Bakemonogatari Episode 12
( 戦場 ヶ 原 ( せ ん じょ う が はら ) ) デート を します
( 阿 良 々 木 ( あら ら ぎ ) ) はい ?
えっ と …あれ ?
(戦場 ヶ 原 )ふむ
あ ~ ん
あっあ …
(阿良々木 )うわ !何 この シチュエーション
漫画 とか で よく 見る ラブラブ な 恋人 同士 の
ラブラブ イベント の 1 つ と し て よく 知ら れ て いる けど
何 だ これ 全然 うれしく ない 嫌 だ
て いう か むしろ 普通 に 怖い !
どう した の ?阿良々木 くん
あ ~ん て ば
う …
( 阿 良 々 木 ) あっあ ~ ん
( 戦場 ヶ 原 ) えい
( 阿 良 々 木 ) あ …
フフフ …
(阿良々木 )お前 の 笑顔 が 見れ て 僕 は とても うれしい よ
阿 良 々 木 くん ほっぺた に ご飯 粒 が つい て いる わ よ
お前 が つけ た ん だ
取って あげる
( 阿 良 々 木 ) え ?
はい 取れ た
( 阿 良 々 木 ) え ?
(戦場 ヶ 原 )さて デート を し ます
( 阿 良 々 木 ) うん …
う うん 違う わ ね こう じゃない わ デート を …
デート を し て い た だ け ませ ん か ?
デート を し …したら どう な …の です
何 よ 嫌 な の ?阿良々木 くん
(阿良々木 )いや 嫌 じゃない けど
そう で は 私 と デート を しなさい 阿良々木 くん
(阿良々木 )最終的に そう 落ち着く か
何 か 文句 いえ 何 か 質問 は ある ?
( 阿 良 々 木 ) ありません
そう
それ じゃ 私 は 放課後 適当 に 口実 を 作って
先 に 帰って 用意 を し て おく から
阿 良 々 木 くん は 文化 祭 の 準備 が 終わり 次第
私 の 家 まで 来て ちょうだい
あ …
(阿 良 々 木 )よっしゃ あ ~!
こう して 今日 6 月 13 日 は
僕 に とって 記念 すべき 日 に なる はず だった …の だが
♪ ~
~ ♪
( 阿 良 々 木 ) う わ ~ 校門 前 で 千 石 ( せんごく ) や 羽 川 ( はね かわ ) と 話し込み 過ぎ た な
う お ~ !
(インター ホン )
ちょっと 遅かった かな
(戦場 ヶ 原 )思った より 早かった わ ね まあ いい わ
じゃあ 行く わ よ つい て らっしゃい
(阿 良 々 木 )おっ おい …
お …
あ …
え …
どう した の 阿良々木 くん 随分 と 無口 じゃない の
( 阿 良 々 木 ) あの な お前 今 の 状況 分かって ん の か ?
分から ない わ ね
今 と は いつ ?
状況 と は どんな 漢字 を 書く の かしら
(阿良々木 )そんな ところ から 分かって ねえ の か よ !
(阿良々木 )初 デート に 彼女 の 父親 が 同伴って
拷問 みたい な デート だ 何 の 記念 だ よ これ
阿 良 々 木 くん
初めて の デート だ から 緊張 する の は もっとも だ けれど
でも そんな こと じゃ 持たない わ よ 夜 は 長い の だ から
( 阿 良 々 木 ) ああ …
(阿良々木 )僕 は 今 初めて の デート だ から 緊張 し て いる わけ じゃない !
(戦場 ヶ 原 )ねえ 阿良々木 くん
( 阿 良 々 木 ) うん ?
私 の こと 好き ?
( 阿 良 々 木 ) え ?
答え て よ 私 の こと 好き ?
( 阿 良 々 木 ) あっあ …
何 よ 答え て くれ ない の ?
