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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#04 (02)

今日 風見 さん ち で 大根 と 牛肉 の スープ 煮 を 作った んです けど

失敗 し ちゃって 失敗 ?

ショウガ の 味 が 強く なり すぎて 取り返し が つか なくて

禁じ手 を 使い ました

禁じ手 と は ?

スーパー へ 走って カレールー を 購入

鍋 に ぶち 込んで カレー に して やり ました

それ は ひどい はい

一番 浅はかな 手法 です

しかし 機転 が 利いた と いう 点 で は 褒めて も よい と 思い ます

ありがとうございます

<… なんて こと を 話し たい >

< けど あちら の こと は 話す な と 言わ れて しまった わけで >

< この 空気 を どう したら ?>

沼田 さん な んです けど

クックパッド の ハートフル 坊主

レシピ を ほぼ 毎日 更新 して て すごい なって

以上 です

< ヤマ も オチ も なさ すぎた >

沼田 さん この前

お 昼 に サンドイッチ を 持ってきて

パン も ハーブ も 自家 製 だって 言って ました

本格的 です ね

ハーブ の 自家 栽培 は 簡単 な んでしょう か ?

プランター でも ポット でも 室内 で 育てて る 人 も 多い です

うち の 実家 も やって ました が

近所 に 公園 が あった せい か 虫 が びっしり つく んで やめ ました

びっしり は キツイ 軽く 悲鳴 を 上げ ました

家 で パン を 焼ける んです ね

ご飯 で パン を 作る マシン も あり ます よ ご飯 で パン を ?

小麦粉 で は なく お 米 を 使う んです

パン の 定義 が 脅かさ れて い ません か ?

です ね

< ありがとう 沼田 さん >

< 沼田 さん の おかげ で 職場 の 空気 を 和らげる こと が でき ました >

「 いつも 見て ます おいしかった です 」

津崎 君 の 奥さん から

( 山 さん ) 津崎 ?

ああ ~ 沼 ちゃん が 勝手に 仮面 夫婦 だ と 思って る ご 夫婦 の

それ が さ またしても 俺 の 勘 が 働い ちゃった んだ よ ね

その 話 長い ? どうぞ 1杯

ダンケ

津崎 君 さ 最近 風見 君 見る と 緊張 する んだ よ ね

前 は そんな こと なかった のに

風見 君 は さ 津崎 君 見つける と 必ず 声 を かける

前 より も 親密な 雰囲気 で

つまり 二人 は

≪( 山 さん ) 二人 は ?

恋 に 落ちて る

話 短かった ね 短かった ね

( 柚 ) お 題 後悔 した 昔 の 恋

( ナツキ ) お 題 と か いる か ? ( 柚 ) だって 2 時間 も 仕事 の 話

つい し ちゃう の よ ね

他 に やる こと が ない の も ある んだ けど さ

で ある んです か ? うん ?

後悔 した 恋

そりゃあ ね 少し は

土屋 さん

男 に すっげえ ほれて

本気で 必死に 追っかけた こと あり ます か ?

そういう の は 得手 不得手 って … ダメ です よ

好き なら 行く 行って から 考える

カッコ悪くて も 行けば いい じゃない です か

どうした 梅原 何 か 乗り移った ?

俺 は …

悔しい だけ です

意味 分かんない 分か ん なくて いい よ

人 を 好き に なる の って さ

不安 に なる の よ ね

自分 が 自分 じゃ なく なって

足元 が グラグラ して

委ね られ ない うち に

どこ へ も 行け なく なる んだ わ

大根 と 牛肉 の カレー すっごい おいしかった です

食べた こと あり ません か ?

うち で は 出た こと ない です そう な んだ

二日 目 は カレー うどん で 三日 目 は カレー の 麻婆 テイスト みたい です

三日 連続 カレー です か ?

3 食 分 作り 置き して もらって る んです

毎食 アレンジ いて て 飽き ない し 副菜 も あって

食事 が 楽しみ なんて 久しぶり です

津崎 さん は ゆうべ は 何 を ?

ショウガ の 炊き込みご飯 です

へえ ~ いい な 俺 も 炊飯器 買って 作って もらおう かな

何 ? 何 ? 何の 話 ?

