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勇者ヨシヒコと魔王の城, 勇者ヨシヒコと魔王の城#06

はい   そこ まで だ 。 食い物 と 有り金   全部 置いて け や 。

( ヨシヒコ ) まったく …  人々 の 心 は 魔 王 の 手 に よって →

腐り きって いる 。

( ダンジョー ) たった 一 人 で この ダンジョー と →

勇者 ヨシヒコ に かなう と 思って る の か ?

これ で どう か な 。

( メレブ ) おいおい !  それ   この 国 に いく つ も ない って 言わ れて る →

銃 って やつ じゃ ねえ か ? やめろ !

そう 簡単に やめる わけに は いか ねえ 。

なぜなら 俺 は   クレイジー だ から な 。

ちょっと アンタ !  こんな ところ で 何 やって んだ よ !

え ぇ !? テメエ   なんで 出て きて んだ よ !

なんで って   テメエ が 洗濯 も   ゴミ 出し も して ねえ から →

ノコノコ 出て った から   こんな こと に なって んだろう が よ !

洗濯 も ゴミ も 知ら ねえ つって んだ よ バカ が よ !

テメエ   格好 つけて んじゃ ねえ ぞ   コラ !

お前   今日   可燃 ゴミ の 日 だって わかって んだろう が よ !

家 の 中   臭く なんだろう が   コラ ! 家 ん 中   臭く なって 嬉しい んだ よ 。

なぜなら 俺 は クレイジー な 盗賊 だ から な 。

クレイジー だ か ファンタジー だ か 知ら ねえ よ バカ 野郎 !

すみません ね   うち の バカ 夫 が ご 迷惑 を お かけ し まして ね 。

かかって こい や ! バカ 野郎   オメエ は よ !

赤ちゃん 泣いて んだろう が よ ! こっち は 抱き 疲れて んだ よ 。

お前 が 抱け や 。 知ら ねえ よ   バーカ !

抱っこ しろ って 言って んだろう が よ !

とりあえず   私   休ま せろ よ ! ( ムラサキ ) ほら ほら   もう →

もう   抱っこ して あげ な よ 。 奥さん   疲れて る から さ 。

さあ   ど っ から でも かかって こい や !

泣いて る 泣いて る   大変 。 ( 泣き声 )

あの   もし よければ 私 が 抱っこ し ましょう か ?

せん で いい ! よし よし よし   大丈夫で ち ゅよ 。

おい   食い物 と 金 と …。 ( 泣き声 )

ああ   パパ で ち ゅ から ね 大丈夫で ち ゅよ 。

すみません   ごめん ね 。 怒っちゃ って ごめん ね 。

お前   マジ 殺す ぞ   オメエ ら !

大丈夫   よち よち 。 ベロベロバー   ベロベロバー 。

あの …  とりあえず 家 の こと を 済ませて から →

また 来たら いい んじゃ ない です か ?

う っせ ぇよ   テメエ ! おい   コラ !

この ゴミ も 早く 捨てて こ いよ ゴミ 収集   来ちゃ う から よ 。

ゴミ と か テメエ で 捨てろ よ   バカ !

ゴミ 捨て 担当 は   お前 だって 未来 永 劫   決まって んだ よ !

バカ 野郎   オラ ! オラ   かかって こい や   コラ !

いや   かかれ ないだ ろ   さすが に 。

両手 ふさがって る ぐらい の ほう が ちょうど いい ハンデ な んだ よ 。

オラ   かかって こい や この 意気地なし ども が よ !

おい   コラ !  これ も 溜まって っ から 早く 捨てて こい よ   バカ 野郎 !

あの …  ゴミ だけ でも 私 が 捨て ましょう か ?

し なくて いい から ね 。 もう バカ か   お前 は 。

すみません ね   なんか 。

お 気遣い いただいて 申し訳ない です 。

あぁ ~  ほら ほら ほら !  ゴミ 収集 車 来ちゃ った じゃ ねえ かよ !

行けよ !  早く 行けよ !  オラ   オラ !

早く 行け 。

ゴミ 捨てて   赤ん坊 寝 かしつけて →

洗い 物 して   掃除 終わったら 帰って くる から →

それ まで 待って ろ や !

や だ よ !  時間 かかる わ 。 結婚 って 大変だ な 。

ダメだ   手伝って き ます ! 手伝わ ん で いい !

お 皿 だけ でも 洗わ せて ください !

いかん   なんだか 混乱 して きた ぞ !

ダメだ よ   混乱 しちゃ ダメだ よ 。

手 を 前 から 大きく !

いかん   ダンジョー が ラジオ 体操 第 一 を 始めた 。

完全に 混乱 して る 。

ダンジョー さん   しっかり して ください 。

お前 は 誰 だ !  俺 に 近づく な !

何 して んだ よ   お っ さん !

ダメだ   ダンジョー は 混乱 して る 。 ここ は 逃げよう !

傷 は 深い 。  しばらく は 栄養 を とって 安静に する こと だ 。

いけ ませ ん 。 早く …  早く 魔 王 を 倒さ なくて は 。

気 が ついた か   ヨシヒコ   すま ん ! 俺 が 混乱 した ばっかりに 。

敵 の 呪文 の せい です 。 気 に し ないで ください 。

無理 して   しゃべ ん なって 。

しっかり 養生 すれば 治る 。

お前 が 回復 の 呪文 もって れば こんな 傷   すぐ 回復 でき んだ よ 。

使え ねえ な   マジ で   お前 。

ああ   それ 言わ れる と メチャメチャ へ こむ わ   って →

言って る そばから   ソッコー 元気 !

盗賊 の ネタ   パク って んじゃ ねえ よ !

ちょっと は 反省 しろ 。 この ボケ   カス   変な ホクロ !

おい   とうとう 言った な ! この ホクロ だけ は 侮辱 する な !

( リエン ) ヨシヒコ 様 の お 世話 を さ せて いただき ます 。

リエン と 申し ます 。

お 薬 を 塗り ます ので 外 で お 待ち ください 。

お前 ら   なん な んだ よ   おい !

