Gosick Episode 4
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( グレ ヴィール ) 久 城 一弥 ( くじょう かず や ) !
殺人 容疑 で 逮捕 する !
( 一弥 ) えっ… ん ?
え えー っ !
(ヴィクトリカ )なかなか 似合って いる で は ない か 久城
えっ …
似合わ ない よ !
こんな 所 に 連れ て きて 一体 何 を する つもり だ
ヴィクトリカ 助け て よ
(ヴィクトリカ )ん …
まあ いい 退屈 しのぎ だ
君 が 見た もの その 時 考えた こと を ―
お尻 の 穴 まで 正直に 詳しく 話して みたまえ
えっ ?や …や だ よ
考え た こと まで 話す なんて
紳士 に は おちゃめ な 秘密 の 1 つ や 2 つ …
君 が 紳士 なら 私 は 神 かね
ほら さあ 話せ !
で っ でも …
は ぁ …
今朝 寮母 の ゾフィ さん に 買い物 を 頼まれ て …
(一弥 )リコッタ チーズ 500 グラム に ハム を 1 キロ …
この 国 の 女 の 人 は 人使い が 荒い や
ゾフィ さん と いい ヴィクトリカ と いい
ホント 変わった 子 と 友達 に なっちゃった なあ
でも まだ これ から
すてき な “僕 の 女の子 ”と の 出会い も ある かも しれない し …
って 何 考え てん だろう
(一弥 )で も できたら その 子 は …
金髪 が いい なあ
僕 の 国 に は いない まぶしい 髪 の 色
あっヴィクトリカも金髪だった
ん ?
あ …あ あっ …
(一弥 )で 警部 に 知らせ たら …
( 一弥 ) ん …
QueenBerry号 事件 を 解決 し た の は ―
ヴィクトリカ だ と 騒いで ―
やっと 連れ て きて もらった ん だ
何 を 言ってる の だ ね
君 の 願い を 特別 に 聞い て やった 私 の 優しさ が 分からん の か
それ に 走って いる オートバイ に 飛び乗って ―
首 を 切り 落とす など 不可能 だ
よって 犯行 は ―
オートバイ が 止まった 後 に 行わ れ た こと は 明白
そして その 時 現場 に は 君 しか いなかった
そう です けど …
見 た まえ
現場 近く の 木 に 巻かれ て い た の だ
被害 者 の 血痕 も 付い て いる
何だか 分から ない が …(一弥 )あっ
これ で どう に かし た の だろう ?
いいかげん に 白状 する の だ 血 に 飢えた 悪魔 の 子 リス よ !
だから 僕 は 何 も !
オートバイ に 近づか なく とも 首 を 切る こと は できる
( 一弥 ・ グレ ヴィール ) えっ?
い …いきなり 何 を 言いだす の だ
いや 僕 じゃ なく て …
どう いう こと ?
(ヴィクトリカ )その ワイヤー だ よ
( 2人 ) ん ?
それ を 道 に 張って おけ ば …
(グレ ヴィール )ふん
わ あ ハハハッ
ありがとう ヴィクトリカ これ も みんな 君 の おかげ だ よ
本当 に ありがとう !
うん ?
真 犯人 は 金髪 の 少女 だ
えっ …
手 の 指 に ケガ を し て いる よ
外科 病院 を 当たる ん だ な グレ ヴィール
何 !?あっ ちょっと …
そ …それ は どう いう …
あっ あ あー っ !
ねえ どう いう こと ?
(ヴィクトリカ )思索 の 結果 だ よ
湧き出る 知恵 の 泉 が そう 告げ て い た の だ
それ は …
ヘヘ …
しかたがない 言語 化 し て やろ う
考え て も み た まえ
犯人 は なぜ わざわざ こんな 手 の 込んだ 方法 を 選んだ の か
(一弥 )さあ …
(ヴィクトリカ )相手 へ の 恐怖 心 だ よ
犯人 は 女 もしくは 子供
体格 的 に 劣って いる ゆえに この ような 手段 を 選んだ のだ
手 の 指 に ケガ を し てる って の は ?
