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コードギアス 反逆のルルーシュ 続編, コードギアス 反逆のルルーシュ 続編 (08)

コードギアス 反逆 の ルルーシュ 続編 (08)

兄さん 約束 は ?

ああ 守る から

行政 特区 日本 に 協力 する ?

だからといって おまえ の 罪 は 消え ない

スザク

わかって いる ここ は ひこう

黒 の 騎士 団 は 再び 海中 に もぐる ようです

ヴィンセント の ほう を おい ます か ?

必要 ない 今回 の C . C . 探索 は ここ で うちきる

たのむ ぞ ロロ

おまえ が 捕まったら 私 まで

行政 特区 に 入る って 何 考えて る んだろう ねえ

さあ

扇 ゼロ の 判断 が 我ら 日本 人 の ため に なら ない もの なら

藤 堂 さん

ゼロ その

ゼロ 様 !

新妻 を こんなに 待た せて

神楽 耶 さま 変わら ぬ 元気な お 姿 安心 し ました

ゼロ 様 こそ あいかわらず 人 を 驚かせて ください ます わ ね

特区 日本 に 参加 する だ なんて

そ そうだ あれ は どういう こと な んだ ?

だ ~ から 誘い に のった ふり して ブリタニア を つぶす んだ よ

戦って 戦って それ で どう する ?

待てよ ! 仲よく しろ って んじゃ ねえ よ な ?!

それとも ある の か

戦わ ず に すむ 方法 が

ブリタニア の 中 から 変える つもり か ?

我ら は 独立 の ため に

藤 堂 日本 人 と は なんだ ?

イレヴン の みなさん こちら は ブリタニア 政府 広報 です

どう する ? 特区 日本

あなた は そう やって すぐ 弱気に なる の ね

また 虐殺 皇女 か

でも ゼロ が 参加 しろ って

強制 労働 が

せっかく イレヴン から 名誉 ブリタニア 人 に なれた のに

は あ 日本 人 に なんか 戻れる か

仕事 が ない 連中 しか いか ない って

行政 特区 日本 へ の 参加 者 は いまだ あらわれて い ない ようです

ゼロ から の 連絡 も 途絶えた まま で

黒 の 騎士 団 内 の 意見 調整 に 手間取って いる ので は ない か

と いう の が 政 調 関係 者 の 見方 です が

今度 は こちら の 原稿 どおり に お 願い いたし ます

わたし は 総督 と して

総督 は 王様 で は ございませ ん

あくまで 皇帝 陛下 の 代理 と して 各 エリア を おさめる もの

今回 の 特区 日本 に 関して は 善処 いたし ます が

今後 は すべて 事前 に ご 相談 ください

休学 ?

ちょっと 忙しく なり そうで

特区 日本 か あ

へえ ~ ガーデン 計画 どう す ん の よ ~

すいません 一 段落 したら 戻って き ます から

ねえ スザク 君 カレン の こと な んだ けど

なんとか 助けて あげ られ ない の か な ?

ほら 司法 取引 って ある じゃ ん

そう いう ので さ

世界 平和 って の も わかる けど 家族 や 友達 だって 大事だ ろ

総督 と か に 相談 でき ない の か な

この 前 の 電話 みたいに 俺 が

え えっ ? ルル 話した こと ある の ?

幼女 皇女 と ?!

ああ いや 歓迎 会 の 夜 に さ

なんか 別人 に まちがわ れちゃ って

話 は うやむやに

じゃあ ダメじゃ ん

ルルーシュ 君 は 本当に 記憶 を 失って いる の か

それとも もし 記憶 が 戻って いる なら

答えて ほしい

君 は なぜ ユフィ を 殺した ?

君 なら 他の 方法 だって

奸賊 ! 枢木 スザク ! 覚悟

生きろ !

枢木 卿 ! お 怪我 は ?!

心 の 底 で 死 と いう 罰 を 求めて いた 僕 に

生きろ と ギアス を かけた

そんな 君 が

はい そうなる と 思い まして

すでに 篠 崎咲 世 子 を むかわ せ ました

そう か よく やって くれた ディートハルト

やはり おまえ は 優秀だ よ

卓越 して いる 冠 絶する 人材 だ

ありがとう ございます 光栄です

以降 の 段取り は 例の とおり で よろしい のでしょう か

そう だ な 戦術 目標 は かわった が

戦略 目的 は 同じだ よろしく たのむ

約束 忘れて ない よ ね ?

ああ 俺 は この 学園 を おまえ の いる べき ところ を

俺 たち の 日常 を 守る

しかし ブリタニア に よる まやかし の 支配 は 否定 する

守る もの が ある から 僕 は 兄さん を 助ける

兄さん の こと が ばれれば この 学園 は なく なる しね

ああ それ に V . V .

裏切り者 と して 僕 も 終わる

その とき は 俺 も おわり だ

同じ 運命 だ ね 僕たち

申し訳 あり ませ ん 部活 が 長引き まして

なんで しょうか ゼロ

いやだ な 先生

それ じゃ バレ て しまい ます よ

っ なんだ ? ルルーシュ

扇 に 会い たい です か ?

スイス にて アルファベット 現象 を 確認

カウント ダウン 20 19

ただいま ニーナ

あっ カノン さん !

や あ 久しぶり

シュナイゼル 殿下 まで

いつ EU から お 戻り に ?

つい さっき よ フランス と の 講和 が 成った から ね

でしたら そのまま 攻め込めば

勝ち すぎる と そのさき に は 敗北 が 待って いる から

人 は 誰 でも 希望 を 探して いる んだ

勝つ と いう こと は それ を 踏みにじって しまう

敵 も 味方 も 同じな んだ よ

みんな 何 か を 求めて いる はず から

はっ う っ 何 っ ?

おまえ スザク の

気 に 入った みたいだ ね アーニャ の こと

日本 の 服 ?

ああ トレーニング の とき は いつも これ なんだ

懐かしい ? 日本 の こと

どう かな いい 思い出 も あった けど

枢木 卿 こちら でした か

なに か ?

