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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 077 - 棒銀

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 077 - 棒銀

♪♪~

ここ に は まだ 来て い ない 。

♪♪~

まだ か …。 動き が ある まで ここ を 監視 する 。

♪♪~

う っ ! し … 知ら ねえ !

知って た と して も 言う わけ が ねえ !

… だ と よ 。 や っち ま うか ?

拷問 なら イビキ に でも 任せて おけば いい 。

やっぱり 暁 が いた 形跡 は ない よ 。

こっち も 同じ 。 ここ 数 日 人 の 出入り した 形跡 が ない 。

まだ ここ に 来て ない の は 確か ね 。

どう する ? アオバ 。

う っ …!

他の 4 つ の 換金 所 へ 向かった 部隊 から の ➡

バックアップ 要請 は まだ ない 。

( ライドウ ) ならば 暁 と の 接触 は まだ と いう こと か …。

いや どうか な … すでに 交戦 中 かも しれ ん 。

心配 する な 。 アスマ さん の 部隊 が 接触 した の なら 最も 安心だ 。

あの 人 の 強 さ は お前たち が いちばん よく 知っている だろう ?

そう です よ ね 。 うん 。 シカマル も いる し ね 。

よし ! 一 度 外 へ 出て 作戦 を 立て直そう 。

行く ぞ 。

いま 一 度 すべて の 情報 を 整理 する と だ ➡

暁 は 5 つ の うち の いずれ か の 換金 所 へ 向かった 。

他 4 つ から の バックアップ 要請 は ない 。

そして この 換金 所 へ は まだ 来て い ない 。

と いう こと は …。

まだ この 換金 所 へ 向かって る 可能 性 も ある って こと だ な 。

そういう こと だ 。 待ち伏せ して 暁 を … 獲る !

♪♪~

現 段階 で 考え られる 敵 の 行動 パタ ー ン は 以上 だ 。

先ほど の 作戦 どおり 各自 持ち場 に つけ !

( 忍 たち ) ハッ !

暁 … どこ に 行った !?

♪♪~

角 都 遅かった な 。

♪♪~

おせ えよ 。

まずは 1 人 。

あぁ ~ いって え … 何 だ ? テメエ ら 。

どういう こと だ ? 急所 を 貫いた のに …。

グリグリ す ん なぁ !

いて え んだ よ コラ !

コイツ … 不死身 か ?

見りゃ わかん だ ろ ! で … テメエ ら 何も んだ ?

♪♪~

ん ? その マ ー ク 。 たしか 守護 人 なん たら の …。

は ぁ ~ マジ かよ …➡

あんな くせ え 換金 所 に また 行か なきゃ な ん ねえ の かよ 。

《 地 陸 …》

♪♪~

( アスマ ) オレ たち は 木 ノ 葉 の 忍 だ 。

お前 ら 暁 を 拘束 または 抹殺 する よう 命 を 受けて きた 。

お前 ら 暁 は ツ ー マンセル で 行動 する 。 まずは 1 人 を 片づけて から ➡

もう 一方 を 拘束 する つもりだった が …。

さすが に いい 能力 を 持って や がる 。

《 これ が 暁 か … なんて ふざけた 能力 だ !

これ じゃ 影 縫い も …》

クッ … フフッ 。 テメエ ら 狙う 順番 を 間違えた な 。

もう 1 人 は どこ だ ?

ん っ ?

術 が はずれた !

コテツ イズモ 下がれ !!

やはり あの 真ん中 の … 珍しく カネ に 縁 が あった な 飛 段 。

角 都 … テメエ は 手 を 出す な 。 コイツ ら は オレ の 儀式 用 だ 。

カネ は テメエ に やる 。

《 角 都 … それ から 飛 段 か …》

それ なら いい だろう … ただ 気 を 抜く な … 死ぬ ぞ 。

( 飛 段 ) だ から … それ を オレ に 言う かよ 。

( 飛 段 ) 殺せる もん なら 殺して ほしい ぜ 。

ま ぁ … ムリ か ぁ !?