今   この世 を 支配 しよう と して いる 魔 王 を →

倒す 旅 を して おら れる と か 。

はい …。 自分 の ため で なく →

世界 の ため に 戦える 方 リエン は 尊敬 いたし ます 。

魔 王 を 倒さ ねば 人々 の 心 は 腐り ゆく ばかり 。

誰 か が 倒さ ねば なら ない のです 。

ヨシヒコ 様 の ご 無事 を お 祈り いたし ます 。

ありがとう ございます 。

可憐だ …。 そう か な 。

そして   胸 が …。 おい 。

お っ さん   マジ で ベースケ だ な 。 お っ さん って 言う な 。

スイーツ 。 えっ ?  何 して ん の ?

あの … 甘い もの が 食べ たく なって →

俺 の こと   甘味 処 に 誘って くれる か な と →

そういうふうに 考え ました 。

呪文 って   そういう とき に 使う もん じゃ ねえ だ ろ !?

大体   かかった と して も お前 だけ は   絶対   誘わ ない 。

なんだ ?  ムラサキ 。

いつも 機嫌 が 悪い が 今日 は   輪 を かけて 機嫌 が 悪い な 。

あん ?  別に !

まあ   そう   ヘコ む な 。  お っ さん 。

何 か   うまい もの でも 食って さ 英気   養おう ぜ 。

( 雷鳴 )

来た んじゃ ね ? 来た んじゃ ね ?

だ な 。  間違い なく   仏 だ な 。

( メレブ ) おっと …。

これ   出てん の 気づいて ない な   仏 。

( 仏 ) そう な んだ よ ね 。 徹夜 明け って さ →

絶対   昼 の 3 時 ぐらい に 絶対   ピーク くるんだ よ ね 。

仏 !

で さ   何 ?  あの  5 分 … 5 分 と か 寝りゃ あさ →

もう   超   楽に なる 。 なる でしょ ?  なる よ ね 。

( ダンジョー ) 仏 !  出て る ぞ 。

あれ ?  映って る ?

うん 。  徹夜 ある ある の 話 して る あたり から 出て た ね 。

えっ   マジ で ?

( メレブ ) てい うか   登場 の タイミング 自分 発信 じゃ ねえ んだ 。

えっ … て いう こと は   お告げ だ よ ね 。

鬼 神 の 兜 の ありか を 教えて くれる んじゃ ない の か ?

( 仏 ) うん うん うん … そうだ よ ね   そういう こと だ よ ね 。

おいおい … それ   何   書いて ある んだ よ ?

ちょっと 黙って ろ 。  よし …  はい 。 えっ と …  いい か ?  よく 聞け …。

あれ ?  ヨシヒコ は ?

ちょいと   やぼ 用 で 。

ああ   そう 。  いい か ?  よく 聞け 。 ( メレブ ) おい   お前 …。

食べ ながら お告げ   やめ なさい よ 。

だって   これ   冷めたら おいしく ねえ だろう が よ !

ダメでしょう よ 。 大切な お告げ なんだ から 。

うん   うん   わかった   わかった 。 あの …  北 の 山 に →

何 か   そびえ 立って る 山 が あって その 上 に   化け物 が いる から →

その 化け物 が   鬼 神 の 兜 持って る から 。  はい   以上 。

おいおい おい ! 急いだ な   うどん 食い た さ に 。

あと ね   その 化け物 は 引っ越し マニア らしい から →

3 日 経つ と い なく なっちゃ う から 急いだ ほう が いい よ 。

3 日 だ と …。

その 間 に   ヨシヒコ の ケガ が 治る か どう か だ な …。

ムリ っ しょ ! バッサリ いか れて た じゃ ん 。

俺 が 行く !

お っ さん 一 人 で ? そうだ 。

ダメだ よ 。  お っ さん 一 人 で 化け物 に 勝てる わけな い じゃ ん 。

いや …  勝つ !

俺 は   歴戦 の 戦士 だ ! 化け物 の ひと つや ふた つ !

待って よ !  お っ さん !

リエン さん   大丈夫です よ 。 自分 で 食べ られ ます から 。

ダメです !  できる だけ お 体 を 動かさ ない ように   と →

先生 が 。

あと …。 なん です か ?

どうか   リエン と お呼び ください 。

リエン …。 はい 。

ダンジョー さん たち は どこ に 行って る のだろう ?

先ほど   私 の 友達 が お 三方 で 村 を 出て いく の を 見た と 。

何 を しに ? さ ぁ   わかり ませ ん 。

まさか   鬼 神 の 兜 の ありか が わかった ので は …。

鬼 神 の 兜 ?

こう しちゃ い られ ない 。 私 も 行か なくて は !

いけ ませ ん ! こんな   お ケガ を さ れて る のに !

私 が 行か なくて は !

盗賊 や 魔物 に 襲わ れ でも したら 。

いけ ませ ん   ヨシヒコ 様 。

行か せて ください 。

ヨシヒコ を 傷つけた の は 俺 の 責任 だ 。

鬼 神 の 兜 は 必ず   俺 の 力 で 手 に 入れる !

あの さ …  そう やって 責任   感じ なくて も さ   別に …。

我 は   頭 目 イザマル の 使い 。 その 女 を いただく !

女 ?  女 って   こいつ の こと ?

そう だ !

おいおい !  お前 女 と して の 需要 あった な   おい !

この ムラサキ   盗賊 の 女 に なぞ   なら ぬ 。

( ダンジョー ) この 女 が 欲しく ば まずは   俺 と 戦え 。

来い 。

お 命 …  ちょうだい 。

あぁ ~ っ !

何 ?  何 ?  どうした !? 待た れ い 。

あれ ?  もし かして …  ウンコ 踏んだ ?

うわ !  ウンコ   踏ま れて る ! うわ っ   ウンコ 踏んだ !

フッ …  ハハハハハ 。 この 程度 の ウンコ   くそ くらえ だ 。

え ~!  靴 の 裏 ウンコ べったり じゃ ん 。

すぐに 消し去る わ !

( ムラサキ ) あ …。 う お ぉ !

また   ウンコ 踏んだ ぞ 。

お前   両足   ウンコ じゃ ん 。

お前 は 今 から …  ダルブウンコマン だ 。

それ   やめろ !

