×

Nous utilisons des cookies pour rendre LingQ meilleur. En visitant le site vous acceptez nos Politique des cookies.


image

勇者ヨシヒコと導かれし七人, 勇者ヨシヒコと導かれし七人#07

勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #07

今回 は 音 大き めで ご 覧 ください 。

は いはい 金 と 食料 出せ 。

なん な んだ キサマ !

盗賊 だ よ 盗賊 。 盗賊 ?

っぽく ない な 。 うる せ えよ 。

ちょっと 事情 が あんだ よ 。

いい から さっさと 金 と 食料 出せよ 。

ん ? ん ? え ~ っと それ は どんな 事情 だろう ?

そんな 質問 に は 答え ねえ よ !

もしや 今 から 旅行 へ 行く よ ね ?

南国 だ ろ ? どう 見て も 今 から 南国 の 島 だ よ ね ?

そんな こと に は 答え ない ね 。

そんな こと より も 早く して くれよ ぶ っ 殺す ぞ 。

あれ あれ あれ … 出発 の 時間 ギリ かな ?

時計 気 に しちゃ って る もん ね 。

( 笑い声 )

ああ その とおり だ 。

そろそろ 出 ねえ と チェックイン が 間に合わ ねえ んだ よ 。

おう さあ 戦え !

なんで そんな タイト な スケジュ ー ル で 戦い 挑んで きちゃ った の ?

その 意気 や よし ! その 意気 や よし ! じゃ ない よ 。

( ダンジョ ー ) そんな スケジュ ー ル の なか で 戦い を 挑んで くる と は ➡

盗賊 の かがみ だ !

その とおり で すね ダンジョ ー さん 相手 に なろう !

や あ !

待て 待て 待て 待て 。

う あ ~! 危ない 危ない …。

ほら 当たって る 危ない 危ない 。

ヨシヒコ ちょっと 立ち なさい ちょっと 待って 落ち着いて 。

ねえ そもそも さ 南国 に 行く 経済 的 余裕 が ある 盗賊 さん に ➡

なぜに 食料 と 金 出す ?

確かに その とおり です ね 。 だ ろ そうだ ろ ?

早く しろ よ ! 時間 ねえ んだ よ !

いい から 戦わ ず して 行き なさい 早く !

う あ ~!

あ ~!

あ ~! 待て ! 待て !

これ 当たっちゃ って る ゴロゴロ が 当たって る ゴロゴロ …。

ヨシヒコ 1 回 ストップ 。

ヨシヒコ ヨシヒコ ヨシヒコ 全部 ね ゴロゴロ に やられちゃ って んだ 。

ゴロゴロ 気 を つけよう か 。 あの 人 と ちゃんと 戦う 。

戦う なら あの 人 と ちゃんと 戦おう 。

よし ! ちょ ちょ ちょ …。

待って 待って あ … 嫁 と 子供 来た よ ?

( ムラサキ ) もう 行け って 。

( メレブ ) あの ~ 奥さん もう 時間 ない んです よ ね ?

そう です ね そろそろ 出 ない と ちょっと …。

わかり ました じゃあ さっさと 戦って しまい ましょう 。

おう ! あ ~ っ !

あ ~ 痛い 痛い 痛い 。 荷物 を 置け !

キサマ 置き 引き を 恐れて いる の か ! その とおり だ !

大丈夫 だって 海外 は 危ない けど ➡

この へん は 大丈夫だ から それ 置き なさい よ 。

ロコモコ 食べ たい !

ロコモコ 食べ た がって る ぞ ! 早く 行け !

マハロ !

( メレブ ) マハロ じゃ ねえ 。 浮か れて んじゃ ない よ ホント に 。

マカデミアナッツ を !

ヨシヒコ 盗賊 さん に お土産 お 願い し ない の !

( 雷鳴 )

な ~ もう 少し で 新 記録 だった の に 仏 よ ~。

はい 。

え ~ ヨシヒコ ヨシヒコ 。

ん ? どうした ? なんか 声 弱々しい じゃ ん 。

あの … ヨシヒコ さん 。

え ~ 次の 玉 人 が いる ところ は です ね ➡

あの … ここ から あの ➡

ちょっと ま ぁ 西 に 向かった ところ に ある ➡

ミュジコ の 村 と いう 村 に なり ます んで そこ で 捜して みて ください 。

何 ? すごい 事務 的じゃ ん 今日 珍しく 。

はい 。 じゃあ あの … 今日 私 は もう これ で 失礼 し ます 。

あ ~ きた 。 仏 4 号 今回 の 不倫 疑惑 に 関して ➡

しっかり と した 弁明 を お 願い し ます 。

え ぇ … あっ そう です か 。

え ~ と あの ま ぁ … 一部 報道 に ございました 女性 と ➡

ま ぁ そういった 関係 を 持ち ました こと は ➡

事実 で ございます 。

え ~ っ 仏 不倫 した の ?

よく こんな お っ さん と 不倫 する 女 が いた な 。

何 人 の 女性 と 不倫 さ れた んです か ?

うん ヨシヒコ は 取材 陣 じゃ ない から 聞か なくて も いい んじゃ ない か な 。

ま ぁ あの そういった 関係 と 今 申し上げ ました けれども ➡

あの …。 ( 咳払い )

ま ぁ あの … ま ぁ それ は その 一緒に カラオケ に 行ったり です ね ➡

え ~ ま ぁ …。

え ~ 正月 に あの … 実家 の 近く に 行ったり と ➡

ま ぁ そういった 関係 で ございまして ➡

あの 決して 不純な 関係 に あった わけで は ございませ ん 。

この 期 に 及んで 嘘 を つく んです か 。 仏 が 嘘 を ついて も いい んです か 。

あっ その 仏 結構 嘘つき ますよ 。

最低だ な もはや 仏 の 資格 が ねえ な 。

嘘 で は ございませ ん 本当です 。 ま ぁ ただ あの …。 ( 咳払い )

あの ~ そういった ちょっと ま ぁ 誤解 を 招いた …。

あ ~ ちょっと ごめんなさい 。 ちょっと ごめんなさい 。

え ~ そういう … ごめんなさい マイク 当たり ました ごめんなさい 。

あの … えっ と そういった ➡

誤解 を 招いた こと は 事実 で ございます ので ➡

そのへん を 重く 受け止め です ね 今回 私 は ➡

仏 を 辞職 する 覚悟 で ございます 。

おい 勝手に 辞職 す んな よ !

こっち の 冒険 は どう なる んだ よ !

え ~ と あの やっぱり です ね あの 辞職 は やめて ➡

え ~ と 育児 休暇 を 取り たい と 思い ます 。

ふざけ ん な ! あっ ごめんなさい 。

え ~ と え ~ と で すね あの そして あの ➡

ニュ ー アルバム を 出そう と 思い ます 。 ニュ ー アルバム って 何 な んだ !

( メレブ ) 極み だ ね 。 アホ の 極み だ ね 。

もう コイツ 放っとこう 。

行こう ミュジコ の 村 と やら に 。

これ で 離婚 だったら 最低だ な お っ さん 。

ん ?

( メレブ ) なんか 踊って る ね 。 みんな 踊って ない ?

あの すみません 。

この 村 に このような 玉 を お 持ち の 方 は いま せ ん か ?