《 何の つもり だ ? あの 図形 …》

オレ が 突っ込む 。

スキ を ついて 不死身 男 を 影 縫い で 縛れ シカマル 。

少し の 時間 で いい 。 すぐに 首 を はねて 動き を 止める 。

それ じゃ リスク が 高 すぎ っす よ 。 アンタ らしく ない …。

私 も 一緒に …。

わから ない の か ! それ が 今 打てる 最善 の 手 だ !!

《 アスマ の こんな 顔 初めて 見る ぜ 》

ヤツ ら は オレ より はるかに 強い …。

イズモ コテツ 。

お前 ら は もう 片方 の 暁 に 気 を 配り つつ シカマル の 護衛 だ 。

相手 の 力 が わかって いる なら なおさら …➡

ここ は いったん 退いて 作戦 を 立てる の が …。

アイツ ら 相手 に 簡単に 退か せて もらえる と 思う な 。

戦意 なく 逃げよう もの なら オレ たち は 全滅 する 。

そう なれば 木 ノ 葉 の リスク は さらに 高まる 。

敵陣 突破 の 尖 兵 だ 。

たまに は こういう 指し 方 も でき ない と な 。

(( そういう 指し 方 嫌いじゃ なかった っす か ?

オレ と 同じで …。

上手 相手 に 玉 を 守る ため に は ➡

犠牲 も やむなし って ヤツ だ ))

《 まさか アスマ の ヤツ 自分 を 犠牲 に して …。

一 人 は 能力 不明 の 馬鹿 力 ➡

一 人 は 不死身 …。

確かに オレ たち に は 分 が 悪い 。

だから って アスマ が 犠牲 駒 に なんて …》

(( シカマル : 将棋 ? 面倒 くせ え な …。

お前 が 面倒くさ がり な の は 知って る よ 。

だから 面倒な の を 避ける ため に ➡

作戦 を 立てる の が 得意 だって こと も な 。

将棋 は な … いろんな 駒 の 個性 を 活 かす こと で ➡

さまざまな 局面 を 作り出す こと が できる 。

お前 の ように 作戦 を 考える の が 得意な ヤツ に は ➡

うってつけの ゲ ー ム だ よ 。

ル ー ル は だいたい この 本 を 読めば わかる 。

あと は やり ながら だ な 。

面倒 くせ え けど こんな の 10 分 ありゃ 完璧 っす よ 。

ま … 負けた …。

手 抜か なくて いい っす よ マジ で 。

しかし 棒 銀 と は な 。

( シカマル ) この 本 に 書いて あった ん すよ 。

敵陣 突破 の 尖 兵 だって ね 。

そんなに 負けた の が 悔しかった っす か ?

いや … 犠牲 駒 を 使った 敵陣 突破 の 尖 兵 か 。

お前 らしい 合理 的な 考え かも しれ ん が ➡

オレ は あん まし 好きじゃ ねえ んだ よ 。

( シカマル ) ゲ ー ム だ ぜ ?

ま ぁね 。 だが 敵陣 を 切り崩し ➡

大 ダメ ー ジ を 与えた 棒 銀 は 犠牲 駒 と なる 。

もちろん 駒 の やりとり は 当然だ が ➡

犠牲 駒 を 全面 に 打ち出した この 定石 …。

オレ は そこ まで 割り切れ ない って こと さ 。

オレ だって 言う ほど 合理 的じゃ ねえ よ 。

( アスマ ) フッ もう 一 番 やる か 。

( シカマル ) 今度 は じっくり 棒 銀 なんて 使わ ねえ で な ))