必要な サイン が あり まして

枢木 卿 を 襲った 例 の イレヴン の 死刑 執行 命令 です

ラウンズ 以上 の 方 の 承認 を もって 刑 は 執行 さ れ ます

実験 は 継続 中 です

殿下 に 差しのべて いただいた 手 を 無駄に は し ませ ん

あの とき あの ブラックリベリオン の とき

どうして ?

セシル くん !

はい

やめて ロイド 先生 !

ニーナ !

ミレイ ちゃん まで !

私 に ゼロ を 殺さ せて !

ユーフェミア 様 の 敵 を !

最初の 試作 品 から 失敗 だらけ です が

でも もう しばらく お 待ち いただければ

君 は ユフィ の ため に 行動 を おこした

彼女 は 不幸な 形 で 歴史 に その 名 を 残した が

私 は 信じ たい

コーネリア や ナナリー

カノン や スザク くん たち も 同じだ

そして 君 も ユフィ を 信じて くれて いる

そんな 君 だ から 私 は 信じる

ありがとう ございます

あの 枢木 卿 ?

私 も ラウンズ

はい 問題 あり ませ ん で は

スザク あなた って マゾ ?

は ?

恨ま れて いる の を 知っていて エリア 11 を 志願 した

ナンバーズ の 英雄 日本 を 裏切った 男 ゼロ の 敵

ここ は 被告 席

妬み と 憎しみ が あなた を 殺す

誰 か に 理解 さ れ たい と か

そういう の は もう いい んだ

昔 わかって くれた 人 が いた から

それ に 僕 は もともと 罪人 だ し

おい ふた り と も

お まちかね の 連絡 が くる らしい

ゼロ から だ

あの 私 ここ に いて いい んでしょう か

ゼロ を 見 た がって た でしょ ?

ですが

すみません 他 は すべて 特区 の 準備 など で 使って いて

そう ね 公 け に する 話し で も ない し

だ と して も その 服装 は どう な んです か

は はい ! 気 を つけ ます

つながる みたい

ほう ~ ナイトオブラウンズ が 3 人 も

しかし 総督 の 姿 が ない ようだ が ?

これ は 事務 レベル の 話 だ

あの さ ~ きき たい んだ けど

君 と 前 の ゼロ は おんなじ ? それとも

ゼロ の 真贋 は 中身 で は なく

その 行動 に よって は かられる

あ はっ 哲学 だ ね

黒 の 騎士 団 の 意見 は まとまった の か ?

特区 日本 に 参加 する と いった からに は

こちら に は 100万 人 を 動員 する 用意 が ある

100万!?

本当な んだ な ?

ただし 条件 が ある

私 を 見逃して ほしい

とはいえ 君 たち に も 事情 は ある だろう

ゼロ を 国 外 追放 処分 に する と いう の は どう だろう か ?

黒 の 騎士 団 は ?!

捨てる 気 だ ろ

自分 の 命 だけ 守って

こんな 話 が ばれたら 組織 内 で リンチ だ よ

だから 殺さ れ ない ため に 内密に 話して いる

つま ん ない

エリア 特法 12 条 第 8 項

そちら を 適用 すれば 総督 の 権限 内 で

国 外 追放 処分 は 執行 可能です

ミス ローマイヤゼロ を 見逃せ と いう のです か ?!

法的 解釈 を 述べた だけ です

どう だろう ? 式典 で 発表 して も いい

君 たち に とって も

たしかに 悪く ない

トップ が 逃げた と なれば

イレヴン の テロリスト ども が 空中 分解 だろう な

しかし ! 犯罪 者 を !

事務 方 と も 協議 した 結果

ゼロ は 国 外 追放 処分 が 妥当 と いう 話 に なり ました

そう です ね 私 の 一存 で

すべて の 罪 を 許す こと は でき ませ ん もの ね

はい お 願い し ます

ちゃんと 書けて い ます か ユフィ ねえ さま の 名前

うん

ユフィ 僕等 は 君 の 遺志 を 継ぐ よ

平和で やさしい 世界 を 君 に

あの なに か ?

いや 僕ら の 他 に も ユフィ の 死 を 悼んで くれる 人 が いる みたいだ

そう です か 私 たち 以外 に も

よかった

もう いい の ?

ああ 区切り は すませた

ここ に 未練 は ない

こちら は シズオカ ゲットー

行政 特区 日本 予定 地 です

まもなく 始まる 式典 に たちあおう と

すでに 大勢 の イレヴン が 集まって い ます

100万 人 を 超えて いる ため

身元 確認 など は 式典 後 と なり ます が

同時に この 動員 数 は イレヴン に とって ゼロ の 言葉 が いまだ 重い こと を 感じ させ ます

しかし その ゼロ は イレヴン を 裏切ろう と して いる んだ

暴動 が おき ませ ん か ?

その とき は 粛清 の 大義 名分 が たつ ん だって さ

あ ただし こちら から は 先 に 手 を 出す な よ

イエス マイ ロード

あっ まさか 千草 か

扇 要 本当に きて いる の か ?

すまなかった わざわざ 迎え に

いえ それ より

私 は あくまで 代行

新しい 総 領事 が きまれば 戻る しか ない

それ に これ は 好機 で も ある

しかし 黒 の 騎士 団 は

昨日 の 申請 は 将来 へ の 布石 だ

あれ を

シンクー 様 やはり

気 に する な

もう 少し だけ もてば いい

日本 人 の 皆さん 行政 特区 日本 へ ようこそ

たくさん 集まって くださって 私 は 今 とても うれしい です

新しい 歴史 の ため に

どうか 力 を 貸して ください

ギルフォード 卿 その お 身体 で は

ユーフェミア 様 の 悲願 だった 特区 日本 だ

しかし ゼロ は まだ 姿 を みせて おら ず

保身 に たけた 男 安全 が 保証 さ れれば あらわれる

それでは 式典 に 入る 前 に

私 たち が ゼロ と かわした 確認 事項 を 伝え ます

帝国 臣民 と して 行政 特区 日本 に 参加 する もの は

曲 赦 と して 罪 一 等 を 減じ

3 級 以上 の 犯罪 者 は 執行 猶予 扱い と する

しかしながら カラレス 前 総督 の 殺害 など

指導 者 の 責任 は 許し 難い

エリア 特法 第 12 条 8 項 に 従い

ゼロ だけ は 国 外 追放 処分 と する

は あ ?

