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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵, 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵#08

勇者 ヨシヒコ と 悪霊 の 鍵 #08

♪♪~

はは は は …。

さ ぁ おとなしく して いただき たい 。

今 から 皆さん の お手 もと の お 金 と 食料 。

すべて 私 に いただき たい 。

( メレブ ) ずいぶん キザ う ざった い 盗賊 現れた な 。

( ダンジョー ) お前 の ような 軟弱 者 に →

やる もの は 何も ない ! いい んです か ?

そんな こと を 言って 。 私 は あなた 方 の 心 を →

すべて 読む こと が できる 。 そう すべて 。

メンタリズム で 読み 解く こと が →

できる のです よ 。 ( ヨシヒコ ) メンタリズム ?

( ムラサキ ) だ から な んな の ? 例えば →

あなた 方 の 攻撃 。 それ を 読む こと が できれば →

私 は すべて の 攻撃 を かわす こと が 可能です 。

そして そこ から 攻撃 に 転じ →

あなた 方 の 敗北 と なる わけだ 。

そんな こと できる わけない 。 ヨシヒコ 油断 禁物 だ ぞ 。

あなた の 名前 は …。

ヨシヒコ です ね ! 当てた すごい 。

呼んだ 俺 が 今 。 当てた と か で は ない 。

ここ に 3 つ の ボール が あり ます 。

私 は 後ろ を 向いて い ます から →

その うち 1 つ を お手 に 取って ください 。

それ が 何 色 か 当てて みせ ましょう 。

できる わけない だろう 。 どうぞ 。

じゃあ 私 が 。

はい ! 赤 。

すごい 。 感心 して る 場合 か 。

はい ! 緑 。

なんて こと だ 。

偶然だ 偶然 。

ふん ! 青 。

( ムラサキ / メレブ ) う ぇ ~ い 間違えた 。

はは は は すみません 。

暑苦しい な あいつ 。 これ で 1 つ 私 の 負け です ね 。

しかし 次 は 必ず 当てて みせ ます よ 。

♪♪~

もう いい ?

いい の ? はい 。

全部 ! な … んだ と ? すご すぎる 。

はは は すみません 。

皆さん に 楽しんで いただく ため →

必ず 1 回 は 間違える ように して る んです 。

そんな わけ …。 ちなみに →

そちら の おじ さま が 選んだ の は 赤 でした ね 。

お ぉっ ! こいつ 本物 の メンタリスト かも しれ ん 。

と いう こと は こちら の 攻撃 は 。

すべて 読ま れる 。 ヤバイ よ 。

いや ~ バカな 。 いく ぞ ~!

右 はい 左 。 う ~! で また 左 。

うわ ~ 読ま れて る 。 クソッ 。

うわ ~! 右 はい 左 。

うわ ~!

はは は これ で 1 つ 私 の 負け です ね 。

しかし 次 は 必ず 当てて みせ …。

うん 。 戦い の とき は わざと 負け ない ほう が いい よ ね 。

エンターテイナー や ね 。

♪♪~

うわさ に は 聞いて いた が ダーマ 神社 は →

本当に 転職 が できる のだ な 。

いく つ か の 職 を 極める と 上級 職 に なれる と →

書いて あり ました 。 イエーイ 。

私 魔法使い に なった 。

これ で ど っか の 誰 かさん と 違う ちゃんと した 呪文 手 に 入れる ~。

え ~ もともと 素人 の お前 が ~。

そう 簡単に ~ 呪文 を 手 に 入れる はず も ない ~。

ダンジョー さん は 何 を 選ば れた のです か ?

俺 は 武闘 家 だ 。 とことん 強く なり たい 。

俺 実は 意外に も 。

遊び 人 を 選んだ 。

全然 意外じゃ ねえ ぞ 。 つか 今 も 遊び 人 みたいな もん だ ろ 。

確かに 。

これ 以上 どこ まで 遊び たい んだ ? あ ?

で ヨシヒコ は 。 私 は 僧侶 を 。

(3 人 ) え ?

僧侶 を 極めて 人々 を 優し さ と 慈しみ を 持って 救い →

そして いずれ 賢 者 に なり たい のです 。

ヨシヒコ が 賢 者 ?

「 歩く 」 と いう 漢字 すら 読め ない ヨシヒコ が 。

(3 人 ) 賢 者 ? 勇者 の 強 さ と 賢 者 の 優し さ 。

それ が そろって こそ 世界 を 平和に 導く こと が →

できる のです 。

( メレブ ) あっ 仏 だ 。 ヨシヒコ こっち 来い 。 こっち 来い 。

もう なんか あれ だ ね 。

なかなか 見つか ん ない ね 。 悪霊 の 鍵 ね 。

お前 だ よ お前 の 情報 は ガセ だ から だ よ 。

おい ガセ って な んだ よ この ハゲ 。

おい ハゲ て ないだ ろ ?

なに ? ハゲ て ない でしょ 。

ハゲ て ない だろう って いう の 。 ま ぁ いい よ 。

だけど さ 仏 に ガセ って さ そういう さ その 仏 を →

オオカミ 少年 みたいに 言う んじゃ ねえ よ 。

オオカミ 少年 じゃ ねえ か よ 。

ま ぁ 夜 の ベッド で は …。

オオカミ に なる が な ワイルド だ ろ ~?

なぁ 恥ずかしく ない の か ? もう そういう の いい から 。

詰め 替え 用 洗剤 パック の 手 で 切れ ます って 書いて ある とこ →

引きちぎって やった ぜ ~。

ねぇ あんまり その ワイルド の 人 知ら ないで やって る でしょ ?

しかも 今 言って る こと 普通 だ から ね 。

引きちぎった あと それ を すぐさま →

捨てて やった ぜ ~。

だから それ 普通だ から 。

ものすごい 丁寧に ボトル に 注ぎ込んで やった ぜ ~。

正規の 手順 な の それ は ね 。

そして その 注ぎ込んだ あと それ を 全部 飲み干して やった ぜ 。

うわ っ すごい 。

ごめん ごめん それ は 嘘 それ は 嘘 よい 子 の 皆さん →

絶対 真似 し ないで ください 仏 ほんと は そんな こと →

全然 して ませ ん から ね 。 わかった から !

早く 鍵 の ありか を 言え 。

ふ ぅ ~ ワイルド ~。

はい じゃあ そろそろ 言い ます ね あんまり 遊んで も どうせ →

カット さ れる だけ です から ね え ~ 悪霊 の 鍵 は →

ムーンポタ の 村 に ある らしい 。

ムーンポタ の 村 。

ムーンポタ の 村 に は 旅 の 扉 と 呼ば れる ワープトンネル が 存在 する 。

その ワープトンネル から 邪悪な 気 が 放出 さ れて いる ようだ 。

うむ 書物 で 読んだ こと が ある 。

旅 の 扉 に 入る と 一瞬にして →

まったく 違った 場所 に 行く こと が できる と 。

どこ に つながって んだ よ 。

それ は わから ない それ こそ が 旅 の 扉 。

わかり ました ムーンポタ の 村 の 旅 の 扉 を 探せば いい のです ね 。

ごめん ごめん 1 つ 1 つ 追加 事項 1 つ 追加 事項 ごめん ね 。

急いで うん … 悪霊 の 鍵 を 求めて 巨大な 悪 が ね →

動き出して る 予感 が ある から 。 なんだ と !?

ほんと まき で ほんと まき で まき で … お 願い し ます ほんとに 。

とにかく 急いで 探さ なくて は なら ない ようです 。

手分け して 探し ましょう 。 わかった 。

おお っ なんだ 犬 か 魔物 か と 思った 。

ちょ ちょ ちょ … お 姉さん ! お 姉さん !

