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コードギアス 反逆のルルーシュ, コードギアス 反逆のルルーシュ (04)

コードギアス 反逆 の ルルーシュ (04)

ブリタニア の 少年 ルルーシュ は 謎 の 少女 から 特殊な 力 を 手 に 入れた

“ ギアス ”

いかなる 相手 に でも 命令 を 下せる 絶対 遵守 の 力

ルルーシュ は この “ ギアス ” を 武器 に ブリタニア 帝国 の 破壊 を 決意 する

母 の 仇 を 討ち

妹 ナナリー が 幸せに 過ごせる 世界 を 作る 為 に

その先 に 待つ の は 父 ブリタニア 皇帝 だ と 知り ながら

少なくとも それ が 当時 の ルルーシュ の 願い であった

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな

瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に …

隠せ ぬ 苛立ち と

立ち尽くす 自分 を 見つめ

迷い ながら 悩み ながら

悔やみ ながら 決めれば いい さ

君 が くれた 言葉 ひと つ

戸惑い は 消え去り

からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した

見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く

閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな

瞬間 を 感じる 今 ここ に …

この 銃 なんだか 分かる な ?

枢木 スザク

クロヴィス 殿下 殺害 に 使わ れた 物 だ 線 条 痕 も 確認 済み

それ と 調べ させて もらった よ

君 は 日本 最後 の 総理 大臣 その 嫡子 だ そうだ なぁ

動機 も 十分

何 か の 間違い です

自分 は こんな 銃 見た 事 も あり ませ ん

う っ

くっ …

君 の 指紋 が 検出 さ れて いる んだ よ

君 に は 親衛隊 の 殺害 容疑 も かかって いる

認めた まえ

今 なら イレヴン で は なく

名誉 ブリタニア 人 と して 裁いて もらえる ぞ ?

自分 は … やって い ない !

う っ !

ねぇ スザク さん です よ ね ? さっき の ニュース

ああ スザク 生きて た んだ な

うん 戦争 の あと お 別れ しちゃ った まま でした から

私 達 だって …

お 兄 様 ?

なんだい ?

嘘 です よね ニュース …

嘘 だ よ

あの スザク が そんな 事 する はず が ない

何 か の 間違い だ よ

そう … です よ ね

ああ

だから

お やすみ ナナリー

だから さっさと 声明 を 出せば よかった んだ !

俺 達 の 手柄 に なった のに よ ー

は ぁ ナオト …

やっぱり 俺 に は 無理だ よ リーダー なんて

ああ 全て 注文 通り の はずだ

こっち の 世界 で は 超 一流 って 奴 が やって る し

スライド システム も 確認 済み

あと は 証拠 を 全て 消して 私 が 忘れて しまえば いい んだ よ な ?

誠に 痛ましい 事件 でした

この エリア 11 の 総督 であり

敬愛 す べき クロヴィス 殿下 は 既に おら れ ませ ん

しかし 私 達 は この 悲しみ に 耐え ねば なら ない のです

それ を 力 と せ ねば なら ない のです

うーん もう 肝心な パーツ が 無くなっちゃ って

なんとか なら ない んです か ?

そう な んだ よ よそ の パイロット は 所属 が ガチガチ で 動かせ ない し

頼めた と して も 彼 並み の 数値 は 出せ ない だろう し

言った っけ ? 通常 稼働 率 94% 代わり の パーツ と 言った って …

だから スザク 君 を 釈放 する 為 に

彼 名誉 ブリタニア 人 だ ろ ?

バトレー 将軍 の 失脚 以降 軍 は 純血 派 が 抑えて る から ねぇ

純血 派 って ?

ブリタニア 軍 は ブリタニア 人 だけ で 構成 する べきだ って 連中 だ よ

彼ら から すれば ブリタニア 軍人 から と が び と を 出す 訳 に は いか ない

でも 犯人 が イレヴン なら ジェレミア 辺境 伯 が 言う ように

エリア 11 の 名誉 ブリタニア 人 制度 を 廃止 する きっかけ に なる

じゃ ぁ スザク 君 は …

無罪 って 事 は ない だろう ね

あ …

ルッ ルーシュ ! このあと どう する ?

せっかく 授業 が なくなった んだ し 前 から 頼ま れて た これ

ダメ よ 賭け 事 は っ !

堅い 事 言う なって ぇ

そう だ な もう やめる よ

えっ !

もっと 手ごわい の を 見つけた

はい ?

何 よ それ ?

だったら 俺 に も かま せろ って !

う っは は は

やめた 方 が いい って そういう の じゃ ないし

ブリタニア 軍 の 圧倒 的な 勝利 は も うまい な 旧 日本 政府 に 対し

その 序列 を 自覚 さ せ ました

以降 帝国 と イレヴン は 手 を 取り合い 復興 へ の 道 を 歩み 始めた のです

16 時 に 東京 タワー より に よって こんな 所 に

連絡 して きた の は 枢木 スザク だ ろ ?

