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マギ The kingdom of magic, Magi: The Kingdom of Magic Episode 6

Magi : The Kingdom of Magic Episode 6

( 白 龍 ) 我が身 に 宿れ ザガン 。

( アリババ ) 白 龍 !

ドクン … ( 鼓動 )

( 回想 ) ( ( ザシュ ! ) ) ( 白 雄 ) ( ( え いっ ! →

は ぁ は ぁ … 。 →

まだ 死ぬ わけ に は いか ん 。 →

ヤツ ら の 思いどおり に は … ) ) ( 白 龍 ) ( ( 兄 上 ) )

ドクン …

( 白 龍 ) ( ( う わ ぁ ~ ! う ぅ … ) )

( ( 熱い よ ~ ! ) )

( 白 雄 ) ( ( くっ ! 無念 だ … ) )

ドクン … ドクン …

( 白 雄 ) ( ( 誓え 戦い抜く と ) )

( ( 兄 上 … ) )

( 白 雄 ) ( ( 我ら の … この 国 の 仇 敵 を 討て ) )

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) 戦い抜く … 。 →

仇 敵 を 討つ 。

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

は あぁ ~ !

♪ ♪ ~

ま … 魔 装 ! ?

あっ ! ドォーン !

( アラジン ) くっ ! これ って … 。

白 龍 何 す ん だ よ ! ? う わ っ !

( マドーラ ) う ふ っ 。 どうやら その 子 だけ は →

まだ 坊や だった よう ね 。

さあ マドーラ の ため に 戦い なさい 。

マドーラ が ! う お ぉ ~~ !

ガキン ! ん ん っ ! くっ !

♪ ♪ ~

何 っ ! ? くっ !

ふん ! ザシュ !

なん だ ? この 化け物 は 。

ど っ から 出 て き た ん だ ?

ザガン の 能力 だ よ 。 ザガン ?

体 の 半分 を 魔 装 し て ジン に 近い 存在 に なった こと で →

植物 だけ じゃ なく 空気 中 の 微 生物 を →

成長 さ せ て いる ん だ 。

♪ ♪ ~

「 操 命 弓 」 !

( 3 人 ) くっ !

あっ !

「 アモン の 剣 」 ! う わ っ !

う お ぉ ~~ ! ぐ っ !

( 白 龍 ) う う っ … 。 無駄 だ 白 龍 。

アモン の 剣 は 金属 器 だ ろ う と 斬 っち まう 。

( 白 龍 ) ふん ! ぐ っ ! な … なんで 斬れ ねぇ ?

♪ ♪ ~

魔力 操作 ! ?

♪ ♪ ~

は あぁ ~ ! お前 が … お前 が ! →

お前 が ! お前 が !

( 心 の 声 ) ≪ なん だ ? こいつ 強 ぇ ! ≫

ぐ っ !

≪ ここ まで 武術 の 腕 が … ≫

≪ いや それ だけ じゃ ねぇ ≫

≪ なんで ここ まで →

必死 に 戦 お う と する ん だ ? ≫

≪ 白 龍 ! ≫

( ( よく 聞け 白 龍 ) )

( ( 煌 帝国 を 奪った の は … →

お前 を 殺 そ う と し た の は … ) )

( ( あっ … ) )

( 歓声 )

( 2 人 ) ( ( あっ ! ) ) ( ( 母上 … ) )

( ( くっ ! ) )

お前 が ~ ! ! ぐ っ !

( 白 龍 ) う う っ ! あっ 。

あっ 斬 れる 。

膜 が 薄く なって る 。

( モルジアナ ) 魔力 操作 の 限界 な ん だ わ 。

は ぁ は ぁ … くっ !

お前 が ~ ! くっ !

( 2 人 ) ふん ! ガキン !

お前 が … お前 が 母上 を ! →

そう だ ろ ! ? う う っ … 。

( 白 龍 ) そう に 違いない ん だ ! お前 の せい で 母上 は … 。 →

お前 が 母上 を ! う う っ … 。

う わ ぁ ~~ ! ! →

は あぁ ~ ! バキン !

あっ … 。

白 龍 さん !

大丈夫 気 を 失って る だけ だ よ 。

白 龍 は 一体 何 を … 。

あっ マドーラ を 追いかけ ない と 。

( 3 人 ) あっ ! ( 一同 ) くっ … 。

つきあって られ ない わ 。 引き揚げ ま しょ 。

( 2 人 ) あ あっ ! ( オルバ ) あっ … 。

はっ !

( 一同 ) う わ っ !

( オルバ ) マドーラ ! ≪ ( 兵 長 ) 貴 様 たち は →

≪ 包囲 さ れ て いる ! ( 一同 ) あっ !

♪ ♪ ~

( マドーラ ) あぁ … あっ !

( 兵 長 ) 投降 せよ 「 大 聖母 」 !

どう し て 今 に なって お前 たち が 。

アク ティア 海軍 ?

ああ 。 おそらく シンド リア の 商船 が →

海賊 討伐 に 向かった と 聞い て →

重い 腰 を 上げ た ん だ ろ う 。

くっ ! ザシュ !

♪ ♪ ~

( オルバ ) あっ !

♪ ♪ ~

双方 と も 武器 を 下ろせ !

もう やめろ 。 投降 する ん だ 。

♪ ♪ ~

くっ … 。 カラン ( 剣 が 落ちる 音 )

( ざわめき )

ん ん … 母上 … 。

まだ 術 が 解け て い ない の でしょ う か ?

しばらく 休ま せ て おこ う よ 。

( 白 龍 ) ( ( うそ です よ ね ? ) )

( ( 母上 が 僕 たち を 殺 そ う と し て い た なんて 。 →

そんな こと ある わけ ない 。 →

やった の は 叔父 上 です よ ね ? ) )

( 玉 艶 ) ( ( 白 雄 が そんな こと を ) )

( ( きっと 混乱 し て い た から … 。 兄 上 も たぶん →

別 の こと を 言 お う と … ) )

( ( あっ そんな … ) )

( ( 否定 し ない ん です か ? →

母上 … 母上 ! ) )

≪ ( 子供 たち ) う う っ … う ぅ … 。

あの 子供 たち は どう なる の でしょ う か ?

おそらく 投獄 さ れ て その あと は … 。

え へ へ っ 。 あぁ ~ … 。

あんな 子供 も いる のに 。

≪ ( 将校 ) これ より 移送 する 。 はっ 。

( 子供 ) マドーラ ! ( 子供 ) マドーラ !

( オルバ ) マドーラ 行っちゃ や だ ! マドーラ !

( マドーラ ) 大丈夫 よ 坊や たち 。 ( オルバ ) マドーラ !

