×

Mes naudojame slapukus, kad padėtume pagerinti LingQ. Apsilankę avetainėje Jūs sutinkate su mūsų cookie policy.


image

七つの大罪, Nanatsu no Taizai Episode 23

( ナレ ー ション ) < エレイン の ため に メリオダス を 殺 そ う と

戦い を 仕掛ける バン >

< しかし メリオダス の 気持ち の 強 さ の 前 に 剣 を 収める >

( メリオダス ) なす べき こと を なせ 。 N 団長 命令 だ !

< 一方 魔 神 の 血 に よって 更に 力 を 得 た ヘンド リク セン は

聖 騎士 長 で ある ドレ ファス を 殺害 >

( ヘンドリクセン ) 残念 だ よ 。

< 封印 を 解く 最後 の 鍵 で ある エリザベス を 手 に 入れる べく

メリオダス たち の 前 に 現れる の で あった >

( ヘンドリクセン ) ふん ! くっ !

( ヘンドリクセン ) は あっ !

( ヘンドリクセン ) 無駄 だ 。 N ( バン ) う っ !

ドォーン ! ( バン ) あっ …。

♪~

は あっ ! ふ っ ! ( バン ) よっ と 。

ヘン ディ ~ N あれ どこ で 見つけ た ?

何 ? ( バン ) だ ~ か ~ ら ~…

どこ で 拾って き た かって 聞い て ん だ よ

ドォーン ! ( キング ) これ は !

ふ っ … ふ ふ ふ っ 。

♪~

( キング ) この 化け物 の 屍 体 は …。 N ( ディアンヌ ) 真っ赤 で ブヨブヨ 。

気持ち 悪い 。 N この 姿 まるで 伝説 に ある …。

ああ 。 魔 神 だ 。

( キング ) 本当 に 存在 し た の か 。

( ゴウセル ) 屍 体 から 発 する 魔力 は デール や

新 世代 から 感じ た 魔力 と 一致 する 。

こいつ が 禍根 と み て 間違い ない だ ろ う 。

20 年 前 妖精 王 の 森 で こいつ が 発見 さ れ た とき から

全て は 始まった 。 N ( キング ) あっ …。

( ヘンドリクセン ) この 赤き 魔 神 は すばらしい 恩恵 を もたらし た よ 。

旧 世代 から 新 世代 。

魔 神 の 血 へ の 適応 者 を 生み出す 実験 。

暗黒 の 呪術 体系 の 一部 解明 。

その 結果 …。 ふん !

くっ ! ( ディアンヌ ) う う っ !

ドスッ !

赤き 魔 神 の 力 の 体現 に 成功 し た 。

( ディアンヌ ) バン !

( バン ) 魔 神 の 力 を 体現 ~ ?

だったら お前 勝て ねぇ わ 。

ドゴン ! う う っ !

あの デブ を 殺し た の は 俺 だ ドゴォーーン !

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >

< しか して その 成り立ち は

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >

♪~

ドゴォーーン !

バン …。

くっ ! バキッ !

バン 。 20 年 前 君 本当 は …。

今更 どう で も いい 話 だ 。

しかし 派手 に ぶち 抜 い た な 。

( ゴウセル ) かすか な 風 を 感知 。

どうやら 更に 下 に 空洞 が ある よう だ 。

行く か 。 N ( ディアンヌ ) えっ ?

僕 の 大き さ じゃ 無理 だ よ 。

ディ アンヌ は ここ で 待機 し て て くれ 。

( ディアンヌ ) みんな 気 を つけ て ね !

さて さて さ ~ て 着 い た は いい が 真っ暗 だ ぞ 。

( ゴウセル ) バン 鼻 くそ 飛ば そ う と して いる な 。

( バン ) お前 見え てる の か よ 。

( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 七 形態 「 導 苔 」。

お前 の 神器 って ほんと 便利 な 。

( ゴウセル ) ん ? 血痕 発見 。

( キング ) 地下 に まだ こんな 空間 が あった なんて 。

( ゴウセル ) 空間 そのもの は 数 万 年 以上 前 から 存在 。

しかし ここ 数 年 侵入 し た 形跡 も 。

ここ で 何 か を 見つけ た って こと か 。

なん だ ここ は ? ( キング ) 団長 !