ワイヤー の 端 に ―
被害 者 の と は 別 の もの と 思わ れる 血痕 が 付い て い た
ワイヤー を 仕込む か 外そう と し た 時 に ―
指 を 切った の だろう
外さ ず に 逃げ た の は 君 が い た ため だ
だけど 金髪 の 少女 って の は ?
君 の 恥ずかしい 夢想 だ が …
ん っ !
人間 は 視覚 …目 に 見えた 刺激 に 反応 する
分かる か ね ?
う …うん
さて なぜ 君 が 朝 の 道端 で ―
柄 に も なく 欲情 し つまらん 夢想 を 始めた か
よ …欲 情 と か 言う な よ !
君 は 視界 の 隅 に 金髪 の 少女 を 見て いた の だ よ
えっ ?
(ヴィクトリカ )それ が 夢想 に 結び 付い た の だ
無意識 に 目撃 し た 犯人 の 姿 が ね
僕 が 犯人 を 見 て い た ?金髪 の 女の子 を ?
でも その 子 は なんで こんな こと を …
(ヴィクトリカ の あくび )ん ?
(ヴィクトリカ )また 退屈 に なって しまった
どうせ なら もう 少し 歯応え の ある 事件 を ―
持って き て ほしい もの だ な
好き で 持って きた わけ じゃ …
(ヴィクトリカ )この 代償 は しっかり 払って もらう ぞ
代償 って ?
退屈 し ない もの だ
意味 が 分から ない よ
友達 が こんな 目 に 遭った って いう のに
あっ ひょっとして ―
僕 の 想像 の 女の子 と 比べた こと 怒ってる ?
(ヴィクトリカ )ん っ むっ …
もう いい さっさと 帰れ
だから 話す の イヤ だった ん だ よ
うるさい 読書 の 邪魔 だ 帰れ !
(一弥 )むっ
帰れ ったら 帰れ !
分かった よ 帰れ ば いい ん だろ !
助け て くれ て ありがとう !じゃあ ね !
(一弥 )ヴィクトリカ の 威張り ん ぼ !
(ゾフィ )悪い ね 久城 君
お 姉さん が お 使い なんか 頼んだ ばっかり に さ
( 一弥 ) いえ 大丈夫 でし た から
サービス !
(一弥 )犯人 は ヴィクトリカ の 言った とおり ―
金髪 の 女の子 だった
動機 に つい て は 一切 語ろう と しない と ―
新聞 に は あった
ともかく これ で 事件 は 解決
僕 の 無実 も 証明 さ れた
でも …
(生徒 )幽霊 船 の 次 は 首なし 事件
(生徒 )あいつ の 行く先 に は 必ず 死体 が 待ってる
( 生徒 ) やっぱり “ 春 来 たる 黒い 死 神 ” よ
は ぁ …
(生徒 )最近 は ―
“図書館 の 金色 の 妖精 ”の 所 に 通ってる って
(生徒 )ホント ?
(一弥 )“図書館 の 金色 の 妖精 ”?
それ って …
(ドア が 開く 音 )
(セシル )おっはよー !(一弥 )ん ?
あ …
(セシル )すてき な 朝 に すてき な お 友達 が やってきました
イギリス から の 留学 生 アブリル ・ ブラッドリー さん です
皆さん 仲良く ね
(アブリル )よろしく お 願い し ます
それ じゃあ 席 は …
あっ 久 城 君 の 隣 が 空いてる わ ね
えっ …あっ はい
久 城 君 も 留学 生 な の よ
そう な ん です か
(セシル )お 友達 を 作る チャンス よ ガンバ !
は …は あ
(アブリル )あっ
あっ…
はい
ありがとう
ん ?
あっ 何 か ?
あ …あっ 何でも ない
(アブリル )ん ?
(一弥 )何 考え てる ん だろう 犯人 は 捕まった のに
(鐘 の 音 )
(生徒 )ブラッドリー さん 一緒に ご飯 食べ ましょう
アブリル で いい わ よ
(生徒 )アブリル さん 学園 を 案内 し ましょうか ?
(生徒 )ねえ ねえ イギリス の お話 聞かせて
(一弥 )国 の こと 聞かれ た こと も ―
学園 を 案内 し て もらった こと も ない や
は ぁ …
(アブリル )久城 君 ?(一弥 )ん ?