≪ ち っ ! 使え ない ガキ ども ね 。 →

あ あ ~ この 媚 び た 面 イライラ する ≫

行く ぞ 。 ん ? ( マドーラ ) あっ 。

殺せ … その 女 今 すぐ 殺せ 。

あ あっ … 。 ≫ そう だ 。 殺せ !

さんざん やって おい て 何 が 移送 だ 。

私 の 夫 を 返せ 。 女房 を 返せ 。

( 一同 ) 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ … 。

( マドーラ ) あっ … あ あっ ! う わ っ !

( 一同 ) 殺せ 殺せ 殺せ … 。 ( マドーラ ) ひ っ ひ ぃ … 。 →

≪ ぎ ゃ あ ~ ~ ! ! こ … こんな の !

止める ぞ ! うん !

白 龍 。 ( 一同 ) お っ ? お ぉ … 。

待て 。 な … なん だ ? お前 は 。

白 龍 お にいさん 。 まさか あいつ まだ 魔法 に … 。

あ あ ~ 坊や ! 助け に 来 て くれ た の ね 。 →

早く おい で 。 ふ ふ ふ っ ! →

母 さん の ところ へ いらっしゃい 。

おい で 。 あなた は いい 子 ね 坊や ふ ふ ふ っ !

坊や 。 白 龍 ! ふ ふ っ 。

ザシュ !

( オルバ ) あっ !

あっ … 。 ん ん … 。

あっ あぁ … 。

( 子供 たち ) う ぅ … う う っ … 。

わ ぁ ~ ん ! あぁ … 。 ( オルバ ) マドーラ … 。

なぜ だ ? なぜ あんな こと を !

( 白 龍 ) 賊 の 首領 の 処刑 です よ 。 →

町 の 人 たち も それ を 望 ん で い た 。 →

そもそも 俺 たち は 海賊 退治 に 向かった ん でしょ ?

だから って … 。 ( 白 龍 ) もっとも あいつ の 魔法 に →

少し 浮かされ て い た の も 事実 です が 。 →

俺 に は あいつ が 自分 の 母親 に 見え て い まし た よ 。

母親 に ? じゃあ なんで … 。

だから です よ 。 思い出し た ん です 。

俺 の 使命 は 叔父 に 寝返り →

煌 帝国 を 乗っ取った アル ・ サー メン の 魔女 を … →

俺 自身 の 母親 を 殺す こと だ と ね 。

( 白 龍 ) ( ( 母上 否定 し ない ん です か ? ) )

( ( 「 真実 よ 」 と 言ったら →

あなた は どう する の です か ? ) )

( ( えっ ? ) ) ( 玉 艶 ) ( ( 言う の です か ? 白 瑛 に ) )

( ( あっ … えっ ? ) )

( ( ほら 何 も でき ませ ん ね ? →

私 は 新しい 皇帝 陛下 と 婚 儀 を 執り行い →

あなた たち は 養子 に 迎え られる 。 →

なんの 心配 も あり ませ ん ) )

≪ 兄 上 が 言って い た こと は … ≫

≪ 煌 帝国 を 乗っ取った の は … ≫

( 白 龍 ) その とき から 俺 は 決め た ん です →

姉 上 の 命 は 俺 が 守る って 。 →

そして … →

そして 誓った ん です →

アル ・ サー メン の 魔女 →

練 玉 艶 を 必ず 殺す と 。

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) あいつ は 大 聖母 に よく 似 た 女 で し た よ 。 →

自分 の 子供 を なん と も 思って い ない 。 →

あんな 女 は 生き て ちゃ いけ ない ん です 。

だから 殺し た って の か ?

( 白 龍 ) どのみち 断 頭 台 行き の 罪人 でしょ ?

あっ そう かも しれ ない 。

でも お前 が やった の は 単なる 私 怨 な ん じゃ ない の か ?

( 兵士 たち ) おお っ ! ( オルバ ) くっ !

♪ ♪ ~

て やっ ! ふん !

♪ ♪ ~

( オルバ ) 殺し て やる 。 オ … オルバ !

マドーラ の 敵 を … 俺 が ! →

う っ ! バキ !

う う っ … 。 ( 子供 たち ) あ あっ !

何 を 言って いる ?

くっ ! ( 白 龍 ) この 町 で 何 人 殺し た ? →

女 も い た だ ろ ? 誰 か の 母親 も 。 →

自分 の 母親 が 殺さ れ た 途端 に それ か ? →

都合 が よ すぎる と は 思わ ない の か ?

( 一同 ) ん ん … 。

( 白 龍 ) お前 たち 本当 は うすうす 気付 い て い た ん じゃ ない の か ? →

大 聖母 が お前 たち を 利用 し て い た に すぎ ない →

って こと に 。 ( 3 人 ) あっ 。

ぐ っ … 。 ( 白 龍 ) 子供 を さらって き た の は →

なんの ため だ ? →

海賊 に 仕立て上げ あの 女 の 私腹 を 肥やす ため だ ろ ?

くっ ! ( 白 龍 ) お前 たち が →

何 か 一 つ でも 得し た こと が あった の か ? →

悲しむ こと は ない 。 →

お前 たち は 最初 から 愛さ れ て など い なかった 。

( 一同 ) う う っ ! ん ん !

白 龍 !

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あっ … 。

待て 白 龍 !

≪ ( 将校 ) ほら 行く ぞ 。 あっ 。

( 兵士 ) さっさと 歩か ん か ガキ ども 。

≪ あっ あれ は … ≫

いけ ない 。 止め なきゃ 。

待って ください 。 あっ 。

( 将校 ) なんの 用 だ ね ? その 海賊 の 身柄 を →

引き渡し て ください 。 ( 将校 ) なん だ と ?

越 権 行為 で は ない か ね ?

いいえ 。 その 海賊 に 対する 責任 の 半分 は →

我が国 に も あり ます 。

「 大 聖母 」 に 襲わ れ た の は シンド リア の 王 命 を 受け た →

船 です から 。 ( 2 人 ) ん ん … 。

( 将校 ) シンド リア か … 。

♪ ♪ ~

本当 に 一 人 で 行って しまう の です か ?

( 白 龍 ) はい 。 待って ください !

私 白 龍 さん と こんな 別れ 方 し たく あり ませ ん 。

アリババ さん と ちゃんと 話し て … 。

( 白 龍 ) じゃあ 一緒に 来 て ください 。 えっ ?

( 白 龍 ) 俺 と 一緒に 煌 帝国 に 来 て ください 。

どう いう こと です か ?

( 白 龍 ) あなた が 好き です →

モルジアナ 殿 。

えっ … えっ ?