誰 ?

俺 だ よ 俺 。

えっ ? 犬 しゃべって る ?

お前 今 俺 の こと 魔物 と 勘違い した ろ ?

ああ 。

魔物 じゃ ない よ マルモ だ よ なん つ って !

が ~ は っは は は !

お前 何 言って ん の ?

あの さ ここ 掘って くん ない ?

なんで 私 が 掘 ん なきゃ いけ ねえ んだ よ お前 犬 だ ろ ?

自分 で 掘れ よ 。

あ ~ あ 掘って くれたら いい こと 教えて やろう →

と 思って た のに な 。

えっ 嘘 ? なに ? いい こと って ?

ここ の 村 に ある 旅 の 扉 の 話 。

ほんと か よ !? いい よ 掘る 掘る !

お前 使える 犬 だ な !

お っ はい 。 サンキュー 。

で 教えろ よ 旅 の 扉 どこ だ よ ?

俺 は 知ら ない よ エルフ って 奴 が 知って る 。

そい つ どこ い ん の ?

♪♪~

これ だ !

確かに 邪悪な 気 が 放出 さ れて いる 。

よし みんな を 呼んで こよう 。

なんだ と !?

ここ は どこ なんだ ?

そう だ ムーンポタ の 村 へ 戻って みんな を 呼んで こよう 。

て め え 洗濯物 も たため ねえ で 何 年 主婦 やって んだ よ !

すみません 。 あと な 俺 は な →

この 首 の ところ が 汚れて ん の が いちばん 嫌だ って →

何 回 言ったら わかん だ !? はい すみません 。

て め え 何 年 俺 の 女房 やって んだ よ !?

すぐに すぐに 洗濯 し なおして まいり ます 。

当たり前だ ろ 。

その 手 の 皮 が すり切れる まで 洗え 。

じゃ なきゃ 今夜 は メシ 抜き 。

そして 百 叩き だ から な 。

キャッ 。

♪♪~

大丈夫です か ?

大丈夫です すみません 。

女性 の 顔 に このような こと を …。

なんという こと だ …。

仕方ない のです 。

私 が 至らない 妻 である こと が いけない のです 。

そんな … あなた は 一生懸命 やって いる はずだ 。

毎日 このような こと を ?

ダメだ この 村 の 村長 に 訴えて 救って もらう べきだ 。

お やめ ください 。 このような こと →

決して 誰 に も 知ら れ たく は ございませ ん 。

しかし このような こと が 毎日 続けば →

あなた は いずれ 死んで しまう 。

他の 人 に 知ら れる くらい なら 死んだ ほう が マシ です 。

そんな …。

( エルフ ) わかった 。 教えよう 。

その代わり 条件 が ある 。

わかった なんでも する 。

お前 …。

俺 の 嫁 に なれ 。

え ?

ひと目 惚れ だ と … それ は →

胸 が 平らな の は わかって いて の 話 か ?

それ も 含めて 好き らしい 。

なんて 答えた んだ ?

教えて くれて 鍵 あったら 1 回 デート して やる って 。

結婚 は そこ で 決める って 。

教えて くれた の か ? うん 。

ぞ っこ んだ な それ は 。

で ? それ は どこ に ある って ?

うん 旅 の 扉 は 2 つ ある らしい 。

1 つ は なんて こと の ない パパラタ って いう 村 の →

長屋 に つながって て もう 1 つ が 邪悪な 気 が 出て る やつ だって 。

くぐった 途端 に 魔物 が いる って 言わ れて て 誰 も 近づか ない って 。

あきらかに そっち だ な 鍵 の ありか は 。

よし !

邪悪な 感じ の する ほう に 行こう 。

ダメだ ヨシヒコ が い ない と 戦い に なら ん 。

仏 も 言って たろう 。 一刻 を 争う って 。

魔物 は 俺 が 倒す 。

よし 3 人 で 行こう !

正気 か ムラサキ ! ヨシヒコ 待った ほう が いい でしょう よ 。

いや ~ いきさつ も いきさつ だ から さ →

ヨシヒコ に 内緒 で ちゃちゃ っと やっちゃ い たい んだ よ ね 。

何 お前 ちょっと 女心 のぞか せて ん の や だ 。

よし 行く ぞ 。 ねえ これ やめた ほう が いい と 思う よ これ 。

お前 マジ 絶対 ヨシヒコ に 言う な よ 。

どうして だろう …。

あなた に は 余計な こと まで 話して しまう 。

あなた に かかれば 魔物 なんて イチコロ です 。

いえ そんな こと は あり ませ ん 。

いいえ あなた なら 絶対 に 勝て ます 。

もう 本当に 構わ ないで ください 。

確かに 私 は 悪霊 の 鍵 を 探さ なくて は なら ない 。

しかし なぜ か →

あなた の こと を 放っておく こと が でき ない 。

なぜ な の か 私 に も わから ない のです 。

♪♪~

あ …。

♪♪~

そういう こと な の か …。

あなた が 探して いる もの が この 村 に ある ならば →

早く そちら へ …。

はい 。 この 洗濯 が 終わり 次第 。

あ …。

どう さ れ ました ?

いえ 岩 に 指 を …。

大変 。

♪♪~

大丈夫です 。

でも 血 が 出て い ます 。

この くらい いつも の こと です 。

♪♪~

あ …。 はっ 。

あ これ は 私 の …。

フローナ 様 …。

と おっしゃる のです ね 。

( フローナ ) はい 。

( 歓声 )

何 だ ここ は ?

カジノ … であろう 。

魔物 が いる って 言って た んだ ぞ 。

早く 出て 他 探そう 。 おう 。

あれ どうした ? わから ない 。

わから ない のだ が なぜ だ か 私 は ここ で →

ギャンブル が やり たくて 仕方 が ない ! なに !?

鍵 を 探す と いう 使命 を 忘れて ギャンブル だ と !?

マジ ふざけ ん な よ 。 ダメだ 遊び たい !

なぜ だろう 遊び たい !

あ ~ 体 が 勝手に 次の レース の 馬券 を 買い に 行く 。

ふざける の も いいかげんに しろ !

俺 たち は 魔物 を 倒し 鍵 を 手 に 入れ …。

あら ! モミアゲ の おじ さま すてき 。 遊んで か ない ?

なに !? 戦士 に 向かって !

お ぅ セクシー 。 おい ! お っ さん ?

おい ! ホクロ やめろ !

いかん … こ … こんな ところ に いて は 。

ま ぁ 声 まで たくましい 。 そう 俺 は …。

たくましい んだ 。 ひと 晩 ご 一緒 し たい わ 。

よし 3 人 まとめて ちょ ちょっと な 。

(3 人 ) イヤ ~ ン !

わかった ! メレブ は 遊び 人 に 転職 した から だ 。

だが お っ さん 。 お っ さん は 職 変えた の →

まったく 関係 ねえ から な !

どう だ ヨシヒコ 。 旅 の 扉 は 見つかった か ?

いえ …。

手ごわい な 。

皆さん も まだ 見つけ られて い ませ ん か ?

おん … 見つかって … ない 。

早く 見つけ ない と な 。

な ? そうです ね 。

こっち も 普通の 村 だ なぁ 。

鍵 どこ に あんだ よ 。

お前 また カジノ に 行く の か よ ? ああ 。

今日 こそ あの 10,000 ゴールド の 宝 の 鍵 を ゲット する ぜ !

10,000 ゴールド の 宝 の 鍵 !?

よし ! よし !

なんで 気づか なかった んだろう ?

おい メレブ ! うるさい 。

今 レース の 途中 な のだ 。 いくら 持って んだ よ ?

今 ? 30 ゴールド ぐらい かな ?

全然 じゃ ねえ かよ ! 何 が だ ?

