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地獄少女 三鼎, 地獄少女 三鼎 - 05

山河 三 差 路 分かれ 道

守り たい の は 己 か 人 か

常 世 の 闇 か …

非だ の 乱れ は 貢が ない

終わる 事 ない 阿 鼻 の 芸

時に 分け入れ 扉 が 開く

晴らせ ぬ 恨み 晴らし ます

大変

大丈夫 ?

ビーカー は ちょっと …

如何 した の ?

ビーカー 割っちゃ って

怪我 は 無い ?

平気です

先生 すいません

あたし が 彼女 に ぶつかっちゃ って

そう じゃ ない んです わたし が 先輩 に …

もう いい から

片瀬 さん も 御 景 さん も これ から は 気 を つけて ね

はい

良かった ね 優しい 先生 で

ほっと し ました

新山 先生 って 怒った とこ 見た こと 無い ね

本当 大人 って 感じ です ね

また 生徒 です か ?

ええ 一 年生 の 片瀬 さん

でも 素直に 謝って くれた から

叱ら ないで 許しちゃ い ました

片瀬 は とても いい 子 です よ

勉強 振り も 真面目だ し

親 御さん が しっかり して る んでしょう ねぇ

きっと

はい 新山 です

もしもし どちら に お かけ です か ?

もしもし

もしもし ?

お 早う ございます

新山 先生

はい

失礼 し ます

大変 遅く なり まして 連れて 参り ました

新山 先生

こちら 1 A の 片瀬 利 々 香 君 の おばあ さん

はじめ まして

ほか に 言う べき こと が ある んじゃ ない です か ?

新山 先生

昨日 片瀬 君 を 叱った と いう の は 本当です か ?

私 が です か ? いえ その 言う な こと は …

嘘 おっしゃい

利 々 香 は 先輩 が ビーカー を 割った 責任 を

あなた に 押し付け られた と 言って ます よ

そんな

校長 先生 は

こういう 教師 の 横暴 は 黙って 見過ごして らっしゃる んです か ?

いえ 決して そんな 事 は …

もし そんな ような 事実 が 発覚 した 場合 は 厳正に 処理 致し ます

も ー し ?

もし じゃ なくて 現実 に そういう こと が 起こった んです よ

ちょっと 待って ください

わたし は 片瀬 さん に そんな こと

この 期 に 及んで まだ 言い逃れ する んです か

話 を 聴いて ください

君 は 黙って なさい

とにかく あなた

まず 謝る ところ から 始める べきじゃ ない の

新山 先生

先生 此処 は 一 つ 教師 と して の 責任 と 言う こと で

もし わたし に 誤解 を 招く ような 行為 が あった と したら

お 詫び し ます が …

最初 から そう 言えば いい んです

まったく 図 々 しい

やっと 帰って くれ ました よ

新山 先生 災難 でした ねぇ

ああいう 保護 者 は 増えて ます から

納得 は 出来 なくて も まずは 頭 を 下げて おか ない と

とりあえず 放課後 に 片瀬 さん に 事情 を 聞いて み ます

くれぐれも 生徒 を 刺激 し ない ように お 願い し ます よ

穏便に 穏便に ねぇ

ごめんなさい おばあ ちゃん

そんな こと 言い に 来た んです か

親 御さん が 教師 の こと を 誤解 する の は よく ある の

だから 気 に し ないで

おばあ ちゃん 頭 に 血 が 昇る と 物 凄く 怖く なっちゃ う んです

それ じゃ ぁ 片瀬 さん から おばあ ちゃん に お 話して もらえる ?

はい 言って み ます

お 願い ねぇ

そんなに 気 に なる の か ?

まあ ちょっと ね

あの 剣幕 普通じゃ なかった から ねぇ

モンスターペアレント って やつ です か

ありゃ モンスター たち より が 悪い よ

怪物 以上 って 言う か

俺 たち に そんな こと 言わ れ ち まっちゃ ぁ 人間 も お 終い だ ねぇ

もしもし どちら に お かけ です か ?