ゼロ だけ ?

それ って ひと り だけ 逃げ出す って 意味 ?

ありがとう ! ブリタニア の 諸君

寛大なる ご 処置 痛み 入る

きて くれた のです ね

さあ どう なる ?

暴動 なら 不穏 分子 を 片付ける 機会 と

ミス ローマイヤ は 言って いた が

姿 を あらわせ ゼロ !

自分 が 安全に 君 を 国 外 に 追放 して やる !

人 の 手 は かり ない

それ より 枢木 スザク 君 に きき たい こと が ある

日本 人 と は 民族 と は なんだ ?

何 っ ?

言語 か ? 土地 か ? 血 の つながり か ?

違う ! それ は

心 だ !

私 も そう 思う

自覚 規範 矜持

つまり 文化 の 根底 たる 心 さえ あれば

住む 場所 が 異なろう と も それ は 日本 人 な のだ

それ と おまえ だけ が 逃げる こと に なんの 関係 が ?

ゼロ

やはり そう なり ました か

何 が おこった のです ?

総督

仕方ない

全軍 鎮圧 準備 に 入れ

イエス マイ ロード

待て ! 相手 は 手 を 出して い ない

たしかに ゼロ の 作戦 かも な

でも こう なったら ゼロ が 直接で てこ ない と

おや 会場 内 に 最初 から いた のです か

ゼロ が !

たいへんな こと に なり ました !

ゼロ です ! たしかに ゼロ が あらわれ ました !

しかし !

この 手 が あった か

圧倒 的な 戦力 差 を 逆手 に とって 100万 人 を !

すべて の ゼロ よ !

ナナリー 新 総督 の ご 命令 だ

速やかに 国 外 追放 処分 を 受け入れよ

何 ?!

どこ であろう と 心 さえ あれば 我ら は 日本 人 だ !

さあ 新 天地 を めざせ !

ゼロ のみ な さ ~ ん ! 新 天地 に 行き ましょう !

みんな で 国 外 追放 さ れよう ぜ !

俺 たち は ゼロ な んだ から よ

そう だ ! 俺 たち は ゼロ だ !

国 外 追放 だ ! 行こう ! ゼロ !

あ は ~ 合法 的に 逃げる つもりだ ね ~

暴動 も やむなし と の 策 が 裏目 に

うろたえて は いけ ませ ん !

100万 人 を 移動 さ せる 手段 なんて

港湾 管理 室 より 報告 が

港湾 ? まさか

中華 連邦 が 申請 して いた 海 氷 船 ?

申請 者 は 式典 開始 前 に こちら を 離れた ため

確認 に 時間 が

そんな

あれ に 乗る の ?

でも 氷 だ よ ?

とけちゃ うんじゃ ない の ?

だい じょ ~ ぶよ ~

あの 海 氷 船 は ね

特製 の 断熱 ポリマー と 超 ベルチェフィルム で

ばっ ちり 氷 を ガード して いる から

ひとまず ゼロ だ ! 本物 の ゼロ を 探せ !

しかし 本物 と いわ れて も

これ って

どう なる んです か ?

さあ ゼロ は 偶像 じゃ なくて 象徴

う うん 自分 自身 を 記号 に しちゃ った って こと だ から

仮面 を はずせ ! イレヴン ども !

けっ ! ブリキ 女 が !

撃つ な !

われわれ は 戦い に きたん じゃ ない んだ

まさか 扇 ?

あ いえ 俺 は ゼロ です

何 が おこって いる のです か ?

確認 中 です が ミス ローマイヤ が 残って い ます

まかせろ と いわ れる のです か ?

大丈夫

スザク も いる から

枢木 卿

100万 人 も の 労働 力 どうせ なくす なら みせしめ と して

待って ください !

ゼロ ! みんな に 仮面 を はずす ように 命令 しろ !

このまま だ と また 大勢 死ぬ !

スザク 君 正体 を 誰 も 知ら ない 以上

そこ に 意味 は ない よ

枢木 スザク !

これ は 反乱 だろう ! 攻撃 命令 を !

違う ! これ は 戦う 以外 の 方法 と して

どう する んだ ? スザク

責任 者 は おまえ だ

ゼロ を 見逃す と いう こと は

許せ と いう の か ?

おまえ ごと 100万 人 を

黒 の 騎士 団 が い なく なれば エリア 11 は 平和に なる

ナナリー の 手 を 汚す こと も なくなる

しかし これ は 卑怯 な だまし うち だ

命令 しろ ゼロ を 見逃せ と

命令 する んだ ゼロ を 撃て と 撃て と

死に なさい ゼロ

そう です ね 私 の 一存 で 罪 を

そう だ よ な

ユフィ も ナナリー も 許す つもりだった

相手 は ゼロ です !

ゼロ は 国 外 追放

約束 を 違えれば

他の 国民 も われわれ を 信じ なくなり ます

国民 ? イレヴン の こと か ?

あなた が ナンバーズ 出身 だ から と いって

ナンバー は 関係 あり ませ ん !

それ に 国策 に 賛同 せ ぬ もの を 残して どう する のです ?

この 100万 人 は ブリタニア を 侮 蔑 した のです よ

そのような 不穏 分子 だ から 追放 す べきで は ない のです か

しかし

約束 しろ ! ゼロ !

彼ら を 救って みせる と !

無論 だ

枢木 スザク 君 こそ 救える の か ?

エリア 11 に 残る 日本 人 を

その ため に 自分 は 軍人 に なった

分かった 信じよう その 約束 を

聞こえた か ? すべて の ゼロ よ

枢木 卿 が 宣言 して くれた

不穏 分子 は 追放 だ と な

これ で 我ら を 阻む もの は なく なった

いざ 進め ! 自由 の 地 へ !

急ごう ぜ 今 の うち だ

さ さようなら ブリタニア の 人

ええ い ! これ だけ の 不穏 分子 を 前 に !

