申し訳 あり ませ ん が しつちょう|もうし わけ||||

感謝 だけ で は 足り ませ ん かんしゃ||||たり||

失礼 し ます しつれい||

残念 です ざんねん|

でも 満足 です |まんぞく|

ナガレ ナガレ

ヤツ は 死 ん だ の か やつ||し||||

彼 は 石 盤 の 力 で 生き延び て い た かれ||いし|ばん||ちから||いきのび|||

だから …

何 地震 ? なん|じしん いや 誰 か が 爆破 し て |だれ|||ばくは||

悪い が 後始末 さ せ て もらう ぜ わるい||あとしまつ|||||

まさか あの 状況 から ひっくり返さ れる た ぁ ||じょうきょう||ひっくりかえさ|||

完敗 だ な かんぱい||

うち の クランズマン に も 逃げる よう に 指示 を 出し た |||||にげる|||しじ||だし|

お前 ら も 行き な おまえ|||いき|

イワ サン イワ サン ナガレガ ナガレガ いわ||いわ|||

お前 も だ コトサカ おまえ|||

そら 行け |いけ

やった ん か

草薙 さん くさなぎ|

逃げよ う にげよ|

総員 退避 そういん|たいひ

はっ

任務 完了 です にんむ|かんりょう|

お 疲れ さま で し た |つかれ||||

シロ

大丈夫 だいじょうぶ

どうやら 僕 も … |ぼく|

力 が … 切れ て き た … ちから||きれ|||

どういう こと だ

今 の この 体 は 本来 の 僕 の 体 じゃ ない いま|||からだ||ほんらい||ぼく||からだ||

学園 島 の 事件 の 前 に 無色 の 王 と 入れ 代わった もの だ がくえん|しま||じけん||ぜん||むしょく||おう||いれ|かわった||

つまり 彼 が 乗っ取って い た 見ず知らず の 少年 の 体 な ん だ |かれ||のっとって|||みずしらず||しょうねん||からだ|||

僕 は 不変 たる 白銀 の 王 の 力 で 存在 し 続け て こ られ た けど ぼく||ふへん||しろがね||おう||ちから||そんざい||つづけ|||||

その 力 が 消え た ん だ よ 石 盤 と 一緒 に |ちから||きえ|||||いし|ばん||いっしょ|

なん だ と おい

何 ねえ シロ なん||

ずっと 借り っぱなし だった けど |かり|||

元 の 持ち主 に 返さ ない と もと||もちぬし||かえさ||

そんな

シロ

大丈夫 僕 は 必ず 帰って 来る だいじょうぶ|ぼく||かならず|かえって|くる

だって 僕 は … |ぼく|

君 たち の … 王様 … だ … か … ら … きみ|||おうさま|||

シロ シロ

シロ シロ

シロ シロ 起き て シロ ||おき||

返事 を する ん だ へんじ||||

君 たち 誰 きみ||だれ

イワ さん 流 楽しかった いわ||りゅう|たのしかった

行く わ よ いく||

いい でしょ

ごめん ね

来 た 来 た らい||らい|

ごめん ね

お っす

いく ぞ

それ

あっ 何 やって ん だ よ |なん||||

ごめん

いや まさか ワガハイ ちゃん が 転入 し て くる なんて ね |||||てんにゅう|||||

しかも こんな 時期 に ||じき|

よろしく ね 菊 理 ||きく|り

こちら こそ

そう そう 一緒 に 転任 し て き た 先生 ||いっしょ||てんにん|||||せんせい

ワガハイ ちゃん の 親戚 な ん だ って |||しんせき||||

うん そういう こと に し た の

し た ?

まあ とにかく 雰囲気 の ある 先生 だ よ ね ||ふんいき|||せんせい|||

うち の クラス じゃ もう みんな ドイツ 先生 って あだ名 で 呼 ん でる みたい ||くらす||||どいつ|せんせい||あだな||よ|||

でも どこ か で 会った こ と ある 気 が する ん だ よ ね ||||あった||||き||||||

ただいま お なか 減った ぁ |||へった|

もう 出来 てる 座って ろ |でき||すわって|

やった

どうどう 我が 輩 の 制服 |わが|やから||せいふく

お前 それ 朝 も 聞い て い た だ ろ う おまえ||あさ||ききい||||||

似合って る よ にあって||

やった

いただき ます