×

Nous utilisons des cookies pour rendre LingQ meilleur. En visitant le site vous acceptez nos Politique des cookies.


image

結城友奈は勇者である, Yuuki Yuuna wa Yuusha de Aru Episode 4

Yuuki Yuuna wa Yuusha de Aru Episode 4

( 生徒 ) ♪ いかに せよ と の

( 生徒 ) ♪ この 頃 か

( 教師 ) はい ここ まで 。 N ( 生徒 ) ありがとう ござい まし た 。

( 生徒 ) やる じゃ ん 。 N ( 生徒 ) へ へ ~。

( 教師 ) 次 は 犬 吠埼 さん 。 N ( 樹 ) は はい !

( 樹 ) あっ 。

( 生徒 たち ) ふ ふ ふ ふ っ 。

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 )

( 樹 ) ♪ は ~ る は 名 ~ み ぃ の

( 樹 ) ♪ か ~ ぜ ぇ の

( 心 の 声 ) 私 人前 で 歌う の は

ちょっと 苦手 です

♪ サカラバ サア

♪ 静 け き 森 の 中

♪ いま 目覚め た 花 たち よ

♪ この世 に 何 を 思い

♪ 何 を 感じ てる

♪ ああ 真実 ほど

♪ 人 を 魅了 する もの は ない けど

♪ ああ 真実 ほど

♪ 人 に 残酷 な もの も ない の だ ろ う

♪ 咲き誇れ ( 咲き誇れ )

♪ 想い の まま に

♪ この 瞬間 ( この 瞬間 )

♪ 全て を 賭け て

♪ 無限 の 星 すら も 霞 む よう に

♪ 勇気 心 に 溢れ

♪ ( いかなる ) いかなる 時 も 生き て

♪ サカラ サア

( 結城 友 奈 ) う ~ ん … ん っ !

この 写真 は ここ で !

う ~ ん ばっ ちり だ !

うん うん ! ふ ふ ~ !

カタカタ カタ … ( キ ー ボ ー ド 操作 音 )

わ お っ 今日 も 閲覧 者 数 すごい !

( 東郷 美 森 ) あと は 仔猫 の 写真 と

学校 の 連絡 先 を 載せ て …。

こんな ところ かな ? 完璧 !

( 犬 吠埼 風 ) あ あ ~ も う ~ !

ストーリー が 思いつか ん 。

あ あ ~ 何 食べ てる の ?

( 夏 凜 ) 煮干し 。 N 学校 で 煮干し を

むさぼり 食う 女子 中学生 は 夏 凜 くらい ね 。

健康 に いい の よ 。

じゃあ これ から 夏 凜 の こと に ぼっし ー って 呼ぶ 。

ゆる キャラ に い そう な あだ名 付ける な ~ !

そう いえ ば に ぼっし ー ちゃん 。 N ( 夏 凜 ) 待って 。

その 名前 定着 さ せる 気 ?

それ より 飼い主 探し の ポスター は ?

( 夏 凜 ) ん ? そんな の もう 作って ある わ 。

わ あっ あり が と ~ ! ( 夏 凜 ) ふ ふ ~ ん 。

えっ と … 妖怪 ? 猫 よ !

( 樹 ) は ぁ ~。 N ん ? 樹 ?

( 樹 ) えっ ? な … 何 ?

どう し た の ? ため息 な ん か つい て 。

あっ うん … あの ね

もう すぐ 音楽 の 歌 の テスト で

うまく 歌え る か 占って た ん だ けど …。

( 樹 ) 死 神 の 正 位置 。 N 意味 は 「 破滅 」「 終局 」。

う う ~ …。 N う ~ ん

当たる も 八 卦 当たら ぬ も 八 卦 って 言う し

気 に する こと ない でしょ 。 N そう だ よ 。

こういう の って もう 一 度 占ったら

全く 別 の 結果 が 出る もん だ よ 。 N ( 樹 ) うん …。

♪~

だっ 大丈夫 ! フォーカード だ から これ は いい 役 だ よ !

( 樹 ) 死 神 の フォー カード …。

あ あっ ! いや ~ 悪い 意味 じゃ なく て !

私 たち 勇者 部 は 困って る 人 を 助ける !

もちろん それ は 部員 だって 同じ よ 。

歌 が うまく なる 方法 か ~。

まず 歌声 で アルファ 波 を 出 せる よう に なれ ば

勝った も 同然 ね 。 N ( 樹 ) アルファ 波 …。

いい 音楽 や 歌 と いう もの は 大抵 アルファ 波 で 説明 が つく の 。

( 樹 ) そう なん です か ! ? ( 夏 凜 ) ん な わけ ない でしょ !

樹 一 人 で 歌う と うまい ん だ けど ね ~。

人前 で 歌う の は 緊張 する って だけ じゃ ない か な 。

( 夏 凜 ) へえ ~。 N そ っか それ なら

習う より 慣れろ だ ね !

[ スピ ー カ ] ♪ そ したら 絶対 見え て くる

[ スピ ー カ ] ♪ ホンキ の 時 ほど 無限 の パワー が

[ スピ ー カ ] ♪ 溢れ て くる ん だ よ

フゥ ~~ !

[ スピ ー カ ] イエ ~ ! 聴 い て くれ て あり が と ~ !

お 姉ちゃん 上手 ! へ へ へ っ あり が と 。

ちょっと ごめん ね 。

ねえ ねえ 夏 凜 ちゃん この 歌 知って る ?

( 夏 凜 ) ん ? 一応 知って る けど 。

じゃあ 一緒 に 歌 お う 。 N ( 夏 凜 ) えっ ! ?

な っ なんで 私 が …。

なれ合う ため に ここ に いる わけ じゃ ない わ 。

そう だ よ ね ~ 私 の あと じゃあ …。

ご ・ め ・ ん ・ ね ~。

( 夏 凜 ) 友 奈 マイク を よこし なさい 。 N えっ ?

( 夏 凜 ) 早く ! は はい ~ !

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ ちゃ っちゃ っ ちゃちゃ ちゃ ちゃちゃ ちゃちゃ

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ let ' s go ! ちゃ っちゃ っ ちゃ ほら !

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ ハ ー ト の カタチ ●△

( 2 人 ) は ぁ は ぁ …。 N 夏 凜 ちゃん 上手 じゃ ん 。

ふん これ くらい 当然 よ 。

次 は 樹 ちゃん だ ね 。 N うん 。

[ スピ ー カ ] ♪~ ( 「 早春 賦 」 )

[ スピ ー カ ] ♪ は ~ る は 名 ~ の み ぃ の

( 樹 ) は ぁ ~。 N やっぱり 硬い かな 。

( 樹 ) 誰 か に 見 られ てる と 思ったら それ だけ で …。

重症 ね 。 N ( 樹 ) は ぁ ~。

まあ 今 は ただ の カラオケ な ん だ し

うま か ろ う と 下手 だ ろ う と 好き な 歌 を 好き に 歌え ば いい の よ 。

そう そう ! 気 に し ない 気 に し ない !

さっ お 菓子 でも 食べ て 。

って 残って ない !

え えっ ! ? ふ ふ っ 。

牛 鬼 は ほんと に よく 食べ ます ね 。

食べ 過ぎ だ よ ~。

[ スピ ー カ ] ♪~ ( 「 古今 無 双 」 ) あっ 私 が 入れ た 曲 。

( 3 人 ) はっ !

び しっ ! ( 夏 凜 ) 何 ! ?