や ~ い !  ダブルウンコマン ! やめろ !

我々 は   この 国 で →

いちばん 冷酷な 盗賊 と して 知ら れて いる 。

今 まで   いく つ も の 村 を 焼け野原 に して きた 。

いずれ   我々 が この 国 を 制圧 する こと だろう !

すげ ぇ   かっこいい こと 言って る けど   あれ →

両足   ウンコ べったり だ から ね 。 フフフフフ …。

足 に ウンコ が ついて いよう が … 俺 に は 関係ない 。

あ …  臭 っ !  臭 っ !  臭 ぇ …。 ホントだ   臭 ぇ !

( メレブ ) うわ   臭 っ !  え …  臭い 。 何 が だ ?

お前 だ よ ! お前 の 両足 が 臭 ぇん だ よ !

うわ   臭い ! 臭い !

( メレブ / ムラサキ ) クッサー !

♪♪( メレブ / ムラサキ )「 ウンコマン   ウンコマン ダブル で ウンコマン 」

両足 ウンコマン よ !

ウンコ を 洗って   出直して こい 。

見れば   なかなか の 強者 と みた 。

お前 と は … ウンコ が ない 状態 で 戦い たい 。

ウンコ が ない 状態 で …。

お前 は …  ウンコ を つけて 戦う ような 男 じゃ ない !

俺 の 名 は   ダンジョー 。

いつでも   相手 に なる 。

わかった 。

ウンコ 洗って   出直す ぞ 。

あと   ちなみに 俺 も   さっき   ちょっと 踏んだ よ 。

オメエ が   くせ ぇ の かよ !

いけ ませ ん   ヨシヒコ 様 !

ついてきて は   ダメだ 。

傷ついた ヨシヒコ 様 を お守り する の が リエン の 務め な のです 。

危ない   ヨシヒコ 様 !

リエン !  リエン !!

いかん !  毒 に 冒さ れて しまった 。

この 化け物 め   鬼 神 の 兜 を よこせ !

ここ だ !

うわ ~! プリマズン !

どう だ ?  今   お前 の 体 内 に 少しずつ   プリン 体 が 増えて いる 。

放っておく と   痛風 に なり お 前 の 指 は 風 が 当たった だけ で …。

うわ ~! やっぱり   ダメだ よ !  逃げよう !

( メレブ ) わかって くれた ?  お っ さん 。

明日 まで   化け物 は   あの 洞窟 に い ます から 。  明日   行けば いい 。

明日 に なれば   ヨシヒコ も 治って 行ける かも しれ ない から 。

ヨシヒコ は 連れて いか ん と 言って る だろう 。

プリマズン は 効か なかった が 昨夜   俺 は 新たな 呪文 を 覚えた よ 。

また   どうせ   効か ない やつ だ ろ 。

違う よ 。  あの 化け物 に は かなり 有効だ と 思う よ 。

どんな 呪文 だ ?

はい !

どう だ ?

なんか   体 が 臭く なって きた ?

よし !

この 呪文 は   着て いる 服 を 生 乾き の に おい に する 呪文 。

その 名 も …。

ナマガワー 。 や だ !  もう   臭い !!

梅雨 時期 に 部屋 干し した 洗濯物 を →

生 乾き の 状態 で 着た とき の 約 1.6 倍   臭い 。

もう …  早く   解いて よ !

解いて ほしく ば →

メレブ の ホクロ   変じゃ ない と 言い なされ 。

メレブ の ホクロ …。

ホクロ 見 ながら   言い なされ 。

メレブ の ホクロ   変じゃ ない 。

はい   よく できた 。

あの 化け物 が 服 を 臭 がって いる 間 に →

攻撃 できる と いう わけ か 。 うむ   その とおり だ 。

あの さ …。 ん ?  なんだ ?

昨日   戦って る とき に ふと 気づいた んだ けど →

私   攻撃 の 特技 覚えた かも しれ ない 。

( ダンジョー / メレブ ) なんだ と ?

これ   やる と   化け物 の 動き が 一瞬   止まる んだ よ ね 。

なんだ ?  それ は 。 見て て 。

ちょっと や だ 。 震え が 止まら ない …  うわ ぁ !

ムラサキ は 大きな 目 と いう 特技 を 覚えた 。

え ぇ !?  本当 か   それ は 。

よかった 。  すぐに 毒 が 抜けて 。

ヨシヒコ 様 の お ケガ も かなり よく なって いる と   先生 が 。

ところで   リエン 。

なぜ   あの とき   私 を 守った ?

それ は …。

診療 所 で 働く 女 の 務め です から 。

そう か 。

あと …。

リエン は …。

リエン は   ヨシヒコ 様 を お 慕い 申して おり ます 。

えっ ?

ひと目   お目にかかった とき から →

リエン は   ヨシヒコ 様 に ぞ っこ ん ラブ で ございました 。

リエン …。

♪♪~

♪♪「 キミ こそ   僕 の 天使 」

♪♪「 戦い の 日々 の なか で 」

♪♪「 突然   僕 の 目の前 に 現れた 」

♪♪「 偶然じゃ ない の 」

♪♪「 きっと   神様 の お はからい 」

♪♪「 たとえ   どこ に いて も 出会って た 」

♪♪「 キミ を 守り たい 」

♪♪「 あなた を 見て い たい 」

♪♪「 愛して いれば   どこまでも 」

♪♪「 共に 歩ける   山越え て 」

♪♪「 雲 を すり抜けて   魔物 も 倒して 」

♪♪「 共に 歩ける キミ の ため だけ に 生きる 」

♪♪「 生きる 」

ゴホッ   ゴホッ !

どうした ? どうした ん だ   リエン 。

本当に ダメだった 。

どういう こと だ ?

私 は   南 の 山 に 住む 悪い 魔法使い の 魔法 に かけ られて いる のです 。

なん だって ?

私 は   男性 と チュー する と 心臓 が 止まって しまう 。

なん だって !?

私 は 一生 男性 と チュー でき ない のです 。

一生   チュー でき ないだ と ?