阿 良 々 木 くん まさか 私 の こと 好き じゃ ない の かしら
( 阿 良 々 木 ) すっ好き です
そう 私 も 好き よ 阿良々木 くん の こと
( 阿 良 々 木 ) どう も ありがとう
いえいえ
(戦場 ヶ 原 )阿良々木 くん 本当 に 静か ね とても 口数 が 少ない わ
いつも は もっと おしゃべり し て くれる のに
今日 は 機嫌 が 悪い の かしら
( 阿 良 々 木 ) 機嫌 が どう と か じゃ なく て な
ああ 頭 が 悪い の ね
(阿良々木 )混乱 に 乗じて 言い たい だけ の こと を 言った な !
フッ 阿 良 々 木 くん は
突っ込み だけ は いつ だって わんぱく な の ね
いい わ じゃあ 親切 に も 私 から 話 を 振って あげます
阿 良 々 木 くん は それ に 答え て くれれば いい わ
私 の どう いう ところ が 好き ?
(阿良々木 )好き じゃない ところ は はっきり し てる よ
くそ っ 本気 で 楽しみ に し て た のに
夢 が 叶った くらい の 気持ち で いた のに
夢 だ なんて 大げさ な
知って いる ?阿良々木 くん
人 に 儚 ( は かな ) い と 書 い て あれ 何 だった かしら
(阿良々木 )多分 僕 だ な
おい 戦場 ヶ 原 お前 ホント に どう いう つもり な ん だ よ
戦場 ヶ 原 ?それ は 私 の こと を 指し て いる の かしら
それとも お 父さん の こと を 指し て いる の かしら
( 阿 良 々 木 ) え ?
(戦場 ヶ 原 )お 父さん 阿良々木 くん が 呼んでいる わ よ
( 阿 良 々 木 ) ひた ぎ さん ! 僕 が 呼 ん だ の は ひた ぎ さん です !
何かしら 阿 良 々 木 くん
(阿良々木 )お前 は 呼ば ない の な 別に いい けど さ
(阿良々木 )で ひたぎ さん 改めて 聞く けど 聞かせて もらう けれど
お前 どう いう つもり な ん だ よ 何 を たくらんでいる んだ
(戦場 ヶ 原 )何 も たく らん で なんて いない わ よ
そんな こと より 阿良々木 くん
黒岩 涙 香 ( くろい わるい こう ) と いう 高名 な 推理 作家 が いる ん だ けれど
この 人 の 名前 分解 する と “黒い 悪い 子 ”に なる の よ
これ って わざと やって る ん だ と 思う ?
どう で も いい よ そんな 話題 !黒い 子 も 悪い 子 も お前 の こと だ !
親 の 前 で ひどい こと を 言う わ ね
( 阿 良 々 木 ) あ …
(戦場 ヶ 原 )お 父さん あなた の 娘 は 黒い 子 で 悪い 子 らしい わ
( 阿 良 々 木 ) え …
ハア
(戦場 ヶ 原 )あら また 静か に なっちゃった わ ね
少し いじめ 過ぎ た かしら
阿 良 々 木 くん て 反応 が いい から
ついつい へこまし たく なっちゃ う の よ
(阿良々木 )その セリフ に 何より へこむ よ
お前 は 僕 の どう いう ところ が 好き な ん だ ?
優しい ところ かわいい ところ
私 が 困って いる とき に は
王子 様 みたい な ところ
(阿良々木 )僕 が 悪かった !
そう いえ ば ゴミ …いえ 阿 良 々 木 くん
(阿良々木 )今 お前 自分 の 彼氏 を ゴミ と 言いかけた か ?
何 を 言って いる の ?
いわれ の ない 言いがかり は やめて ちょうだい
そんな こと より 阿良々木 くん
この 前 の 実力 テスト どう だった の ?
( 阿 良 々 木 ) あん ?