あッ 風見 君 に 新しい 彼女 でも できた の ?

だったら いい んです が 風見 さん なら すぐ できる ん じゃ ?

カッコいい です し だから カッコよく ない です って

カッコよく なきゃ パーマ なんて かけ られ ません

僕 も パーマ だ よ 見て ちょこっと パーマ

日野 君 の そういう とこ どうか と 思う よ

育んで る 最中 な んだ から さ そっと 見守って いこう よ

≪( 日野 ) 何 育んで ん の ?

お待たせ し ました

気分 じゃ あり ません でした ?

いえ いただきます

いただきます

これ は チキン です か ?

いつも の チキンカレー です

チキン お 好き です よ ね ?

はい

沼田 さん

最近 どう です か ? お 元気 です か ?

はい

今日 お 昼 に やっ さん に 会った んです

確か みくり さん の 小学校 の 同級生

はい 元ヤン で 元 公務員 で

職場 結婚 して 退職 して

子供 を 産んで 現在 実家 に 戻って いる やっ さん です

《( 安恵 ) 旦那 の 浮気 確定 した 》

《 証拠 つかんだ の ?》 《 バッチリ 》

《 女 と の 情事 の 最中 に 踏み込んだ 》

《 私 の 昔 の 仲間 が 》

《 ああ ~ 昔 の 》 《 もう 全員 カタギ だ けど ね 》

《 浮気 現場 の 女 の 部屋 の ドア ガーン ぶち 破って 乱入 して さ 》

《 カタギ は ドア 破ら ない よ 》

《20人 で 旦那 と 女 ぐるーっと 取り囲んで 》

《 スマホ 写真 撮って 送って くれた 》

《 こんな カッコ の あられもない 姿 の 旦那 と 女 が 》

《360 度 から ぐるっと 見 られる 20枚 の 大作 》

《 見る ?》 《 やめとく 》

《 で さ この 大作 旦那 に 突きつけた わけ よ 》

《 何て 言った と 思う ?》

《 出来心 だった すまない 》

《 はい ブーッ 》 《 正解 は ?》

《 君 の こと を いつまでも 好きで いる ため に 》

《 気持ち を 分散 さ せる 必要 が あった 》

( 泣き声 )

わけ が 分かり ませ ん ね わけ が 分かり ませ ん

だから 合 コン する らしい です 合 …

旦那 さん の 言う 気持ち の 分散 を 自分 も 実行 して みる って

そっち に 行き ました か

で その 合 コン に 私 に まで 付き合え って 言い出して

あッ 行か ない です よ

やっ さん 私 の 今 の 状況 知ら ない から 勝手に 言って て

行ったら いい ん じゃない です か ?

でも 万が一 平匡 さん の 会社 の 人 に でも 見 られたら …

そんな 偶然 そうそう あり ません

私 と して も 特に 行き たい わけで は …

< また 壁 が …>

(♬~ E  テル 2355 の テーマソング )

< 平匡 さん は 他の 男性 の 影 が 見える と すぐに 壁 を 作る >

< 恐らく 自尊感情 の 低さ ゆえ だ >

< 自分 自身 に 価値 が ある と 思える 感覚 >

< 成功 体験 を より 強く 認識 して >

< 失敗 体験 を より 強く 認識 して >

< 平匡 さん は こと 恋愛 に おいて >

< 自尊感情 が 全く 満た され ない まま に >

< ここ まで 来た ん じゃ なかろう か >

平匡 さん って 高校 は 男子校 でした か ?

いえ 共学 です

合コン に 参加 した こと は ?

なぜ です か ?

