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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 22

Magi : The Kingdom of Magic Episode 22

( ナレーション ) < モガ メット が 生み出し た 黒い ジン の 禍々 しい 力 が →

練 紅 覇 の 一行 を 襲う >

< 駆けつける アラジン と アリババ >

< そこ に 現れ た の は 煌 帝国 第 一 皇子 →

練 紅 炎 その 人 だった >

♪ ♪ ~

( 楽 禁 ) やれやれ 。 な ん です かな ? あの 黒い の は 。

まず そう です ぞ 。

( 黒 惇 ) 同じ に おい が する →

我が国 に 巣くう 不 浄 な 者 ども と な 。

( 青 秀 ) じゃあ なおさら 紅 炎 様 の お手 を →

汚 ぇ 血 で 汚す わけ に は いか ねぇ 。

俺 たち だけ で や っち まい ま しょ う 。

( 楽 禁 ) うる せ ぇ 青 秀 ! この 蛇 ガキ が 。 →

なんで お め ぇ が 仕切って ん だ よ 。

( 青 秀 ) 痛 ぇ っす 楽 禁 殿 。

♪ ♪ ~

アシュ タロス 。

フェニクス 。

アガレス より 生まれ し 眷属 よ 。

( 2 人 ) あっ 。

♪ ♪ ~

( 青 秀 ・ 黒 惇 ・ 楽 禁 ) ぐ お ぉ ~~ ! !

( 2 人 ) あ あっ !

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

( 楽 禁 ) う お ぉ ~ ! ドゴン !

( 楽 禁 ) うら ぁ ! ( 黒 惇 ) ぐ わ ぁ ~ !

( 青 秀 ) ふん !

♪ ♪ ~

( アリババ ) な … 何 な ん だ ! ? あいつ ら 一体 。

♪ ♪ ~

( アラジン ) すごい … 。 こんな の 初めて 見 た ぜ 。

いや 初めて じゃ ねぇ な 。

バル バッド の とき の ヤツ も 巨大 化 し て た 。

♪ ♪ ~

けど こいつ ら 四 人 と は 比べ 物 に なん ねぇ 。

バル バッド の とき の 人 たち と は 違う 気 が する 。

ルフ が 引か れ てる 。

♪ ♪ ~

あの 人 の 眷属 ?

( 紅 覇 ) 兄 王様 申し訳 あり ませ ん 。 →

先鋒 を 買って出 ながら 甚大 な 損失 を … 。

( 純 々 ・ 仁 々 ) あっ … 。 ( 純 々 ) 紅 炎 様 ?

( 紅 炎 ) 癒 やせ フェニクス 。

( 純 々 ・ 麗 々 ・ 仁 々 ) 紅 覇 様 !

( 純 々 ) ありがとう ござい ます ! ありがとう ござい ます !

先鋒 隊 ! 残存 兵 は 後退 しろ 。 →

動 ける 者 は 連れ て いけ 。 →

関 鳴 鳳 お前 の 指揮 で →

山岳 の 第 一 駐屯 軍 と 合流 さ せろ 。 ( 鳴 鳳 ) は っ !

負傷 兵 は 1 か所 に 集めろ 。

俺 が 全て 引き受ける 。 ん ?

( 心 の 声 ) ≪ この 人 が 煌 帝国 の 練 紅 炎 ≫

( 白 龍 ・ 回想 ) ( ( バル バッド は 今 練 紅 炎 と いう 男 が 治め て い ます ) )

( ( 好 戦 的 で 大陸 の 支配 を 企 ん でる ) )

( シンドバッド ) ( ( 練 紅 炎 と いう 男 が バル バッド を 拠点 に →

西方 へ 乗り出 そ う と し て いる らしい ん だ ) )

♪ ♪ ~

( 紅 炎 ) 誰 だ ? お前 は 。

バル バッド 王国 の 王子 アリババ ・ サルー ジャ です 。

♪ ♪ ~

( 紅 覇 ) アラジン ? ( 純 々 ) どう いう こと でしょ う ?

確か バル バッド は 大規模 な クーデター の あと →

王族 は 皆 首 を 斬ら れ た はず だ が 。

ああ 。 七海 連合 の 介入 で 三 人 の 王子 たち は →

命からがら シンド リア へ 亡命 し た と 聞く 。

( 楽 禁 ) その シンド リア 子飼い の 金属 器 使い か 。

( 青 秀 ) なら 敵 じゃ ねぇ か 。

♪ ♪ ~

アリババ くん … 。 いい ん だ アラジン 。

俺 は 未来 の ため に この 人 に だけ は →

背 を 向ける わけ に は いか ねぇ ん だ 。

♪ ♪ ~

私 は 煌 帝国 第 三 皇子 →

練 紅 覇 殿 の 御 身 を 守る ため この 戦場 へ 参じ まし た 。

何 ! ?

≪ アリババ くん いつの間に … ≫

( どよめき )

( 純 々 ) そう だった の です ね 。 始め から →

私 たち を 助ける つもり で ここ へ 。

あ … あいつ … 。

( 青 秀 ) ハッタリ だ ろ どう 見 て も 。

( 黒 惇 ) いや この 場合 真偽 は 関係ない 。 →

皆 の 前 で 断言 し て みせ た こと に 意味 が ある 。 →

もし 若 が これ を お 認め に なれ ば →

我々 は もはや あの 者 に 手出し は でき ぬ と いう わけ だ 。

俺 に 見くびら れ たく ない の か … →

すでに なく し た 自国 の ため に 。

礼 を 言う 。 紅 覇 を よく 救って くれ た 。

( 一同 ) お ぉ … 。

紅 覇 様 を 利用 し や が って 。

その うえ 初対面 で 紅 炎 様 に 礼 を 言わ せる なん ざ →

なんて 神経 の 太い ガキ な ん だ 。

( 楽 禁 ) 悔し がる こと は ねぇ 。 →

粋 が って 見透かさ れ て 恥 を かい てる の は あいつ の 方 だ 。

アリババ くん … 。

≪ ドドーン !