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) 俺 は … →

あなた の こと が 好き な ん です よ モルジアナ 殿 。

あぁ … 。

♪ ♪ ~

あなた は 本当 に すばらしい 女性 だ 。 →

強く 優しく 美しい 。

あぁ … 。 ( 白 龍 ) だ から 俺 は !

あっ ! あなた を 妻 に 迎え たい 。

白 龍 さん どう し た ん です か ?

おかしい です よ ? 俺 は 本気 です !

( 白 龍 ) あの とき から … 。 →

あなた は これ から 俺 が 作る 大 帝国 の 妃 に なる ん だ 。

えっ ?

♪ ♪ ~

( オルバ ) シンド リア ?

ああ 。 お前 たち の 身柄 を 受け入れる と 言って くれ た 。

そこ に なら 暮ら せる 場所 が きっと ある 。

とにかく 今 は それ しか … 。

くっ 触る な !

俺 たち は マドーラ の 子 だ 。 どこ に も 行か ねぇ 。

俺 も ! 私 も !

お前 ら … 。

( オルバ ) そう で なけ れ ば もう 俺 たち に は →

なんの 意味 も ない 。

( アーロン ) オルバ … 。 ( ブロル ) ああ 。

あっ ! ( オルバ ) けど →

マドーラ は 死 ん で しまった 。

もう 生き返ら ない … 。

そう だ 。 起こった こと は 何 も 変え られ ない 。

( オルバ ) くっ ! で も →

ここ に いる ほか の 海賊 たち の これ から は →

お前 に 懸かって いる ん だ 。 なん だ と ?

お前 が いちばん の 兄貴 な ん だ ろ ?

ほか の ヤツ ら が こんなに 心 を 傾け てる 。

お前 が 意味 が ない なんて 言ったら →

みんな そう 思 っち まう 。

それ を 止め たい ん だ 。 あっ 。

その ため に は お前 の 力 が 必要 な ん だ 。

お前 が それ を 分から なきゃ いけ ない ん だ !

分かる だ ろ ! ?

♪ ♪ ~

ふ ふ っ 。

♪ ♪ ~

よかった ね 。

でも 結局 シンドバッド さん に 頼む しか なかった 。

俺 に は なんの 力 も ない ん だ な 。

お互い 頑張ら なくっちゃ ね 。

ああ 。 ふ ふ っ 。 あれ ?

モル さん 。 白 龍 は ?

もう 町 を 出 まし た 。 一 人 で 天 山 高原 へ 。

そんな … お 別れ も 言わ ず に … 。 くっ !

アリババ くん ? あいつ カシム と 似 てる ん だ よ 。

妹 を かばって 憎い 父親 を 殺し ち まった →

あいつ と 同じ 目 な ん だ 。 同じ 目 ?

あいつ も 母親 を 殺し ち まったら →

すげ ぇ 後悔 する 。 だから 止め なきゃ !

アリババ くん 落ち着 い て ! う う っ !

待って ください 。 なん だ よ ! ? 俺 は あいつ に … 。

お 願い です から ! どう か … 。

じゃあ 僕 が 行って くる よ 。

それ なら いい かな ? モル さん 。

≫ 白 龍 お にいさん 。 ん ?

行って しまう の かい ?

アリババ くん が 残念がって た よ 。 そう です か 。

それ に このまま お 別れ じゃ … 。

( 白 龍 ) アラジン 殿 。 あっ 。

俺 は これ から 煌 帝国 を 真っ二つ に 割る 戦争 を 起こし ます 。

その とき マギ と し て 俺 に 力 を 貸し て ください ませ ん か ?

♪ ♪ ~

僕 は 戦争 は 嫌 だ な 。

シンドバッド 王 は 手 を 結ぶ と →

すでに 言って くださって いる ん です 。

あなた 方 は シンド リア の 味方 でしょ う ?

でも … 。

そんな 気 が し て い まし た 。 →

あなた 方 と シンドバッド 王 は 違う 。 →

それ が 何 か は 分から ない です が 。

僕 は 友達 の 君 の 力 に なり たい し →

君 が ほんと に 困って る とき は →

いつ でも 駆けつける よ 。 でも →

君 は 復讐 に とらわれ て い ない かい ?

♪ ♪ ~

復讐 で 始まった 戦い は →

悲しみ しか 生ま ない と 僕 は 教え て もらった ん だ 。

君 を 縛る 復讐 の 心 を 消す こと は でき ない の かい ?

♪ ♪ ~

と … とにかく みんな の ところ へ 戻 ろ う よ 。

( 白 龍 ) アラジン 殿 。 あっ 。

この 数 か月 間 お 世話 に なり まし た 。

俺 は とても 楽しかった です 。 →

今 まで 姉 くらい しか 心 を 開け なかった 俺 に も →

友達 の よう な もの が でき た 気 が し ます 。 →

でも それ も ここ まで です 。 →

ありがとう ござい まし た 。

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) ( ( 一緒に 来 て ください 。 俺 は 本当 に あなた の こと が … ) )

( ( やめ て ください ! ) )

( ( あっ … ) )

♪ ♪ ~

( ( すみません … ) )

( ( 私 … 男 の 人 に →

そんな こと 言わ れ た の 初めて な の で →

お 気持ち は うれしい の です が … →

でも … ) ) ( ( ん ん … 。 →

二 人 に よろしく お 伝え ください →

モルジアナ 殿 ) ) ( ( えっ ? ) )

( ( 俺 は いつか あなた を →

必ず もう 一 度 … ) )

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) ≪ 迎え に 行き ます ≫

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

そして 別れ の 日 が やって き た 。

僕 と アリババ くん と モル さん それぞれ の 旅 が 始まり →

マグノ シュ タット を 目指し た 僕 は →

煌 から 来 た 一 人 の 少年 と 出会う 。

とうとう お 別れ だ ね 。 で も 大丈夫 。

だって 僕ら の 道 は つながって る ん だ から !


Magi : The Kingdom of Magic Episode 6

( 白 龍 ) 我が身 に 宿れ ザガン 。 しろ|りゅう|わがみ||やどれ| Dwell in my body...

( アリババ ) 白 龍 ! |しろ|りゅう Hakuryu!

ドクン … ( 鼓動 ) |こどう

( 回想 ) ( ( ザシュ ! ) ) ( 白 雄 ) ( ( え いっ ! → かいそう||しろ|おす||

は ぁ は ぁ … 。 →

まだ 死ぬ わけ に は いか ん 。 → |しぬ||||| I can't allow myself to die just yet!

ヤツ ら の 思いどおり に は … ) ) ( 白 龍 ) ( ( 兄 上 ) ) やつ|||おもいどおり|||しろ|りゅう|あに|うえ I won't let them have their way...

