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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#08 (01)

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #08 (01)

( 日野 ) あれ ? 今日 も 弁当 なし ?

奥さん 怒らせ ちゃった ? 俺 も ある

弁当 開けたら 白米 オンリー ➡

塩 昆布 すら 入って ない の

( 沼田 ) 日野 君 は 何も 分かって ない な

津崎 君 の 今 まで の 弁当 の からくり を まるで 分かって ない

からくり ? 津崎 君 の 弁当 は 今 まで

津崎 君 自身 が 作って いた

バレンタイン デー に 自ら チョコレート を 買って

自ら の げた 箱 に 入れる あれ と 同じだ

そんな こと し ない ( 津崎 ) し ません ね

ともかく これ で はっきり した

みくり さん は …

日雇い 妻 だった んだ

俺ら が 会う とき だけ 雇って いた に すぎ ない

( 風見 ) 沼田 さん 津崎 さん と みくり さん は ➡

こう 見えて ラブラブ な んです よ

またまた ~ よく ある 夫婦げんか だって

ねえ ?

< あの 夜 …> < あれ から と いう もの みくり さん は …> < 何も なかった ように 接して くれて いた > 《( みくり ) 行ってらっしゃい 》 《 行ってきます 》

< だけど その 夜 …> < 家 に 帰る と みくり さん は い なく なって いた > 僕 も よく 知ら ない んです 月曜 に 家事 代行 で 来た とき は

何も 言って なくて

百合 さん が 最後に 会った の は ? ( 百合 ) 同じ

月曜 の 夜 あなた の と この 帰り に 駅前 で

《 みくり 》

もらった アイス ワイン を 返した いって

《 ごめん これ 返す 》

《 高かった って 言ってた し 》

《 いっぱい 残って る の に 捨てる の 忍びなくて 》

《 口 に 合わ なかった ?》 《 おいしかった 》

《 えッ じゃ 何で ?》

《 見て る と 死に たく なる 》

アイス ワイン に 人 を そこ まで 追い詰める 何か が ある と は 思え ない んだ けど

津崎 さん と 何か あった んでしょう ね

やっぱり ?

もし 相手 が 僕 なら ビジネスライク に 徹して うまく いった と 思い ます が

うん ? 何の 話 ?

簡単な もん だ 気持ち 以外 は

あなた さ そういう 意味深 に 意味深 を 重ねる ような 話し 方

やめ なさい ね 気 に なる なら 連絡 して みて は ?

( 携帯 着信 )

みくり ?

☎ うん

いつ こっち に 戻って くる の ?

☎ 今 は 帰れ ない

どうして ?

☎ 離婚 危機 だ から

離婚 危機 !?

やっぱり そう なっ ちゃった の ?

うん 思いのほか 深刻 みたい で

( 桜 ) どうして 一緒に 洗う の ? 書いて ある でしょ 色 落ち 危険 って

( 栃男 ) 一つ一つ 見て たら 日 が 暮れ ちゃう

分かって ない 人 は 見る の 見て 洗う の そういう もの な の

これ 高くて お気に入り だった のに

☎ みくり ? ≪( 桜 )10 年間 ボタン を 取り替えて ➡

大事に 着て た の ! ごめん あと で メール する

お 母さん そんな 言い 方 し なくて も

この 人 おととい も 同じ こと した の

うっかり して うっかり も ヘチマ も ない !

お 母さん

はい

気 に する こと ない って

お 母さん ちょっと イライラ して る だけ だ よ

ちょっと ? うん かなり だ けど

お 母さん 体 丈夫 で 今 まで ケガ 一つ した こと なかった から

自分 でも 戸惑って る ん じゃない か な

みくり が 来て くれて よかった

私 こそ 助かった よ

< あの 夜 …> < あれ から と いう もの 私 は > < 何も なかった ように 暮らそう と した > < でも 何 を して いて も …> < あの 夜 の 記憶 が …> ああ~ッ

ああ~ッ

ああッ

< それ でも 何とか 乗り切ろう と 頑張って 妄想 した > ≪( 観客 ) 森山 !

ええ ~ 放送 席 放送 席 森山 みくり 選手 です

お疲れさま でした お疲れさま でした

試合 を 振り返って いかが です か ?

やって しまい ました 痛恨 の ミス です

《 いい です よ 私 は 》

《 平匡 さん と なら そういう こと を して も 》

《 ごめんなさい 》

《 無理 です 僕 に は 》

あの 一言 さえ 言わ なければ

いい 雰囲気 の まま 一日 を 終わ れた のに

もっと 近づき たい と 欲 を かいて しまって

受け入れ られて いる と 思い込んだ 自分 が

痛い 女 だ な と …

頑張れ ! 頑張れ !

ごめんなさい

では 津崎 選手 に 対して 今 どんな お 気持ち です か ?

素晴らしい 方 で 尊敬 も して いる ので

今後 は 一定 の 距離 を 保って

慎重に 働いて いき たい と 思い ます

そう だ ! 頑張れ !