[ スピ ー カ ] ♪ 我ら 古今 無 双

[ スピ ー カ ] ♪ 御 國 を 守る 爲 に

[ スピ ー カ ] ♪ いざ や 立ち上がり し

ふ ぅ ~。 N ( 夏 凜 ) さっき の って 一体 …。

東郷 さん が 歌う とき は 私 たち いつも あんな 感じ だ よ 。

( 夏 凜 ) そ … そう な の 。

( メ ー ル 受信 音 ) ( 樹 ) これ で みんな 1 周 し まし た ね 。

次 は 私 の 曲 を 入れ よっ か な 。

( 樹 ) えっ どれ に する ん です か ? どの 曲 に しよ う かな ~ ?

大 赦 から 連絡 ? ええ 。

そう 。 私 に は 何も 言って こ ない のに 。

( 夏 凜 ) 内容 は 想像 つく わ よ 。

バーテックス の 出現 に は 周期 が ある 。

今 の ヤツ ら の 現れ 方 は 当初 の 予測 と 全く 違って る わ 。

最悪 の 事態 を 想定 しろ って さ 。

怖い の ?

あなた は 統率 役 に は 向 い て ない 。

私 なら もっと うまく や れる わ 。

これ は 私 の 役目 で 私 の 理由 な の よ 。

後輩 は 黙って 先輩 の 背中 を

見 て なさい 。

ふん 。

あ あ ~ 楽しかった ~ !

歩 い て 帰る の 久しぶり ね 。

うん 。 けど カラオケ は

あんまり 樹 ちゃん の 練習 に は なら なかった かな ?

( 樹 ) でも 楽しかった です よ みんな が 歌う の を 聴け て 。

( 樹 ) お 姉ちゃん ? あっ …。

えっ 何 ? ( 夏 凜 ) 樹 の 歌 の 話 よ 。

風 先輩 何 か あった ん です か ?

う … う うん なんにも 。

樹 は もう 少し 練習 と 対策 が 必要 か な 。

アルファ 波 出 せる よう に 。 N ( 夏 凜 ) アルファ 波 から 離れ なさい よ 。

ふ ふ ふ っ 。

( 一同 ) おお ~。

な っ なんか たくさん ある 。

そ っ ! 喉 に いい 食べ物 と サプリ よ 。

マグネシウム や リンゴ 酢 は 肺 に いい から 声 が 出 やすく なる 。

ビタミン は 血行 を よく し て 喉 の 荒れ を 防ぐ 。

コエンザイム は 喉 の 筋肉 の 活動 を 助け

オリーブ オイル と 蜂蜜 も 喉 に いい 。

詳しい 。 N さすが です 。

夏 凜 ちゃん は 健康 食品 の 女王 だ ね 。 N 夏 凜 は 健康 の ため なら

死 ん で も いい って 言い そう な タイプ ね 。

( 夏 凜 ) 言わ ない わ よ そんな こと 。 N さあ 樹

これ を 全 種類 飲 ん で み て ぐ いっと 。

( 樹 ) えっ 全 種類 ! ? 多 すぎ でしょ それ は 。

さすが に 夏 凜 でも 無理 じゃ ない ?

無理 です って ? いい わ よ お 手本 を 見せ て あげる わ 。

♪~

オリーブ オイル で …。

♪~

ど ど ど … どう ?

う っ !

う う ~ ! か っ 夏 凜 ちゃん ! ? 大丈夫 ! ?

ん ん っ 。 樹 は まだ ビギナー だ し

サプリ は 1 つ か 2 つ で 十 分 よ 。

( 樹 ) は あ 。

( 樹 ) ♪ あぁ ~ あ あ ~ ~

( 4 人 ) ん ん …。 N やっぱり

緊張 する の が いけない ん だ から 喉 より も リラックス の 問題 じゃ ない ?

それ も そう ね 。 N 次 は 緊張 を 和らげ る

サプリメント を 持って くる わ 。 N ( 樹 ) やっぱり サプリ な ん です ね 。

は ぁ ~。

あっ 大丈夫 だ よ 木霊 。

♪ 春 は 名 のみ の

♪ 風 の 寒 さ や

ガチャ ( ドア の 音 ) あっ 。

やっぱり 樹 一 人 で 歌う と うまい じゃ ん 。

( 樹 ) お … お 姉ちゃん 聴 い て た の ! ?

ひどい ~ ! まったく …。

樹 は もっと 自信 持って いい のに 。 N ちゃん と できる 子 な ん だ から 。

♪~

♪~

( 樹 ) 小学生 の 頃

知ら ない 大人 たち が 家 に やって き た こと が あった

私 は お 姉ちゃん の 背中 に 隠れ てる だけ で

あと で お 姉ちゃん は

お 父さん と お 母さん が 死 ん じゃ った って 教え て くれ た

( 回想 ) ( ( バタン ( ドア の 音 ) ) )

( 樹 ) あの 日 から ずっと

お 姉ちゃん は 私 の お 姉ちゃん で お 母さん でも あって

ずっと お 姉ちゃん の 背中 が いちばん 安心 できる 場所 で

お 姉ちゃん が いれ ば 私 なん だって できる よ

でも 私 一 人 じゃ …

( ( ずっと 黙って い た ん です か ) )

( ( やっぱり 怒る よ ね ) )

( 樹 ) お 姉ちゃん は 勇者 部 の こと を

ずっと 一 人 で 抱え込 ん で た

もし … もし 私 が

お 姉ちゃん の 後ろ に 隠れ てる 私 じゃ なく て

隣 を 一緒 に 歩 い て いける 私 だったら

樹 … 樹 …

樹 起き な さ ~ い 。

よっ 。

( 樹 ) ん ん ~…。

樹 着替え て 顔 洗って き なさい よ 。

トントン トン ( 足音 ) ガラガラ … バタン ( 戸 の 音 )

サクサク … ( 包丁 で 切る 音 )

ふ ぁ ~。

ん ? は いはい 餌 ね 。

ふ ふ っ 。

ふ ふ っ 。

おはよう お 姉ちゃん 。 N お は よ 。

もう スープ も 出来 てる から 先 に トースト 食べ て て 。

うん …。

ん ? ふ ふ っ 。

ちょっと 動か ない で 。 N ん ?

よし 今日 も かわいい ぞ 。

元気 ない ね 。 どう し た ?

( 樹 ) あの ね …。 N ん ?

( 樹 ) あの ね お 姉ちゃん 。 N うん 。

ありがとう 。 N あっ …。

何 ? 急に 。

なんとなく 言い たく なった の 。

この 家 の こと と か 勇者 部 の こと と か

お 姉ちゃん に ばっかり 大 変な こと さ せ て 。

そんな …。 N 私 なり に 理由 が ある から ね 。

理由 って ? あっ …。

まあ 簡単 に 言え ば 世界 の 平和 を 守る ため かな ?

だって 勇者 だ し ね 。

でも …。 N なん だって いい よ !

どんな 理由 でも それ を 頑張れ る なら さ 。

どんな 理由 でも …。

は ~ い シリアス は ここ まで !

冷め ない うち に 食べ て 。 N 学校 行く よ 。

( 樹 ) どんな 理由 でも 頑張れ る なら …

だったら 私 は ?