久 城 一弥 君 …だった わ よ ね ?
うん …そう だ けど
留学 生 同士 いろいろ 教え て ね
いや でも …
ア …アブリル さん
(生徒 )そ …そい つ は …
僕 は いい ん だ けど …
この 学園 の 子 たち は みんな 怪談話 が 好き な の ね
え ?
“廃 倉庫 の 幽霊 ”
“階段 の 13 段目 の 呪い ”
“図書館 の 金色 の 妖精 ”
(一弥 )うん …
“春 来たる 黒い 死 神 ”
( 一弥 ) あっ…
(アブリル )よろしく ね (一弥 )えっ
う …うん
(アブリル )へえ それ で “黒い 死神 ”
笑い事 じゃ ない よ
フフ ごめんなさい
でも 本当 に みんな 信じている の ね
ねえ 知って る ?“階段 の 13 段目 の 呪い ”って
う うん 知ら ない けど
正確 に は ―
“天国 へ の 階段 の 13 段目 ”らしい けど …
昔 階段 の 13 段 目 で 首 を つった 教師 が い たんです って
それ 以来 そこ で 立ち止まる と ―
あの世 に 引きずり込まれる って いわれてる らしい わ
へえ …
フフッ 幽霊 なんて いる わけ ない のに ね
でも 面白い この 学園
冒険 の しがい が ある かも
冒険 ?
(アブリル )私 の おじいちゃん は 冒険家 だった の
サー ・ ブラッドリー 卿って 知らない ?
自動車 で アフリカ に 行ったり ―
気球 で 大西洋 横断 し たり してた 人 なんだ けど
聞い た こと が ある よう な
もっとも 最後 は 気球 ごと どこ か に 消え ちゃった ん だ けど
えっ ?
私 の 夢 は おじいちゃん みたい な 冒険家 に なる こと な の
( 一弥 ) あ …
(アブリル )という わけ で 早速 冒険
ねっ案内 し て くれない ? ( 一弥 ) ああ …
(アブリル )ごめん ね 付き合わ せちゃって
(一弥 )どうせ 暇 だ から
あれ 何 ?
(一弥 )ああ 図書館 だ よ
( 一弥 ) 今頃 本 でも 読 ん でる の か なあ
同じ 女の子 な のに 全然 違う よ なあ
ヴィクトリカ ったら 怒り ん ぼ だ し 威張り ん ぼ だ し
不思議 な ヴィクトリカ
そして 危険 な ヴィクトリカ
私 の 母親 は 政府 に にらまれた 危険 人物
私 は ブロワ 家 の 屋敷 の 奥深く に 隔離 さ れ て 育った
そして この 学園 に 入れ られ て から も …
(一弥 )仲直り …し た ほうがいい よ な
でも 退屈 し ない もの って …うーん
(アブリル )久城 君 ?(一弥 )ん ?
う わ あっ !
どう し た の ?
あっ な …何でも ない
フフッ 女の子 の こと でも 思い出し て た の かしら
( 一弥 ) えっ…
ち …違う って !
あっ…
あっ ち に 行き ましょう
( 一弥 ) ああ … うん
(一弥 )金髪 の ―
“僕 の 女の子 ”
ん ?
その ケガ どう し た の ?
あっ…
別に
転 ん だ だけ よ
( 一弥 ) ん …
(セシル )あ あー !(一弥 )ん ?
(セシル )フフ 久城 君 !アブリル さん !
2 人 で お 散歩 ?
はい 久 城 君 に 学園 の 案内 を し て もらって るん です
(一弥 )ん ?
イッタ !ぐ っ …
な …何 する ん です か !
(セシル )この !この !(一弥 )イタッ !先生 !
(セシル )この !この !(一弥 )ホント に やめ っ
イッタア …
( セシル ) ね ー え ? ( 2人 ) ん ?