( ヘンドリクセン ) 礼 を 言わ ね ば なら ん な 強 欲 の 罪 の バン 。

お前 の おかげ で 赤き 魔 神 の 力 を 手 に 入れ られ た の だ から 。

( バン ) そりゃ どうも 。

( ヘンドリクセン ) しかし これ は ほんの 過程 。

私 は 耐え られる 体 を 求め て い た 。

赤き 魔 神 の 血 と 違い こいつ の 血 の 反応 に は

どんな 生物 も 耐え られ ない ので な 。

こいつ ? 団長 ! 奥 に 何 か いる 。

( ヘンドリクセン ) 私 の 仮説 で は 同じ 眷属 で ある

赤き 魔 神 の 魔力 に 適合 し た 体 なら ば

どうにか 反応 に 耐える こと が できる 。

はっ !

これ は …。

( ヘンドリクセン ) 数 年 前 に 発見 さ れ た 灰色 の 魔 神 だ よ 。

すばらしい だ ろ ? 魔 神 の 生態 と 系譜 に つい て は

まだまだ 謎 が 多い が

こいつ に つい て は 一 つ 分かって いる こと が ある 。

赤き 魔 神 を 超える 上位 種 と いう こと だ 。

( ヘンドリクセン ) もう 少し 研究 の 時間 は 欲しかった が

今 の 理論 が 正し けれ ば …。

何 を …。 N 正気 か ! ?

赤き 魔 神 の 力 を 持つ この 体 なら この 血 に も 耐え …。

ドクン ( 鼓動 ) ( ヘンドリクセン ) ぐ っ ! ?

が っ ! ぐ ぅ … が っ が っ …。

こいつ まさか …。

( ヘンドリクセン ) う ぅ ~… が っ …。

が はっ … う う っ !

は ぁ ~…。

( ヘンドリクセン ) ドレ ファス 見 たかった よ

お前 と 共に この 景色 を 。

( キング ) バン ! ダメ だ ! バン 退け !

ほ あっ ! バキッ !

知る か よ ! あっ …。

ヘンド リク セン … な の か ? いい や 。

あいつ は もう 人間 を やめ た 。

( ギルサンダ ー ) 静か だ な 。 N ( 聖 騎士 ) 決着 が

つい た の でしょう か ? ( 聖 騎士 ) ギル サンダー 様

本当 に 新 世代 たち を 化け物 に 変え た の は

ヘンド リク セン 様 な の です か ? ( 聖 騎士 ) とても 信じ られ ませ ん 。

七 つ の 大 罪 に 濡れ衣 を 着せ た の が 二 大 聖 騎士 長 だった なんて …。

( ギルサンダ ー ) しかし さっき 新 世代 を 救った の は

七 つ の 大 罪 。 違う か ?

( 聖 騎士 ) 確かに 。 七 つ の 大 罪 の バン と

あの 子供 で し た 。 N ( ギルサンダ ー ) あれ は キング だ 。

( 聖 騎士 たち ) え えっ ! ? ( ギルサンダ ー ) 黙って い た こと

許し て くれ 。 だが 俺 が 話し た こと は 全て 事実 だ 。

( ハウザ ー ) まったく … 早く 言って くれ れ ば よかった のに よ 。

すまない 。 N ドレ ファス と ヘンド リク セン に

気付か れる わけ に は いか なかった ので な 。

ドドーーン ! ( 聖 騎士 たち ) う わ っ !

( ハウザ ー ) なん だ ! ? ( ギルサンダ ー ) この 衝撃 は …。

ドォーン ! ( ギルサンダ ー ハウザ ー ) あっ !

( ディアンヌ ) ぐ は っ ! あっ !

( 聖 騎士 ) 七 つ の 大 罪 !

( ギルサンダ ー ) はっ ! メリオダス この おぞましい 魔力 は

まさか ヘンド リク セン !

( ハウザ ー ) あっ … あの 化け物 が ?

( 聖 騎士 ) でも あの 面影 …。

( ホ ー ク ) あいつ さっき の ムキムキ マッチョ メン か ?

痩せ た な 。

♪~

聞こえ た ? こいつ の 狙い は エリザベス だ !

ドスッ ! 近づけ さ せる な !

くっ ! ( ゴウセル ) 「 瘡蓋 の 記憶 」。

ザシュ ! ( 聖 騎士 たち ) う わ っ !

( 聖 騎士 ) お … お やめ ください ヘンド リク セン 聖 騎士 長 !

( 聖 騎士 ) あ … あなた に は 王国 反逆 の 容疑 が かけ られ て いる 。

( ヘンドリクセン ) 「 黒 雪 」。

♪~

なん だ これ は ?

あっ ! 大丈夫 か ! ?

あっ … 死 ん でる !

( ギルサンダ ー ) この 黒い 雪 に 触る な ! 一瞬 で 死ぬ ぞ !

( 聖 騎士 ) 恐ろしい 技 だ が …。 N ( 聖 騎士 ) よける こと は 造作 も ない 。

( 2 人 ) ぐ わ っ ! ボキッ !