シンクー 様 エリア 11 の 件 うまく いった ようです

そう か 我ら が 舞台 に あがる 気 かな ? ゼロ は

スザク 君 が 助けた この 100万 人

誰 も 感謝 は して くれ ない よ ね

わかって いる はずです それ くらい

これ は 僕 が 発砲 命令 を 出さ ない と 信じて こそ の 作戦 だ

ゼロ は 僕 の こと を よく 知っている

最悪の 敵 だ から こそ 俺 に は よく わかる

そして これ は ナナリー の こと を 理解 して いる から こそ できた 判断 で も ある

だから 今 は 感謝 しよう 枢木 スザク

そして 忘れる な あの 約束 を


コードギアス 反逆 の ルルーシュ 続編 (08) |はんぎゃく|||ぞくへん

兄さん 約束 は ? にいさん|やくそく|

ああ 守る から |まもる|

行政 特区 日本 に 協力 する ? ぎょうせい|とくく|にっぽん||きょうりょく|

だからといって おまえ の 罪 は 消え ない |||ざい||きえ|

スザク

わかって いる ここ は ひこう

黒 の 騎士 団 は 再び 海中 に もぐる ようです くろ||きし|だん||ふたたび|かいちゅう|||

ヴィンセント の ほう を おい ます か ?

