NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 086 - シカマルの才
( 飛 段 ) 逃がさ ねえ って か ? ケッ !
フン 。 この 影 技 5 分 くらい が 限界 なんだ ろ 。
そして 2 人きり …。
そりゃ こっち も 好都合な んだ よ バカ が !
( 飛 段 ) ハッ !
( シカマル ) うわ っ !
♪♪~
ヘッ ヘヘヘッ …。
う お っ !
♪♪~
( 角 都 ) オレ の ストック して おける 心臓 は 己 の を 含め 5 つ 。
カカシ お前 に 減らさ れ たぶん は お前 の 心臓 を いただく 。
ヘヘヘヘッ …。
♪♪~
条件 は 整った 。
♪♪~
( いの ) 別々だった 2 体 が 融合 した 。
《 カカシ : 融合 した の は 火 遁 と 風 遁 の 面 か …》
カカシ お前 に 減らさ れ たぶん は お前 の 心臓 を いただく 。
《 カカシ : そっち か !》
《 こう も 開けた 場所 じゃ 狙い打ち か …》
それ で 隠れた つもり か ?
(2 人 ) 先生 !
( チョウジ ) あっ …。 フ ー ッ 。
( 角 都 ) 今度 は うまく 隠れた な カカシ 。
しかし また 我々 の 前 に 姿 を 現す 勇気 が ある かな ?
ん ?
《 また か !》
水 遁 水 陣 壁 !
《 風 の 性質 変化 が 加わった 火 じゃ 水 遁 だけ で は 消せ ない か …》
《 やはり 本体 に 接近 戦 を 挑ま ない と …》
♪♪~
ぐ わ っ !
あっ ! カカシ 先生 !
( 角 都 ) オレ の 動き まで 気 が 回ら なかった ようだ な 。
もらう ぞ ! お前 の 心臓 。
死ね ! ( シカマル ) う っ !
どう だ ? 病みつき に なる 痛み だ ろ 。
ゴホッ …。
(( アスマ : 頼んだ ぞ シカマル …))
ケッ くだら ねえ 。
これ じゃ ジャシン 様 も がっかり だ ぜ 。
さて 角 都 の ほう も さすが に もう 終わって んだ ろ 。
( 角 都 ) う っ …。
なに を …!
なんとか … 間に合った ようだ な 。
う っ … ま … まさか …。
ふ ぅ …。
行く か 。
《 浅い か !》
♪♪~
( 飛 段 ) テメエ …!
なんで 生きて る !?
♪♪~
( 飛 段 ) テメエ … なんで 生きて る !?
オレ は ただ … やられた フリ を して いた だけ だ 。
その 武器 に 付着 して いる 血 は オレ のじゃ ない 。
あ …? アンタ の 相方 の 血 だ 。
ぐ ぅ … ま … まさか …。
あぁ その まさか だ 。
お前 の 相方 の 儀式 に お前 自身 の 血 を 利用 した の さ 。
♪♪~
(( シカマル : じゃあ カカシ 先生 これ 。
隙 を 見て 使って ください 。 渡して おき ます ))
( カカシ ) シカマル に は ヤツ が 血 を 利用 する 能力 が ある と ➡
わかって いた から な 。 あらかじめ 血液 用 カプセル を 用意 して た んだ よ 。
♪♪~
( 飛 段 ) どういう こと だ !? 誰 で も いい 。
チャンス が あれば 角 都 って ヤツ の 血 を 抜き取る 。
この カプセル の 中 に な 。
♪♪~
バカ な …。
いつ そんな 隙 が …。
オレ の 雷 切 で 穴 を あけた とき 。
♪♪~
( カカシ ) 一緒に お前 の 血 を いただいた の さ 。
♪♪~
(( アイツ は オレ 一 人 で 捕まえる 。
そして … あの 役 は オレ が やる ))
( シカマル ) そして それ を 受け取った オレ が アンタ を ハメ る 役 。
♪♪~
(( 飛 段 : おい ! どこ へ 行こう って んだ !
角 都 と オレ を 引き離す 気 か !?
フッ …。 テメエ !
♪♪~
( 角 都 ) 誰 も ついていか なくて いい の か ?