随分 一方的な の ねぇ

失礼です が 片瀬 さん の おばあ さま です か ?

電話 に 出たら まずは 自分 の 名前 を 名乗る べきじゃ ない です か ?

貴方 それ でも 教育 者 です か ?

片瀬 さん 冷静に 聞いて いただけ ます

名前 名乗り なさい

それ は あなた が 一 番 よく ご存知 の はずでしょ

貴方 ?

教師 が 保護 者 は 「 貴方 」 呼ばわり です か ?

今 が 何時か お わかり です か ?

時間 なんか 関係 あり ませ ん 貴方 教師 でしょ ?

生徒 の 心 を 傷つけて おいて 自分 は 高い 美 姫 です か

本当の 何 処 まで 自己 中心 でき な 人 な の ?

わたし は お 孫 さん の 心 を 傷つけた こと など あり ませ ん

貴方 利 々 香 を 呼び出して 行った そう ねぇ

私 に 自分 が 潔白 だって 言え って

呆れた わ 生徒 を 脅迫 する 何 って !

脅迫 ? 何 を 言って る んです か ?

ビーカー を 終わった の は 三 年生 だ そう じゃ ないで す か ?

受験 でしょ ?

いい 高校 に 入れて やり たい から

内心 に 傷 が つか ない ように

下級 生 の 責任 に 背負って 込んだ 何 でしょ

分かって ます よ あなた の あの 汚い 考え は

兎に角 貴方 の ように 非常識な 教師 の いる 学校 に は

利 々 香 は やれ ませ ん

当面 学校 は 欠席 さ せ ます ので その お つもり で

非常識 は あなた でしょ !

はい はい

真に 申し訳 こ ざい ませ ん です

はい

あ そんな ような 事 を 決して

はい いえいえ

お 早う ございます

ですから 学校 と 致し まして も 今回 の ような …

さっき から ずっと あの 調子 な んです

はい はい 教師 の ほう に も よく もう 一 度 い ます ので

ああ そりゃ 勿論 です

何 だ ろ ?

どうせ 貴方 たち は 身内 の こと しか 考え なんだ から

子供 の 事 より 自分 たち の ほう が 心配な んでしょ よ ?

いえ そんな こと は …

片瀬 さん は …

落ち着いて

落ち着いて ます わ よ !

あの 教師 を 出し なさい

責任 逃れ は 許さ れ ませ ん よ

新山 先生 も 大変な

でも 大変な の が 先生 って よう か …

まあ 先生 な の か 仕方ない よ ねぇ

教育 委員 会 に 訴え ます よ !

片瀬 利 々 香 は 両親 を 事故 で 亡くして 以来

あの 祖母 が 一 人 で 育って て きた んです よ ねぇ

だから 兎に角 溺愛 さ れて る と は 知って ました が

あれ 程 まで と は ねぇ

片瀬 君 は また 欠席 です か ?

はい 新山 先生 を 免職 さ せ ない 限り

通わせ ない と 言って まして …

片瀬 君 は 通って いった 東京 の 小学校 に も 問い合わせて 見た んです が

やはり あの お 婆さん は 要注意 人物 だった そうです

担任 の 私 に は あんな 様子 を 見せて こと は なかった んです が

なんという が

相性 の ような もの じゃ ないで す か ? 先生 と 新山 先生 の 違い は

新山 先生 その 小学校 の 方 も

ひたすら 低姿勢で 嵐 が 過ぎる の を 待った そうです

我々 も そう する こと に し ませ ん か ?

それ が いい んでしょ ?

あまり こと は 荒立てる と

ほか の 生徒 の 心 に 傷 が つく 事 に も なり かね ませ ん

教師 と して は あって は なら ない こと です

新山 先生

我々 は 全員 今回 の 件 で 先生 に 落ち度 が 無い こと を 知ってい ます

皆 見方 です よ

だから 此処 は 一 つ 頑張って

皆さん 一致 団結 して この 難局 を 割り切り ま しょ !

