NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 064 - 漆黒 の 狼 煙
( 暗部 ) 敵対 する 相手 が 上 の 場合 質的 差 を 数量 で 埋めよ 。
あなた から 教わった 基本 戦術 です 。
( ダンゾウ ) フッ … 年寄り 1 人 に なんと ま ぁ …。
そこ まで 立てて くれる と は の ぉ 。
綱 手 様 の 命 に より あなた を 捕 縛 し ➡
木 ノ 葉 の 里 へ 連行 し ます 。
( 暗部 ) これ は …。 ( 暗部 ) 雨 隠れ の …。
( ナルト ) 友達 が 急に 機嫌 が 悪く なったら …。
原因 は 意外に 食 生活 の 変化 に ある の かも …。
うどん や そば の 色 と 一緒で …。
フンッ … 何 言って る んだ か さっぱり わかん ねえ って ば よ 。
( サイ ) 実は ボク も …。 だ よ な だ よ な 。
もっと 簡単に 人 の 考え が わかる ような ➡
虎の巻 と か ねえ の か なぁ 。
サクラ さん が そういう こと は 経験 で 覚えろ って 。
え !? イヤ だって ば よ …。
あんな 野郎 と くん ず ほぐれ つ … じゃ ねえ ➡
え ~ と ケンケンガク … ゴ … ガ … ゴ …。
いや ! とにかく なんだ その …➡
ガチ で つきあう なんて さ 。
でも ナルト と ソラ なら ➡
そういう ぶつかって わかり 合う の が ➡
合って る んじゃ ない の か な 。 う ~ ん …。
ボク は や っぱ そういう の が 苦手だ から ➡
もっと もっと 読ま ない と 。
ふ ~ ん … よく わかん ねえ 。
ソラ の ヤツ … ち っと は 里 に 慣れて きた と 思って た のに な 。
いったい 何 が あった んだ …。
♪♪~
《 ダンゾウ 様 …》
♪♪~
( 綱 手 ) アスマ と ヤマト は ?
( シズネ ) 呼んで あり ます 。
♪♪~
( 綱 手 ) 説明 しろ ! ダンゾウ 。
雨 隠れ と の 国境 が 不穏な この 時期 ➡
なぜ わざわざ 危険 を 冒して まで ➡
隣国 の 忍 と 会う 必要 が あった ?
聞いて いる の か !
( ヤマト ) 待って ください … この 男 見覚え が ある 。
ボク が 暗部 に いた 頃 任務 中 行方 不明に なった ➡
確か 名 は … タツジ 。
( アスマ ) コイツ ダンゾウ 様 が 雨 隠れ に 送り込んだ ➡
草 だった の か 。
( 綱 手 ) 独断 で いろいろ と 嗅ぎ 回って いた わけ か 。
( 綱 手 ) 雨 隠れ で 何 を 探って いた か は わから ん が ➡
つかんだ 情報 を 聞か せて もらおう 。
先 の 襲撃 に 雨 隠れ は 絡んで いる の か ?
( ダンゾウ ) クッ クッ クッ クッ …。
その 程度 の 情報 すら 集まって い ない と は な 。
綱 手 姫 … 穏健 派 を 気取る の は 結構だ が ➡
その 油断 が 里 を 滅ぼす ぞ 。
クッ … は な から 語る 気 は ない か …。
いい だろう 。 ならば …。 ( ダンゾウ ) やめて おけ 。
コヤツ が 口 を 割る と でも 思って いる の か ?
フッ … やり よう は いろいろ ある さ 。
♪♪~
( イビキ ) お呼び です か ? 五 代 目 。
頼んだ ぞ イビキ 。
お 任せ ください 。
10 分 も あれば 口 を 割ら せて みせ ます 。
( ホムラ ) 綱 手 … 何 を あせって おる ?