知ら ない わ 。

ねぇ ねぇ ねぇ ちょっと ちょっと 。

あの さ こういう 玉 持って る 人 知ら ない ?

知ら ない ね 。

なんだ この 村 は なんか いい こと で も あった の か ?

( メレブ ) なんか こう 祭り 的な こと が ある の か な ?

なに ? 宝 の オ ー ブ を 探す 旅 の 者 ?

はっ 村人 に その ありか を 嗅ぎ まわって おり ます 。

クソッ どこ で 嗅ぎつけた の か 。

わかった 。

早急に ミュジコ の トラップ に ハメ て しまえ 。

御 意 。

ミュ ー ズ から 賜り し オ ー ブ 誰 に も 渡す わけに は いか ん 。

誰 も 知ら ない じゃ ん かよ ホント に あん の かよ 。

あの クソ 仏 自分 の 不倫 が バレ て いっぱい いっぱいで ➡

適当な 嘘 こ いた んじゃ ねえ の 。 まあ もう 少し 探して みよう や 。

それ より も 腹 が 減った だ 。 おい たまに は パン でも どう だ ?

いい じゃ ない か 俺 は ト ー スト 派 な んだ ハハハ …。

その 顔 で ト ー スト 派 と か 言わ れて も な 。 入って み ましょう 。

うむ 。

うわ ~ うま そう ! うむ 。

( メレブ ) いいね パン パンパン 。 ( ムラサキ ) いい におい 。

あと ね あと ね これ も うま そう 。

どうした ? それ ? それ に する ?

ヨシヒコ えっ ? ヨシヒコ !

万引き だ ! おい 誰 か 捕まえて くれ !

ヨシヒコ が 万引き ? おい どういう こと だ ?

どういう こと だ ?

なぜ か あの とき フランスパン に 引き込ま れて …。

♬「 おい 万引き の 罪人 よ 目 が 覚めた か 」

なに ? なぜ 歌って いる ?

♬「 マロエル 司教 が お呼び だ 」

♬「 さあ 出る が いい 」

なん な んだ ? なぜ メロディ ー に のせて しゃべる ?

♬「 ありがたい と 思え 司教 が お前 に 手 を 差し伸べた のだ 」

♬「 おお 勇者 ヨシヒコ よ 」

♬「 よくぞ まいった 」

この 人 まで 歌う の か 。

♬「 フランスパン を 盗んだ の は 魔 が 差した こと だろう 」

♬「 神 の 名 の もと に 」

♬「 お前 の 罪 を 許し ましょう 」

♬「 ああ 司教 ありがとう ございます 」

なぜ 私 まで 歌 を 。

♬「 私 は 世界 を 」

♬「 滅ぼそう と する 魔 王 を 倒す ため 」

♬「 冒険 を 続けて いる のです 」

いかん 。 なぜ 言葉 が メロディ ー に のって しまう のだ 。

♬「 なんて すばらしい お 人 だ 」

♬「 どうか 世界 を 救い たまえ 」

♬「 私 は あなた に ささやかな 食事 を 振る舞おう 」

♬「 きっと 空腹 と いう 悪魔 が 」

♬「 キミ の 心 を 支配 した のだろう 」

どういう こと だ これ は 。

銀 の 皿 が 欲しくて たまらない 。

♬「 なぜ 銀 の 皿 盗んだ 」

♬「 お前 を 助けた 司教 を 」

♬「 お前 は 裏切った のだ ぞ 」

♬「 裏切って なんか ない 」

♬「 盗む つもり なかった 」

♬「 何 か 呪文 に かけ られた のだ 」

♬「 罪人 の 戯言 を 聞いて られ ない 」

♬「 せっかく 助け られた のに 」

♬「 また 牢屋 に 戻る のだ 」

何 か ある 。 ヨシヒコ が 万引き など 考え られ ん 。

そう だ な 。 ヨシヒコ は ➡

バカ だ が 万引き など する ような ヤツ で は ない 。

何 か この 村 の 罠 に ハマ って る と しか 思え ない ね 。

そんな 罠 に ハマ った 真っただ中 の なか でも ➡

新しい 呪文 を 手 に 入れた 私 であり ん す 。

それ は ヨシヒコ を 捜す の に 役立つ 呪文 だろう な ?

残念 ながら これ は 強力な 攻撃 呪文 であり ん す 。

どうせ また クソ みたいな 呪文 なんだ から さっさと 言えよ 。

まずは お前 に かけて やろう 。

ほら 何も 起き ねえ じゃ ん 。

ムラサキ さん って お いく つ でした っけ ?

コラ ! レディ ー に 年齢 を 聞く もん じゃ ない 。

なんだ よ 。 18 です !

嘘 つけ !

フフフフ この 呪文 に かかった 者 は ➡

何でも 少し だけ サバ 読む ように なる 。

私 は この 呪文 を …。

サバ ー ハ 。 そう 名付けた よ 。

サバ ー ハ ?

サバ ー ハ !

あれ ダンジョ ー さん って ご 結婚 歴 は …?

自分 …。

未婚 です 。 嘘 つけ ~ い 。

サバ ー ハ !

ムラサキ さん って いう の は 何 カップ な んです か ?

F です 。 サバ 読み すぎ だ ~!

う っせ え ! ( メレブ ) そう 。

敵 に この 呪文 を かけ ➡

サバ 読ま せた ところ で サバ 読んだ こと を 責める 。

サバ 読んだ 罪悪 感 に 苛 ま れた 敵 。 倒す こと これ 簡単 。

いとも 簡単 。 い と おかし 。

こんな くだら ん 呪文 の 話 を して る 場合 じゃ ない !

手分け して ヨシヒコ 探そう ぜ 。 ああ 。

ヨシヒコ は おそらく 牢屋 に 入れ られて いる 。

地下 に ある かも しれ ん 。

ちょっと した 井戸 も 調べた ほう が いい 。

そう だ な 。 ああ 。

お ? うん ?

どうした ? ハイエナ ?

ハイエナ ? こんな 村 に ?

( 地響き )

なんの 音 これ ? なに ? これ なん の 揺れ !?

お なんだ おい 。

助けて !

うわ ~ ヌ ー だ よ ! 助けて !

ここ サバンナ じゃ ない のに ヌ ー の 大群 だ よ ! 逃げよう ぜ !

おお 子供 が … 子供 が 危ない 。

ヌ ー が 何者 ぞ 。 叩き 斬って やる !

ダンジョ ー ダメ だって ! うわ ~ 来た ~!

ダンジョ ー ? ダンジョ ー ダンジョ ー !!

ダンジョ ー !!

ダンジョ ー 。

この 男 は お前 の せい で 死んだ 。

えっ ? えっ どう すれば いい の ?

ここ を 立ち去れ 。 逃げる んだ 。

そして 二度と 帰って 来る な !

は はい 。 わかり ました 。

起きろ 起きろ ! アンドラ 。

えっ な んじゃ こりゃ !?

ん ? 私 の 名 は オスケル 。

今 こそ 民衆 と ともに 王国 軍 と 戦おう 。

はい ? な なん の こと です か ?

あの ね 私 ヨシヒコ って 人 探して る んです けど …。

母国 フランス の ため に 戦う のだ 。

フランス ? え ? あの ここ ミュジコ の 村 です よ ね ?

♬「 この 戦い に お前 の 力 が 必要だ 」

えっ なんで 歌い 始めた んです か ? 急に 。 えっ ちょっと … えっ ?

