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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 8

Magi : The Kingdom of Magic Episode 8

( ナレーション ) < アリババ モルジアナ と 別れ た アラジン は →

煌 帝国 の 皇子 練 紅 覇 と の 出会い を 経 て →

魔法 の 国 マグノ シュ タット へ >

< 全て を 魔法 が 支配 する この 場所 で →

アラジン の 学園 生活 が 始まる >

( ジャー ファル ) そう いえ ば アラジン は 無事 入学 でき まし た か ね ?

( シンドバッド ) そう か もう マグノ シュ タット に 着 い た 頃 か 。

( ヤムライハ ) ええ 。 きっと 今頃 →

コドル 試験 を 受け て いる こと でしょ う 。

うむ 。 実力 別 に 6 つ の クラス に 分けて いる ん だった な 。

あの 子 なら きっと コドル 1 に →

抜擢 さ れ て いる はず 。 ふ ふ っ !

( デュポン ) コドル 6 。 →

はい 次 。 ( アラジン ) あっ 。

( デュポン ) コドル 4 。

おかしい な 。 もう 一 度 やって み て も いい かい ?

( デュポン ) 図 々 しい 編入 生 じゃ のう 。

「 灼熱 の 双 掌 」 !

うん コドル 6 。

( スフィントス ) ぷっ ! だっせ ぇ ガキ 。 ん ?

≫ ( デュポン ) コドル 4 。 次 。

( 心 の 声 ) ≪ あれ ? ルフ たち の 力 なし だ と →

僕 って こんな もん な の か な ? ≫

( 教官 ) で は これ より 学院 内 へ 入る 。

( 教官 ) 都市 全体 に 強力 な 結 界 が 張ら れ て いる ゆえ →

指定 の 関門 以外 から の 出入り および →

許可 を 得 ない 出入り は 不可能 だ 。

♪ ♪ ~

う わ っ !

♪ ♪ ~

( 教官 ) よう こそ マグノ シュ タット へ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

≪ 魔法 魔法 … 町 じゅう 魔法 だらけ ≫

≪ 町 の あちこち に 不思議 な 道具 が ≫

≪ まさか みんな 魔法 道具 ? ≫

≪ 一体 どう なって る ん だ ? この 町 は ≫

( 教官 ) 諸 君 ら は この マグノ シュ タット 学院 の →

栄え ある 今 年度 第 3 期 編入 生 で ある 。 →

今日 は 体 を 休め 明日 から の 授業 に 備えよ 。

授業 って 授業 の こと な ん だ 。

楽しみ だ なぁ 。

あっ ここ だ 。

う わ っ ! あ ~ ん ?

あっ 君 は さっき の 。

同じ 部屋 な ん だ ね 。

僕 は アラジン だ よ 。

ふん ! 俺 は コドル 4 だ ぜ 。

コドル 6 と なれ合う 気 は ねぇ 。

気 安く 話しかける ん じゃ ねぇ よ 。

スフィントス くん って いう ん だ ね 。

よろしく 。 見 てん じゃ ねぇ よ !

落ちこぼれ が 。 さっさと 退学 し ち まい な 。

退学 ? 知ら ねぇ の か よ ?

ここ じゃあ 2 か月 に 一 度 イク ティ ヤール って →

魔法 の 試験 が ある ん だ ぜ 。

それ に 落ち たら クビ だ 。 ク ・ ビ !

う ~ ん 厳しい と こな ん だ ね 。

明日 から の 魔法 の 勉強 頑張ら なくっちゃ 。

ん ? おい なん だ よ お前 の 時間割り 。 →

身体 強化 の 授業 ばっ か じゃ ねぇ か 。

さすが コドル 6 だ な 。

身体 強化 ? 魔法 じゃ なく て ?

( 一同 ) あぁ … 。 あの ~ なんで 杖 を ?

( マイヤーズ ) 貴 様 ら に は まだ 早い ! ( 一同 ) ひ ぃ ~ !

( マイヤーズ ) 私 は 貴 様 ら の 担当 教官 マイヤーズ で ある 。 →

貴 様 ら コドル 6 は 落第 候補 筆頭 ~ ! で ある 。 →

死ぬ 気 で やら ね ば 貴 様 ら は 2 か月 後 全員 追放 で ある !

( 一同 ) はい … 。 ( マイヤーズ ) 声 が 小さい !

おい そこ の チビ ! 貴 様 の 大声 は そんな もの か ! ?

う ぅ … 。 ( マイヤーズ ) もっと 声 を 出し て みろ ! →

貴 様 の 本気 を 見せ て みろ ! はい !

声 が 小さい ! う う っ !

ぐ っ !

あっ ! わ あ ~ 。

いい か ? 貴 様 ら コドル 6 に 足り ない もの →

それ は 体力 だ 。 ふ っ 。

( 一同 ) 体力 ?

22 ! 23 !

( ブウ ) う … 腕 が … 。 ( マイヤーズ ) 24 !

こ … ここ は 魔 導 の 学校 で は なかった の か ?

( マイヤーズ ) 27 ! ぎ ゃ あ ~ ~ !

この 軟弱 者 め が ~ ! !

これ じゃあ まるで 軍隊 だ 。 うわさ じゃ あの 教官 →

元 パルテ ビア の 軍属 魔 導 士 だった らしい ぞ 。

う ~ ん ?

♪ ♪ ~

貴 様 ぁ ~ ! う う ~ ~ ! !

ご … ごめん よ 。 僕 は →

体 は あまり 鍛え て ない から … 。

貴 様 ら 「 魔 導 士 に は 体力 は 必要 ない のに 」 →

そう 考え て いる の だ ろ ? ( 3 人 ) ん ん … 。

( マイヤーズ ) 貴 様 ら は 虚弱 と 言わ れる 魔 導 士 の 中 でも →

虚弱 に すぎる 。 故に →

今 の 貴 様 ら に 杖 を 持つ 資格 は ない 。 →

走れ と 言わ れ たら 走れ ! 食え と 言わ れ たら 食え ! →

叫べ と 言わ れ たら 叫べ ! ( 一同 ) う わ っ !

1 か月 間 己 を 信じ 妥協 を 許さ なかった 者 のみ →

魔 導 の 指導 を 授けよ う 。 さあ →

走れ ! 止まった 者 は 退学 !

( 一同 ) は … は い ~ ~ !

♪ ♪ ~

≪ こ … こんな 授業 だ と 思わ なかった よ ≫

≪ ヤム さん の 教え 方 と も 期待 し て た の と も 全然 違う ≫

≪ でも 僕 は もっと もっと 魔法 の こと が 知り たい ん だ ≫

≪ やる しか ない ! ≫

あ あ ~ … くっ ! は ぁ … 。

( マイヤーズ ) しっかり 食わ ん と 明日 の 授業 に は 耐え られ ん ぞ 。

けっ ! 食える とき に 食わ ねぇ から コドル 6 な ん だ よ 。

≪ 己 を 信じ 妥協 を 許さ なかった 者 に のみ … ≫

( 才 凛 ) う ぅ … 。 は う っ ! ん ん … 。

う っ !