10,000 ゴールド で 悪霊 の 鍵 が 手 に 入る んだ よ !

マジ か !? マジ だ !

( ゾーザー ) おい ! て め えよ →

この ゾーザー 様 の 嫁 に なれた だけ でも 幸せ と 思えよ ! こら !

ダメ 女 が よ ! はい 幸せです 。

わかれば よろしい 。

( ゾーザー ) 幸せ か ?

幸せで ございます 。

はは は はっ 。

もう 耐え られ ない 。

あなた は すぐに でも あの 男 と 別れる べきです !

それ は でき ませ ん 。 どうして ?

奴 は 恐ろしい 男 です 。 どこ まで でも 捕まえ に 来 ます 。

ならば 私 が 連れて いき ましょう 。

いけ ませ ん 。 私 は 人妻 な のです よ 。

いいえ 連れて いき ます 。

え ?

どこまでも 。

♪♪~

どうして あなた は 私 の こと を …。

お 救い し たい のです 。

あなた は あんな 男 に 傷つけ られて は いけない 女性 だ 。

あなた は 世界 に 平和 を もたらす お方 。

私 の こと など は 気 に せ ず に 旅立って ください 。

あなた なら 必ず それ が でき ます 。

いや 美しい 花 は →

決して 汚して は いけない んだ 。

ヨシヒコ 様 。

♪♪「 何 か が 変わった どんな 奇跡 だろう 」

♪♪「 こんなに も あなた を 」

♪♪「 放っておけ ない なんて 」

♪♪「 救って くれた とき 」

♪♪「 未来 に 見えた わ 」

♪♪「 ひと 筋 の 光 それ を くれた の は あなた 」

♪♪「 そう あなた 」

♪♪「 僧侶 の 使命 か 」

♪♪「 いや それ だけ じゃ ない 」

♪♪「 逃げ出し たい の か 」

♪♪「 いえ それ だけ じゃ ない 」

♪♪(2 人 )「2 人 の 運命 」

♪♪「 今 ここ で 出会い 」

♪♪「 何 か が 変わった 」

♪♪「2 人 の 中 で 」

魔物 を 倒して 。 あなた を 癒 や して 。

♪♪(2 人 )「 あぁ 戦い の 中 で 」

♪♪「 幸せな 日々 を 」

♪♪「 共に 過ごそう 」

♪♪「 ずっと 2 人 で 」

♪♪「 たとえ どんなに つらく 」

♪♪「 悲しくて も 乗り越え られる よ 」

♪♪「 なぜなら 愛し 合って いる のだ から 」

♪♪「 この 愛 は 」 ♪♪「 この 愛 は 」

♪♪「 この 愛 は 」 ♪♪「 この 愛 は 」

♪♪(2 人 )「 決して 消え ない 永遠に 」

赤 と 緑 に 全額 かけ ぞうよ 。

≪ ざ わざ わざわざ わ …。

誰 だ よ ざ わざ わ 言って ん の !? 気 に し なくて いい 。

≪ ざ わざ わざわざ わ …。

鍵 見つかった ありがとう でも お前 髪 型 と か →

ヒゲ と か 超 き も いし 全然 タイプ じゃ ない から →

さよなら 。

しかし ヨシヒコ は どこ 探して る んだ ?

あっ ヨシヒコ 鍵 あった よ 。

それ は よかった 。 さ ぁ いよいよ 魔物 を 封印 する とき が 来た 。

それ は 鍵 が あった とて 容易な 戦い で は ない 。

必ずや それ を 邪魔 しよう と する 強大な 敵 …。

それ は 皆さん に お 任せ でき ない でしょう か ?

えっ ? 実は 私 に は →

救わ なければ なら ない 方 が いる のです 。

そう だ よ お前 は 世界 の みんな を 救う んだ よ 。

いえ 世界 の みんな で は なく →

とある 女性 を 救わ なければ なら ない んです 。

えっ ? えっ ? えっ ? 何 を 言って ん の ?

その方 は フローナ と いう 女性 です 。

とんでもなく 凶暴な 男 と 結婚 して しまい →

家庭 内 暴力 に 苦しんで い ます 。

毎日 毎日 何 か 難癖 を つけ られ →

殴ら れ 蹴ら れ 彼女 は 傷 だらけ な んです 。

ヨシヒコ 今 世界 の すべて が 傷 だらけ な んだ 。

彼女 は 私 が 救わ なければ 死んで しまう 。

あぁ … 世界 も だ ぜ 。

確かに 夫 に 殴ら れて る 妻 を 助ける の も 大事だ けれども →

魔物 を 封印 して 世界 の 平和 の 方 が →

圧倒 的に 優先 じゃ ねえ ? もう 魔物 など 封印 する 必要 は ない 。

私 は 転職 して 僧侶 に なった 。

人々 を 救う 使命 感 に かられ そして フローナ に 出会った 。

私 は フローナ を 救う と 同時に 自ら も 癒 や さ れて いた んです 。

人妻 の 人間 と して の 広 さ と 優し さ 。

そう 気づいた んです 。

私 が この 世界 に 求める 優し さ の すべて →

それ が 人妻 な んだ と 。

すごい 結論 に … たどり着いた な 。

何もかも を 噛みしめた から こそ の 人妻 の 優し さ 。

人妻 である フローナ と かかわって 初めて わかった んです 。

あぁ この 世界 の 女性 が みんな 人妻 に なったら →

なんて すてきな 世界 なんだろう と も 考え ました 。

私 は 人妻 に 自ら を 委ねて みよう と 思い ます 。

人妻 と 過ごす 明るい 未来 。

そこ へ 向かって 走って いこう と 思い ます 。

いい かい ヨシヒコ 。 少し かっこよ さ げ に 何 だろう →

前向き ふうに なんか 論じて くれちゃ って る んだ けども →

それ いわゆる 不倫だ ぞ 。

そう 不倫です 。 でも 不倫で も かまわ ない 。

いや むしろ 不倫だ から こそ する 価値 が ある !

勇者 が 不倫 って どういう こと だ よ !

勇者 だ から こそ 不倫な のだ !

不倫 は 文化 である が 明らかに 危険な 道 だ 。

危険な 道 イコール 冒険 …。

そう 冒険 だ から こそ →

勇者 である 私 が 挑む べきな のだ !

説得 力 は ある !

私 が 人妻 に なったら 私 の ところ に 帰って くる の か よ 。

レトルトカレー しか 作れ ぬ お前 が 人妻 に なった ところ で →

それ は 人妻 で は ない !

いく な 戻って こっち 戻って こい 。 戻って こい ムラサキ !

悪霊 の 鍵 より 人妻 …。

そう 決めた んです 。

ごめんなさい 別れ られ ない の 。

別れる って 約束 した じゃ ない か 。 別れて 私 と 一緒に なる と !

別れ られ ない 。 別れて くれ !

人 の 嫁 に なんて こと して くれ んだ よ 。

お前 は …。

そう か 。

旦那 に 言わ さ れて いた んだ な 。

♪♪「 この 女 は 俺 の 妻 だ 」

♪♪「 手出し は さ せ ねえ 」

♪♪「 いや 彼女 は 私 と 逃げる と 言った 」

♪♪「 で は 勇者 よ 俺 と 戦え 」

♪♪「 勝ったら この 女 を やる 」

♪♪「 望む ところ だ お前 の ような 奴 は 地獄 へ おちろ 」

♪♪(2 人 )「 男 の プライド を かけて 」

♪♪「 愛する 女 の 命 を かけて 戦おう 」

♪♪「 今 命 を かけて 戦おう 」

♪♪「 さ ぁ 剣 を 抜け 」

♪♪「 いい か フローナ は 俺 を 愛して いる 」

♪♪「 違う 彼女 は 私 を 愛 …」

あ ~ ごめんなさい ね 。

この 子 たまに あ ~ って なって おかしく なっちゃ う もん で →

もう 女 取り合って う ~ ん って なって る 暇 →

ない もん で 。 おい ムラサキ 。

言って た やつ かけて み 。

いや ほんと 何だか わかん ない よ 。

いい から 。

あなた … 愛して る !