《 敵陣 突破 …。

犠牲 駒 も やむなし と 思わ せる ほど の 敵 って こと か 。

確かに オレ たち 中 忍 じゃ ➡

ヤツ ら に 圧力 と なる ような 駒 に ゃ なら ねえ 》

《 それどころか オレ たち を 守り ながら 戦う と なれば ➡

圧倒 的に 不利 。

アスマ の 言う とおり 全滅 も あり える 。

何 か 最善 の 手 は …。

ヤツ ら は 間違い なく 大 駒 だ 。

大 駒 を とらえる に は エサ が 必要だ 。

大 駒 の 代償 も やむなし と 思える ほど の ➡

最善 の 手 と 思える エサ が …。

オレ たち じゃ その エサ と して は 役 不足 。

今 の 持ち 駒 で 使える 戦力 と なる と …》

棒 銀 なんて アンタ に は 向いて ない 。

フフ … ただ の 捨て 駒 に は なら ねえ よ 。

お前 が いる んだ から な 。

《 情け ねえ …。 エサ に も 圧力 に も なら ねえ が ➡

オレ が 大 駒 を 牽制 し まくって やる 》

( 飛 段 ) 作戦 会議 は 終わった か ?

イテテ …。

グサグサ 刺し や がって いて え な テメエ ら 。

人 の 痛 み を 知ら ねえ クソ 野郎 に は 神 の 裁き が 下る ぜ 。

♪♪~

♪♪~

ケッ ! いい 武器 持って んじゃ ねえ か !

♪♪~

アスマ !

♪♪~

クソッ ! 届け !

《 フッ アイツ を くらったら 終わ っち まう から な 》

《 何度 でも 折って やる 》

♪♪~

チッ !

《 シカマル それ で いい 。

アイツ は 影 縫い を 警戒 し ながら 戦わ なければ なら ない 。

こっち が 有利だ 》

クソ …。

《 確かに オレ の 影 縫い の 攻撃 が ➡

アスマ に とって 有利な 戦い を 生み出す 。

基本 的に は 間違っちゃ い ない 。

だけど よ 戦い が 有利だろう が 意味 が ねえ 。

アイツ は 不死身 。 こっち は 命 も チャクラ に も 限り が ある 。

捕まえ なきゃ こっち の 戦い は 始まら ねえ 。

今 は 考えて る ヒマ は ねえ 》

さ せる か っ !

しまった !

この 構え は …!

♪♪~

う お っ !

地 陸 の 術 は どう だ ?

もっとも 地 陸 の は もっと すごい が な 。

クソッ !

飛 段 油断 する な 。

うる せ え な 。 黙って 見て ろ よ 角 都 。

うまい !

《 さすが この 2 人 は 息 が 合って いる 》

チッ !

《 どうやら アイツ は 本当に 手 を 出して こね え ようだ 。

と いって 信用 する わけに も いか ねえ が 》

さっき の は 惜しかった ぞ シカマル 。

んな こと より ちょっと 援護 して もらえ ね えっ す かね ?

♪♪~

ケッ ! お め えら 必死 すぎ なんだ よ 。

無神論 者 ども は いちばん 効率 の いい 方法 で ➡

命 を とり に くる ! 見え見えな んだ よ !!

《 お前 の 戦い は 遊び が 多 すぎ だ が な 》

《 今 だ !》

今度 は 逃げ場 ねえ ぜ !

なら よけ ねえ よ 。

チッ … 不死身 野郎 め !

先 に ザコ の ほう から 片付けて や ろうか !

《 しまった !》

お前 の 相手 は オレ だ !!

♪♪~

アスマ 隊長 !

♪♪~

《 コンビネ ー ション 技 も ピンポイント 攻撃 も 当たら ない なら …》

ヘヘッ …。

《 火 遁 灰 積 焼 !!》

( 飛 段 ) フン …。

《 動き を 止めた だ と …?》

( 爆発 音 )

( シズネ ) 不公平 よ ! 不公平 !

あなた は いい わ よ ね 。 スタイル はいいし 美人 だし 。

( 紅 ) ちょっと 飲み すぎよ 。

で どう な の ? え ?

アスマ さん の こと よ !

さ ぁ どう かしら …。

あっ 赤く なった ! もう …。

( シズネ ) あぁ うらやましい !