ぐ ぅ ~ … 。 ん ?

ぐ ぅ ~ … ん ん … 。

♪ ♪ ~

( ネロ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ !

あと ちょっと だ よ 。 は ぁ は ぁ … 。

( マイヤーズ ) 腕 立て ! う ぐ っ … 。

( マイヤーズ ) 腹筋 ! ん ん っ ! ぐ っ … 。

♪ ♪ ~

( ネロ ) 頑張れ 頑張れ 。

♪ ♪ ~

マウレ ニア うさぎ 跳び !

♪ ♪ ~

う わ っ ! ( 才 凛 ) あっ 。

あ … ありがとう 。 ≪ カツ カツ カツ カツ ( 足音 )

( マイヤーズ ) 遅い ぞ チビ ! う う っ !

♪ ♪ ~

ふん ふん ! ん ん … くっ ふん !

なあ アラジン 。 ん ?

( スフィントス ) お前 どこ から 来 た の ?

退屈 だ から お前 の 話 でも 聞い て やる よ 。

なんか 聞く も 涙 語る も 涙 み て ぇ な →

面白い 話 ねぇ の ? う ~ ん 僕 は … 。

え ~ っと スフィントス くん は どう な ん だい ?

はっ なんで お前 に 俺 の 個人 的 な 話 を →

し なきゃ いけ ねぇ ん だ 。 そう かい 。

あっ !

聞き たく ねぇ の か よ ! ?

う ~ ん … どっち で も いい 。

どっち でも ! ? ど … どっち でも よく ない … 。

はっ しかた ねぇ な 。

そんなに 聞き たきゃ 教え て やる よ 。

俺 が エリオハプト から この マグノ シュ タット に 来 た の は →

それ こそ 悔しく も 悲しい →

深い 深い 理由 が … 。 ぐ ぅ ~ … 。

あっ 。 ん ん … 。

途中 だ ぞ ! 個人 的 な 話 の と ・ ち ゅ ・ う !

( マイヤーズ ) いつ まで 寝ぼけ て いる 気 だ 。 →

走れ ! 泳げ ! 跳べ !

( 一同 ) は い ~ … 。

≫ ( 学生 ) く そ っ ! 何 な ん だ よ ここ は !

俺 は 魔 導 を 学び に 来 た ん だ 。

なのに 毎日 毎日 走ったり 跳 ん だ り 。

やって られる か !

俺 たち は 魔 導 士 な ん だ ぞ !

( ネロ ) 随分 と 少なく なっちゃ っ た ね 。

( 才 凛 ) 心 の 弱い 人 たち 。

( ネロ ) 才 凛 … 君 は 大丈夫 な の ?

そりゃ あ こんな 体 を 鍛える よう な こと ばっかり し て →

なんの 役 に 立つ の って 思う けど … 。

でも とりあえず この 1 か月 は →

教官 を 信じ て みよ う かな って 。

私 は なんと して も 魔 導 士 に なり たい から 。

そう だ ね 。 ん ?

( スフィントス ) お前 の クラス もう ほとんど 残って ない らしい な 。

なんで みんな 辞め ちゃ う ん だ ろ う ?

苦しい の も 分かる ん だ けど 。

自分 から 辞める ヤツ は 所詮 →

覚悟 が 足り ねぇ ん だ 。 →

俺 は ぜ って ぇ 辞め ねぇ 。

うん 。 僕 も 諦める わけ に は いか ない ん だ 。

ふ っ 。

それにしても 意外 だった よ 。

スフィントス くん って しっかり し てる ん だ ね 。

お前 も ようやく 俺 様 の 偉大 さ が 分かって き た よう だ な 。

僕 は また 趣味 で やって る の か と 。

なん だ と ! ? お前 !

今 まで 何度 も 俺 が 説明 し て た だ ろ !

よ ~ し 今度 こそ 耳 の 穴 か っぽ じ って 聞き や がれ 。

いい か ? 俺 は な … 。 ぐ ぅ ~ … 。

わざと ! ? ねえ わざと な の ! ? ねえ ねえ !

♪ ♪ ~

( マイヤーズ ) 1 か月 耐え 抜 い た の は →

この 5 名 か 。

よし お前 ら に この 1 か月 の 意味 を 教え て やろ う 。

( ネロ ) う わ っ ! こんな 強力 な 魔法 初めて 出 た 。

それ は 貴 様 の 肉体 が 強く なった 証し だ 。

魔法 を 使う とき 人 の 体 に は 負荷 が 生じる 。 →

貴 様 ら の 体 内 の ルフ たち は →

今 まで 体 を 守る ため に 魔力 の 出力 を 抑え て い た 。 →

体 を 鍛え た こと で その リミッター が 外れ た の だ 。

「 灼熱 の 双 掌 」 !

あっ !

入学 試験 の とき より 格段 に 強く なって る 。

( マイヤーズ ) これ が 貴 様 ら が 1 か月 己 を 信じ →

体 を 鍛え た 結果 だ 。 よく 頑張った な 。

特に チビ 。 貴 様 が 最後 まで 耐える と は →

思って い なかった ぞ 。 はい !

マイヤーズ 教官 の おかげ です ! そう か 。

≪ 本当 に つらい 毎日 だった ≫

≪ でも その 度 に →

優しく 僕 を 励まし て くれ た の は … ≫

( マイヤーズ ) で は いよいよ 魔法 の 授業 に 入る 。

( 一同 ) おお っ !

≪ ありがとう 教官 の おっぱい ≫

( 先生 ) 高位 の 魔 導 士 に なれ ば 数 十 →

場合 に よって は 数 百 も の 命令 式 を 組み合わせ た 魔法 を →

発動 さ せる こと が 可能 と なる わけ です が … 。

いよいよ 魔法 の 授業 が 始まる ん だ ね 。

貴 様 ら は まず は これ だ 。

( マイヤーズ ) これ に 順番 に 手 を 触れろ 。 →

ふだん 杖 で 魔法 を 使う とき の よう に →

軽く 魔力 を 込める ん だ 。

じゃあ 僕 から 。

♪ ♪ ~

( 一同 ) あっ 。

≪ ルフ が ! ≫

よし 貴 様 は 1 型 ・ 赤 魔 導 士 だ 。

あ … 赤 魔 導 士 ?

あ あっ ! ( マイヤーズ ) 2 型 ・ 青 魔 導 士 。

う ぅ … 。 ( マイヤーズ ) 5 型 ・ 白 魔 導 士 。

( カイゼル ) う う っ ! ( マイヤーズ ) 4 型 ・ 黄 魔 導 士 。

( ブウ ) う ぐ っ ! 貴 様 も 1 型 ・ 赤 魔 導 士 。

( 才 凛 ) 教官 今 の は ?