( 青 秀 ) また 来 や がった か 。

♪ ♪ ~

( モガ メット ) ≪ 黒い ルフ は 意 の まま だ ≫

≪ もっと この 黒い 渦 と 一 つ に なれ ば →

更 なる 力 を 得 られる はず ≫

≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ≫

≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ! ≫

≪ 西 も 東 も … →

全て を だ ! ! ≫

♪ ♪ ~

( シェヘラザード ) やはり こちら に も 差し向け て き た わ ね 。

早く お 逃げ ください シェヘラザード 様 。

( シェヘラザード ) いいえ 。 私 は 最後 の 力 で →

黒い ジン たち を 一体 でも 多く 倒す わ 。

≪ ( ムー ) それ で は 俺 たち も お供 いたし ます 。

♪ ♪ ~

あなた たち … 。 傷 は もう いい の ?

平気 です 。 俺 たち を 誰 だ と 思って る ん です ?

( ミュロン ) 兄さん と ロゥロゥ は まだ むちゃ し ちゃ ダメ な の だ !

( ロゥロゥ ) 平気 だ っ つ ぅ の 。

( ミュロン ) く そ っ … ティ トス は どこ で 何 を やって る の だ ! →

少し でも 多く の 戦力 が 必要 な とき に →

自分 の す べき こと も 選 べ ない なんて !

ティ トス … 。

♪ ♪ ~

( 一同 ) おお ~ !

≫ いい ぞ ! ≪ いい ぞ ~ !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) 僕 は … 僕 は … 。

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん … 。

♪ ♪ ~

くっ !

♪ ♪ ~

( ムー ) 中 に 入れる な ! 船団 の 撤収 まで 防ぎ きれ !

♪ ♪ ~

( ロゥロゥ ) く そ っ キリ が ねぇ !

♪ ♪ ~

( ミュロン ) ティ トス に は シェヘラザード 様 から 与え られ た →

最後 の 力 が まだ 残って いる はず な の だ 。

そんな 力 が … そんな 力 が →

今 もし 僕 に も あったら … 。

許し て やって ミュロン 。 えっ ?

ティ トス は 一生 が 短 すぎ た 。 →

だから 自分 に とって 本当 は →

何 が いちばん 守り たい もの な の か →

選 べ ない の よ 。 →

ミュロン あなた に とって は きっと 家族 や 同胞 。 →

私 に とって の レーム 帝国 。

そして おそらく マタル ・ モガ メット に とって →

魔 導 士 全て 。 →

だけど ティ トス の 一生 は →

まばたき する ほど に 短 すぎ て →

これ から 時間 を かけ て 大切 に し て いき たい と →

思える 人 たち を やっと 見つけ た ところ だった の よ 。

僅か な 残り の 時間 の 中 で →

何 か 答え を 見つけ られ れ ば いい けど … 。

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん どう し た の ?

( ティ トス ) 僕 は なんて 情けない ヤツ な ん だ ろ う って 。

自分 だけ 死ぬ の が 怖い なんて … 。

でも 今 は 死ぬ こと より →

このまま 何 も でき ず に 終わる こと の 方 が 怖い 。

( ティ トス ) 僕 に 優しく し て くれ た 人 たち が →

こんなに いる のに … 。

ティ トス お にいちゃん 一緒 に 行 こ う 。

えっ ? 私 が ついていく よ 。

今度 は 私 が 力 に なり たい の 。 マルガ … 。

ティ トス お にいちゃん は 情けない 人 なんか じゃ ない よ 。 →

だって みんな が 大切 で 選 べ ない ん でしょ ? →

ここ へ 来 て 出会った 人 たち みんな の こと が 大好き な ん でしょ ?

それ って すごく すてき な こと だ と 思う 。

マルガ … 。 私 ね →

ティ トス お にいちゃん と 一緒に いる と →

景色 が キラキラ 輝 い て 見える の 。 →

一緒に 勉強 し たり 遊 ん だ り →

本 を 読 ん で もらったり ご飯 を 食べ たり →

なんでも ない 小さな こと も 全部 … →

夜 眠る こと で さえ も 。

だから 全部 が 大事 って すごく いい こと だ と 思う 。

でも … マルガ →

君 を 死な せ たく ない ん だ 。

私 は 大丈夫 だ よ 。 それ に ね →

やり たい こと を 諦め て 過ごし て い たら … →

景色 が キラキラ し て い なかったら 死 ん で いる の と 同じ こと 。

はっ … 。 ( マルガ ) そう じゃ なかったら →

短く て も すてき な こと 。

だから 行か せ て ! ティ トス お にいちゃん が →

本当 に やり たい こと が できる 場所 へ 。

♪ ♪ ~

( ティ トス ) マルガ は 大人 だ な 。

そんなに 子供 じゃ ない よ 。

( ティ トス ) そう だった 。 僕 は 1 年 そこら しか 生き て い ない 。

( ティ トス ) マルガ の 方 が ずっと 大人 な ん だった 。

♪ ♪ ~

≪ 滅ぼせ … 「 非 魔 導 士 」 を 滅ぼせ ≫

≪ 殺せ ! 全て 殺せ ! ≫

( モガ メット ) 光 魔法 の 膜 で その 娘 を →

魔力 の 消耗 から 守って いる の か 。 →

なぜ 守る ? →

そい つ ら は この世 に い ない 方 が いい ん だ 。

学長 先生 僕 は あなた が 好き だ 。

僕 の こと を レーム を 敵 に 回し て まで →

守る と 言って くれ た 。

お前 は 同胞 。 私 と 同じ 種 族 。

だが 「 非 魔 導 士 」 は 違う 。

「 非 魔 導 士 」 と は 決して 分かり 合 え ない 。

そんな こと は あり ませ ん 。

僕 は あなた と 違う 。 →

マルガ や シェヘラザード 様 と も 。 →

でも みんな 大切 です !