何となく …

詮索 する の も 分析 する の も やめて ください

《 お前 小賢しい んだ よ 》

ごめんなさい

< わずらわしい >

< ただ の 雇用主 な のに >

< まるで 彼氏 の いる 女の子 に 片思い して る みたい だ >

< 相手 も 自分 も 嫌いに なる >

< こんな 気持ち は 不毛 だ >

< あの とき >

《 契約 結婚 です よ ね ?》

< もっと うまく ごまかして いれば …>

< あの とき 仕事 の 掛け持ち を 引き止めて いれば …>

《 副業 させて もらい ます 》

< あの とき >

《 私 就職 活動 で 全敗 だった んです 》

《 私 と もう 一人 どっち か って いう 局面 で 》

《 やっぱり 選ば れ なくて 》

< あの とき 同じだ と 思った >

< 誰 に も 選ば れ ない 必要 と され ない >

< 好意 を 持った 相手 に 受け入れ られた こと が ない >

< 自分 と 同じ だ と …>

< こんな 自分 に も 何 か できる だろう か ?>

《 これ は 事実婚 の 提案 です 》

《 やり ます ! 雇って ください !》

《 津崎 の 妻 の みくり です 》

《 平匡 さん が 一番 好き です けど 》

< いっそ 手放して しまえば いい >

< そう やって ずっと 平穏に 生きて きた のだ から >

もう 一羽 どうした ん でしょう ?

ジュウシマツ は 野生 で 生きる の が 難しい そうです

もしかしたら …

風見 さん の こと です が

炊飯器 を 買おう か な と 言って い ました

炊き込みご飯 を 作って ほしい と

そう です か

大根 と 牛肉 の カレー が おいしかった そう です

ああ あれ

よかった ~ 心配 して た んです

ちょっと 失敗 し ちゃって 無理やり カレー に して

風見 さん って 舌 が 肥えて そうだ から

下手な もの を あまり 作れ ない なあ なんて …

風見 さん と 交代 して も いい です よ

えッ ?

立場 を

風見 さん の 家 に 住民票 を 移して 未届け の 妻 に なって

うち に は 以前 の ように 週 1 で 通う

うち に 通う の が 大変 であれば

僕 は また 別 の 家事 代行 業者 に 頼み ます

それ は …

平匡 さん は いい んです か ? それ で

みくり さん の 自由 意思 です

自由 意思 って その 言い 方 ずるく ない です か ?

だったら 風見 さん の 所 に 行き ます

< そう 言ったら 引き止め られる こと も なく >

< すんなり と そう なる んだろう >

あッ すいません

今日 は そぼろ です

ありがとうございます

行ってらっしゃい

< いつも こう だ >

< どんなに 取り繕って も >

< 私 は すぐに ボロ を 出す >

< 嫌わ れて 拒絶 さ れる >

< あの とき だって …>

《 シンジ 君 》

< シンジ 君 と 私 は 大学 の キャンパス で 恋 に 落ちた >

< シンジ 君 は 私 より も 1歳 年上 で >

< 一足 早く 大学 3年 の 春 を 迎えた >

< シンジ 君 に 迫りくる 就活 の 嵐 >

< いつまでも 決まら ない 内定 >

< 私 は 1 年 後 に 自分 が >

< 同じ 憂き目 に 遭う と は 思い も し ない まま 彼 を 励 ました >

《 次の 面接 は 初頭効果 を 意識 して みたら どう だろう ?》

《 人 の 印象 は 表情 と しぐさ で 55 パーセント が 決まる って いう し 》

《 シンジ 君 って 原因 を 自分 に 求め すぎる 傾向 が ある じゃ ない ?》

《 自己 卑下 的 帰属 バイアス を 外す こと を 意識 した 方 が いい と 思う 》

《 シンジ 君 の 場合 そう だ な ~》

《 例えば …》 《( シンジ ) ねえ 》

《 俺 そんな こと 頼んだ ?》 《 えッ ?》

《 人 の こと 勝手に 分析 して 批評 して 》

《 何で そんなに 偉 そうな んだ よ 》

《 何様 な んだ よ 》

《 そんな つもり じゃ …》

《 お前 小賢しい んだ よ 》

( 携帯 着信 )

お帰りなさい あッ どうも

ちょうど 終わった ところ です

今 から 帰って 夕食 作り です か ? ええ まあ

あッ 津崎 さん 今日 残業 です よ

はい さっき メール が

食べて いき ません ? えッ ?