( スレイダ ー ) あなた に 見せる の は これ が 初めて よ ね 。

「 威圧 」 ! ( 聖 騎士 ) 動き が 止まった !

( スレイダ ー ) 一気に 畳みかける わ よ ん 。 N サイモン !

( サイモン ) 構え 太刀 「 円 」 !

( グスタフ ) ジェリコ の 敵 だ 。 思い知れ !

「 殺し の 氷山 」 !

から の … 「 吹雪 乱舞 」 !

ぐ は っ ! は ぁ は ぁ …。

( ギルサンダ ー ) あと は 俺 たち に 任せろ !

( ギ ー ラ ) 「 ブリリアント ・ デトネーション 」 !

( ハウザ ー ) 「 ライジング トルネード 」 !

「 雷 帝 の 鉄 槌 」 !

ドオォーーン ! ( 一同 ) う わ っ !

ほ げ ぇ ~ ! 痛 だ だ だっ …。

痛 っ 痛 っ ! 痛 て てっ …。

痛 ぇ よ ! ( エリザベス ) あっ あぁ …。

( サイモン ) やった か ? ( ギルサンダ ー ) 気 を 抜く な !

ダメージ は 与え た はず だ が …。

( グスタフ ) バカ な … これ だけ の 攻撃 が 全く 効 い て い ない だ と ! ?

( ハウザ ー ) こんな 化け物 が この世 に 存在 する なんて …。

( ギルサンダ ー ) 泣き言 は あと に しろ ! 我々 が おじけづ い て

誰 が 王国 を 守る ! 一騎当千 と うたわれる

王国 聖 騎士 たち の 誇り を 見せろ !

( 聖 騎士 たち ) おお ~ !

逃げ て …。 N ( マ ー ガレット ) エリザベス !

これ 以上 誰 も 犠牲 を 出し たく ない の 。

誰 も 。 だ から …

逃げ て !

♪~

ザシュ ! あ あっ !

ドドーーン !

( ディアンヌ ) 「 昇天 隕石 」 !

キング ! ( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 八 形態 …。

( ヘンドリクセン ) 「 暗黒 の 環 」。

( 2 人 ) あっ 。

♪~

ぎょ え ~ !

タコ が …。 N 全員 やら れ てん じゃ … う っ !

( ヘンドリクセン ) 贄 まで 殺し て しまった か 。

ん ?

大した 男 だ 。

メリオダス … 様 …。

メリオダス 様 …。

エリザベス …

逃げ …。 N 嫌 …。

絶対 嫌 です 。

♪~

( ヘンドリクセン ) メリオダス お前 は やはり 危険 な 存在 だ 。

あの 技 は さっき の …。

闇夜 さえ も 飲み込む 漆黒 に その 身 を 食わ れろ 。

いけない メリオダス …。

あれ を くら え ば いくら あなた でも …。

( ディアンヌ ) 団長 …。 N ( キング ) あぁ …。

( バン ) 団 ち ょ … N 俺 以外 の ヤツ に 殺さ れ たら

ぶ っ 殺す 。

この 人 を 殺す なら … 私 も !

「 黒 死 」。

あ あっ !

メリオダス 様 !

お前 を 救う 者 は 誰 も い ない 。

トン ! いい や いる !

この ホーク 様 が な !

師匠 ! ホーク 何 やって ん だ …。

ダメ … やめ て !

お前 が 死 ん じ まったら エリザベス ちゃん まで

死 ん じまい そう な 勢い な ん だ から よ

しょうが ねぇ だ ろ 。 N 早く どけ !

あぁ ~ あ こんな こと なら

腹 いっぱい 残飯 食 っと き ゃ よかった ぜ 。 ち っ 。

死ぬ な よ 豚 野郎 ども 。

ドオォーーン ! ( 2 人 ) う う っ …。

ホーク …。

お前 …。

こんな … こんな こと って …。

下等 な 家畜 ごとき に 命 を 救わ れる と は

大した 悪運 だ な 。

悪運 … だ と ?

ホーク ちゃん 起き て 。

また いつも の よう に しゃべって 。

ダメ よ … N 一 人 で 勝手 に さよなら なんて 。

う っ う ぅ … あ あ ~ !

あぁ … あ あっ …。

ああ あ ~ ~

( 2 人 ) う ぅ …。

( バン ) 師匠 が 死 ん だ … くっ !

あんな 気 の いい ヤツ を よくも !

くそ が ぁ ~

( ヘンドリクセン ) 次 は ない ぞ 。

ヘンド リク セン …

お前 は 本気 で 俺 を 怒ら せ た !

