NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 125 - 消失
( デイダラ ) オイラ の 究極 芸術 だ 。
これ から オイラ は 自爆 する 。
《 サスケ : コイツ …》
死んで オイラ は 芸術 に なる 。
今 まで に ない 爆発 は この 地 に 今 まで に ない 傷跡 を 残し ➡
そして オイラ の 芸術 は 今 まで に ない 称賛 を 受ける だろう 。
《 トビ … 悪い な 》
オイラ の 称賛 の なか テメエ は 確実に 死ぬ !
半径 10 キロ が 爆発 範囲 だ 。
逃げきれ や し ねえ ぜ うん !
さ ぁ 怯えろ … 驚嘆 しろ ! 絶望 しろ !!
泣き わめけ ! オイラ の 芸術 は …。
♪♪~
( デイダラ ) 喝 ! 爆発 だ !!
( トビ ) な っ !
何 だ あれ は !?
( キバ ) 何 だ !?
( パックン ) カカシ あれ は ?
( カカシ ) この 感じ … あの チャクラ は 暁 の …。
( ヒナタ ) な 何 だろう …。
( ナルト ) 行って みる って ば よ 。 ( ヤマト ) あぁ 。
( どよめき )
《 香 燐 : サスケ … まさか …》
《 サスケ の チャクラ が 感じ られ ない !》
( 水 月 ) あの 辺り は 集合 場所 だ 。
まさか !?
って ! その まさか じゃ ない か !!
( ゼツ ) デイダラ の ヤツ 自爆 した な 。
トビ は どこ かな ?
( ゼツ ) 巻き添え だ な あの 爆発 の 中 に いた だろう から 。
( ゼツ ) デイダラ が 死んだ 。
最後 は 己 で 大 爆発 だ 。
( 鬼 鮫 ) あら ら また メンバ ー が 減っちゃ い ました ね 。
彼 は 結構 強かった と 思い ます が 。
で どっち に やられた んです ?
サスケ か 九 尾 の 人 柱 力 か ?
サスケ だ 。 ただし ね …➡
サスケ も 死んだ みたいだ よ 。
道連れ です か …。
( ペイン ) 感謝 する んだ な イタチ 。 デイダラ が 厄介 払い を して くれた んだ 。
ん ~ あと 何 か 忘れて る ような …。
トビ も 死んだ みたいだ よ 。 デイダラ の ヤツ 見境 なく 爆発 し や がった 。
そう そう トビ でした か …。 しかし あの 逃げ腰 が 逃げ遅れる と は ➡
相当 たいした 術 だった んです ね 。
ま ぁ いい 。 あの 程度 の 男 なら いくら でも 補充 は 利く 。
デイダラ は 惜しかった が …。
私 は 彼 が 好きでした よ 。
陰 鬱 な この 組織 の 場 を 和ま せる 能力 なら ➡
トビ も たいした 能力 者 でした が ね 。
オレ は 行く 。 せめて 静かに デイダラ を 弔う と しよう 。
だったら ボク は トビ の 弔い を …。 暇だ な …。
( 水 月 ) 蛇 の 紋章 が 消えたら と …
コイツ を こう やって …。
サスケ の 血 を ちょいと 垂らして …。
よし 。
口 寄せ の 術 !
コ … コイツ が 大 蛇 丸 の 口 寄せ マンダ か 。
大 蛇 丸 で さえ 手 を 焼いて いた コイツ を どう やって …。
ん ?
《 なるほど … 幻 術 か 》
なんだ ボロボロ じゃ ない か !
誰 と やり合った んだ ?
( マンダ ) この … オレ 様 を …➡
利用 しや が って … この クソガキ …。
その 目 … その 目 で オレ 様 を 操った の か …。
この オレ 様 を …。
あ ~ ぁ 死んじゃ った よ 。
マンダ って あの 大 蛇 丸 の いちばん の ペット でしょ ?
動物 は もっと 大切に し なきゃ 。 それ に ムリ やり 幻 術 かけて さ ぁ 。
ギリギリ だった から な …。 そんな 余裕 は なかった 。
( 香 燐 ) いた !
やっぱり ここ か !
急に チャクラ が 消えた から どうした の か と 思えば ➡
飛んで た の か !