断定 は する な

しかし カレン に 電話 した 後 で 捕まった の かも …

だ と したら ここ は 危険 過ぎる

アッシュフォード 学園 から お 越し の カレン ・ シュタットフェルト 様

落とし物 が 届いて おり ます

展望 フロア サービス カウンター まで お 越し 下さい

繰り返し お 客 様 に お 伝え し ます

こちら で 間違い ない でしょう か ?

あの … お 客 様 のです よ ね ?

えっ ええ ありがとう ございます

本当だ よ なあ …

クロヴィス 殿下 の おかげ で うまく いって た

ブリタニア から 援助 して もらった から …

ん !

ゼロ ?

はい もしもし

環状 5 号 線 外回り に 乗れ お 友達 も 一緒だ

えっ ?

殿下 の 追悼 番組 よく できて いた よ 少し 泣か せ が 過ぎる ようだ が …

閣下 大衆 は 涙 を 望んで おり ます

テレビ 屋 らしい 発想 だ なぁ

しかし 手腕 は 認めよう あれ だけ の 時間 で よくも …

まるで 殿下 の 死 を あらかじめ 知っていた ようじゃ ない か

恐れ ながら 重要な 人物 の 追悼 番組 は 常に 用意 して おり ます

私 の も ある の か ?

今回 の 事 で 閣下 も リスト に 上がる かも しれ ませ ん

これ まで は ランク 外 だった と いう 訳 か 正直だ な

お 恐れ入り ます

軍 に 入る 気 は ない か ? 報道 担当 が 手薄だ

力 足らず は 承知 して おり ます 私 ごとき で は …

民放 の 方 が 好み か ? まあ いい もう 一仕事 頼み たい

明日 の 夜 枢木 スザク を 軍事 法廷 へ 移送 する

沿道 に 愛国 的 ブリタニア 人 を 誘導 し ましょう

話 が 早くて 助かる よ 護送 は 顔 が よく 見える ように な

ジェレミア 卿 イレヴン の 中 に は 枢木 一 等 兵 を 英雄 視 する 者 も 居 ます

奪還 を 考える グループ も ある か と …

護衛 に は 私 自ら サザーランド で 出る

ノコノコ 出て くる よう なら その場で 処刑 して くれる

お 客 様 に お 願い 致し ます

車 内 にて 不審 物 が あった 場合 すぐに お 近く の インターフォン にて

もしもし

ん !

進行 方向 に 向かって 右 を 見ろ 何 が 見える ?

ブリタニア 人 の 街 だ

あたし 達 の 犠牲 の 上 に 成り立つ 強盗 の 街

では 左 は ?

あたし 達 の 街 だ

ブリタニア に 吸い上げ られた 絞り かす の 街

いい 答え だ

では 先頭 車両 に 来い !

ん !

ん ん

次の 停車 駅 は オオクボ オオクボ です ライン 中央 総 武

次の 停車 駅 は オオクボ です ライン 中央 総 武 を ご 利用 の お 客 様 は

次の 駅 にて お 乗換え 下さい

あっ !

お前 … な の か ?

罠 じゃ … ない よ な ?

なぁ シンジュク の あれ は

停戦 命令 も お前 な の か ?

おい なんとか 言えよ

お っ

どう だ 租界 ツアー の 感想 は

ツアー ?

おい こんな ふざけた 奴 だった の か ?

正しい 認識 を して もらい たかった 租界 と ゲットー

確かに 我々 と ブリタニア の 間 に は 差 が ある 絶望 的な 差 だ

だから レジスタンス と し てっ

違う な

テロ で は ブリタニア は 倒せ ない ぞ

倒す ?

テロ など 子供 っぽい 嫌がらせ に 過ぎ ない

なんだ と ?

俺 達 が ガキ だって ぇの か ?

相手 を 間違える な 敵 は ブリタニア 人 で は ない

ブリタニア だ !

あ …

やる なら 戦争 だ 民間 人 を 巻き込む な

覚悟 を 決めろ ! 正義 を 行え !

ふ っ ふざける な

口 だけ なら なんと でも 言える

顔 も 見せ られ ない ような 奴 の 言う 事 が 信じ られる か !

そう だ !

仮面 を 取れ !

なぁ 顔 を 見せて くれ ない か ?

分かった 見せよう

う …

ただし 見せる の は 顔 で は ない … 力 だ !

不可能 を 可能に して み せれば 少し は 信じ られる だろう

ブリタニア の 皇子 を 仕留めた 枢木 スザク を 英雄 と して 扱わ ねば …

しかし 名誉 ブリタニア 人 だ ぞ

枢木 総理 の 忘れ形見 で は ない か

日本 を 捨てた 男 民衆 は その 存在 すら 知ら なかった

シンジュク の 事件 は 紅 月 達 の グループ だった な

はい 今 は 扇 と いう 男 が 継いで おり ます

うーん 枢木 の 本家 は 何 か 言って きて いる か ?