ありがとう ございました

< いける この 調子 だ > < あの 夜 の こと は おもしろおかしい 出来事 と して > < 妄想 で ちゃかし 倒して いけば きっと 乗り切れる > < だけど ハグ の 日 は 容赦 なく やってくる > ああーッ

行って らっしゃい 行って き ます

ああ ~

< 遠く へ 行き たい どこ で も いい 遠く へ > ( 携帯 着信 )

( ちがや ) 母さん 骨折 した って 脚立 から 落ちて 全治 2ヵ月

大変 じゃん 家 の こと は ?

☎( ちがや ) 父さん が やって る

足 以外 は ピンピン して る し 心配 し なくて いい から 来る なって

< バイト も 部活 も 学校 も 休んだ こと が ない > < それ だけ が 自慢 だった > < 生まれて 初めて の 職場 放棄 > < せめて 準備 は 万端 に > あッ

「 平匡 さん へ 」

「 母 が 骨折 して どうしても 帰って きて くれ と 言う ので 」

「 館山 に 行って き ます 」

「 冷蔵 庫 に 食事 が 入れて あり ます 」

< 何 だって よかった 逃げ 出せる の なら > < 火曜日 から 逃げ 出せる の なら > < 惨めな 自分 を 見 なくて 済む の なら > < もう 戻れ ない かも しれ ない > < それ も 人生 だ と もう 一人 の 私 が > < うそぶいて いた > ♬~

≪( 桜 ) こんなに 何にも でき ない 人 だ と は 思って なかった

キャンプ で 料理 して なかった っけ ?

よくよく 考えたら 野菜 切って た の 私 だ し

カレー 作って た の 私 だ し

お 父さん 火 おこして 焼いて る だけ だった

だまされた わ

だまされた は ない でしょ

桜 さん が 勝手に 勘違い した だけ で

もっと 家事 やらせ とく ん だった

少し は 手伝って た よ ね ?

ゴミ 出し は して た

うん ? ゴミ 出し は 家事 と は 言わ ない よ

風呂 掃除 も した どれ ぐらい ?

月 2回 だった かな

( 葵 ) たま の 風呂 掃除 で ドヤ顔 されて も ね

葵 ちゃん

すいません つい ちがや さん を 思い出して

梢 ちゃん ジイジ だ よ

おいで 庭 から すいません

この 子 が 入っ ちゃって

お 義母 さん 足 大丈夫 です か ? ≪( 桜 ) 大丈夫 大丈夫

ねえ お 兄ちゃん 何も し ない の ? し ない し ない

家 に 帰ったら 「 疲れた ~ 肩 もんで ~」 って

こっち が もんで ほしい わ よ ね

まあ 今 は まだ いい んです けど 私 来月 から 職場 復帰 する んです

保育園 見つかった んだ ようやく

でも 仕事 して 梢 の 世話 して

ちがや さん の 面倒 まで 見る の は 自信 なくて

育て 方 が 悪くて ごめん ね ~ そういう つもり じゃ …

私 は 専業 主婦 だった し 家事 が 趣味 みたいな ところ が あって

やり すぎて た の かも 私 は やらされて た よ

みくり は 自分 から お 母さん の お 手伝い し ます って

そう だ っけ ? そう よ

( タイマー 終了 )

洗濯 終わった ー

手伝う よ 手伝い ます

ダメ お 父さん の 仕事

お 父さん が やり まーす

シワ 伸びて ない

パンパン ! して

パンパン うん

平匡 さん は どう な の ? 家事

うち は わりと 手伝って くれる かな

いい な ~

< お 給料 を もらって 家事 を して いる だ なんて > < 無料 奉仕 を して いる 人達 の 前 で 言え ない > ( ナツキ ) また 一人 減る んです か ? うん 産休 に 入る んだ って

( ナツキ ) 最悪 ( 柚 ) ぶっちゃけ 迷惑

そういう こと 言わ ない の 土屋 さん だって 仕事 増える でしょ

ムカつき ません か ? 悪い けど もう そんな 次元 に い ない

感謝

感謝

私 の 分 まで 産んで くれて ありがとう

そういう もん す か ?

この 年 に なる と ね もう 嫉妬 なんて 通り越して る

でも 言わ れ ます よ ね

女 に 生まれた から に は どうのこうの

気 に し なきゃ いい の よ だって その分 働いて る もの

税金 納めて る もの

だから ね あなた達 も ブーブー 言わ ない の

今どき 産休 に 理解 の ある 会社 の が いい でしょ

それ に ね 福利 厚生 が ある って いう こと は まだ 安泰 って こと よ

社長 本当 の ところ どう な んです か ?➡

うち の 会社 大丈夫 な んです か ? これ から

( 神原 ) 何で 沼田 さん が 知って ん の ?

( 渡辺 ) すいません 僕 が 挙動 不審 だった みたい で

怪しま れて 後 を つけ られて

( 竹中 ) サーバー を 全部 落とす って 脅さ れたら 逆らえ ません

クソッ インフラ エンジニア め

この 会社 の 命綱 は 俺 が 握って いる

沼田 さん って 昔 国 の インフラ 守って た んです よ ね ?