ほら 私 が 私の 家 で 2 人 きり で
昼 と なく 夜 と なく さんざん 面倒 見て あげた じゃ ない
(阿良々木 )なぜ わざわざ そんな 言い方 を する
で どう だった の ?
(阿良々木 )うん 思って た 以上 の 点 が 取れた よ
もともと 得意 教科 で あった はず の 数学 で すら
いつも より 伸び て た くらい だった
お前 の おかげ だ ありがとう 戦場 ヶ 原
(戦場 ヶ 原 )お 父さん 阿 良々 木 くん が
お 父さん に お礼 を 言っている みたい な の だ けれど
聞い て あげて くれない かしら
(阿 良 々 木 )ありがとう ひた ぎ さん
(戦場 ヶ 原 )本当 は 試験 が 終わった 直後 に
答え 合わせ が できる と よかった の だ けれど ね
まあ 今 の 阿良々木 くん に そこ まで 求める の は 酷 よ ね
でも 自分 で 教べん を とって おい て なん だけれど ちょっと 意外 だ わ
( 阿 良 々 木 ) 意外 か ?
(戦場 ヶ 原 )ええ 阿良々木 くん に しては 面白く も 何とも ない オチ ね
(阿良々木 )僕 は 笑い を 取り たくて
お前 に 勉強 を 教え て もらった わけ じゃ ねえ ん だ よ
てっきり “あんな に 勉強 し た けれど ”
“いつも より むしろ 点数 は 悪かった です ”的 な 展開 に なる と
期待 して いた のに ある 意味 がっかり だ わ
(阿良々木 )そんな 展開 を 求める ほうが よっぽど 酷 だ !
(戦場 ヶ 原 )あら そう
( 阿 良 々 木 ) う …
(戦場 ヶ 原 )でも 本当 に 大した もの だ わ 褒めて あげる
( 阿 良 々 木 ) ハッ
(戦場 ヶ 原 )その 調子 なら 阿良々木 くん
もっと 上 を 目指せる かも しれない わ よ
( 阿 良 々 木 ) 上 を … ね
阿 良 々 木 くん さえ よけれ ば だ けれど
これ から も 私 が お 勉強 教え て あげて も いい の よ
(阿良々木 )それ は 願って も ない 話 だ な
あら そう
( 阿 良 々 木 ) お …
(戦場 ヶ 原 )じゃあ これ から は 毎日 私 の 家 で お 勉強 ね
( 阿 良 々 木 ) え ?
まっ 毎日 ?
頭 の いい ヤツ は やっぱ それ くらい 勉強 し てる もん な の か ?
(戦場 ヶ 原 )いいえ そんな の
阿 良 々 木 くん 向け の プログラム に 決まって いる じゃない の
頭 の いい 人間 は 勉強 する 前 から 頭 が いい の よ
(阿良々木 )ハア でも 羽川 は 毎日 の ように 勉強 し てる みたい だけど な
羽 川 さん が し て いる 勉強 は 阿良々木 くん
私 たち が 言う ところ の 勉強 と は 残念 ながら ランク が 違う の よ
羽 川 さん は 本物 よ 私 たち と は 世界 が 違う
( 阿 良 々 木 ) ふ ~ ん
けど 羽 川 だって 常に 満点 ばかり 取れる わけ じゃ ない だろ ?
羽 川 さん が 満点 を 取れ ない 場合
それ は 試験 問題 の ほうが 出来損ない な の よ
ただ どう な の かしら ね
( 阿 良 々 木 ) うん ?
それ って どの くらい プレッシャー に なる の か と 思う と
あまり 素直 に 羨ましい と は 言えない わ ね
(阿良々木 )プレッシャー か
あるいは ストレス
(阿良々木 )ストレス ね
(戦場 ヶ 原 )そんな 本物 に 及び も つかない 底辺 を は いつ くばる 阿良々木 くん は
こつこつ と 努力 に 努力 を 重ねる しか ない の よ
だから これ から は 毎日 私 の 家 で お勉強 ね
( 阿 良 々 木 ) ああ そう させて もらう よ
( 戦場 ヶ 原 ) たま に なら 神原 ( かん ば る ) の 家 でも いい わ ね
(阿 良 々 木 )なぜ ここ で 神原 が 出て くる ?