大切 か … 。

かつて 私 も そう 思って い た 。 →

魔法 の 使え ない 人々 を 助け て い た あの 時期 が →

私 の 人生 の 中 で →

最も 幸福 な 時間 だった 。 →

だが 人 の 心 は 変わる 。 →

人 は 自分 と 持ち物 が 違い 過ぎる 相手 と は →

決して 対等 に は 生き られ ない 。 →

どちら か が 相手 を 自分 と 同じ ところ まで →

引きずり 下ろ そ う と し →

世 に も 醜い 心 に 変貌 し て ゆく 。

それ が 今 お前 が →

どんな に 大切 に 思って いる 相手 でも だ 。

学長 先生 そんな 悲し そう な 顔 し ない で ください 。 →

気付 い て ください 学長 先生 。 →

あなた は 「 非 魔 導 士 」 を 恨 ん で など い ませ ん ! →

憎かった の は 自分 の 運命 。 →

愛し い 相手 と 対等 に 寄り添い →

生き抜く こと を 許さ れ ず 生まれ て き て しまった →

あなた 自身 の 運命 です !

黙れ !

♪ ♪ ~

何 を … 。

あなた を そこ から 救い出す 。 →

そう すれ ば 黒い ジン の 練 成 も 止まる し →

アラジン や シェヘラザード 様 たち が →

これ 以上 戦い で 傷つか ず に 済む 。 →

5 等 許可 区 の 20 万 人 の 命 も 守 れる !

ティ トス お にいちゃん !

これ が 僕 が 最期 に できる →

最良 の こと だ ! !

( モガ メット ) やめろ ~~ !

はっ !

ティ トス … 。

くっ … う う っ !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) ん ん っ ! う わ ぁ ~~ ! !

なぜ だ ! ? なぜ これほど 莫大 な →

黒 ルフ の 力 を はね返 せる ! ?

♪ ♪ ~

ティ トス の 体 に は 私 が 14 年 間 も 与え 続け た →

膨大 な 量 の 魔力 が 蓄積 さ れ て いる 。 →

それ を 解き放つ こと こそ が 最大 の 超 律 魔法 。 →

でも それ を し た 瞬間 →

ティ トス の 命 は … 。

♪ ♪ ~

助け て … 。

寒い よ 苦しい よ … 。

やめ て ください 。 どう か 殺さ ない で ください … 。

( モガ メット ) あっ 。 あぁ … 。

くっ !

♪ ♪ ~

あぁ … 。

あっ … 。 魔力 の 徴収 が 止まった ?

誰 か が 炉 を 停止 さ せ た ん だ 。

よかった … 。

あっ 。 消え た 。

すま ない ティ トス … 。

炉 は すでに 私 など 意 に 介さ ない 。

私 の 手 を 離れ て い た よう だ 。 ん ?

まだ 魔力 を 欲し て いる の か ?

なんの ため に … 。 →

黒い ジン の 練 成 が 望み で は ない の か ? →

黒い 障 気 の … →

穴 の 奥 に いる お前 は 誰 だ ! ?

♪ ♪ ~

ドドォーーン !

( 一同 ) あぁ … 。

♪ ♪ ~

( 玉 艶 ) ようやく お 目 に 掛か れる の です ね →

我ら が 父 よ 。

♪ ♪ ~

お やおや ? 地下 の 20 万 人 は →

生き て いる よう です な 。

では 一体 誰 の 魔力 を 糧 と し て →

炉 は 我ら が 父 を 降ろす 依り 代 と なり え た の でしょ う か ?

( 玉 艶 ) それ は 地下 の 人々 の 身代わり に なる だけ の →

大量 の 魔力 を マグノ シュ タット が →

隠し持って い た ん でしょ う 。 →

その 炉 は マグノ シュ タット と いう 小さな 国 の 地下 で →

黒い ルフ を 集め 魔力 を 吸い上げ →

膨張 し 続け … 。

すばらしい 。 し て 此度 の 件 →

全て 玉 艶 様 の お 手引き で ?

いいえ 。 これ は この 世界 の 人間 たち が →

勝手 に し て くれ た こと 。

多く の 人間 たち が 自ら の 意思 で →

大いなる 流れ に 背く こと を 望 ん だ 。 →

あ あ ~ 我ら が 父 よ ! お 会い し とう ござい まし た !

( 一同 ) お 会い し とう ござい まし た 。 →

お 会い し とう ござい まし た 。 →

お 会い し とう ござい まし た 。

( 玉 艶 ) 依り 代 に 導か れ →

あなた 様 の 御 手 が 地上 へ 触れ た もう 瞬間 に →

この 世界 に も →

アルマ ・ トラン と 同じ 黒き 太陽 だけ が 輝く →

清浄 なる 光景 が →

もたらさ れる こと でしょ う ! !

♪ ♪ ~

そんな … 。 どう なって ん だ ? アラジン 。

戦争 が 止まって も 黒い ジン を 止め て も →

あれ が 来 たら おしまい だ … 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~


Magi : The Kingdom of Magic Episode 22

( ナレーション ) < モガ メット が 生み出し た 黒い ジン の 禍々 しい 力 が → なれーしょん||||うみだし||くろい|||か々||ちから| The ominous power of the Black Djinn created by Mogamett has been attacking Ren Kouha.

練 紅 覇 の 一行 を 襲う > ね|くれない|は||いっこう||おそう

< 駆けつける アラジン と アリババ > かけつける|||

< そこ に 現れ た の は 煌 帝国 第 一 皇子 → ||あらわれ||||こう|ていこく|だい|ひと|おうじ Of all people, who should appear, but the First Prince of the Kou Empire, Ren Kouen!

練 紅 炎 その 人 だった > ね|くれない|えん||じん|

♪ ♪ ~

( 楽 禁 ) やれやれ 。 な ん です かな ? あの 黒い の は 。 がく|きん|||||||くろい|| Good God, what could that be? That black thing looks quite ominous...

まず そう です ぞ 。

( 黒 惇 ) 同じ に おい が する → くろ|あつし|おなじ||||

我が国 に 巣くう 不 浄 な 者 ども と な 。 わがくに||すくう|ふ|きよし||もの|||

( 青 秀 ) じゃあ なおさら 紅 炎 様 の お手 を → あお|しゅう|||くれない|えん|さま||おて| Then all the more, we can't allow Prince Kouen's hands to be soiled by such filthy blood.

汚 ぇ 血 で 汚す わけ に は いか ねぇ 。 きたな||ち||けがす|||||

俺 たち だけ で や っち まい ま しょ う 。 おれ|||||||||

( 楽 禁 ) うる せ ぇ 青 秀 ! この 蛇 ガキ が 。 → がく|きん||||あお|しゅう||へび|がき| Shut up, Seishu! You little snake! Who the hell are you to take charge?