必要 ない 今回 の C . C . 探索 は ここ で うちきる ひつよう||こんかい||c|c|たんさく||||

たのむ ぞ ロロ

おまえ が 捕まったら 私 まで ||つかまったら|わたくし|

行政 特区 に 入る って 何 考えて る んだろう ねえ ぎょうせい|とくく||はいる||なん|かんがえて|||

さあ

扇 ゼロ の 判断 が 我ら 日本 人 の ため に なら ない もの なら おうぎ|||はんだん||われら|にっぽん|じん|||||||

藤 堂 さん ふじ|どう|

ゼロ その

ゼロ 様 ! |さま

新妻 を こんなに 待た せて にいずま|||また|

神楽 耶 さま 変わら ぬ 元気な お 姿 安心 し ました かぐら|や||かわら||げんきな||すがた|あんしん||

ゼロ 様 こそ あいかわらず 人 を 驚かせて ください ます わ ね |さま|||じん||おどろかせて||||

特区 日本 に 参加 する だ なんて とくく|にっぽん||さんか|||

そ そうだ あれ は どういう こと な んだ ? |そう だ||||||

だ ~ から 誘い に のった ふり して ブリタニア を つぶす んだ よ ||さそい|||||||||

戦って 戦って それ で どう する ? たたかって|たたかって||||

待てよ ! 仲よく しろ って んじゃ ねえ よ な ?! まてよ|なかよく||||||

それとも ある の か

戦わ ず に すむ 方法 が たたかわ||||ほうほう|

ブリタニア の 中 から 変える つもり か ? ||なか||かえる||

我ら は 独立 の ため に われら||どくりつ|||

藤 堂 日本 人 と は なんだ ? ふじ|どう|にっぽん|じん|||

イレヴン の みなさん こちら は ブリタニア 政府 広報 です ||||||せいふ|こうほう|

どう する ? 特区 日本 ||とくく|にっぽん

あなた は そう やって すぐ 弱気に なる の ね |||||よわきに|||

また 虐殺 皇女 か |ぎゃくさつ|おうじょ|

でも ゼロ が 参加 しろ って |||さんか||

強制 労働 が きょうせい|ろうどう|

せっかく イレヴン から 名誉 ブリタニア 人 に なれた のに |||めいよ||じん|||

は あ 日本 人 に なんか 戻れる か ||にっぽん|じん|||もどれる|

仕事 が ない 連中 しか いか ない って しごと|||れんちゅう||||

行政 特区 日本 へ の 参加 者 は いまだ あらわれて い ない ようです ぎょうせい|とくく|にっぽん|||さんか|もの||||||

ゼロ から の 連絡 も 途絶えた まま で |||れんらく||とだえた||

黒 の 騎士 団 内 の 意見 調整 に 手間取って いる ので は ない か くろ||きし|だん|うち||いけん|ちょうせい||てまどって|||||

と いう の が 政 調 関係 者 の 見方 です が ||||まつりごと|ちょう|かんけい|もの||みかた||

今度 は こちら の 原稿 どおり に お 願い いたし ます こんど||||げんこう||||ねがい||

わたし は 総督 と して ||そうとく||

総督 は 王様 で は ございませ ん そうとく||おうさま||||

あくまで 皇帝 陛下 の 代理 と して 各 エリア を おさめる もの |こうてい|へいか||だいり|||かく|えりあ|||

今回 の 特区 日本 に 関して は 善処 いたし ます が こんかい||とくく|にっぽん||かんして||ぜんしょ|||

今後 は すべて 事前 に ご 相談 ください こんご|||じぜん|||そうだん|

休学 ? きゅうがく

ちょっと 忙しく なり そうで |いそがしく||そう で

特区 日本 か あ とくく|にっぽん||

へえ ~ ガーデン 計画 どう す ん の よ ~ ||けいかく|||||

すいません 一 段落 したら 戻って き ます から |ひと|だんらく||もどって|||

ねえ スザク 君 カレン の こと な んだ けど ||きみ||||||

なんとか 助けて あげ られ ない の か な ? |たすけて||||||

ほら 司法 取引 って ある じゃ ん |しほう|とりひき||||

そう いう ので さ

世界 平和 って の も わかる けど 家族 や 友達 だって 大事だ ろ せかい|へいわ||||||かぞく||ともだち||だいじだ|

総督 と か に 相談 でき ない の か な そうとく||||そうだん|||||

この 前 の 電話 みたいに 俺 が |ぜん||でんわ||おれ|

え えっ ? ルル 話した こと ある の ? |||はなした|||

幼女 皇女 と ?! ようじょ|おうじょ|

ああ いや 歓迎 会 の 夜 に さ ||かんげい|かい||よ||

なんか 別人 に まちがわ れちゃ って |べつじん||||

話 は うやむやに はなし||

じゃあ ダメじゃ ん |だめじゃ|

ルルーシュ 君 は 本当に 記憶 を 失って いる の か |きみ||ほんとうに|きおく||うしなって|||

それとも もし 記憶 が 戻って いる なら ||きおく||もどって||

答えて ほしい こたえて|

君 は なぜ ユフィ を 殺した ? きみ|||||ころした

君 なら 他の 方法 だって きみ||たの|ほうほう|

奸賊 ! 枢木 スザク ! 覚悟 かんぞく|すうき||かくご

生きろ ! いきろ

枢木 卿 ! お 怪我 は ?! すうき|きょう||けが|

心 の 底 で 死 と いう 罰 を 求めて いた 僕 に こころ||そこ||し|||ばち||もとめて||ぼく|

生きろ と ギアス を かけた いきろ||||

そんな 君 が |きみ|

はい そうなる と 思い まして |そう なる||おもい|

すでに 篠 崎咲 世 子 を むかわ せ ました |しの|さきさき|よ|こ||||

そう か よく やって くれた ディートハルト

やはり おまえ は 優秀だ よ |||ゆうしゅうだ|

卓越 して いる 冠 絶する 人材 だ たくえつ|||かん|ぜっする|じんざい|

ありがとう ございます 光栄です ||こうえいです

以降 の 段取り は 例の とおり で よろしい のでしょう か いこう||だんどり||れいの|||||

そう だ な 戦術 目標 は かわった が |||せんじゅつ|もくひょう|||

戦略 目的 は 同じだ よろしく たのむ せんりゃく|もくてき||おなじだ||

約束 忘れて ない よ ね ? やくそく|わすれて|||

ああ 俺 は この 学園 を おまえ の いる べき ところ を |おれ|||がくえん|||||||

俺 たち の 日常 を 守る おれ|||にちじょう||まもる

しかし ブリタニア に よる まやかし の 支配 は 否定 する ||||||しはい||ひてい|

守る もの が ある から 僕 は 兄さん を 助ける まもる|||||ぼく||にいさん||たすける

兄さん の こと が ばれれば この 学園 は なく なる しね にいさん||||||がくえん||||

ああ それ に V . V . |||v|v

裏切り者 と して 僕 も 終わる うらぎりもの|||ぼく||おわる

その とき は 俺 も おわり だ |||おれ|||

同じ 運命 だ ね 僕たち おなじ|うんめい|||ぼくたち

申し訳 あり ませ ん 部活 が 長引き まして もうしわけ||||ぶかつ||ながびき|

なんで しょうか ゼロ

いやだ な 先生 ||せんせい

それ じゃ バレ て しまい ます よ

っ なんだ ? ルルーシュ

扇 に 会い たい です か ? おうぎ||あい|||

スイス にて アルファベット 現象 を 確認 すいす||あるふぁべっと|げんしょう||かくにん

カウント ダウン 20 19 かうんと|だうん

ただいま ニーナ

あっ カノン さん !

や あ 久しぶり ||ひさしぶり

シュナイゼル 殿下 まで |でんか|

いつ EU から お 戻り に ? |eu|||もどり|

つい さっき よ フランス と の 講和 が 成った から ね |||ふらんす|||こうわ||なった||

でしたら そのまま 攻め込めば ||せめこめば

勝ち すぎる と そのさき に は 敗北 が 待って いる から かち||||||はいぼく||まって||

人 は 誰 でも 希望 を 探して いる んだ じん||だれ||きぼう||さがして||

勝つ と いう こと は それ を 踏みにじって しまう かつ|||||||ふみにじって|

敵 も 味方 も 同じな んだ よ てき||みかた||おなじな||

みんな 何 か を 求めて いる はず から |なん|||もとめて|||

はっ う っ 何 っ ? |||なん|

おまえ スザク の

気 に 入った みたいだ ね アーニャ の こと き||はいった|||||

日本 の 服 ? にっぽん||ふく

ああ トレーニング の とき は いつも これ なんだ |とれーにんぐ||||||

懐かしい ? 日本 の こと なつかしい|にっぽん||

どう かな いい 思い出 も あった けど |||おもいで|||

枢木 卿 こちら でした か すうき|きょう|||

なに か ?

必要な サイン が あり まして ひつような|さいん|||

枢木 卿 を 襲った 例 の イレヴン の 死刑 執行 命令 です すうき|きょう||おそった|れい||||しけい|しっこう|めいれい|

ラウンズ 以上 の 方 の 承認 を もって 刑 は 執行 さ れ ます |いじょう||かた||しょうにん|||けい||しっこう|||

実験 は 継続 中 です じっけん||けいぞく|なか|

殿下 に 差しのべて いただいた 手 を 無駄に は し ませ ん でんか||さしのべて||て||むだに||||

あの とき あの ブラックリベリオン の とき

どうして ?

セシル くん !

はい

やめて ロイド 先生 ! ||せんせい

ニーナ !

ミレイ ちゃん まで !

私 に ゼロ を 殺さ せて ! わたくし||||ころさ|

ユーフェミア 様 の 敵 を ! |さま||てき|

最初の 試作 品 から 失敗 だらけ です が さいしょの|しさく|しな||しっぱい|||

でも もう しばらく お 待ち いただければ ||||まち|

君 は ユフィ の ため に 行動 を おこした きみ||||||こうどう||

彼女 は 不幸な 形 で 歴史 に その 名 を 残した が かのじょ||ふこうな|かた||れきし|||な||のこした|

私 は 信じ たい わたくし||しんじ|

コーネリア や ナナリー

カノン や スザク くん たち も 同じだ ||||||おなじだ

そして 君 も ユフィ を 信じて くれて いる |きみ||||しんじて||

そんな 君 だ から 私 は 信じる |きみ|||わたくし||しんじる

ありがとう ございます

あの 枢木 卿 ? |すうき|きょう

私 も ラウンズ わたくし||

はい 問題 あり ませ ん で は |もんだい|||||

スザク あなた って マゾ ?

は ?