俺 も … す っご い す っご い 大好き !

大切に する よ !

成功 だ 。

何 が 起こる か わから ない 呪文 を 手 に 入れた ようだ な 。

ほんと わかん ねえ な 。

あ ~ あ ヨシヒコ は →

仏 に リセット して もらった から いい けど →

鍵 が 偽物 と は な 。

そんな 遊び の 末 に 手 に 入れた 鍵 など 偽物 に 決まって いる !

皆さん この 旅 は 遊び じゃ ない んです よ 。

ちゃんと して ください !

すま ん …。

よく 謝れ たな ダンジョー 。

大人 。

( ヒサ ) 兄 様 ヒサ は 酔 拳 を 手 に 入れ ました よ 。

お 酒 を 飲む だけ で 最強に なれ ます 。


勇者 ヨシヒコ と 悪霊 の 鍵 #08 ゆうしゃ|||あくりょう||かぎ

♪♪~

はは は は …。 は は||

さ ぁ   おとなしく して いただき たい 。

今 から 皆さん の お手 もと の お 金 と 食料 。 いま||みなさん||おて||||きむ||しょくりょう

すべて 私 に いただき たい 。 |わたくし|||

( メレブ ) ずいぶん   キザ う ざった い 盗賊 現れた な 。 ||||||とうぞく|あらわれた|

( ダンジョー ) お前 の ような 軟弱 者 に → |おまえ|||なんじゃく|もの|

やる もの は 何も ない ! いい んです か ? |||なにも|||ん です|

そんな こと を 言って 。 私 は   あなた 方 の 心 を → |||いって|わたくし|||かた||こころ|

すべて 読む こと が できる 。 そう   すべて 。 |よむ|||||

メンタリズム で 読み 解く こと が → ||よみ|とく||

できる のです よ 。 ( ヨシヒコ ) メンタリズム ? |の です|||

( ムラサキ ) だ から   な んな の ? 例えば → ||||||たとえば

あなた 方 の 攻撃 。 それ を 読む こと が できれば → |かた||こうげき|||よむ|||

私 は   すべて の 攻撃 を かわす こと が 可能です 。 わたくし||||こうげき|||||かのう です

そして   そこ から 攻撃 に 転じ → |||こうげき||てんじ

あなた 方 の 敗北 と なる わけだ 。 |かた||はいぼく|||

そんな こと   できる わけない 。 ヨシヒコ   油断 禁物 だ ぞ 。 |||||ゆだん|きんもつ||

あなた の 名前 は …。 ||なまえ|

ヨシヒコ です ね ! 当てた   すごい 。 |||あてた|

呼んだ   俺 が 今 。 当てた と か で は ない 。 よんだ|おれ||いま|あてた|||||

ここ に  3 つ の ボール が あり ます 。 ||||ぼーる|||

私 は 後ろ を 向いて い ます から → わたくし||うしろ||むいて|||

その うち  1 つ を お手 に 取って ください 。 ||||おて||とって|

それ が 何 色 か 当てて みせ ましょう 。 ||なん|いろ||あてて||

できる わけない だろう 。 どうぞ 。

じゃあ   私 が 。 |わたくし|

はい ! 赤 。 |あか

すごい 。 感心 して る 場合 か 。 |かんしん|||ばあい|

はい ! 緑 。 |みどり

なんて こと だ 。

偶然だ   偶然 。 ぐうぜんだ|ぐうぜん

ふん ! 青 。 |あお

( ムラサキ / メレブ ) う ぇ ~ い   間違えた 。 |||||まちがえた

はは は は   すみません 。 は は|||

暑苦しい な   あいつ 。 これ で 1 つ   私 の 負け です ね 。 あつくるしい||||||わたくし||まけ||

しかし   次 は 必ず 当てて みせ ます よ 。 |つぎ||かならず|あてて|||

♪♪~

もう いい ?

いい の ? はい 。

全部 ! な …  んだ と ?  すご すぎる 。 ぜんぶ|||||

はは は   すみません 。 は は||

皆さん に 楽しんで いただく ため → みなさん||たのしんで||

必ず 1 回 は 間違える ように して る んです 。 かならず|かい||まちがえる|よう に|||ん です

そんな わけ …。 ちなみに →

そちら の おじ さま が 選んだ の は 赤 でした ね 。 |||||えらんだ|||あか||

お ぉっ ! こいつ   本物 の メンタリスト かも しれ ん 。 |||ほんもの|||||

と いう こと は   こちら の 攻撃 は 。 ||||||こうげき|

すべて 読ま れる 。  ヤバイ よ 。 |よま|||

いや ~  バカな 。  いく ぞ ~! |ばかな||

右   はい 左 。 う ~! で また   左 。 みぎ||ひだり||||ひだり

うわ ~  読ま れて る 。 クソッ 。 |よま|||

うわ ~! 右   はい 左 。 |みぎ||ひだり

うわ ~!

はは は   これ で 1 つ 私 の 負け です ね 。 は は|||||わたくし||まけ||

しかし   次 は 必ず 当てて みせ …。 |つぎ||かならず|あてて|

うん 。  戦い の とき は わざと 負け ない ほう が いい よ ね 。 |たたかい|||||まけ||||||

エンターテイナー や ね 。

♪♪~

うわさ に は 聞いて いた が ダーマ 神社 は → |||きいて||||じんじゃ|

本当に 転職 が できる のだ な 。 ほんとうに|てんしょく||||

いく つ か の 職 を 極める と 上級 職 に なれる と → ||||しょく||きわめる||じょうきゅう|しょく|||

書いて あり ました 。 イエーイ 。 かいて|||

私   魔法使い に なった 。 わたくし|まほうつかい||

これ で ど っか の 誰 かさん と 違う ちゃんと した 呪文 手 に 入れる ~。 |||||だれ|||ちがう|||じゅもん|て||いれる

え ~  もともと   素人 の お前 が ~。 ||しろうと||おまえ|

そう 簡単に ~ 呪文 を 手 に 入れる はず も ない ~。 |かんたんに|じゅもん||て||いれる|||

ダンジョー さん は 何 を 選ば れた のです か ? |||なん||えらば||の です|

俺 は 武闘 家 だ 。 とことん 強く なり たい 。 おれ||ぶとう|いえ|||つよく||

俺   実は   意外に も 。 おれ|じつは|いがいに|

遊び 人 を 選んだ 。 あそび|じん||えらんだ

全然   意外じゃ ねえ ぞ 。 つか 今 も 遊び 人 みたいな もん だ ろ 。 ぜんぜん|いがいじゃ||||いま||あそび|じん||||

確かに 。 たしかに

これ 以上 どこ まで 遊び たい んだ ?  あ ? |いじょう|||あそび|||

で   ヨシヒコ は 。 私 は 僧侶 を 。 |||わたくし||そうりょ|

(3 人 ) え ? じん|

僧侶 を 極めて   人々 を 優し さ と 慈しみ を 持って 救い → そうりょ||きわめて|ひとびと||やさし|||いつくしみ||もって|すくい

そして   いずれ 賢 者 に なり たい のです 。 ||かしこ|もの||||の です

ヨシヒコ が   賢 者 ? ||かしこ|もの

「 歩く 」 と いう 漢字 すら 読め ない ヨシヒコ が 。 あるく|||かんじ||よめ|||

(3 人 ) 賢 者 ? 勇者 の 強 さ と 賢 者 の 優し さ 。 じん|かしこ|もの|ゆうしゃ||つよ|||かしこ|もの||やさし|

それ が そろって こそ 世界 を 平和に 導く こと が → ||||せかい||へいわに|みちびく||

できる のです 。 |の です

( メレブ ) あっ 仏 だ 。 ヨシヒコ   こっち 来い 。  こっち 来い 。 ||ふつ||||こい||こい

もう   なんか あれ だ ね 。

なかなか 見つか ん ない ね 。 悪霊 の 鍵 ね 。 |みつか||||あくりょう||かぎ|

お前 だ よ お前 の 情報 は ガセ だ から だ よ 。 おまえ|||おまえ||じょうほう||||||

おい   ガセ って な んだ よ   この ハゲ 。

おい   ハゲ て ないだ ろ ?

