NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 104 - 晶 遁崩 し
う お ~ っ !
ふん !
うわ っ …。
ザコ は 引っ込んで な !
さあ かかって きな カカシ 。
( 足音 )
( カラス の 鳴き声 )
( トビ ) 頭 隠して 尻 隠さ ず 。
( トビ ) あん ?
先輩 に 思い を 寄せる 女子 高 生 。
あ あら ? ちょっと 先輩 !
まだ 怒って る んです か ?
仲よく 一緒に 三尾 探し ましょう よ !
( デイダラ ) 失せ ろ !
だって 仕事 し ない と ➡
他の 先輩 に また 怒ら れちゃ い ます よ !
もう 許して ください よ ~。
あっ そう だ ! 仮面 の 中 特別に 見せちゃ い ます 。
失 せろ と 言って る んだ !
もう 先輩 ! そんな こと 言う と ➡
ホント ど っか 行っちゃ い ます よ !
ああ もう しようがない な 。
しばらく は 1 人 で 探す か 。
♪♪~
そり ゃっ !
《 これ が ヤツ が 秘めて いた 力 か 》
♪♪~
あきらめ の 悪い …。
墨絵 が 効か ない と 後 は 逃げる だけ 。
それ が お前 の 忍法 か 。
ボク の 墨 の 使い 方 は それ だけ じゃ ない 。
なに …。
う お ぉ !
♪♪~
忍法 墨 流し 。
さ ぁ どうした ? かかって きな よ !
《 まいった ね … コイツ 前 に 戦った とき は ➡
まだ すべて の 力 を 出して い なかった の か 》
チッ ! 次 は 本気 を 出す よ !
晶 遁 ! 破 晶 降 龍 !
なに !? 死に な !
《 コイツ は 接触 する あらゆる 物質 を 結晶 化 さ せる 。
つまり 水 遁 土 遁 木 遁 は 効果 が ない 。
しかし これ なら !》
やった か !?
甘い ね !
ぐ お っ !!
残念だった ね カカシ 。
三 匹 の 龍 は オレ を 移動 さ せ ない ため の 目 くらまし か 。
なんだか んだ 言って も ➡
大した こと ない ね 写 輪 眼 の カカシ も 。
もう 遊び は 終わり だ よ 。
♪♪~
ムダ だ 。 う が ~ っ !
( トビ ) さ ~ て どこ かな ? どこ かな ?
って いう か どこ に 行く かな …。
ん ?
なんか むちゃくちゃ 怪しい 湖 発見 。
何 やって んだ ? アイツ ら 。
あれ は 木 ノ 葉 の …。
キャッ !
ちょっと ! いの !
結 界 を 張る チャクラ に 集中 して ! は … はい !
結 界 ? ヘッ ! まさか 。 いや まさか まさか 。
ん ? あら ら … もう 一 匹 いる けど ➡
見た こと ねえ な …。
《 麟児 : 木 ノ 葉 の 連中 三 尾 を 見つけだす つもり か ?》
ハッ ! ま ぁ 高見 の 見物 と いく か 。
さ ~ て … そろそろ 決着 を つける よ !
カカシ 先生 !
覚悟 し な !
♪♪~
なに っ !?
♪♪~
シノ !
間一髪 って ところ だ ね 。 できた の か ?
できて い なければ ここ に は 来 ない 。
ふ ぅ … 誰 か と 思えば 蟲使 いか い 。
お前 の 術 じゃ 私 に 通用 し ない よ !
ムダ な んだ よ !
♪♪~
だから 言った だろう ? ムダ だって 。
それ は どう かな 。
なに !?
♪♪~
バカ な …!
お前 の 術 は もう オレ に は 効か ない 。
なぜなら オレ の 蟲 は 無限の 進化 を 遂げる 。
お前 の 術 へ の 耐性 は 得た 。
よし やった ! すげ ぇぞ !
あり え ない … 私 の 晶 遁 が やぶれる なんて …。
多重 影 分身 の 術 !