それ でも 構い ませ ん 。

ヨシヒコ 様 は 魔 王 退治 に 旅立つ さだめ 。

リエン は   ヨシヒコ 様 の 思い出 を 胸 に 一生   生きて まいり ます 。

一生   チュー でき ないだ と ?

ヨシヒコ ?

ヨシヒコ   お前 は まだ 完治 して い ない 。

戻って 寝ろ 。 いえ   それ は でき ませ ん 。

戻ら ない と 言う の なら お前 を 気絶 さ せて も 連れ帰る 。

そんな こと は さ せ ませ ん よ 。

ヨシヒコ …。 やっ ぱお 前   勇者 だ わ 。

そう だ よ な 。  勇者 が 戦い から 逃げる こと なんて でき ない よ な 。

もう   あきらめ な よ   お っ さん 。

勇者 ヨシヒコ は   魔 王 を 倒す ため に 戦う 運命 な んだ よ 。

止めて も ムダ です よ   ダンジョー さん 。

私 は   南 の 山 に 住む と いう 魔法使い を 倒し に いき ます 。

ん   ん   ん   ん ?

なに それ ? いやいや   間違い 間違い 。

北 の 山 の 化け物 だ よ 。

いえ   南 の 山 の 魔法使い です 。

私 を 看病 して くれて いる リエン は →

邪悪な 魔法使い の 魔法 に より →

男 と チュー を する と 心臓 が 止まって しまう んです 。

何の 話 だ ?

邪悪な 魔法使い を 倒さ ない 限り →

私 は   リエン と チュー を する こと が でき ない んだ 。

化け物 倒す の は 今 しか ない んだ よ 。

今 を 逃したら   魔 王 を 倒せ なく なっちゃ う かも しれ ない んだ よ !

私 は   一刻 も 早く リエン と チュー が し たい んだ !

ヨシヒコ   魔 王 を 倒す こと と   チュー と →

どっち が 大事な んだ ! チュー です 。

チュー です !

もう   魔 王 なんか どう で も いい 。

私 は   一生 ここ で リエン と チュー を し ながら 暮らし ます !

バカ !  ヨシヒコ の バカ !

本気な の か   ヨシヒコ 。

ふと   この 戦い の 日々 の なか で ひと つ   気 が ついた んです 。

私 は …  私 は 巨乳 が 好きな んだ と 。

カボイ の 村 を 出て から 毎日 盗賊 や 魔物 と 戦い →

魔 王 を 倒す こと で いっぱいだった 私 の 心 に →

ふと   巨乳 が 舞い込んだ 。

えらい もん が 舞い込んだ な 。

いつしか 魔 王 で いっぱいだった 私 の 頭 は →

少しずつ   巨乳 に 侵食 さ れ →

今では 巨乳 しか ない と 言って も 過言 で は ない !

巨乳 しか ない …。

ヨシヒコ   こんな 近く に 女子 が いる のに   なんで 今更 ?

ムラサキ   お前 で は ダメだ !

自覚 して る だろう !

や ばい 顔 に なって る ぞ   お前 。

勇者 が 巨乳 が 好きで   何 が 悪い !

むしろ   勇者 だ から こそ →

巨乳 が 好きだ と 言って も 過言 で は ない !

すみません 。

魔 王 より 巨乳 。

そう 決めた んです 。

ヨシヒコ 様 …。

あなた の なす べき こと は 魔 王 を 倒す こと です 。

私 と チュー する こと で は あり ませ ん 。 しかし   リエン …。

先 に 化け物 を 倒して から →

その あと で   魔法使い を 倒す こと は でき ない のです か ?

それ は …。

できる 。

そ したら   チュー だけ じゃ なく →

その先 も   あり や   なし や …。

あり や で   お 願い し ます 。 はい 。

あり や で   お 願い し ます !

この ダンジョー   ここ まで だ …。

あと は 頼む ! 頼ま れた って …。

考えたら コイツ   服 着て ない から ナマガワー と か 意味 ないし 。

ムラサキ   ペチャパイショック から まったく 立ち直れ ない し 。

あぁ   もう 終わり だ ! 死んじゃ うわ   俺 !

止まれ   化け物 ! (3 人 ) ヨシヒコ !

何 か 持って る 勇者 と 言わ れ ました が →

その 何 か が わかり ました 。 それ は 仲間 です !

何 か 持って る なんて ひと言 も 言わ れて ない けど →

嬉しい ぞ   ヨシヒコ !

トォーッ !

(3 人 ) すごい   一撃 だ !

これ が 鬼 神 の 兜 か 。

それでは 。

う ぉ ~ っ !

わかった な ! リエン に かけた 魔法 を 解く のだ !

わかった 。  もう 二度と リエン に は 魔法 を かけ ない 。

よし !  よ ~ し !

では   私 は お前 を 斬ら ない !

助かり ます 。

ヨシヒコ 様 !

魔法使い に 約束 さ せた ぞ 。

リエン に かけた 魔法 を 解く と 。

では ヨシヒコ 様 と チュー できる のです ね ?

ああ !

なに !?

あれ ?  俺 は 戻った !

お前 は 誰 だ ?

そう だ 。  俺 は 巨乳 の 美女 に なった のに →

男 と キス でき ない と いう 苦しみ の 魔法 に かけ られた んだ 。

やった !  俺 の 体 は 元 へ 戻った !

おお   やった   やった   やった !

うわ ~!  うわ ~!  うわ ~!

そんな …。

複雑な 魔法 …。

ヨシヒコ   テメエ !

( メレブ ) いや いやいや   仏 さ …。 あ   ちょっと 待って 。

あの さ   ごめん   仏   あの …。

今日 も   尺 の 都合 で 短 めで 頼 ん ます 。

よし   じゃあ   もう 手短に 。 仏 ビーム !

あ ~。 あっ   ホントに 出 んだ 。

あの …  ヨシヒコ の 頭 から 巨乳 を 抹消 した 。

マジ で ?

さあ   行き ましょう 。 一刻 も 早く 魔 王 を 倒さ ねば 。

うん 。  まあ   リセット ボタン って やつ ね 。

なんか   背中 が 痛い んです が な んでしょう ?

それ は …  気 に する な 。

( ヒサ ) 兄 様 …。

ヒサ 。  ダイナー で ミートローフ でも 食べ ない か ?