ハード な 仕事 だった

給料 は 今 の 倍 ストレス は 5倍

( 竹中 ・ 渡辺 ) ああ ~

大変だった よ な あの 頃 は 今 も 大変な んじゃ ? どう な の よ

単に さ お 得意先 の M 社 が 買収 される かも って だけ

もし そう なって うち と の 取引 が 切ら れたら

うち の 売り上げ の 4割 が なくなり ます

まあ ね

軽い な 何とか なる って

ヤバかったら リストラ くらい は する と 思う けど

くらい ? 今 すぐ サーバー 破壊 する ぞ この 社長 様 !

まだ 決定 した わけじゃない し みんな を 動揺 させる と まずい から

この こと は 内密に 内密 って 言わ れて も

社内 で 株 やって る やつ も 多い だ ろ

インサイダー で あげ られ でも したら 責任 取れる ?

お 口 チャック 社長 命令

何 して ん の ? パニーニ 食べ ない の ?

沼田 さん 頼綱

( 舌 を 鳴らす )

放っ といて くれ ない か

≪( 風見 ) 津崎 さん ?

( 携帯 着信 )

「( 知佳 ) 隣 の 松本 さん ち の お 孫さん !」

「 うち の 孫 は いつ じゃ ろ ね ~?」

< 母さん ごめんなさい > < あなた の 息子 は 子供 を つくる どころ か > < スタート ライン に すら 立てて い ません > < ハグ を して キス を する まで が やっと > < 進む べき じゃなかった あそこ から > 《 平匡 さん に 何 か あったら 》

《 私 は 平匡 さん の 味方 です 》

< あの まま ずっと いら れたら > < みくり さん > < みくり さん の ように 妄想 で 気 を 紛らわせ たい けれど > < そんな イマジネーション 僕 は 持ち合わせて い ません > < 平和 だ > < だが この 辺り に 仕事 は ない > < このまま ここ で 暮らす > < もし そう なったら > ♬~

そう です ね ~

もう 半年 かな 外 出て ません

ハッピー です よ 三食 昼寝 付き で ゲーム 三昧

毎日 充実 して ます

< 仕事 だ > < 仕事 を 探さ ねば > この 手 が あった か

野口 まゆ さん ! ( 野口 ) はッ はい

お 会い し たかった です ああ …

どうも … はじめまして

( 安恵 ) これ で 全部

( 桜 ) 蝶 ちゃん は ? ばあちゃん が 見て くれて る

立派 な レンコン ( 安恵 ) でしょう ?

筑前 煮 食べ たい

筑前煮 ? もっと 簡単 な のじゃ ダメ ?

やっ さん よッ

ホント 来る と は ね 来たら 野菜 ジャム 教える って 言った

来ない と 思った 私 の 機動力 な め んな よ

うん ?

契約 結婚 の こと は 内緒 だ から ね 分かった

人 多く ない ? ≪( 栃男 ) ちがや

早かった じゃない 何で みくり が いんだ よ

いい でしょ どうも ~

あッ 何 だ っけ

ヤンキー の やっ さん 安恵 だ から やっ さん

別に 似た ような もん じゃん

母さん 足 どう よ ?

兄貴 全然 変わ ん ない ね

壁 ドン して も いい よ 次 何 か 言ったら ね

壁 ドン ? ときめか ない 方

こういう ね ドーン って やつ ドン ?

津崎 君 呼ぼう はッ ?

明日 休み だ し 平匡 さん に も 予定 が ある し

電車 で ピューッ て 来たら ピューッ だ よ

擬音 で ごまかして も そんなに 近く ない

電話 で 聞く だけ なら タダ じゃない ≪( 栃男 ) そう しよう

電話 代 が かかる タダ じゃない

そういう 意味 じゃない わ よ ダメ 絶対

電話 の 乱用 禁止 ダメ ったら ダメ

まあ そこ まで 言う なら

旦那 と ケンカ して ん の ?

ああ~ッ それ で 家出

何 だ そっか そっか ➡

どうせ また 小 生意気 な こと 言った んだ ろ

もっと 優しく さ 疲れた 旦那 を 立て ない と

みくり お願い

いい加減 に

し なさーい !

ええ~~ッ

( ちがや ) 何で 俺 が こんな こと …

どうして お前 は こう 育っ ちゃった んだろう ね

えッ ? 俺 幸せ だ よ

周り の 人 も 幸せ に できたら いいね

自分 が 幸せ じゃない と 人 を 幸せ に でき ない よ

お前 いい こと 言う ね

父さん の 息子 です から

だから か うん


逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #08 (01) にげる||はじ|||やく||たつ Escape is Shameful but Useful #08 (01)

( 日野 ) あれ ? 今日 も 弁当 なし ? ひの||きょう||べんとう|

奥さん 怒らせ ちゃった ? 俺 も ある おくさん|いから せ||おれ||

弁当 開けたら 白米 オンリー ➡ べんとう|あけたら|はくまい|

塩 昆布 すら 入って ない の しお|こんぶ||はいって||

( 沼田 ) 日野 君 は 何も 分かって ない な ぬまた|ひの|きみ||なにも|わかって||

津崎 君 の 今 まで の 弁当 の からくり を まるで 分かって ない つ さき|きみ||いま|||べんとう|||||わかって| Tsuzaki-kun, I don't really understand the mechanism of bento boxes so far.