♪♪~
もう 逃がしゃ し ねぇ って ば よ !
( カカシ ) おとなしく しろ 。
幽鬼 丸 は どこ に いる !?
なんで お前 …。 あ !
お前 だって あの 子 の 力 が 欲しい んだ ろ ?
オレ は そんな もん いら ねえ ! どう だ か な 。
あぁ っ !
( シノ ) 今 だ ! ヤツ の 晶 遁 は 封じ られた 。
♪♪~
白状 し や がれ ! 幽鬼 丸 は どこ だ !?
♪♪~
この !
これ は !
紅 蓮 さん …。
これ は … 泥 !?
どうやら あの 結晶 は すぐ 修復 する ようだ 。
クソ ! やって も やって も きり が ねえ !
蟲 の 攻撃 を 一 点 に 集中 さ せろ !
紅 蓮 さん …。
《 間に合わ ない !》
雷 切 !
泥 の 壁 !?
牛 頭 !?
牛 頭 … お前 !
何 し や がる !? 放せ !
私 は ヤツ ら に とどめ を …。
牛 頭 …。
ここ は 通さ ない !
う ぅ …。
紅 蓮 さん !
大丈夫 か !? カカシ 先生 ! あぁ 。
だが 紅 蓮 に は 逃げ られた 。 くっ !
幽鬼 丸 の 居場所 を つきとめる 手がかり だった のに 。
残念だ 。 なぜなら ➡
オレ の 蟲 は 完璧に 働いた のに ➡
逃げ られた から だ 。
いい か ? 手分け して 探す 。
ナルト は シノ と 。 サイ は オレ に ついて 来い 。
みなさん が すごい ヤツ ら だって 煽る から ➡
闘志 を 燃やして いた んです が …。
何 あれ ? 全然 じゃ ない 。
ああ 。 この 間 と 別人 みたいだった ぜ 。
他の ヤツ ら も 前評判 だけ じゃ ない の ?
油断 し ない ように 。 はい 。
カカシ 先輩 が 苦戦 した くらい だ 。
晶 遁使 い は 本物 だ よ 。
ボク の 体 術 が 通じる か ぜひ 手 合わせ し たい もの です 。
ここ で 二手 に 別れよう 。
リ ー と テンテン は 湖面 の 封印 班 の 警護 を 。
我々 は 先輩 の 対 晶 遁班 と ➡
合流 する 。 はい 。
ええ ! 晶 遁使 いと 戦え ない んです か ?
敵 は どこ に 現れる か わから ない 。
油断 する な と 言った はずだ よ 。
( リ ー / テンテン ) は はい !
あっ 今 …。
わかって る 。 この 近く …。
この 真 下 に いる 。
いよいよ ね 。
( シズネ ) 結 界 四方 封 陣 を 「 探 」 の モ ー ド から 切り替える 。
息 を 乱さ ないで 。 いく わ よ 。
( みんな ) 結 界 四方 封 陣 「 縛 」!
このまま 網 を 静かに 沈めて いく 。
三尾 に 気配 を 気取ら れる な 。
ちょっと 先輩 や っぱ 三尾 です よ ! って い ない んです よ 。
ん ?
( トビ ) アイツ 止める つもり か ?
敵 が ! ( サクラ たち ) えっ !?
( シズネ ) 気 を 乱す な 。 ( いの ) でも …。
木 ノ 葉 旋風 !
なに !?
リ ー さん 。 テンテン さん 。
向こう の 敵 が 終わった んで 急いで 駆けつけて き ました 。
間に合って よかった です 。
ボク が 来た からに は この 4 人 に 指 一 本 触れ させ ませ ん 。
お前たち は 足止め して あった はずだ 。
ああ 彼ら です か ?
ボク たち の 敵 じゃ あり ませ ん ね 。
く … 鬼 霧 たち が 敗れた の か 。
さ ぁ ボク が 相手 し ます 。
チッ …。
( テンテン ) なに よ 逃げる の !?