恨ま れて いる の を 知っていて エリア 11 を 志願 した うらま|||||しっていて|えりあ||しがん|

ナンバーズ の 英雄 日本 を 裏切った 男 ゼロ の 敵 ||えいゆう|にっぽん||うらぎった|おとこ|||てき

ここ は 被告 席 ||ひこく|せき

妬み と 憎しみ が あなた を 殺す ねたみ||にくしみ||||ころす

誰 か に 理解 さ れ たい と か だれ|||りかい|||||

そういう の は もう いい んだ

昔 わかって くれた 人 が いた から むかし|||じん|||

それ に 僕 は もともと 罪人 だ し ||ぼく|||ざいにん||

おい ふた り と も

お まちかね の 連絡 が くる らしい |||れんらく|||

ゼロ から だ

あの 私 ここ に いて いい んでしょう か |わたくし||||||

ゼロ を 見 た がって た でしょ ? ||み||||

ですが

すみません 他 は すべて 特区 の 準備 など で 使って いて |た|||とくく||じゅんび|||つかって|

そう ね 公 け に する 話し で も ない し ||おおやけ||||はなし||||

だ と して も その 服装 は どう な んです か |||||ふくそう|||||

は はい ! 気 を つけ ます ||き|||

つながる みたい

ほう ~ ナイトオブラウンズ が 3 人 も |||じん|

しかし 総督 の 姿 が ない ようだ が ? |そうとく||すがた||||

これ は 事務 レベル の 話 だ ||じむ|れべる||はなし|

あの さ ~ きき たい んだ けど

君 と 前 の ゼロ は おんなじ ? それとも きみ||ぜん|||||

ゼロ の 真贋 は 中身 で は なく ||しんがん||なかみ|||

その 行動 に よって は かられる |こうどう||||

あ はっ 哲学 だ ね ||てつがく||

黒 の 騎士 団 の 意見 は まとまった の か ? くろ||きし|だん||いけん||||

特区 日本 に 参加 する と いった からに は とくく|にっぽん||さんか|||||

こちら に は 100万 人 を 動員 する 用意 が ある |||よろず|じん||どういん||ようい||

100万!? よろず

本当な んだ な ? ほんとうな||

ただし 条件 が ある |じょうけん||

私 を 見逃して ほしい わたくし||みのがして|

とはいえ 君 たち に も 事情 は ある だろう |きみ||||じじょう|||

ゼロ を 国 外 追放 処分 に する と いう の は どう だろう か ? ||くに|がい|ついほう|しょぶん|||||||||

黒 の 騎士 団 は ?! くろ||きし|だん|

捨てる 気 だ ろ すてる|き||

自分 の 命 だけ 守って じぶん||いのち||まもって

こんな 話 が ばれたら 組織 内 で リンチ だ よ |はなし|||そしき|うち||りんち||

だから 殺さ れ ない ため に 内密に 話して いる |ころさ|||||ないみつに|はなして|

つま ん ない

エリア 特法 12 条 第 8 項 えりあ|とくほう|じょう|だい|うなじ

そちら を 適用 すれば 総督 の 権限 内 で ||てきよう||そうとく||けんげん|うち|

国 外 追放 処分 は 執行 可能です くに|がい|ついほう|しょぶん||しっこう|かのうです

ミス ローマイヤゼロ を 見逃せ と いう のです か ?! みす|||みのがせ||||

法的 解釈 を 述べた だけ です ほうてき|かいしゃく||のべた||

どう だろう ? 式典 で 発表 して も いい ||しきてん||はっぴょう|||

君 たち に とって も きみ||||

たしかに 悪く ない |わるく|

トップ が 逃げた と なれば とっぷ||にげた||

イレヴン の テロリスト ども が 空中 分解 だろう な ||てろりすと|||くうちゅう|ぶんかい||

しかし ! 犯罪 者 を ! |はんざい|もの|

事務 方 と も 協議 した 結果 じむ|かた|||きょうぎ||けっか

ゼロ は 国 外 追放 処分 が 妥当 と いう 話 に なり ました ||くに|がい|ついほう|しょぶん||だとう|||はなし|||

そう です ね 私 の 一存 で |||わたくし||いちぞん|

すべて の 罪 を 許す こと は でき ませ ん もの ね ||ざい||ゆるす|||||||

はい お 願い し ます ||ねがい||

ちゃんと 書けて い ます か ユフィ ねえ さま の 名前 |かけて||||||||なまえ

うん

ユフィ 僕等 は 君 の 遺志 を 継ぐ よ |ぼくら||きみ||いし||つぐ|

平和で やさしい 世界 を 君 に へいわで||せかい||きみ|

あの なに か ?

いや 僕ら の 他 に も ユフィ の 死 を 悼んで くれる 人 が いる みたいだ |ぼくら||た|||||し||いたんで||じん|||

そう です か 私 たち 以外 に も |||わたくし||いがい||

よかった

もう いい の ?

ああ 区切り は すませた |くぎり||

ここ に 未練 は ない ||みれん||

こちら は シズオカ   ゲットー

行政 特区 日本 予定 地 です ぎょうせい|とくく|にっぽん|よてい|ち|

まもなく 始まる 式典 に たちあおう と |はじまる|しきてん|||

すでに 大勢 の イレヴン が 集まって い ます |おおぜい||||あつまって||

100万 人 を 超えて いる ため よろず|じん||こえて||

身元 確認 など は 式典 後 と なり ます が みもと|かくにん|||しきてん|あと||||

同時に この 動員 数 は イレヴン に とって ゼロ の 言葉 が いまだ 重い こと を 感じ させ ます どうじに||どういん|すう|||||||ことば|||おもい|||かんじ|さ せ|