♬「 戦い だけ で は ない 私 に は お前 が 必要な のだ 」

いや ちょっと わか ん ない んです 。 ど した ?

♬「 これ から も ずっと そば に いて ほしい 」

♬「 そして 私 を 愛し 続けて ほしい のだ 」

♬「 さあ これ から ふた り 離れ ない と 約束 しよう 」

♬「 命 かけて 誓い ます 一生 あなた の そば を 離れ ない と 」

なんで ~!?

♬(2 人 )「 愛 ふた り の 愛 は いつも 甘く 」

♬(2 人 )「 愛 変わら ぬ 愛 は 互い 求め 」

♬(2 人 )「 愛 気高く 愛 は 悪 を 貫く 」

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 人 は 苦しみ 」

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 人 は 嘆く けれど 」

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 世界 は 甘く 結ばれる 」

♬(2 人 )「 さあ 目指そう あの バスティ ー ユ 」

♬(2 人 )「 さあ 戦おう この 身 尽きる まで 」

♬(2 人 )「 そう 愛 の 限り 力 の 限り ふた り の 力 で 」

♬(2 人 )「 さあ 目指そう 永遠の 世界 」

♬(2 人 )「 いざ 進め あの パラダイス へ 」

♬(2 人 )「 そう 愛 の ため に 世界 の ため に 」

♬(2 人 )「 ああ ベルサイユ 」

アタタタ … ヌ ー に 踏ま れる と そこそこ 痛 ぇな 。

しかし この 村 に は 何 か ある 。

早い とこ 玉 人 を 見つけて 抜け出さ ない と 。

お っ … お ~ い !

あっ あぁ …。

美女 だ 。

私 … 村 で は 変わり者 と 言わ れて いる けど ➡

あなた は そんな 私 を 受け入れて くれた 。

はっ !?

あなた 姿 かたち は そんな だ けど ➡

きっと 心 は とても 美しい の ね 。

姿 かたち って …。

あっ !?

あぁ … いや ~ ん !

♬「 心 奪わ れて しまった の 突然に 」

♬「 奪って しまった よ 無意識に 」

♬「 ああ 堕 ち て ゆく あなた の 腕 に 」

♬「 おいで 私 は たくまし ー んだ 」

♬(2 人 )「 いつまでも 変わら ない 恋心 」

♬(2 人 )「 嬉し さ の あまり 寂し さ 忘れて く 」

♬(2 人 )「 日 が 昇り そして 沈む ように ずっと 」

♬(2 人 )「 いつまでも 変わら ない この 恋心 」

なんて ステキ な んでしょう 。

さあ 一緒に 飲み ましょう 。 幸せ の ワイン よ 。

あっ … あぁ なんて 強い ワイン な んだ 。

フフフ … オホホホ ! オ ー ッホホホ !

俺 たち が 探して る の は 玉 じゃ ない 。 玉 を 持って る 玉 人 だ ぞ 。

わかって い ます 。 忘れた んです か メレブ さん 。

この 玉 を 空 高く 解き放てば 玉 人 が 召喚 できる 。

そう か 今 ここ で 投げれば いい んだ 。

投げ ます 。

その オ ー ブ は 渡せ ない ぞ !

キサマ ら が この オ ー ブ の 守り 人 か 。

そして 私 が その オ ー ブ を ミュ ー ズ から 賜った 男 ➡

レオパルド だ 。

レオパルド … あなた が 玉 人 か 。

世界 を 救う など 戯言 に すぎ ない 。

私 は この 村 を 守る ため ➡

その オ ー ブ を 渡す わけに は いか ない のだ 。

信じて ください 。 私 は この オ ー ブ を 携え ➡

あなた の 力 を 借り 必ずや 魔 王 を 倒す !

私 に も この 村 を 守る 義務 が ある 。

どうしても それ を 持ち帰る と 言う ならば ➡

戦い ある のみ 。

ヨシヒコ こう なったら しかたなかろう 。

なんと … 玉 人 と 争う こと に なろう と は 。

( レオパルド ) 魔物 か 。

やはり お前たち こそ が 世界 を 滅ぼさ ん と する 悪者 !

彼ら は 魔物 だ が 改心 した 私 の 仲間 だ 。

魔物 に 仲間 など いるか !

♬~

♬「 さあ 渡せ その オ ー ブ を 」

♬「 その まばゆく 気高い 光 は 」

♬「 我が 村 を 守り し 宝物 だ 」

♬「 魔物 を はねのけ 歌 と 踊り で 包み込む 」

♬「 レオパルド 様 が 手 に すれば 」

♬「 夢 の 扉 が 開か れる 」

♬( 一同 )「 もう 誰 に も 邪魔 でき ない 」

♬( 一同 )「 だ から 今 ダンシング 」

♬「 よく 見ろ よ この 世界 を 」

♬「 魔 王 が 作り し 深い 闇 は 」

♬「 人々 を 苦しめる 悪 しき 呪い 」

♬「 魔物 が はびこり 毒 と 痛み で 葬ら れ 」

♬「 勇者 の 救い が 消え去れば 」

♬「 夢 の 扉 は 開か れ ぬ 」

♬( 一同 )「 この 冒険 邪魔 さ せ ない 」

♬( 一同 )「 だ から 今 ファイティング 」

♬「 怖い こと に は うまく 目 を そむけて 」

♬「 他人事 に は 気持 いれ ず に 」

♬「 無意味な 慈悲 を 持た ぬ 者 だけ が 」

♬「 得 を する 世の中 」

♬「 招待 しよう 楽しい パ ー ティ ー 」

♬「 歌い 踊れば 忘れ られる さ 」

♬( 一同 )「 終わる 世界 に 挑む この 力 で 」

♬( 一同 )「 魔 王 の 野望 打ち砕く のだ 」

♬( 一同 )「7 つ の 玉 を 持つ 勇者 だけ が 」

♬( 一同 )「 助け うる 世界 だ 」

♬( 一同 )「 戦う とき だ 気持 あわせて 」

♬( 一同 )「 悪 が 滅ぼせ ぬ 時 は ない の さ 」

♬( 一同 )「 戦え 我ら の 勇者 」

♬( 一同 )「 世界 の 気持 ひと つ に 集めて 」

♬( 一同 )「 魔 王 倒して 取り戻せ 」

♬( 一同 )「 その 手 で 愛 と 平和 を 」

♬( 一同 )「 さあ 歌い 踊れ 」

♬( 一同 )「 輝 ける 未来 の 大地 で 」

♬「 目 を 覚ませ 今 こそ 」

♬「 目 を 覚ませ 自分 と この 世界 を 変える のだ 」

う っ 。

ミュジコ の 村 … 万歳 …。

( アンサンブル たち ) レオパルド 様 ~!

歌 と 踊り で 村 の 民 を 癒 や し たい と いう 気持 。

痛い ほど 理解 できる ぞ 。

確かに あなた は すばらしい 指導 者 だ 。

きっと 魔 王 と の 戦い で も 力 に なって もらえる 。

え ? いやいや アンタ ら な ん や ねん これ !

なん や ねん な ん や これ 。 なに なに …?

歌 と 踊り が 好きな 魔物 たち に 操ら れて たって こと ?

あ ~ ん 魔物 に も 変わり者 が いる んだ ね 。

( アンサンブル たち ) ひとみ さ ~ ん ! は ~ い !