ドクン … Hakuyu?

( 白 龍 ) ( ( う わ ぁ ~ ! う ぅ … ) ) しろ|りゅう|||||

( ( 熱い よ ~ ! ) ) あつい| So hot!

( 白 雄 ) ( ( くっ ! 無念 だ … ) ) しろ|おす||むねん|

ドクン … ドクン …

( 白 雄 ) ( ( 誓え 戦い抜く と ) ) しろ|おす|ちかえ|たたかいぬく| Swear to me! That you'll fight to the end!

( ( 兄 上 … ) ) あに|うえ Hakuyu!

( 白 雄 ) ( ( 我ら の … この 国 の 仇 敵 を 討て ) ) しろ|おす|われら|||くに||あだ|てき||うて Seek revenge for this country of ours!

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) 戦い抜く … 。 → しろ|りゅう|たたかいぬく Fight to...

仇 敵 を 討つ 。 あだ|てき||うつ Seek...

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

は あぁ ~ !

♪ ♪ ~

ま … 魔 装 ! ? |ま|そう

あっ ! ドォーン !

( アラジン ) くっ ! これ って … 。

白 龍 何 す ん だ よ ! ? う わ っ ! しろ|りゅう|なん||||||| Hakuryu! What are you doing?

( マドーラ ) う ふ っ 。 どうやら その 子 だけ は → ||||||こ||

まだ 坊や だった よう ね 。 |ぼうや|||

さあ マドーラ の ため に 戦い なさい 。 |||||たたかい| Now, then... fight for Madaura!

マドーラ が ! う お ぉ ~~ ! Madaura, she's--

ガキン ! ん ん っ ! くっ !

♪ ♪ ~

何 っ ! ? くっ ! なん|| What the...?

ふん ! ザシュ !

なん だ ? この 化け物 は 。 |||ばけもの| What's up with this monster, anyway?

ど っ から 出 て き た ん だ ? |||だ||||| Where did it come from?

ザガン の 能力 だ よ 。 ザガン ? ||のうりょく||| It's Zagan's power.

体 の 半分 を 魔 装 し て ジン に 近い 存在 に なった こと で → からだ||はんぶん||ま|そう|||||ちかい|そんざい|||| By Djinn Equipping one half of his body he's closer to the level of an actual Djinn,

植物 だけ じゃ なく 空気 中 の 微 生物 を → しょくぶつ||||くうき|なか||び|せいぶつ| and so it's not just plants...

成長 さ せ て いる ん だ 。 せいちょう||||||

♪ ♪ ~

「 操 命 弓 」 ! みさお|いのち|ゆみ Zaug Al-Adhra!

( 3 人 ) くっ ! じん|

あっ !

「 アモン の 剣 」 ! う わ っ ! ||けん||| Amol Saika!

う お ぉ ~~ ! ぐ っ !

( 白 龍 ) う う っ … 。 無駄 だ 白 龍 。 しろ|りゅう||||むだ||しろ|りゅう

アモン の 剣 は 金属 器 だ ろ う と 斬 っち まう 。 ||けん||きんぞく|うつわ|||||き|| Doesn't matter if it's a Metal Vessel - Amon's Sword will still slice it!

( 白 龍 ) ふん ! ぐ っ ! な … なんで 斬れ ねぇ ? しろ|りゅう||||||きれ|

♪ ♪ ~

魔力 操作 ! ? まりょく|そうさ Magoi Manipulation?

♪ ♪ ~

は あぁ ~ ! お前 が … お前 が ! → ||おまえ||おまえ|

お前 が ! お前 が ! おまえ||おまえ|

( 心 の 声 ) ≪ なん だ ? こいつ 強 ぇ ! ≫ こころ||こえ||||つよ| What the...

ぐ っ !

≪ ここ まで 武術 の 腕 が … ≫ ||ぶじゅつ||うで| I can't believe he raised his martial arts skills to this level...

≪ いや それ だけ じゃ ねぇ ≫ No, wait, that's not the only thing!

≪ なんで ここ まで → Why...

必死 に 戦 お う と する ん だ ? ≫ ひっし||いくさ||||||

≪ 白 龍 ! ≫ しろ|りゅう

( ( よく 聞け 白 龍 ) ) |きけ|しろ|りゅう Listen closely, Hakuryu.

( ( 煌 帝国 を 奪った の は … → こう|ていこく||うばった|| The one who seized the Kou Empire from us...

お前 を 殺 そ う と し た の は … ) ) おまえ||ころ||||||| The one who tried to murder you is...

( ( あっ … ) )

( 歓声 ) かんせい

( 2 人 ) ( ( あっ ! ) ) ( ( 母上 … ) ) じん||ははうえ

( ( くっ ! ) )

お前 が ~ ! ! ぐ っ ! おまえ||| It was you!

( 白 龍 ) う う っ ! あっ 。 しろ|りゅう||||

あっ 斬 れる 。 |き|

膜 が 薄く なって る 。 まく||うすく|| The membrane is dissipating.

( モルジアナ ) 魔力 操作 の 限界 な ん だ わ 。 |まりょく|そうさ||げんかい||||

は ぁ は ぁ … くっ !

お前 が ~ ! くっ ! おまえ||

( 2 人 ) ふん ! ガキン ! じん||

お前 が … お前 が 母上 を ! → おまえ||おまえ||ははうえ| It was you! It was you who turned Mother...

そう だ ろ ! ? う う っ … 。 Wasn't it?

( 白 龍 ) そう に 違いない ん だ ! お前 の せい で 母上 は … 。 → しろ|りゅう|||ちがいない|||おまえ||||ははうえ|

お前 が 母上 を ! う う っ … 。 おまえ||ははうえ|||| It was you who turned my mother!

う わ ぁ ~~ ! ! →

は あぁ ~ ! バキン !

あっ … 。

白 龍 さん ! しろ|りゅう| Hakuryu!

大丈夫 気 を 失って る だけ だ よ 。 だいじょうぶ|き||うしなって||||

白 龍 は 一体 何 を … 。 しろ|りゅう||いったい|なん| What the hell was Hakuryu talking about?

あっ マドーラ を 追いかけ ない と 。 |||おいかけ||

( 3 人 ) あっ ! ( 一同 ) くっ … 。 じん||いちどう|

つきあって られ ない わ 。 引き揚げ ま しょ 。 ||||ひきあげ|| Who has time to play around with them?

( 2 人 ) あ あっ ! ( オルバ ) あっ … 。 じん||||

はっ !