うち で 夕食 付き合って ください

ああ …

残業代 出 ません けど それ で いい なら

そんなに がめつく あり ません

( 携帯 着信 )

< 彼女 が 自分 と 同じだ なんて >

< どうして 思った んだろう >

< 僕 と 違って 彼女 は >

< 元カレ だって いた だろう し >

< 未来 彼 だって いくら でも できる >

おいしい です よかった です

≪( 風見 ) 合コン

誘わ れて も 行か ない か な

行く 必要 ない です もん ね 風見 さん は

合コン に 興味 ない けど

みくり さん が 出る 合コン なら 喜んで 行き ます よ

さすが モテる 人 は 違い ます ね

女の子 が 喜ぶ こと を サラッと 言う

それ じゃあ まるで 僕 が 口 から 出まかせ 言って る みたい

違う んです か ? 違い ます

好き嫌い は ハッキリ して る んです

みくり さん と 話す の は 楽しい 色々 発見 が あって

いや ~ 私 は …

結構 嫌わ れ ます よ

批評 したり 分析 したり

小賢しい んで

僕 は いい と 思う けど

小賢しい は 否定 し ない

はい やっぱり

そこ が 面白い

好き です よ 周り の 意見 は どうでも

< 逃げ込んで しまい たく なる >

< この 人 と 一緒に いれば >

< 自己 嫌悪 の 呪い から 逃れ られる かも しれ ない >

< 何て こと は ない 戻る だけ だ >

< 一人 で 暮らす 平穏な 生活 に >

< たまに 来る ジュウシマツ を めでる 生活 に >

< いい なあ 愛 される 人 は >

< 愛 される 人 は >

< いい なあ >

お帰りなさい ただいま 帰り ました

残業 で お疲れ の ところ 申し訳ない んです が

雇用 契約 に 関する 話 です か

はい

荷物 を 置いて き ます 少し 待って ください

はあ …

仕事 の メール が あって

お待たせしました

この 項目 の こと です が

はい

私 恋人 を つくろう と 思う んです

はい

でも この 「 恋愛 対象者 と の 交流 は 世間体 を 鑑み 」

「 周り に 見つから ない ように する 」 って

案外 難しい です よ ね



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今日 風見 さん ち で 大根 と 牛肉 の スープ 煮 を 作った んです けど

失敗 し ちゃって 失敗 ?

ショウガ の 味 が 強く なり すぎて 取り返し が つか なくて

禁じ手 を 使い ました

禁じ手 と は ?

スーパー へ 走って カレールー を 購入

鍋 に ぶち 込んで カレー に して やり ました

それ は ひどい はい

一番 浅はかな 手法 です

しかし 機転 が 利いた と いう 点 で は 褒めて も よい と 思い ます

ありがとうございます

<… なんて こと を 話し たい >

< けど あちら の こと は 話す な と 言わ れて しまった わけで >

< この 空気 を どう したら ?>

沼田 さん な んです けど

クックパッド の ハートフル 坊主

レシピ を ほぼ 毎日 更新 して て すごい なって

以上 です

< ヤマ も オチ も なさ すぎた >

沼田 さん この前

お 昼 に サンドイッチ を 持ってきて

パン も ハーブ も 自家 製 だって 言って ました

本格的 です ね

ハーブ の 自家 栽培 は 簡単 な んでしょう か ?

プランター でも ポット でも 室内 で 育てて る 人 も 多い です

うち の 実家 も やって ました が

近所 に 公園 が あった せい か 虫 が びっしり つく んで やめ ました

びっしり は キツイ 軽く 悲鳴 を 上げ ました

家 で パン を 焼ける んです ね

ご飯 で パン を 作る マシン も あり ます よ ご飯 で パン を ?

小麦粉 で は なく お 米 を 使う んです

パン の 定義 が 脅かさ れて い ません か ?

です ね

< ありがとう 沼田 さん >

< 沼田 さん の おかげ で 職場 の 空気 を 和らげる こと が でき ました >

「 いつも 見て ます おいしかった です 」

津崎 君 の 奥さん から

( 山 さん ) 津崎 ?