なんで お め ぇ が 仕切って ん だ よ 。 |||||しきって|||

( 青 秀 ) 痛 ぇ っす 楽 禁 殿 。 あお|しゅう|つう|||がく|きん|しんがり That hurts, Lord Gakukin!

♪ ♪ ~

アシュ タロス 。

フェニクス 。 Phoenix!

アガレス より 生まれ し 眷属 よ 。 ||うまれ||けんぞく| Household Members born from Agares...

( 2 人 ) あっ 。 じん|

♪ ♪ ~

( 青 秀 ・ 黒 惇 ・ 楽 禁 ) ぐ お ぉ ~~ ! ! あお|しゅう|くろ|あつし|がく|きん|||

( 2 人 ) あ あっ ! じん||

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~ Episode 22 - What You Want To Protect

( 楽 禁 ) う お ぉ ~ ! ドゴン ! がく|きん||||

( 楽 禁 ) うら ぁ ! ( 黒 惇 ) ぐ わ ぁ ~ ! がく|きん|||くろ|あつし|||

( 青 秀 ) ふん ! あお|しゅう|

♪ ♪ ~

( アリババ ) な … 何 な ん だ ! ? あいつ ら 一体 。 ||なん||||||いったい Wh-Who the hell are those guys?

♪ ♪ ~

( アラジン ) すごい … 。 こんな の 初めて 見 た ぜ 。 ||||はじめて|み||

いや 初めて じゃ ねぇ な 。 |はじめて|||

バル バッド の とき の ヤツ も 巨大 化 し て た 。 |||||やつ||きょだい|か||| In Balbadd, we saw some turn into giants, too...

♪ ♪ ~

けど こいつ ら 四 人 と は 比べ 物 に なん ねぇ 。 |||よっ|じん|||くらべ|ぶつ||| But they sure had nothing on these four!

バル バッド の とき の 人 たち と は 違う 気 が する 。 |||||じん||||ちがう|き|| I have a feeling that they're not the same as the ones in Balbadd.

ルフ が 引か れ てる 。 ||ひか|| They're drawing the Rukh...

♪ ♪ ~

あの 人 の 眷属 ? |じん||けんぞく Are they that person's Household Members?

( 紅 覇 ) 兄 王様 申し訳 あり ませ ん 。 → くれない|は|あに|おうさま|もうし わけ||| My elder brother and king... Forgive me...

先鋒 を 買って出 ながら 甚大 な 損失 を … 。 せんぽう||かってで||じんだい||そんしつ| I'm the one who volunteered to take the vanguard,

( 純 々 ・ 仁 々 ) あっ … 。 ( 純 々 ) 紅 炎 様 ? じゅん||しとし|||じゅん||くれない|えん|さま

( 紅 炎 ) 癒 やせ フェニクス 。 くれない|えん|いや||

( 純 々 ・ 麗 々 ・ 仁 々 ) 紅 覇 様 ! じゅん||うらら||しとし||くれない|は|さま

( 純 々 ) ありがとう ござい ます ! ありがとう ござい ます ! じゅん||||||| Thank you very much! Thank you very much!

先鋒 隊 ! 残存 兵 は 後退 しろ 。 → せんぽう|たい|ざんそん|つわもの||こうたい| Vanguard unit, all surviving troops to retreat!

動 ける 者 は 連れ て いけ 。 → どう||もの||つれ|| Take those who can still move with you!

関 鳴 鳳 お前 の 指揮 で → かん|な|おおとり|おまえ||しき| Kan Meihou!

山岳 の 第 一 駐屯 軍 と 合流 さ せろ 。 ( 鳴 鳳 ) は っ ! さんがく||だい|ひと|ちゅうとん|ぐん||ごうりゅう|||な|おおとり||

負傷 兵 は 1 か所 に 集めろ 。 ふしょう|つわもの||かしょ||あつめろ Gather all the wounded in one place!

俺 が 全て 引き受ける 。 ん ? おれ||すべて|ひきうける|

( 心 の 声 ) ≪ この 人 が 煌 帝国 の 練 紅 炎 ≫ こころ||こえ||じん||こう|ていこく||ね|くれない|えん So that's Ren Kouen of the Kou Empire!

( 白 龍 ・ 回想 ) ( ( バル バッド は 今 練 紅 炎 と いう 男 が 治め て い ます ) ) しろ|りゅう|かいそう||||いま|ね|くれない|えん|||おとこ||おさめ||| Balbadd is currently being ruled over by a man named Ren Kouen.

( ( 好 戦 的 で 大陸 の 支配 を 企 ん でる ) ) よしみ|いくさ|てき||たいりく||しはい||たくら|| He's aggressive, and is scheming to take control of the continent...

( シンドバッド ) ( ( 練 紅 炎 と いう 男 が バル バッド を 拠点 に → |ね|くれない|えん|||おとこ|||||きょてん|

西方 へ 乗り出 そ う と し て いる らしい ん だ ) ) せいほう||のりだ|||||||||

♪ ♪ ~

( 紅 炎 ) 誰 だ ? お前 は 。 くれない|えん|だれ||おまえ| Who are you?

バル バッド 王国 の 王子 アリババ ・ サルー ジャ です 。 ||おうこく||おうじ|||| A prince of the Kingdom of Balbadd, Alibaba Saluja.

♪ ♪ ~

( 紅 覇 ) アラジン ? ( 純 々 ) どう いう こと でしょ う ? くれない|は||じゅん|||||| Aladdin?

確か バル バッド は 大規模 な クーデター の あと → たしか||||だいきぼ||くーでたー|| I thought that the whole royal family was executed after a major coup d'etat in Balbadd...?

王族 は 皆 首 を 斬ら れ た はず だ が 。 おうぞく||みな|くび||きら|||||

ああ 。 七海 連合 の 介入 で 三 人 の 王子 たち は → |ななうみ|れんごう||かいにゅう||みっ|じん||おうじ|| Oh, I hear that thanks to the intervention of the Seven Seas Alliance,

命からがら シンド リア へ 亡命 し た と 聞く 。 いのちからがら||りあ||ぼうめい||||きく the three princes barely escaped by defecting to Sindria.