( 一同 ) う わ っ ! いちどう|||

( オルバ ) マドーラ ! ≪ ( 兵 長 ) 貴 様 たち は → ||つわもの|ちょう|とうと|さま|| Madaura!

≪ 包囲 さ れ て いる ! ( 一同 ) あっ ! ほうい|||||いちどう|

♪ ♪ ~

( マドーラ ) あぁ … あっ !

( 兵 長 ) 投降 せよ 「 大 聖母 」 ! つわもの|ちょう|とうこう||だい|せいぼ Surrender!

どう し て 今 に なって お前 たち が 。 |||いま|||おまえ|| But why would you come here now?

アク ティア 海軍 ? あく||かいぐん Is that the Actian Navy?

ああ 。 おそらく シンド リア の 商船 が → |||りあ||しょうせん| Yeah. Once they heard that a Sindrian merchant ship had set off to take out the pirates,

海賊 討伐 に 向かった と 聞い て → かいぞく|とうばつ||むかった||ききい|

重い 腰 を 上げ た ん だ ろ う 。 おもい|こし||あげ|||||

くっ ! ザシュ !

♪ ♪ ~

( オルバ ) あっ !

♪ ♪ ~

双方 と も 武器 を 下ろせ ! そうほう|||ぶき||おろせ Both sides, put down your weapons!

もう やめろ 。 投降 する ん だ 。 ||とうこう||| Time to back off. You've got to surrender.

♪ ♪ ~

くっ … 。 カラン ( 剣 が 落ちる 音 ) ||けん||おちる|おと

( ざわめき )

ん ん … 母上 … 。 ||ははうえ

まだ 術 が 解け て い ない の でしょ う か ? |じゅつ||とけ||||||| Do you think that maybe the spell hasn't worn off yet?

しばらく 休ま せ て おこ う よ 。 |やすま||||| Let's let him rest up for a while, okay?

( 白 龍 ) ( ( うそ です よ ね ? ) ) しろ|りゅう|||| It's a lie, isn't it?

( ( 母上 が 僕 たち を 殺 そ う と し て い た なんて 。 → ははうえ||ぼく|||ころ|||||||| That you were trying to murder us, Mother.

そんな こと ある わけ ない 。 →

やった の は 叔父 上 です よ ね ? ) ) |||おじ|うえ|||

( 玉 艶 ) ( ( 白 雄 が そんな こと を ) ) たま|つや|しろ|おす|||| Is that what Hakuyu told you?

( ( きっと 混乱 し て い た から … 。 兄 上 も たぶん → |こんらん||||||あに|うえ|| Only because he was confused, I'm sure.

別 の こと を 言 お う と … ) ) べつ||||げん|||

( ( あっ そんな … ) )

( ( 否定 し ない ん です か ? → ひてい|||||

母上 … 母上 ! ) ) ははうえ|ははうえ

≪ ( 子供 たち ) う う っ … う ぅ … 。 こども||||||

あの 子供 たち は どう なる の でしょ う か ? |こども|||||||| What's going to happen to those children?

おそらく 投獄 さ れ て その あと は … 。 |とうごく|||||| They'll probably get thrown into prison.

え へ へ っ 。 あぁ ~ … 。

あんな 子供 も いる のに 。 |こども||| But some of them are such little kids...

≪ ( 将校 ) これ より 移送 する 。 はっ 。 しょうこう|||いそう|| We're going to transport her now.

( 子供 ) マドーラ ! ( 子供 ) マドーラ ! こども||こども| Madaura! Madaura!

( オルバ ) マドーラ 行っちゃ や だ ! マドーラ ! ||おこなっちゃ||| Madaura! I don't want you to go!

( マドーラ ) 大丈夫 よ 坊や たち 。 ( オルバ ) マドーラ ! |だいじょうぶ||ぼうや||| It's going to be all right, little boys.

≪ ち っ ! 使え ない ガキ ども ね 。 → ||つかえ||がき||

あ あ ~ この 媚 び た 面 イライラ する ≫ |||び|||おもて|いらいら| Ah, how those fawning faces irritate me!

行く ぞ 。 ん ? ( マドーラ ) あっ 。 いく|||| Come on.

殺せ … その 女 今 すぐ 殺せ 。 ころせ||おんな|いま||ころせ Kill her...

あ あっ … 。 ≫ そう だ 。 殺せ ! ||||ころせ

さんざん やって おい て 何 が 移送 だ 。 ||||なん||いそう| After all she's done to us, why the hell are you transporting her?

私 の 夫 を 返せ 。 女房 を 返せ 。 わたくし||おっと||かえせ|にょうぼう||かえせ

( 一同 ) 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ … 。 いちどう|ころせ|ころせ|ころせ|ころせ Kill her!

( マドーラ ) あっ … あ あっ ! う わ っ !

( 一同 ) 殺せ 殺せ 殺せ … 。 ( マドーラ ) ひ っ ひ ぃ … 。 → いちどう|ころせ|ころせ|ころせ|||||

≪ ぎ ゃ あ ~ ~ ! ! こ … こんな の !

止める ぞ ! うん ! とどめる||

白 龍 。 ( 一同 ) お っ ? お ぉ … 。 しろ|りゅう|いちどう|||| Hakuryu...

待て 。 な … なん だ ? お前 は 。 まて||||おまえ| Hold up.

白 龍 お にいさん 。 まさか あいつ まだ 魔法 に … 。 しろ|りゅう||||||まほう| Hakuryu!

あ あ ~ 坊や ! 助け に 来 て くれ た の ね 。 → ||ぼうや|たすけ||らい|||||

早く おい で 。 ふ ふ ふ っ ! → はやく|||||| Hurry, come to me... Come to your mother.

母 さん の ところ へ いらっしゃい 。 はは|||||

おい で 。 あなた は いい 子 ね 坊や ふ ふ ふ っ ! |||||こ||ぼうや|||| Come here... You're such a good boy.

坊や 。 白 龍 ! ふ ふ っ 。 ぼうや|しろ|りゅう|||

ザシュ !

( オルバ ) あっ !

あっ … 。 ん ん … 。

あっ あぁ … 。

( 子供 たち ) う ぅ … う う っ … 。 こども||||||

わ ぁ ~ ん ! あぁ … 。 ( オルバ ) マドーラ … 。

なぜ だ ? なぜ あんな こと を ! Why? Why did you do a thing like that?

( 白 龍 ) 賊 の 首領 の 処刑 です よ 。 → しろ|りゅう|ぞく||しゅりょう||しょけい|| That was me executing the leader of the pirates.

町 の 人 たち も それ を 望 ん で い た 。 → まち||じん|||||のぞみ|||| It was what the people wanted as well.