あの 子 と も 少し は 遊んで やらなくちゃ いけない の よ
そういう 約束 を し た から
阿 良 々 木 くん だって 神原 と は 遊び たい って 思う でしょ う ?
(阿良々木 )そりゃ あな 面白い ヤツ だ し
そう だ 神原 の こと なん だけど
神原 が どう かし た の ?
( 阿 良 々 木 ) あいつ は どう し て あんな に エロ い ん だ ?
エロ い ?神原 が ?
( 阿 良 々 木 ) 違うって の か ?
あの 忍野 ( おし の ) で すら この 間 話し た とき に
神原 の こと は スポーツ キャラ じゃ なく て
エロ キャラ だ と 認識 し て い た みたい だ ぞ
(戦場 ヶ 原 )そう かしら
それ は 男性 側 の 視点 だ から そう 映る ん じゃない ?
あの 子 は ただ 自分 に 正直 な だけ よ
( 阿 良 々 木 ) そう な の か
(戦場 ヶ 原 )私 と して は 私 の かわいい 後輩 が
エロ い など という 偏見 に 見舞われている の を
看過 でき ない わ ね
(阿良々木 )看過 できなきゃ どう するんだよ
(戦場 ヶ 原 )どう する か って ?
( 阿 良 々 木 ) あ …
阿 良 々 木 くん の 中 の 判断 基準 価値 基準 を 揺るがせて おく の よ
そう すれ ば 神原 の こと なんて
むしろ 純真 無垢 ( むく ) な 女の子 に 見え て くるわ
( ひそひそ )
ハッ
う っ
えっ
く …
( 阿 良 々 木 ) やっやめ …
(戦場 ヶ 原 )は む
(阿 良 々 木 )ぐっ
ぐ …
と いった 感じ で どう かしら 阿良々木 くん
(阿良々木 )ハア …もう 好き に し て くれ ひたぎ さん
( 阿 良 々 木 ) いっ!
阿 良 々 木 くん は ここ で 少し 待って い て
私 が 1 人 で 先 に 行って 準備 し て くる から
(阿良々木 )準備 って ?
お 父さん と 歓談 でも し て おい て ちょうだい
(阿良々木 )えっ ?
あっあ …
ハア
(戦場 ヶ 原 の 父 )阿 良々木 くん とか 言った ね
( 阿 良 々 木 ) はっはい 阿 良 々 木 暦 ( こよみ ) です
(戦場 ヶ 原 の 父 )そう か 娘 を よろしく 頼む
( 阿 良 々 木 ) えっ!