飛 段 を 見くびり すぎ だ 。
あの シカマル と か いう 若 造 … 高値 の 賞金 首 に なった だろう に 。
今日 で … 死ぬ ぞ 。
ひ ゃっ は ~! うら ぁ !))
♪♪~
それ が こっち の 作戦 だった の さ 。
や … 野郎 …!
バカ な …。 あの 若 造 … そこ まで …!
そういう こと だ 。 もっと 慎重に 対処 す べきだった な 。
お前 ら こそ シカマル を 見くびり すぎ だ 。
アスマ が 命 と 引きかえ に 残した 情報 を アイツ が ムダ に する わけ が ない 。
なんの ためらい も なく 人 の 命 を 奪って きた お前たち に は ➡
アイツ の 気持 は わから ない だろう な 。
( チョウジ ) カカシ 先生 ! ( いの ) 大丈夫です か ?
ま なんとか な 。
《 あの 短 時間 で ここ まで 侵 蝕 して る なんて …。
シカマル が もう 少し 遅れて いたら …》
ゆっくり ! 血管 を 傷つけ ない ように 。
すぐに 医療 忍術 で 手当て し ます !
手当て は 後 だ !
くる ぞ !
倍 化 の 術 !
超 張り手 !
は ぁ ~!!
やる ぅ いい ぞ チョウジ !
ヘヘヘ !
うん ?
チョウジ !
( カカシ ) なに !?
しまった ! え !?
生き返った …。
あの 雷 遁 の バケモノ の 心臓 を 取り込んだ んだ 。
む ぅ !!
なに あれ !?
本体 も まん ま バケモノ だ な 。
オレ の 心臓 を 2 つ も …。
久方ぶりだ ぞ それ は 。
♪♪~
( 飛 段 ) ヘッヘッヘ …。
さほど 利口で ない オレ に だって わかる ぜ 。
いったい 何度 目 だって 話 だ よ …。
こう 何度 も 同じ 術 に かかって りゃ ➡
バカ でも その 特徴 が わかる ぜ 。
( シカマル ) なんだ と !?
術 に さっき まで の 力 が ない ようだ な 。
5 分 も いら なかった な 。
動ける ぜ 。
♪♪~
お前 … 縛る たび に ➡
だんだん 術 の 強 さ と 効果 の 持続 時間 が ➡
お粗末に なって きて る ぜ 。
フン !
( 飛 段 ) つまるところ ➡
この 影 術 は 使えば 使う ほど ➡
それ に 比例 して 術 全体 の 効力 が 低下 する 。
う ぅ …。
( 飛 段 ) お前 そろそろ ➡
チャクラ の 限界 な んじゃ ない の か ? え ぇ ? おい !
う ぅ …。
ハハハハ !
ワ ー ッハハハ !!
今度 は 逃がさ ん 。
来る ぞ ! (2 人 ) はい !
《 う っ 速い !》 キャ ー !
クソッ ! 《 動け ない …》
( 角 都 ) はたけ カカシ 。
お前 で 失った 心臓 の 補充 を する 気 だった が ➡
気 が 変わった …。
( 角 都 ) 心臓 の 補充 など 別に いつでも できる から な 。
あ !
死ね !
( ナルト ) 風 遁 螺旋 丸 !
( ヤマト ) 水 遁 破 奔流 !
( ナルト / ヤマト ) 颶風 水 渦 の 術 !
♪♪~
遅く なって すま ねえ って ば よ 。
♪♪~
ふ ぅ …。
いい タイミング だ 。
( ナルト の いびき )
( ヤマト ) いびき が うるさくて 眠れ ない …。
イテッ !! 待って …。
なんという 寝相 の 悪 さ だ …。
これ じゃあ おちおち 寝て られ ない !
あ !!
ま … 待て ナルト 目 を 覚ませ ! それ は いくら なんでも …!
( ヤマト ) うわ ~!!
グッド モ ー ニング ! … って あれ ?
ヤマト 隊長 どうした ん だ ?
あぁ … ちょっと ね …。
うわ ~!!
《 ヤマト : しかし この 人 あの 状況 で よく …》
う ~ ん …。
( ヤマト ) あ !! ん ? どうした ん だ ?
カカシ 先輩 … ずるい っす よ …。