( 楽 禁 ) その シンド リア 子飼い の 金属 器 使い か 。 がく|きん|||りあ|こがい||きんぞく|うつわ|つかい| So that Metal Vessel User is under Sindria's control?

( 青 秀 ) なら 敵 じゃ ねぇ か 。 あお|しゅう||てき||| Then he's our enemy!

♪ ♪ ~

アリババ くん … 。 いい ん だ アラジン 。 Alibaba!

俺 は 未来 の ため に この 人 に だけ は → おれ||みらい|||||じん||| For the sake of the future, this is the one guy I can't let myself turn my back on.

背 を 向ける わけ に は いか ねぇ ん だ 。 せ||むける|||||||

♪ ♪ ~

私 は 煌 帝国 第 三 皇子 → わたくし||こう|ていこく|だい|みっ|おうじ I have come to this battlefield

練 紅 覇 殿 の 御 身 を 守る ため この 戦場 へ 参じ まし た 。 ね|くれない|は|しんがり||ご|み||まもる|||せんじょう||さんじ|| in order to protect the third prince of the Kou Empire, Prince Ren Kouha!

何 ! ? なん What?

≪ アリババ くん いつの間に … ≫ ||いつのまに Alibaba? When did that happen?

( どよめき )

( 純 々 ) そう だった の です ね 。 始め から → じゅん|||||||はじめ| So that's what's going on here.

私 たち を 助ける つもり で ここ へ 。 わたくし|||たすける||||

あ … あいつ … 。

( 青 秀 ) ハッタリ だ ろ どう 見 て も 。 あお|しゅう|||||み|| He's got to be bluffing!

( 黒 惇 ) いや この 場合 真偽 は 関係ない 。 → くろ|あつし|||ばあい|しんぎ||かんけいない No, in this case, the truth doesn't matter.

皆 の 前 で 断言 し て みせ た こと に 意味 が ある 。 → みな||ぜん||だんげん|||||||いみ|| The point is that he declared himself in front of us all.

もし 若 が これ を お 認め に なれ ば → |わか|||||みとめ|||

我々 は もはや あの 者 に 手出し は でき ぬ と いう わけ だ 。 われわれ||||もの||てだし||||||| we won't be able to lay a finger on that guy...

俺 に 見くびら れ たく ない の か … → おれ||みくびら||||| So you don't want me to look down on you...

すでに なく し た 自国 の ため に 。 ||||じこく||| For the sake of the country that you've already lost...

礼 を 言う 。 紅 覇 を よく 救って くれ た 。 れい||いう|くれない|は|||すくって|| I thank you. It was good of you to rescue Kouha.

( 一同 ) お ぉ … 。 いちどう||

紅 覇 様 を 利用 し や が って 。 くれない|は|さま||りよう||||

その うえ 初対面 で 紅 炎 様 に 礼 を 言わ せる なん ざ → ||しょたいめん||くれない|えん|さま||れい||いわ||| Not only that, but he made Prince Kouen thank him during his first meeting!

なんて 神経 の 太い ガキ な ん だ 。 |しんけい||ふとい|がき||| I don't believe the nerve of that little brat!

( 楽 禁 ) 悔し がる こと は ねぇ 。 → がく|きん|くやし|||| Nothing to be bitter about.

粋 が って 見透かさ れ て 恥 を かい てる の は あいつ の 方 だ 。 いき|||みすかさ|||はじ||||||||かた| He was grandstanding, but was seen right through and is suffering humiliation!

アリババ くん … 。

≪ ドドーン !

( 青 秀 ) また 来 や がった か 。 あお|しゅう||らい||| It's coming this way again, dammit?

♪ ♪ ~

( モガ メット ) ≪ 黒い ルフ は 意 の まま だ ≫ ||くろい|||い||| I have the Black Rukh at my beck and call...

≪ もっと この 黒い 渦 と 一 つ に なれ ば → ||くろい|うず||ひと|||| If I can meld myself further with this black vortex,

更 なる 力 を 得 られる はず ≫ こう||ちから||とく|| surely I can gain even more power...

≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ≫ ひ|ま|みちび|し||おう||ほろぼせ Annihilate the goi kings... Annihilate the goi kings...

≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ! ≫ ひ|ま|みちび|し||おう||ほろぼせ

≪ 西 も 東 も … → にし||ひがし| In the west... In the east...

全て を だ ! ! ≫ すべて|| Annihilate them all!

♪ ♪ ~

( シェヘラザード ) やはり こちら に も 差し向け て き た わ ね 。 |||||さしむけ|||||

早く お 逃げ ください シェヘラザード 様 。 はやく||にげ|||さま

( シェヘラザード ) いいえ 。 私 は 最後 の 力 で → ||わたくし||さいご||ちから| No, I'm going to use the last of my power to destroy as many Black Djinns as I can.

黒い ジン たち を 一体 でも 多く 倒す わ 。 くろい||||いったい||おおく|たおす|

≪ ( ムー ) それ で は 俺 たち も お供 いたし ます 。 ||||おれ|||おとも|| In that case, we will join you.

♪ ♪ ~

あなた たち … 。 傷 は もう いい の ? ||きず|||| You all! What about your wounds?

平気 です 。 俺 たち を 誰 だ と 思って る ん です ? へいき||おれ|||だれ|||おもって||| Totally fine!

( ミュロン ) 兄さん と ロゥロゥ は まだ むちゃ し ちゃ ダメ な の だ ! |にいさん||||||||だめ||| Mu and Roh-Roh, it's too soon for you do anything reckless!

( ロゥロゥ ) 平気 だ っ つ ぅ の 。 |へいき||||| We'll be fine, okay?

( ミュロン ) く そ っ … ティ トス は どこ で 何 を やって る の だ ! → |||||とす||||なん||||| Dammit! Where's Titus, and what the hell is he doing?

少し でも 多く の 戦力 が 必要 な とき に → すこし||おおく||せんりょく||ひつよう|||

自分 の す べき こと も 選 べ ない なんて ! じぶん||||||せん||| Can't he even choose what's the right thing for him to do?

ティ トス … 。 |とす Titus...