ちょっと 待って ちょっと 待って ちょっと 待って て 。

ひとみ さん って いう の ? レオパルド って ➡

だいぶ かっこいい ふうに 変え られて た の ね 。

なん や あんた ら … あっ 旅 の 人 旅 の 人 や !

あの … この 玉 は いただいて よろしい んでしょう か ?

なん や それ 。 いや かま へん か ま へん 。

知ら ん もん そんな おかしな 玉 。

ただ … これ を 渡す と ➡

我々 と ともに 魔 王 と 戦う こと に なる のです が …。

魔 王 と ? 私 が ? んな アホ な ~ んな アホ な ~!

ハハハ ! ちょっと 私 魔 王 と 戦う ん や て ~!

お 兄ちゃん 魔 王 と ケンカ す ん ね やったら ➡

ええ もん あげよ 。

はい アメ ちゃん 。 どうぞ 。

イヒヒ … お 兄ちゃん かわいい から お 兄ちゃん だけ や で 。

他の 人 に 言う たら アカン で 。

見えて ます 聞こえて ます 。 聞こえて ます 見えて ます 。

♬「 あ ~ ああ あ ~」 あ ~ もう お前 !

人前 で 金輪際 歌う な よ 。

わりと … わりと 人前 で 歌って る ぜ 。

さあ あと 1 つ です 。

♬( メレブ )「 世界 に ~」 ( ムラサキ ) うるさい 。

兄 様 お 歌 お 上手で ございました 。

でも もう 1 つ 玉 が 揃ったら 兄 様 は 魔 王 の ところ へ …。

心配だ わ 。

これ で 兄 様 の 仲間 に なれる 。

お前 テレビ 出 過ぎ じゃ ね ?


勇者 ヨシヒコ と 導か れ し 七人 #07 ゆうしゃ|||みちびか|||なな り

今回 は 音 大き めで ご 覧 ください 。 こんかい||おと|おおき|||み|

は いはい 金 と 食料 出せ 。 ||きむ||しょくりょう|だせ

なん な んだ キサマ !

盗賊 だ よ 盗賊 。 盗賊 ? とうぞく|||とうぞく|とうぞく

っぽく ない な 。 うる せ えよ 。

ちょっと 事情 が あんだ よ 。 |じじょう|||

いい から さっさと 金 と 食料 出せよ 。 |||きむ||しょくりょう|だせよ

ん ? ん ? え ~ っと それ は どんな 事情 だろう ? |||||||じじょう|

そんな 質問 に は 答え ねえ よ ! |しつもん|||こたえ||

もしや 今 から 旅行 へ 行く よ ね ? |いま||りょこう||いく||

南国 だ ろ ? どう 見て も 今 から 南国 の 島 だ よ ね ? なんごく||||みて||いま||なんごく||しま|||

そんな こと に は 答え ない ね 。 ||||こたえ||

そんな こと より も 早く して くれよ ぶ っ 殺す ぞ 。 ||||はやく|||||ころす|

あれ あれ あれ … 出発 の 時間 ギリ かな ? |||しゅっぱつ||じかん||

時計 気 に しちゃ って る もん ね 。 とけい|き||||||

( 笑い声 ) わらいごえ

ああ その とおり だ 。

そろそろ 出 ねえ と チェックイン が 間に合わ ねえ んだ よ 。 |だ|||||まにあわ|||

おう さあ 戦え ! ||たたかえ

なんで そんな タイト な スケジュ ー ル で 戦い 挑んで きちゃ った の ? ||||||||たたかい|いどんで|||

その 意気 や よし ! その 意気 や よし ! じゃ ない よ 。 |いき||||いき|||||

( ダンジョ ー ) そんな スケジュ ー ル の なか で 戦い を 挑んで くる と は ➡ |||||||||たたかい||いどんで|||

盗賊 の かがみ だ ! とうぞく|||

その とおり で すね ダンジョ ー さん 相手 に なろう ! |||||||あいて||

や あ !

待て 待て 待て 待て 。 まて|まて|まて|まて

う あ ~! 危ない 危ない …。 ||あぶない|あぶない

ほら 当たって る 危ない 危ない 。 |あたって||あぶない|あぶない

ヨシヒコ ちょっと 立ち なさい ちょっと 待って 落ち着いて 。 ||たち|||まって|おちついて

ねえ そもそも さ 南国 に 行く 経済 的 余裕 が ある 盗賊 さん に ➡ |||なんごく||いく|けいざい|てき|よゆう|||とうぞく||

なぜに 食料 と 金 出す ? |しょくりょう||きむ|だす

確かに その とおり です ね 。 だ ろ そうだ ろ ? たしかに|||||||そう だ|

早く しろ よ ! 時間 ねえ んだ よ ! はやく|||じかん|||

いい から 戦わ ず して 行き なさい 早く ! ||たたかわ|||いき||はやく

う あ ~!

あ ~!

あ ~! 待て ! 待て ! |まて|まて

これ 当たっちゃ って る ゴロゴロ が 当たって る ゴロゴロ …。 |あたっちゃ|||||あたって||

ヨシヒコ 1 回 ストップ 。 |かい|

ヨシヒコ ヨシヒコ ヨシヒコ 全部 ね ゴロゴロ に やられちゃ って んだ 。 |||ぜんぶ||||||

ゴロゴロ 気 を つけよう か 。 あの 人 と ちゃんと 戦う 。 |き|||||じん|||たたかう

戦う なら あの 人 と ちゃんと 戦おう 。 たたかう|||じん|||たたかおう

よし ! ちょ ちょ ちょ …。

待って 待って あ … 嫁 と 子供 来た よ ? まって|まって||よめ||こども|きた|

( ムラサキ ) もう 行け って 。 ||いけ|

( メレブ ) あの ~ 奥さん もう 時間 ない んです よ ね ? ||おくさん||じかん||ん です||

そう です ね そろそろ 出 ない と ちょっと …。 ||||だ|||

わかり ました じゃあ さっさと 戦って しまい ましょう 。 ||||たたかって||

おう ! あ ~ っ !

あ ~ 痛い 痛い 痛い 。 荷物 を 置け ! |いたい|いたい|いたい|にもつ||おけ

キサマ 置き 引き を 恐れて いる の か ! その とおり だ ! |おき|ひき||おそれて||||||

大丈夫 だって 海外 は 危ない けど ➡ だいじょうぶ||かいがい||あぶない|

この へん は 大丈夫だ から それ 置き なさい よ 。 |||だいじょうぶだ|||おき||

ロコモコ 食べ たい ! |たべ|

ロコモコ 食べ た がって る ぞ ! 早く 行け ! |たべ|||||はやく|いけ

マハロ !

( メレブ ) マハロ じゃ ねえ 。 浮か れて んじゃ ない よ ホント に 。 ||||うか||||||

マカデミアナッツ を !