私 なんか 一 日 じゅう 綱 手 様 と 一緒だ から ね 。

( 紅 ) あら 立派な 仕事 じゃ ない 。

でも ね 一緒に 旅 して た とき も …。

出会う 男 と きたら こ ~ んな の ばっかり !

あ ~ もう このまま じゃ 綱 手 様 みたいに いき 遅れちゃ う !

あ … ちょっと それ くらい に し といた ほう が …。

大丈夫 ! 全然 酔って ない から 。

( 紅 ) いや そう じゃ なくて …。 ( 綱 手 ) シズネ !!

今 の 話 の 続き ゆっくり 聞か せて もらおう か 。

( シズネ ) あ ひ ~~ っ !!

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 077 - 棒銀 naruto||しっぷう つたい|しーずん|ぼう ぎん Naruto Shippuden Season 4-077 - Barugin Naruto Shippuden - Saison 4 - 077 - Bar Gin Naruto Shippuden - Säsong 4 - 077 - Bar Gin

♪♪~

ここ に は まだ 来て い ない 。 ||||きて||

♪♪~

まだ か …。 動き が ある まで ここ を 監視 する 。 ||うごき||||||かんし|

♪♪~

う っ ! し … 知ら ねえ ! |||しら|

知って た と して も 言う わけ が ねえ ! しって|||||いう|||

… だ と よ 。 や っち ま うか ?

拷問 なら イビキ に でも 任せて おけば いい 。 ごうもん|||||まかせて||

やっぱり 暁 が いた 形跡 は ない よ 。 |あかつき|||けいせき|||

こっち も 同じ 。 ここ 数 日 人 の 出入り した 形跡 が ない 。 ||おなじ||すう|ひ|じん||でいり||けいせき||

まだ ここ に 来て ない の は 確か ね 。 |||きて||||たしか|

どう する ? アオバ 。

う っ …!

他の 4 つ の 換金 所 へ 向かった 部隊 から の ➡ たの|||かんきん|しょ||むかった|ぶたい||

バックアップ 要請 は まだ ない 。 |ようせい|||

( ライドウ ) ならば 暁 と の 接触 は まだ と いう こと か …。 ||あかつき|||せっしょく||||||

いや どうか な … すでに 交戦 中 かも しれ ん 。 ||||こうせん|なか|||

心配 する な 。 アスマ さん の 部隊 が 接触 した の なら 最も 安心だ 。 しんぱい||||||ぶたい||せっしょく||||もっとも|あんしんだ

あの 人 の 強 さ は お前たち が いちばん よく 知っている だろう ? |じん||つよ|||おまえたち||||しっている|

そう です よ ね 。 うん 。 シカマル も いる し ね 。

よし ! 一 度 外 へ 出て 作戦 を 立て直そう 。 |ひと|たび|がい||でて|さくせん||たてなおそう

行く ぞ 。 いく|

いま 一 度 すべて の 情報 を 整理 する と だ ➡ |ひと|たび|||じょうほう||せいり|||

暁 は 5 つ の うち の いずれ か の 換金 所 へ 向かった 。 あかつき|||||||||かんきん|しょ||むかった

他 4 つ から の バックアップ 要請 は ない 。 た|||||ようせい||

そして この 換金 所 へ は まだ 来て い ない 。 ||かんきん|しょ||||きて||

と いう こと は …。

まだ この 換金 所 へ 向かって る 可能 性 も ある って こと だ な 。 ||かんきん|しょ||むかって||かのう|せい||||||

そういう こと だ 。 待ち伏せ して 暁 を … 獲る ! |||まちぶせ||あかつき||える

♪♪~

現 段階 で 考え られる 敵 の 行動 パタ ー ン は 以上 だ 。 げん|だんかい||かんがえ||てき||こうどう|||||いじょう|

先ほど の 作戦 どおり 各自 持ち場 に つけ ! さきほど||さくせん||かくじ|もちば||

( 忍 たち ) ハッ ! おし||

暁 … どこ に 行った !? あかつき|||おこなった

♪♪~

角 都 遅かった な 。 かど|と|おそかった|

♪♪~

おせ えよ 。

まずは 1 人 。 |じん

あぁ ~ いって え … 何 だ ? テメエ ら 。 |||なん|||

どういう こと だ ? 急所 を 貫いた のに …。 |||きゅうしょ||つらぬいた|

グリグリ す ん なぁ !