♪ ♪ ~

( 一同 ) おお ~ ! いちどう|

≫ いい ぞ ! ≪ いい ぞ ~ !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) 僕 は … 僕 は … 。 |とす|ぼく||ぼく|

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん … 。 ||とす||

♪ ♪ ~

くっ !

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( ムー ) 中 に 入れる な ! 船団 の 撤収 まで 防ぎ きれ ! |なか||いれる||せんだん||てっしゅう||ふせぎ| Don't let them in! Protect the barrier until the fleet has withdrawn!

♪ ♪ ~

( ロゥロゥ ) く そ っ キリ が ねぇ ! ||||きり|| Dammit, there's no end to this!

♪ ♪ ~

( ミュロン ) ティ トス に は シェヘラザード 様 から 与え られ た → ||とす||||さま||あたえ|| Titus has... He still has the last reserve of power that Lady Scheherazade gave him.

最後 の 力 が まだ 残って いる はず な の だ 。 さいご||ちから|||のこって|||||

そんな 力 が … そんな 力 が → |ちから|||ちから| Such power as that... such power as that... If only we had it right now, as well...

今 もし 僕 に も あったら … 。 いま||ぼく|||

許し て やって ミュロン 。 えっ ? ゆるし|||| Please forgive him, Myron...

ティ トス は 一生 が 短 すぎ た 。 → |とす||いっしょう||みじか|| Titus's life was far too short...

だから 自分 に とって 本当 は → |じぶん|||ほんとう| That's why he can't choose what it is that he really wants to protect above all.

何 が いちばん 守り たい もの な の か → なん|||まもり|||||

選 べ ない の よ 。 → せん||||

ミュロン あなた に とって は きっと 家族 や 同胞 。 → ||||||かぞく||どうほう Myron, for you I'm sure that would be your family and friends...

私 に とって の レーム 帝国 。 わたくし|||||ていこく For me it's the Leam Empire...

そして おそらく マタル ・ モガ メット に とって → And most likely, for Matal Mogamett, it's all magicians everywhere...

魔 導 士 全て 。 → ま|みちび|し|すべて

だけど ティ トス の 一生 は → ||とす||いっしょう| But Titus's lifespan is too short, like the blink of an eye...

まばたき する ほど に 短 すぎ て → ||||みじか||

これ から 時間 を かけ て 大切 に し て いき たい と → ||じかん||||たいせつ|||||| He's only just discovered the people that he wants to spend time cherishing...

思える 人 たち を やっと 見つけ た ところ だった の よ 。 おもえる|じん||||みつけ|||||

僅か な 残り の 時間 の 中 で → わずか||のこり||じかん||なか| I only hope that he can find some kind of answer in the little time he has left...

何 か 答え を 見つけ られ れ ば いい けど … 。 なん||こたえ||みつけ|||||

( マルガ ) ティ トス お にいちゃん どう し た の ? ||とす|||||| What's the matter, Mr. Titus?

( ティ トス ) 僕 は なんて 情けない ヤツ な ん だ ろ う って 。 |とす|ぼく|||なさけない|やつ|||||| I was just thinking how pathetic I am, being afraid to be the only one to die...

自分 だけ 死ぬ の が 怖い なんて … 。 じぶん||しぬ|||こわい|

でも 今 は 死ぬ こと より → |いま||しぬ||

このまま 何 も でき ず に 終わる こと の 方 が 怖い 。 |なん|||||おわる|||かた||こわい I'm afraid that I won't be able to do anything before the end comes.

( ティ トス ) 僕 に 優しく し て くれ た 人 たち が → |とす|ぼく||やさしく|||||じん|| Even though so many people have been kind to me...

こんなに いる のに … 。

ティ トス お にいちゃん 一緒 に 行 こ う 。 |とす|||いっしょ||ぎょう|| Mr. Titus, let's go together!

えっ ? 私 が ついていく よ 。 |わたくし|||

今度 は 私 が 力 に なり たい の 。 マルガ … 。 こんど||わたくし||ちから|||||

ティ トス お にいちゃん は 情けない 人 なんか じゃ ない よ 。 → |とす||||なさけない|じん||||

だって みんな が 大切 で 選 べ ない ん でしょ ? → |||たいせつ||せん|||| You can't pick because everyone's so dear to you, right?

ここ へ 来 て 出会った 人 たち みんな の こと が 大好き な ん でしょ ? ||らい||であった|じん||||||だいすき|||

それ って すごく すてき な こと だ と 思う 。 ||||||||おもう I think that's such a wonderful thing!

マルガ … 。 私 ね → |わたくし| Marga...

ティ トス お にいちゃん と 一緒に いる と → |とす||||いっしょに||

景色 が キラキラ 輝 い て 見える の 。 → けしき||きらきら|あきら|||みえる| the world around me looks like it's sparkling!

一緒に 勉強 し たり 遊 ん だ り → いっしょに|べんきょう|||あそ||| Studying together, playing together, having you read to me, eating together...

本 を 読 ん で もらったり ご飯 を 食べ たり → ほん||よ||||ごはん||たべ|

なんでも ない 小さな こと も 全部 … → ||ちいさな|||ぜんぶ All of these little, unimportant things... even just falling asleep at night...

夜 眠る こと で さえ も 。 よ|ねむる||||

だから 全部 が 大事 って すごく いい こと だ と 思う 。 |ぜんぶ||だいじ|||||||おもう That's why I think it's such a good thing to cherish everything!

でも … マルガ → But... Marga, I don't want you to die.

君 を 死な せ たく ない ん だ 。 きみ||しな|||||

私 は 大丈夫 だ よ 。 それ に ね → わたくし||だいじょうぶ||||| I'll be fine! And besides, if I go on living not doing what I wanted to do,

やり たい こと を 諦め て 過ごし て い たら … → ||||あきらめ||すごし|||

景色 が キラキラ し て い なかったら 死 ん で いる の と 同じ こと 。 けしき||きらきら|||||し||||||おなじ| if the world around me isn't sparkling...

はっ … 。 ( マルガ ) そう じゃ なかったら →

短く て も すてき な こと 。 みじかく|||||

だから 行か せ て ! ティ トス お にいちゃん が → |いか||||とす||| So please take me with you.