勇者 に なった の も 部 に 入った の も

お 姉ちゃん の 後ろ に ついていった だけ …

私 理由 なんて 何も ない

[ スピ ー カ ] キーン コーン カーン … ( チャイム ) ( 教師 ) 今日 は ここ まで 。

( 生徒 ) 起立 。

礼 。 神 樹 様 に 拝 。

は ぁ ~。 N ( メッセ ー ジ 受信 ・ マナ ー モ ー ド )

♪~

( 夏 凜 ) え … え ~ っと

ここ どこ ! ?

この 住所 なら あっ ち 。 N ( 夏 凜 ) えっ ! ?

わ … 分かって た わ よ 。

ちょっと まだ この 辺り の 地理 に 慣れ ない だけ よ 。

あっ そう だ 。 N ん ?

東郷 さん 夏 凜 ちゃん

ちょっと 協力 し て ほしい こと が ある ん だ 。 ふ ふ っ 。

♪~

あっ 。

ここ ね 。 N ブーー ( インタ ー ホン )

すい ませ ~ ん 讃州 中 勇者 部 で ~ す 。

仔猫 を 引き 取り に 来 まし た 。

( 少女 ) 絶対 や だ ! この 子 を あげる なんて !

私 が 飼う から !

( 母親 ) でも ね うち で は 飼え ない の よ 。

もし かして 仔猫 を 連れ て いく の 嫌 だった の か な ?

あ ちゃ ~。 N もっと 確認 し て おけ ば よかった 。

どう しよ う … N この 家 の 子 泣 い てる みたい 。

大丈夫 。 N お 姉ちゃん が なんとか する 。

えっ なんと かって ?

失礼 し ま ~ す ! 讃州 中 勇者 部 の 者 です けど 。

ボォー ボォ ボォーー ( 船 の 汽笛 )

あの 家 の お 母さん 仔猫 の こと

考え 直し て くれ て よかった ね 。 N うん 。

ケンカ に も なら なかった し お 姉ちゃん の おかげ 。

ごめん ね 樹 。 N えっ ?

ごめん 。 N なんで 謝る の ?

樹 を 勇者 なんて 大 変な こと に

巻き込 ん じゃ った から 。 N えっ …。

さっき の 家 の 子 お 母さん に 泣 い て 反対 し て た でしょ 。

それ で さ 思った ん だ 。

樹 を 勇者 部 に 入れろ って 大 赦 に 命令 さ れ た とき

私 やめ て って 言え ば よかった 。

さっき の 子 み たい に 泣 い て でも 。

そ したら もしかしたら

樹 は 勇者 に なら ない で 普通 に …。

( 樹 ) 何 言って る の お 姉ちゃん ! はっ 。

樹 …。 N お 姉ちゃん は 間違って ない よ 。

でも …。 N それ に 私 うれしい ん だ 。

守ら れる だけ じゃ なく て お 姉ちゃん と …

みんな と 一緒 に 戦え る こと が 。

あっ …。

あり が と 。

どう いたし まして 。 N 樹 ったら なんか 偉 そう 。

( 2 人 ) あ は は はっ 。

さ ~ て と 部室 に 戻ったら 樹 は 歌 の 練習 ね 。

( 樹 ) あ あっ そう だった 。 N が っ 頑張る !

( 生徒 ) ♪ あ あ ~

( 樹 ) 大丈夫 昨日 だって ちゃんと 練習 し た ん だ し

( 教師 ) 次 は 犬 吠埼 さん 。 N ( 樹 ) は はい !

やっぱり 無理 …

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 )

( 樹 ) あっ 。 す っ すいません 。

はっ 。

( 樹 ) 友 奈 さん

東郷 さん

夏 凜 さん 。

犬 吠埼 さん 大丈夫 です か ?

( 樹 ) は はい !

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 )

私 は みんな と 一緒 に いる

勇者 と して だって この 歌 だって

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 )

♪ 春 は 名 のみ の

( 樹 ) ♪ 風 の 寒 さ や

樹 ちゃん テスト うまく いった かな ?

大丈夫 よ 。 だって あの 子 は 私 の 妹 な ん だ から 。

ガラガラ …

あっ 樹 ちゃん 。 N 歌 の テスト は ?

ばっ ちり で し た ! ( 4 人 ) わ あ ~ !

やった やった ~ ! はい !

きっと みんな カボチャ だ と 思った の が よかった の ね 。

あ は は はっ ありがとう ござい ます 。

夏 凜 さん も ありがとう ござい ます 。

あっ ! う … うん 。

ふ ふ っ 。 N ふ ふ っ 。

( 樹 ・ 風 ) やった ~ !

あの ね お 姉ちゃん 私 やり たい こと が 出来 た よ 。

ん ? やり たい こと ? うん 。

( 生徒 ) ( ( 樹 ちゃん 歌う まい ! ) )

( 樹 ) ( ( そ … そう かな ? ) ) ( ( 歌手 目指し たら ? ) )

( ( 私 ファン 1 号 ~ ! ) ) ( 樹 ) ( ( か っ 歌手 なんて !

でも 歌う の は

嫌い じゃ ない かも ) ) ( ( でしょ ~ ! ) )

何 ? 何 ? 将来 の 夢 でも 出来 た って こと ?

だったら お 姉ちゃん に 教え て よ 。

う ~ ん 秘密 。

ええ ~ ひどい 。 N 誰 に も 言わ ない から 。 ねっ ?

ダ ~ メ 恥ずかしい もん 。

ち ぇ ~ 残念 。 N でも

いつか 教える ね 。

じゃ その いつか が 来る まで 気長 に 待つ よ 。

ふ ふ っ うん 。

♪~

♪ 出会え て よかった

♪ 木漏れ日 眩 しい 森 の 中

♪ 風 は いつも あったかく て

♪ 心 ほぐれ て く

♪ こんな 日々 が ずっと

♪ 続き ます よう に

♪ 広がる 空 は

♪ 愛 や 希望 で 溢れ て

♪ この 声 が 届く まで

♪ 歌い 続ける から

[ スピ ー カ ] ( 樹 ) ♪ いつも

[ スピ ー カ ] ( 樹 ) ♪ いつも ありがとう

ふ ぅ ~。

まだ これ は 夢 なんて 言え ない

やって み たい こと が 出来 た ただ それ だけ

けど どんな 理由 でも い い ん だ

頑張る 理由 が あれ ば 私 は

お 姉ちゃん の 後ろ じゃ なく て

一緒 に 並 ん で 歩 い て いけ る

あっ 。 先 に こっち 。

カタカタ カタ …

私 の 理由 は

バーテックス の せい で 死 ん だ 親 の 敵 。

すごく 個人 的 な こと だ し ね 。

( 警報 )

始まった の ? 最悪 の 事態 …。

♪~

行く よ 牛 鬼 。


Yuuki Yuuna wa Yuusha de Aru Episode 4

( 生徒 ) ♪ いかに せよ と の せいと|||| How anxious I am for spring to actually arrive

( 生徒 ) ♪ この 頃 か せいと||ころ|

( 教師 ) はい ここ まで 。\ N ( 生徒 ) ありがとう ござい まし た 。 きょうし|||||せいと|||| That's enough.

( 生徒 ) やる じゃ ん 。\ N ( 生徒 ) へ へ ~。 せいと|||||せいと|| Not bad.

( 教師 ) 次 は 犬 吠埼 さん 。\ N ( 樹 ) は はい ! きょうし|つぎ||いぬ|ばいさき|||き|| Next, Inubozaki-san.