♪~

この 忌 々 しい 魔力 は まさか …。

この 光 …。 俺 は 死 ん だ の か ?

( マ ー ガレット ) いいえ 。 N マーガレット 。

( マ ー ガレット ) 以前 に も 同じ よう な こと が 起き た の 。

その とき は これほど の もの で は なかった けど 。

♪~

( マ ー ガレット ) 父上 が あの 子 の ため に 木 から 落ち て

重傷 を 負った とき も

ベロニカ が 崩れ た 橋 から あの 子 を 守って

大 ケガ を し た とき も 。

♪~

( マ ー ガレット ) あの 子 は 気付 い て い ない の 。

自分 自身 が とてつもない 魔力 を 宿し て いる こと に 。

♪~

( ベロニカ ) エリー …。

♪~

厄介 な 。

目覚め た か … N ドル イド の 巫女 に 流れる 血 が 。

女神 の 使途 よ 。

♪~

エリザベス の あの 右 目 は …。

こんな 魔力 感じ た こと が ない 。

( 聖 騎士 ) エリザベス 王女 様 …。 N ( ギルサンダ ー ) エリザベス 。

私 は とても 悲しい 。

ヘンド リク セン

父上 は あなた を とても 信用 し て い た わ 。

それ は あなた が 誰 より も 穏やか で 優しく

人々 から も 聖 騎士 から も 信用 さ れ て い た から 。

あなた に 何 が 起こった の ?

聖 騎士 たち を 裏切り 多く の 命 を 奪って …。

そう まで し て あなた が し たい こと は なん だった の ?

魔 神 族 の 復活 を 。

古 の 大戦 で 我ら を 封印 し て くれ た

四 種族 へ の 報復 を 。

報復 ? どういう こと ?

言って る の は ヘンド リク セン じゃ ねぇ 。

中 に いる 別物 だ 。

その ため に は 女神 の 使途 で ある お前 の 血 が いる の だ 。

♪~

ち っ … まずい !

これ 以上 くら え ば …。 N 全員 やら れる 。

お 願い やめ て 。

「 暗黒 の 環 」。

( 聖 騎士 たち ) う わ ぁ ~ !

もう 誰 も 傷つけ ない で !

♪~

お っ …。

♪~

( ヘンドリクセン ) お ぉ … が ぁ ~ !

♪~

( 3 人 ) あっ !

( 2 人 ) あぁ …。

♪~

( ベロニカ ) 奇跡 の 光 が 王 都 を 包 ん で いる 。

こ … これ は …。 N 大変 ! 見 て 。

化け物 に やら れ た 傷 が …。 N 消え て いく 。

あっ 。

これ は ? この 光 は ?

メリオダス 様 !

安心 しろ ここ に いる 。 N あっ 。

メリオダス 様 … みんな 。

ひどい 傷 を 負って い た の に なぜ …。

エリザベス … 君

自分 で 何も 気付 い て い ない の ? えっ ?

( 聖 騎士 ) あれ ? ( 聖 騎士 ) 俺 死 ん だ ん じゃ …。

( 聖 騎士 ) 奇跡 だ !

じゃあ ホーク ちゃん も ! ?

あっ どうして … どうして …。

( 聖 騎士 ) う ぅ … う わ ぁ …。

( 聖 騎士 ) 頼む から 目 を …。 N ( 聖 騎士 ) なぜ だ …。

失わ れ た 命 は もう …。 N マーガレット

エリザベス の ところ に 付い て やって くれ 。

う う っ う ぅ …。

( マ ー ガレット ) エリザベス !

頼む 。

こ しゃく な 娘 だ 。

もっと 早々 に 殺し て 血 を 奪って おく べき だった か 。

( スレイダ ー ) ふん 。 N せっかく 体 が 元 に 戻って も

最悪 な 状況 は 何も 変わって な いわ ね 。

諦める な ! ( 聖 騎士 ) ですが …。

( 聖 騎士 ) どう 考え て も 勝ち目 は …。

くっ !

( 心 の 声 ) ≪ くそ … 体 の 震え が 止まら ない ≫

あっ !

ドクン ドクン ドクン ドクン …

はっ !

あっ !

ドカッ ! ぐ わ っ !

♪~

ふん ! ドゴン !

お っ …。

♪~

諦め ん な !

♪~

俺 たち 七 つ の 大 罪 が いる かぎり !

♪~

♪~

♪~

いよいよ 次 で 最終 回 。 N 今 まで さんざん だった が

たまに は 予告 らしい こと やる か 。

そう だ な 。 って もう 時間 ねぇ し !