ああ ~ 沼 ちゃん が 勝手に 仮面 夫婦 だ と 思って る ご 夫婦 の

それ が さ またしても 俺 の 勘 が 働い ちゃった んだ よ ね

その 話 長い ? どうぞ 1杯

ダンケ

津崎 君 さ 最近 風見 君 見る と 緊張 する んだ よ ね

前 は そんな こと なかった のに

風見 君 は さ 津崎 君 見つける と 必ず 声 を かける

前 より も 親密な 雰囲気 で

つまり 二人 は

≪( 山 さん ) 二人 は ?

恋 に 落ちて る

話 短かった ね 短かった ね

( 柚 ) お 題 後悔 した 昔 の 恋

( ナツキ ) お 題 と か いる か ? ( 柚 ) だって 2 時間 も 仕事 の 話

つい し ちゃう の よ ね

他 に やる こと が ない の も ある んだ けど さ

で ある んです か ? うん ?

後悔 した 恋

そりゃあ ね 少し は

土屋 さん

男 に すっげえ ほれて

本気で 必死に 追っかけた こと あり ます か ?

そういう の は 得手 不得手 って … ダメ です よ

好き なら 行く 行って から 考える

カッコ悪くて も 行けば いい じゃない です か

どうした 梅原 何 か 乗り移った ?

俺 は …

悔しい だけ です

意味 分かんない 分か ん なくて いい よ

人 を 好き に なる の って さ

不安 に なる の よ ね

自分 が 自分 じゃ なく なって

足元 が グラグラ して

委ね られ ない うち に

どこ へ も 行け なく なる んだ わ

大根 と 牛肉 の カレー すっごい おいしかった です

食べた こと あり ません か ?

うち で は 出た こと ない です そう な んだ

二日 目 は カレー うどん で 三日 目 は カレー の 麻婆 テイスト みたい です

三日 連続 カレー です か ?

3 食 分 作り 置き して もらって る んです

毎食 アレンジ いて て 飽き ない し 副菜 も あって

食事 が 楽しみ なんて 久しぶり です

津崎 さん は ゆうべ は 何 を ?

ショウガ の 炊き込みご飯 です

へえ ~ いい な 俺 も 炊飯器 買って 作って もらおう かな

何 ? 何 ? 何の 話 ?

あッ 風見 君 に 新しい 彼女 でも できた の ?

だったら いい んです が 風見 さん なら すぐ できる ん じゃ ?

カッコいい です し だから カッコよく ない です って

カッコよく なきゃ パーマ なんて かけ られ ません

僕 も パーマ だ よ 見て ちょこっと パーマ

日野 君 の そういう とこ どうか と 思う よ

育んで る 最中 な んだ から さ そっと 見守って いこう よ

≪( 日野 ) 何 育んで ん の ?

お待たせ し ました

気分 じゃ あり ません でした ?

いえ いただきます

いただきます

これ は チキン です か ?

いつも の チキンカレー です

チキン お 好き です よ ね ?

はい

沼田 さん

最近 どう です か ? お 元気 です か ?

はい

今日 お 昼 に やっ さん に 会った んです

確か みくり さん の 小学校 の 同級生

はい 元ヤン で 元 公務員 で

職場 結婚 して 退職 して

子供 を 産んで 現在 実家 に 戻って いる やっ さん です

《( 安恵 ) 旦那 の 浮気 確定 した 》

《 証拠 つかんだ の ?》 《 バッチリ 》

《 女 と の 情事 の 最中 に 踏み込んだ 》

《 私 の 昔 の 仲間 が 》

《 ああ ~ 昔 の 》 《 もう 全員 カタギ だ けど ね 》

《 浮気 現場 の 女 の 部屋 の ドア ガーン ぶち 破って 乱入 して さ 》

《 カタギ は ドア 破ら ない よ 》

《20人 で 旦那 と 女 ぐるーっと 取り囲んで 》

《 スマホ 写真 撮って 送って くれた 》

《 こんな カッコ の あられもない 姿 の 旦那 と 女 が 》

《360 度 から ぐるっと 見 られる 20枚 の 大作 》

《 見る ?》 《 やめとく 》

《 で さ この 大作 旦那 に 突きつけた わけ よ 》

《 何て 言った と 思う ?》

《 出来心 だった すまない 》

《 はい ブーッ 》 《 正解 は ?》

《 君 の こと を いつまでも 好きで いる ため に 》

《 気持ち を 分散 さ せる 必要 が あった 》

( 泣き声 )