あなた に 責任 なんて 無い わ

でも 片瀬 さん の おばあ さん が

ホント は わたし の 責任 だって 言って る って

誰 に も 責任 なんて 無い の よ

あれ は 単なる 事故

けど 誰 か を 悪者 に し たくて 仕方ない 人 が いる

それ だけ の こと よ

先生

教師 って いつ から こんな 職業 に なっちゃ った んだろう

何 が あって も 本音 も 言え なくて

間違って る って わかって て も 頷か なくちゃ いけなくて

会社 勤 め の 友だち に そう こぼしたら

そんな の 社会 人 なら あたりまえ だって 言わ れた

けれど 現実 を 生きる 知恵 を 教える こと と

理想 を 教える こと は 違う と 思う の

教師 って 理想 の 世界 に 住んで ない と 駄目な んだ と 思って た

でも 間違って いた わ

どこ に いて も 現実 なん だって

今度 の こと で 思い知ら さ れた

難しい ?

うん

ありがとう 心配 して くれて

生徒 も 先生 たち も

みんな 自分 の こと しか 考えて ない んじゃ ない か って

疑心 暗鬼 に なって た

救わ れた わ

これ から 片瀬 さん の 家 に 行って

おばあ さん と お 話して くる

それ で 駄目 なら …

それ じゃ ねぇ

教室 に 戻り なさい

先生

もう 切れる ぅ ー

巻いて 巻いて

は いはい

教師 って の は 本当に 因果な 商売 に な っち まった なぁ

僕 も 先生 だけ は ごめん だ な

骨 女 さん に 一目 連 さん も 大変です ね

ありゃ あれ で 別の 因果だ

巻いて 巻いて

お前 いったい 何 周 する 気 だ

おばあ ちゃん 繊細な んです

傷つき やすい から

いつも 自分 に とって 最悪な 状況 を 想像 して

それ で 誰 か を 敵 に して おか ない と 安心 でき ない んです

でも ねぇ 片瀬 さん

本当 は いい 人 な んです よ

ただいま

利 々 香 直ぐ 夕飯 の した くっ

あなた 何 やって る の

出て 行き なさい !

不法 侵入 で 訴える わ よ

片瀬 さん 話し を 聞いて ください

黙り なさい

利 々 香 大丈夫 ?

おばあ ちゃん

何 言わ れた の ?

なん だって 言う の この 人 は

先生 先生 おばあ ちゃん を 黙ら せ ない と

また 嫌がらせ する って

片瀬 さん

それ ごらん 出て 行き なさい !

片瀬 さん !

出て 行き なさい !

先生 先生 ごめんなさい

ああ でも 言わ ない と 私 …

でも おばあ さん に 本当の こと が 言える の は

肉親 の あなた で け でしょ

でも …

嘘 を 言わ れて

言いがかり を つけ られて 困って る 先生 は どう なる の ?

だって 先生 は 先生 だ し

それ に 大人 だ から 平気でしょ

呼んだ ?

山 童

はい お 嬢

受け取り なさい

あなた が 本当に 怨み を 晴らし たい と 思う なら

その 赤い 糸 を 解けば いい

話 は まだ 終わって ない わ

いい の わかって る

わたし も 地獄 に 落ちる んでしょ 噂 で 聞いた わ

もう 心 は 決まって る

教師 だ から って

ないがしろに さ れる の に 疲れた の

本当に いい の ?

みんな が わたし を 教師 だ 教師 だって 追いつめる なら

教師 と して 復讐 し たい

教師 が 責任 持た なければ なら ない の は 保護 者 じゃ ない

生徒 の 方 だ わ

なら 好きに すれば いい

怨み 聞き届けたり

先生 …

利 々 香 ?

貴方 の 怨み 晴らし ます

名前 は ?

芹沢 ゆう な

あの 先生 が 好きな の か ぁ

大好き わたし は 先生 の そば に い たい

先生 に は わたし だけ 見て いて ほしい

でも あいつ が いつも 邪魔 を する の

鬱 陶 しい やつ

憎い の か

あんな やつ い なく なれば いい んだ

やれやれ

次回

我 的 老 师

山河 三 差 路   分かれ 道

守り たい の は   己 か 人 か

常 世 の 闇 か …

非だ の 乱れ は 貢が ない

終わる 事 ない   阿 鼻 の 芸

時に 分け入れ   扉 が 開く

晴らせ ぬ 恨み   晴らし ます

大変

大丈夫 ?