しかし その ゼロ は イレヴン を 裏切ろう と して いる んだ ||||||うらぎろう||||

暴動 が おき ませ ん か ? ぼうどう|||||

その とき は 粛清 の 大義 名分 が たつ ん だって さ |||しゅくせい||たいぎ|めいぶん|||||

あ ただし こちら から は 先 に 手 を 出す な よ |||||さき||て||だす||

イエス   マイ   ロード いえす|まい|

あっ まさか 千草 か ||ちぐさ|

扇 要 本当に きて いる の か ? おうぎ|かなめ|ほんとうに||||

すまなかった わざわざ 迎え に ||むかえ|

いえ それ より

私 は あくまで 代行 わたくし|||だいこう

新しい 総 領事 が きまれば 戻る しか ない あたらしい|そう|りょうじ|||もどる||

それ に これ は 好機 で も ある ||||こうき|||

しかし 黒 の 騎士 団 は |くろ||きし|だん|

昨日 の 申請 は 将来 へ の 布石 だ きのう||しんせい||しょうらい|||ふせき|

あれ を

シンクー 様 やはり |さま|

気 に する な き|||

もう 少し だけ もてば いい |すこし|||

日本 人 の 皆さん 行政 特区 日本 へ ようこそ にっぽん|じん||みなさん|ぎょうせい|とくく|にっぽん||

たくさん 集まって くださって 私 は 今 とても うれしい です |あつまって||わたくし||いま|||

新しい 歴史 の ため に あたらしい|れきし|||

どうか 力 を 貸して ください |ちから||かして|

ギルフォード 卿 その お 身体 で は |きょう|||からだ||

ユーフェミア 様 の 悲願 だった 特区 日本 だ |さま||ひがん||とくく|にっぽん|

しかし ゼロ は まだ 姿 を みせて おら ず ||||すがた||||

保身 に たけた 男 安全 が 保証 さ れれば あらわれる ほしん|||おとこ|あんぜん||ほしょう|||

それでは 式典 に 入る 前 に |しきてん||はいる|ぜん|

私 たち が ゼロ と かわした 確認 事項 を 伝え ます わたくし||||||かくにん|じこう||つたえ|

帝国 臣民 と して 行政 特区 日本 に 参加 する もの は ていこく|しんみん|||ぎょうせい|とくく|にっぽん||さんか|||

曲 赦 と して 罪 一 等 を 減じ きょく|しゃ|||ざい|ひと|とう||げんじ

3 級 以上 の 犯罪 者 は 執行 猶予 扱い と する きゅう|いじょう||はんざい|もの||しっこう|ゆうよ|あつかい||

しかしながら カラレス 前 総督 の 殺害 など ||ぜん|そうとく||さつがい|

指導 者 の 責任 は 許し 難い しどう|もの||せきにん||ゆるし|かたい

エリア 特法 第 12 条 8 項 に 従い えりあ|とくほう|だい|じょう|うなじ||したがい

ゼロ だけ は 国 外 追放 処分 と する |||くに|がい|ついほう|しょぶん||

は あ ?

ゼロ だけ ?

それ って ひと り だけ 逃げ出す って 意味 ? |||||にげだす||いみ

ありがとう ! ブリタニア の 諸君 |||しょくん

寛大なる ご 処置 痛み 入る かんだいなる||しょち|いたみ|はいる

きて くれた のです ね

さあ どう なる ?

暴動 なら 不穏 分子 を 片付ける 機会 と ぼうどう||ふおん|ぶんし||かたづける|きかい|

ミス ローマイヤ は 言って いた が みす|||いって||

姿 を あらわせ ゼロ ! すがた|||

自分 が 安全に 君 を 国 外 に 追放 して やる ! じぶん||あんぜんに|きみ||くに|がい||ついほう||

人 の 手 は かり ない じん||て|||

それ より   枢木 スザク 君 に きき たい こと が ある ||すうき||きみ||||||

日本 人 と は 民族 と は なんだ ? にっぽん|じん|||みんぞく|||

何 っ ? なん|

言語 か ? 土地 か ? 血 の つながり か ? げんご||とち||ち|||

違う ! それ は ちがう||

心 だ ! こころ|

私 も そう 思う わたくし|||おもう

自覚 規範 矜持 じかく|きはん|きょうじ

つまり 文化 の 根底 たる 心 さえ あれば |ぶんか||こんてい||こころ||

住む 場所 が 異なろう と も それ は 日本 人 な のだ すむ|ばしょ||ことなろう|||||にっぽん|じん||

それ と おまえ だけ が 逃げる こと に なんの 関係 が ? |||||にげる||||かんけい|

ゼロ

やはり そう なり ました か

何 が おこった のです ? なん|||

総督 そうとく

仕方ない しかたない

全軍 鎮圧 準備 に 入れ ぜんぐん|ちんあつ|じゅんび||いれ

イエス   マイ   ロード いえす|まい|

待て ! 相手 は 手 を 出して い ない まて|あいて||て||だして||

たしかに ゼロ の 作戦 かも な |||さくせん||

でも こう なったら ゼロ が 直接で てこ ない と |||||ちょくせつで|||

おや 会場 内 に 最初 から いた のです か |かいじょう|うち||さいしょ||||

ゼロ が !

たいへんな こと に なり ました !

ゼロ です ! たしかに ゼロ が あらわれ ました !

しかし !

この 手 が あった か |て|||

圧倒 的な 戦力 差 を 逆手 に とって 100万 人 を ! あっとう|てきな|せんりょく|さ||さかて|||よろず|じん|

すべて の ゼロ よ !

ナナリー 新 総督 の ご 命令 だ |しん|そうとく|||めいれい|

速やかに 国 外 追放 処分 を 受け入れよ すみやかに|くに|がい|ついほう|しょぶん||うけいれよ

何 ?! なん

どこ であろう と 心 さえ あれば 我ら は 日本 人 だ ! |||こころ|||われら||にっぽん|じん|

さあ 新 天地 を めざせ ! |しん|てんち||

ゼロ のみ な さ ~ ん ! 新 天地 に 行き ましょう ! |||||しん|てんち||いき|

みんな で 国 外 追放 さ れよう ぜ ! ||くに|がい|ついほう|||

俺 たち は ゼロ な んだ から よ おれ|||||||

そう だ ! 俺 たち は ゼロ だ ! ||おれ||||

国 外 追放 だ ! 行こう ! ゼロ ! くに|がい|ついほう||いこう|

あ は ~ 合法 的に 逃げる つもりだ ね ~ ||ごうほう|てきに|にげる||

暴動 も やむなし と の 策 が 裏目 に ぼうどう|||||さく||うらめ|

うろたえて は いけ ませ ん !

100万 人 を 移動 さ せる 手段 なんて よろず|じん||いどう|||しゅだん|

港湾 管理 室 より 報告 が こうわん|かんり|しつ||ほうこく|

港湾 ? まさか こうわん|

中華 連邦 が 申請 して いた 海 氷 船 ? ちゅうか|れんぽう||しんせい|||うみ|こおり|せん

申請 者 は 式典 開始 前 に こちら を 離れた ため しんせい|もの||しきてん|かいし|ぜん||||はなれた|

確認 に 時間 が かくにん||じかん|

そんな

あれ に 乗る の ? ||のる|

でも 氷 だ よ ? |こおり||

とけちゃ うんじゃ ない の ?