これ は 魔 導 士 を 8 種 に 分類 する ため の 道具 →

「 八 色 魔 選 晶 」 だ 。

( 才 凛 ) 魔 導 士 を 8 種 に ?

貴 様 ら は 魔 導 士 や ルフ に 個性 が ある こと を 知って いる か ?

個性 ?

海 で 波 を 起こし やすい ルフ →

空 で 風 を 起こし やすい ルフ →

それぞれ 違う 。

マグノ シュ タット で は それ ら を 大きく 8 つ に 分類 し て いる 。 →

1 型 炎 。 2 型 水 。 →

3 型 光 。 4 型 雷 。 →

5 型 風 。 6 型 音 。 →

7 型 力 。 8 型 命 。 →

そして 1 型 ルフ と 引か れ 合い →

炎 や 熱 の 魔法 が 得意 な 者 を 1 型 →

通称 赤 魔 導 士 と いう 。

僕 の 魔法 が 炎 な の は そう いう こと だった の か 。

教官 僕 が 水 魔 法 しか 使え ない の は →

2 型 の 青 魔 導 士 だ から でしょ う か ? →

それとも 才能 が … 。

違う 。 貴 様 は 無知 な だけ だ 。

2 型 の 魔 導 士 は 水 魔 法 の 次 に →

音 魔法 と の 親和 性 が 高い 。 見ろ 。 →

己 の 得意 と する 魔法 の 対極 に 位置 する の が →

お前 ら の 持つ 第 2 の 魔法 だ 。

僕 は … 。

風 !

( マイヤーズ ) アラジン これ で 風 魔法 を 使って みろ 。

でも 僕 は 風 魔法 の 呪文 は 一 つ も 知ら ない よ 。

( マイヤーズ ) そんな もの は ルフ に 聞け 。

♪ ♪ ~

≪ ルフ に 聞く ? ≫

≪ なん だい ? みんな ≫

「 突風 」 !

でき た ! 初めて 風 魔法 が でき た よ 。

ふ っ 。

( マイヤーズ ) 一 つ の 型 に 頼る な ! →

全て の ルフ と 満遍なく 交信 する こと で →

魔力 の 伝導 率 が 上がり 結果 と し て →

より 大きな 力 を 生み出す こと が できる 。 →

いい か ? 貴 様 ら は 無知 で 未熟 だ 。 →

この世 に は 貴 様 ら の 知ら ない 魔法 の 真理 が →

まだまだ ある 。 →

未熟 な 貴 様 ら は 学べ ば 学ぶ だけ →

その 無限 の 知識 の 扉 を 開ける こと が できる の だ 。

♪ ♪ ~

いよいよ 明日 。

イク ティ ヤール に 落ち たら どん だけ →

授業 で 優秀 だった と し て も 退学 だ かんな 。

まっ でも お前 は 大丈夫 だ ろ 。 えっ ?

だって お前 頑張って た もん 。

スフィントス くん … 。

だから 今晩 こそ 俺 の 話 を 聞け !

分かった 。 僕 聞く よ 。

よし 。

いい か ? 俺 は … 。

ぐ ぅ ~ … 。 う う っ … 。

ぼ … 僕 ダメ かも しれ ない 。

だ … 大丈夫 よ 。

( ネロ ) で も こんな 大勢 の 前 で できる 自信 なんて ない よ 。

ん ん ~ … 。

授業 は きつかった か ?

( 一同 ) あっ 。

( 才 凛 ) 最初 の 身体 強化 の 授業 は 大変 で し た 。 →

もう 何度 も 諦めよ う と 思った 。 けど … 。

( ネロ ) うん 。 その あと の 魔 法学 は 面白かった 。 →

魔法 が 何 か どんどん 分かって き て 。

( マイヤーズ ) 2 か月 前 ここ に 来 た 貴 様 ら は →

何 も 知ら ない クズ だった 。 ( 一同 ) あぁ … 。

( マイヤーズ ) だ が 今 は 違う 。 今 の 貴 様 ら は →

己 を 知った クズ だ 。 ふ っ 。 →

行って こい ! 今 の 貴 様 ら なら できる !

♪ ♪ ~

≪ コドル 6 マイヤーズ 授業 アラジン 。

( 一同 ) うん !

♪ ♪ ~

魔法 の 威力 が 満た なけ れ ば 即 退学 だ 。

分かって おろ う な ?

♪ ♪ ~

「 灼熱 の 双 掌 」 !

( 一同 ) おお っ ! ? ( スフィントス ) あっ !

♪ ♪ ~

「 突風 」 !

( 一同 ) おお ~ !

♪ ♪ ~

炎 と 風 の 魔法 を 重ねる と は … 。 →

文句なし の 合格 じゃ ! →

お 主 は コドル 1 じゃ 。 ( 一同 ) え えっ ! ?

6 から 一気に ! ?

は はっ は は はっ ! ≫ ( ネロ ) やった ね アラジン !

( 才 凛 ) すご ~ い ! ( マイヤーズ ) う お ぉ ~~ ! →

あ あ ~ ! う う っ … 。 う っ !

♪ ♪ ~

≪ やった よ ! モル さん アリババ くん ≫

♪ ♪ ~

≪ みんな も 今頃 頑張って る かい ? ≫

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( アリババ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … 。

着 い た ぞ 。

ここ が レーム か 。

♪ ♪ ~


Magi : The Kingdom of Magic Episode 8

( ナレーション ) < アリババ モルジアナ と 別れ た アラジン は → なれーしょん||||わかれ|||

煌 帝国 の 皇子 練 紅 覇 と の 出会い を 経 て → こう|ていこく||おうじ|ね|くれない|は|||であい||へ| Aladdin's encounter with Ren Kouha, Prince of the Kou Empire,

魔法 の 国 マグノ シュ タット へ > まほう||くに|||| brings him to the country of magic, Magnoshutatt.

< 全て を 魔法 が 支配 する この 場所 で → すべて||まほう||しはい|||ばしょ|

アラジン の 学園 生活 が 始まる > ||がくえん|せいかつ||はじまる Aladdin's student life begins.

( ジャー ファル ) そう いえ ば アラジン は 無事 入学 でき まし た か ね ? じゃー|||||||ぶじ|にゅうがく||||| Come to think of it, I wonder if Aladdin managed to enroll at the academy?

( シンドバッド ) そう か もう マグノ シュ タット に 着 い た 頃 か 。 ||||||||ちゃく|||ころ| That's right, he must have reached Magnoshutatt by now.

( ヤムライハ ) ええ 。 きっと 今頃 → |||いまごろ

コドル 試験 を 受け て いる こと でしょ う 。 |しけん||うけ|||||

うむ 。 実力 別 に 6 つ の クラス に 分けて いる ん だった な 。 |じつりょく|べつ||||くらす||わけて||||

あの 子 なら きっと コドル 1 に → |こ|||| Knowing Aladdin, I'm sure they've catapulted him into the 1st Kodor!

抜擢 さ れ て いる はず 。 ふ ふ っ ! ばってき||||||||

( デュポン ) コドル 6 。 → 6th Kodor.