そもそも 俺 たち は 海賊 退治 に 向かった ん でしょ ? |おれ|||かいぞく|たいじ||むかった|| And besides, wasn't our objective to come wipe out the pirates?

だから って … 。 ( 白 龍 ) もっとも あいつ の 魔法 に → ||しろ|りゅう||||まほう| Even so...

少し 浮かされ て い た の も 事実 です が 。 → すこし|うかされ||||||じじつ||

俺 に は あいつ が 自分 の 母親 に 見え て い まし た よ 。 おれ|||||じぶん||ははおや||みえ||||| She looked just like my own mother to me.

母親 に ? じゃあ なんで … 。 ははおや||| Like your mother?

だから です よ 。 思い出し た ん です 。 |||おもいだし|||

俺 の 使命 は 叔父 に 寝返り → おれ||しめい||おじ||ねがえり That my mission is to kill Al Thamen's witch...

煌 帝国 を 乗っ取った アル ・ サー メン の 魔女 を … → こう|ていこく||のっとった|||||まじょ| ...who defected to my uncle's side, and seized control of the Kou Empire...

俺 自身 の 母親 を 殺す こと だ と ね 。 おれ|じしん||ははおや||ころす|||| To kill my very own mother!

( 白 龍 ) ( ( 母上 否定 し ない ん です か ? ) ) しろ|りゅう|ははうえ|ひてい||||| Mother, aren't you going to deny it?

( ( 「 真実 よ 」 と 言ったら → しんじつ|||いったら If I were to tell you that it was the truth,

あなた は どう する の です か ? ) ) what would you do?

( ( えっ ? ) ) ( 玉 艶 ) ( ( 言う の です か ? 白 瑛 に ) ) |たま|つや|いう||||しろ|あきら|

( ( あっ … えっ ? ) ) Um... well...

( ( ほら 何 も でき ませ ん ね ? → |なん||||| You see? You can't do a thing, can you?

私 は 新しい 皇帝 陛下 と 婚 儀 を 執り行い → わたくし||あたらしい|こうてい|へいか||こん|ぎ||とりおこない I shall marry the new emperor, and you and Hakuei will be welcomed as his adopted children.

あなた たち は 養子 に 迎え られる 。 → |||ようし||むかえ|

なんの 心配 も あり ませ ん ) ) |しんぱい|||| You have nothing to worry about.

≪ 兄 上 が 言って い た こと は … ≫ あに|うえ||いって||||

≪ 煌 帝国 を 乗っ取った の は … ≫ こう|ていこく||のっとった|| That the person who seized control of the Kou Empire was...

( 白 龍 ) その とき から 俺 は 決め た ん です → しろ|りゅう||||おれ||きめ||| It was at that moment that I made up my mind.

姉 上 の 命 は 俺 が 守る って 。 → あね|うえ||いのち||おれ||まもる| That I would be the one to protect my elder sister's life...

そして … → And...

そして 誓った ん です → |ちかった|| And I also made a promise to myself.

アル ・ サー メン の 魔女 → ||||まじょ

練 玉 艶 を 必ず 殺す と 。 ね|たま|つや||かならず|ころす|

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) あいつ は 大 聖母 に よく 似 た 女 で し た よ 。 → しろ|りゅう|||だい|せいぼ|||に||おんな||||

自分 の 子供 を なん と も 思って い ない 。 → じぶん||こども|||||おもって|| Not caring the least about her own children.

あんな 女 は 生き て ちゃ いけ ない ん です 。 |おんな||いき|||||| Such a woman shouldn't be allowed to live.

だから 殺し た って の か ? |ころし||||

( 白 龍 ) どのみち 断 頭 台 行き の 罪人 でしょ ? しろ|りゅう||だん|あたま|だい|いき||ざいにん| Either way, she was a criminal on her way to the scaffold, wasn't she?

あっ そう かも しれ ない 。

でも お前 が やった の は 単なる 私 怨 な ん じゃ ない の か ? |おまえ|||||たんなる|わたくし|えん|||||| But what you did... weren't you just settling a personal score?

( 兵士 たち ) おお っ ! ( オルバ ) くっ ! へいし|||||

♪ ♪ ~

て やっ ! ふん !

♪ ♪ ~

( オルバ ) 殺し て やる 。 オ … オルバ ! |ころし|||| I'm gonna kill you!

マドーラ の 敵 を … 俺 が ! → ||てき||おれ| Revenge for Madaura...

う っ ! バキ !

う う っ … 。 ( 子供 たち ) あ あっ ! |||こども|||

何 を 言って いる ? なん||いって| What are you talking about?

くっ ! ( 白 龍 ) この 町 で 何 人 殺し た ? → |しろ|りゅう||まち||なん|じん|ころし|

女 も い た だ ろ ? 誰 か の 母親 も 。 → おんな||||||だれ|||ははおや| Some of them were women, weren't they?

自分 の 母親 が 殺さ れ た 途端 に それ か ? → じぶん||ははおや||ころさ|||とたん||| Yet those are the words you spew the instant your own mother is killed?

都合 が よ すぎる と は 思わ ない の か ? つごう||||||おもわ||| Don't you find that to be just a little too self-serving?

( 一同 ) ん ん … 。 いちどう||

( 白 龍 ) お前 たち 本当 は うすうす 気付 い て い た ん じゃ ない の か ? → しろ|りゅう|おまえ||ほんとう|||きづ||||||||| The truth is, you were starting to realize the truth, weren't you?

大 聖母 が お前 たち を 利用 し て い た に すぎ ない → だい|せいぼ||おまえ|||りよう|||||||

って こと に 。 ( 3 人 ) あっ 。 |||じん|

ぐ っ … 。 ( 白 龍 ) 子供 を さらって き た の は → ||しろ|りゅう|こども||||||

なんの ため だ ? →

海賊 に 仕立て上げ あの 女 の 私腹 を 肥やす ため だ ろ ? かいぞく||したてあげ||おんな||しふく||こやす||| Wasn't it for the purpose of grooming them as pirates and lining that woman's pockets?

くっ ! ( 白 龍 ) お前 たち が → |しろ|りゅう|おまえ||

何 か 一 つ でも 得し た こと が あった の か ? → なん||ひと|||とくし||||||

悲しむ こと は ない 。 → かなしむ||| There's no reason to grieve.

お前 たち は 最初 から 愛さ れ て など い なかった 。 おまえ|||さいしょ||あいさ||||| After all, you guys...

( 一同 ) う う っ ! ん ん ! いちどう|||||

白 龍 ! しろ|りゅう Hakuryu!