いて え んだ よ コラ !

コイツ … 不死身 か ? |ふじみ|

見りゃ わかん だ ろ ! で … テメエ ら 何も んだ ? みりゃ|||||||なにも|

♪♪~

ん ? その マ ー ク 。 たしか 守護 人 なん たら の …。 ||||||しゅご|じん|||

は ぁ ~ マジ かよ …➡

あんな くせ え 換金 所 に また 行か なきゃ な ん ねえ の かよ 。 |||かんきん|しょ|||いか||||||

《 地 陸 …》 ち|りく

♪♪~

( アスマ ) オレ たち は 木 ノ 葉 の 忍 だ 。 ||||き||は||おし|

お前 ら 暁 を 拘束 または 抹殺 する よう 命 を 受けて きた 。 おまえ||あかつき||こうそく||まっさつ|||いのち||うけて|

お前 ら 暁 は ツ ー マンセル で 行動 する 。 まずは 1 人 を 片づけて から ➡ おまえ||あかつき||||||こうどう|||じん||かたづけて|

もう 一方 を 拘束 する つもりだった が …。 |いっぽう||こうそく|||

さすが に いい 能力 を 持って や がる 。 |||のうりょく||もって||

《 これ が 暁 か … なんて ふざけた 能力 だ ! ||あかつき||||のうりょく|

これ じゃ 影 縫い も …》 ||かげ|ぬい|

クッ … フフッ 。 テメエ ら 狙う 順番 を 間違えた な 。 ||||ねらう|じゅんばん||まちがえた|

もう 1 人 は どこ だ ? |じん|||

ん っ ?

術 が はずれた ! じゅつ||

コテツ イズモ 下がれ !! ||さがれ

やはり あの 真ん中 の … 珍しく カネ に 縁 が あった な 飛 段 。 ||まんなか||めずらしく|||えん||||と|だん

角 都 … テメエ は 手 を 出す な 。 コイツ ら は オレ の 儀式 用 だ 。 かど|と|||て||だす|||||||ぎしき|よう|

カネ は テメエ に やる 。

《 角 都 … それ から 飛 段 か …》 かど|と|||と|だん|

それ なら いい だろう … ただ 気 を 抜く な … 死ぬ ぞ 。 |||||き||ぬく||しぬ|

( 飛 段 ) だ から … それ を オレ に 言う かよ 。 と|だん|||||||いう|

( 飛 段 ) 殺せる もん なら 殺して ほしい ぜ 。 と|だん|ころせる|||ころして||

ま ぁ … ムリ か ぁ !?