はい 次 。 ( アラジン ) あっ 。 |つぎ|| All right. Next!

( デュポン ) コドル 4 。 4th Kodor.

おかしい な 。 もう 一 度 やって み て も いい かい ? |||ひと|たび|||||| I don't understand... Mind if I give it another try?

( デュポン ) 図 々 しい 編入 生 じゃ のう 。 |ず|||へんにゅう|せい|| You really are an impudent transfer student!

「 灼熱 の 双 掌 」 ! しゃくねつ||そう|てのひら Halharl Infigare!

うん コドル 6 。 Right... 6th Kodor.

( スフィントス ) ぷっ ! だっせ ぇ ガキ 。 ん ? ||||がき|

≫ ( デュポン ) コドル 4 。 次 。 ||つぎ

( 心 の 声 ) ≪ あれ ? ルフ たち の 力 なし だ と → こころ||こえ|||||ちから||| Whaaat?

僕 って こんな もん な の か な ? ≫ ぼく|||||||

( 教官 ) で は これ より 学院 内 へ 入る 。 きょうかん|||||がくいん|うち||はいる

( 教官 ) 都市 全体 に 強力 な 結 界 が 張ら れ て いる ゆえ → きょうかん|とし|ぜんたい||きょうりょく||けつ|かい||はら|||| As the entire city is covered by a powerful barrier,

指定 の 関門 以外 から の 出入り および → してい||かんもん|いがい|||でいり| there's no way to pass through the designated checkpoints,

許可 を 得 ない 出入り は 不可能 だ 。 きょか||とく||でいり||ふかのう|

♪ ♪ ~

う わ っ ! Wow!

♪ ♪ ~

( 教官 ) よう こそ マグノ シュ タット へ 。 きょうかん|||||| Welcome to Magnoshutatt.

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

≪ 魔法 魔法 … 町 じゅう 魔法 だらけ ≫ まほう|まほう|まち||まほう|

≪ 町 の あちこち に 不思議 な 道具 が ≫ まち||||ふしぎ||どうぐ| I'm seeing mysterious tools all over this town...

≪ まさか みんな 魔法 道具 ? ≫ ||まほう|どうぐ Surely they can't all be Magic Tools...

≪ 一体 どう なって る ん だ ? この 町 は ≫ いったい|||||||まち| What's up with this town, anyway?

( 教官 ) 諸 君 ら は この マグノ シュ タット 学院 の → きょうかん|しょ|きみ|||||||がくいん| You are members of this year's vaunted third annual class of transfer students to Magnoshutatt Academy!

栄え ある 今 年度 第 3 期 編入 生 で ある 。 → はえ||いま|ねんど|だい|き|へんにゅう|せい||

今日 は 体 を 休め 明日 から の 授業 に 備えよ 。 きょう||からだ||やすめ|あした|||じゅぎょう||そなえよ You shall rest up today and prepare for tomorrow's Maref.

授業 って 授業 の こと な ん だ 。 じゅぎょう||じゅぎょう||||| So Maref means classes...

楽しみ だ なぁ 。 たのしみ||

あっ ここ だ 。 Oh, this is it.

う わ っ ! あ ~ ん ?

あっ 君 は さっき の 。 |きみ||| Oh, you're that boy from before.

同じ 部屋 な ん だ ね 。 おなじ|へや|||| I see that we're roommates.

僕 は アラジン だ よ 。 ぼく|||| My name's Aladdin!

ふん ! 俺 は コドル 4 だ ぜ 。 |おれ||||

コドル 6 と なれ合う 気 は ねぇ 。 ||なれあう|き|| I'm not gonna get all chummy with a 6th Kodor.

気 安く 話しかける ん じゃ ねぇ よ 。 き|やすく|はなしかける|||| So lay off the easygoing chitchat!

スフィントス くん って いう ん だ ね 。 I see that your name is Sphintus.

よろしく 。 見 てん じゃ ねぇ よ ! |み|||| Nice to meet you!

落ちこぼれ が 。 さっさと 退学 し ち まい な 。 おちこぼれ|||たいがく|||| You little bottom-feeder, just flunk out already!

退学 ? 知ら ねぇ の か よ ? たいがく|しら|||| Flunk out?

ここ じゃあ 2 か月 に 一 度 イク ティ ヤール って → ||かげつ||ひと|たび|いく||| At this school, there's a magic exam called the Iktiyar every two months.

魔法 の 試験 が ある ん だ ぜ 。 まほう||しけん|||||

それ に 落ち たら クビ だ 。 ク ・ ビ ! ||おち||くび||| And if you flunk that test, you get the axe...

う ~ ん 厳しい と こな ん だ ね 。 ||きびしい||||| It's pretty strict here, huh?

明日 から の 魔法 の 勉強 頑張ら なくっちゃ 。 あした|||まほう||べんきょう|がんばら| When magic classes start tomorrow, I'd better give it my all!

ん ? おい なん だ よ お前 の 時間割り 。 → |||||おまえ||じかんわり

身体 強化 の 授業 ばっ か じゃ ねぇ か 。 からだ|きょうか||じゅぎょう||||| Look, it's nothing but body-strengthening Marefs!

さすが コドル 6 だ な 。 Guess it's not the 6th Kodor for nothing!

身体 強化 ? 魔法 じゃ なく て ? からだ|きょうか|まほう||| Body-strengthening?

( 一同 ) あぁ … 。 あの ~ なんで 杖 を ? いちどう||||つえ|

( マイヤーズ ) 貴 様 ら に は まだ 早い ! ( 一同 ) ひ ぃ ~ ! |とうと|さま|||||はやい|いちどう|| You scrubs aren't ready for them yet!

( マイヤーズ ) 私 は 貴 様 ら の 担当 教官 マイヤーズ で ある 。 → |わたくし||とうと|さま|||たんとう|きょうかん||| I'm Meiers, the instructor in charge of you little punks!

貴 様 ら コドル 6 は 落第 候補 筆頭 ~ ! で ある 。 → とうと|さま||||らくだい|こうほ|ひっとう|| You 6th Kodors are at the top of the drop-out candidate list!

死ぬ 気 で やら ね ば 貴 様 ら は 2 か月 後 全員 追放 で ある ! しぬ|き|||||とうと|さま|||かげつ|あと|ぜんいん|ついほう|| Unless you're prepared to die in this class, two months from now, you'll all be thrown out!

( 一同 ) はい … 。 ( マイヤーズ ) 声 が 小さい ! いちどう|||こえ||ちいさい Yes, ma'am.

おい そこ の チビ ! 貴 様 の 大声 は そんな もの か ! ? ||||とうと|さま||おおごえ|||| Hey, little squirt there!

う ぅ … 。 ( マイヤーズ ) もっと 声 を 出し て みろ ! → ||||こえ||だし||

貴 様 の 本気 を 見せ て みろ ! はい ! とうと|さま||ほんき||みせ||| Show me that you mean business!