仲良し さん たち に お 願い が ある ん だ けど
(セシル )用務員 さん が お 亡くなり に なった の
葬儀 の 準備 を する ん だ けど 手伝って もらえ ない かしら
( 葬儀 屋 ) せ ー の
(力み 声 )
さび 付い ちゃって る みたい です ね
ここ を 使う の は 8 年 ぶり だ から
手伝い ます
悪い な 坊主
(一同 )せーの
(一同 の 力み 声 )
(一弥 )もう 少し …
ぐ っ …うーん
えっ
う わ あっ !
(セシル )あ あっ !(アブリル )あっ …
(一弥 )くっ …
(葬儀 屋 )う わ あー っ !あっ …
ああ …
(セシル )ああ …
( 一弥 ) あっセシル 先生 !
先生 大丈夫 です か ?
セシル 先生 しっかり し て ください !
(葬儀屋 )ぐっ …警察 を 呼んで くる !
(葬儀屋 )俺 も !(一弥 )お 願いします !
あれ ?アブリル …ん ?
あっ…
(生徒 )また 黒い 死神 です って
(生徒 )やっぱり あいつ め
(生徒 )春 来たる 黒い 死 神
( 生徒 ) 怖 ー い
(ヴィクトリカ )おお …
これ が 代償 か ね ?
はっ…
おお …
(におい を 嗅ぐ 音 )
何 なの だ これ は
雷 おこし だ よ
(ヴィクトリカ )ん ?ぐ っ …
この 理不尽 な 堅さ
久 城 これ は 美味 な の か ?
そんな こと より アブリル だ よ
あの 本 一体 何 なん だろう ?
それ に ケガ の こと を 聞い た 時 も 変 だった
その 事件 は 解決 し た ろう
でも 何だか 気 に なる ん だ
とにかく 扉 を 開け た とたん に 死体 が 倒れ て きた と いう こと は ―
鍵 を 掛け られ た 時点 で は 生き て い た と いう こと だ
閉じ込め られ 助け を 求め た まま 力尽き た
納骨 堂 は 8 年 前 に 使わ れた きり だって
じゃあ その 時 に …
(エレベーター の 到着 音 )(一弥 )ん ?
おお !ここ に い た の か 子リス 君
な …何 か 用 です か ?
君 に ちょっと ね
お っ ほん
騎士 の ミイラ 事件 な の だ が …
遺体 の 身元 が 判明 し た
どうやら マクシム という 男らしい
学園 の 卒業生 な の だ が ―
春 に なる と ふらり と 戻って きて しばらく 滞在 し て は また 旅立つ
変わった 男 だった よう だ
イカサマ 恐喝 泥棒 と ―
悪事 の うわさ の 絶え ない 男 で ―
8 年 前 の 春 こつ然 と 姿 を 消し た そう な の だ が …
( 一弥 ) あそこ に 閉じ込められ て い た
( グレ ヴィール ) 8 年 前 ミリィ ・ マール と いう 女生徒 が ―
病 で 亡くなって 以来 ―
納骨 堂 の 扉 を 開けた 者 は い ない
それ 以前 に 鍵 が 盗まれた こと が あった そうだ が ―
すぐ に 新しい もの に 替え て 厳重 に 保管 する よう に し た そうだ
ミリィ ・ マール を 安置 し た 時 当然 マクシム は い なかった
では いつ どう やって 入った の か ?
なぜ 騎士 の 格好 を し て い た の か ?
胸 の 花束 の 意味 は ?
どう いう こと な の だ ?君 !
僕 に 聞かれ て も …
ねえ ヴィクトリカ
歯応え は ある な
何 の 花 だった の だ ?
( 一弥 ・ グレ ヴィール ) えっ?
(ヴィクトリカ )胸 に 飾ら れ て い た の は ―
一体 何 の 花 な の だ ?
お っ ほん …桜草 らしい
何 か 分かった の ?
(ヴィクトリカ )いや まだ 1 つ …
欠 片 ( かけら ) が 足り ない
君 たち ―
納骨 堂 の 遺体 が 1 つ 減って いない か ―
確かめ て き て くれ た まえ
( 一弥 ) この 中 に ミリィ ・ マールって 子 も …
(葬儀屋 )本当 だ なくなってる
(一弥 )えっ ?(グレ ヴィール )何 だ と ?
(葬儀屋 )古い 遺体 が 1つ なくなってます !
