Gamers ! Episode 5 (1)
(プラスチック グラス と トレイ が 落ちる 音 )
(プラスチック グラス と トレイ が 落ちる 音 )
( 亜 玖 璃 ( あぐり )) あ … あ … あ … あああ …
( 亜 玖 璃 ( あぐり )) あ … あ … あ … あああ …
( 雨 野 景太 ( あま のけ いた )) え ええ ええ ~ っ !?
♪~
~ ♪
( 携帯電話 の 呼び出し 音 )
( 上原 ( うえ はら ) 祐 ( たすく )) 亜 玖 璃 の やつ 雨 野 と どこ 行った ん だ よ …
( 携帯電話 の 呼び出し 音 )
( 上原 ( うえ はら ) 祐 ( たすく )) 亜 玖 璃 の やつ 雨 野 と どこ 行った ん だ よ …
( 星 ノ 守 ( ほし の もり ) 千秋 ( ち あき )) あの あの それで です ね
( 千秋 ) 今日 は 上原 さん に 少し ゲーム 制作 について
相談 に 乗って いただけたら と 思いまして
( 祐 ) あー そ かそ か
って ゲーム 作ってる だ あ ?
そ そっそう なんです
ハァ …
つーか ゲーム の 相談 なら 身近 に もっと ふさわしい やつ が いる …
( 千秋 ) ケッ
つーか ゲーム の 相談 なら 身近 に もっと ふさわしい やつ が いる …
( 千秋 ) ケッ
そんな イヤ かよ !
( 千秋 ) ケッ
そんな イヤ かよ !
別に 自分 は 景太 の こと なんて どうだっていい ん です
いっそ 異世界 に 転生して ほしい くらい です
( 祐 ) 本人 若干 喜びそう な 展開 だ な
( 千秋 ) あ …
( 携帯電話 の バイブ 音 )
あっ
( 携帯電話 の バイブ 音 )
( 携帯電話 の バイブ 音 )
あ ! ああ すいません ちょっと メール が ー
( 携帯電話 の バイブ 音 )
あ ! ああ すいません ちょっと メール が ー
お前 メールする 相手 とか いない ぼっち だろ
おーい
あっあ すみません っ N すぐ 終わります ん で !
2 分 … あ いや 1 分 だけ !
どんだけ お前ら 気 が 合う ん だ よ
( 祐 )“ MONO ” か …
へ ー MONO ねふー ん …
MONO…MONO… ?
う は っ …
ほ 星 ノ 守 ( 千秋 ) ハッ …
その “ MONO ” って の が お前 の 名前 か ?
( 千秋 ) あ … はい そうです けど …
ところで お前 の その ハンドルネーム って 何 で “ つっちー ” な の ?
( 景太 ) え ? うーん ネトゲ の 場合 は 自分 と ちょっと 違う 名前 に し たく て さ
母親 の 旧姓 が 土山 ( つち やま ) だから “ つっちー ”
ほか には “ ヤマ さん ” とか も 使う よ
( 祐 ) 普通 すぎて つまんねえ ( 景太 ) ほっといて よ !
( 祐 ) ぬ あっ …!
え っ 上原 さん !?
( 亜 玖 璃 ) あ … あ …
ええ ええ え ~っ!?
ハッ … ああ あっ
わ 悪い !
そそそ その “ つっちー ” って の 昔 から の つきあい ?
あ ですです
この方 は この ゲーム 始めた とき から の フレンド なんです けど
妙 な 親近感 が ある っていうか
顔 の 分からない 相手 と 交流 ある って なんか ドキドキします よね
なるほど なるほど
うっ 上原 さん ?
すぅー …
( 亜 玖 璃 ) きゅう …
( 景太 ) 亜 玖 璃 さん !?
へ !? な っ 何 です か ?
お お前 雨 野 の こと 本気で どう 思う ?
好き な ドラマ に 出てくる
事務所 ゴリ押し の アイドル 以上 に 嫌い です けど
( 祐 ) 何で だ よ っ !
もう一度 確認する ぞ
お前 雨 野 の こと ツンデレ 的 に 好き とか は …
全くない です
無人島 に 2 人 で 残されたら 舌 を かむ レベル です
ああ そそう …
ハァ …
ん で 星 ノ 守 さ 何で “ MONO ” って 名前 なわ け ?
( 千秋 ) え ? ああ ハンドル ネーム です か ?
え すっごい 単純 です よ
( 祐 ) え 単純 ?