いいえ 軍 籍 に 入って から は 切れて いる ようです

どう 思う ? 藤 堂

公開 処刑 に 付き合って やる 義理 は ない でしょう

うーん

弱気だ なぁ 奇跡 の 藤 堂 と も あろう 者 が

奇跡 と 無謀 を 履き違える 気 は ない

おめでとう !

はっ …

君 に 頼ま れて いた 2 人 遺体 リスト に は なかった よ

そう です か

でも 君 の 方 は 不利だ なぁ

裁判 に なって も 君 の 味方 は だ ぁれ も い ない

しかし 法廷 は 真実 を 明らかに する 場所 です

明かさ れ ない 事 の 方 が 多い と 思う けど ね 真実 なんて もの は

それ が 世界 だ と いう なら 自分 は 未練 は あり ませ ん

まもなく です

まもなく 時間 と なり ます

ご 覧 下さい 沿道 を 埋め尽くした この 人だかり を !

皆 待って いる のです

クロヴィス 殿下 殺害 の 容疑 者

名誉 ブリタニア 人 の 枢木 スザク が 通る の を !

元 イレヴン を 今 か 今 か と 待ちかまえて いる のです !

5 番 の カメラ 遅い ぞ

チャールズ 団体 の 配置 は 終わった か ?

あぁ ? スタジオ ? 待た せて おけ 押して なんか いない 全て 予定 通り

来た か

お っ 見えて き ました 枢木 容疑 者 です

枢木 スザク が まもなく こちら に

ほ ~ ら な

ふん こんな 出来 レース … 俺 も 堕 ち たも のだ

人でなし !

恩知らず !

イレヴン め !

畜生 !

クロヴィス 殿下 を 返せ !

この 人殺し !

スザク 君 は 無実 だって … 私 達 は 知っている のに

法廷 が 僕ら の 証言 を 取り上げ ない って 決めた んだ 仕方 ない よ

でも …

ねぇ それ って 博愛 主義 ? 人道 主義 ?

こんな 時 に 言葉 遊び です か ?

他 に やる 事 ある ?

君 だって 知って る でしょ こういう ケース

サミット で あの 人 と も 連絡 取れ ない し もう 諦める しか ない よ

怨嗟 の 声 が … 怒り の 声 が あがって い ます

殿下 が どれほど 愛さ れて いた か と いう 証 の 声 です

テロリスト を 裁く 正義 の 声 な のです

スザク さん !

事件 解決 に 尽力 した ジェレミア 辺境 伯 自ら が

代理 執 政 官 と して 指揮 を とって い ます

できる 訳 ないだ ろ たった 3 人 で

だが 彼 は 言った んだ 不可能 を 可能に して み せる と

あの 男 …

枢木 スザク を 救って みせる と !

そう だ 引き返す べき 道 は … いら ない

ジェレミア 代理 執 政 官

どうした ?

サード ストリート から 本線 に 向かう 車両 が あり ます

指示 通り ノーチェック と し ました が

対象 は テロリスト の 物 だ と 思う か ?

それ が … クロヴィス 殿下 の 御 料 車 でして …

殿下 の ?

ふざけた 奴 だ な 構わ ん そのまま こっち に 通せ

全軍 停止 !

えっ ?

止まった ホントに ?

へ っ たまたま だって

でも ジェレミア の 行動 は 自己 顕 示 欲 の 強 さ を 示して る って …

たまたま っ

ここ で 停止 する と いう の は 予定 に あり ませ ん

何 か の アクシデント でしょう か ?

こちら 第 5 地点 です そちら に 向かう 車 が あり ます

ふ っ

こ っ これ は クロヴィス 殿下 専用 の 御 料 車 です

見え ます か …

バカな っ 真っ正面 から

どう する つもりな んだ あいつ

本当に こんな 張り ぼ て で …

そう か お前達 だけ か

すまない もう 少し 時間 を くれ ない か ? ちゃん と 話せば 他の みんな も …

いや 2 人 も 居れば 十分だ

な っ

バカ 言う な 相手 が 何 人 いる と 思って る んだ ?

お前達 が 協力 して くれる なら 条件 は クリア した も 同然だ

明日 まで に これ を 作れ 外側 だけ そう 見えれば いい

う っ う …

出て 来い !

殿下 の 御 料 車 を 汚す 不届き 者 が !

ん ?

お ぉ !

私 は

ゼロ

ゼロ ?

な っ 何者 でしょう この 人物 は ?

自ら を ゼロ と 名乗り 護送 車 の 前 に 立ちはだかって い ます

なんだ よ これ ?

あ …

あいつ どう する つもりだ ?