ヨシヒコ 盗賊 さん に お土産 お 願い し ない の ! |とうぞく|||おみやげ||ねがい|||

( 雷鳴 ) らいめい

な ~ もう 少し で 新 記録 だった の に 仏 よ ~。 ||すこし||しん|きろく||||ふつ|

はい 。

え ~ ヨシヒコ ヨシヒコ 。

ん ? どうした ? なんか 声 弱々しい じゃ ん 。 |||こえ|よわよわしい||

あの … ヨシヒコ さん 。

え ~ 次の 玉 人 が いる ところ は です ね ➡ |つぎの|たま|じん||||||

あの … ここ から あの ➡

ちょっと ま ぁ 西 に 向かった ところ に ある ➡ |||にし||むかった|||

ミュジコ の 村 と いう 村 に なり ます んで そこ で 捜して みて ください 。 ||むら|||むら|||||||さがして||

何 ? すごい 事務 的じゃ ん 今日 珍しく 。 なん||じむ|てきじゃ||きょう|めずらしく

はい 。 じゃあ あの … 今日 私 は もう これ で 失礼 し ます 。 |||きょう|わたくし|||||しつれい||

あ ~ きた 。 仏 4 号 今回 の 不倫 疑惑 に 関して ➡ ||ふつ|ごう|こんかい||ふりん|ぎわく||かんして

しっかり と した 弁明 を お 願い し ます 。 |||べんめい|||ねがい||

え ぇ … あっ そう です か 。

え ~ と あの ま ぁ … 一部 報道 に ございました 女性 と ➡ |||||いちぶ|ほうどう|||じょせい|

ま ぁ そういった 関係 を 持ち ました こと は ➡ |||かんけい||もち|||

事実 で ございます 。 じじつ||

え ~ っ 仏 不倫 した の ? ||ふつ|ふりん||

よく こんな お っ さん と 不倫 する 女 が いた な 。 ||||||ふりん||おんな|||

何 人 の 女性 と 不倫 さ れた んです か ? なん|じん||じょせい||ふりん|||ん です|

うん ヨシヒコ は 取材 陣 じゃ ない から 聞か なくて も いい んじゃ ない か な 。 |||しゅざい|じん||||きか|||||||

ま ぁ あの そういった 関係 と 今 申し上げ ました けれども ➡ ||||かんけい||いま|もうしあげ||

あの …。 ( 咳払い ) |せきばらい

ま ぁ あの … ま ぁ それ は その 一緒に カラオケ に 行ったり です ね ➡ ||||||||いっしょに|||おこなったり||

え ~ ま ぁ …。

え ~ 正月 に あの … 実家 の 近く に 行ったり と ➡ |しょうがつ|||じっか||ちかく||おこなったり|

ま ぁ そういった 関係 で ございまして ➡ |||かんけい||

あの 決して 不純な 関係 に あった わけで は ございませ ん 。 |けっして|ふじゅんな|かんけい||||||

この 期 に 及んで 嘘 を つく んです か 。 仏 が 嘘 を ついて も いい んです か 。 |き||およんで|うそ|||ん です||ふつ||うそ|||||ん です|

あっ その 仏 結構 嘘つき ますよ 。 ||ふつ|けっこう|うそつき|

最低だ な もはや 仏 の 資格 が ねえ な 。 さいていだ|||ふつ||しかく|||

嘘 で は ございませ ん 本当です 。 ま ぁ ただ あの …。 ( 咳払い ) うそ|||||ほんとう です|||||せきばらい

あの ~ そういった ちょっと ま ぁ 誤解 を 招いた …。 |||||ごかい||まねいた

あ ~ ちょっと ごめんなさい 。 ちょっと ごめんなさい 。

え ~ そういう … ごめんなさい マイク 当たり ました ごめんなさい 。 ||||あたり||

あの … えっ と そういった ➡

誤解 を 招いた こと は 事実 で ございます ので ➡ ごかい||まねいた|||じじつ|||

そのへん を 重く 受け止め です ね 今回 私 は ➡ ||おもく|うけとめ|||こんかい|わたくし|

仏 を 辞職 する 覚悟 で ございます 。 ふつ||じしょく||かくご||

おい 勝手に 辞職 す んな よ ! |かってに|じしょく|||

こっち の 冒険 は どう なる んだ よ ! ||ぼうけん|||||

え ~ と あの やっぱり です ね あの 辞職 は やめて ➡ |||||||じしょく||

え ~ と 育児 休暇 を 取り たい と 思い ます 。 ||いくじ|きゅうか||とり|||おもい|

ふざけ ん な ! あっ ごめんなさい 。

え ~ と え ~ と で すね あの そして あの ➡

ニュ ー アルバム を 出そう と 思い ます 。 ニュ ー アルバム って 何 な んだ ! ||||だそう||おもい||||||なん||

( メレブ ) 極み だ ね 。 アホ の 極み だ ね 。 |きわみ|||||きわみ||

もう コイツ 放っとこう 。 ||ほっとこう

行こう ミュジコ の 村 と やら に 。 いこう|||むら|||

これ で 離婚 だったら 最低だ な お っ さん 。 ||りこん||さいていだ||||

ん ?

( メレブ ) なんか 踊って る ね 。 みんな 踊って ない ? ||おどって||||おどって|

あの すみません 。

この 村 に このような 玉 を お 持ち の 方 は いま せ ん か ? |むら|||たま|||もち||かた|||||

知ら ない わ 。 しら||

ねぇ ねぇ ねぇ ちょっと ちょっと 。

あの さ こういう 玉 持って る 人 知ら ない ? |||たま|もって||じん|しら|

知ら ない ね 。 しら||

なんだ この 村 は なんか いい こと で も あった の か ? ||むら|||||||||

( メレブ ) なんか こう 祭り 的な こと が ある の か な ? |||まつり|てきな||||||

なに ? 宝 の オ ー ブ を 探す 旅 の 者 ? |たから||||||さがす|たび||もの

はっ 村人 に その ありか を 嗅ぎ まわって おり ます 。 |むらびと|||||かぎ|||

クソッ どこ で 嗅ぎつけた の か 。 |||かぎつけた||

わかった 。

早急に ミュジコ の トラップ に ハメ て しまえ 。 そうきゅうに|||||||

御 意 。 ご|い

ミュ ー ズ から 賜り し オ ー ブ 誰 に も 渡す わけに は いか ん 。 ||||たまわり|||||だれ|||わたす||||

誰 も 知ら ない じゃ ん かよ ホント に あん の かよ 。 だれ||しら|||||||||

あの クソ 仏 自分 の 不倫 が バレ て いっぱい いっぱいで ➡ ||ふつ|じぶん||ふりん|||||

適当な 嘘 こ いた んじゃ ねえ の 。 まあ もう 少し 探して みよう や 。 てきとうな|うそ||||||||すこし|さがして||

それ より も 腹 が 減った だ 。 おい たまに は パン でも どう だ ? |||はら||へった||||||||

いい じゃ ない か 俺 は ト ー スト 派 な んだ ハハハ …。 ||||おれ|||||は|||

その 顔 で ト ー スト 派 と か 言わ れて も な 。 入って み ましょう 。 |かお|||||は|||いわ||||はいって||

うむ 。

うわ ~ うま そう ! うむ 。

( メレブ ) いいね パン パンパン 。 ( ムラサキ ) いい におい 。

あと ね あと ね これ も うま そう 。

どうした ? それ ? それ に する ?

ヨシヒコ えっ ? ヨシヒコ !

万引き だ ! おい 誰 か 捕まえて くれ ! まんびき|||だれ||つかまえて|

ヨシヒコ が 万引き ? おい どういう こと だ ? ||まんびき||||

どういう こと だ ?