はい 。



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はい   そこ まで だ 。 食い物 と 有り金   全部 置いて け や 。

( ヨシヒコ ) まったく …  人々 の 心 は 魔 王 の 手 に よって →

腐り きって いる 。

( ダンジョー ) たった 一 人 で この ダンジョー と →

勇者 ヨシヒコ に かなう と 思って る の か ?

これ で どう か な 。

( メレブ ) おいおい !  それ   この 国 に いく つ も ない って 言わ れて る →

銃 って やつ じゃ ねえ か ? やめろ !

そう 簡単に やめる わけに は いか ねえ 。

なぜなら 俺 は   クレイジー だ から な 。

ちょっと アンタ !  こんな ところ で 何 やって んだ よ !

え ぇ !? テメエ   なんで 出て きて んだ よ !

なんで って   テメエ が 洗濯 も   ゴミ 出し も して ねえ から →

ノコノコ 出て った から   こんな こと に なって んだろう が よ !

洗濯 も ゴミ も 知ら ねえ つって んだ よ バカ が よ !

テメエ   格好 つけて んじゃ ねえ ぞ   コラ !

お前   今日   可燃 ゴミ の 日 だって わかって んだろう が よ !

家 の 中   臭く なんだろう が   コラ ! 家 ん 中   臭く なって 嬉しい んだ よ 。

なぜなら 俺 は クレイジー な 盗賊 だ から な 。

クレイジー だ か ファンタジー だ か 知ら ねえ よ バカ 野郎 !

すみません ね   うち の バカ 夫 が ご 迷惑 を お かけ し まして ね 。

かかって こい や ! バカ 野郎   オメエ は よ !

赤ちゃん 泣いて んだろう が よ ! こっち は 抱き 疲れて んだ よ 。

お前 が 抱け や 。 知ら ねえ よ   バーカ !

抱っこ しろ って 言って んだろう が よ !

とりあえず   私   休ま せろ よ ! ( ムラサキ ) ほら ほら   もう →

もう   抱っこ して あげ な よ 。 奥さん   疲れて る から さ 。

さあ   ど っ から でも かかって こい や !

泣いて る 泣いて る   大変 。 ( 泣き声 )

あの   もし よければ 私 が 抱っこ し ましょう か ?

せん で いい ! よし よし よし   大丈夫で ち ゅよ 。

おい   食い物 と 金 と …。 ( 泣き声 )

ああ   パパ で ち ゅ から ね 大丈夫で ち ゅよ 。

すみません   ごめん ね 。 怒っちゃ って ごめん ね 。

お前   マジ 殺す ぞ   オメエ ら !

大丈夫   よち よち 。 ベロベロバー   ベロベロバー 。

あの …  とりあえず 家 の こと を 済ませて から →

また 来たら いい んじゃ ない です か ?

う っせ ぇよ   テメエ ! おい   コラ !

この ゴミ も 早く 捨てて こ いよ ゴミ 収集   来ちゃ う から よ 。

ゴミ と か テメエ で 捨てろ よ   バカ !

ゴミ 捨て 担当 は   お前 だって 未来 永 劫   決まって んだ よ !

バカ 野郎   オラ ! オラ   かかって こい や   コラ !

いや   かかれ ないだ ろ   さすが に 。

両手 ふさがって る ぐらい の ほう が ちょうど いい ハンデ な んだ よ 。

オラ   かかって こい や この 意気地なし ども が よ !

おい   コラ !  これ も 溜まって っ から 早く 捨てて こい よ   バカ 野郎 !

あの …  ゴミ だけ でも 私 が 捨て ましょう か ?

し なくて いい から ね 。 もう バカ か   お前 は 。

すみません ね   なんか 。

お 気遣い いただいて 申し訳ない です 。

あぁ ~  ほら ほら ほら !  ゴミ 収集 車 来ちゃ った じゃ ねえ かよ !

行けよ !  早く 行けよ !  オラ   オラ !

早く 行け 。

ゴミ 捨てて   赤ん坊 寝 かしつけて →

洗い 物 して   掃除 終わったら 帰って くる から →

それ まで 待って ろ や !

や だ よ !  時間 かかる わ 。 結婚 って 大変だ な 。

ダメだ   手伝って き ます ! 手伝わ ん で いい !

お 皿 だけ でも 洗わ せて ください !

いかん   なんだか 混乱 して きた ぞ !

ダメだ よ   混乱 しちゃ ダメだ よ 。

手 を 前 から 大きく !

いかん   ダンジョー が ラジオ 体操 第 一 を 始めた 。

完全に 混乱 して る 。

ダンジョー さん   しっかり して ください 。

お前 は 誰 だ !  俺 に 近づく な !

何 して んだ よ   お っ さん !

ダメだ   ダンジョー は 混乱 して る 。 ここ は 逃げよう !

傷 は 深い 。  しばらく は 栄養 を とって 安静に する こと だ 。

いけ ませ ん 。 早く …  早く 魔 王 を 倒さ なくて は 。

気 が ついた か   ヨシヒコ   すま ん ! 俺 が 混乱 した ばっかりに 。

敵 の 呪文 の せい です 。 気 に し ないで ください 。

無理 して   しゃべ ん なって 。

しっかり 養生 すれば 治る 。

お前 が 回復 の 呪文 もって れば こんな 傷   すぐ 回復 でき んだ よ 。

使え ねえ な   マジ で   お前 。

ああ   それ 言わ れる と メチャメチャ へ こむ わ   って →

言って る そばから   ソッコー 元気 !

盗賊 の ネタ   パク って んじゃ ねえ よ !

ちょっと は 反省 しろ 。 この ボケ   カス   変な ホクロ !

おい   とうとう 言った な ! この ホクロ だけ は 侮辱 する な !

( リエン ) ヨシヒコ 様 の お 世話 を さ せて いただき ます 。

リエン と 申し ます 。

お 薬 を 塗り ます ので 外 で お 待ち ください 。

お前 ら   なん な んだ よ   おい !