だい じょ ~ ぶよ ~

あの 海 氷 船 は ね |うみ|こおり|せん||

特製 の 断熱 ポリマー と 超 ベルチェフィルム で とくせい||だんねつ|||ちょう||

ばっ ちり 氷 を ガード して いる から ||こおり||がーど|||

ひとまず ゼロ だ ! 本物 の ゼロ を 探せ ! |||ほんもの||||さがせ

しかし 本物 と いわ れて も |ほんもの||||

これ って

どう なる んです か ?

さあ ゼロ は 偶像 じゃ なくて 象徴 |||ぐうぞう|||しょうちょう

う うん 自分 自身 を 記号 に しちゃ った って こと だ から ||じぶん|じしん||きごう|||||||

仮面 を はずせ ! イレヴン ども ! かめん||||

けっ ! ブリキ 女 が ! |ぶりき|おんな|

撃つ な ! うつ|

われわれ は 戦い に きたん じゃ ない んだ ||たたかい|||||

まさか 扇 ? |おうぎ

あ いえ 俺 は ゼロ です ||おれ|||

何 が おこって いる のです か ? なん|||||

確認 中 です が ミス ローマイヤ が 残って い ます かくにん|なか|||みす|||のこって||

まかせろ と いわ れる のです か ?

大丈夫 だいじょうぶ

スザク も いる から

枢木 卿 すうき|きょう

100万 人 も の 労働 力 どうせ なくす なら みせしめ と して よろず|じん|||ろうどう|ちから||||||

待って ください ! まって|

ゼロ ! みんな に 仮面 を はずす ように 命令 しろ ! |||かめん||||めいれい|

このまま だ と また 大勢 死ぬ ! ||||おおぜい|しぬ

スザク 君 正体 を 誰 も 知ら ない 以上 |きみ|しょうたい||だれ||しら||いじょう

そこ に 意味 は ない よ ||いみ|||

枢木 スザク ! すうき|

これ は 反乱 だろう ! 攻撃 命令 を ! ||はんらん||こうげき|めいれい|

違う ! これ は 戦う 以外 の 方法 と して ちがう|||たたかう|いがい||ほうほう||

どう する んだ ? スザク

責任 者 は おまえ だ せきにん|もの|||

ゼロ を 見逃す と いう こと は ||みのがす||||

許せ と いう の か ? ゆるせ||||

おまえ ごと 100万 人 を ||よろず|じん|

黒 の 騎士 団 が い なく なれば エリア 11 は 平和に なる くろ||きし|だん|||||えりあ||へいわに|

ナナリー の 手 を 汚す こと も なくなる ||て||けがす|||

しかし これ は 卑怯 な だまし うち だ |||ひきょう||||

命令 しろ ゼロ を 見逃せ と めいれい||||みのがせ|

命令 する んだ ゼロ を 撃て と 撃て と めいれい|||||うて||うて|

死に なさい ゼロ しに||

そう です ね 私 の 一存 で 罪 を |||わたくし||いちぞん||ざい|

そう だ よ な

ユフィ も ナナリー も 許す つもりだった ||||ゆるす|

相手 は ゼロ です ! あいて|||

ゼロ は 国 外 追放 ||くに|がい|ついほう

約束 を 違えれば やくそく||ちがえれば

他の 国民 も われわれ を 信じ なくなり ます たの|こくみん||||しんじ||

国民 ? イレヴン の こと か ? こくみん||||

あなた が ナンバーズ 出身 だ から と いって |||しゅっしん||||

ナンバー は 関係 あり ませ ん ! なんばー||かんけい|||

それ に 国策 に 賛同 せ ぬ もの を 残して どう する のです ? ||こくさく||さんどう|||||のこして|||

この 100万 人 は ブリタニア を 侮 蔑 した のです よ |よろず|じん||||あなど|さげす|||

そのような 不穏 分子 だ から 追放 す べきで は ない のです か |ふおん|ぶんし|||ついほう||||||

しかし

約束 しろ ! ゼロ ! やくそく||

彼ら を 救って みせる と ! かれら||すくって||

無論 だ むろん|

枢木 スザク 君 こそ 救える の か ? すうき||きみ||すくえる||

エリア 11 に 残る 日本 人 を えりあ||のこる|にっぽん|じん|

その ため に 自分 は 軍人 に なった |||じぶん||ぐんじん||

分かった 信じよう その 約束 を わかった|しんじよう||やくそく|

聞こえた か ? すべて の ゼロ よ きこえた|||||

枢木 卿 が 宣言 して くれた すうき|きょう||せんげん||

不穏 分子 は 追放 だ と な ふおん|ぶんし||ついほう|||

これ で 我ら を 阻む もの は なく なった ||われら||はばむ||||

いざ 進め ! 自由 の 地 へ ! |すすめ|じゆう||ち|

急ごう ぜ 今 の うち だ いそごう||いま|||

さ さようなら ブリタニア の 人 ||||じん

ええ い ! これ だけ の 不穏 分子 を 前 に ! |||||ふおん|ぶんし||ぜん|

シンクー 様 エリア 11 の 件 うまく いった ようです |さま|えりあ||けん|||

そう か 我ら が 舞台 に あがる 気 かな ? ゼロ は ||われら||ぶたい|||き|||

スザク 君 が 助けた この 100万 人 |きみ||たすけた||よろず|じん

誰 も 感謝 は して くれ ない よ ね だれ||かんしゃ||||||

わかって いる はずです それ くらい

これ は 僕 が 発砲 命令 を 出さ ない と 信じて こそ の 作戦 だ ||ぼく||はっぽう|めいれい||ださ|||しんじて|||さくせん|

ゼロ は 僕 の こと を よく 知っている ||ぼく|||||しっている

最悪の 敵 だ から こそ 俺 に は よく わかる さいあくの|てき||||おれ||||

そして これ は ナナリー の こと を 理解 して いる から こそ できた 判断 で も ある |||||||りかい||||||はんだん|||

だから 今 は 感謝 しよう 枢木 スザク |いま||かんしゃ||すうき|

そして 忘れる な あの 約束 を |わすれる|||やくそく|