( 千秋 ) はい 母 の 旧姓 が 物部 ( もの のべ ) なので そこから もらって です
( 祐 ) う … ううー ん …
ほら ネット 関係 って 少し 自分から 遠く したい じゃないです か
( 祐 ) う … ううー ん …
あ ですから その 流れ で “ のべ ” って 名前 も 使ってます よ
ううっ … N う … ううううう …
あ ですから その 流れ で “ のべ ” って 名前 も 使ってます よ
ううっ … N う … ううううう …
主に ゲーム 作る とき に
う うっ … N う … う う う う う …
( 祐 ) だから 運命 の 人 すぎん だろう が よお お おぉっ !
すんません すんません
ど どう し た ん です か 急に … N ( 祐 ) ハァ …
あー いや 何でもない
えー っと ?
今日 は 俺 に ゲーム 制作 の 相談 が ある ん だっけ ?
あ そう で した
え とえ と
自分 が 作ってる ゲーム の 次回 作 の 方向性 について 悩んでまして
( 千秋 ) というのも ―
( 千秋 ) という の も ―
( 祐 ) いやもう 何で こいつら まだ つき あってねえ ん だ よ
( 祐 ) いやもう 何で こいつら まだ つき あってねえ ん だ よ
自分 の 好き に ゲーム を 作る の は ―
( 祐 ) いやもう 何で こいつら まだ つき あってねえ ん だ よ
( 祐 ) いやもう 何で こいつら まだ つき あってねえ ん だ よ
すごく 楽しい ん です けど …
( 祐 ) いや もう 何で こいつら まだ つきあって ねえ ん だ よ
すごく 楽しい ん です けど …
すごく 楽しい ん です けど …
その 赤い 糸 一体 どこ で どう 絡まって ん の !?
その 赤い糸 一体 どこ で どう 絡まって ん の !?
ハァ … しかし 天道 ( てんどう ) の 恋 も 応援して やり てえ し …
ハァ … しかし 天道 ( てんどう ) の 恋 も 応援して やり てえ し …
( 千秋 ) 上原 さん 聞いてます か ?
てか 亜 玖 璃 と 雨 野 2 人 で どこ 行って ん だ よ っ
あー あ … 今 の この 状況 を ―
ばびゅっと 一気に 解決できる ような 都合のいい 手段 が ―
どっか に 転がって ねー かな …
う ああ っ !
あっ …
( 祐 ) これ だ …
う 上原 さん …?
( 祐 ) その 全て を まるっと 解決する 妙案 の 完成度 に ―
ただただ 俺 は 無言 の 身震い を 禁じ得ない ので あった …
ああああ … N ( 祐 ) ク … ククク …
フ ハハハ ハハッ …
( 景太 ・ 千秋 ) 同好会 ?
( 祐 ) ああ ! ここ に いる 俺たち で ―
ゲーム 同好会 を 発足しよう じゃないか !
( 景太 ・ 千秋 ) はあ …
お前たち は ゲーム を する 集まり には 多大 な 興味 は ありつつ も
しかし ゲーム 部 は なーん か 違う と 思っている
いわば 同好の士 だ
( 景太 ・ 千秋 ) はあ …
ならば ここ は 新た な 集い の 場 を 作る べき だろう
ぬるい メンバー が 楽しむ ことこそ を 目的 と した ゲーム 集団
それこそ が 俺 が 今 立ち上げん と する ゲーム 同好会 だ !
( 景太 ・ 千秋 ) お おお お …
( 祐 ) やはり この 2 人 ちょろい
( 景太 ) あの …
それにしても 1 つ 問題 が
ですです
( 祐 ) 何 だ ?
( 景太 ) こいつ が ( 千秋 ) この人 が
( 景太 ・ 千秋 ) 超 邪魔 なんです けど !
( 祐 ) お前ら ほんと ぶれない な !
( 千秋 ・ 景太 ) むむ むむ …
( 千秋 ・ 景太 ) むむ … むむ むむ …
ハァ …
( 千秋 ・ 景太 ) むむ … むむ むむ …
( 千秋 ・ 景太 ) むむ … むむ むむ …
しかし それ こそ が 同好会 の 意義 で も ある
あくまで お前 たち が 一緒に 行う の は 同好会 の 活動
つまり ゲーム の 話 を する だけでなく ―
討論する こと も 許されている !
( 景太 ) 討 … N ( 千秋 ) 論 !
( 祐 ) やはり アホ だ な
( 祐 ) どう だ ? 嫌っている 相手 だからこそ ―
存分に 意見 を ぶつけた いって 状況 は 意外 と 多い はず だろ ?
( 景太 ・ 千秋 ) ぬぬぬぬ …
( 景太 ・ 千秋 ) そういうことなら …
( 祐 ) 釣れた 2 匹 同時に 釣れた 爆釣 だ アホ 魚 ( ざ かな ) だ
( 景太 ) あ でも 同好会 って 3 人 だけ で やれる の ?
( 千秋 ) です です この 3 人 だけ なん です か ?