なに ? ハゲ て ない でしょ 。

ハゲ て ない だろう って いう の 。 ま ぁ   いい よ 。

だけど さ   仏 に   ガセ って さ そういう さ   その 仏 を → ||ふつ||||||||ふつ|

オオカミ 少年 みたいに 言う んじゃ ねえ よ 。 おおかみ|しょうねん||いう|||

オオカミ 少年 じゃ ねえ か よ 。 おおかみ|しょうねん||||

ま ぁ   夜 の ベッド で は …。 ||よ||べっど||

オオカミ に なる が な   ワイルド だ ろ ~? おおかみ|||||||

なぁ   恥ずかしく ない の か ? もう   そういう の いい から 。 |はずかしく||||||||

詰め 替え 用 洗剤 パック の 手 で 切れ ます って 書いて ある とこ → つめ|かえ|よう|せんざい|ぱっく||て||きれ|||かいて||

引きちぎって やった ぜ ~。 ひきちぎって||

ねぇ   あんまり   その ワイルド の 人 知ら ないで やって る でしょ ? |||||じん|しら||||

しかも   今 言って る こと 普通 だ から ね 。 |いま|いって|||ふつう|||

引きちぎった あと それ を   すぐさま → ひきちぎった||||

捨てて やった ぜ ~。 すてて||

だから   それ   普通だ から 。 ||ふつうだ|

ものすごい 丁寧に ボトル に 注ぎ込んで やった ぜ ~。 |ていねいに|||そそぎこんで||

正規の 手順 な の   それ は ね 。 せいきの|てじゅん|||||

そして   その 注ぎ込んだ あと それ を   全部 飲み干して やった ぜ 。 ||そそぎこんだ||||ぜんぶ|のみほして||

うわ っ   すごい 。

ごめん   ごめん   それ は   嘘 それ は   嘘   よい 子 の 皆さん → ||||うそ|||うそ||こ||みなさん

絶対   真似 し ないで ください 仏   ほんと は   そんな こと → ぜったい|まね||||ふつ||||

全然 して ませ ん から ね 。 わかった から ! ぜんぜん|||||||

早く 鍵 の ありか を 言え 。 はやく|かぎ||||いえ

ふ ぅ ~  ワイルド ~。

はい   じゃあ   そろそろ 言い ます ね あんまり 遊んで も   どうせ → |||いい||||あそんで||

カット さ れる だけ です から ね え ~  悪霊 の 鍵 は → かっと||||||||あくりょう||かぎ|

ムーンポタ の 村 に ある らしい 。 ||むら|||

ムーンポタ の 村 。 ||むら

ムーンポタ の 村 に は   旅 の 扉 と 呼ば れる   ワープトンネル が 存在 する 。 ||むら|||たび||とびら||よば||||そんざい|

その ワープトンネル から 邪悪な 気 が 放出 さ れて いる ようだ 。 |||じゃあくな|き||ほうしゅつ||||

うむ   書物 で 読んだ こと が ある 。 |しょもつ||よんだ|||

旅 の 扉 に 入る と   一瞬にして → たび||とびら||はいる||いっしゅんにして

まったく 違った 場所 に 行く こと が できる と 。 |ちがった|ばしょ||いく||||

どこ に   つながって んだ よ 。

それ は   わから ない それ こそ が   旅 の 扉 。 |||||||たび||とびら

わかり ました   ムーンポタ の 村 の 旅 の 扉 を 探せば いい のです ね 。 ||||むら||たび||とびら||さがせば||の です|

ごめん   ごめん  1 つ  1 つ 追加 事項 1 つ   追加 事項   ごめん ね 。 ||||ついか|じこう||ついか|じこう||

急いで   うん …  悪霊 の 鍵 を 求めて   巨大な 悪 が ね → いそいで||あくりょう||かぎ||もとめて|きょだいな|あく||

動き出して る 予感 が ある から 。 なんだ と !? うごきだして||よかん|||||

ほんと   まき で   ほんと   まき で まき で …  お 願い し ます   ほんとに 。 |||||||||ねがい|||

とにかく   急いで 探さ なくて は なら ない ようです 。 |いそいで|さがさ|||||よう です

手分け して 探し ましょう 。 わかった 。 て わけ||さがし||

おお っ   なんだ   犬 か 魔物 か と 思った 。 |||いぬ||まもの|||おもった

ちょ   ちょ   ちょ … お 姉さん !  お 姉さん ! ||||ねえさん||ねえさん

誰 ? だれ

俺 だ よ   俺 。 おれ|||おれ

えっ ?  犬   しゃべって る ? |いぬ||

お前   今   俺 の こと 魔物 と 勘違い した ろ ? おまえ|いま|おれ|||まもの||かんちがい||

ああ 。

魔物 じゃ ない よ   マルモ だ よ なん つ って ! まもの|||||||||

が ~ は っは は は !

お前   何 言って ん の ? おまえ|なん|いって||

あの さ   ここ 掘って くん ない ? |||ほって||

なんで   私 が 掘 ん なきゃ いけ ねえ んだ よ   お前   犬 だ ろ ? |わたくし||ほ|||||||おまえ|いぬ||

自分 で 掘れ よ 。 じぶん||ほれ|

あ ~ あ   掘って くれたら いい こと 教えて やろう → ||ほって||||おしえて|

と 思って た のに な 。 |おもって|||

えっ   嘘 ?  なに ?  いい こと って ? |うそ||||

ここ の 村 に ある 旅 の 扉 の 話 。 ||むら|||たび||とびら||はなし

ほんと か よ !?  いい よ   掘る   掘る ! |||||ほる|ほる

お前   使える 犬 だ な ! おまえ|つかえる|いぬ||

お っ   はい 。 サンキュー 。 |||さんきゅー

で   教えろ よ   旅 の 扉 どこ だ よ ? |おしえろ||たび||とびら|||

俺 は 知ら ない よ エルフ って 奴 が 知って る 。 おれ||しら|||||やつ||しって|

そい つ   どこ い ん の ?

♪♪~

これ だ !

確かに 邪悪な 気 が 放出 さ れて いる 。 たしかに|じゃあくな|き||ほうしゅつ|||

よし みんな を 呼んで こよう 。 |||よんで|

なんだ と !?

ここ は   どこ なんだ ?

