NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 071 - 友 よ
( ナルト ) テメエ は 引っ込んで ろ !
ソラ は … オレ が 助ける !
♪♪~
( 唸り 声 )
( フリド ) フハハハハ … 本物 の 人 柱 力 も ソラ に 脱帽 か ?
( アスマ ) ソラ を 元 に 戻せ 。
( フリド ) オレ に は もう 何も でき ん 。
もう すぐ ソラ は はじけ 木 ノ 葉 は 滅びる 。
( アスマ ) さ せる か ! 止めて みろ !
オレ は 巻き添え は ごめん だ から な 。
逃がす か !
ソラ !
おん 出して やった ぜ 九 尾 の 野郎 を !
お前 の 力 を 借りて な 。
( 吠え 声 )
今度 は オレ が お前 に 力 貸して やっ から よ 。
遠慮 す んじゃ ねえ ぞ !
♪♪~
ソラ ! いい加減 目 さま し や がれ !
♪♪~
( サクラ ) ナルト !
大丈夫 ?
しっかり して ナルト 。 今 治療 を 。
( シカマル ) チッ ! 治療 して る ヒマ は ねえ ぞ !
サクラ 逃げろ !
( いの ) みんな 逃げて !
( ヤマト ) 大丈夫 か ? みんな 。
( いの ) え ぇ 。 ( リ ー ) 大丈夫です 。
( リ ー ) そう いえば サクラ さん と ナルト 君 は …。
( 唸り 声 )
ナルト ! サクラ ちゃん 大丈夫 ?
うん 。 よかった 。
そんな こと より ナルト アンタ の 治療 …。
オレ の キズ の 回復 の 速 さ は ➡
サクラ ちゃん が いちばん よく 知って る はずだ って ば よ 。
それ より ソラ の ヤツ を ➡
オレ が ぜ って え 連れ戻す から ➡
アイツ の 治療 を 頼む 。
ナルト …。
わかった 。
ソラ …。
ナルト ! 大丈夫 !
サクラ ちゃん は みんな の ところ へ 。
これ は きっと ソラ と オレ の 問題 な んだ 。
うん …。
ハ ~ ッ !!
( 唸り 声 )
( 唸り 声 )
( いの ) どう な の ? 私 の 医療 忍術 じゃ 治ら ない の よ 。
( ヤマト ) やはり な … サクラ が ケガ した とき と 一緒だ 。
( サクラ ) 九 尾 の チャクラ で 傷 を 負う と 治り が 遅い の よ 。
しばらく は 針 を 刺した ような 痛 み が 続く と 思う わ 。
( チョウジ ) 大丈夫だ よ 。 ( キバ ) じゃあ なんだ よ !
今 ヤツ を 押さえ られる の は ナルト だけ って こと かよ !
そういう こと に なる ね 。 ( キバ ) そんな !
ナルト 君 …。
あの 時 オレ が 確実に お前 を 倒して おけば ➡
ソラ は こんな こと に は …。
( フリド ) よかった じゃ ねえ かよ …。
ソラ の オヤジ を 殺した の が お前 じゃ なくて よ 。
いい や オレ だ 。 今度 は 確実に お前 を …。
また 火影 の 命令 か ?
違う !!
オレ が 許せ ない んだ … 子供 に あんな こと を する お前 を !
親 だ 子 だ 何 を 言って る !
そんな もん で 動く の か よ ! 火 ノ 国 って ヤツ が よ !!
動かす こと は ない … つなげて いく んだ !
わるい が オレ は 動かす ! この 国 を … 世界 を !!
その ため に も 玉 が 必要な んだ !!
違う !!
違う の は そっち だろう が !
( サイ ) 忍法 超 獣 偽 画 !
♪♪~
クソ ! 何 だ これ !?
こんな 夜中 に 病院 抜け出して 散歩 か ?