今   この世 を 支配 しよう と して いる 魔 王 を →

倒す 旅 を して おら れる と か 。

はい …。 自分 の ため で なく →

世界 の ため に 戦える 方 リエン は 尊敬 いたし ます 。

魔 王 を 倒さ ねば 人々 の 心 は 腐り ゆく ばかり 。

誰 か が 倒さ ねば なら ない のです 。

ヨシヒコ 様 の ご 無事 を お 祈り いたし ます 。

ありがとう ございます 。

可憐だ …。 そう か な 。

そして   胸 が …。 おい 。

お っ さん   マジ で ベースケ だ な 。 お っ さん って 言う な 。

スイーツ 。 えっ ?  何 して ん の ?

あの … 甘い もの が 食べ たく なって →

俺 の こと   甘味 処 に 誘って くれる か な と →

そういうふうに 考え ました 。

呪文 って   そういう とき に 使う もん じゃ ねえ だ ろ !?

大体   かかった と して も お前 だけ は   絶対   誘わ ない 。

なんだ ?  ムラサキ 。

いつも 機嫌 が 悪い が 今日 は   輪 を かけて 機嫌 が 悪い な 。

あん ?  別に !

まあ   そう   ヘコ む な 。  お っ さん 。

何 か   うまい もの でも 食って さ 英気   養おう ぜ 。

( 雷鳴 )

来た んじゃ ね ? 来た んじゃ ね ?

だ な 。  間違い なく   仏 だ な 。

( メレブ ) おっと …。

これ   出てん の 気づいて ない な   仏 。

( 仏 ) そう な んだ よ ね 。 徹夜 明け って さ →

絶対   昼 の 3 時 ぐらい に 絶対   ピーク くるんだ よ ね 。

仏 !

で さ   何 ?  あの  5 分 … 5 分 と か 寝りゃ あさ →

もう   超   楽に なる 。 なる でしょ ?  なる よ ね 。

( ダンジョー ) 仏 !  出て る ぞ 。

あれ ?  映って る ?

うん 。  徹夜 ある ある の 話 して る あたり から 出て た ね 。

えっ   マジ で ?

( メレブ ) てい うか   登場 の タイミング 自分 発信 じゃ ねえ んだ 。

えっ … て いう こと は   お告げ だ よ ね 。

鬼 神 の 兜 の ありか を 教えて くれる んじゃ ない の か ?

( 仏 ) うん うん うん … そうだ よ ね   そういう こと だ よ ね 。

おいおい … それ   何   書いて ある んだ よ ?

ちょっと 黙って ろ 。  よし …  はい 。 えっ と …  いい か ?  よく 聞け …。

あれ ?  ヨシヒコ は ?

ちょいと   やぼ 用 で 。

ああ   そう 。  いい か ?  よく 聞け 。 ( メレブ ) おい   お前 …。

食べ ながら お告げ   やめ なさい よ 。

だって   これ   冷めたら おいしく ねえ だろう が よ !

ダメでしょう よ 。 大切な お告げ なんだ から 。

うん   うん   わかった   わかった 。 あの …  北 の 山 に →

何 か   そびえ 立って る 山 が あって その 上 に   化け物 が いる から →

その 化け物 が   鬼 神 の 兜 持って る から 。  はい   以上 。

おいおい おい ! 急いだ な   うどん 食い た さ に 。

あと ね   その 化け物 は 引っ越し マニア らしい から →

3 日 経つ と い なく なっちゃ う から 急いだ ほう が いい よ 。

3 日 だ と …。

その 間 に   ヨシヒコ の ケガ が 治る か どう か だ な …。

ムリ っ しょ ! バッサリ いか れて た じゃ ん 。

俺 が 行く !

お っ さん 一 人 で ? そうだ 。

ダメだ よ 。  お っ さん 一 人 で 化け物 に 勝てる わけな い じゃ ん 。

いや …  勝つ !

俺 は   歴戦 の 戦士 だ ! 化け物 の ひと つや ふた つ !

待って よ !  お っ さん !

リエン さん   大丈夫です よ 。 自分 で 食べ られ ます から 。

ダメです !  できる だけ お 体 を 動かさ ない ように   と →

先生 が 。

あと …。 なん です か ?

どうか   リエン と お呼び ください 。

リエン …。 はい 。

ダンジョー さん たち は どこ に 行って る のだろう ?

先ほど   私 の 友達 が お 三方 で 村 を 出て いく の を 見た と 。

何 を しに ? さ ぁ   わかり ませ ん 。

まさか   鬼 神 の 兜 の ありか が わかった ので は …。

鬼 神 の 兜 ?

こう しちゃ い られ ない 。 私 も 行か なくて は !

いけ ませ ん ! こんな   お ケガ を さ れて る のに !

私 が 行か なくて は !

盗賊 や 魔物 に 襲わ れ でも したら 。

いけ ませ ん   ヨシヒコ 様 。

行か せて ください 。

ヨシヒコ を 傷つけた の は 俺 の 責任 だ 。

鬼 神 の 兜 は 必ず   俺 の 力 で 手 に 入れる !

あの さ …  そう やって 責任   感じ なくて も さ   別に …。

我 は   頭 目 イザマル の 使い 。 その 女 を いただく !

女 ?  女 って   こいつ の こと ?

そう だ !

おいおい !  お前 女 と して の 需要 あった な   おい !

この ムラサキ   盗賊 の 女 に なぞ   なら ぬ 。

( ダンジョー ) この 女 が 欲しく ば まずは   俺 と 戦え 。

来い 。

お 命 …  ちょうだい 。

あぁ ~ っ !

何 ?  何 ?  どうした !? 待た れ い 。

あれ ?  もし かして …  ウンコ 踏んだ ?

うわ !  ウンコ   踏ま れて る ! うわ っ   ウンコ 踏んだ !

フッ …  ハハハハハ 。 この 程度 の ウンコ   くそ くらえ だ 。

え ~!  靴 の 裏 ウンコ べったり じゃ ん 。

すぐに 消し去る わ !

( ムラサキ ) あ …。 う お ぉ !

また   ウンコ 踏んだ ぞ 。

お前   両足   ウンコ じゃ ん 。

お前 は 今 から …  ダルブウンコマン だ 。

それ   やめろ !

や ~ い !  ダブルウンコマン ! やめろ !