そう だ   ムーンポタ の 村 へ 戻って みんな を 呼んで こよう 。 ||||むら||もどって|||よんで|

て め え   洗濯物 も たため ねえ で 何 年   主婦 やって んだ よ ! |||せんたくもの|||||なん|とし|しゅふ|||

すみません 。 あと な   俺 は な → |||おれ||

この 首 の ところ が 汚れて ん の が いちばん 嫌だ って → |くび||||けがれて|||||いやだ|

何 回   言ったら わかん だ !? はい   すみません 。 なん|かい|いったら||||

て め え   何 年   俺 の 女房 やって んだ よ !? |||なん|とし|おれ||にょうぼう|||

すぐに   すぐに 洗濯 し なおして まいり ます 。 ||せんたく||なお して||

当たり前だ ろ 。 あたりまえだ|

その 手 の 皮 が すり切れる まで 洗え 。 |て||かわ||すりきれる||あらえ

じゃ なきゃ   今夜 は メシ 抜き 。 ||こんや||めし|ぬき

そして   百 叩き だ から な 。 |ひゃく|たたき|||

キャッ 。

♪♪~

大丈夫です か ? だいじょうぶ です|

大丈夫です   すみません 。 だいじょうぶ です|

女性 の 顔 に   このような こと を …。 じょせい||かお||||

なんという こと だ …。

仕方ない のです 。 しかたない|の です

私 が   至らない 妻 である こと が いけない のです 。 わたくし||いたらない|つま|||||の です

そんな …  あなた は 一生懸命 やって いる はずだ 。 |||いっしょうけんめい|||

毎日 このような こと を ? まいにち|||

ダメだ   この 村 の 村長 に 訴えて 救って もらう べきだ 。 だめだ||むら||そんちょう||うったえて|すくって||

お やめ ください 。 このような こと →

決して 誰 に も 知ら れ たく は ございませ ん 。 けっして|だれ|||しら|||||

しかし   このような こと が 毎日 続けば → ||||まいにち|つづけば

あなた は いずれ 死んで しまう 。 |||しんで|

他の 人 に 知ら れる くらい なら 死んだ ほう が マシ です 。 たの|じん||しら||||しんだ||||

そんな …。

( エルフ ) わかった 。  教えよう 。 ||おしえよう

その代わり   条件 が ある 。 そのかわり|じょうけん||

わかった   なんでも する 。

お前 …。 おまえ

俺 の 嫁 に なれ 。 おれ||よめ||

え ?

ひと目 惚れ だ と …  それ は → ひとめ|ほれ||||

胸 が 平らな の は わかって いて の 話 か ? むね||たいらな||||||はなし|

それ も 含めて 好き らしい 。 ||ふくめて|すき|

なんて 答えた んだ ? |こたえた|

教えて くれて   鍵 あったら 1 回 デート して やる って 。 おしえて||かぎ||かい|でーと|||

結婚 は   そこ で 決める って 。 けっこん||||きめる|

教えて くれた の か ? うん 。 おしえて||||

ぞ っこ んだ な   それ は 。

で ?  それ は どこ に ある って ?

うん   旅 の 扉 は 2 つ ある らしい 。 |たび||とびら||||

1 つ は   なんて こと の ない パパラタ って いう 村 の → |||||||||むら|

長屋 に つながって て   もう 1 つ が 邪悪な 気 が 出て る やつ だって 。 ながや|||||||じゃあくな|き||でて|||

くぐった 途端 に 魔物 が いる って 言わ れて て   誰 も 近づか ない って 。 |とたん||まもの||||いわ|||だれ||ちかづか||

あきらかに そっち だ な 鍵 の ありか は 。 ||||かぎ|||

よし !

邪悪な 感じ の する ほう に 行こう 。 じゃあくな|かんじ|||||いこう

ダメだ   ヨシヒコ が い ない と 戦い に なら ん 。 だめだ||||||たたかい|||

仏 も 言って たろう 。 一刻 を 争う って 。 ふつ||いって||いっこく||あらそう|

魔物 は   俺 が 倒す 。 まもの||おれ||たおす

よし  3 人 で 行こう ! |じん||いこう

正気 か   ムラサキ !  ヨシヒコ 待った ほう が いい でしょう よ 。 しょうき||||まった|||||

いや ~ いきさつ も   いきさつ だ から さ →

ヨシヒコ に 内緒 で   ちゃちゃ っと やっちゃ い たい んだ よ ね 。 ||ないしょ|||||||||

何   お前   ちょっと 女心 のぞか せて ん の   や だ 。 なん|おまえ||おんなごころ||||||

よし   行く ぞ 。 ねえ   これ やめた ほう が いい と 思う よ   これ 。 |いく|||||||||おもう||

お前   マジ   絶対 ヨシヒコ に 言う な よ 。 おまえ||ぜったい|||いう||

どうして だろう …。

あなた に は   余計な こと まで 話して しまう 。 |||よけいな|||はなして|

あなた に かかれば 魔物 なんて イチコロ です 。 |||まもの|||

いえ   そんな こと は あり ませ ん 。

いいえ   あなた なら 絶対 に 勝て ます 。 |||ぜったい||かて|

もう   本当に   構わ ないで ください 。 |ほんとうに|かまわ||

確かに 私 は   悪霊 の 鍵 を 探さ なくて は なら ない 。 たしかに|わたくし||あくりょう||かぎ||さがさ||||

しかし   なぜ か →

あなた の こと を 放っておく こと が でき ない 。 ||||ほうっておく||||

なぜ な の か 私 に も   わから ない のです 。 ||||わたくし|||||の です

♪♪~

あ …。

♪♪~

そういう こと な の か …。

あなた が 探して いる もの が この 村 に ある ならば → ||さがして|||||むら|||

早く そちら へ …。 はやく||

はい 。 この 洗濯 が 終わり 次第 。 ||せんたく||おわり|しだい

あ …。

どう さ れ ました ?

いえ   岩 に 指 を …。 |いわ||ゆび|

大変 。 たいへん

♪♪~

大丈夫です 。 だいじょうぶ です

でも 血 が 出て い ます 。 |ち||でて||

この くらい   いつも の こと です 。

♪♪~

あ …。 はっ 。

あ   これ は 私 の …。 |||わたくし|

フローナ 様 …。 |さま

と おっしゃる のです ね 。 ||の です|

( フローナ ) はい 。

( 歓声 ) かんせい

何 だ   ここ は ? なん|||

カジノ …  であろう 。 かじの|

魔物 が いる って 言って た んだ ぞ 。 まもの||||いって|||

早く 出て   他   探そう 。 おう 。 はやく|でて|た|さがそう|

あれ   どうした ?  わから ない 。

わから ない のだ が なぜ だ か   私 は   ここ で → |||||||わたくし|||

ギャンブル が やり たくて   仕方 が ない ! なに !? ぎゃんぶる||||しかた|||

鍵 を 探す と いう 使命 を 忘れて   ギャンブル だ と !? かぎ||さがす|||しめい||わすれて|ぎゃんぶる||

マジ   ふざけ ん な よ 。 ダメだ   遊び たい ! |||||だめだ|あそび|

なぜ だろう   遊び たい ! ||あそび|

あ ~  体 が 勝手に 次の レース の 馬券 を 買い に 行く 。 |からだ||かってに|つぎの|れーす||ばけん||かい||いく

ふざける の も   いいかげんに しろ !

俺 たち は   魔物 を 倒し 鍵 を 手 に 入れ …。 おれ|||まもの||たおし|かぎ||て||いれ

あら !  モミアゲ の おじ さま   すてき 。 遊んで か ない ? ||||||あそんで||

なに !?  戦士 に 向かって ! |せんし||むかって

お ぅ   セクシー 。 おい !  お っ さん ? ||せくしー||||

おい !  ホクロ   やめろ !