ビーカー は ちょっと …

如何 した の ?

ビーカー 割っちゃ って

怪我 は 無い ?

平気です

先生   すいません

あたし が 彼女 に ぶつかっちゃ って

そう じゃ ない んです   わたし が 先輩 に …

もう いい から

片瀬 さん も 御 景 さん も   これ から は 気 を つけて ね

はい

良かった ね   優しい 先生 で

ほっと し ました

新山 先生 って   怒った とこ 見た こと 無い ね

本当   大人 って 感じ です ね

また 生徒 です か ?

ええ   一 年生 の 片瀬 さん

でも 素直に 謝って くれた から

叱ら ないで 許しちゃ い ました

片瀬 は とても いい 子 です よ

勉強 振り も 真面目だ し

親 御さん が しっかり して る んでしょう ねぇ

きっと

はい   新山 です

もしもし   どちら に お かけ です か ?

もしもし

もしもし ?

お 早う ございます

新山 先生

はい

失礼 し ます

大変 遅く なり まして   連れて 参り ました

新山 先生

こちら  1 A の 片瀬 利 々 香 君 の おばあ さん

はじめ まして

ほか に 言う べき こと が ある んじゃ ない です か ?

新山 先生

昨日   片瀬 君 を 叱った と いう の は 本当です か ?

私 が です か ?  いえ   その 言う な こと は …

嘘 おっしゃい

利 々 香 は 先輩 が ビーカー を 割った 責任 を

あなた に 押し付け られた と 言って ます よ

そんな

校長 先生 は

こういう 教師 の 横暴 は 黙って 見過ごして らっしゃる んです か ?

いえ   決して そんな 事 は …

もし そんな ような 事実 が 発覚 した 場合 は 厳正に 処理 致し ます

も ー し ?

もし じゃ なくて 現実 に そういう こと が 起こった んです よ

ちょっと 待って ください

わたし は 片瀬 さん に そんな こと

この 期 に 及んで まだ 言い逃れ する んです か

話 を 聴いて ください

君 は 黙って なさい

とにかく あなた

まず 謝る ところ から 始める べきじゃ ない の

新山 先生

先生   此処 は 一 つ 教師 と して の 責任 と 言う こと で

もし わたし に 誤解 を 招く ような 行為 が あった と したら

お 詫び し ます が …

最初 から そう 言えば いい んです

まったく 図 々 しい

やっと 帰って くれ ました よ

新山 先生   災難 でした ねぇ

ああいう 保護 者 は 増えて ます から

納得 は 出来 なくて も まずは 頭 を 下げて おか ない と

とりあえず 放課後 に   片瀬 さん に 事情 を 聞いて み ます

くれぐれも   生徒 を 刺激 し ない ように お 願い し ます よ

穏便に   穏便に ねぇ

ごめんなさい   おばあ ちゃん

そんな こと 言い に 来た んです か

親 御さん が 教師 の こと を 誤解 する の は よく ある の

だから 気 に し ないで

おばあ ちゃん   頭 に 血 が 昇る と 物 凄く 怖く なっちゃ う んです

それ じゃ ぁ   片瀬 さん から おばあ ちゃん に お 話して もらえる ?

はい   言って み ます

お 願い ねぇ

そんなに 気 に なる の か ?

まあ   ちょっと ね

あの 剣幕   普通じゃ なかった から ねぇ

モンスターペアレント って やつ です か

ありゃ   モンスター たち より が 悪い よ

怪物 以上 って 言う か

俺 たち に そんな こと 言わ れ ち まっちゃ ぁ   人間 も お 終い だ ねぇ

もしもし   どちら に お かけ です か ?

随分 一方的な の ねぇ

失礼です が   片瀬 さん の おばあ さま です か ?