《 何の つもり だ ? あの 図形 …》 なんの||||ずけい

オレ が 突っ込む 。 ||つっこむ

スキ を ついて 不死身 男 を 影 縫い で 縛れ シカマル 。 |||ふじみ|おとこ||かげ|ぬい||しばれ|

少し の 時間 で いい 。 すぐに 首 を はねて 動き を 止める 。 すこし||じかん||||くび|||うごき||とどめる

それ じゃ リスク が 高 すぎ っす よ 。 アンタ らしく ない …。 ||||たか||||||

私 も 一緒に …。 わたくし||いっしょに

わから ない の か ! それ が 今 打てる 最善 の 手 だ !! ||||||いま|うてる|さいぜん||て|

《 アスマ の こんな 顔 初めて 見る ぜ 》 |||かお|はじめて|みる|

ヤツ ら は オレ より はるかに 強い …。 ||||||つよい

イズモ コテツ 。

お前 ら は もう 片方 の 暁 に 気 を 配り つつ シカマル の 護衛 だ 。 おまえ||||かたほう||あかつき||き||くばり||||ごえい|

相手 の 力 が わかって いる なら なおさら …➡ あいて||ちから|||||

ここ は いったん 退いて 作戦 を 立てる の が …。 |||しりぞいて|さくせん||たてる||

アイツ ら 相手 に 簡単に 退か せて もらえる と 思う な 。 ||あいて||かんたんに|しりぞか||||おもう|

戦意 なく 逃げよう もの なら オレ たち は 全滅 する 。 せんい||にげよう||||||ぜんめつ|

そう なれば 木 ノ 葉 の リスク は さらに 高まる 。 ||き||は|||||たかまる

敵陣 突破 の 尖 兵 だ 。 てきじん|とっぱ||とが|つわもの|

たまに は こういう 指し 方 も でき ない と な 。 |||さし|かた|||||

(( そういう 指し 方 嫌いじゃ なかった っす か ? |さし|かた|きらいじゃ|||

オレ と 同じで …。 ||おなじで

上手 相手 に 玉 を 守る ため に は ➡ じょうず|あいて||たま||まもる|||

犠牲 も やむなし って ヤツ だ )) ぎせい|||||

《 まさか アスマ の ヤツ 自分 を 犠牲 に して …。 ||||じぶん||ぎせい||

一 人 は 能力 不明 の 馬鹿 力 ➡ ひと|じん||のうりょく|ふめい||ばか|ちから

一 人 は 不死身 …。 ひと|じん||ふじみ

確かに オレ たち に は 分 が 悪い 。 たしかに|||||ぶん||わるい

だから って アスマ が 犠牲 駒 に なんて …》 ||||ぎせい|こま||

(( シカマル : 将棋 ? 面倒 くせ え な …。 |しょうぎ|めんどう|||

お前 が 面倒くさ がり な の は 知って る よ 。 おまえ||めんどうくさ|||||しって||

だから 面倒な の を 避ける ため に ➡ |めんどうな|||さける||

作戦 を 立てる の が 得意 だって こと も な 。 さくせん||たてる|||とくい||||

将棋 は な … いろんな 駒 の 個性 を 活 かす こと で ➡ しょうぎ||||こま||こせい||かつ|||

さまざまな 局面 を 作り出す こと が できる 。 |きょくめん||つくりだす|||

お前 の ように 作戦 を 考える の が 得意な ヤツ に は ➡ おまえ|||さくせん||かんがえる|||とくいな|||

うってつけの ゲ ー ム だ よ 。

ル ー ル は だいたい この 本 を 読めば わかる 。 ||||||ほん||よめば|

あと は やり ながら だ な 。

面倒 くせ え けど こんな の 10 分 ありゃ 完璧 っす よ 。 めんどう||||||ぶん||かんぺき||

ま … 負けた …。 |まけた

手 抜か なくて いい っす よ マジ で 。 て|ぬか||||||

しかし 棒 銀 と は な 。 |ぼう|ぎん|||

( シカマル ) この 本 に 書いて あった ん すよ 。 ||ほん||かいて|||

敵陣 突破 の 尖 兵 だって ね 。 てきじん|とっぱ||とが|つわもの||

そんなに 負けた の が 悔しかった っす か ? |まけた|||くやしかった||

いや … 犠牲 駒 を 使った 敵陣 突破 の 尖 兵 か 。 |ぎせい|こま||つかった|てきじん|とっぱ||とが|つわもの|

お前 らしい 合理 的な 考え かも しれ ん が ➡ おまえ||ごうり|てきな|かんがえ||||

オレ は あん まし 好きじゃ ねえ んだ よ 。 ||||すきじゃ|||

( シカマル ) ゲ ー ム だ ぜ ?