いかん … こ …  こんな ところ に いて は 。

ま ぁ   声 まで   たくましい 。 そう   俺 は …。 ||こえ||||おれ|

たくましい んだ 。 ひと 晩 ご 一緒 し たい わ 。 |||ばん||いっしょ|||

よし  3 人 まとめて ちょ ちょっと な 。 |じん||||

(3 人 ) イヤ ~ ン ! じん|いや|

わかった ! メレブ は   遊び 人 に 転職 した から だ 。 |||あそび|じん||てんしょく|||

だが   お っ さん 。 お っ さん は   職 変えた の → ||||||||しょく|かえた|

まったく 関係 ねえ から な ! |かんけい|||

どう だ   ヨシヒコ 。 旅 の 扉 は 見つかった か ? |||たび||とびら||みつかった|

いえ …。

手ごわい な 。 てごわい|

皆さん も   まだ 見つけ られて い ませ ん か ? みなさん|||みつけ|||||

おん …  見つかって …  ない 。 |みつかって|

早く 見つけ ない と な 。 はやく|みつけ|||

な ? そうです ね 。 |そう です|

こっち も 普通の 村 だ なぁ 。 ||ふつうの|むら||

鍵   どこ に あんだ よ 。 かぎ||||

お前   また カジノ に 行く の か よ ? ああ 。 おまえ||かじの||いく||||

今日 こそ   あの  10,000 ゴールド の 宝 の 鍵 を ゲット する ぜ ! きょう|||||たから||かぎ||げっと||

10,000 ゴールド の 宝 の 鍵 !? ||たから||かぎ

よし !  よし !

なんで 気づか なかった んだろう ? |きづか||

おい   メレブ ! うるさい 。

今   レース の 途中 な のだ 。 いくら 持って んだ よ ? いま|れーす||とちゅう||||もって||

今 ? 30 ゴールド ぐらい かな ? いま|||

全然 じゃ ねえ かよ ! 何 が だ ? ぜんぜん||||なん||

10,000 ゴールド で 悪霊 の 鍵 が 手 に 入る んだ よ ! ||あくりょう||かぎ||て||はいる||

マジ か !? マジ だ !

( ゾーザー ) おい !  て め えよ →

この ゾーザー 様 の 嫁 に なれた だけ でも 幸せ と 思えよ !  こら ! ||さま||よめ|||||しあわせ||おもえよ|

ダメ 女 が よ ! はい   幸せです 。 だめ|おんな||||しあわせ です

わかれば よろしい 。

( ゾーザー ) 幸せ か ? |しあわせ|

幸せで ございます 。 しあわせで|

はは は はっ 。 は は||

もう 耐え られ ない 。 |たえ||

あなた は   すぐに でも あの 男 と 別れる べきです ! |||||おとこ||わかれる|べき です

それ は でき ませ ん 。 どうして ?

奴 は 恐ろしい 男 です 。 どこ まで でも 捕まえ に 来 ます 。 やつ||おそろしい|おとこ|||||つかまえ||らい|

ならば   私 が 連れて いき ましょう 。 |わたくし||つれて||

いけ ませ ん 。  私 は 人妻 な のです よ 。 |||わたくし||ひとづま||の です|

いいえ   連れて いき ます 。 |つれて||

え ?