電話 に 出たら   まずは 自分 の 名前 を 名乗る べきじゃ ない です か ?

貴方 それ でも 教育 者 です か ?

片瀬 さん   冷静に 聞いて いただけ ます

名前 名乗り なさい

それ は あなた が 一 番 よく ご存知 の はずでしょ

貴方 ?

教師 が 保護 者 は 「 貴方 」 呼ばわり です か ?

今 が 何時か お わかり です か ?

時間 なんか 関係 あり ませ ん   貴方 教師 でしょ ?

生徒 の 心 を 傷つけて おいて   自分 は 高い 美 姫 です か

本当の 何 処 まで 自己 中心 でき な 人 な の ?

わたし は お 孫 さん の 心 を 傷つけた こと など あり ませ ん

貴方 利 々 香 を 呼び出して 行った そう ねぇ

私 に 自分 が 潔白 だって 言え って

呆れた わ   生徒 を 脅迫 する 何 って !

脅迫 ?  何 を 言って る んです か ?

ビーカー を 終わった の は 三 年生 だ そう じゃ ないで す か ?

受験 でしょ ?

いい 高校 に 入れて やり たい から

内心 に 傷 が つか ない ように

下級 生 の 責任 に 背負って 込んだ 何 でしょ

分かって ます よ   あなた の あの 汚い 考え は

兎に角   貴方 の ように 非常識な 教師 の いる 学校 に は

利 々 香 は やれ ませ ん

当面 学校 は 欠席 さ せ ます ので   その お つもり で

非常識 は あなた でしょ !

はい   はい

真に 申し訳 こ ざい ませ ん です

はい

あ   そんな ような 事 を 決して

はい   いえいえ

お 早う ございます

ですから   学校 と 致し まして も   今回 の ような …

さっき から   ずっと あの 調子 な んです

はい   はい   教師 の ほう に も よく もう 一 度 い ます ので

ああ   そりゃ 勿論 です

何 だ ろ ?

どうせ   貴方 たち は 身内 の こと しか 考え なんだ から

子供 の 事 より 自分 たち の ほう が 心配な んでしょ よ ?

いえ   そんな こと は …

片瀬 さん は …

落ち着いて

落ち着いて ます わ よ !

あの 教師 を 出し なさい

責任 逃れ は 許さ れ ませ ん よ

新山 先生 も 大変な

でも 大変な の が 先生 って よう か …

まあ   先生 な の か 仕方ない よ ねぇ

教育 委員 会 に 訴え ます よ !

片瀬 利 々 香 は 両親 を 事故 で 亡くして 以来

あの 祖母 が 一 人 で 育って て きた んです よ ねぇ

だから   兎に角 溺愛 さ れて る と は 知って ました が

あれ 程 まで と は ねぇ

片瀬 君 は また 欠席 です か ?

はい   新山 先生 を 免職 さ せ ない 限り

通わせ ない と 言って まして …

片瀬 君 は 通って いった 東京 の 小学校 に も 問い合わせて 見た んです が

やはり   あの お 婆さん は 要注意 人物 だった そうです

担任 の 私 に は あんな 様子 を 見せて こと は なかった んです が

なんという が

相性 の ような もの じゃ ないで す か ?  先生 と 新山 先生 の 違い は

新山 先生   その 小学校 の 方 も

ひたすら 低姿勢で 嵐 が 過ぎる の を 待った そうです

我々 も そう する こと に し ませ ん か ?

それ が いい んでしょ ?

あまり こと は 荒立てる と

ほか の 生徒 の 心 に 傷 が つく 事 に も なり かね ませ ん

教師 と して は   あって は なら ない こと です

新山 先生

我々 は 全員   今回 の 件 で 先生 に 落ち度 が 無い こと を 知ってい ます

皆 見方 です よ

だから   此処 は 一 つ 頑張って

皆さん   一致 団結 して この 難局 を 割り切り ま しょ !