( 祐 ) あ いや 実は もう 1 人 …
まだ 入る と は 言って ない ん だ が …
( 天道 花 憐 ( かれん )) 遅れて しまって ごめんなさい
先生 と の お話 が 長引いちゃって
て っ 天道 さん !?
よく 来てくれた な
( 花 憐 ) このたび は ゲーム 同好会 へ の お 招き ―
ありがとうございます
部活 と の 折り合い も あります が 前向き に …
( 景太 ) 天道 さん ?
( 祐 ) おーい 天道
あっあ ああ … えっと …
ほほ 星 ノ 守 さん も 同好会 の メンバー だった の ね
で っです です
ゲーム 部 断っておいてあれ なんです けど …
あ … あぼ 僕 も 断っといて すみません
い … いえ それは いい ん です けど …
( 景太 ・ 千秋 ) ん ?
やっぱり その … N 2 人 は お互い が いる から その ―
ゲーム 部 より ゲーム 同好会 を …
( 祐 ) ん ? もしかして 2 人 の 関係 を 疑って ん のか ?
それ はち が …
あ はい ( 千秋 ) そう です
ああ っ …
( 祐 ) アホ かあ あぁっ !
( 花 憐 ) や … やはり ―
ゲーム 同好会 に 私 は 必要ない かも です ね …
ゲーム 同好会 に 私 は 必要ない かも です ね …
( 景太 ・ 千秋 ) あ …
( 祐 ) うう … やばい 同好会 に 天道 が 入れば ―
雨 野 を 美少女 2 人 と ラブコメ させられる うえ に ―
亜 玖 璃 と の 動向 を 監視できる という 俺 の もくろみ が っ …!
と っ … とにかく ほら 座れ って 天道
入る か 入らない か ともかく な っ
( 花 憐 ) え ええ … まあ いい です けど …
ハァ …
( 花 憐 ) 上原 君 って そんなに 動き が 気持ち悪い 人 でした っけ ?
ほっと け !
で 今日 は 何 を する の かしら ?
( 祐 ) 星 ノ 守 が 作っている ゲーム の 次回 作 について だ
( 景太 ・ 花 憐 ) え っ ?
( 景太 ) 千秋 ゲーム 作ってた ん だ
つまんな そ
( 千秋 ) は ぁ ?
( 祐 ) いや お前 そいつ の ゲーム の 熱狂的信者 だから
( 祐 ) いや お前 そいつ の ゲーム の 熱狂的信者 だから
( 千秋 ・ 景太 ) ん ぬぬぬぬぬ …
( 祐 ) いや お前 そいつ の ゲーム の 熱狂的信者 だから
( 千秋 ・ 景太 ) ん ぬぬぬぬぬ …
( 千秋 ・ 景太 ) ふん っ
ずっと こんな 感じ だ ぞ この 2 人 は
そそう な の ふーん …
( 祐 ) それで だ 星 ノ 守 は 何で 迷ってる ん だっけ ?
( 祐 ) それで だ 星 ノ 守 は 何で 迷ってる ん だっけ ?
( 千秋 ) あ …N ( 景太 ) ん ?
( 祐 ) それで だ 星 ノ 守 は 何で 迷ってる ん だっけ ?
あえ とえ と …
最近 よく 分からない ん です
というのも 自分 が 好き勝手 ゲーム を 作る の は
すごく 楽しい ん です けど
それじゃ あまり …
( 祐 ) 評判 よくない わけ だ
逆 に 人 の 感想 を 意識して 無難 に 作った ゲーム の ほう が
評判 は いい ん です けど それじゃ あまり …
( 祐 ) 楽しくない わけ だ
だ そう だ
( 花 憐 ) なるほど …
( 祐 ) 雨 野 は どう 思う よ ?
え ? うー ん …
正直 どっち でもいい かな
( 祐 ・ 花 憐 ) は ?
なな 何 です か それ !
自分 の ゲーム には 興味ない って こと です か !
あう ん それ も そう な ん だけど
ああ な たね え …
でも そう でしょ ?
大事 な の は 出来た もの が 面白い か 面白くない か それだけ だ し
( 祐 ) お前 そんな 元も子もない …
じゃ … じゃあじゃあ
景太 は ゲーム 制作 者 に 求める もの は 何も ない って 言う ん ですか !?
まあ そうだね
( 祐 ・ 花 憐 ) あ …
う う う う …
( 景太 ) だ から
好き に 作れば いい ん じゃない かな
千秋 が 人気 を 狙おう が 狙うまい が ―
どっちにしろ それは やっぱり 千秋 の 作品 じゃん
あ …
( 祐 ・ 花 憐 ) あ …
( 景太 ) 好き勝手 作った 作品 が 傑作 な こと も あれ ば ―
どこか で 見た ことがある ような ―