(戦場 ヶ 原 の 父 )なん ちゃ って
( 阿 良 々 木 ) う …
(戦場 ヶ 原 の 父 )阿良々木 くん 聞い て いる と は 思う が
僕 は 絵 に 描いた ような 仕事 人間 で ね
ひた ぎ と 過ごす 時間 なんて ほとんど 持て て い ない
( 阿 良 々 木 ) は あ
(戦場 ヶ 原 の 父 )だ から そんな 僕 に 言わ れ て も 説得 力 を 感じ ない かも しれ ない が
あんな に 楽しそう な ひたぎ は 久しぶり に 見た よ
ひたぎ の 母親 の こと は もう 聞い て いる ね
( 阿 良 々 木 ) はい
(戦場 ヶ 原 の 父 )じゃあ ひた ぎ の 病気 の こと も
( 阿 良 々 木 ) はい
(戦場 ヶ 原 の 父 )まあ それ だけ じゃない し
無論 仕事 ばかり に かまけて い た 僕 の 責任 も 少なからず ある が
ひた ぎ は すっかり 心 を 閉ざし た 人間 に なって しまった
でも この 間 久しぶり に
本当 に 久しぶり に ひたぎ から 頼み 事 を さ れ た よ
仕事 を 手伝わ せて ほしい と
そして 今回 だ 両方 君 が 絡んで いる
あの 子 を 変える こと が できる なんて
阿 良 々 木 くん は 本当 に 大した もの だ と 思う よ
(阿良々木 )随分 と 高く 買って もらって いる よう で
恐縮 です けれど
でも そんな の たまたま だ と 思い ます よ
(戦場 ヶ 原 の 父 )そうかい ?ひた ぎ の 病気 を 治す のに も
君 が ひと 役 買って くれた と 聞い て いる が
(阿良々木 )だ から 別に それ は 僕 じゃ なくて も よかった んだ と 思います
それ に ひたぎ さん は あくまで 1 人 で 助かった だけ で
僕 は それ に 立ち会った に すぎません
(戦場 ヶ 原 の 父 )それ で いい ん だ よ
( 阿 良 々 木 ) えっ
(戦場 ヶ 原 の 父 )必要 な とき に そこ に い て くれた と いう 事実 は
ただ それ だけ の こと で 何にも 増し て ありがたい もの だ
僕 は 役目 を 果たせ なかった 父親 だ
僕 は あの 子 が 必要 と し て くれ ている とき に
そこ に いる こと が でき なかった
だが こんな 父親 でも あれ は 自慢 の 娘 で ね
僕 は 娘 の 見る 眼 を 信用 し て いる
あれ が 連れ て くる 男 なら 間違い ない だろう
娘 を よろしく 頼む よ 阿 良 々 木 くん
(阿良々木 )お 父さん
お 待たせ 阿 良々 木 くん
( 阿 良 々 木 ) おっ
お 父さん ここ から 先 は 若い 2 人 の 時間 と いう こと で
送って くれ て ありがとう
2 時間 ほど で 戻る と 思う から 仕事 に いそ しん で ちょうだい
(戦場 ヶ 原 の 父 )ああ
さっ 阿 良 々 木 くん
( 阿 良 々 木 ) え ?
お っ あ …
ありがとう お 父さん
おい 戦場 ヶ 原 いつ まで こんな 格好 で …
痛 ( い て )っ
阿 良 々 木 くん まだ 上 を 見 ちゃ ダメ
目 を 閉じて 横 に なりなさい
目 を 開けて いい わ よ
( 阿 良 々 木 ) あっ
ああ
う わ …
(戦場 ヶ 原 )どう かしら 阿良々木 くん
(阿良々木 )すげえ 正直 言葉 に ならない
(戦場 ヶ 原 )語彙 が 足り ない の ね
あれ が デネブ アルタイル ベガ 有名 な 夏 の 大 三角 ね
そこ から 横 に す~っとそれてあの辺りがへびつかい座よ
だから へび 座 は あの 辺り に 並んでいる 星 に なる わ ね
あそこ の 一 際 明るい 星 が スピカ
だから あの 辺り は おとめ座 ね
あっ ち に か に 座 は …
( 阿 良 々 木 ) フッ
(戦場 ヶ 原 )これ で 全部 よ
ん ?何 が だ ?
私 が 持っている もの 全部
勉強 を 教え て あげ られる こと
かわいい 後輩 と ぶっきらぼう な お父さん
それ に この 星空
私 が 持って いる の は これ くらい の もの
私 が 阿良々木 くん に あげられる の は
これ くらい の もの これ くらい で 全部
全部
(戦場 ヶ 原 )まあ 厳密 に 言え ば 毒舌 や 暴言 が ある けれど
(阿 良 々 木 )それ は いら ない
(戦場 ヶ 原 )それ に 私 自身 の 肉体 と いう の も ある けれど
( 阿 良 々 木 ) え ?