我々 は   この 国 で →

いちばん 冷酷な 盗賊 と して 知ら れて いる 。

今 まで   いく つ も の 村 を 焼け野原 に して きた 。

いずれ   我々 が この 国 を 制圧 する こと だろう !

すげ ぇ   かっこいい こと 言って る けど   あれ →

両足   ウンコ べったり だ から ね 。 フフフフフ …。

足 に ウンコ が ついて いよう が … 俺 に は 関係ない 。

あ …  臭 っ !  臭 っ !  臭 ぇ …。 ホントだ   臭 ぇ !

( メレブ ) うわ   臭 っ !  え …  臭い 。 何 が だ ?

お前 だ よ ! お前 の 両足 が 臭 ぇん だ よ !

うわ   臭い ! 臭い !

( メレブ / ムラサキ ) クッサー !

♪♪( メレブ / ムラサキ )「 ウンコマン   ウンコマン ダブル で ウンコマン 」

両足 ウンコマン よ !

ウンコ を 洗って   出直して こい 。

見れば   なかなか の 強者 と みた 。

お前 と は … ウンコ が ない 状態 で 戦い たい 。

ウンコ が ない 状態 で …。

お前 は …  ウンコ を つけて 戦う ような 男 じゃ ない !

俺 の 名 は   ダンジョー 。

いつでも   相手 に なる 。

わかった 。

ウンコ 洗って   出直す ぞ 。

あと   ちなみに 俺 も   さっき   ちょっと 踏んだ よ 。

オメエ が   くせ ぇ の かよ !

いけ ませ ん   ヨシヒコ 様 !

ついてきて は   ダメだ 。

傷ついた ヨシヒコ 様 を お守り する の が リエン の 務め な のです 。

危ない   ヨシヒコ 様 !

リエン !  リエン !!

いかん !  毒 に 冒さ れて しまった 。

この 化け物 め   鬼 神 の 兜 を よこせ !

ここ だ !

うわ ~! プリマズン !

どう だ ?  今   お前 の 体 内 に 少しずつ   プリン 体 が 増えて いる 。

放っておく と   痛風 に なり お 前 の 指 は 風 が 当たった だけ で …。

うわ ~! やっぱり   ダメだ よ !  逃げよう !

( メレブ ) わかって くれた ?  お っ さん 。

明日 まで   化け物 は   あの 洞窟 に い ます から 。  明日   行けば いい 。

明日 に なれば   ヨシヒコ も 治って 行ける かも しれ ない から 。

ヨシヒコ は 連れて いか ん と 言って る だろう 。

プリマズン は 効か なかった が 昨夜   俺 は 新たな 呪文 を 覚えた よ 。

また   どうせ   効か ない やつ だ ろ 。

違う よ 。  あの 化け物 に は かなり 有効だ と 思う よ 。

どんな 呪文 だ ?

はい !

どう だ ?

なんか   体 が 臭く なって きた ?

よし !

この 呪文 は   着て いる 服 を 生 乾き の に おい に する 呪文 。

その 名 も …。

ナマガワー 。 や だ !  もう   臭い !!

梅雨 時期 に 部屋 干し した 洗濯物 を →

生 乾き の 状態 で 着た とき の 約 1.6 倍   臭い 。

もう …  早く   解いて よ !

解いて ほしく ば →

メレブ の ホクロ   変じゃ ない と 言い なされ 。

メレブ の ホクロ …。

ホクロ 見 ながら   言い なされ 。

メレブ の ホクロ   変じゃ ない 。

はい   よく できた 。

あの 化け物 が 服 を 臭 がって いる 間 に →

攻撃 できる と いう わけ か 。 うむ   その とおり だ 。

あの さ …。 ん ?  なんだ ?

昨日   戦って る とき に ふと 気づいた んだ けど →

私   攻撃 の 特技 覚えた かも しれ ない 。

( ダンジョー / メレブ ) なんだ と ?

これ   やる と   化け物 の 動き が 一瞬   止まる んだ よ ね 。

なんだ ?  それ は 。 見て て 。

ちょっと や だ 。 震え が 止まら ない …  うわ ぁ !

ムラサキ は 大きな 目 と いう 特技 を 覚えた 。

え ぇ !?  本当 か   それ は 。

よかった 。  すぐに 毒 が 抜けて 。

ヨシヒコ 様 の お ケガ も かなり よく なって いる と   先生 が 。

ところで   リエン 。

なぜ   あの とき   私 を 守った ?

それ は …。

診療 所 で 働く 女 の 務め です から 。

そう か 。

あと …。

リエン は …。

リエン は   ヨシヒコ 様 を お 慕い 申して おり ます 。

えっ ?

ひと目   お目にかかった とき から →

リエン は   ヨシヒコ 様 に ぞ っこ ん ラブ で ございました 。

リエン …。

♪♪~

♪♪「 キミ こそ   僕 の 天使 」

♪♪「 戦い の 日々 の なか で 」

♪♪「 突然   僕 の 目の前 に 現れた 」

♪♪「 偶然じゃ ない の 」

♪♪「 きっと   神様 の お はからい 」

♪♪「 たとえ   どこ に いて も 出会って た 」

♪♪「 キミ を 守り たい 」

♪♪「 あなた を 見て い たい 」

♪♪「 愛して いれば   どこまでも 」

♪♪「 共に 歩ける   山越え て 」

♪♪「 雲 を すり抜けて   魔物 も 倒して 」

♪♪「 共に 歩ける キミ の ため だけ に 生きる 」

♪♪「 生きる 」

ゴホッ   ゴホッ !

どうした ? どうした ん だ   リエン 。

本当に ダメだった 。

どういう こと だ ?

私 は   南 の 山 に 住む 悪い 魔法使い の 魔法 に かけ られて いる のです 。

なん だって ?

私 は   男性 と チュー する と 心臓 が 止まって しまう 。

なん だって !?

私 は 一生 男性 と チュー でき ない のです 。

一生   チュー でき ないだ と ?

それ でも 構い ませ ん 。

ヨシヒコ 様 は 魔 王 退治 に 旅立つ さだめ 。

リエン は   ヨシヒコ 様 の 思い出 を 胸 に 一生   生きて まいり ます 。

一生   チュー でき ないだ と ?