( 樹 ) あっ 。 き|

( 生徒 たち ) ふ ふ ふ ふ っ 。 せいと||||||

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 ) ||えんそう|そうしゅん|ふ

( 樹 ) ♪ は ~ る は 名 ~ み ぃ の き||||な||| The spring is only but a name with the chill of this wind

( 樹 ) ♪ か ~ ぜ ぇ の き||||

( 心 の 声 ) 私 人前 で 歌う の は こころ||こえ|わたくし|ひとまえ||うたう|| I don't really like singing in front of other people.

ちょっと 苦手 です |にがて| Practice Singing for the Music Test

♪ サカラバ サア

♪ 静 け き 森 の 中 せい|||しげる||なか

♪ いま 目覚め た 花 たち よ |めざめ||か||

♪ この世 に 何 を 思い このよ||なん||おもい

♪ 何 を 感じ てる なん||かんじ|

♪ ああ 真実 ほど |しんじつ|

♪ 人 を 魅了 する もの は ない けど じん||みりょう|||||

♪ ああ 真実 ほど |しんじつ|

♪ 人 に 残酷 な もの も ない の だ ろ う じん||ざんこく||||||||

♪ 咲き誇れ ( 咲き誇れ ) さきほこれ|さきほこれ

♪ 想い の まま に おもい|||

♪ この 瞬間 ( この 瞬間 ) |しゅんかん||しゅんかん

♪ 全て を 賭け て すべて||かけ|

♪ 無限 の 星 すら も 霞 む よう に むげん||ほし|||かすみ|||

♪ 勇気 心 に 溢れ ゆうき|こころ||あふれ

♪ ( いかなる ) いかなる 時 も 生き て ||じ||いき|

♪ サカラ サア

( 結城 友 奈 ) う ~ ん … ん っ ! ゆうき|とも|な||||

この 写真 は ここ で ! |しゃしん||| This photo goes here!

う ~ ん ばっ ちり だ !

うん うん ! ふ ふ ~ ! Yup, yup.

カタカタ カタ … ( キ ー ボ ー ド 操作 音 ) かたかた|||||||そうさ|おと

わ お っ 今日 も 閲覧 者 数 すごい ! |||きょう||えつらん|もの|すう|

( 東郷 美 森 ) あと は 仔猫 の 写真 と とうごう|び|しげる|||しねこ||しゃしん| Now I just have to add a picture of the kitten, and the school's contact info.

学校 の 連絡 先 を 載せ て …。 がっこう||れんらく|さき||のせ|

こんな ところ かな ? 完璧 ! |||かんぺき I think that does it.

( 犬 吠埼 風 ) あ あ ~ も う ~ ! いぬ|ばいさき|かぜ|||| Ugh!

ストーリー が 思いつか ん 。 すとーりー||おもいつか| I can't come up with a story.

あ あ ~ 何 食べ てる の ? ||なん|たべ|| What are you eating?

( 夏 凜 ) 煮干し 。\ N 学校 で 煮干し を なつ|りん|にぼし||がっこう||にぼし| Dried sardines.

むさぼり 食う 女子 中学生 は 夏 凜 くらい ね 。 |くう|じょし|ちゅうがくせい||なつ|りん||

健康 に いい の よ 。 けんこう|||| They're good for you.

じゃあ これ から 夏 凜 の こと に ぼっし ー って 呼ぶ 。 |||なつ|りん|||||-||よぶ I'll call you "Nibosshi" from now on, then.

ゆる キャラ に い そう な あだ名 付ける な ~ ! ||||||あだな|つける|

そう いえ ば に ぼっし ー ちゃん 。\ N ( 夏 凜 ) 待って 。 |||||-|||なつ|りん|まって By the way, Nibosshi-chan—

その 名前 定着 さ せる 気 ? |なまえ|ていちゃく|||き

それ より 飼い主 探し の ポスター は ? ||かいぬし|さがし||ぽすたー| What about the poster for finding a new owner?

( 夏 凜 ) ん ? そんな の もう 作って ある わ 。 なつ|りん|||||つくって||

わ あっ あり が と ~ ! ( 夏 凜 ) ふ ふ ~ ん 。 |||||なつ|りん|||

えっ と … 妖怪 ? 猫 よ ! ||ようかい|ねこ| Um... Some kind of monster?

( 樹 ) は ぁ ~。\ N ん ? 樹 ? き|||||き

( 樹 ) えっ ? な … 何 ? き|||なん

どう し た の ? ため息 な ん か つい て 。 ||||ためいき||||| What's wrong? Why are you sighing?

あっ うん … あの ね Oh, well, I have a singing test in Music soon.

もう すぐ 音楽 の 歌 の テスト で ||おんがく||うた||てすと|

うまく 歌え る か 占って た ん だ けど …。 |うたえ|||うらなって|||| I was checking my fortune to see if I'll do okay.

( 樹 ) 死 神 の 正 位置 。\ N 意味 は 「 破滅 」「 終局 」。 き|し|かみ||せい|いち||いみ||はめつ|しゅうきょく Death in the upright position.

う う ~ …。\ N う ~ ん

当たる も 八 卦 当たら ぬ も 八 卦 って 言う し あたる||やっ|け|あたら|||やっ|け||いう| It's just fortune-telling, after all.

気 に する こと ない でしょ 。\ N そう だ よ 。 き||||||||| Don't worry about it.

こういう の って もう 一 度 占ったら ||||ひと|たび|うらなったら

全く 別 の 結果 が 出る もん だ よ 。\ N ( 樹 ) うん …。 まったく|べつ||けっか||でる|||||き|

♪~

だっ 大丈夫 ! フォーカード だ から これ は いい 役 だ よ ! |だいじょうぶ|フォ-カード||||||やく|| D-Don't worry! You got four of a kind, so that's a good thing!

( 樹 ) 死 神 の フォー カード …。 き|し|かみ||ふぉー|かーど Four of a kind with the Death card...

あ あっ ! いや ~ 悪い 意味 じゃ なく て ! |||わるい|いみ||| No, I don't mean that in a bad way.

私 たち 勇者 部 は 困って る 人 を 助ける ! わたくし||ゆうしゃ|ぶ||こまって||じん||たすける We're the Hero Club that helps people in need.

もちろん それ は 部員 だって 同じ よ 。 |||ぶいん||おなじ| That includes club members.

歌 が うまく なる 方法 か ~。 うた||||ほうほう| How she can get better at singing, huh?

まず 歌声 で アルファ 波 を 出 せる よう に なれ ば |うたごえ|||なみ||だ||||| If you can make your audience give out alpha waves, you win.

勝った も 同然 ね 。\ N ( 樹 ) アルファ 波 …。 かった||どうぜん|||き||なみ

いい 音楽 や 歌 と いう もの は 大抵 アルファ 波 で 説明 が つく の 。 |おんがく||うた|||||たいてい||なみ||せつめい||| Good music can usually be explained by alpha waves.

( 樹 ) そう なん です か ! ? ( 夏 凜 ) ん な わけ ない でしょ ! き|||||なつ|りん||||| Really?!

樹 一 人 で 歌う と うまい ん だ けど ね ~。 き|ひと|じん||うたう||||||

人前 で 歌う の は 緊張 する って だけ じゃ ない か な 。 ひとまえ||うたう|||きんちょう|||||||

( 夏 凜 ) へえ ~。\ N そ っか それ なら なつ|りん||||||

習う より 慣れろ だ ね ! ならう||なれろ||

[ スピ ー カ ] ♪ そ したら 絶対 見え て くる |||||ぜったい|みえ||

[ スピ ー カ ] ♪ ホンキ の 時 ほど 無限 の パワー が |||||じ||むげん||ぱわー|

[ スピ ー カ ] ♪ 溢れ て くる ん だ よ |||あふれ|||||

フゥ ~~ !