ま ぁね 。 だが 敵陣 を 切り崩し ➡ |||てきじん||きりくずし

大 ダメ ー ジ を 与えた 棒 銀 は 犠牲 駒 と なる 。 だい|||||あたえた|ぼう|ぎん||ぎせい|こま||

もちろん 駒 の やりとり は 当然だ が ➡ |こま||||とうぜんだ|

犠牲 駒 を 全面 に 打ち出した この 定石 …。 ぎせい|こま||ぜんめん||うちだした||じょうせき

オレ は そこ まで 割り切れ ない って こと さ 。 ||||わりきれ||||

オレ だって 言う ほど 合理 的じゃ ねえ よ 。 ||いう||ごうり|てきじゃ||

( アスマ ) フッ もう 一 番 やる か 。 |||ひと|ばん||

( シカマル ) 今度 は じっくり 棒 銀 なんて 使わ ねえ で な )) |こんど|||ぼう|ぎん||つかわ|||

《 敵陣 突破 …。 てきじん|とっぱ

犠牲 駒 も やむなし と 思わ せる ほど の 敵 って こと か 。 ぎせい|こま||||おもわ||||てき|||

確かに オレ たち 中 忍 じゃ ➡ たしかに|||なか|おし|

ヤツ ら に 圧力 と なる ような 駒 に ゃ なら ねえ 》 |||あつりょく||||こま||||

《 それどころか オレ たち を 守り ながら 戦う と なれば ➡ ||||まもり||たたかう||

圧倒 的に 不利 。 あっとう|てきに|ふり

アスマ の 言う とおり 全滅 も あり える 。 ||いう||ぜんめつ|||

何 か 最善 の 手 は …。 なん||さいぜん||て|

ヤツ ら は 間違い なく 大 駒 だ 。 |||まちがい||だい|こま|

大 駒 を とらえる に は エサ が 必要だ 。 だい|こま|||||||ひつようだ

大 駒 の 代償 も やむなし と 思える ほど の ➡ だい|こま||だいしょう||||おもえる||

最善 の 手 と 思える エサ が …。 さいぜん||て||おもえる||

オレ たち じゃ その エサ と して は 役 不足 。 ||||||||やく|ふそく

今 の 持ち 駒 で 使える 戦力 と なる と …》 いま||もち|こま||つかえる|せんりょく|||

棒 銀 なんて アンタ に は 向いて ない 。 ぼう|ぎん|||||むいて|

フフ … ただ の 捨て 駒 に は なら ねえ よ 。 |||すて|こま|||||

お前 が いる んだ から な 。 おまえ|||||

《 情け ねえ …。 エサ に も 圧力 に も なら ねえ が ➡ なさけ|||||あつりょく|||||

オレ が 大 駒 を 牽制 し まくって やる 》 ||だい|こま||けんせい|||

( 飛 段 ) 作戦 会議 は 終わった か ? と|だん|さくせん|かいぎ||おわった|

イテテ …。

グサグサ 刺し や がって いて え な テメエ ら 。 |さし|||||||

人 の 痛 み を 知ら ねえ クソ 野郎 に は 神 の 裁き が 下る ぜ 。 じん||つう|||しら|||やろう|||かみ||さばき||くだる|

♪♪~

♪♪~

ケッ ! いい 武器 持って んじゃ ねえ か ! ||ぶき|もって|||

♪♪~

アスマ !

♪♪~

クソッ ! 届け ! |とどけ

《 フッ アイツ を くらったら 終わ っち まう から な 》 ||||しまわ||||

《 何度 でも 折って やる 》 なんど||おって|

♪♪~

チッ !

《 シカマル それ で いい 。

アイツ は 影 縫い を 警戒 し ながら 戦わ なければ なら ない 。 ||かげ|ぬい||けいかい|||たたかわ|||

こっち が 有利だ 》 ||ゆうりだ

クソ …。

《 確かに オレ の 影 縫い の 攻撃 が ➡ たしかに|||かげ|ぬい||こうげき|

アスマ に とって 有利な 戦い を 生み出す 。 |||ゆうりな|たたかい||うみだす

基本 的に は 間違っちゃ い ない 。 きほん|てきに||まちがっちゃ||

だけど よ 戦い が 有利だろう が 意味 が ねえ 。 ||たたかい||ゆうりだろう||いみ||

アイツ は 不死身 。 こっち は 命 も チャクラ に も 限り が ある 。 ||ふじみ|||いのち|||||かぎり||

捕まえ なきゃ こっち の 戦い は 始まら ねえ 。 つかまえ||||たたかい||はじまら|

今 は 考えて る ヒマ は ねえ 》 いま||かんがえて||||

さ せる か っ !