本当 に やり たい こと が できる 場所 へ 。 ほんとう|||||||ばしょ|

♪ ♪ ~

( ティ トス ) マルガ は 大人 だ な 。 |とす|||おとな|| Marga, you're such a grownup...

そんなに 子供 じゃ ない よ 。 |こども||| I'm not such a child, you know!

( ティ トス ) そう だった 。 僕 は 1 年 そこら しか 生き て い ない 。 |とす|||ぼく||とし|||いき||| That's right. I've only lived for a little over a year...

( ティ トス ) マルガ の 方 が ずっと 大人 な ん だった 。 |とす|||かた|||おとな||| You're so much more of a grownup than I am...

♪ ♪ ~

≪ 滅ぼせ … 「 非 魔 導 士 」 を 滅ぼせ ≫ ほろぼせ|ひ|ま|みちび|し||ほろぼせ Annihilate them... Annihilate the goi...

≪ 殺せ ! 全て 殺せ ! ≫ ころせ|すべて|ころせ Kill them... All of them... Kill them...

( モガ メット ) 光 魔法 の 膜 で その 娘 を → ||ひかり|まほう||まく|||むすめ| So you're protecting that girl from magoi depletion under the veil of Light Magic?

魔力 の 消耗 から 守って いる の か 。 → まりょく||しょうもう||まもって|||

なぜ 守る ? → |まもる

そい つ ら は この世 に い ない 方 が いい ん だ 。 ||||このよ||||かた|||| The world would be a better place without those of her ilk..

学長 先生 僕 は あなた が 好き だ 。 がくちょう|せんせい|ぼく||||すき| Mr. Director, I like you!

僕 の こと を レーム を 敵 に 回し て まで → ぼく||||||てき||まわし|| You told me that you'd protect me even if it meant turning the Leam Empire against you!

守る と 言って くれ た 。 まもる||いって||

お前 は 同胞 。 私 と 同じ 種 族 。 おまえ||どうほう|わたくし||おなじ|しゅ|ぞく You are my comrade. The same species as me...

だが 「 非 魔 導 士 」 は 違う 。 |ひ|ま|みちび|し||ちがう But not so the gois. We can never see eye to eye with the gois.

「 非 魔 導 士 」 と は 決して 分かり 合 え ない 。 ひ|ま|みちび|し|||けっして|わかり|ごう||

そんな こと は あり ませ ん 。 That's not true! I'm not like you...

僕 は あなた と 違う 。 → ぼく||||ちがう

マルガ や シェヘラザード 様 と も 。 → |||さま|| Nor like Marga or Scheherazade, either...

でも みんな 大切 です ! ||たいせつ| But I treasure you all!

大切 か … 。 たいせつ| Treasure, eh? There was a time when I felt the same way...

かつて 私 も そう 思って い た 。 → |わたくし|||おもって||

魔法 の 使え ない 人々 を 助け て い た あの 時期 が → まほう||つかえ||ひとびと||たすけ|||||じき| That period when I wished to save people unable to use magic

私 の 人生 の 中 で → わたくし||じんせい||なか| was by far the happiest time of my life...

最も 幸福 な 時間 だった 。 → もっとも|こうふく||じかん|

だが 人 の 心 は 変わる 。 → |じん||こころ||かわる But people have changes of heart.

人 は 自分 と 持ち物 が 違い 過ぎる 相手 と は → じん||じぶん||もちもの||ちがい|すぎる|あいて|| It's impossible for them to live on equal terms with others so far apart in what they were given.

決して 対等 に は 生き られ ない 。 → けっして|たいとう|||いき||

どちら か が 相手 を 自分 と 同じ ところ まで → |||あいて||じぶん||おなじ||

引きずり 下ろ そ う と し → ひきずり|おろ||||

世 に も 醜い 心 に 変貌 し て ゆく 。 よ|||みにくい|こころ||へんぼう||| transforming along the way into the ugliest of souls...

それ が 今 お前 が → ||いま|おまえ| And that's true... no matter how much you treasure them, of those people, too!

どんな に 大切 に 思って いる 相手 でも だ 。 ||たいせつ||おもって||あいて||

学長 先生 そんな 悲し そう な 顔 し ない で ください 。 → がくちょう|せんせい||かなし|||かお|||| Mr. Director, please don't look so sad...

気付 い て ください 学長 先生 。 → きづ||||がくちょう|せんせい Realize the truth, Mr. Director!

あなた は 「 非 魔 導 士 」 を 恨 ん で など い ませ ん ! → ||ひ|ま|みちび|し||うら|||||| You don't hate the gois at all.

憎かった の は 自分 の 運命 。 → にくかった|||じぶん||うんめい

愛し い 相手 と 対等 に 寄り添い → あいし||あいて||たいとう||よりそい Being born as someone without the power

生き抜く こと を 許さ れ ず 生まれ て き て しまった → いきぬく|||ゆるさ|||うまれ|||| to live your life close to and on equal terms with your loved ones... your own destiny!

あなた 自身 の 運命 です ! |じしん||うんめい|

黙れ ! だまれ Shut up!

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何 を … 。 なん|

あなた を そこ から 救い出す 。 → ||||すくいだす I'm going to save you from that place!

そう すれ ば 黒い ジン の 練 成 も 止まる し → |||くろい|||ね|しげ||とまる| That way, the production of the Black Djinn will stop,

アラジン や シェヘラザード 様 たち が → |||さま||

これ 以上 戦い で 傷つか ず に 済む 。 → |いじょう|たたかい||きずつか|||すむ

5 等 許可 区 の 20 万 人 の 命 も 守 れる ! とう|きょか|く||よろず|じん||いのち||しゅ| I can protect the lives of the 200,000 people in the 5th Authorization Level District, too!

ティ トス お にいちゃん ! |とす||

これ が 僕 が 最期 に できる → ||ぼく||さいご|| This is... the last, and the best thing that I can do!

最良 の こと だ ! ! さいりょう|||

( モガ メット ) やめろ ~~ ! Stop it!

はっ !

ティ トス … 。 |とす

くっ … う う っ !

♪ ♪ ~

( ティ トス ) ん ん っ ! う わ ぁ ~~ ! ! |とす||||||

なぜ だ ! ? なぜ これほど 莫大 な → ||||ばくだい| How? How can you possibly deflect the power of the Black Rukh when it's this colossal?