[ スピ ー カ ] イエ ~ ! 聴 い て くれ て あり が と ~ ! ||||き|||||||

お 姉ちゃん 上手 ! へ へ へ っ あり が と 。 |ねえちゃん|じょうず||||||| That was really good, Onee-chan.

ちょっと ごめん ね 。 Excuse me.

ねえ ねえ 夏 凜 ちゃん この 歌 知って る ? ||なつ|りん|||うた|しって| Hey, Karin-chan, do you know this song?

( 夏 凜 ) ん ? 一応 知って る けど 。 なつ|りん||いちおう|しって||

じゃあ 一緒 に 歌 お う 。\ N ( 夏 凜 ) えっ ! ? |いっしょ||うた||||なつ|りん| Let's sing it together.

な っ なんで 私 が …。 |||わたくし| Why me?

なれ合う ため に ここ に いる わけ じゃ ない わ 。 なれあう||||||||| I'm not here to make friends with you.

そう だ よ ね ~ 私 の あと じゃあ …。 ||||わたくし||| You're right. You're afraid to sing right after me. Sorry.

ご ・ め ・ ん ・ ね ~。

( 夏 凜 ) 友 奈 マイク を よこし なさい 。\ N えっ ? なつ|りん|とも|な|||||| Yuna, bring me the mic.

( 夏 凜 ) 早く ! は はい ~ ! なつ|りん|はやく|| Now!

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ ちゃ っちゃ っ ちゃちゃ ちゃ ちゃちゃ ちゃちゃ |||なつ|りん|とも|な||||||| Cha, cha, cha-cha, cha, cha cha, cha, cha, let's go

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ let ' s go ! ちゃ っちゃ っ ちゃ ほら ! |||なつ|りん|とも|な||||||||

[ スピ ー カ ] ( 夏 凜 ・ 友 奈 ) ♪ ハ ー ト の カタチ ●△ |||なつ|りん|とも|な||||| The shape of my heart: circle, triangle—

( 2 人 ) は ぁ は ぁ …。\ N 夏 凜 ちゃん 上手 じゃ ん 。 じん||||||なつ|りん||じょうず||

ふん これ くらい 当然 よ 。 |||とうぜん|

次 は 樹 ちゃん だ ね 。\ N うん 。 つぎ||き||||| You're up next, Itsuki-chan.

[ スピ ー カ ] ♪~ ( 「 早春 賦 」 ) |||そうしゅん|ふ

[ スピ ー カ ] ♪ は ~ る は 名 ~ の み ぃ の ||||||な|||| The spring is only but a name with...

( 樹 ) は ぁ ~。\ N やっぱり 硬い かな 。 き|||||かたい|

( 樹 ) 誰 か に 見 られ てる と 思ったら それ だけ で …。 き|だれ|||み||||おもったら||| Just knowing someone's watching is enough to—

重症 ね 。\ N ( 樹 ) は ぁ ~。 じゅうしょう|||き||

まあ 今 は ただ の カラオケ な ん だ し |いま||||からおけ|||| Well, it's just karaoke.

うま か ろ う と 下手 だ ろ う と 好き な 歌 を 好き に 歌え ば いい の よ 。 |||||へた|||||すき||うた||すき||うたえ|||| Who cares how good you are, just sing whatever and however you like.

そう そう ! 気 に し ない 気 に し ない ! ||き||||き||| Yeah.

さっ お 菓子 でも 食べ て 。 ||かし||たべ| Have some snacks.

って 残って ない ! |のこって| There're none left!

え えっ ! ? ふ ふ っ 。

牛 鬼 は ほんと に よく 食べ ます ね 。 うし|おに|||||たべ|| Gyuki has a good petite.

食べ 過ぎ だ よ ~。 たべ|すぎ|| Too good.

[ スピ ー カ ] ♪~ ( 「 古今 無 双 」 ) あっ 私 が 入れ た 曲 。 |||ここん|む|そう||わたくし||いれ||きょく

( 3 人 ) はっ ! じん|

び しっ ! ( 夏 凜 ) 何 ! ? ||なつ|りん|なん

[ スピ ー カ ] ♪ 我ら 古今 無 双 |||われら|ここん|む|そう

[ スピ ー カ ] ♪ 御 國 を 守る 爲 に |||ご|くに||まもる|ため|

[ スピ ー カ ] ♪ いざ や 立ち上がり し |||||たちあがり|

ふ ぅ ~。\ N ( 夏 凜 ) さっき の って 一体 …。 |||なつ|りん||||いったい

東郷 さん が 歌う とき は 私 たち いつも あんな 感じ だ よ 。 とうごう|||うたう|||わたくし||||かんじ||

( 夏 凜 ) そ … そう な の 。 なつ|りん||||

( メ ー ル 受信 音 ) ( 樹 ) これ で みんな 1 周 し まし た ね 。 |||じゅしん|おと|き||||しゅう|||| Now everyone's had a turn.

次 は 私 の 曲 を 入れ よっ か な 。 つぎ||わたくし||きょく||いれ|||

( 樹 ) えっ どれ に する ん です か ? どの 曲 に しよ う かな ~ ? き|||||||||きょく|||| What are you singing?

大 赦 から 連絡 ? ええ 。 だい|しゃ||れんらく| Did Taisha contact you?

そう 。 私 に は 何も 言って こ ない のに 。 |わたくし|||なにも|いって||| I see.

( 夏 凜 ) 内容 は 想像 つく わ よ 。 なつ|りん|ないよう||そうぞう||| I can guess what it says.

バーテックス の 出現 に は 周期 が ある 。 ||しゅつげん|||しゅうき|| Vertexes arrive in intervals.

今 の ヤツ ら の 現れ 方 は 当初 の 予測 と 全く 違って る わ 。 いま||やつ|||あらわれ|かた||とうしょ||よそく||まったく|ちがって|| Their arrivals are way off the initial estimates.

最悪 の 事態 を 想定 しろ って さ 。 さいあく||じたい||そうてい||| They said to expect the worst.

怖い の ? こわい| Are you scared?

あなた は 統率 役 に は 向 い て ない 。 ||とうそつ|やく|||むかい||| You don't make a good leader.

私 なら もっと うまく や れる わ 。 わたくし|||||| I could do better.

これ は 私 の 役目 で 私 の 理由 な の よ 。 ||わたくし||やくめ||わたくし||りゆう||| This is my role. This is my purpose.

後輩 は 黙って 先輩 の 背中 を こうはい||だまって|せんぱい||せなか| As a junior, you'd best follow me.

見 て なさい 。 み||

ふん 。

あ あ ~ 楽しかった ~ ! ||たのしかった

歩 い て 帰る の 久しぶり ね 。 ふ|||かえる||ひさしぶり| It's been a while since we walked home.

うん 。 けど カラオケ は ||からおけ| Yeah, but I don't think karaoke was good practice for Itsuki-chan.

あんまり 樹 ちゃん の 練習 に は なら なかった かな ? |き|||れんしゅう|||||

( 樹 ) でも 楽しかった です よ みんな が 歌う の を 聴け て 。 き||たのしかった|||||うたう|||きけ| It was fun though, listening to all of you sing.

( 樹 ) お 姉ちゃん ? あっ …。 き||ねえちゃん| Onee-chan?