あなた に 責任 なんて 無い わ

でも   片瀬 さん の おばあ さん が

ホント は わたし の 責任 だって 言って る って

誰 に も 責任 なんて 無い の よ

あれ は 単なる 事故

けど   誰 か を 悪者 に し たくて 仕方ない 人 が いる

それ だけ の こと よ

先生

教師 って   いつ から こんな 職業 に なっちゃ った んだろう

何 が あって も 本音 も 言え なくて

間違って る って わかって て も 頷か なくちゃ いけなくて

会社 勤 め の 友だち に そう こぼしたら

そんな の 社会 人 なら あたりまえ だって 言わ れた

けれど 現実 を 生きる 知恵 を 教える こと と

理想 を 教える こと は 違う と 思う の

教師 って 理想 の 世界 に 住んで ない と 駄目な んだ と 思って た

でも 間違って いた わ

どこ に いて も 現実 なん だって

今度 の こと で 思い知ら さ れた

難しい ?

うん

ありがとう   心配 して くれて

生徒 も 先生 たち も

みんな 自分 の こと しか 考えて ない んじゃ ない か って

疑心 暗鬼 に なって た

救わ れた わ

これ から 片瀬 さん の 家 に 行って

おばあ さん と お 話して くる

それ で 駄目 なら …

それ じゃ ねぇ

教室 に 戻り なさい

先生

もう 切れる ぅ ー

巻いて 巻いて

は いはい

教師 って の は   本当に 因果な 商売 に な っち まった なぁ

僕 も   先生 だけ は ごめん だ な

骨 女 さん に 一目 連 さん も 大変です ね

ありゃ あれ で   別の 因果だ

巻いて 巻いて

お前 いったい 何 周 する 気 だ

おばあ ちゃん 繊細な んです

傷つき やすい から

いつも 自分 に とって 最悪な 状況 を 想像 して

それ で 誰 か を 敵 に して おか ない と   安心 でき ない んです

でも ねぇ   片瀬 さん

本当 は   いい 人 な んです よ

ただいま

利 々 香   直ぐ 夕飯 の した くっ

あなた   何 やって る の

出て 行き なさい !

不法 侵入 で 訴える わ よ

片瀬 さん   話し を 聞いて ください

黙り なさい

利 々 香   大丈夫 ?

おばあ ちゃん

何 言わ れた の ?

なん だって 言う の   この 人 は

先生   先生   おばあ ちゃん を 黙ら せ ない と

また 嫌がらせ する って

片瀬 さん

それ ごらん   出て 行き なさい !

片瀬 さん !

出て 行き なさい !

先生   先生   ごめんなさい

ああ でも 言わ ない と   私 …

でも おばあ さん に 本当の こと が 言える の は

肉親 の あなた で け でしょ

でも …

嘘 を 言わ れて

言いがかり を つけ られて 困って る 先生 は どう なる の ?

だって   先生 は 先生 だ し

それ に   大人 だ から 平気でしょ

呼んだ ?

山 童

はい   お 嬢

受け取り なさい

あなた が 本当に 怨み を 晴らし たい と 思う なら

その 赤い 糸 を 解けば いい

話 は まだ 終わって ない わ

いい の   わかって る

わたし も 地獄 に 落ちる んでしょ   噂 で 聞いた わ

もう 心 は 決まって る

教師 だ から って

ないがしろに さ れる の に 疲れた の

本当に いい の ?

みんな が わたし を 教師 だ 教師 だって 追いつめる なら

教師 と して 復讐 し たい

教師 が 責任 持た なければ なら ない の は 保護 者 じゃ ない

生徒 の 方 だ わ

なら 好きに すれば いい

怨み   聞き届けたり

先生 …

利 々 香 ?

貴方 の 怨み   晴らし ます

名前 は ?

芹沢 ゆう な

あの 先生 が 好きな の か ぁ

大好き   わたし は 先生 の そば に い たい

先生 に は   わたし だけ 見て いて ほしい

でも   あいつ が いつも 邪魔 を する の

鬱 陶 しい やつ

憎い の か

あんな やつ   い なく なれば いい んだ

やれやれ

次回

我 的 老 师