マンダ の 中 に 入って ➡
時空 間 忍術 で 別 空間 へ 飛んで 逃げた … の は いい けど ➡
なんで そんなに ボロボロ な の ?
飛ぶ 寸前 に マンダ と 一緒に 爆風 を 受けた 。
相手 は 暁 だ 。 思った 以上 の やり手 で な …。
《 傷 だらけ の サスケ も かっこいい 》
とにかく 少し 休養 を とら ない と ね 。
なぁ 香 燐 ?
( 咳払い )
だ らし ねえ ! それ でも 大 蛇 丸 を やった 男 かよ !!
大 蛇 丸 は もともと 弱って いた 。 それ だけ の 話 だ 。
( 鬼 鮫 ) まだ やみ ませ ん ねぇ 。 この 時期 に この 地域 で ➡
こう も 降る の は おかしい んです が 。
お 体 に 障り ます よ 。
冷酷な あなた が 今 何 を 考えて いる の か ➡
それ は わかり ませ ん が ➡
ここ から だ と 泣いて る ように 見え ます よ 。
弟 さん の こと なら 残念でした ね 。
これ で うち は 一族 は あなた 一 人 に なって しまった 。
( イタチ ) いや …。 ん ?
アイツ は 死んで ない 。 それ に …。
どういう こと です ?
( イタチ ) 雨 が … やんだ な 。
( サクラ ) ナルト !
みんな 気 に なって 駆けつけた ようだ ね 。
何 が あった んだ !?
サスケ 君 が さっき まで ここ に いた 形跡 が ある の 。
アイツ の ニオイ が かすかだ が 漂って いる 。
それ に いく つ か 他の ニオイ も 残って る 。
どういう こと だ ?
( シノ ) この 地形 の 傷跡 から して ➡
ここ で 戦闘 が あった と 考え られる 。
やっぱり だ 。 この 他 の ニオイ の ひと つ は ➡
町 で 嗅いだ サスケ の ニオイ と 混じって た ヤツ だ 。
どうやら サスケ の 近く に ついて ➡
一緒に 行動 して いる ヤツ ら が いる ようだ 。 同伴 者 が いる 。
じゃあ あの とき …。
おそらく サスケ は 小 隊 を 組んで 移動 して たな 。
他の 5 つ の ニオイ の うち ひと つ は ➡
暁 の デイダラ と 呼ば れて いた 男 。
え … アイツ は 自爆 して ➡
カカシ 先生 の 術 で 異 空間 に 飛ばさ れた んじゃ …。
どうやら 自爆 に 見せかけて ➡
逃げて いた と いう こと の ようだ な 。
で ヤツ ら 暁 は ➡
ツ ー マンセル で 行動 する から 残り は 3 つ 。
サスケ は フォ ー マンセル で 行動 して いる 。
何 人 だろう と 関係 ねえ !
さっさと サスケ の ニオイ を 追う って ば よ !
それ が ダメ な んだ 。
は ? なんで !?
ニオイ が ここ で なく なって る 。
どういう こと だ !?
こういう 場合 は サスケ が 爆発 で 跡形 も なく 消し飛んだ か ➡
あるいは 時空 間 忍術 で 飛んだ と 考える の が 普通だ 。
時空 間 忍術 ?
( キバ ) どうやら 後者 の ようだ な 。
今 の オレ は 犬 以上 に 鼻 が 利く 。 見つけた ぜ サスケ !
《 忍 犬 以上 の 鼻 と は 成長 した な キバ 。
さすが は 犬塚 家 だ 》
キバ 案内 して くれ 。
( 小南 ) ペイン 来て 。 彼 が 来た わ 。
で サスケ の ほう は ? いい 感じ だ 。
写 輪 眼 の 力 を 十二分に 発揮 して いた 。
あれ は イタチ 以上 の 眼 に なる 。
機 は 熟した 。 ヤツ も 覚悟 は 決まって いる だろう 。
そう 長く は ない から な 。
じゃあ 九 尾 の ほう は ?
お前 が 狩れ 。
リ ー ダ ー と して 失敗 は 許さ ん 。
( セミ の 鳴き声 )
ヘッ イタチ を やる って 言って たくせ に ➡
こんな ザマ じゃ しばらく は 動け ねえ ぞ 。
ここ ん ところ 歩き づめ だった から ちょうど いい 。 休暇 が とれる 。
テメエ は 休み っぱなし だった じゃ ねえ か 。 この 貧弱 野郎 !