声 が 小さい ! う う っ ! こえ||ちいさい||| I can't hear you!

ぐ っ !

あっ ! わ あ ~ 。

いい か ? 貴 様 ら コドル 6 に 足り ない もの → ||とうと|さま||||たり|| Listen up! I'll tell you what you 6th Kodors lack - it's...

それ は 体力 だ 。 ふ っ 。 ||たいりょく|||

( 一同 ) 体力 ? いちどう|たいりょく Physical strength?

22 ! 23 !

( ブウ ) う … 腕 が … 。 ( マイヤーズ ) 24 ! ||うで||

こ … ここ は 魔 導 の 学校 で は なかった の か ? |||ま|みちび||がっこう||||| Wasn't this supposed to be a magic school?

( マイヤーズ ) 27 ! ぎ ゃ あ ~ ~ !

この 軟弱 者 め が ~ ! ! |なんじゃく|もの|| You damned wusses!

これ じゃあ まるで 軍隊 だ 。 うわさ じゃ あの 教官 → |||ぐんたい|||||きょうかん It's like we're in the army!

元 パルテ ビア の 軍属 魔 導 士 だった らしい ぞ 。 もと||||ぐんぞく|ま|みちび|し|||

う ~ ん ?

♪ ♪ ~

貴 様 ぁ ~ ! う う ~ ~ ! ! とうと|さま||| Hey, you!

ご … ごめん よ 。 僕 は → |||ぼく| I-I'm sorry! It's because I've never really built up my body...

体 は あまり 鍛え て ない から … 。 からだ|||きたえ|||

貴 様 ら 「 魔 導 士 に は 体力 は 必要 ない のに 」 → とうと|さま||ま|みちび|し|||たいりょく||ひつよう|| Hey, losers, I'll bet you're thinking, "But magicians don't need physical strength!" - aren't you?

そう 考え て いる の だ ろ ? ( 3 人 ) ん ん … 。 |かんがえ||||||じん||

( マイヤーズ ) 貴 様 ら は 虚弱 と 言わ れる 魔 導 士 の 中 でも → |とうと|さま|||きょじゃく||いわ||ま|みちび|し||なか| Even among magicians, who have a rep for being feeble, you're feeble beyond words!

虚弱 に すぎる 。 故に → きょじゃく|||ゆえに

今 の 貴 様 ら に 杖 を 持つ 資格 は ない 。 → いま||とうと|さま|||つえ||もつ|しかく||

走れ と 言わ れ たら 走れ ! 食え と 言わ れ たら 食え ! → はしれ||いわ|||はしれ|くえ||いわ|||くえ When you're told to run - you will run!

叫べ と 言わ れ たら 叫べ ! ( 一同 ) う わ っ ! さけべ||いわ|||さけべ|いちどう||| When you're told to shout - you will shout!

1 か月 間 己 を 信じ 妥協 を 許さ なかった 者 のみ → かげつ|あいだ|おのれ||しんじ|だきょう||ゆるさ||もの| Over the next month, only those who believe in themselves and refuse to compromise...

魔 導 の 指導 を 授けよ う 。 さあ → ま|みちび||しどう||さずけよ|| ...shall receive lessons in magic!

走れ ! 止まった 者 は 退学 ! はしれ|とまった|もの||たいがく Now, then...

( 一同 ) は … は い ~ ~ ! いちどう||| Y-Yes, ma'am!

♪ ♪ ~

≪ こ … こんな 授業 だ と 思わ なかった よ ≫ ||じゅぎょう|||おもわ|| I-I never dreamed that classes would be like this.

≪ ヤム さん の 教え 方 と も 期待 し て た の と も 全然 違う ≫ |||おしえ|かた|||きたい|||||||ぜんぜん|ちがう It's totally different from Yam's way of teaching, or the way I thought they'd be teaching us.

≪ でも 僕 は もっと もっと 魔法 の こと が 知り たい ん だ ≫ |ぼく||||まほう||||しり||| But I do want to learn more and more about magic.

≪ やる しか ない ! ≫ I have no choice but to do this!

あ あ ~ … くっ ! は ぁ … 。

( マイヤーズ ) しっかり 食わ ん と 明日 の 授業 に は 耐え られ ん ぞ 。 ||くわ|||あした||じゅぎょう|||たえ||| Better chow down, or you won't survive tomorrow's Maref!

けっ ! 食える とき に 食わ ねぇ から コドル 6 な ん だ よ 。 |くえる|||くわ||||||| Huh! You don't eat when you get the chance - that's why you're a lowly 6th Kodor!

≪ 己 を 信じ 妥協 を 許さ なかった 者 に のみ … ≫ おのれ||しんじ|だきょう||ゆるさ||もの|| Only those who believe in themselves, and refuse to compromise...

( 才 凛 ) う ぅ … 。 は う っ ! ん ん … 。 さい|りん|||||||

う っ !

ぐ ぅ ~ … 。 ん ?

ぐ ぅ ~ … ん ん … 。

♪ ♪ ~

( ネロ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ !

あと ちょっと だ よ 。 は ぁ は ぁ … 。 We're almost there...

( マイヤーズ ) 腕 立て ! う ぐ っ … 。 |うで|たて||| Push-ups!

( マイヤーズ ) 腹筋 ! ん ん っ ! ぐ っ … 。 |ふっきん||||| Sit-ups!

♪ ♪ ~

( ネロ ) 頑張れ 頑張れ 。 |がんばれ|がんばれ You can do it! You can do it!

♪ ♪ ~

マウレ ニア うさぎ 跳び ! |にあ||とび Maurenian Rabbit jumps!

♪ ♪ ~

う わ っ ! ( 才 凛 ) あっ 。 |||さい|りん|

あ … ありがとう 。 ≪ カツ カツ カツ カツ ( 足音 ) ||かつ|かつ|かつ|かつ|あしおと Th-Thanks.

( マイヤーズ ) 遅い ぞ チビ ! う う っ ! |おそい||||| You're too slow, little squirt!

♪ ♪ ~

ふん ふん ! ん ん … くっ ふん !

なあ アラジン 。 ん ? Hey, Aladdin.

( スフィントス ) お前 どこ から 来 た の ? |おまえ|||らい|| Where are you from?

退屈 だ から お前 の 話 でも 聞い て やる よ 。 たいくつ|||おまえ||はなし||ききい||| Since I'm bored, I might as well listen to what you have to say.

なんか 聞く も 涙 語る も 涙 み て ぇ な → |きく||なみだ|かたる||なみだ|||| Don't you have some kind of sob story that'll make us both shed tears?

面白い 話 ねぇ の ? う ~ ん 僕 は … 。 おもしろい|はなし|||||ぼく|

え ~ っと スフィントス くん は どう な ん だい ?

はっ なんで お前 に 俺 の 個人 的 な 話 を → ||おまえ||おれ||こじん|てき||はなし|

し なきゃ いけ ねぇ ん だ 。 そう かい 。

あっ !