なぜ か あの とき フランスパン に 引き込ま れて …。 ||||||ひきこま|

♬「 おい 万引き の 罪人 よ 目 が 覚めた か 」 |まんびき||ざいにん||め||さめた|

なに ? なぜ 歌って いる ? ||うたって|

♬「 マロエル 司教 が お呼び だ 」 |しきょう||および|

♬「 さあ 出る が いい 」 |でる||

なん な んだ ? なぜ メロディ ー に のせて しゃべる ?

♬「 ありがたい と 思え 司教 が お前 に 手 を 差し伸べた のだ 」 ||おもえ|しきょう||おまえ||て||さしのべた|

♬「 おお 勇者 ヨシヒコ よ 」 |ゆうしゃ||

♬「 よくぞ まいった 」

この 人 まで 歌う の か 。 |じん||うたう||

♬「 フランスパン を 盗んだ の は 魔 が 差した こと だろう 」 ||ぬすんだ|||ま||さした||

♬「 神 の 名 の もと に 」 かみ||な|||

♬「 お前 の 罪 を 許し ましょう 」 おまえ||ざい||ゆるし|

♬「 ああ 司教 ありがとう ございます 」 |しきょう||

なぜ 私 まで 歌 を 。 |わたくし||うた|

♬「 私 は 世界 を 」 わたくし||せかい|

♬「 滅ぼそう と する 魔 王 を 倒す ため 」 ほろぼそう|||ま|おう||たおす|

♬「 冒険 を 続けて いる のです 」 ぼうけん||つづけて||の です

いかん 。 なぜ 言葉 が メロディ ー に のって しまう のだ 。 ||ことば|||||||

♬「 なんて すばらしい お 人 だ 」 |||じん|

♬「 どうか 世界 を 救い たまえ 」 |せかい||すくい|

♬「 私 は あなた に ささやかな 食事 を 振る舞おう 」 わたくし|||||しょくじ||ふるまおう

♬「 きっと 空腹 と いう 悪魔 が 」 |くうふく|||あくま|

♬「 キミ の 心 を 支配 した のだろう 」 ||こころ||しはい||

どういう こと だ これ は 。

銀 の 皿 が 欲しくて たまらない 。 ぎん||さら||ほしくて|

♬「 なぜ 銀 の 皿 盗んだ 」 |ぎん||さら|ぬすんだ

♬「 お前 を 助けた 司教 を 」 おまえ||たすけた|しきょう|

♬「 お前 は 裏切った のだ ぞ 」 おまえ||うらぎった||

♬「 裏切って なんか ない 」 うらぎって||

♬「 盗む つもり なかった 」 ぬすむ||

♬「 何 か 呪文 に かけ られた のだ 」 なん||じゅもん||||

♬「 罪人 の 戯言 を 聞いて られ ない 」 ざいにん||たわごと||きいて||

♬「 せっかく 助け られた のに 」 |たすけ||

♬「 また 牢屋 に 戻る のだ 」 |ろうや||もどる|

何 か ある 。 ヨシヒコ が 万引き など 考え られ ん 。 なん|||||まんびき||かんがえ||

そう だ な 。 ヨシヒコ は ➡

バカ だ が 万引き など する ような ヤツ で は ない 。 |||まんびき|||||||

何 か この 村 の 罠 に ハマ って る と しか 思え ない ね 。 なん|||むら||わな|||||||おもえ||

そんな 罠 に ハマ った 真っただ中 の なか でも ➡ |わな||||まっただなか|||

新しい 呪文 を 手 に 入れた 私 であり ん す 。 あたらしい|じゅもん||て||いれた|わたくし|||

それ は ヨシヒコ を 捜す の に 役立つ 呪文 だろう な ? ||||さがす|||やくだつ|じゅもん||

残念 ながら これ は 強力な 攻撃 呪文 であり ん す 。 ざんねん||||きょうりょくな|こうげき|じゅもん|||

どうせ また クソ みたいな 呪文 なんだ から さっさと 言えよ 。 ||||じゅもん||||いえよ

まずは お前 に かけて やろう 。 |おまえ|||

ほら 何も 起き ねえ じゃ ん 。 |なにも|おき|||

ムラサキ さん って お いく つ でした っけ ?

コラ ! レディ ー に 年齢 を 聞く もん じゃ ない 。 ||||ねんれい||きく|||

なんだ よ 。 18 です !

嘘 つけ ! うそ|

フフフフ この 呪文 に かかった 者 は ➡ ||じゅもん|||もの|

何でも 少し だけ サバ 読む ように なる 。 なんでも|すこし|||よむ|よう に|

私 は この 呪文 を …。 わたくし|||じゅもん|

サバ ー ハ 。 そう 名付けた よ 。 ||||なづけた|

サバ ー ハ ?

サバ ー ハ !

あれ ダンジョ ー さん って ご 結婚 歴 は …? ||||||けっこん|れき|

自分 …。 じぶん

未婚 です 。 嘘 つけ ~ い 。 みこん||うそ||

サバ ー ハ !

ムラサキ さん って いう の は 何 カップ な んです か ? ||||||なん|||ん です|

F です 。 サバ 読み すぎ だ ~! |||よみ||

う っせ え ! ( メレブ ) そう 。

敵 に この 呪文 を かけ ➡ てき|||じゅもん||

サバ 読ま せた ところ で サバ 読んだ こと を 責める 。 |よま|||||よんだ|||せめる

サバ 読んだ 罪悪 感 に 苛 ま れた 敵 。 倒す こと これ 簡単 。 |よんだ|ざいあく|かん||か|||てき|たおす|||かんたん

いとも 簡単 。 い と おかし 。 |かんたん|||

こんな くだら ん 呪文 の 話 を して る 場合 じゃ ない ! |||じゅもん||はなし||||ばあい||

手分け して ヨシヒコ 探そう ぜ 。 ああ 。 て わけ|||さがそう||

ヨシヒコ は おそらく 牢屋 に 入れ られて いる 。 |||ろうや||いれ||

地下 に ある かも しれ ん 。 ちか|||||

ちょっと した 井戸 も 調べた ほう が いい 。 ||いど||しらべた|||

そう だ な 。 ああ 。

お ? うん ?

どうした ? ハイエナ ?

ハイエナ ? こんな 村 に ? ||むら|

( 地響き ) じひびき

なんの 音 これ ? なに ? これ なん の 揺れ !? |おと||||||ゆれ

お なんだ おい 。

助けて ! たすけて

うわ ~ ヌ ー だ よ ! 助けて ! |||||たすけて

ここ サバンナ じゃ ない のに ヌ ー の 大群 だ よ ! 逃げよう ぜ ! ||||||||たいぐん|||にげよう|

おお 子供 が … 子供 が 危ない 。 |こども||こども||あぶない

ヌ ー が 何者 ぞ 。 叩き 斬って やる ! |||なにもの||たたき|きって|

ダンジョ ー ダメ だって ! うわ ~ 来た ~! |||||きた

ダンジョ ー ? ダンジョ ー ダンジョ ー !!

ダンジョ ー !!

ダンジョ ー 。

この 男 は お前 の せい で 死んだ 。 |おとこ||おまえ||||しんだ

えっ ? えっ どう すれば いい の ?

ここ を 立ち去れ 。 逃げる んだ 。 ||たちされ|にげる|

そして 二度と 帰って 来る な ! |にどと|かえって|くる|

は はい 。 わかり ました 。

起きろ 起きろ ! アンドラ 。 おきろ|おきろ|

えっ な んじゃ こりゃ !?