わけ が 分かり ませ ん ね わけ が 分かり ませ ん

だから 合 コン する らしい です 合 …

旦那 さん の 言う 気持ち の 分散 を 自分 も 実行 して みる って

そっち に 行き ました か

で その 合 コン に 私 に まで 付き合え って 言い出して

あッ 行か ない です よ

やっ さん 私 の 今 の 状況 知ら ない から 勝手に 言って て

行ったら いい ん じゃない です か ?

でも 万が一 平匡 さん の 会社 の 人 に でも 見 られたら …

そんな 偶然 そうそう あり ません

私 と して も 特に 行き たい わけで は …

< また 壁 が …>

(♬~ E  テル 2355 の テーマソング )

< 平匡 さん は 他の 男性 の 影 が 見える と すぐに 壁 を 作る >

< 恐らく 自尊感情 の 低さ ゆえ だ >

< 自分 自身 に 価値 が ある と 思える 感覚 >

< 成功 体験 を より 強く 認識 して >

< 失敗 体験 を より 強く 認識 して >

< 平匡 さん は こと 恋愛 に おいて >

< 自尊感情 が 全く 満た され ない まま に >

< ここ まで 来た ん じゃ なかろう か >

平匡 さん って 高校 は 男子校 でした か ?

いえ 共学 です

合コン に 参加 した こと は ?

なぜ です か ?

何となく …

詮索 する の も 分析 する の も やめて ください

《 お前 小賢しい んだ よ 》

ごめんなさい

< わずらわしい >

< ただ の 雇用主 な のに >

< まるで 彼氏 の いる 女の子 に 片思い して る みたい だ >

< 相手 も 自分 も 嫌いに なる >

< こんな 気持ち は 不毛 だ >

< あの とき >

《 契約 結婚 です よ ね ?》

< もっと うまく ごまかして いれば …>

< あの とき 仕事 の 掛け持ち を 引き止めて いれば …>

《 副業 させて もらい ます 》

< あの とき >

《 私 就職 活動 で 全敗 だった んです 》

《 私 と もう 一人 どっち か って いう 局面 で 》

《 やっぱり 選ば れ なくて 》

< あの とき 同じだ と 思った >

< 誰 に も 選ば れ ない 必要 と され ない >

< 好意 を 持った 相手 に 受け入れ られた こと が ない >

< 自分 と 同じ だ と …>

< こんな 自分 に も 何 か できる だろう か ?>

《 これ は 事実婚 の 提案 です 》

《 やり ます ! 雇って ください !》

《 津崎 の 妻 の みくり です 》

《 平匡 さん が 一番 好き です けど 》

< いっそ 手放して しまえば いい >

< そう やって ずっと 平穏に 生きて きた のだ から >

もう 一羽 どうした ん でしょう ?

ジュウシマツ は 野生 で 生きる の が 難しい そうです

もしかしたら …

風見 さん の こと です が

炊飯器 を 買おう か な と 言って い ました

炊き込みご飯 を 作って ほしい と

そう です か

大根 と 牛肉 の カレー が おいしかった そう です

ああ あれ

よかった ~ 心配 して た んです

ちょっと 失敗 し ちゃって 無理やり カレー に して

風見 さん って 舌 が 肥えて そうだ から

下手な もの を あまり 作れ ない なあ なんて …

風見 さん と 交代 して も いい です よ

えッ ?

立場 を

風見 さん の 家 に 住民票 を 移して 未届け の 妻 に なって

うち に は 以前 の ように 週 1 で 通う

うち に 通う の が 大変 であれば

僕 は また 別 の 家事 代行 業者 に 頼み ます

それ は …

平匡 さん は いい んです か ? それ で

みくり さん の 自由 意思 です

自由 意思 って その 言い 方 ずるく ない です か ?