しまった !

この 構え は …! |かまえ|

♪♪~

う お っ !

地 陸 の 術 は どう だ ? ち|りく||じゅつ|||

もっとも 地 陸 の は もっと すごい が な 。 |ち|りく||||||

クソッ !

飛 段 油断 する な 。 と|だん|ゆだん||

うる せ え な 。 黙って 見て ろ よ 角 都 。 ||||だまって|みて|||かど|と

うまい !

《 さすが この 2 人 は 息 が 合って いる 》 ||じん||いき||あって|

チッ !

《 どうやら アイツ は 本当に 手 を 出して こね え ようだ 。 |||ほんとうに|て||だして|||

と いって 信用 する わけに も いか ねえ が 》 ||しんよう||||||

さっき の は 惜しかった ぞ シカマル 。 |||おしかった||

んな こと より ちょっと 援護 して もらえ ね えっ す かね ? ||||えんご||||||

♪♪~

ケッ ! お め えら 必死 すぎ なんだ よ 。 ||||ひっし|||

無神論 者 ども は いちばん 効率 の いい 方法 で ➡ むしんろん|もの||||こうりつ|||ほうほう|

命 を とり に くる ! 見え見えな んだ よ !! いのち|||||みえみえな||

《 お前 の 戦い は 遊び が 多 すぎ だ が な 》 おまえ||たたかい||あそび||おお||||

《 今 だ !》 いま|

今度 は 逃げ場 ねえ ぜ ! こんど||にげば||

なら よけ ねえ よ 。

チッ … 不死身 野郎 め ! |ふじみ|やろう|

先 に ザコ の ほう から 片付けて や ろうか ! さき||||||かたづけて||

《 しまった !》

お前 の 相手 は オレ だ !! おまえ||あいて|||

♪♪~

アスマ 隊長 ! |たいちょう

♪♪~

《 コンビネ ー ション 技 も ピンポイント 攻撃 も 当たら ない なら …》 |||わざ|||こうげき||あたら||

ヘヘッ …。

《 火 遁 灰 積 焼 !!》 ひ|とん|はい|せき|や

( 飛 段 ) フン …。 と|だん|

《 動き を 止めた だ と …?》 うごき||とどめた||

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

( シズネ ) 不公平 よ ! 不公平 ! |ふこうへい||ふこうへい

あなた は いい わ よ ね 。 スタイル はいいし 美人 だし 。 ||||||||びじん|

( 紅 ) ちょっと 飲み すぎよ 。 くれない||のみ|

で どう な の ? え ?

アスマ さん の こと よ !

さ ぁ どう かしら …。

あっ 赤く なった ! もう …。 |あかく||

( シズネ ) あぁ うらやましい !

私 なんか 一 日 じゅう 綱 手 様 と 一緒だ から ね 。 わたくし||ひと|ひ||つな|て|さま||いっしょだ||

( 紅 ) あら 立派な 仕事 じゃ ない 。 くれない||りっぱな|しごと||

でも ね 一緒に 旅 して た とき も …。 ||いっしょに|たび||||

出会う 男 と きたら こ ~ んな の ばっかり ! であう|おとこ||||||

あ ~ もう このまま じゃ 綱 手 様 みたいに いき 遅れちゃ う ! ||||つな|て|さま|||おくれちゃ|

あ … ちょっと それ くらい に し といた ほう が …。

大丈夫 ! 全然 酔って ない から 。 だいじょうぶ|ぜんぜん|よって||

( 紅 ) いや そう じゃ なくて …。 ( 綱 手 ) シズネ !! くれない|||||つな|て|

今 の 話 の 続き ゆっくり 聞か せて もらおう か 。 いま||はなし||つづき||きか|||

( シズネ ) あ ひ ~~ っ !!