からくり ? 津崎 君 の 弁当 は 今 まで |つ さき|きみ||べんとう||いま|

津崎 君 自身 が 作って いた つ さき|きみ|じしん||つくって|

バレンタイン デー に 自ら チョコレート を 買って ばれんたいん|でー||おのずから|ちょこれーと||かって

自ら の げた 箱 に 入れる あれ と 同じだ おのずから|||はこ||いれる|||おなじだ

そんな こと し ない ( 津崎 ) し ません ね ||||つ さき||ませ ん|

ともかく これ で はっきり した

みくり さん は … み くり||

日雇い 妻 だった んだ ひやとい|つま||

俺ら が 会う とき だけ 雇って いた に すぎ ない おれ ら||あう|||やとって|||| I was only hiring when we met

( 風見 ) 沼田 さん 津崎 さん と みくり さん は ➡ かざみ|ぬまた||つ さき|||み くり||

こう 見えて ラブラブ な んです よ |みえて|らぶ らぶ||ん です|

またまた ~ よく ある 夫婦げんか だって |||ふうふ げんか|

ねえ ?

< あの 夜 …> |よ < あれ から と いう もの みくり さん は …> |||||み くり|| < 何も なかった ように 接して くれて いた > なにも||よう に|せっして|| <He treated me as if nothing had happened> 《( みくり ) 行ってらっしゃい 》 《 行ってきます 》 み くり|おこなって らっしゃい|おこなって きます

< だけど その 夜 …> ||よ < 家 に 帰る と みくり さん は い なく なって いた > いえ||かえる||み くり|||||| 僕 も よく 知ら ない んです 月曜 に 家事 代行 で 来た とき は ぼく|||しら||ん です|げつよう||かじ|だいこう||きた||

何も 言って なくて なにも|いって|

百合 さん が 最後に 会った の は ? ( 百合 ) 同じ ゆり|||さいごに|あった|||ゆり|おなじ

月曜 の 夜 あなた の と この 帰り に 駅前 で げつよう||よ|||||かえり||えきまえ|

《 みくり 》 み くり

もらった アイス ワイン を 返した いって |あいす|わいん||かえした|

《 ごめん これ 返す 》 ||かえす

《 高かった って 言ってた し 》 たかかった||いって た|

《 いっぱい 残って る の に 捨てる の 忍びなくて 》 |のこって||||すてる||しのびなくて

《 口 に 合わ なかった ?》 《 おいしかった 》 くち||あわ||

《 えッ じゃ 何で ?》 え ッ||なんで

《 見て る と 死に たく なる 》 みて|||しに||

アイス ワイン に 人 を そこ まで 追い詰める 何か が ある と は 思え ない んだ けど あいす|わいん||じん||||おいつめる|なん か|||||おもえ|||

津崎 さん と 何か あった んでしょう ね つ さき|||なん か|||

やっぱり ?

もし 相手 が 僕 なら ビジネスライク に 徹して うまく いった と 思い ます が |あいて||ぼく||びじねすらいく||てっして||||おもい||

うん ? 何の 話 ? |なんの|はなし

簡単な もん だ 気持ち 以外 は かんたんな|||きもち|いがい|

あなた さ そういう 意味深 に 意味深 を 重ねる ような 話し 方 |||いみ ふかし||いみ ふかし||かさねる||はなし|かた

やめ なさい ね 気 に なる なら 連絡 して みて は ? |||き||||れんらく|||

( 携帯 着信 ) けいたい|ちゃくしん

みくり ? み くり

☎ うん

いつ こっち に 戻って くる の ? |||もどって||

☎ 今 は 帰れ ない いま||かえれ|

どうして ?

☎ 離婚 危機 だ から りこん|きき||

離婚 危機 !? りこん|きき

やっぱり そう なっ ちゃった の ?

うん 思いのほか 深刻 みたい で |おもいのほか|しんこく||

( 桜 ) どうして 一緒に 洗う の ? 書いて ある でしょ 色 落ち 危険 って さくら||いっしょに|あらう||かいて|||いろ|おち|きけん|

( 栃男 ) 一つ一つ 見て たら 日 が 暮れ ちゃう とち おとこ|ひとつひとつ|みて||ひ||くれ|ちゃ う

分かって ない 人 は 見る の 見て 洗う の そういう もの な の わかって||じん||みる||みて|あらう|||||

これ 高くて お気に入り だった のに |たかくて|おきにいり||

☎ みくり ? ≪( 桜 )10 年間 ボタン を 取り替えて ➡ み くり|さくら|ねんかん|ぼたん||とりかえて

大事に 着て た の ! ごめん あと で メール する だいじに|きて||||||めーる|

お 母さん そんな 言い 方 し なくて も |かあさん||いい|かた|||

この 人 おととい も 同じ こと した の |じん|||おなじ|||

うっかり して うっかり も ヘチマ も ない ! ||||へちま|| There is no carelessness or loofah!