( サイ ) 里 が 騒がしく 寝 つけ なかった もの です から 。
フッ … まあ いい 。 さて と …。
これ で ゆっくり お前 と 話 が できる な … カズマ 。
お前 と 話し合う こと なんて 何も ねえ !
ソラ ~!!
クッ …! いって え な ~!
思い出せよ … ソラ !
( 唸り 声 )
オレ たち が … 出会った とき の こと を …!
お互い 間違って やり合った とき の こと を …。
オレ を 助け に 来て くれた とき の こと を …。
♪♪~
(( ソラ ! ソラ !
ソラ !!))
クソ …!
オレ たち は 最初 から 間違って た んだ 。
( アスマ ) そもそも 玉 が 何 を 指す か と いう ところ から な 。
間違っちゃ い ねえ … 間違っちゃ い ねえ んだ よ アスマ !!
♪♪~
オレ が … オレ が 死んだら ➡
どう なる んだ よ … 火 ノ 国 は …。
どうにも な ん ねえ よ 。
笑 っち まう な …。
♪♪~
(( ソラ : 父さん の 顔 は よく 覚えちゃ い ねえ 。
ただ あの 染み ひと つ ない きれいな 腰 布 の こと は ➡
今 でも 忘れる こと は でき ねえ 。
オレ に とって 父さん は あの 白い 輝き そのもの な んだ ))
カズマ … お前 の 義 は …。
ソラ !
(( ソラ ! 誰 だ ?
ソラ !
なんだ ナルト か …。
ここ は 落ち着いて … う っ ! 話し合い で …。
こら ! お前 の パンチ が 当たって る んだ よ !
った く コイツ は 騒がしくて …。
大丈夫 か ? ソラ 。
ナルト !?
テメエ な に でしゃばって 来 や がった !
来 ち まった もん は しよう が ねえ だ ろ 。
でしゃばり で …。
なぁ ! 何 が あった んだ よ ソラ !
お前 と アスマ 先生 の 間 に 何 が !? 離せ この 野郎 !
うっとうしい 野郎 だ ぜ ))
( 唸り 声 )
今度 は 何 !?
いったい 何 が 始まる んです ?
これ は …!
( 唸り 声 )
ヤマト 隊長 ! ナルト の とき と は ソラ の 様子 が 違い ます !
そう だ ね 。 これ は あくまで ボク の 考え だ が ➡
九 尾 の チャクラ を とどめて おくに は ➡
ソラ の 器 は 小さ すぎた 。
膨大に 膨れ上がった チャクラ は 今 ➡
ソラ の 体 から 抜け出そう と して いる 。
それ って …。
( 唸り 声 )
ソラ … その 力 は …。
その 力 は お前 の ため に は なら ねえ 。
かわり に オレ が ➡
オレ たち 木 ノ 葉 の みんな が ➡
お前 の … お前 の 力 に なって やる !
ナルト !
♪♪~
( シズネ ) 綱 手 様 …。
( 綱 手 ) シズネ ! 出かける ぞ ! ( シズネ ) は はい !
( 唸り 声 )
( いの ) 何 これ … これ が 九 尾 !?
( シカマル ) なんて チャクラ の 量 だ 。
( 唸り 声 )
なに !?
どうした ん でしょう ? なんか 様子 が ヘン だ ぜ 。
( 唸り 声 )
ヤマト 隊長 !
( ヤマト ) おそらく ソラ の 体 から 外 へ 出て みた もの の ➡
形 を 保つ ため に は 器 が 必要な んだろう 。
それ じゃあ …。
ソラ …。
大丈夫 か !? ソラ !
おい ! 聞こえる か ?
起きろ よ ソラ !
ソラ ~!!
(( 誰 だ …。
また 誰 か が オレ を … オレ を 呼んで る …。
ソラ !
うる せ え ぞ ! ナルト !))
あ … やっと 気 が ついた か 。
ナルト …。
さ ぁ 帰ろう ぜ ソラ !
帰る ?
帰る って いったい どこ に 帰る って いう んだ よ ?