えっ 何 ? ( 夏 凜 ) 樹 の 歌 の 話 よ 。 |なん|なつ|りん|き||うた||はなし|

風 先輩 何 か あった ん です か ? かぜ|せんぱい|なん||||| Is something wrong, Fu-senpai?

う … う うん なんにも 。

樹 は もう 少し 練習 と 対策 が 必要 か な 。 き|||すこし|れんしゅう||たいさく||ひつよう|| Itsuki might need a little more practice and problem-solving.

アルファ 波 出 せる よう に 。\ N ( 夏 凜 ) アルファ 波 から 離れ なさい よ 。 |なみ|だ|||||なつ|りん||なみ||はなれ|| So she can produce alpha waves.

ふ ふ ふ っ 。

( 一同 ) おお ~。 いちどう|

な っ なんか たくさん ある 。

そ っ ! 喉 に いい 食べ物 と サプリ よ 。 ||のど|||たべもの||| Yeah, they're foods and supplements that are good for your throat.

マグネシウム や リンゴ 酢 は 肺 に いい から 声 が 出 やすく なる 。 ||りんご|す||はい||||こえ||だ|| Magnesium and apple cider are good for your lungs.

ビタミン は 血行 を よく し て 喉 の 荒れ を 防ぐ 。 びたみん||けっこう|||||のど||あれ||ふせぐ Vitamins improve bloodflow and prevent sore throat.

コエンザイム は 喉 の 筋肉 の 活動 を 助け ||のど||きんにく||かつどう||たすけ Coenzymes help your throat muscle activity,

オリーブ オイル と 蜂蜜 も 喉 に いい 。 おりーぶ|おいる||はちみつ||のど|| and olive oil and honey are good for your throat.

詳しい 。\ N さすが です 。 くわしい||| I'm impressed.

夏 凜 ちゃん は 健康 食品 の 女王 だ ね 。\ N 夏 凜 は 健康 の ため なら なつ|りん|||けんこう|しょくひん||じょおう||||なつ|りん||けんこう||| Karin-chan's the queen of health foods.

死 ん で も いい って 言い そう な タイプ ね 。 し||||||いい|||たいぷ|

( 夏 凜 ) 言わ ない わ よ そんな こと 。\ N さあ 樹 なつ|りん|いわ||||||||き Of course I wouldn't.

これ を 全 種類 飲 ん で み て ぐ いっと 。 ||ぜん|しゅるい|いん||||||

( 樹 ) えっ 全 種類 ! ? 多 すぎ でしょ それ は 。 き||ぜん|しゅるい|おお||||

さすが に 夏 凜 でも 無理 じゃ ない ? ||なつ|りん||むり|| I don't even think you can do it.

無理 です って ? いい わ よ お 手本 を 見せ て あげる わ 。 むり|||||||てほん||みせ||| I can't?

♪~ Hyaluronic acid

オリーブ オイル で …。 おりーぶ|おいる| And wash it down with olive oil.

♪~

ど ど ど … どう ?

う っ !

う う ~ ! か っ 夏 凜 ちゃん ! ? 大丈夫 ! ? ||||なつ|りん||だいじょうぶ

ん ん っ 。 樹 は まだ ビギナー だ し |||き|||||

サプリ は 1 つ か 2 つ で 十 分 よ 。 ||||||じゅう|ぶん|

( 樹 ) は あ 。 き||

( 樹 ) ♪ あぁ ~ あ あ ~ ~ き|||

( 4 人 ) ん ん …。\ N やっぱり じん||||

緊張 する の が いけない ん だ から 喉 より も リラックス の 問題 じゃ ない ? きんちょう||||||||のど|||||もんだい||

それ も そう ね 。\ N 次 は 緊張 を 和らげ る |||||つぎ||きんちょう||やわらげ| That's true, too.

サプリメント を 持って くる わ 。\ N ( 樹 ) やっぱり サプリ な ん です ね 。 ||もって||||き||||||

は ぁ ~。

あっ 大丈夫 だ よ 木霊 。 |だいじょうぶ|||こだま

♪ 春 は 名 のみ の はる||な|| The spring is only but a name

♪ 風 の 寒 さ や かぜ||さむ|| with the chill of this wind

ガチャ ( ドア の 音 ) あっ 。 |||おと|

やっぱり 樹 一 人 で 歌う と うまい じゃ ん 。 |き|ひと|じん||うたう|||| I knew you sing well when you're alone.

( 樹 ) お … お 姉ちゃん 聴 い て た の ! ? き|||ねえちゃん|き||||

ひどい ~ ! まったく …。

樹 は もっと 自信 持って いい のに 。\ N ちゃん と できる 子 な ん だ から 。 き|||じしん|もって|||||||こ||||

♪~

♪~

( 樹 ) 小学生 の 頃 き|しょうがくせい||ころ When I was in elementary school,

知ら ない 大人 たち が 家 に やって き た こと が あった しら||おとな|||いえ||||||| some grown-up strangers once came to my house.

私 は お 姉ちゃん の 背中 に 隠れ てる だけ で わたくし|||ねえちゃん||せなか||かくれ||| I just stayed behind Onee-chan's back.

あと で お 姉ちゃん は |||ねえちゃん| Later, she told me that Mom and Dad were dead.

お 父さん と お 母さん が 死 ん じゃ った って 教え て くれ た |とうさん|||かあさん||し|||||おしえ|||

( 回想 ) ( ( バタン ( ドア の 音 ) ) ) かいそう||||おと

( 樹 ) あの 日 から ずっと き||ひ|| Since that day, Onee-chan's been both my sister and my mother.

お 姉ちゃん は 私 の お 姉ちゃん で お 母さん でも あって |ねえちゃん||わたくし|||ねえちゃん|||かあさん||

ずっと お 姉ちゃん の 背中 が いちばん 安心 できる 場所 で ||ねえちゃん||せなか|||あんしん||ばしょ| Her back was where I felt the safest.

お 姉ちゃん が いれ ば 私 なん だって できる よ |ねえちゃん||||わたくし|||| I could do anything with her.

でも 私 一 人 じゃ … |わたくし|ひと|じん| But alone—

( ( ずっと 黙って い た ん です か ) ) |だまって||||| You kept all these important things from us all this time?

( ( やっぱり 怒る よ ね ) ) |いかる|| She'd get angry, I guess.

( 樹 ) お 姉ちゃん は 勇者 部 の こと を き||ねえちゃん||ゆうしゃ|ぶ||| Onee-chan took on the burden of the truth behind the Hero Club all by herself.

ずっと 一 人 で 抱え込 ん で た |ひと|じん||かかえこ|||

もし … もし 私 が ||わたくし| If I weren't hiding behind Onee-chan's back—

お 姉ちゃん の 後ろ に 隠れ てる 私 じゃ なく て |ねえちゃん||うしろ||かくれ||わたくし|||

隣 を 一緒 に 歩 い て いける 私 だったら となり||いっしょ||ふ||||わたくし| if I could be someone to stand by her side—

樹 … 樹 … き|き Itsuki?

樹 起き な さ ~ い 。 き|おき||| Itsuki, wake up.

よっ 。

( 樹 ) ん ん ~…。 き||

樹 着替え て 顔 洗って き なさい よ 。 き|きがえ||かお|あらって||| Itsuki, get changed and wash your face.

トントン トン ( 足音 ) ガラガラ … バタン ( 戸 の 音 ) とんとん|とん|あしおと|||と||おと

サクサク … ( 包丁 で 切る 音 ) |ほうちょう||きる|おと

ふ ぁ ~。

ん ? は いはい 餌 ね 。 |||えさ|

ふ ふ っ 。

ふ ふ っ 。

おはよう お 姉ちゃん 。\ N お は よ 。 ||ねえちゃん|||| Morning, Onee-chan.