黒 ルフ の 力 を はね返 せる ! ? くろ|||ちから||はねかえ|

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ティ トス の 体 に は 私 が 14 年 間 も 与え 続け た → |とす||からだ|||わたくし||とし|あいだ||あたえ|つづけ| Inside Titus's body is the vast amount of magoi

膨大 な 量 の 魔力 が 蓄積 さ れ て いる 。 → ぼうだい||りょう||まりょく||ちくせき|||| that I bestowed upon him for the last 14 years.

それ を 解き放つ こと こそ が 最大 の 超 律 魔法 。 → ||ときはなつ||||さいだい||ちょう|りつ|まほう Releasing it is the ultimate Aberrant Magic spell...

でも それ を し た 瞬間 → |||||しゅんかん But the instant that he casts it... Titus's life will be...

ティ トス の 命 は … 。 |とす||いのち|

♪ ♪ ~

助け て … 。 たすけ| Help me... I'm so cold! It's unbearable...

寒い よ 苦しい よ … 。 さむい||くるしい|

やめ て ください 。 どう か 殺さ ない で ください … 。 |||||ころさ||| Please stop... I beg of you, don't kill my child...

( モガ メット ) あっ 。 あぁ … 。

くっ !

♪ ♪ ~

あぁ … 。

あっ … 。 魔力 の 徴収 が 止まった ? |まりょく||ちょうしゅう||とまった

誰 か が 炉 を 停止 さ せ た ん だ 。 だれ|||ろ||ていし||||| Somebody turned off the furnace...

よかった … 。 Thank goodness!

あっ 。 消え た 。 |きえ|

すま ない ティ トス … 。 |||とす Forgive me... Titus...

炉 は すでに 私 など 意 に 介さ ない 。 ろ|||わたくし||い||かいさ| The furnace no longer heeds the likes of me...

私 の 手 を 離れ て い た よう だ 。 ん ? わたくし||て||はなれ|||||| It's been working independently of me, it seems...

まだ 魔力 を 欲し て いる の か ? |まりょく||ほし|||| Do you still want more magoi? For what purpose?

なんの ため に … 。 → Wasn't it your wish to create the Black Djinns?

黒い ジン の 練 成 が 望み で は ない の か ? → くろい|||ね|しげ||のぞみ|||||

黒い 障 気 の … → くろい|さわ|き| The black negative emotions...

穴 の 奥 に いる お前 は 誰 だ ! ? あな||おく|||おまえ||だれ| Who are you, deep inside that hole?

♪ ♪ ~

ドドォーーン ! ドドォー-ン

( 一同 ) あぁ … 。 いちどう|

♪ ♪ ~

( 玉 艶 ) ようやく お 目 に 掛か れる の です ね → たま|つや|||め||かか|||| We meet at last, Father...

我ら が 父 よ 。 われら||ちち|

♪ ♪ ~

お やおや ? 地下 の 20 万 人 は → ||ちか||よろず|じん| Well, well!

生き て いる よう です な 。 いき|||||

では 一体 誰 の 魔力 を 糧 と し て → |いったい|だれ||まりょく||かて||| Then whose magoi did the furnace use as its source

炉 は 我ら が 父 を 降ろす 依り 代 と なり え た の でしょ う か ? ろ||われら||ちち||おろす|より|だい|||||||| to enable it to serve as the medium for our father's descent?

( 玉 艶 ) それ は 地下 の 人々 の 身代わり に なる だけ の → たま|つや|||ちか||ひとびと||みがわり|||| Magnoshutatt must have been secretly hoarding enough magoi

大量 の 魔力 を マグノ シュ タット が → たいりょう||まりょく|||||

隠し持って い た ん でしょ う 。 → かくしもって|||||

その 炉 は マグノ シュ タット と いう 小さな 国 の 地下 で → |ろ|||||||ちいさな|くに||ちか| That furnace has been collecting Black Rukh underneath a small nation called Magnoshutatt,

黒い ルフ を 集め 魔力 を 吸い上げ → くろい|||あつめ|まりょく||すいあげ and has continued to swell in size after absorbing so much magoi...

膨張 し 続け … 。 ぼうちょう||つづけ

すばらしい 。 し て 此度 の 件 → |||このたび||けん Impressive!

全て 玉 艶 様 の お 手引き で ? すべて|たま|つや|さま|||てびき|

いいえ 。 これ は この 世界 の 人間 たち が → ||||せかい||にんげん|| No. The people of this world made this happen on their own.

勝手 に し て くれ た こと 。 かって||||||

多く の 人間 たち が 自ら の 意思 で → おおく||にんげん|||おのずから||いし|

大いなる 流れ に 背く こと を 望 ん だ 。 → おおいなる|ながれ||そむく|||のぞみ||

あ あ ~ 我ら が 父 よ ! お 会い し とう ござい まし た ! ||われら||ちち|||あい||||| Oh, Father! How I longed to meet you!

( 一同 ) お 会い し とう ござい まし た 。 → いちどう||あい||||| How we longed to meet you!

お 会い し とう ござい まし た 。 → |あい||||| How we longed to meet you!

お 会い し とう ござい まし た 。 |あい||||| How we longed to meet you!

( 玉 艶 ) 依り 代 に 導か れ → たま|つや|より|だい||みちびか| Guided by your medium, the moment that your hand touches the surface,

あなた 様 の 御 手 が 地上 へ 触れ た もう 瞬間 に → |さま||ご|て||ちじょう||ふれ|||しゅんかん|

この 世界 に も → |せかい|| this world will surely...

アルマ ・ トラン と 同じ 黒き 太陽 だけ が 輝く → |||おなじ|くろき|たいよう|||かがやく ...see only a black sun shining, just like in Alma Toran... the purest of sights!

清浄 なる 光景 が → せいじょう||こうけい|

もたらさ れる こと でしょ う ! !

♪ ♪ ~

そんな … 。 どう なって ん だ ? アラジン 。 No way...

戦争 が 止まって も 黒い ジン を 止め て も → せんそう||とまって||くろい|||とどめ|| Even if we stop the war,

あれ が 来 たら おしまい だ … 。 ||らい|||

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