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 英雄 たち 」。

皆様 ごきげんよう !


( ナレ ー ション ) < エレイン の ため に メリオダス を 殺 そ う と

戦い を 仕掛ける バン >

< しかし メリオダス の 気持ち の 強 さ の 前 に 剣 を 収める >

( メリオダス ) なす べき こと を なせ 。\ N 団長 命令 だ !

< 一方 魔 神 の 血 に よって 更に 力 を 得 た ヘンド リク セン は

聖 騎士 長 で ある ドレ ファス を 殺害 >

( ヘンドリクセン ) 残念 だ よ 。

< 封印 を 解く 最後 の 鍵 で ある エリザベス を 手 に 入れる べく

メリオダス たち の 前 に 現れる の で あった >

( ヘンドリクセン ) ふん ! くっ !

( ヘンドリクセン ) は あっ !

( ヘンドリクセン ) 無駄 だ 。\ N ( バン ) う っ !

ドォーン ! ( バン ) あっ …。

♪~

は あっ ! ふ っ ! ( バン ) よっ と 。

ヘン ディ ~\ N あれ どこ で 見つけ た ?

何 ? ( バン ) だ ~ か ~ ら ~…

どこ で 拾って き た かって 聞い て ん だ よ

ドォーン ! ( キング ) これ は !

ふ っ … ふ ふ ふ っ 。

♪~

( キング ) この 化け物 の 屍 体 は …。\ N ( ディアンヌ ) 真っ赤 で ブヨブヨ 。

気持ち 悪い 。\ N この 姿 まるで 伝説 に ある …。

ああ 。 魔 神 だ 。

( キング ) 本当 に 存在 し た の か 。

( ゴウセル ) 屍 体 から 発 する 魔力 は デール や

新 世代 から 感じ た 魔力 と 一致 する 。

こいつ が 禍根 と み て 間違い ない だ ろ う 。

20 年 前 妖精 王 の 森 で こいつ が 発見 さ れ た とき から

全て は 始まった 。\ N ( キング ) あっ …。

( ヘンドリクセン ) この 赤き 魔 神 は すばらしい 恩恵 を もたらし た よ 。

旧 世代 から 新 世代 。

魔 神 の 血 へ の 適応 者 を 生み出す 実験 。

暗黒 の 呪術 体系 の 一部 解明 。

その 結果 …。 ふん !

くっ ! ( ディアンヌ ) う う っ !

ドスッ !

赤き 魔 神 の 力 の 体現 に 成功 し た 。

( ディアンヌ ) バン !

( バン ) 魔 神 の 力 を 体現 ~ ?

だったら お前 勝て ねぇ わ 。

ドゴン ! う う っ !

あの デブ を 殺し た の は 俺 だ ドゴォーーン !

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >

< しか して その 成り立ち は

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >

♪~

ドゴォーーン !

バン …。

くっ ! バキッ !

バン 。 20 年 前 君 本当 は …。

今更 どう で も いい 話 だ 。

しかし 派手 に ぶち 抜 い た な 。

( ゴウセル ) かすか な 風 を 感知 。

どうやら 更に 下 に 空洞 が ある よう だ 。

行く か 。\ N ( ディアンヌ ) えっ ?

僕 の 大き さ じゃ 無理 だ よ 。

ディ アンヌ は ここ で 待機 し て て くれ 。

( ディアンヌ ) みんな 気 を つけ て ね !

さて さて さ ~ て 着 い た は いい が 真っ暗 だ ぞ 。

( ゴウセル ) バン 鼻 くそ 飛ば そ う と して いる な 。

( バン ) お前 見え てる の か よ 。

( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 七 形態 「 導 苔 」。

お前 の 神器 って ほんと 便利 な 。

( ゴウセル ) ん ? 血痕 発見 。

( キング ) 地下 に まだ こんな 空間 が あった なんて 。

( ゴウセル ) 空間 そのもの は 数 万 年 以上 前 から 存在 。

しかし ここ 数 年 侵入 し た 形跡 も 。

ここ で 何 か を 見つけ た って こと か 。

なん だ ここ は ? ( キング ) 団長 !

( ヘンドリクセン ) 礼 を 言わ ね ば なら ん な 強 欲 の 罪 の バン 。

お前 の おかげ で 赤き 魔 神 の 力 を 手 に 入れ られ た の だ から 。

( バン ) そりゃ どうも 。

( ヘンドリクセン ) しかし これ は ほんの 過程 。

私 は 耐え られる 体 を 求め て い た 。

赤き 魔 神 の 血 と 違い こいつ の 血 の 反応 に は

どんな 生物 も 耐え られ ない ので な 。

こいつ ? 団長 ! 奥 に 何 か いる 。

( ヘンドリクセン ) 私 の 仮説 で は 同じ 眷属 で ある

赤き 魔 神 の 魔力 に 適合 し た 体 なら ば

どうにか 反応 に 耐える こと が できる 。

はっ !