お 母さん |かあさん

はい

気 に する こと ない って き|||||

お 母さん ちょっと イライラ して る だけ だ よ |かあさん||いらいら|||||

ちょっと ? うん かなり だ けど

お 母さん 体 丈夫 で 今 まで ケガ 一つ した こと なかった から |かあさん|からだ|じょうぶ||いま||けが|ひと つ||||

自分 でも 戸惑って る ん じゃない か な じぶん||とまどって|||じゃ ない||

みくり が 来て くれて よかった み くり||きて||

私 こそ 助かった よ わたくし||たすかった|

< あの 夜 …> |よ < あれ から と いう もの 私 は > |||||わたくし| < 何も なかった ように 暮らそう と した > なにも||よう に|くらそう|| <I tried to live as if nothing had happened> < でも 何 を して いて も …> |なん|||| < あの 夜 の 記憶 が …> |よ||きおく| ああ~ッ

ああ~ッ

ああッ ああ ッ

< それ でも 何とか 乗り切ろう と 頑張って 妄想 した > ||なんとか|のりきろう||がんばって|もうそう| ≪( 観客 ) 森山 ! かんきゃく|もりやま

ええ ~ 放送 席 放送 席 森山 みくり 選手 です |ほうそう|せき|ほうそう|せき|もりやま|み くり|せんしゅ|

お疲れさま でした お疲れさま でした お つかれ さま||お つかれ さま|

試合 を 振り返って いかが です か ? しあい||ふりかえって|||

やって しまい ました 痛恨 の ミス です |||つうこん||みす|

《 いい です よ 私 は 》 |||わたくし|

《 平匡 さん と なら そういう こと を して も 》 ひら きよう||||||||

《 ごめんなさい 》

《 無理 です 僕 に は 》 むり||ぼく||

あの 一言 さえ 言わ なければ |いちげん||いわ|

いい 雰囲気 の まま 一日 を 終わ れた のに |ふんいき|||ひと にち||しまわ|| I ended the day with a nice atmosphere

もっと 近づき たい と 欲 を かいて しまって |ちかづき|||よく|||

受け入れ られて いる と 思い込んだ 自分 が うけいれ||||おもいこんだ|じぶん|

痛い 女 だ な と … いたい|おんな|||

頑張れ ! 頑張れ ! がんばれ|がんばれ

ごめんなさい

では 津崎 選手 に 対して 今 どんな お 気持ち です か ? |つ さき|せんしゅ||たいして|いま|||きもち||

素晴らしい 方 で 尊敬 も して いる ので すばらしい|かた||そんけい||||

今後 は 一定 の 距離 を 保って こんご||いってい||きょり||たもって

慎重に 働いて いき たい と 思い ます しんちょうに|はたらいて||||おもい|

そう だ ! 頑張れ ! ||がんばれ

ありがとう ございました

< いける この 調子 だ > ||ちょうし| < あの 夜 の こと は おもしろおかしい 出来事 と して > |よ|||||できごと|| < 妄想 で ちゃかし 倒して いけば きっと 乗り切れる > もうそう|||たおして|||のりきれる < だけど ハグ の 日 は 容赦 なく やってくる > |||ひ||ようしゃ|| <But the hugging day is mercilessly coming> ああーッ ああ -ッ

行って らっしゃい 行って き ます おこなって||おこなって||

ああ ~

< 遠く へ 行き たい どこ で も いい 遠く へ > とおく||いき||||||とおく| ( 携帯 着信 ) けいたい|ちゃくしん

( ちがや ) 母さん 骨折 した って 脚立 から 落ちて 全治 2ヵ月 ちが や|かあさん|こっせつ|||きゃたつ||おちて|ぜんち|ヵ がつ

大変 じゃん 家 の こと は ? たいへん|じゃ ん|いえ|||

☎( ちがや ) 父さん が やって る ちが や|とうさん|||

足 以外 は ピンピン して る し 心配 し なくて いい から 来る なって あし|いがい||ぴんぴん||||しんぱい|||||くる|

< バイト も 部活 も 学校 も 休んだ こと が ない > ばいと||ぶかつ||がっこう||やすんだ||| < それ だけ が 自慢 だった > |||じまん| < 生まれて 初めて の 職場 放棄 > うまれて|はじめて||しょくば|ほうき < せめて 準備 は 万端 に > |じゅんび||ばんたん| あッ あ ッ

「 平匡 さん へ 」 ひら きよう||

「 母 が 骨折 して どうしても 帰って きて くれ と 言う ので 」 はは||こっせつ|||かえって||||いう|

「 館山 に 行って き ます 」 たてやま||おこなって||

「 冷蔵 庫 に 食事 が 入れて あり ます 」 れいぞう|こ||しょくじ||いれて||

< 何 だって よかった 逃げ 出せる の なら > なん|||にげ|だせる|| < 火曜日 から 逃げ 出せる の なら > かようび||にげ|だせる|| <If you can escape from Tuesday> < 惨めな 自分 を 見 なくて 済む の なら > みじめな|じぶん||み||すむ|| < もう 戻れ ない かも しれ ない > |もどれ|||| < それ も 人生 だ と もう 一人 の 私 が > ||じんせい||||ひとり||わたくし| <If it's life, I'm another person> < うそぶいて いた > ♬~