聞き たく ねぇ の か よ ! ? きき|||||

う ~ ん … どっち で も いい 。 Well... Either way is okay.

どっち でも ! ? ど … どっち でも よく ない … 。 Either way?

はっ しかた ねぇ な 。 Well, if you're gonna twist my arm...

そんなに 聞き たきゃ 教え て やる よ 。 |きき||おしえ||| Since you're dying to hear about it, I'll be happy to tell you.

俺 が エリオハプト から この マグノ シュ タット に 来 た の は → おれ|||||||||らい||| The reason why I came here to Magnoshutatt from Heliohapt...

それ こそ 悔しく も 悲しい → ||くやしく||かなしい Now there's a bitter and tragic reason that's way, way, deep!

深い 深い 理由 が … 。 ぐ ぅ ~ … 。 ふかい|ふかい|りゆう|||

あっ 。 ん ん … 。

途中 だ ぞ ! 個人 的 な 話 の と ・ ち ゅ ・ う ! とちゅう|||こじん|てき||はなし||||| Hey, I'm still talking!

( マイヤーズ ) いつ まで 寝ぼけ て いる 気 だ 。 → |||ねぼけ|||き| How long are you gonna keep up this zombie act?

走れ ! 泳げ ! 跳べ ! はしれ|およげ|とべ Run! Swim! Fly!

( 一同 ) は い ~ … 。 いちどう|| Yes, ma'am...

≫ ( 学生 ) く そ っ ! 何 な ん だ よ ここ は ! がくせい||||なん|||||| Dammit, what the hell is this place, anyway?

俺 は 魔 導 を 学び に 来 た ん だ 。 おれ||ま|みちび||まなび||らい||| I came here to learn about magic!

なのに 毎日 毎日 走ったり 跳 ん だ り 。 |まいにち|まいにち|はしったり|と||| But here we are, running and flying, day after day!

やって られる か ! Who wants to put up with this?

俺 たち は 魔 導 士 な ん だ ぞ ! おれ|||ま|みちび|し|||| We're magicians, you know!

( ネロ ) 随分 と 少なく なっちゃ っ た ね 。 |ずいぶん||すくなく|||| The class has really shrunk, huh?

( 才 凛 ) 心 の 弱い 人 たち 。 さい|りん|こころ||よわい|じん| Such weak-willed souls!

( ネロ ) 才 凛 … 君 は 大丈夫 な の ? |さい|りん|きみ||だいじょうぶ|| Sai Lin, are you gonna be okay?

そりゃ あ こんな 体 を 鍛える よう な こと ばっかり し て → |||からだ||きたえる|||||| Well, sure, I do wonder what good it will do us to merely work out all the time like this...

なんの 役 に 立つ の って 思う けど … 。 |やく||たつ|||おもう|

でも とりあえず この 1 か月 は → |||かげつ| But for now, I'm thinking that for the next month, why not believe in our instructor?

教官 を 信じ て みよ う かな って 。 きょうかん||しんじ|||||

私 は なんと して も 魔 導 士 に なり たい から 。 わたくし|||||ま|みちび|し||||

そう だ ね 。 ん ? I'm with you!

( スフィントス ) お前 の クラス もう ほとんど 残って ない らしい な 。 |おまえ||くらす|||のこって||| I hear that there's hardly anybody left in your class.

なんで みんな 辞め ちゃ う ん だ ろ う ? ||やめ||||||

苦しい の も 分かる ん だ けど 。 くるしい|||わかる||| I know it's really tough, but...

自分 から 辞める ヤツ は 所詮 → じぶん||やめる|やつ||しょせん People who quit on their own just don't have what it takes!

覚悟 が 足り ねぇ ん だ 。 → かくご||たり|||

俺 は ぜ って ぇ 辞め ねぇ 。 おれ|||||やめ| No way am I ever gonna quit!

うん 。 僕 も 諦める わけ に は いか ない ん だ 。 |ぼく||あきらめる||||||| Yeah... I can't afford to quit, either.

ふ っ 。

それにしても 意外 だった よ 。 |いがい|| Still, I wasn't expecting that.

スフィントス くん って しっかり し てる ん だ ね 。

お前 も ようやく 俺 様 の 偉大 さ が 分かって き た よう だ な 。 おまえ|||おれ|さま||いだい|||わかって||||| I see that you're finally starting to appreciate my awesomeness!

僕 は また 趣味 で やって る の か と 。 ぼく|||しゅみ|||||| I thought you were just doing this as a hobby...

なん だ と ! ? お前 ! |||おまえ What did you say?

今 まで 何度 も 俺 が 説明 し て た だ ろ ! いま||なんど||おれ||せつめい|||||

よ ~ し 今度 こそ 耳 の 穴 か っぽ じ って 聞き や がれ 。 ||こんど||みみ||あな|||||きき|| All right, this time you're gonna open up those ears and listen to me, dammit!

いい か ? 俺 は な … 。 ぐ ぅ ~ … 。 ||おれ|||| Listen! The thing about me...

わざと ! ? ねえ わざと な の ! ? ねえ ねえ ! On purpose? Hey, you doing that on purpose? Hey! Hey!

♪ ♪ ~

( マイヤーズ ) 1 か月 耐え 抜 い た の は → |かげつ|たえ|ぬき|||| The only ones who survived this month to the end... Just these five, eh?

この 5 名 か 。 |な|

よし お前 ら に この 1 か月 の 意味 を 教え て やろ う 。 |おまえ||||かげつ||いみ||おしえ||| All right, let me teach you what the purpose of this past month was!

( ネロ ) う わ っ ! こんな 強力 な 魔法 初めて 出 た 。 |||||きょうりょく||まほう|はじめて|だ|

それ は 貴 様 の 肉体 が 強く なった 証し だ 。 ||とうと|さま||にくたい||つよく||しょうし| That's proof that your body has become stronger.

魔法 を 使う とき 人 の 体 に は 負荷 が 生じる 。 → まほう||つかう||じん||からだ|||ふか||しょうじる

貴 様 ら の 体 内 の ルフ たち は → とうと|さま|||からだ|うち|||| Until now, the Rukh inside your bodies have been suppressing your magoi output to protect you.

今 まで 体 を 守る ため に 魔力 の 出力 を 抑え て い た 。 → いま||からだ||まもる|||まりょく||しゅつりょく||おさえ|||

体 を 鍛え た こと で その リミッター が 外れ た の だ 。 からだ||きたえ|||||||はずれ|||

「 灼熱 の 双 掌 」 ! しゃくねつ||そう|てのひら Halharl Infigare!

あっ !

入学 試験 の とき より 格段 に 強く なって る 。 にゅうがく|しけん||||かくだん||つよく|| It's way more powerful now than during that entrance exam.

( マイヤーズ ) これ が 貴 様 ら が 1 か月 己 を 信じ → |||とうと|さま|||かげつ|おのれ||しんじ This is the result of believing in yourselves, and whipping your bodies into shape for a month.