これ は …。

( ヘンドリクセン ) 数 年 前 に 発見 さ れ た 灰色 の 魔 神 だ よ 。

すばらしい だ ろ ? 魔 神 の 生態 と 系譜 に つい て は

まだまだ 謎 が 多い が

こいつ に つい て は 一 つ 分かって いる こと が ある 。

赤き 魔 神 を 超える 上位 種 と いう こと だ 。

( ヘンドリクセン ) もう 少し 研究 の 時間 は 欲しかった が

今 の 理論 が 正し けれ ば …。

何 を …。\ N 正気 か ! ?

赤き 魔 神 の 力 を 持つ この 体 なら この 血 に も 耐え …。

ドクン ( 鼓動 ) ( ヘンドリクセン ) ぐ っ ! ?

が っ ! ぐ ぅ … が っ が っ …。

こいつ まさか …。

( ヘンドリクセン ) う ぅ ~… が っ …。

が はっ … う う っ !

は ぁ ~…。

( ヘンドリクセン ) ドレ ファス 見 たかった よ

お前 と 共に この 景色 を 。

( キング ) バン ! ダメ だ ! バン 退け !

ほ あっ ! バキッ !

知る か よ ! あっ …。

ヘンド リク セン … な の か ? いい や 。

あいつ は もう 人間 を やめ た 。

( ギルサンダ ー ) 静か だ な 。\ N ( 聖 騎士 ) 決着 が

つい た の でしょう か ? ( 聖 騎士 ) ギル サンダー 様

本当 に 新 世代 たち を 化け物 に 変え た の は

ヘンド リク セン 様 な の です か ? ( 聖 騎士 ) とても 信じ られ ませ ん 。

七 つ の 大 罪 に 濡れ衣 を 着せ た の が 二 大 聖 騎士 長 だった なんて …。

( ギルサンダ ー ) しかし さっき 新 世代 を 救った の は

七 つ の 大 罪 。 違う か ?

( 聖 騎士 ) 確かに 。 七 つ の 大 罪 の バン と

あの 子供 で し た 。\ N ( ギルサンダ ー ) あれ は キング だ 。

( 聖 騎士 たち ) え えっ ! ? ( ギルサンダ ー ) 黙って い た こと

許し て くれ 。 だが 俺 が 話し た こと は 全て 事実 だ 。

( ハウザ ー ) まったく … 早く 言って くれ れ ば よかった のに よ 。

すまない 。\ N ドレ ファス と ヘンド リク セン に

気付か れる わけ に は いか なかった ので な 。

ドドーーン ! ( 聖 騎士 たち ) う わ っ !

( ハウザ ー ) なん だ ! ? ( ギルサンダ ー ) この 衝撃 は …。

ドォーン ! ( ギルサンダ ー ハウザ ー ) あっ !

( ディアンヌ ) ぐ は っ ! あっ !

( 聖 騎士 ) 七 つ の 大 罪 !

( ギルサンダ ー ) はっ ! メリオダス この おぞましい 魔力 は

まさか ヘンド リク セン !

( ハウザ ー ) あっ … あの 化け物 が ?

( 聖 騎士 ) でも あの 面影 …。

( ホ ー ク ) あいつ さっき の ムキムキ マッチョ メン か ?

痩せ た な 。

♪~

聞こえ た ? こいつ の 狙い は エリザベス だ !

ドスッ ! 近づけ さ せる な !

くっ ! ( ゴウセル ) 「 瘡蓋 の 記憶 」。

ザシュ ! ( 聖 騎士 たち ) う わ っ !

( 聖 騎士 ) お … お やめ ください ヘンド リク セン 聖 騎士 長 !

( 聖 騎士 ) あ … あなた に は 王国 反逆 の 容疑 が かけ られ て いる 。

( ヘンドリクセン ) 「 黒 雪 」。

♪~

なん だ これ は ?

あっ ! 大丈夫 か ! ?

あっ … 死 ん でる !

( ギルサンダ ー ) この 黒い 雪 に 触る な ! 一瞬 で 死ぬ ぞ !

( 聖 騎士 ) 恐ろしい 技 だ が …。\ N ( 聖 騎士 ) よける こと は 造作 も ない 。

( 2 人 ) ぐ わ っ ! ボキッ !