≪( 桜 ) こんなに 何にも でき ない 人 だ と は 思って なかった さくら||なんにも|||じん||||おもって|

キャンプ で 料理 して なかった っけ ? きゃんぷ||りょうり|||

よくよく 考えたら 野菜 切って た の 私 だ し |かんがえたら|やさい|きって|||わたくし||

カレー 作って た の 私 だ し かれー|つくって|||わたくし||

お 父さん 火 おこして 焼いて る だけ だった |とうさん|ひ||やいて|||

だまされた わ

だまされた は ない でしょ

桜 さん が 勝手に 勘違い した だけ で さくら|||かってに|かんちがい|||

もっと 家事 やらせ とく ん だった |かじ||||

少し は 手伝って た よ ね ? すこし||てつだって|||

ゴミ 出し は して た ごみ|だし|||

うん ? ゴミ 出し は 家事 と は 言わ ない よ |ごみ|だし||かじ|||いわ||

風呂 掃除 も した どれ ぐらい ? ふろ|そうじ||||

月 2回 だった かな つき|かい||

( 葵 ) たま の 風呂 掃除 で ドヤ顔 されて も ね あおい|||ふろ|そうじ||ドヤ かお|||

葵 ちゃん あおい|

すいません つい ちがや さん を 思い出して ||ちが や|||おもいだして

梢 ちゃん ジイジ だ よ こずえ||||

おいで 庭 から すいません |にわ||

この 子 が 入っ ちゃって |こ||はいっ|

お 義母 さん 足 大丈夫 です か ? ≪( 桜 ) 大丈夫 大丈夫 |ぎぼ||あし|だいじょうぶ|||さくら|だいじょうぶ|だいじょうぶ

ねえ お 兄ちゃん 何も し ない の ? し ない し ない ||にいちゃん|なにも|||||||

家 に 帰ったら 「 疲れた ~ 肩 もんで ~」 って いえ||かえったら|つかれた|かた||

こっち が もんで ほしい わ よ ね

まあ 今 は まだ いい んです けど 私 来月 から 職場 復帰 する んです |いま||||ん です||わたくし|らいげつ||しょくば|ふっき||ん です

保育園 見つかった んだ ようやく ほいく えん|みつかった||

でも 仕事 して 梢 の 世話 して |しごと||こずえ||せわ|

ちがや さん の 面倒 まで 見る の は 自信 なくて ちが や|||めんどう||みる|||じしん| I'm not confident to take care of Mr. Chigaya

育て 方 が 悪くて ごめん ね ~ そういう つもり じゃ … そだて|かた||わるくて||||| I'm sorry I'm not good at raising it ~ I'm going to do that ...

私 は 専業 主婦 だった し 家事 が 趣味 みたいな ところ が あって わたくし||せんぎょう|しゅふ|||かじ||しゅみ||||

やり すぎて た の かも 私 は やらされて た よ |||||わたくし||||

みくり は 自分 から お 母さん の お 手伝い し ます って み くり||じぶん|||かあさん|||てつだい|||

そう だ っけ ? そう よ

( タイマー 終了 ) たいまー|しゅうりょう

洗濯 終わった ー せんたく|おわった|-

手伝う よ 手伝い ます てつだう||てつだい|

ダメ お 父さん の 仕事 だめ||とうさん||しごと

お 父さん が やり まーす |とうさん|||ま - す

シワ 伸びて ない しわ|のびて|

パンパン ! して ぱんぱん|

パンパン うん ぱんぱん|

平匡 さん は どう な の ? 家事 ひら きよう||||||かじ

うち は わりと 手伝って くれる かな |||てつだって||

いい な ~

< お 給料 を もらって 家事 を して いる だ なんて > |きゅうりょう|||かじ||||| < 無料 奉仕 を して いる 人達 の 前 で 言え ない > むりょう|ほうし||||じん たち||ぜん||いえ| <I can't say it in front of those who are doing free service> ( ナツキ ) また 一人 減る んです か ? うん 産休 に 入る んだ って ||ひとり|へる|ん です|||さん きゅう||はいる|| (Natsuki) Will there be one less person again? Yeah, I'm going on maternity leave

( ナツキ ) 最悪 ( 柚 ) ぶっちゃけ 迷惑 |さいあく|ゆず|ぶっちゃ け|めいわく

そういう こと 言わ ない の 土屋 さん だって 仕事 増える でしょ ||いわ|||つちや|||しごと|ふえる|

ムカつき ません か ? 悪い けど もう そんな 次元 に い ない ムカ つき|ませ ん||わるい||||じげん|||

感謝 かんしゃ

感謝 かんしゃ

私 の 分 まで 産んで くれて ありがとう わたくし||ぶん||うんで|| Thank you for giving birth to me

そういう もん す か ?