よし 終わり だ 。 ( 水 月 ) 北 アジト で ➡
なんにも し なかった キミ に は 言わ れ たく ない ね 。
なんだ と コラ ! テメエ や ん の か オゥ 。 ああ やって やろう じゃ ねえ か !
いいかげんに しろ 。
水 月 香 燐 。 それ より イタチ の 情報 は 集まった の か ?
ボロボロ の テメエ が 偉 そうに 言って んじゃ ねえ よ 。
暁 って ヤツ ら の 情報 は いく つ か つかんだ が ➡
イタチ に ついて の はっきり した もの は なかった よ 。
ウチ は ゼロ 。
ただ ヤツ ら は ある 特定 の 人物 ➡
特別な チャクラ を 持つ 者 たち を 狙って いる ようだ 。
特別な チャクラ 。
( 重 吾 ) オレ は 動物 に 語りかけ 暁 の アジト を いく つ か 把握 した 。
その 周辺 で は いつも 大きく イヤ な チャクラ を 感じる らしい 。
動物 たち は そう 言って る 。
へ ぇ 低 能 な 動物 たち も チャクラ を 感じ取る こと が できる の か 。
いや 低 能 だ から こそ か 。 まるで 香 燐 みたいだ ね 。
っだ と テメエ !
水 月 テメエ 今度 と いう 今度 は 絶対 許さ ねえ !
( 水 月 ) おい ちょ っ … 待て 。 おい 。
殺す 。 殺し たい 。
う ぉ ~ っ !
う ぉ ~。 や ばい 。 重 吾 の 殺人 衝動 が 。
サスケ 早く しろ 。 落ち着け 重 吾 。
ハァ ハァ 。 ハァ ハァ 。
ハァ ハァ 。
す すまない 。
香 燐 が 悪い んだ ぞ ギャ ー ギャ ー と 騒いで 。
あぁ ? お前 だって 。
香 燐 キミ は そう やって ボク を 挑発 して ➡
何 を 企んで る ん だい ?
前 に も 言った と 思う けど ➡
自分 の 目的 の ため に も サスケ から 離れる つもり は ない よ 。
べ 別に ウチ は なにも 企んで る わけじゃ なくて ➡
純粋に 水 月 お前 の 気持 を …。
オレ に は … オレ に は サスケ が 必要だ 。
君 麻 呂 の 代わり に なる の は … サスケ だけ なんだ 。
サスケ は オレ の 檻 に なる と 言って くれた 。
さっき の ように オレ の 衝動 を 止め られる の は ➡
今 は サスケ しか い ない 。
でも ね コイツ は どう あれ ➡
その 檻 って ヤツ に は 鍵 なんて かかって ない んだ よ 。
いつでも 誰 でも 抜け出せる 。 な のに な …。
間違い ない こっち だ 。
ヤツ の ニオイ は 動き を 止めて いる 。
どうやら 潜伏 して いる ようだ ぜ 。
チャンス だ な 。
《 サスケ … お前 へ の 道 が つながった って ば よ 》
うずまき ナルト … あれ は ただ の ガキ で は なく なった 。
いまや たいそうな 術 を 身 に つけ 仲間 も 多い 。
簡単に は いかん ぞ 。
一撃 で あの 角 都 の 命 を 二 つ 削った 。
タ ー ゲット を お そる べし と する 言葉 は ちり に 等しい 。
ペイン は 負けた こと が ない のだ から 。
フフッ … まっ それ も そう だ 。
話 は 終わり だ 。
他の メンバ ー に 残り の 人 柱 力 を 急が せろ 。
わかって いる 。
いよいよ だ … 我ら が 目的 を 達成 する の も あと わずか 。
( 雷鳴 )
そう なれば すべて が 本来 の 形 に 戻る のだ 。
♪♪~
写 輪 眼 の 本当の 力 が … この うち は マダラ の 力 が !
また 空 が 鳴き 出した 。
ペイン あなた …。
( カプリコ ) 開け ベルパラソ の 狩人 サマグィ 。
レイラ の 娘 を 仕留めて こい 。