( スレイダ ー ) あなた に 見せる の は これ が 初めて よ ね 。

「 威圧 」 ! ( 聖 騎士 ) 動き が 止まった !

( スレイダ ー ) 一気に 畳みかける わ よ ん 。\ N サイモン !

( サイモン ) 構え 太刀 「 円 」 !

( グスタフ ) ジェリコ の 敵 だ 。 思い知れ !

「 殺し の 氷山 」 !

から の … 「 吹雪 乱舞 」 !

ぐ は っ ! は ぁ は ぁ …。

( ギルサンダ ー ) あと は 俺 たち に 任せろ !

( ギ ー ラ ) 「 ブリリアント ・ デトネーション 」 !

( ハウザ ー ) 「 ライジング トルネード 」 !

「 雷 帝 の 鉄 槌 」 !

ドオォーーン ! ( 一同 ) う わ っ !

ほ げ ぇ ~ ! 痛 だ だ だっ …。

痛 っ 痛 っ ! 痛 て てっ …。

痛 ぇ よ ! ( エリザベス ) あっ あぁ …。

( サイモン ) やった か ? ( ギルサンダ ー ) 気 を 抜く な !

ダメージ は 与え た はず だ が …。

( グスタフ ) バカ な … これ だけ の 攻撃 が 全く 効 い て い ない だ と ! ?

( ハウザ ー ) こんな 化け物 が この世 に 存在 する なんて …。

( ギルサンダ ー ) 泣き言 は あと に しろ ! 我々 が おじけづ い て

誰 が 王国 を 守る ! 一騎当千 と うたわれる

王国 聖 騎士 たち の 誇り を 見せろ !

( 聖 騎士 たち ) おお ~ !

逃げ て …。\ N ( マ ー ガレット ) エリザベス !

これ 以上 誰 も 犠牲 を 出し たく ない の 。

誰 も 。 だ から …

逃げ て !

♪~

ザシュ ! あ あっ !

ドドーーン !

( ディアンヌ ) 「 昇天 隕石 」 !

キング ! ( キング ) 霊 槍 シャスティフォル 第 八 形態 …。

( ヘンドリクセン ) 「 暗黒 の 環 」。

( 2 人 ) あっ 。

♪~

ぎょ え ~ !

タコ が …。\ N 全員 やら れ てん じゃ … う っ !

( ヘンドリクセン ) 贄 まで 殺し て しまった か 。

ん ?

大した 男 だ 。

メリオダス … 様 …。

メリオダス 様 …。

エリザベス …

逃げ …。\ N 嫌 …。

絶対 嫌 です 。

♪~

( ヘンドリクセン ) メリオダス お前 は やはり 危険 な 存在 だ 。

あの 技 は さっき の …。

闇夜 さえ も 飲み込む 漆黒 に その 身 を 食わ れろ 。

いけない メリオダス …。

あれ を くら え ば いくら あなた でも …。

( ディアンヌ ) 団長 …。\ N ( キング ) あぁ …。

( バン ) 団 ち ょ …\ N 俺 以外 の ヤツ に 殺さ れ たら

ぶ っ 殺す 。

この 人 を 殺す なら … 私 も !

「 黒 死 」。

あ あっ !

メリオダス 様 !

お前 を 救う 者 は 誰 も い ない 。

トン ! いい や いる !

この ホーク 様 が な !

師匠 ! ホーク 何 やって ん だ …。

ダメ … やめ て !

お前 が 死 ん じ まったら エリザベス ちゃん まで

死 ん じまい そう な 勢い な ん だ から よ

しょうが ねぇ だ ろ 。\ N 早く どけ !

あぁ ~ あ こんな こと なら

腹 いっぱい 残飯 食 っと き ゃ よかった ぜ 。 ち っ 。

死ぬ な よ 豚 野郎 ども 。

ドオォーーン ! ( 2 人 ) う う っ …。

ホーク …。

お前 …。

こんな … こんな こと って …。

下等 な 家畜 ごとき に 命 を 救わ れる と は

大した 悪運 だ な 。

悪運 … だ と ?

ホーク ちゃん 起き て 。

また いつも の よう に しゃべって 。

ダメ よ …\ N 一 人 で 勝手 に さよなら なんて 。

う っ う ぅ … あ あ ~ !

あぁ … あ あっ …。

ああ あ ~ ~

( 2 人 ) う ぅ …。

( バン ) 師匠 が 死 ん だ … くっ !

あんな 気 の いい ヤツ を よくも !

くそ が ぁ ~

( ヘンドリクセン ) 次 は ない ぞ 。

ヘンド リク セン …

お前 は 本気 で 俺 を 怒ら せ た !