この 年 に なる と ね もう 嫉妬 なんて 通り越して る |とし||||||しっと||とおりこして|

でも 言わ れ ます よ ね |いわ|||| But you are told, right?

女 に 生まれた から に は どうのこうの おんな||うまれた||||

気 に し なきゃ いい の よ だって その分 働いて る もの き||||||||そのぶん|はたらいて||

税金 納めて る もの ぜいきん|おさめて||

だから ね あなた達 も ブーブー 言わ ない の ||あなた たち|||いわ||

今どき 産休 に 理解 の ある 会社 の が いい でしょ いまどき|さん きゅう||りかい|||かいしゃ||||

それ に ね 福利 厚生 が ある って いう こと は まだ 安泰 って こと よ |||ふくり|こうせい||||||||あんたい||| Besides, the fact that there is a welfare program is still safe.

社長 本当 の ところ どう な んです か ?➡ しゃちょう|ほんとう|||||ん です| President What is the truth? ➡

うち の 会社 大丈夫 な んです か ? これ から ||かいしゃ|だいじょうぶ||ん です||| Is our company okay? from now on

( 神原 ) 何で 沼田 さん が 知って ん の ? かみはら|なんで|ぬまた|||しって||

( 渡辺 ) すいません 僕 が 挙動 不審 だった みたい で わたなべ||ぼく||きょどう|ふしん|||

怪しま れて 後 を つけ られて あやしま||あと|||

( 竹中 ) サーバー を 全部 落とす って 脅さ れたら 逆らえ ません たけなか|||ぜんぶ|おとす||おどさ||さからえ|ませ ん (Takenaka) If you are threatened to drop all the servers, you can't go against it.

クソッ インフラ エンジニア め |いんふら|えんじにあ|

この 会社 の 命綱 は 俺 が 握って いる |かいしゃ||いのちづな||おれ||にぎって|

沼田 さん って 昔 国 の インフラ 守って た んです よ ね ? ぬまた|||むかし|くに||いんふら|まもって||ん です||

ハード な 仕事 だった はーど||しごと|

給料 は 今 の 倍 ストレス は 5倍 きゅうりょう||いま||ばい|すとれす||ばい Salary is doubled and stress is five times higher

( 竹中 ・ 渡辺 ) ああ ~ たけなか|わたなべ|

大変だった よ な あの 頃 は 今 も 大変な んじゃ ? どう な の よ たいへんだった||||ころ||いま||たいへんな||||| It was hard, isn't it still hard at that time? How is it

単に さ お 得意先 の M 社 が 買収 される かも って だけ たんに|||とくいさき|||しゃ||ばいしゅう|さ れる|||

もし そう なって うち と の 取引 が 切ら れたら ||||||とりひき||きら| If that happens and the transaction with us is cut off

うち の 売り上げ の 4割 が なくなり ます ||うりあげ||わり|||

まあ ね

軽い な 何とか なる って かるい||なんとか|| It ’s light

ヤバかったら リストラ くらい は する と 思う けど ヤバ かったら|りすとら|||||おもう|

くらい ? 今 すぐ サーバー 破壊 する ぞ この 社長 様 ! |いま|||はかい||||しゃちょう|さま

まだ 決定 した わけじゃない し みんな を 動揺 させる と まずい から |けってい||わけじゃ ない||||どうよう||||

この こと は 内密に 内密 って 言わ れて も |||ないみつに|ないみつ||いわ||

社内 で 株 やって る やつ も 多い だ ろ しゃ ない||かぶ|||||おおい||

インサイダー で あげ られ でも したら 責任 取れる ? ||||||せきにん|とれる

お 口 チャック 社長 命令 |くち|ちゃっく|しゃちょう|めいれい

何 して ん の ? パニーニ 食べ ない の ? なん|||||たべ||

沼田 さん 頼綱 ぬまた||たの つな

( 舌 を 鳴らす ) した||ならす

放っ といて くれ ない か はなっ||||

≪( 風見 ) 津崎 さん ? かざみ|つ さき|

( 携帯 着信 ) けいたい|ちゃくしん

「( 知佳 ) 隣 の 松本 さん ち の お 孫さん !」 ち か|となり||まつもと|||||まご さん

「 うち の 孫 は いつ じゃ ろ ね ~?」 ||まご|||||

< 母さん ごめんなさい > かあさん| < あなた の 息子 は 子供 を つくる どころ か > ||むすこ||こども|||| < スタート ライン に すら 立てて い ません > すたーと|らいん|||たてて||ませ ん < ハグ を して キス を する まで が やっと > |||きす||||| < 進む べき じゃなかった あそこ から > すすむ||じゃ なかった|| <From there I shouldn't have proceeded> 《 平匡 さん に 何 か あったら 》 ひら きよう|||なん||