もう スープ も 出来 てる から 先 に トースト 食べ て て 。 |すーぷ||でき|||さき||とーすと|たべ|| Soup's almost ready, so go ahead and have toast.

うん …。

ん ? ふ ふ っ 。

ちょっと 動か ない で 。\ N ん ? |うごか|||| Hold still for a second.

よし 今日 も かわいい ぞ 。 |きょう||| There.

元気 ない ね 。 どう し た ? げんき||||| You seem down.

( 樹 ) あの ね …。\ N ん ? き|||| Hey—

( 樹 ) あの ね お 姉ちゃん 。\ N うん 。 き||||ねえちゃん|| Hey, Onee-chan,

ありがとう 。\ N あっ …。 thanks.

何 ? 急に 。 なん|きゅうに What brings that up?

なんとなく 言い たく なった の 。 |いい||| Nothing.

この 家 の こと と か 勇者 部 の こと と か |いえ|||||ゆうしゃ|ぶ|||| I keep being a burden to you at home, and in the Hero Club.

お 姉ちゃん に ばっかり 大 変な こと さ せ て 。 |ねえちゃん|||だい|へんな||||

そんな …。\ N 私 なり に 理由 が ある から ね 。 ||わたくし|||りゆう|||| It's nothing.

理由 って ? あっ …。 りゆう|| "Reasons"?

まあ 簡単 に 言え ば 世界 の 平和 を 守る ため かな ? |かんたん||いえ||せかい||へいわ||まもる|| Well, to put it bluntly, to maintain world peace.

だって 勇者 だ し ね 。 |ゆうしゃ||| We're Heroes, after all.

でも …。\ N なん だって いい よ ! But—

どんな 理由 でも それ を 頑張れ る なら さ 。 |りゆう||||がんばれ||| So long as you can work hard towards it.

どんな 理由 でも …。 |りゆう| "It doesn't matter why"?

は ~ い シリアス は ここ まで ! ||しりあす||| Enough serious talk!

冷め ない うち に 食べ て 。\ N 学校 行く よ 。 さめ||||たべ|||がっこう|いく| Eat up before it gets cold.

( 樹 ) どんな 理由 でも 頑張れ る なら … き||りゆう||がんばれ|| "It doesn't matter why, so long as you can work hard towards it"?

だったら 私 は ? |わたくし|

勇者 に なった の も 部 に 入った の も ゆうしゃ|||||ぶ||はいった|| became a Hero and joined the club only because I was following Onee-chan.

お 姉ちゃん の 後ろ に ついていった だけ … |ねえちゃん||うしろ|||

私 理由 なんて 何も ない わたくし|りゆう||なにも| I don't have any reasons.

[ スピ ー カ ] キーン コーン カーン … ( チャイム ) ( 教師 ) 今日 は ここ まで 。 |||きーん||||きょうし|きょう|||

( 生徒 ) 起立 。 せいと|きりつ Rise.

礼 。 神 樹 様 に 拝 。 れい|かみ|き|さま||おが Bow.

は ぁ ~。\ N ( メッセ ー ジ 受信 ・ マナ ー モ ー ド ) ||||||じゅしん|||||

♪~

( 夏 凜 ) え … え ~ っと なつ|りん||| U-Um—

ここ どこ ! ? Where are we?!

この 住所 なら あっ ち 。\ N ( 夏 凜 ) えっ ! ? |じゅうしょ|||||なつ|りん| This house is that way.

わ … 分かって た わ よ 。 |わかって|||

ちょっと まだ この 辺り の 地理 に 慣れ ない だけ よ 。 |||あたり||ちり||なれ||| I'm just not used to the geography in this area.

あっ そう だ 。\ N ん ? I know.

東郷 さん 夏 凜 ちゃん とうごう||なつ|りん| Togo-san, Karin-chan, can you help me with something?

ちょっと 協力 し て ほしい こと が ある ん だ 。 ふ ふ っ 。 |きょうりょく|||||||||||

♪~

あっ 。

ここ ね 。\ N ブーー ( インタ ー ホン ) |||ブー-||| Here we are.

すい ませ ~ ん 讃州 中 勇者 部 で ~ す 。 |||さんしゅう|なか|ゆうしゃ|ぶ||

仔猫 を 引き 取り に 来 まし た 。 しねこ||ひき|とり||らい|| We're here to pick up the kitten.

( 少女 ) 絶対 や だ ! この 子 を あげる なんて ! しょうじょ|ぜったい||||こ||| I don't want to give him away!

私 が 飼う から ! わたくし||かう| I'll take care of him!

( 母親 ) でも ね うち で は 飼え ない の よ 。 ははおや||||||かえ||| But we can't keep him here.

もし かして 仔猫 を 連れ て いく の 嫌 だった の か な ? ||しねこ||つれ||||いや|||| Maybe she didn't want to give up the kitten.

あ ちゃ ~。\ N もっと 確認 し て おけ ば よかった 。 ||||かくにん|||||

どう しよ う …\ N この 家 の 子 泣 い てる みたい 。 |||||いえ||こ|なき||| What should we do? The girl's crying.

大丈夫 。\ N お 姉ちゃん が なんとか する 。 だいじょうぶ|||ねえちゃん||| It'll be fine.

えっ なんと かって ? What are you going to do?

失礼 し ま ~ す ! 讃州 中 勇者 部 の 者 です けど 。 しつれい||||さんしゅう|なか|ゆうしゃ|ぶ||もの|| Hello, we're from the Sanshu Middle School Hero Club.

ボォー ボォ ボォーー ( 船 の 汽笛 ) ||ボォー-|せん||きてき

あの 家 の お 母さん 仔猫 の こと |いえ|||かあさん|しねこ|| Good thing her mom changed her mind about the kitten.

考え 直し て くれ て よかった ね 。\ N うん 。 かんがえ|なおし|||||||

ケンカ に も なら なかった し お 姉ちゃん の おかげ 。 けんか|||||||ねえちゃん|| They didn't end up fighting either.

ごめん ね 樹 。\ N えっ ? ||き|| Sorry, Itsuki.

ごめん 。\ N なんで 謝る の ? |||あやまる| Sorry.

樹 を 勇者 なんて 大 変な こと に き||ゆうしゃ||だい|へんな|| I got you caught up in the whole Hero trouble.

巻き込 ん じゃ った から 。\ N えっ …。 まきこ||||||

さっき の 家 の 子 お 母さん に 泣 い て 反対 し て た でしょ 。 ||いえ||こ||かあさん||なき|||はんたい|||| That girl was crying, protesting to her mom.

それ で さ 思った ん だ 。 |||おもった|| I was thinking.

樹 を 勇者 部 に 入れろ って 大 赦 に 命令 さ れ た とき き||ゆうしゃ|ぶ||いれろ||だい|しゃ||めいれい|||| When the Taisha ordered me to bring you into the Hero Club, I should have said no.

私 やめ て って 言え ば よかった 。 わたくし||||いえ||

さっき の 子 み たい に 泣 い て でも 。 ||こ||||なき||| Crying, if I had to.

そ したら もしかしたら Then maybe you wouldn't have had to be a Hero. You'd have a normal—

樹 は 勇者 に なら ない で 普通 に …。 き||ゆうしゃ|||||ふつう|

( 樹 ) 何 言って る の お 姉ちゃん ! はっ 。 き|なん|いって||||ねえちゃん| What are you talking about, Onee-chan?