♪~

この 忌 々 しい 魔力 は まさか …。

この 光 …。 俺 は 死 ん だ の か ?

( マ ー ガレット ) いいえ 。\ N マーガレット 。

( マ ー ガレット ) 以前 に も 同じ よう な こと が 起き た の 。

その とき は これほど の もの で は なかった けど 。

♪~

( マ ー ガレット ) 父上 が あの 子 の ため に 木 から 落ち て

重傷 を 負った とき も

ベロニカ が 崩れ た 橋 から あの 子 を 守って

大 ケガ を し た とき も 。

♪~

( マ ー ガレット ) あの 子 は 気付 い て い ない の 。

自分 自身 が とてつもない 魔力 を 宿し て いる こと に 。

♪~

( ベロニカ ) エリー …。

♪~

厄介 な 。

目覚め た か …\ N ドル イド の 巫女 に 流れる 血 が 。

女神 の 使途 よ 。

♪~

エリザベス の あの 右 目 は …。

こんな 魔力 感じ た こと が ない 。

( 聖 騎士 ) エリザベス 王女 様 …。\ N ( ギルサンダ ー ) エリザベス 。

私 は とても 悲しい 。

ヘンド リク セン

父上 は あなた を とても 信用 し て い た わ 。

それ は あなた が 誰 より も 穏やか で 優しく

人々 から も 聖 騎士 から も 信用 さ れ て い た から 。

あなた に 何 が 起こった の ?

聖 騎士 たち を 裏切り 多く の 命 を 奪って …。

そう まで し て あなた が し たい こと は なん だった の ?

魔 神 族 の 復活 を 。

古 の 大戦 で 我ら を 封印 し て くれ た

四 種族 へ の 報復 を 。

報復 ? どういう こと ?

言って る の は ヘンド リク セン じゃ ねぇ 。

中 に いる 別物 だ 。

その ため に は 女神 の 使途 で ある お前 の 血 が いる の だ 。

♪~

ち っ … まずい !

これ 以上 くら え ば …。\ N 全員 やら れる 。

お 願い やめ て 。

「 暗黒 の 環 」。

( 聖 騎士 たち ) う わ ぁ ~ !

もう 誰 も 傷つけ ない で !

♪~

お っ …。

♪~

( ヘンドリクセン ) お ぉ … が ぁ ~ !

♪~

( 3 人 ) あっ !

( 2 人 ) あぁ …。

♪~

( ベロニカ ) 奇跡 の 光 が 王 都 を 包 ん で いる 。

こ … これ は …。\ N 大変 ! 見 て 。

化け物 に やら れ た 傷 が …。\ N 消え て いく 。

あっ 。

これ は ? この 光 は ?

メリオダス 様 !

安心 しろ ここ に いる 。\ N あっ 。

メリオダス 様 … みんな 。

ひどい 傷 を 負って い た の に なぜ …。

エリザベス … 君

自分 で 何も 気付 い て い ない の ? えっ ?

( 聖 騎士 ) あれ ? ( 聖 騎士 ) 俺 死 ん だ ん じゃ …。

( 聖 騎士 ) 奇跡 だ !

じゃあ ホーク ちゃん も ! ?

あっ どうして … どうして …。

( 聖 騎士 ) う ぅ … う わ ぁ …。

( 聖 騎士 ) 頼む から 目 を …。\ N ( 聖 騎士 ) なぜ だ …。

失わ れ た 命 は もう …。\ N マーガレット

エリザベス の ところ に 付い て やって くれ 。

う う っ う ぅ …。

( マ ー ガレット ) エリザベス !

頼む 。

こ しゃく な 娘 だ 。

もっと 早々 に 殺し て 血 を 奪って おく べき だった か 。

( スレイダ ー ) ふん 。\ N せっかく 体 が 元 に 戻って も

最悪 な 状況 は 何も 変わって な いわ ね 。

諦める な ! ( 聖 騎士 ) ですが …。

( 聖 騎士 ) どう 考え て も 勝ち目 は …。

くっ !

( 心 の 声 ) ≪ くそ … 体 の 震え が 止まら ない ≫

あっ !

ドクン ドクン ドクン ドクン …

はっ !

あっ !

ドカッ ! ぐ わ っ !

♪~

ふん ! ドゴン !

お っ …。

♪~

諦め ん な !

♪~

俺 たち 七 つ の 大 罪 が いる かぎり !

♪~

♪~

♪~

いよいよ 次 で 最終 回 。\ N 今 まで さんざん だった が

たまに は 予告 らしい こと やる か 。

そう だ な 。 って もう 時間 ねぇ し !

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 英雄 たち 」。

皆様 ごきげんよう !