♪ ♪ ~

( 2 人 ) あっ … 。 じん|

待て 白 龍 ! まて|しろ|りゅう

≪ ( 将校 ) ほら 行く ぞ 。 あっ 。 しょうこう||いく|| Come on, let's go.

( 兵士 ) さっさと 歩か ん か ガキ ども 。 へいし||あるか|||がき| Get moving, you little brats!

≪ あっ あれ は … ≫

いけ ない 。 止め なきゃ 。 ||とどめ| Oh, no! We've got to stop them!

待って ください 。 あっ 。 まって||

( 将校 ) なんの 用 だ ね ? その 海賊 の 身柄 を → しょうこう||よう||||かいぞく||みがら|

引き渡し て ください 。 ( 将校 ) なん だ と ? ひきわたし|||しょうこう|||

越 権 行為 で は ない か ね ? こ|けん|こうい||||| Aren't you overstepping our authority?

いいえ 。 その 海賊 に 対する 責任 の 半分 は → ||かいぞく||たいする|せきにん||はんぶん| No. Our country bears at least half of the responsibility for those pirates.

我が国 に も あり ます 。 わがくに||||

「 大 聖母 」 に 襲わ れ た の は シンド リア の 王 命 を 受け た → だい|せいぼ||おそわ||||||りあ||おう|いのち||うけ|

船 です から 。 ( 2 人 ) ん ん … 。 せん|||じん||

( 将校 ) シンド リア か … 。 しょうこう||りあ| Sindria, eh?

♪ ♪ ~

本当 に 一 人 で 行って しまう の です か ? ほんとう||ひと|じん||おこなって|||| Are you really going to go off on your own?

( 白 龍 ) はい 。 待って ください ! しろ|りゅう||まって| Yes...

私 白 龍 さん と こんな 別れ 方 し たく あり ませ ん 。 わたくし|しろ|りゅう||||わかれ|かた|||||

アリババ さん と ちゃんと 話し て … 。 ||||はなし|

( 白 龍 ) じゃあ 一緒に 来 て ください 。 えっ ? しろ|りゅう||いっしょに|らい||| Then come with me, please!

( 白 龍 ) 俺 と 一緒に 煌 帝国 に 来 て ください 。 しろ|りゅう|おれ||いっしょに|こう|ていこく||らい||

どう いう こと です か ? What do you mean?

( 白 龍 ) あなた が 好き です → しろ|りゅう|||すき|

モルジアナ 殿 。 |しんがり

えっ … えっ ?

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) 俺 は … → しろ|りゅう|おれ| I...

あなた の こと が 好き な ん です よ モルジアナ 殿 。 ||||すき||||||しんがり I am in love with you, Miss Morgiana.

あぁ … 。

♪ ♪ ~

あなた は 本当 に すばらしい 女性 だ 。 → ||ほんとう|||じょせい| You are truly a splendid woman.

強く 優しく 美しい 。 つよく|やさしく|うつくしい You're strong, you're kind, and beautiful.

あぁ … 。 ( 白 龍 ) だ から 俺 は ! |しろ|りゅう|||おれ|

あっ ! あなた を 妻 に 迎え たい 。 |||つま||むかえ|

白 龍 さん どう し た ん です か ? しろ|りゅう||||||| Hakuryu... What's the matter with you?

おかしい です よ ? 俺 は 本気 です ! |||おれ||ほんき| You're acting very strangely...

( 白 龍 ) あの とき から … 。 → しろ|りゅう|||

あなた は これ から 俺 が 作る 大 帝国 の 妃 に なる ん だ 。 ||||おれ||つくる|だい|ていこく||きさき|||| You shall... become the empress of the great empire that I am about to build.

えっ ?

♪ ♪ ~

( オルバ ) シンド リア ? ||りあ Sindria?

ああ 。 お前 たち の 身柄 を 受け入れる と 言って くれ た 。 |おまえ|||みがら||うけいれる||いって|| Right. They agreed to take custody of you guys.

そこ に なら 暮ら せる 場所 が きっと ある 。 |||くら||ばしょ|||

とにかく 今 は それ しか … 。 |いま|||

くっ 触る な ! |さわる|

俺 たち は マドーラ の 子 だ 。 どこ に も 行か ねぇ 。 おれ|||||こ|||||いか| We're Madaura's children!

俺 も ! 私 も ! おれ||わたくし| Me neither!

お前 ら … 。 おまえ|

( オルバ ) そう で なけ れ ば もう 俺 たち に は → |||||||おれ||| Otherwise... we won't have a reason to exist anymore...

なんの 意味 も ない 。 |いみ||

( アーロン ) オルバ … 。 ( ブロル ) ああ 。 Orba...

あっ ! ( オルバ ) けど →

マドーラ は 死 ん で しまった 。 ||し|||

もう 生き返ら ない … 。 |いきかえら|

そう だ 。 起こった こと は 何 も 変え られ ない 。 ||おこった|||なん||かえ|| That's right.

( オルバ ) くっ ! で も →

ここ に いる ほか の 海賊 たち の これ から は → |||||かいぞく|||||

お前 に 懸かって いる ん だ 。 なん だ と ? おまえ||かかって|||||| That's all on your shoulders.

お前 が いちばん の 兄貴 な ん だ ろ ? おまえ||||あにき|||| You're the oldest brother, aren't you?

ほか の ヤツ ら が こんなに 心 を 傾け てる 。 ||やつ||||こころ||かたむけ| I can see how much the other kids look up to you.

お前 が 意味 が ない なんて 言ったら → おまえ||いみ||||いったら If you say things like, "There's no reason to exist,”

みんな そう 思 っち まう 。 ||おも||

それ を 止め たい ん だ 。 あっ 。 ||とどめ|||| And I want to stop that from happening!

その ため に は お前 の 力 が 必要 な ん だ 。 ||||おまえ||ちから||ひつよう||| To do that, I need your help!

お前 が それ を 分から なきゃ いけ ない ん だ ! おまえ||||わから||||| And you've got to get that through your head!

分かる だ ろ ! ? わかる|| You understand, right?

♪ ♪ ~

ふ ふ っ 。

♪ ♪ ~

よかった ね 。

でも 結局 シンドバッド さん に 頼む しか なかった 。 |けっきょく||||たのむ||

俺 に は なんの 力 も ない ん だ な 。 おれ||||ちから||||| I guess I don't have any power to speak of, huh?

お互い 頑張ら なくっちゃ ね 。 おたがい|がんばら|| We've both got to work hard at it, huh?

ああ 。 ふ ふ っ 。 あれ ? Yeah...

モル さん 。 白 龍 は ? ||しろ|りゅう| Morg...

もう 町 を 出 まし た 。 一 人 で 天 山 高原 へ 。 |まち||だ|||ひと|じん||てん|やま|こうげん| He's already left town.