体 を 鍛え た 結果 だ 。 よく 頑張った な 。 からだ||きたえ||けっか|||がんばった|

特に チビ 。 貴 様 が 最後 まで 耐える と は → とくに||とうと|さま||さいご||たえる|| Especially you, little squirt.

思って い なかった ぞ 。 はい ! おもって||||

マイヤーズ 教官 の おかげ です ! そう か 。 |きょうかん|||||

≪ 本当 に つらい 毎日 だった ≫ ほんとう|||まいにち| Day after day, it was total agony for me...

≪ でも その 度 に → ||たび| But...

優しく 僕 を 励まし て くれ た の は … ≫ やさしく|ぼく||はげまし|||||

( マイヤーズ ) で は いよいよ 魔法 の 授業 に 入る 。 ||||まほう||じゅぎょう||はいる All right, now we're going to start magic lessons!

( 一同 ) おお っ ! いちどう||

≪ ありがとう 教官 の おっぱい ≫ |きょうかん|| Thank you... instructor's boobs...

( 先生 ) 高位 の 魔 導 士 に なれ ば 数 十 → せんせい|こうい||ま|みちび|し||||すう|じゅう As an advanced magician,

場合 に よって は 数 百 も の 命令 式 を 組み合わせ た 魔法 を → ばあい||||すう|ひゃく|||めいれい|しき||くみあわせ||まほう|

発動 さ せる こと が 可能 と なる わけ です が … 。 はつどう|||||かのう||||| Using magic spells comprised of multiple commands in combination at once.

いよいよ 魔法 の 授業 が 始まる ん だ ね 。 |まほう||じゅぎょう||はじまる||| In those cases, the type of Rukh you combine...

貴 様 ら は まず は これ だ 。 とうと|さま|||||| Okay, scrubs, start with this.

( マイヤーズ ) これ に 順番 に 手 を 触れろ 。 → |||じゅんばん||て||ふれろ Touch this, one by one.

ふだん 杖 で 魔法 を 使う とき の よう に → |つえ||まほう||つかう|||| Just like you'd normally wield your wands to use magic...

軽く 魔力 を 込める ん だ 。 かるく|まりょく||こめる|| Just infuse it lightly with some magoi.

じゃあ 僕 から 。 |ぼく| Okay, I'll start.

♪ ♪ ~

( 一同 ) あっ 。 いちどう|

≪ ルフ が ! ≫ The Rukh...!

よし 貴 様 は 1 型 ・ 赤 魔 導 士 だ 。 |とうと|さま||かた|あか|ま|みちび|し| Right, you're a Type 1 Red Magician!

あ … 赤 魔 導 士 ? |あか|ま|みちび|し R-Red Magician?

あ あっ ! ( マイヤーズ ) 2 型 ・ 青 魔 導 士 。 |||かた|あお|ま|みちび|し

う ぅ … 。 ( マイヤーズ ) 5 型 ・ 白 魔 導 士 。 |||かた|しろ|ま|みちび|し

( カイゼル ) う う っ ! ( マイヤーズ ) 4 型 ・ 黄 魔 導 士 。 |||||かた|き|ま|みちび|し

( ブウ ) う ぐ っ ! 貴 様 も 1 型 ・ 赤 魔 導 士 。 ||||とうと|さま||かた|あか|ま|みちび|し

( 才 凛 ) 教官 今 の は ? さい|りん|きょうかん|いま|| Instructor Meiers... what was that?

これ は 魔 導 士 を 8 種 に 分類 する ため の 道具 → ||ま|みちび|し||しゅ||ぶんるい||||どうぐ This is a tool to sort magicians into eight different types...

「 八 色 魔 選 晶 」 だ 。 やっ|いろ|ま|せん|あき| The Eight-Color Magic Sorting Crystal.

( 才 凛 ) 魔 導 士 を 8 種 に ? さい|りん|ま|みちび|し||しゅ| Sort magicians into eight types?

貴 様 ら は 魔 導 士 や ルフ に 個性 が ある こと を 知って いる か ? とうと|さま|||ま|みちび|し||||こせい|||||しって|| Did you know that magicians and Rukh have distinct characteristics?

個性 ? こせい

海 で 波 を 起こし やすい ルフ → うみ||なみ||おこし|| Rukh that help you to generate waves in the sea,

空 で 風 を 起こし やすい ルフ → から||かぜ||おこし|| Rukh that help you to generate wind in the skies...

それぞれ 違う 。 |ちがう ...they're all different.

マグノ シュ タット で は それ ら を 大きく 8 つ に 分類 し て いる 。 → ||||||||おおきく|||ぶんるい||| In Magnoshutatt, they are broadly divided into eight categories.

1 型 炎 。 2 型 水 。 → かた|えん|かた|すい Type 1 Flames, Type 2 Water, Type 3 Light,

3 型 光 。 4 型 雷 。 → かた|ひかり|かた|かみなり

5 型 風 。 6 型 音 。 → かた|かぜ|かた|おと

7 型 力 。 8 型 命 。 → かた|ちから|かた|いのち Type 7 Power, Type 8 Life.

そして 1 型 ルフ と 引か れ 合い → |かた|||ひか||あい And those who have a mutual attraction to Type 1 Rukh,

炎 や 熱 の 魔法 が 得意 な 者 を 1 型 → えん||ねつ||まほう||とくい||もの||かた

通称 赤 魔 導 士 と いう 。 つうしょう|あか|ま|みちび|し|| are called Type 1 Red Magicians.

僕 の 魔法 が 炎 な の は そう いう こと だった の か 。 ぼく||まほう||えん||||||||| So that's why my magic is Flame-based...

教官 僕 が 水 魔 法 しか 使え ない の は → きょうかん|ぼく||すい|ま|ほう||つかえ|||

2 型 の 青 魔 導 士 だ から でしょ う か ? → かた||あお|ま|みちび|し||||| that I can only use Water Magic?

それとも 才能 が … 。 |さいのう| Or because I have no talent...?

違う 。 貴 様 は 無知 な だけ だ 。 ちがう|とうと|さま||むち||| No. You're just ignorant.

2 型 の 魔 導 士 は 水 魔 法 の 次 に → かた||ま|みちび|し||すい|ま|ほう||つぎ| After Water Magic, Type 2 Magicians have the highest compatibility with Sound Magic.

音 魔法 と の 親和 性 が 高い 。 見ろ 。 → おと|まほう|||しんわ|せい||たかい|みろ

己 の 得意 と する 魔法 の 対極 に 位置 する の が → おのれ||とくい|||まほう||たいきょく||いち||| What's positioned directly opposite the magic you're adept at...

お前 ら の 持つ 第 2 の 魔法 だ 。 おまえ|||もつ|だい||まほう|

僕 は … 。 ぼく| Mine is...

風 ! かぜ

( マイヤーズ ) アラジン これ で 風 魔法 を 使って みろ 。 ||||かぜ|まほう||つかって| Aladdin, try using Wind Magic with this.