それ も いらない ?
( 阿 良 々 木 ) えっいや その …
けれど 知って いる でしょ う ?
私 は その 昔 ゲス な 男 に 乱暴 さ れ かけ た こと が ある
( 阿 良 々 木 ) ああ うん
(戦場 ヶ 原 )あの ゲス が 私 に しよ う と し た こと を 阿良々木 くん と する の は
正直 言って 怖い わ
私 は 今 阿良々木 くん を 嫌い に なる こと が とても 怖い
私 は 今 阿良々木 くん を 失う の が 怖い
あ …
でも ね これ まで の 私 の 人生 は
あんまり 幸福 と は 言え ない もの だった けれど
不幸 だ から こそ 阿良々木 くん の 気 を 引けた と いう の なら
それ で よかった と 思う の
それ くらい 私 は 阿良々木 くん に まいって しまって いる
だから 絶対 に 何とか する から 少し だけ それ は 待って ほしい
だから 私 が 現時点 で 阿良々木 くん に あげられる もの は
今 の ところ この 星空 が 最後
子供 の ころ お父さん と お母さん と 私 と で 来た こと が ある の よ
私 の 宝物
ねえ 阿良々木 くん 私 の こと 好き ?
(阿良々木 )好き だ よ
(戦場 ヶ 原 )私 も 好き よ 阿良々木 くん の こと
( 阿 良 々 木 ) ありがとう
(戦場 ヶ 原 )私 の どう いう ところ が 好き ?
(阿良々木 )全部 好き だ 好きじゃない ところ は ない
(戦場 ヶ 原 )そう うれしい わ
(阿良々木 )お前 は 僕 の どういう ところ が 好き な ん だ ?
(戦場 ヶ 原 )優しい ところ かわいい ところ
私 が 困って いる とき に は
王子 様 みたい な ところ
(阿 良 々 木 )うれしい よ
(戦場 ヶ 原 )そう いえ ば あの ゲス は 私 の 体 だけ が 目当て だった から
私 の 唇 を 奪おう と は 全く しなかった わ ね
( 阿 良 々 木 ) ふ ~ ん
(戦場 ヶ 原 )阿良々木 くん だ から キス を し ます
( 阿 良 々 木 ) う …
違う わ ね こう じゃ ない わ
キス を … キス を し て いた だ けません か
キス を し …したら どう な …ん です
キス を し ましょ う 阿良々木 くん
(阿良々木 )最終的に そう 落ち着く か
♪ ~
(阿良々木 )こうして 今日 は 記念 すべき 日 に なった
僕 たち に とって
~ ♪
( 火 憐 ( かれん ) ) 火 憐 だ ぜ ( 月 火 ( つき ひ ) ) 月 火 だ よ
(月 火 )火 憐 ちゃん って 空手 やってる よ ね
( 火 憐 ) おう 火 憐 ちゃん は 空手 やってる ぜ
(月 火 )空手 と カフェラテ って 何 か 似て ない ?
(火 憐 )似てる !
(月 火 )カイロプラクチック と プラスチック 製 懐炉 くらい
似 てる よ ね
(火 憐 )似てる !それ 以上 に 似てる !
(月 火 )何 か 関係 ある の か な (火 憐 )ある かも な
(月 火 )あって ほしい ね ~(火 憐 )あって ほしい な !
( 月 火 ) 予告 編 クイズ ! ( 火 憐 ) クイズ !
(月 火 )クイズ と クリーム チーズ って 何 か 似て ない ?
(火 憐 )似てる !
(月 火 )ビーフ シチュー と 肉じゃが くらい 煮てる よ ね
(火 憐 )煮てる !
( 火 憐 ・ 月 火 ) 次回 「 つばさ キャット 其 ノ 参 ( その さん ) 」
(月 火 )其 ノ 参 と そ も さ ん って 何 か 似て ない ?
(火 憐 )似てる !