ん ? 私 の 名 は オスケル 。 |わたくし||な||

今 こそ 民衆 と ともに 王国 軍 と 戦おう 。 いま||みんしゅう|||おうこく|ぐん||たたかおう

はい ? な なん の こと です か ?

あの ね 私 ヨシヒコ って 人 探して る んです けど …。 ||わたくし|||じん|さがして||ん です|

母国 フランス の ため に 戦う のだ 。 ぼこく|||||たたかう|

フランス ? え ? あの ここ ミュジコ の 村 です よ ね ? ||||||むら|||

♬「 この 戦い に お前 の 力 が 必要だ 」 |たたかい||おまえ||ちから||ひつようだ

えっ なんで 歌い 始めた んです か ? 急に 。 えっ ちょっと … えっ ? ||うたい|はじめた|ん です||きゅうに|||

♬「 戦い だけ で は ない 私 に は お前 が 必要な のだ 」 たたかい|||||わたくし|||おまえ||ひつような|

いや ちょっと わか ん ない んです 。 ど した ? |||||ん です||

♬「 これ から も ずっと そば に いて ほしい 」

♬「 そして 私 を 愛し 続けて ほしい のだ 」 |わたくし||あいし|つづけて||

♬「 さあ これ から ふた り 離れ ない と 約束 しよう 」 |||||はなれ|||やくそく|

♬「 命 かけて 誓い ます 一生 あなた の そば を 離れ ない と 」 いのち||ちかい||いっしょう|||||はなれ||

なんで ~!?

♬(2 人 )「 愛 ふた り の 愛 は いつも 甘く 」 じん|あい||||あい|||あまく

♬(2 人 )「 愛 変わら ぬ 愛 は 互い 求め 」 じん|あい|かわら||あい||たがい|もとめ

♬(2 人 )「 愛 気高く 愛 は 悪 を 貫く 」 じん|あい|けだかく|あい||あく||つらぬく

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 人 は 苦しみ 」 じん|あい|||じん||くるしみ

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 人 は 嘆く けれど 」 じん|あい|||じん||なげく|

♬(2 人 )「 愛 ゆえ に 世界 は 甘く 結ばれる 」 じん|あい|||せかい||あまく|むすばれる

♬(2 人 )「 さあ 目指そう あの バスティ ー ユ 」 じん||めざそう||||

♬(2 人 )「 さあ 戦おう この 身 尽きる まで 」 じん||たたかおう||み|つきる|

♬(2 人 )「 そう 愛 の 限り 力 の 限り ふた り の 力 で 」 じん||あい||かぎり|ちから||かぎり||||ちから|

♬(2 人 )「 さあ 目指そう 永遠の 世界 」 じん||めざそう|えいえんの|せかい

♬(2 人 )「 いざ 進め あの パラダイス へ 」 じん||すすめ|||

♬(2 人 )「 そう 愛 の ため に 世界 の ため に 」 じん||あい||||せかい|||

♬(2 人 )「 ああ ベルサイユ 」 じん||

アタタタ … ヌ ー に 踏ま れる と そこそこ 痛 ぇな 。 ||||ふま||||つう|

しかし この 村 に は 何 か ある 。 ||むら|||なん||

早い とこ 玉 人 を 見つけて 抜け出さ ない と 。 はやい||たま|じん||みつけて|ぬけで さ||

お っ … お ~ い !

あっ あぁ …。

美女 だ 。 びじょ|

私 … 村 で は 変わり者 と 言わ れて いる けど ➡ わたくし|むら|||かわりもの||いわ|||

あなた は そんな 私 を 受け入れて くれた 。 |||わたくし||うけいれて|

はっ !?

あなた 姿 かたち は そんな だ けど ➡ |すがた|||||

きっと 心 は とても 美しい の ね 。 |こころ|||うつくしい||

姿 かたち って …。 すがた||

あっ !?

あぁ … いや ~ ん !

♬「 心 奪わ れて しまった の 突然に 」 こころ|うばわ||||とつぜんに

♬「 奪って しまった よ 無意識に 」 うばって|||むいしきに

♬「 ああ 堕 ち て ゆく あなた の 腕 に 」 |だ||||||うで|

♬「 おいで 私 は たくまし ー んだ 」 |わたくし|||-|

♬(2 人 )「 いつまでも 変わら ない 恋心 」 じん||かわら||こいごころ

♬(2 人 )「 嬉し さ の あまり 寂し さ 忘れて く 」 じん|うれし||||さびし||わすれて|

♬(2 人 )「 日 が 昇り そして 沈む ように ずっと 」 じん|ひ||のぼり||しずむ|よう に|

♬(2 人 )「 いつまでも 変わら ない この 恋心 」 じん||かわら|||こいごころ

なんて ステキ な んでしょう 。

さあ 一緒に 飲み ましょう 。 幸せ の ワイン よ 。 |いっしょに|のみ||しあわせ|||

あっ … あぁ なんて 強い ワイン な んだ 。 |||つよい|||

フフフ … オホホホ ! オ ー ッホホホ !

俺 たち が 探して る の は 玉 じゃ ない 。 玉 を 持って る 玉 人 だ ぞ 。 おれ|||さがして||||たま|||たま||もって||たま|じん||