だったら 風見 さん の 所 に 行き ます

< そう 言ったら 引き止め られる こと も なく >

< すんなり と そう なる んだろう >

あッ すいません

今日 は そぼろ です

ありがとうございます

行ってらっしゃい

< いつも こう だ >

< どんなに 取り繕って も >

< 私 は すぐに ボロ を 出す >

< 嫌わ れて 拒絶 さ れる >

< あの とき だって …>

《 シンジ 君 》

< シンジ 君 と 私 は 大学 の キャンパス で 恋 に 落ちた >

< シンジ 君 は 私 より も 1歳 年上 で >

< 一足 早く 大学 3年 の 春 を 迎えた >

< シンジ 君 に 迫りくる 就活 の 嵐 >

< いつまでも 決まら ない 内定 >

< 私 は 1 年 後 に 自分 が >

< 同じ 憂き目 に 遭う と は 思い も し ない まま 彼 を 励 ました >

《 次の 面接 は 初頭効果 を 意識 して みたら どう だろう ?》

《 人 の 印象 は 表情 と しぐさ で 55 パーセント が 決まる って いう し 》

《 シンジ 君 って 原因 を 自分 に 求め すぎる 傾向 が ある じゃ ない ?》

《 自己 卑下 的 帰属 バイアス を 外す こと を 意識 した 方 が いい と 思う 》

《 シンジ 君 の 場合 そう だ な ~》

《 例えば …》 《( シンジ ) ねえ 》

《 俺 そんな こと 頼んだ ?》 《 えッ ?》

《 人 の こと 勝手に 分析 して 批評 して 》

《 何で そんなに 偉 そうな んだ よ 》

《 何様 な んだ よ 》

《 そんな つもり じゃ …》

《 お前 小賢しい んだ よ 》

( 携帯 着信 )

お帰りなさい あッ どうも

ちょうど 終わった ところ です

今 から 帰って 夕食 作り です か ? ええ まあ

あッ 津崎 さん 今日 残業 です よ

はい さっき メール が

食べて いき ません ? えッ ?

うち で 夕食 付き合って ください

ああ …

残業代 出 ません けど それ で いい なら

そんなに がめつく あり ません

( 携帯 着信 )

< 彼女 が 自分 と 同じだ なんて >

< どうして 思った んだろう >

< 僕 と 違って 彼女 は >

< 元カレ だって いた だろう し >

< 未来 彼 だって いくら でも できる >

おいしい です よかった です

≪( 風見 ) 合コン

誘わ れて も 行か ない か な

行く 必要 ない です もん ね 風見 さん は

合コン に 興味 ない けど

みくり さん が 出る 合コン なら 喜んで 行き ます よ

さすが モテる 人 は 違い ます ね

女の子 が 喜ぶ こと を サラッと 言う

それ じゃあ まるで 僕 が 口 から 出まかせ 言って る みたい

違う んです か ? 違い ます

好き嫌い は ハッキリ して る んです

みくり さん と 話す の は 楽しい 色々 発見 が あって

いや ~ 私 は …

結構 嫌わ れ ます よ

批評 したり 分析 したり

小賢しい んで

僕 は いい と 思う けど

小賢しい は 否定 し ない

はい やっぱり

そこ が 面白い

好き です よ 周り の 意見 は どうでも

< 逃げ込んで しまい たく なる >

< この 人 と 一緒に いれば >

< 自己 嫌悪 の 呪い から 逃れ られる かも しれ ない >

< 何て こと は ない 戻る だけ だ >

< 一人 で 暮らす 平穏な 生活 に >

< たまに 来る ジュウシマツ を めでる 生活 に >

< いい なあ 愛 される 人 は >

< 愛 される 人 は >

< いい なあ >

お帰りなさい ただいま 帰り ました

残業 で お疲れ の ところ 申し訳ない んです が

雇用 契約 に 関する 話 です か

はい

荷物 を 置いて き ます 少し 待って ください

はあ …

仕事 の メール が あって

お待たせしました

この 項目 の こと です が

はい

私 恋人 を つくろう と 思う んです

はい

でも この 「 恋愛 対象者 と の 交流 は 世間体 を 鑑み 」

「 周り に 見つから ない ように する 」 って

案外 難しい です よ ね


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