でも 僕 は 風 魔法 の 呪文 は 一 つ も 知ら ない よ 。 |ぼく||かぜ|まほう||じゅもん||ひと|||しら|| But I don't know a single Wind Magic spell.

( マイヤーズ ) そんな もの は ルフ に 聞け 。 ||||||きけ Listen to the Rukh for that!

♪ ♪ ~

≪ ルフ に 聞く ? ≫ ||きく Listen... to the Rukh?

≪ なん だい ? みんな ≫ What is it, you guys?

「 突風 」 ! とっぷう Asfal Rih!

でき た ! 初めて 風 魔法 が でき た よ 。 ||はじめて|かぜ|まほう|||| I did it!

ふ っ 。

( マイヤーズ ) 一 つ の 型 に 頼る な ! → |ひと|||かた||たよる| Don't rely on just one type!

全て の ルフ と 満遍なく 交信 する こと で → すべて||||まんべんなく|こうしん||| By communicating with all types of Rukh,

魔力 の 伝導 率 が 上がり 結果 と し て → まりょく||でんどう|りつ||あがり|けっか||| you will boost your Magoi conductivity rate,

より 大きな 力 を 生み出す こと が できる 。 → |おおきな|ちから||うみだす|||

いい か ? 貴 様 ら は 無知 で 未熟 だ 。 → ||とうと|さま|||むち||みじゅく| Are you listening? You are ignorant and inexperienced.

この世 に は 貴 様 ら の 知ら ない 魔法 の 真理 が → このよ|||とうと|さま|||しら||まほう||しんり| In this world, there is still an untold number of magical truths that you know nothing of.

まだまだ ある 。 →

未熟 な 貴 様 ら は 学べ ば 学ぶ だけ → みじゅく||とうと|さま|||まなべ||まなぶ| Inexperienced as you are, the more you learn,

その 無限 の 知識 の 扉 を 開ける こと が できる の だ 。 |むげん||ちしき||とびら||あける||||| the sooner you'll be able to open those infinite doors of knowledge!

♪ ♪ ~

いよいよ 明日 。 |あした Tomorrow's the big day...

イク ティ ヤール に 落ち たら どん だけ → いく||||おち||| If you fail the Iktiyar,

授業 で 優秀 だった と し て も 退学 だ かんな 。 じゅぎょう||ゆうしゅう||||||たいがく||

まっ でも お前 は 大丈夫 だ ろ 。 えっ ? ||おまえ||だいじょうぶ||| Well, but I'm sure you'll be okay.

だって お前 頑張って た もん 。 |おまえ|がんばって|| Hey, because you've really been bringing it!

スフィントス くん … 。 Sphintus...

だから 今晩 こそ 俺 の 話 を 聞け ! |こんばん||おれ||はなし||きけ

分かった 。 僕 聞く よ 。 わかった|ぼく|きく| All right. I'm listening!

よし 。 Okay.

いい か ? 俺 は … 。 ||おれ|

ぐ ぅ ~ … 。 う う っ … 。

ぼ … 僕 ダメ かも しれ ない 。 |ぼく|だめ||| I-I might not make it.

だ … 大丈夫 よ 。 |だいじょうぶ| Y-You'll be fine!

( ネロ ) で も こんな 大勢 の 前 で できる 自信 なんて ない よ 。 ||||おおぜい||ぜん|||じしん||| But I don't have the confidence to pull it off in front of this huge crowd!

ん ん ~ … 。

授業 は きつかった か ? じゅぎょう||| Were the classes grueling?

( 一同 ) あっ 。 いちどう|

( 才 凛 ) 最初 の 身体 強化 の 授業 は 大変 で し た 。 → さい|りん|さいしょ||からだ|きょうか||じゅぎょう||たいへん||| The first body-strengthening class was brutal for me.

もう 何度 も 諦めよ う と 思った 。 けど … 。 |なんど||あきらめよ|||おもった| I don't know how many times I thought about giving up...

( ネロ ) うん 。 その あと の 魔 法学 は 面白かった 。 → |||||ま|ほうがく||おもしろかった Yeah, those magic lessons that came after sure were interesting.

魔法 が 何 か どんどん 分かって き て 。 まほう||なん|||わかって|| Because more and more, we came to understand what magic is.

( マイヤーズ ) 2 か月 前 ここ に 来 た 貴 様 ら は → |かげつ|ぜん|||らい||とうと|さま|| Two months ago, when you first got here, you were a bunch of ignorant losers.

何 も 知ら ない クズ だった 。 ( 一同 ) あぁ … 。 なん||しら||くず||いちどう|

( マイヤーズ ) だ が 今 は 違う 。 今 の 貴 様 ら は → |||いま||ちがう|いま||とうと|さま|| But not anymore. Today, you guys are...

己 を 知った クズ だ 。 ふ っ 。 → おのれ||しった|くず||| Self-aware losers!

行って こい ! 今 の 貴 様 ら なら できる ! おこなって||いま||とうと|さま||| Go on! You can do it now!

♪ ♪ ~

≪ コドル 6 マイヤーズ 授業 アラジン 。 ||じゅぎょう| 6th Kodor, Meiers Maref – Aladdin.

( 一同 ) うん ! いちどう|

♪ ♪ ~

魔法 の 威力 が 満た なけ れ ば 即 退学 だ 。 まほう||いりょく||みた||||そく|たいがく| If the power of your magic falls short of our criteria, you'll be expelled on the spot.

分かって おろ う な ? わかって||| I hope you understand that.

♪ ♪ ~

「 灼熱 の 双 掌 」 ! しゃくねつ||そう|てのひら Halharl Infigare!

( 一同 ) おお っ ! ? ( スフィントス ) あっ ! いちどう||||

♪ ♪ ~

「 突風 」 ! とっぷう Asfal Rih!

( 一同 ) おお ~ ! いちどう|

♪ ♪ ~

炎 と 風 の 魔法 を 重ねる と は … 。 → えん||かぜ||まほう||かさねる|| To think that you've combined Flame and Wind Magic!

文句なし の 合格 じゃ ! → もんくなし||ごうかく| You pass – that's a no-doubter!

お 主 は コドル 1 じゃ 。 ( 一同 ) え えっ ! ? |おも||||いちどう|| You're a 1st Kodor!

6 から 一気に ! ? |いっきに

は はっ は は はっ ! ≫ ( ネロ ) やった ね アラジン !

( 才 凛 ) すご ~ い ! ( マイヤーズ ) う お ぉ ~~ ! → さい|りん|||||| Amazing!

あ あ ~ ! う う っ … 。 う っ !

♪ ♪ ~

≪ やった よ ! モル さん アリババ くん ≫ I did it, Morg, Alibaba!

♪ ♪ ~

≪ みんな も 今頃 頑張って る かい ? ≫ ||いまごろ|がんばって|| Are you both giving it your all now, too?

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( アリババ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … 。

着 い た ぞ 。 ちゃく||| I made it... So this is Leam, huh?

ここ が レーム か 。

♪ ♪ ~