わかって い ます 。 忘れた んです か メレブ さん 。 |||わすれた|ん です|||

この 玉 を 空 高く 解き放てば 玉 人 が 召喚 できる 。 |たま||から|たかく|ときはなてば|たま|じん||しょうかん|

そう か 今 ここ で 投げれば いい んだ 。 ||いま|||なげれば||

投げ ます 。 なげ|

その オ ー ブ は 渡せ ない ぞ ! |||||わたせ||

キサマ ら が この オ ー ブ の 守り 人 か 。 ||||||||まもり|じん|

そして 私 が その オ ー ブ を ミュ ー ズ から 賜った 男 ➡ |わたくし|||||||||||たまった|おとこ

レオパルド だ 。

レオパルド … あなた が 玉 人 か 。 |||たま|じん|

世界 を 救う など 戯言 に すぎ ない 。 せかい||すくう||たわごと|||

私 は この 村 を 守る ため ➡ わたくし|||むら||まもる|

その オ ー ブ を 渡す わけに は いか ない のだ 。 |||||わたす|||||

信じて ください 。 私 は この オ ー ブ を 携え ➡ しんじて||わたくし|||||||たずさえ

あなた の 力 を 借り 必ずや 魔 王 を 倒す ! ||ちから||かり|かならずや|ま|おう||たおす

私 に も この 村 を 守る 義務 が ある 。 わたくし||||むら||まもる|ぎむ||

どうしても それ を 持ち帰る と 言う ならば ➡ |||もちかえる||いう|

戦い ある のみ 。 たたかい||

ヨシヒコ こう なったら しかたなかろう 。

なんと … 玉 人 と 争う こと に なろう と は 。 |たま|じん||あらそう|||||

( レオパルド ) 魔物 か 。 |まもの|

やはり お前たち こそ が 世界 を 滅ぼさ ん と する 悪者 ! |おまえたち|||せかい||ほろぼさ||||わるもの

彼ら は 魔物 だ が 改心 した 私 の 仲間 だ 。 かれら||まもの|||かいしん||わたくし||なかま|

魔物 に 仲間 など いるか ! まもの||なかま||

♬~

♬「 さあ 渡せ その オ ー ブ を 」 |わたせ|||||

♬「 その まばゆく 気高い 光 は 」 ||けだかい|ひかり|

♬「 我が 村 を 守り し 宝物 だ 」 わが|むら||まもり||たからもの|

♬「 魔物 を はねのけ 歌 と 踊り で 包み込む 」 まもの|||うた||おどり||つつみこむ

♬「 レオパルド 様 が 手 に すれば 」 |さま||て||

♬「 夢 の 扉 が 開か れる 」 ゆめ||とびら||あか|

♬( 一同 )「 もう 誰 に も 邪魔 でき ない 」 いちどう||だれ|||じゃま||

♬( 一同 )「 だ から 今 ダンシング 」 いちどう|||いま|

♬「 よく 見ろ よ この 世界 を 」 |みろ|||せかい|

♬「 魔 王 が 作り し 深い 闇 は 」 ま|おう||つくり||ふかい|やみ|

♬「 人々 を 苦しめる 悪 しき 呪い 」 ひとびと||くるしめる|あく||まじない

♬「 魔物 が はびこり 毒 と 痛み で 葬ら れ 」 まもの|||どく||いたみ||ほうむら|

♬「 勇者 の 救い が 消え去れば 」 ゆうしゃ||すくい||きえされば

♬「 夢 の 扉 は 開か れ ぬ 」 ゆめ||とびら||あか||

♬( 一同 )「 この 冒険 邪魔 さ せ ない 」 いちどう||ぼうけん|じゃま|||

♬( 一同 )「 だ から 今 ファイティング 」 いちどう|||いま|

♬「 怖い こと に は うまく 目 を そむけて 」 こわい|||||め||

♬「 他人事 に は 気持 いれ ず に 」 ひとごと|||きもち|||

♬「 無意味な 慈悲 を 持た ぬ 者 だけ が 」 むいみな|じひ||もた||もの||

♬「 得 を する 世の中 」 とく|||よのなか

♬「 招待 しよう 楽しい パ ー ティ ー 」 しょうたい||たのしい||||

♬「 歌い 踊れば 忘れ られる さ 」 うたい|おどれば|わすれ||

♬( 一同 )「 終わる 世界 に 挑む この 力 で 」 いちどう|おわる|せかい||いどむ||ちから|

♬( 一同 )「 魔 王 の 野望 打ち砕く のだ 」 いちどう|ま|おう||やぼう|うちくだく|

♬( 一同 )「7 つ の 玉 を 持つ 勇者 だけ が 」 いちどう|||たま||もつ|ゆうしゃ||

♬( 一同 )「 助け うる 世界 だ 」 いちどう|たすけ||せかい|

♬( 一同 )「 戦う とき だ 気持 あわせて 」 いちどう|たたかう|||きもち|

♬( 一同 )「 悪 が 滅ぼせ ぬ 時 は ない の さ 」 いちどう|あく||ほろぼせ||じ||||

♬( 一同 )「 戦え 我ら の 勇者 」 いちどう|たたかえ|われら||ゆうしゃ

♬( 一同 )「 世界 の 気持 ひと つ に 集めて 」 いちどう|せかい||きもち||||あつめて

♬( 一同 )「 魔 王 倒して 取り戻せ 」 いちどう|ま|おう|たおして|とりもどせ

♬( 一同 )「 その 手 で 愛 と 平和 を 」 いちどう||て||あい||へいわ|

♬( 一同 )「 さあ 歌い 踊れ 」 いちどう||うたい|おどれ

♬( 一同 )「 輝 ける 未来 の 大地 で 」 いちどう|あきら||みらい||だいち|

♬「 目 を 覚ませ 今 こそ 」 め||さませ|いま|

♬「 目 を 覚ませ 自分 と この 世界 を 変える のだ 」 め||さませ|じぶん|||せかい||かえる|

う っ 。

ミュジコ の 村 … 万歳 …。 ||むら|ばんざい

( アンサンブル たち ) レオパルド 様 ~! |||さま

歌 と 踊り で 村 の 民 を 癒 や し たい と いう 気持 。 うた||おどり||むら||たみ||いや||||||きもち

痛い ほど 理解 できる ぞ 。 いたい||りかい||

確かに あなた は すばらしい 指導 者 だ 。 たしかに||||しどう|もの|

きっと 魔 王 と の 戦い で も 力 に なって もらえる 。 |ま|おう|||たたかい|||ちから|||

え ? いやいや アンタ ら な ん や ねん これ !

なん や ねん な ん や これ 。 なに なに …?

歌 と 踊り が 好きな 魔物 たち に 操ら れて たって こと ? うた||おどり||すきな|まもの|||あやつら|||

あ ~ ん 魔物 に も 変わり者 が いる んだ ね 。 ||まもの|||かわりもの||||

( アンサンブル たち ) ひとみ さ ~ ん ! は ~ い !

ちょっと 待って ちょっと 待って ちょっと 待って て 。 |まって||まって||まって|

ひとみ さん って いう の ? レオパルド って ➡

だいぶ かっこいい ふうに 変え られて た の ね 。 |||かえ||||

なん や あんた ら … あっ 旅 の 人 旅 の 人 や ! |||||たび||じん|たび||じん|

あの … この 玉 は いただいて よろしい んでしょう か ? ||たま|||||

なん や それ 。 いや かま へん か ま へん 。

知ら ん もん そんな おかしな 玉 。 しら|||||たま

ただ … これ を 渡す と ➡ |||わたす|

我々 と ともに 魔 王 と 戦う こと に なる のです が …。 われわれ|||ま|おう||たたかう||||の です|

魔 王 と ? 私 が ? んな アホ な ~ んな アホ な ~! ま|おう||わたくし|||||||

ハハハ ! ちょっと 私 魔 王 と 戦う ん や て ~! ||わたくし|ま|おう||たたかう|||

お 兄ちゃん 魔 王 と ケンカ す ん ね やったら ➡ |にいちゃん|ま|おう||||||

ええ もん あげよ 。

はい アメ ちゃん 。 どうぞ 。

イヒヒ … お 兄ちゃん かわいい から お 兄ちゃん だけ や で 。 ||にいちゃん||||にいちゃん|||

他の 人 に 言う たら アカン で 。 たの|じん||いう|||

見えて ます 聞こえて ます 。 聞こえて ます 見えて ます 。 みえて||きこえて||きこえて||みえて|

♬「 あ ~ ああ あ ~」 あ ~ もう お前 ! |||||おまえ

人前 で 金輪際 歌う な よ 。 ひとまえ||こんりんざい|うたう||

わりと … わりと 人前 で 歌って る ぜ 。 ||ひとまえ||うたって||

さあ あと 1 つ です 。

♬( メレブ )「 世界 に ~」 ( ムラサキ ) うるさい 。 |せかい|||

兄 様 お 歌 お 上手で ございました 。 あに|さま||うた||じょうずで|

でも もう 1 つ 玉 が 揃ったら 兄 様 は 魔 王 の ところ へ …。 |||たま||そろったら|あに|さま||ま|おう|||

心配だ わ 。 しんぱいだ|

これ で 兄 様 の 仲間 に なれる 。 ||あに|さま||なかま||

お前 テレビ 出 過ぎ じゃ ね ? おまえ||だ|すぎ||