火影 たる もの もっと どっしり 構えて おれ 。
( ホムラ ) イビキ まで 引きずり出し おって ➡
駆け引き と して も いただけ ぬ な 。
( コハル ) よし よし … 苦労 を かけた な 。
ダンゾウ … タツジ は お前 だけ の 草 で は ない 。
同時に 我々 に も 情報 を 流して おる 。
( コハル ) ホッ ホッ ホッ ホッ …。
同じ 木 ノ 葉 同士 じゃ …➡
二 重 スパイ と は 言う まい 。
( ホムラ ) 報告 に よる と 今回 の 国境 の 襲撃 に ➡
雨 隠れ は かんで おら ぬ 。
それ より タツジ の 話 で は ➡
先日 火 ノ 寺 付近 の 隠し 墓 を あばいた と 思わ れる ➡
4 人 組 を 追跡 。 看視 の 任務 に あたった そうだ 。
それでは …。 お前たち が 危惧 した ように ➡
その 4 人 は 火 ノ 寺 の あの 少年 ➡
ソラ を 手 に 入れよう と して おった そうだ 。
( ホムラ ) 綱 手 … お前 も ➡
過去 に あの 少年 が 火 ノ 寺 で 起こした 事件 は ➡
知って おろう 。
( 綱 手 ) あぁ 。 ( コハル ) 理由 は わから ん が ➡
あの 少年 に は 何らか の 力 が ある と 見て 間 違いない 。
ヤツ ら が 奪った 守護 忍 十二 士 の 亡骸 と 同等 ➡
もしくは それ 以上 のな …。
そのような 得体の知れない 危険 物 を ➡
里 に 招き入れる と は な …。
仮にも この 里 を 守護 する 里 長 ならば ➡
早急に 決断 する べきだろう 。
しかし このまま 火 ノ 寺 に 戻す わけに も いく まい 。
ならば 幽閉 か …。
いや … 里 を 脅かす 災厄 の 芽 は ➡
根こそぎ 摘ま ねば なら ん 。
抹殺 か …。
♪♪~
(( フリド : これ が お前 の 本当の 力 だ ))
《 ソラ : どうして こう オレ 様 の 力 って ヤツ は ➡
う とまれる …。
今度 は … 今度 は …。
アスマ の お っ さんよ …》
綱 手 … 火影 である お前 が 判断 しろ 。
木 ノ 葉 の 益 を よく 考えて な 。
♪♪~
ことわ …。 ( ソラ ) 離せ !
( ソラ ) この 野郎 ! 離せ って んだ お 面 野郎 !!
( 卯月 ) おとなしく しろ ! ( 綱 手 ) ソラ !
( 卯月 ) 天井 裏 に 隠れて い ました 。
クソッ ! 冗談 じゃ ねえ ! なに が 抹殺 だ !!
オレ の 力 が そんなに う っと おしい の か よ !?
テメエ ら も 火 ノ 寺 の ヤツ ら と 同じじゃ ねえ か !
お前 は 災い の タネ だ 。 ダンゾウ !
クソッ ! ど いつも こいつ も ! 何 が 仲間 だ ! カカシ 班 だ !
ソラ …。
ちょっと でも 心 を 許し ち まった この オレ に ➡
罰 が 当た っち まった って いう の か よ !?
静まれ ソラ ! アスマ ! アンタ に 聞き たい こと が ある 。
オレ の … オレ の 父さん を 殺した の は …。
(( 元 守護 忍 十二 士 裏切り者 の … 猿 飛 アスマ だ ))
父さん を 殺した の は アンタ か !?
オレ だ 。
カズマ に とどめ を … イヤ 殺した の は … オレ だ よ 。
(( カズマ : アスマ ~! カズマ ~!))
( ソラ ) そういう こと か よ …!
( ソラ ) グォォ ~!
これ は …!
よくも … よくも … よくも !!
( 卯月 ) やめろ ! う ぉ ~!!
♪♪~
《 この 右手 は …》
《 ソラ … お前 の 力 は いったい …》
( ソラ ) よくも … 父さん を !
♪♪~
よくも …!
う ぉ ~!!
う ぉっ !
大丈夫 か ? ソラ …。
ナルト …。
テメエ な に 出しゃ ばってき や がった !?
ヘヘヘ … お前 も 言って た じゃ ねえ か 。
(( ソラ : 加勢 に 来た ぞ 。
誰 も 頼んで ねえ って ば よ !
でも 来 ち まった もの は しよう が ねえ ))
来 ち まった もの は しよう が ねえ だ ろ !
テメエ ! なぜ ソラ を 襲う !?
根 か …。
( ヤマト ) ソラ !
ナルト …。
大丈夫 だって ば よ 。
仲間 を … オレ の 父さん を … お前 が 裏切った !
父さん の 敵 !
ソラ ! 待て !
あの バカ …。
う っ …。
ナルト !
♪♪~
(( 忍 僧 : コイツ を 絶対 外 に 出す な ! ( 忍 僧 ) すべて の 門 は 閉鎖 済み です 。
よし ! で は 破 邪 の 陣 で 拘束 する 。 ハ ー ッ !