《 私 は 平匡 さん の 味方 です 》 わたくし||ひら きよう|||みかた|

< あの まま ずっと いら れたら > <If you stay as it is> < みくり さん > み くり| < みくり さん の ように 妄想 で 気 を 紛らわせ たい けれど > み くり|||よう に|もうそう||き||まぎらわせ|| < そんな イマジネーション 僕 は 持ち合わせて い ません > ||ぼく||もちあわせて||ませ ん < 平和 だ > へいわ| < だが この 辺り に 仕事 は ない > ||あたり||しごと|| < このまま ここ で 暮らす > |||くらす < もし そう なったら > <If that happens> ♬~

そう です ね ~

もう 半年 かな 外 出て ません |はんとし||がい|でて|ませ ん

ハッピー です よ 三食 昼寝 付き で ゲーム 三昧 はっぴー|||みっしょく|ひるね|つき||げーむ|みっまい

毎日 充実 して ます まいにち|じゅうじつ||

< 仕事 だ > しごと| < 仕事 を 探さ ねば > しごと||さがさ| この 手 が あった か |て|||

野口 まゆ さん ! ( 野口 ) はッ はい のくち|||のくち|は ッ|

お 会い し たかった です ああ … |あい||||

どうも … はじめまして |はじめ まして

( 安恵 ) これ で 全部 やす けい|||ぜんぶ

( 桜 ) 蝶 ちゃん は ? ばあちゃん が 見て くれて る さくら|ちょう|||||みて||

立派 な レンコン ( 安恵 ) でしょう ? りっぱ||れんこん|やす けい|

筑前 煮 食べ たい ちくぜん|に|たべ|

筑前煮 ? もっと 簡単 な のじゃ ダメ ? ちくぜん に||かんたん|||だめ

やっ さん よッ ||よ ッ

ホント 来る と は ね 来たら 野菜 ジャム 教える って 言った ほんと|くる||||きたら|やさい|じゃむ|おしえる||いった

来ない と 思った 私 の 機動力 な め んな よ こ ない||おもった|わたくし||きどう ちから||||

うん ?

契約 結婚 の こと は 内緒 だ から ね 分かった けいやく|けっこん||||ないしょ||||わかった

人 多く ない ? ≪( 栃男 ) ちがや じん|おおく||とち おとこ|ちが や

早かった じゃない 何で みくり が いんだ よ はやかった|じゃ ない|なんで|み くり|||

いい でしょ どうも ~

あッ 何 だ っけ あ ッ|なん||

ヤンキー の やっ さん 安恵 だ から やっ さん やんきー||||やす けい||||

別に 似た ような もん じゃん べつに|にた|||じゃ ん

母さん 足 どう よ ? かあさん|あし||

兄貴 全然 変わ ん ない ね あにき|ぜんぜん|かわ|||

壁 ドン して も いい よ 次 何 か 言ったら ね かべ||||||つぎ|なん||いったら|

壁 ドン ? ときめか ない 方 かべ||||かた

こういう ね ドーン って やつ ドン ?

津崎 君 呼ぼう はッ ? つ さき|きみ|よぼう|は ッ

明日 休み だ し 平匡 さん に も 予定 が ある し あした|やすみ|||ひら きよう||||よてい|||

電車 で ピューッ て 来たら ピューッ だ よ でんしゃ||||きたら||| If you come by train, it's pew

擬音 で ごまかして も そんなに 近く ない ぎおん|||||ちかく| It's not so close even if you cheat with onomatopoeia

電話 で 聞く だけ なら タダ じゃない ≪( 栃男 ) そう しよう でんわ||きく|||ただ|じゃ ない|とち おとこ|| It's not free if you just listen on the phone ≪ (Tochio) Let's do that

電話 代 が かかる タダ じゃない でんわ|だい|||ただ|じゃ ない

そういう 意味 じゃない わ よ ダメ 絶対 |いみ|じゃ ない|||だめ|ぜったい

電話 の 乱用 禁止 ダメ ったら ダメ でんわ||らんよう|きんし|だめ||だめ

まあ そこ まで 言う なら |||いう|

旦那 と ケンカ して ん の ? だんな||けんか|||

ああ~ッ それ で 家出 ||||いえで

何 だ そっか そっか ➡ なん|||

どうせ また 小 生意気 な こと 言った んだ ろ ||しょう|なまいき|||いった||

もっと 優しく さ 疲れた 旦那 を 立て ない と |やさしく||つかれた|だんな||たて|| I have to make a more gentle and tired husband

みくり お願い み くり|お ねがい

いい加減 に いいかげん|

し なさーい ! |な さ - い

ええ~~ッ

( ちがや ) 何で 俺 が こんな こと … ちが や|なんで|おれ|||

どうして お前 は こう 育っ ちゃった んだろう ね |おまえ|||いくっ|||

えッ ? 俺 幸せ だ よ え ッ|おれ|しあわせ||

周り の 人 も 幸せ に できたら いいね まわり||じん||しあわせ|||

自分 が 幸せ じゃない と 人 を 幸せ に でき ない よ じぶん||しあわせ|じゃ ない||じん||しあわせ||||

お前 いい こと 言う ね おまえ|||いう|

父さん の 息子 です から とうさん||むすこ||

だから か うん