そんな … お 別れ も 言わ ず に … 。 くっ ! ||わかれ||いわ|||

アリババ くん ? あいつ カシム と 似 てる ん だ よ 。 |||||に|||| Alibaba?

妹 を かばって 憎い 父親 を 殺し ち まった → いもうと|||にくい|ちちおや||ころし|| Who killed his hateful father to protect his little sister...

あいつ と 同じ 目 な ん だ 。 同じ 目 ? ||おなじ|め||||おなじ|め He's got the same eyes as him.

あいつ も 母親 を 殺し ち まったら → ||ははおや||ころし|| If he ends up killing his mother, too,

すげ ぇ 後悔 する 。 だから 止め なきゃ ! ||こうかい|||とどめ| he's totally gonna regret it!

アリババ くん 落ち着 い て ! う う っ ! ||おちつ||||| Alibaba... calm down, okay?

待って ください 。 なん だ よ ! ? 俺 は あいつ に … 。 まって|||||おれ||| Please wait.

お 願い です から ! どう か … 。 |ねがい|||| I beg of you... Please!

じゃあ 僕 が 行って くる よ 。 |ぼく||おこなって|| Then I'll go instead.

それ なら いい かな ? モル さん 。 Would that be okay, Morg?

≫ 白 龍 お にいさん 。 ん ? しろ|りゅう||| Hakuryu...

行って しまう の かい ? おこなって|||

アリババ くん が 残念がって た よ 。 そう です か 。 |||ざんねんがって||||| Alibaba was really disappointed.

それ に このまま お 別れ じゃ … 。 ||||わかれ| And besides, we can't just say goodbye like this...

( 白 龍 ) アラジン 殿 。 あっ 。 しろ|りゅう||しんがり| Aladdin...

俺 は これ から 煌 帝国 を 真っ二つ に 割る 戦争 を 起こし ます 。 おれ||||こう|ていこく||まっぷたつ||わる|せんそう||おこし|

その とき マギ と し て 俺 に 力 を 貸し て ください ませ ん か ? ||||||おれ||ちから||かし||||| When that happens, will you lend me your power as a magi?

♪ ♪ ~

僕 は 戦争 は 嫌 だ な 。 ぼく||せんそう||いや|| Well, but I don't like wars...

シンドバッド 王 は 手 を 結ぶ と → |おう||て||むすぶ| King Sinbad has already told me that he'll join forces with me.

すでに 言って くださって いる ん です 。 |いって||||

あなた 方 は シンド リア の 味方 でしょ う ? |かた|||りあ||みかた|| You're allies of Sindria, aren't you?

でも … 。 But...

そんな 気 が し て い まし た 。 → |き|||||| I had a feeling this would be your reaction.

あなた 方 と シンドバッド 王 は 違う 。 → |かた|||おう||ちがう You're different than King Sinbad.

それ が 何 か は 分から ない です が 。 ||なん|||わから|||

僕 は 友達 の 君 の 力 に なり たい し → ぼく||ともだち||きみ||ちから|||| I do want to help you because you're my friend...

君 が ほんと に 困って る とき は → きみ||||こまって|||

いつ でも 駆けつける よ 。 でも → ||かけつける||

君 は 復讐 に とらわれ て い ない かい ? きみ||ふくしゅう|||||| Don't you think that you might be obsessed with revenge?

♪ ♪ ~

復讐 で 始まった 戦い は → ふくしゅう||はじまった|たたかい| I was taught that battles that were started out of revenge

悲しみ しか 生ま ない と 僕 は 教え て もらった ん だ 。 かなしみ||うま|||ぼく||おしえ||||

君 を 縛る 復讐 の 心 を 消す こと は でき ない の かい ? きみ||しばる|ふくしゅう||こころ||けす|||||| Isn't there any way to extinguish that vengeful soul that's binding you?

♪ ♪ ~

と … とにかく みんな の ところ へ 戻 ろ う よ 。 ||||||もど||| A-Anyway, let's go back to where the others are!

( 白 龍 ) アラジン 殿 。 あっ 。 しろ|りゅう||しんがり| Aladdin...

この 数 か月 間 お 世話 に なり まし た 。 |すう|かげつ|あいだ||せわ|||| You've done so much for me over the last few months.

俺 は とても 楽しかった です 。 → おれ|||たのしかった|

今 まで 姉 くらい しか 心 を 開け なかった 俺 に も → いま||あね|||こころ||あけ||おれ||

友達 の よう な もの が でき た 気 が し ます 。 → ともだち||||||||き||| it actually feels like I've made some friends.

でも それ も ここ まで です 。 → But that time is over now.

ありがとう ござい まし た 。 Thank you very much.

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) ( ( 一緒に 来 て ください 。 俺 は 本当 に あなた の こと が … ) ) しろ|りゅう|いっしょに|らい|||おれ||ほんとう|||||

( ( やめ て ください ! ) ) Please, stop!

( ( あっ … ) )

♪ ♪ ~

( ( すみません … ) )

( ( 私 … 男 の 人 に → わたくし|おとこ||じん|

そんな こと 言わ れ た の 初めて な の で → ||いわ||||はじめて|||

お 気持ち は うれしい の です が … → |きもち|||||

でも … ) ) ( ( ん ん … 。 → But...

二 人 に よろしく お 伝え ください → ふた|じん||||つたえ|

モルジアナ 殿 ) ) ( ( えっ ? ) ) |しんがり|

( ( 俺 は いつか あなた を → おれ|||| I will...

必ず もう 一 度 … ) ) かならず||ひと|たび

♪ ♪ ~

( 白 龍 ) ≪ 迎え に 行き ます ≫ しろ|りゅう|むかえ||いき| I'll ask you to be my bride...

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

♪ ♪ ~

そして 別れ の 日 が やって き た 。 |わかれ||ひ|||| And now the day of our parting has arrived.

僕 と アリババ くん と モル さん それぞれ の 旅 が 始まり → ぼく|||||||||たび||はじまり Me, Alibaba, and Morg... all three of us set off on our respective journeys.

マグノ シュ タット を 目指し た 僕 は → ||||まなざし||ぼく| On my way to Magnoshutatt, I meet a young boy from the Kou Empire.

煌 から 来 た 一 人 の 少年 と 出会う 。 こう||らい||ひと|じん||しょうねん||であう

とうとう お 別れ だ ね 。 で も 大丈夫 。 ||わかれ|||||だいじょうぶ At last, it's time to say goodbye. But it'll be all right.

だって 僕ら の 道 は つながって る ん だ から ! |ぼくら||どう|||||| After all, our paths are all connected!