樹 …。\ N お 姉ちゃん は 間違って ない よ 。 き|||ねえちゃん||まちがって|| Itsuki.

でも …。\ N それ に 私 うれしい ん だ 。 ||||わたくし||| But—

守ら れる だけ じゃ なく て お 姉ちゃん と … まもら|||||||ねえちゃん| That I'm not just being protected,

みんな と 一緒 に 戦え る こと が 。 ||いっしょ||たたかえ|||

あっ …。

あり が と 。 Thanks.

どう いたし まして 。\ N 樹 ったら なんか 偉 そう 。 ||||き|||えら| You're welcome.

( 2 人 ) あ は は はっ 。 じん||||

さ ~ て と 部室 に 戻ったら 樹 は 歌 の 練習 ね 。 |||ぶしつ||もどったら|き||うた||れんしゅう| All right, once we get back to the club room, you have to practice singing.

( 樹 ) あ あっ そう だった 。\ N が っ 頑張る ! き||||||||がんばる Right.

( 生徒 ) ♪ あ あ ~ せいと||

( 樹 ) 大丈夫 昨日 だって ちゃんと 練習 し た ん だ し き|だいじょうぶ|きのう|||れんしゅう||||| It'll be fine.

( 教師 ) 次 は 犬 吠埼 さん 。\ N ( 樹 ) は はい ! きょうし|つぎ||いぬ|ばいさき|||き|| Next, Inubozaki-san.

やっぱり 無理 … |むり I still can't.

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 ) ||えんそう|そうしゅん|ふ

( 樹 ) あっ 。 す っ すいません 。 き||||

はっ 。

( 樹 ) 友 奈 さん き|とも|な| Yuna-san.

東郷 さん とうごう| Togo-san.

夏 凜 さん 。 なつ|りん| Karin-san.

犬 吠埼 さん 大丈夫 です か ? いぬ|ばいさき||だいじょうぶ|| Inubozaki-san, are you all right?

( 樹 ) は はい ! き|| Yes!

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 ) ||えんそう|そうしゅん|ふ

私 は みんな と 一緒 に いる わたくし||||いっしょ|| They're all with me.

勇者 と して だって この 歌 だって ゆうしゃ|||||うた| As Heroes, and for this song.

♪~ ( ピアノ の 演奏 「 早春 賦 」 ) ||えんそう|そうしゅん|ふ

♪ 春 は 名 のみ の はる||な|| The spring is only but a name

( 樹 ) ♪ 風 の 寒 さ や き|かぜ||さむ|| with the chill of this wind

樹 ちゃん テスト うまく いった かな ? き||てすと||| I wonder how Itsuki-chan's test went.

大丈夫 よ 。 だって あの 子 は 私 の 妹 な ん だ から 。 だいじょうぶ||||こ||わたくし||いもうと|||| She'll be fine.

ガラガラ …

あっ 樹 ちゃん 。\ N 歌 の テスト は ? |き|||うた||てすと| Itsuki-chan!

ばっ ちり で し た ! ( 4 人 ) わ あ ~ ! |||||じん||

やった やった ~ ! はい ! Yay!

きっと みんな カボチャ だ と 思った の が よかった の ね 。 ||かぼちゃ|||おもった||||| It's probably because you thought everyone was a pumpkin.

あ は は はっ ありがとう ござい ます 。

夏 凜 さん も ありがとう ござい ます 。 なつ|りん||||| Thank you, Karin-san.

あっ ! う … うん 。

ふ ふ っ 。\ N ふ ふ っ 。

( 樹 ・ 風 ) やった ~ ! き|かぜ|

あの ね お 姉ちゃん 私 やり たい こと が 出来 た よ 。 |||ねえちゃん|わたくし|||||でき|| Hey, Onee-chan,

ん ? やり たい こと ? うん 。 "Something you want to do"?

( 生徒 ) ( ( 樹 ちゃん 歌う まい ! ) ) せいと|き||うたう| You're so good at singing, Itsuki-chan.

( 樹 ) ( ( そ … そう かな ? ) ) ( ( 歌手 目指し たら ? ) ) き||||かしゅ|まなざし| Y-You think so?

( ( 私 ファン 1 号 ~ ! ) ) ( 樹 ) ( ( か っ 歌手 なんて ! わたくし|ふぁん|ごう|き|||かしゅ| I'll be your first fan.

でも 歌う の は |うたう||

嫌い じゃ ない かも ) ) ( ( でしょ ~ ! ) ) きらい||||

何 ? 何 ? 将来 の 夢 でも 出来 た って こと ? なん|なん|しょうらい||ゆめ||でき||| What, do you have a life goal now or something?

だったら お 姉ちゃん に 教え て よ 。 ||ねえちゃん||おしえ|| Tell me, then.

う ~ ん 秘密 。 ||ひみつ

ええ ~ ひどい 。\ N 誰 に も 言わ ない から 。 ねっ ? |||だれ|||いわ|||

ダ ~ メ 恥ずかしい もん 。 ||はずかしい| No, it's embarrassing.

ち ぇ ~ 残念 。\ N でも ||ざんねん||

いつか 教える ね 。 |おしえる|

じゃ その いつか が 来る まで 気長 に 待つ よ 。 ||||くる||きなが||まつ| Then I'll be waiting until then.

ふ ふ っ うん 。

♪~

♪ 出会え て よかった であえ||

♪ 木漏れ日 眩 しい 森 の 中 こもれび|くら||しげる||なか

♪ 風 は いつも あったかく て かぜ||||

♪ 心 ほぐれ て く こころ|||

♪ こんな 日々 が ずっと |ひび||

♪ 続き ます よう に つづき|||

♪ 広がる 空 は ひろがる|から|

♪ 愛 や 希望 で 溢れ て あい||きぼう||あふれ|

♪ この 声 が 届く まで |こえ||とどく|

♪ 歌い 続ける から うたい|つづける|

[ スピ ー カ ] ( 樹 ) ♪ いつも |||き|

[ スピ ー カ ] ( 樹 ) ♪ いつも ありがとう |||き||

ふ ぅ ~。

まだ これ は 夢 なんて 言え ない |||ゆめ||いえ| I can't call this a dream yet.

やって み たい こと が 出来 た ただ それ だけ |||||でき|||| It's just something I want to try. Nothing more.

けど どんな 理由 でも い い ん だ ||りゆう||||| But the reason doesn't matter, as long as I have one.

頑張る 理由 が あれ ば 私 は がんばる|りゆう||||わたくし|

お 姉ちゃん の 後ろ じゃ なく て |ねえちゃん||うしろ|||

一緒 に 並 ん で 歩 い て いけ る いっしょ||なみ|||ふ||||

あっ 。 先 に こっち 。 |さき||

カタカタ カタ … かたかた|

私 の 理由 は わたくし||りゆう| My reason is to get revenge on the Vertexes for my parents' deaths.

バーテックス の せい で 死 ん だ 親 の 敵 。 ||||し|||おや||てき

すごく 個人 的 な こと だ し ね 。 |こじん|てき||||| It's a really personal reason.

( 警報 ) けいほう Vertex approaching. Deploy to protect humanity.

始まった の ? 最悪 の 事態 …。 はじまった||さいあく||じたい It's beginning.

♪~

行く よ 牛 鬼 。 いく||うし|おに Let's go, Gyuki.