どこまでも 。

♪♪~

どうして   あなた は 私 の こと を …。 |||わたくし|||

お 救い し たい のです 。 |すくい|||の です

あなた は   あんな 男 に 傷つけ られて は いけない 女性 だ 。 |||おとこ||きずつけ||||じょせい|

あなた は   世界 に 平和 を もたらす   お方 。 ||せかい||へいわ|||おかた

私 の こと など は 気 に せ ず に 旅立って ください 。 わたくし|||||き|||||たびだって|

あなた なら 必ず   それ が でき ます 。 ||かならず||||

いや   美しい 花 は → |うつくしい|か|

決して   汚して は いけない んだ 。 けっして|けがして|||

ヨシヒコ 様 。 |さま

♪♪「 何 か が 変わった どんな 奇跡 だろう 」 なん|||かわった||きせき|

♪♪「 こんなに も   あなた を 」

♪♪「 放っておけ ない なんて 」 ほうっておけ||

♪♪「 救って くれた とき 」 すくって||

♪♪「 未来 に 見えた わ 」 みらい||みえた|

♪♪「 ひと 筋 の 光 それ を くれた の は   あなた 」 |すじ||ひかり||||||

♪♪「 そう   あなた 」

♪♪「 僧侶 の 使命 か 」 そうりょ||しめい|

♪♪「 いや   それ だけ じゃ ない 」

♪♪「 逃げ出し たい の か 」 にげだし|||

♪♪「 いえ   それ だけ じゃ ない 」

♪♪(2 人 )「2 人 の 運命 」 じん|じん||うんめい

♪♪「 今   ここ で 出会い 」 いま|||であい

♪♪「 何 か が 変わった 」 なん|||かわった

♪♪「2 人 の 中 で 」 じん||なか|

魔物 を 倒して 。 あなた を 癒 や して 。 まもの||たおして|||いや||

♪♪(2 人 )「 あぁ   戦い の 中 で 」 じん||たたかい||なか|

♪♪「 幸せな 日々 を 」 しあわせな|ひび|

♪♪「 共に 過ごそう 」 ともに|すごそう

♪♪「 ずっと 2 人 で 」 |じん|

♪♪「 たとえ   どんなに   つらく 」

♪♪「 悲しくて も   乗り越え られる よ 」 かなしくて||のりこえ||

♪♪「 なぜなら 愛し 合って いる のだ から 」 |あいし|あって|||

♪♪「 この 愛 は 」 ♪♪「 この 愛 は 」 |あい|||あい|

♪♪「 この 愛 は 」 ♪♪「 この 愛 は 」 |あい|||あい|

♪♪(2 人 )「 決して 消え ない   永遠に 」 じん|けっして|きえ||えいえんに

赤 と 緑 に 全額 かけ ぞうよ 。 あか||みどり||ぜんがく||

≪ ざ わざ わざわざ わ …。

誰 だ よ   ざ わざ わ 言って ん の !? 気 に し なくて いい 。 だれ||||||いって|||き||||

≪ ざ わざ わざわざ わ …。

鍵   見つかった   ありがとう でも   お前   髪 型 と か → かぎ|みつかった|||おまえ|かみ|かた||

ヒゲ と か   超 き も いし 全然   タイプ じゃ ない から → ひげ|||ちょう||||ぜんぜん|たいぷ|||

さよなら 。

しかし   ヨシヒコ は どこ 探して る んだ ? ||||さがして||

あっ   ヨシヒコ   鍵 あった よ 。 ||かぎ||

それ は   よかった 。 さ ぁ   いよいよ 魔物 を 封印 する とき が 来た 。 ||||||まもの||ふういん||||きた

それ は   鍵 が あった とて 容易な 戦い で は ない 。 ||かぎ||||よういな|たたかい|||

必ずや   それ を 邪魔 しよう と する 強大な 敵 …。 かならずや|||じゃま||||きょうだいな|てき

それ は 皆さん に お 任せ でき ない でしょう か ? ||みなさん|||まかせ||||

えっ ? 実は   私 に は → |じつは|わたくし||

救わ なければ なら ない 方 が いる のです 。 すくわ||||かた|||の です

そう だ よ   お前 は 世界 の みんな を 救う んだ よ 。 |||おまえ||せかい||||すくう||

いえ   世界 の みんな で は なく → |せかい|||||

とある 女性 を 救わ なければ なら ない んです 。 |じょせい||すくわ||||ん です

えっ ?  えっ ? えっ ?  何 を 言って ん の ? |||なん||いって||

その方 は   フローナ と いう 女性 です 。 そのほう|||||じょせい|

とんでもなく 凶暴な 男 と 結婚 して しまい → |きょうぼうな|おとこ||けっこん||

家庭 内 暴力 に 苦しんで い ます 。 かてい|うち|ぼうりょく||くるしんで||

毎日   毎日 何 か 難癖 を つけ られ → まいにち|まいにち|なん||なんくせ|||

殴ら れ   蹴ら れ 彼女 は 傷 だらけ な んです 。 なぐら||けら||かのじょ||きず|||ん です

ヨシヒコ   今   世界 の すべて が 傷 だらけ な んだ 。 |いま|せかい||||きず|||

彼女 は   私 が 救わ なければ 死んで しまう 。 かのじょ||わたくし||すくわ||しんで|

あぁ …  世界 も だ ぜ 。 |せかい|||

確かに   夫 に 殴ら れて る 妻 を 助ける の も 大事だ けれども → たしかに|おっと||なぐら|||つま||たすける|||だいじだ|

魔物 を 封印 して 世界 の 平和 の 方 が → まもの||ふういん||せかい||へいわ||かた|

圧倒 的に 優先 じゃ ねえ ? もう 魔物 など 封印 する 必要 は ない 。 あっとう|てきに|ゆうせん||||まもの||ふういん||ひつよう||

私 は   転職 して 僧侶 に なった 。 わたくし||てんしょく||そうりょ||

人々 を 救う 使命 感 に かられ そして   フローナ に 出会った 。 ひとびと||すくう|しめい|かん||||||であった

私 は フローナ を 救う と 同時に 自ら も 癒 や さ れて いた んです 。 わたくし||||すくう||どうじに|おのずから||いや|||||ん です

人妻 の 人間 と して の 広 さ と 優し さ 。 ひとづま||にんげん||||ひろ|||やさし|

そう   気づいた んです 。 |きづいた|ん です

私 が この 世界 に 求める 優し さ の すべて → わたくし|||せかい||もとめる|やさし|||

それ が 人妻 な んだ と 。 ||ひとづま|||

すごい 結論 に …  たどり着いた な 。 |けつろん||たどりついた|

何もかも を 噛みしめた から こそ の 人妻 の 優し さ 。 なにもかも||かみしめた||||ひとづま||やさし|

人妻 である フローナ と かかわって 初めて わかった んです 。 ひとづま|||||はじめて||ん です

あぁ   この 世界 の 女性 が みんな 人妻 に なったら → ||せかい||じょせい|||ひとづま||

なんて   すてきな 世界 なんだろう と も 考え ました 。 ||せかい||||かんがえ|

私 は   人妻 に 自ら を 委ねて みよう と 思い ます 。 わたくし||ひとづま||おのずから||ゆだねて|||おもい|

人妻 と 過ごす 明るい 未来 。 ひとづま||すごす|あかるい|みらい

そこ へ 向かって 走って いこう と 思い ます 。 ||むかって|はしって|||おもい|

いい かい   ヨシヒコ 。 少し かっこよ さ げ に   何 だろう → |||すこし|||||なん|

前向き ふうに   なんか 論じて くれちゃ って る んだ けども → まえむき|||ろんじて|||||

それ   いわゆる   不倫だ ぞ 。 ||ふりんだ|

そう   不倫です 。 でも   不倫で も   かまわ ない 。 |ふりん です||ふりんで|||

いや   むしろ   不倫だ から こそ する 価値 が ある ! ||ふりんだ||||かち||

勇者 が 不倫 って どういう こと だ よ ! ゆうしゃ||ふりん|||||

勇者 だ から こそ 不倫な のだ ! ゆうしゃ||||ふりんな|

不倫 は 文化 である が 明らかに 危険な 道 だ 。 ふりん||ぶんか|||あきらかに|きけんな|どう|

危険な 道   イコール   冒険 …。 きけんな|どう|いこーる|ぼうけん

そう   冒険 だ から こそ → |ぼうけん|||

勇者 である 私 が 挑む べきな のだ ! ゆうしゃ||わたくし||いどむ||

説得 力 は   ある ! せっとく|ちから||

私 が 人妻 に なったら 私 の ところ に 帰って くる の か よ 。 わたくし||ひとづま|||わたくし||||かえって||||

レトルトカレー しか 作れ ぬ お前 が 人妻 に なった ところ で → ||つくれ||おまえ||ひとづま||||

それ は 人妻 で は ない ! ||ひとづま|||

いく な   戻って   こっち 戻って こい 。 戻って こい   ムラサキ ! ||もどって||もどって||もどって||

悪霊 の 鍵 より 人妻 …。 あくりょう||かぎ||ひとづま

そう 決めた んです 。 |きめた|ん です

ごめんなさい   別れ られ ない の 。 |わかれ|||

別れる って 約束 した じゃ ない か 。 別れて   私 と 一緒に なる と ! わかれる||やくそく|||||わかれて|わたくし||いっしょに||

別れ られ ない 。 別れて くれ ! わかれ|||わかれて|

人 の 嫁 に なんて こと して くれ んだ よ 。 じん||よめ|||||||

お前 は …。 おまえ|

そう か 。

旦那 に 言わ さ れて いた んだ な 。 だんな||いわ|||||

♪♪「 この 女 は 俺 の 妻 だ 」 |おんな||おれ||つま|

♪♪「 手出し は さ せ ねえ 」 てだし||||

♪♪「 いや 彼女 は 私 と 逃げる と 言った 」 |かのじょ||わたくし||にげる||いった

♪♪「 で は 勇者 よ   俺 と 戦え 」 ||ゆうしゃ||おれ||たたかえ

♪♪「 勝ったら   この 女 を やる 」 かったら||おんな||

♪♪「 望む ところ だ お前 の ような 奴 は 地獄 へ おちろ 」 のぞむ|||おまえ|||やつ||じごく||

♪♪(2 人 )「 男 の プライド を かけて 」 じん|おとこ||ぷらいど||

♪♪「 愛する 女 の 命 を かけて   戦おう 」 あいする|おんな||いのち|||たたかおう

♪♪「 今   命 を かけて   戦おう 」 いま|いのち|||たたかおう

♪♪「 さ ぁ   剣 を 抜け 」 ||けん||ぬけ

♪♪「 いい か フローナ は   俺 を 愛して いる 」 ||||おれ||あいして|

♪♪「 違う   彼女 は   私 を 愛 …」 ちがう|かのじょ||わたくし||あい

あ ~  ごめんなさい ね 。

この 子   たまに   あ ~ って なって おかしく なっちゃ う もん で → |こ|||||||||

もう   女   取り合って う ~ ん って なって る 暇 → |おんな|とりあって||||||いとま

ない もん で 。 おい   ムラサキ 。

言って た やつ   かけて み 。 いって||||

いや   ほんと   何だか わかん ない よ 。 ||なんだか|||

いい から 。

あなた …  愛して る ! |あいして|

俺 も … す っご い   す っご い 大好き ! おれ||||||||だいすき

大切に する よ ! たいせつに||

成功 だ 。 せいこう|

何 が 起こる か わから ない 呪文 を 手 に 入れた ようだ な 。 なん||おこる||||じゅもん||て||いれた||

ほんと   わかん ねえ な 。

あ ~ あ   ヨシヒコ は →

仏 に リセット して もらった から いい けど → ふつ||りせっと|||||

鍵 が 偽物 と は な 。 かぎ||にせもの|||

そんな 遊び の 末 に 手 に 入れた 鍵 など   偽物 に 決まって いる ! |あそび||すえ||て||いれた|かぎ||にせもの||きまって|

皆さん この 旅 は 遊び じゃ ない んです よ 。 みなさん||たび||あそび|||ん です|

ちゃんと して ください !

すま ん …。

よく 謝れ たな   ダンジョー 。 |あやまれ||

大人 。 おとな

( ヒサ ) 兄 様 ヒサ は 酔 拳 を 手 に 入れ ました よ 。 ひさ|あに|さま|ひさ||よ|けん||て||いれ||

お 酒 を 飲む だけ で 最強に なれ ます 。 |さけ||のむ|||さいきょうに||