ヨシヒコ ?

ヨシヒコ   お前 は まだ 完治 して い ない 。

戻って 寝ろ 。 いえ   それ は でき ませ ん 。

戻ら ない と 言う の なら お前 を 気絶 さ せて も 連れ帰る 。

そんな こと は さ せ ませ ん よ 。

ヨシヒコ …。 やっ ぱお 前   勇者 だ わ 。

そう だ よ な 。  勇者 が 戦い から 逃げる こと なんて でき ない よ な 。

もう   あきらめ な よ   お っ さん 。

勇者 ヨシヒコ は   魔 王 を 倒す ため に 戦う 運命 な んだ よ 。

止めて も ムダ です よ   ダンジョー さん 。

私 は   南 の 山 に 住む と いう 魔法使い を 倒し に いき ます 。

ん   ん   ん   ん ?

なに それ ? いやいや   間違い 間違い 。

北 の 山 の 化け物 だ よ 。

いえ   南 の 山 の 魔法使い です 。

私 を 看病 して くれて いる リエン は →

邪悪な 魔法使い の 魔法 に より →

男 と チュー を する と 心臓 が 止まって しまう んです 。

何の 話 だ ?

邪悪な 魔法使い を 倒さ ない 限り →

私 は   リエン と チュー を する こと が でき ない んだ 。

化け物 倒す の は 今 しか ない んだ よ 。

今 を 逃したら   魔 王 を 倒せ なく なっちゃ う かも しれ ない んだ よ !

私 は   一刻 も 早く リエン と チュー が し たい んだ !

ヨシヒコ   魔 王 を 倒す こと と   チュー と →

どっち が 大事な んだ ! チュー です 。

チュー です !

もう   魔 王 なんか どう で も いい 。

私 は   一生 ここ で リエン と チュー を し ながら 暮らし ます !

バカ !  ヨシヒコ の バカ !

本気な の か   ヨシヒコ 。

ふと   この 戦い の 日々 の なか で ひと つ   気 が ついた んです 。

私 は …  私 は 巨乳 が 好きな んだ と 。

カボイ の 村 を 出て から 毎日 盗賊 や 魔物 と 戦い →

魔 王 を 倒す こと で いっぱいだった 私 の 心 に →

ふと   巨乳 が 舞い込んだ 。

えらい もん が 舞い込んだ な 。

いつしか 魔 王 で いっぱいだった 私 の 頭 は →

少しずつ   巨乳 に 侵食 さ れ →

今では 巨乳 しか ない と 言って も 過言 で は ない !

巨乳 しか ない …。

ヨシヒコ   こんな 近く に 女子 が いる のに   なんで 今更 ?

ムラサキ   お前 で は ダメだ !

自覚 して る だろう !

や ばい 顔 に なって る ぞ   お前 。

勇者 が 巨乳 が 好きで   何 が 悪い !

むしろ   勇者 だ から こそ →

巨乳 が 好きだ と 言って も 過言 で は ない !

すみません 。

魔 王 より 巨乳 。

そう 決めた んです 。

ヨシヒコ 様 …。

あなた の なす べき こと は 魔 王 を 倒す こと です 。

私 と チュー する こと で は あり ませ ん 。 しかし   リエン …。

先 に 化け物 を 倒して から →

その あと で   魔法使い を 倒す こと は でき ない のです か ?

それ は …。

できる 。

そ したら   チュー だけ じゃ なく →

その先 も   あり や   なし や …。

あり や で   お 願い し ます 。 はい 。

あり や で   お 願い し ます !

この ダンジョー   ここ まで だ …。

あと は 頼む ! 頼ま れた って …。

考えたら コイツ   服 着て ない から ナマガワー と か 意味 ないし 。

ムラサキ   ペチャパイショック から まったく 立ち直れ ない し 。

あぁ   もう 終わり だ ! 死んじゃ うわ   俺 !

止まれ   化け物 ! (3 人 ) ヨシヒコ !

何 か 持って る 勇者 と 言わ れ ました が →

その 何 か が わかり ました 。 それ は 仲間 です !

何 か 持って る なんて ひと言 も 言わ れて ない けど →

嬉しい ぞ   ヨシヒコ !

トォーッ !

(3 人 ) すごい   一撃 だ !

これ が 鬼 神 の 兜 か 。

それでは 。

う ぉ ~ っ !

わかった な ! リエン に かけた 魔法 を 解く のだ !

わかった 。  もう 二度と リエン に は 魔法 を かけ ない 。

よし !  よ ~ し !

では   私 は お前 を 斬ら ない !

助かり ます 。

ヨシヒコ 様 !

魔法使い に 約束 さ せた ぞ 。

リエン に かけた 魔法 を 解く と 。

では ヨシヒコ 様 と チュー できる のです ね ?

ああ !

なに !?

あれ ?  俺 は 戻った !

お前 は 誰 だ ?

そう だ 。  俺 は 巨乳 の 美女 に なった のに →

男 と キス でき ない と いう 苦しみ の 魔法 に かけ られた んだ 。

やった !  俺 の 体 は 元 へ 戻った !

おお   やった   やった   やった !

うわ ~!  うわ ~!  うわ ~!

そんな …。

複雑な 魔法 …。

ヨシヒコ   テメエ !

( メレブ ) いや いやいや   仏 さ …。 あ   ちょっと 待って 。

あの さ   ごめん   仏   あの …。

今日 も   尺 の 都合 で 短 めで 頼 ん ます 。

よし   じゃあ   もう 手短に 。 仏 ビーム !

あ ~。 あっ   ホントに 出 んだ 。

あの …  ヨシヒコ の 頭 から 巨乳 を 抹消 した 。

マジ で ?

さあ   行き ましょう 。 一刻 も 早く 魔 王 を 倒さ ねば 。

うん 。  まあ   リセット ボタン って やつ ね 。

なんか   背中 が 痛い んです が な んでしょう ?

それ は …  気 に する な 。

( ヒサ ) 兄 様 …。

ヒサ 。  ダイナー で ミートローフ でも 食べ ない か ?

はい 。


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