( トビ ) あら ら ら ら や ばい や ばい よ 。
このまま じゃ 三尾 封印 さ れちゃ う じゃ ん 。
でも 今出 てって も やられちゃ う かな ?
向こう 人数 多い し … ねぇ 先輩 ?
… って いない 。
《 カブト : フン … ど いつも こいつ も 使え ない ヤツ ばかり だ な 。
木 ノ 葉 の 術 式 は 三尾 の 封印 。
三尾 を 誰 に も 利用 さ れ ない 道 を 選んだ の か …。
そう は させ られ ない 》
( カブト ) 幽鬼 丸 ?
紅 蓮 さん …。
《 イヤ だ … 白い 椿 は 赤い 椿 に なっちゃ ダメ な んだ …。
約束 だ よ … 帰って きて 》
ゴ … 牛 頭 … お前 …。
♪♪( 草笛 )
(( 幽鬼 丸 ?
はっ !? キャア !!))
♪♪( 草笛 )
こ … この 草笛 は …。
まさか … まさか … まさか …。
あっ …。
♪♪( 草笛 )
うわ ぁ ~!!
♪♪( 草笛 )
《 私 が … あの 子 の 母親 を 殺した と いう の か !?
そんな … そんな !?》
( カブト ) 紅 蓮 。 あっ !?
行く ぞ 。 お前 大 蛇 丸 様 の ところ に ➡
帰った んじゃ ない の か !? それ どころ じゃ なく なった 。
木 ノ 葉 の 封印 術 に 三尾 が かかって しまって ね 。
なんだ と !? 幽鬼 丸 を 使って 三 尾 を 操る 。
そして ヤツ ら の 結 界 を 破る んだ 。
カブト 話 が ある 。
なんだ この 時間 の ない とき に …。
わかって る 。 だが これ 以上 力 を 使わ せれば ➡
幽鬼 丸 が どう なる か アンタ なら わかる はずだ !
なんだ そんな こと か …。
本当の こと を 話せ !
( カブト ) 何 を カッカ して る 。
幽鬼 丸 が 生きよう と 生き まい と お前 に は 関係 が ある まい 。
関係 は … ある 。
ほ ぉ ~ 鬼 の 目 に も 涙 と いう わけ か 。
これ まで 数え 切れ ない ほど 人 を 殺して きた お前 が ➡
幽鬼 丸 に 情 を 寄せる と は ね 。
これ は 驚き だ 。 ( 紅 蓮 ) あの 子 は 特別だ !
あの 子 の 母親 を 殺し たからか ? どうして それ を ?
別に 不思議じゃ ない 。
大 蛇 丸 様 は すべて お 見通し だ 。
お前 が あの 子 に 転ぶ って こと も ね 。
だからこそ お前 を 選んだ 。
なんなら ボク から 幽鬼 丸 に 教えて あげて も いい んだ けど ね 。
唯一 帰る 場所 だ と 信じて いた 優しい 紅 蓮 さん は ➡
自分 の 母親 を 殺した 極悪 人 だった って ね 。
やめろ !
なら ボク の 命令 に 素直に 従う んだ ね 。
テンテン いつ また 敵 が 来る か わかり ませ ん 。
油断 し ないで ください 。
よく なつか せた もの だ 。
ウフフ ウフフ …!
《 カブト : 大 蛇 丸 様 悔しい が ➡
あの 女 を 選んだ の は 間違って い ませ ん でした よ 》
(( カブト : 紅 蓮 が 幽鬼 丸 に 情 を 寄せる ?
そんな こと が ある のです か ?
( 大 蛇 丸 ) フッ … カブト お前 も まだまだ ね 。
同じ 時 を すごせば すごす ほど 絆 は 深く なる 。
人間 と は そういう もの よ 。
そう でしょう か 。
( 大 蛇 丸 ) あの 2 人 は 深い 因縁 で 結ばれて いる 。
おそらく 紅 蓮 は 私 の 命令 を 忘れて 裏切る わ 。
その とき は …))
《 カブト : そろそろ 頃合い です か ね 大 蛇 丸 様 …》