何 言って んだ よ 。
オレ たち 木 ノ 葉 の 里 に 決まって んだ ろ 。
木 ノ 葉 …。
オレ が つぶそう と した 木 ノ 葉 の こと か 。
そんな の は 関係 ねえ !
お前 は オレ たち の 仲間 だ !
誰 が 何と 言おう と どう で も いい 。
オレ と お前 は 仲間 だ !
仲間 …。 ( サクラ ) そう よ 。
♪♪~
大丈夫 そうです ね 。 よかった 。
( サイ ) あの う …。 ( サクラ ) サイ !
ボク も まぜて もらって いい かな ?
お前 は ダメ 。
えっ そんな !
( 笑い声 )
《 今 の は 何 が おかしい のだろう ?》
( サクラ ) サイ ボケ ない の 。
仲間 か …。
♪♪~
じゃあ 火 ノ 寺 に も 帰ら ねえ の か よ 。
あぁ 。 もっと 世界 を 回って いろんな 人 に 会って み たい んだ 。
お前 の ように 少しずつ 仲間 を 作って いき たい 。
そ っか 。 でも たまに は 寄り なさい よ 。
木 ノ 葉 の 里 は いつでも アンタ を 歓迎 して あげる から 。
そう だ ね 気兼ね なく 。
ハハハ あり が とよ 。
じゃあ な 。
アスマ の お っ さん に よろしく な 。
おう !
あぁ そう いや 今度 こそ お前 に ➡
戒名 つけて やっ から よ 。
テメエ ! そりゃ 死人 に つける 名前 だって ➡
さっき 聞いた ぞ ! ( ソラ ) ハハッ バ ~ カ ! 遅えん だ よ !
じゃあ な !
♪♪~
あっ 珍しい っす ね いきなり 棒 銀 なんて 。
じっくり やろう ぜ 時間 も あんだ し 。
敵陣 突破 の 先兵 だ 。
たまに は こういう 指し 方 も でき ない と な 。
そういう 指し 方 嫌いじゃ なかった っす か ?
オレ と 同じで 。
上手 相手 に 玉 を 守る ため に は ➡
犠牲 も やむなし って ヤツ だ 。
なんか あった ん す か ?
別に … なんにも ない よ 。
ただ 今ごろ に なって 玉 の 大切 さ が わかって きた の さ 。
そりゃ 玉 とら れたら 終わり っす から ね 将棋 は 。
木 ノ 葉 の 忍 を コマ に 例える なら … シカマル 。
( アスマ ) さしずめ お前 は 桂 馬 だ な 。
なんで ?
( アスマ ) 力 は 弱い が コマ を 飛び越して 進む こと が できる 。
この ユニ ー ク な 動き は ➡
お前 の 柔軟な 思考 に 似て る 。
じゃあ 先生 は ?
オレ は 何でもない 。 ただ の …。
犠牲 ゴマ って か 。
なら 玉 は 誰 だ か わかる か ?
( シカマル ) 火影 だ ろ ?
( アスマ ) オレ も この 間 まで は そう 思って た 。
けど そう じゃ なかった 。
じゃあ 誰 なん す か ?
お前 も 時 が 来りゃ わかる さ 。
( 飛 段 ) よ ~ く よける ね アンタ 。
( 飛 段 ) う ~ ん オレ の 攻撃 スピ ー ド は 暁 いち の ろ まで ヘタ だ から ➡
当たりゃ し ねえ ホント 。
( ユギト ) そう か やはり お前 ら が 暁 か 。
( 角 都 ) あと は お前 だけ だ 。
( 飛 段 ) いや やる ほう だ よ アンタ さ 。
( 角 都 ) おい 飛 段 。
( 角 都 ) コイツ は 二 尾 の 人 柱 力 だ 。
気 を 抜く な 死ぬ ぜ 。
それ を オレ に 言う か 角 都 よ 。
どうせ なら 殺して ほしい よ ホント 。
♪♪~