(一弥 )ああ …(グレ ヴィール )むっ …
(グレ ヴィール )まったく …
これ が 一体 何 だ と いう の だ
遺体 の 1 つ や 2 つ !
(一弥 )ん ?
あ …
ミリィ ・ マール だ
(2人 )えっ ?
8 年 前 に 死んだ ミリィ ・ マール
彼女 こそ マクシム を 殺し た 犯人 だ
(グレ ヴィール )ど …どう いう …
どう いう こと だ !
彼女 は 葬儀 の 時 既に 死んで い た の だ ぞ !
う …うん ヴィクトリカ ?
これ は 死者 に よる 殺人 だ
マクシム は ミリィ に よって 死 へ の 道連れ に 選ばれた の だ よ
騎士 と は 貴婦人 に 付き 従い 守る もの だ から ね
それ で あの 衣装 を ?
(ヴィクトリカ )中世 の 騎士 の 姿
盗ま れ た 鍵
なくなって い た 遺体
混沌 ( カオス ) の 欠 片 は 全て そろった
これ から 再 構成 を し て やろ う
( ヴィクトリカ ) ミリィ ・ マール は ―
睡眠 薬 に よって マクシム を 眠らせ ―
騎士 の 衣装 に 着替え させた
その 後 盗んだ 鍵 を 使い 納骨堂 に 入り ―
寝 台 の 上 の 古い 遺体 と マクシム を 入れ替えた の だ よ
薄暗い 納骨 堂 の 奥 だ 葬儀屋 も 気づく まい
そして 彼女 は 死んだ
自分 の 死 を 悟った 上 で の 犯行 だった の だろう
( 足音 ) で も なんで そんな こと を …
ん ?
あっ 警部 !
ヴィクトリカ に お 礼 言って ください よ !
(グレ ヴィール )何 を 言って いる の だ ね
私 は ただ 目撃者 の 君 に 話 を 聞き に 来た だけ だ よ
な っ …
( ヴィクトリカ ) グレ ヴィール ( グレ ヴィール ) うっ!
犯行 の 動機 だが 2 人 の 関係 を 調べて みる こと だ
桜草 の 花 言葉 は …
(マクシム )うっ …開けろ !開けろ !
誰 か 開けて くれ ー っ !
(ヴィクトリカ )“永遠 に あなた と 共に ”
女 の 思い と は かく も 深く 強い もの な の だ よ
( 一弥 ) あ …
( グレ ヴィール ) フン “ 灰色 狼 ( は い いろ おおかみ ) ” の 分 際 で …
えっ ?
(一弥 )灰色 狼 …それ って
何 だ ?まだ いる つもり か ?
(一弥 )いる よ
アブリル の 本 の こと が まだ 残ってる じゃないか
(ヴィクトリカ )面倒くさく なって きた
(一弥 )だったら 雷 おこし 返し て よ
(ヴィクトリカ )う っ 私 の 最大 の 敵 は 退屈 だ が ―
2 番目 の 敵 は けん 騒だ
君 は 最大 の 敵 を 追い払って くれる 2 番目 の 敵 と いう わけ だ な
(一弥 )アブリル が 図書館 に 来て た
やっぱり 様子 が 変 だった
でも 信じ たい
だから 本当 の こと を 知り たい ん だ
(ヴィクトリカ )むっ …
ふ っ
(一弥 )な っ …ヴィクトリカ どこ 行く の ?
(ヴィクトリカ )本 本 本 !
君 の 悩める 魂 を 救済 し て やろ う と いう の だ
ありがたく 思い たまえ
(一弥 )えっ だ から どこ へ ?
ああ 危ない よ
足 を 滑らせたら 大変 だ から
ヴィクトリカ !あっ …
( 一弥 ) “ 金色 の 妖精 ”
“灰色 の 狼 ”
ヴィクトリカ 君 って …
本当 は 一体 …
(アブリル )ぐ っ …
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( ヴィクトリカ ) 混沌 ( カオス ) の 欠 片 が ささや い て いる
久 城 君 は 女 で 身 を 滅ぼす タイプ だ と
(一弥 )僕 も 何となく そんな 気 が し て た