♪♪~
ぐ わ ぁ ~!!
ぐ は っ !
無念 … だが この先 に ある 封印 鉄壁 は ➡
何者 に も 破ら れ は …。
くっ …!))
♪♪~
また 同じ 夢 だって ば よ …。
玉 が 2 つ ある から いけ ねえ んだ よ 。
火 ノ 国 の 大名 と 木 ノ 葉 の 火影 …。
玉 が 2 つ あれば 必ずや 混乱 と 疑心 を 招き ➡
事 ある とき 判断 は 遅れ 他国 の 侵略 を 許す こと に なる 。
カズマ の 考え は いたって シンプル よ 。
火 ノ 国 よ 1 つ に まとまろう ぜ って こと だ から な 。
が … カズマ が 正そう と して いた 2 つ の 玉 …➡
その こと 自体 に カズマ は 足元 を すくわ れた 。
結局 この 里 の 人間 は この 里 の 玉 に つく 。
アスマ は 火影 を こっち の 玉 を 選んだ 。
( フリド ) ヤツ ら は わかっちゃ い ねえ 。
この 里 が 輝 ける その 理由 を 。
本当の 玉 火 ノ 国 あって こそ 輝 ける んじゃ ねえ か 。
( フリド ) 火 ノ 国 の ため に …。
それ が カズマ の 義 だ 。 その ため に こそ ➡
お前 の 力 は カズマ から 託さ れた んじゃ ねえ の か ?
オレ の 義 は 父さん の 復讐 だ 。 それ でも いい 。
だが その 向こう に ある もん を 見つめろ 。
カズマ が 望む 真 の 復讐 を だ 。
( フリド ) ともに 行こう ソラ 。 カズマ の 義 を 成し遂げる のだ 。
さすれば アスマ を 倒す チャンス など ➡
いくら でも 作って やる よ 。
( ソラ ) もう ひと つ の 玉 …。
火影 …!
( チョウジ ) ソラ ~? ソラ ~!
( シカマル ) まったく めん どくせ え 野郎 だ ぜ …。
( キバ ) チッ ! ニオイ を 追う の も ここ まで か 。
( サクラ ) ホント アンタ の 回復 力 と きたら いつも ながら 感心 する わ 。
みんな で あちこち 捜した の よ 。
もう 里 に は い ない の かも …。
いや … オレ に は まだ アイツ が 里 に いる ような 気 が する んだ 。
そう ね 。
( サクラ ) それ じゃ 今日 は ゆっくり やすんで なさい 。
あぁ 。
《 ソラ の ヤツ …》
この チャクラ …!
この チャクラ の 感じ …。 怒り ?
間違い ねえ !
ソラ …! ( 雷鳴 )
ふ ぅ …。
綱 手 の ばあちゃん !
大丈夫 か ? ばあちゃん ! あぁ 。
ソラ !
う お ~ っ !
《 綱 手 : なんだ !? この チャクラ は !》
やめろ ! 邪魔 する な !
お前 なんで ばあちゃん を !?
どけ ~! ナルト !
綱 手 様 !
クッ …。
待て ! ソラ ! ナルト !
待て ! ソラ !
♪♪~
( 雷鳴 )
( シズネ ) おや 珍しい もの を 見て らっしゃい ます ね 。
まっ たまに は な 。 ( シズネ ) ナルト 君 から 三 代 目 様 まで ➡
連綿と 続く 師弟 の 流れ って とこ です か 。
フフ … ん ! これ は !
( シズネ ) あの ご 意見 番 の お 二 人 も ➡
昔 は ずいぶん かわいかった んです ね ~。
どこ が ! 全然 かわいく ない ぞ !
( 綱 手 ) 見ろ ! この ナマイキ そうな 目 ふてぶてしい 面構え !
まん ま 面影 が 残って る じゃ ない か 。
ア アハハ …。 あっ !
なぁ そう いや アイツ の 昔 って ➡
どんな んだろう な ? ( シズネ ) アイツ ?
( 綱 手 ) ダンゾウ だ よ 。
( シズネ ) え ~ っ ! いや マズイ です よ 綱 手 様 !
な ~ に かまう もんか ! ちょ … 綱 手 様 !
あった ~! これ だ ~!
よし いく ぞ …。
ぬ お ~! あ ひ ~!
なん つ ~ か 思った より アレ だ な …。