あ …

はっ は ぁ …

ゼロ と 名乗る 人物 は 何者 な のでしょう か ?

ゼロ …

無 と いう 事 か ?

テロリスト な のでしょう か ?

しかし だ と すれば あまりに 愚かな 行為 です

イレヴン な の か ?

スザク 借り は 返す ぞ

もう いい だろう ゼロ

君 の ショー タイム は おしまい だ

は ぁ くっ !

さあ まずは その 仮面 を 外して もらおう か

何 ?

ジェレミア 卿 あれ は !

そう だ よ ジェレミア

中身 を 見て い ない お前 に とって は こいつ は 毒 ガス の カプセル

違う それ は …

ぐ わ ぁっ

なんだ あれ ?

テレビ の 前 の 皆さん 見え ます でしょう か ?

なんらか の 機械 と 思わ れ ます が 目的 は 不明です

テロリスト と 思わ れる 人物 の 声明 を 待ち ます ので しばらく お 待ち 下さい

こ っ こいつ め

ここ に いる ブリタニア 市民 を 丸ごと 人質 に 取った

それ も 人質 に 気づか せ ない まま

う っ …

撃って みる か ? 分かる はずだ お前 なら

6 班 音 を ひろえ

カメラ も もっと 寄る んだ 直接

で っ でも ヤバ い です よ なんだか

チッ アマチュア め

分かった 要求 は ?

交換 だ こいつ と 枢木 スザク を

笑 止 この 男 は クロヴィス 殿下 を 殺 め た 大 逆の 徒

引き 渡せる 訳 が ない

違う な 間違って いる ぞ ジェレミア

犯人 は そい つじ ゃぁ ない

はっ

クロヴィス を 殺した の は

この 私 だ !

嘘 …

あいつ が ?

ホント か よ …

ほ ぉ

まさか

真 犯人 だ ね

な っ なんという 事 でしょう ゼロ と 名乗る 仮面 の 男 が …

いや 性別 は 分かり ませ ん が … ともかく 自ら

自ら 真 犯人 を 名乗って 出 ました

では 今 捕まって いる 枢木 一 等 兵 は どう なる のでしょう ?

やり 過ぎ だ 逃げ られ ない !

無理だ よ もう

イレヴン 1 匹 で 尊い ブリタニア 人 の 命 が 大勢 救える んだ

悪く ない 取引 だ と 思う が な

こいつ 事件 を ショー に する つもり か ?

こや つ は 狂って いる

殿下 の 御 料 車 を 偽装 し 愚 弄した 罪 あが なう が いい !

いい の か ? 公表 する ぞ オレンジ を

ん ?

なんだ オレンジ って ?

さあ ?

私 が 死んだら 公開 さ れる 事 に なって いる そう さ れ たく なければ …

なんの 事 だ ? 何 を 言って いる ?

私 達 を 全力 で 見逃せ そっち の 男 も だ !

ふん っ 分かった その 男 を くれて やれ

へ っ ?

ジェレミア 卿 今 なんと ?

その 男 を くれて やれ !

は ぁ ?

いい の か ?

しかし …

くれて やれ ! 誰 も 手 を 出す な

どういう つもり だ そんな 計画 は …

キューエル 卿

これ は 命令 だ

ここ から だ と 何 が あった の か 分かり ませ ん が

枢木 スザク の 拘束 が 解か れる ようです

そい つ は 犯罪 者 よ 何 を やって いる の ?

おい

君 は いったい ?

う っ

やはり 声 を あげる 事 は でき ない ようだ な

え いっ ここ で 逃がしたら 私 達 は …

ゼロ 時間 だ

では 話 は あと で

うわ ー

キャー

卑怯 な イレヴン め っ ふ っ !

ジェレミア 卿 どうして ?

言った はずだ 手 を 出す な と

飛び降りた ? やはり 仲間 が

やった これ で …

う っ …

愚か 者 め ! 警備 網 の ど真ん中 で

キューエル 卿

はっ

私 の 命令 に 従え ない の か ? これ 以上 の 行為 は 処罰 の 対象 と なる

いい な 全 部隊 に 徹底 さ せろ

全力 を あげて 奴 ら を 見逃す んだ

まさか 本当に 助け出す なんて

なん なんだ あいつ は ?

バカバカしい あんな はったり が 何度 も 通用 する かって ぇの

しかし 認め ざる を 得 ない

え ?

彼 以外 の 誰 に こんな 事 が できる ?

日本 解放 戦線 だって 無理だ 少なくとも 僕 に は でき ない

みんな が 無理だ と 思って いた ブリタニア と の 戦争 だって

う っ …

やる かも しれ ない 彼 なら

は ぁ

相当 手荒な 扱い を 受けた ようだ な 奴 ら の やり口 は 分かったろう 枢木 一 等 兵

ブリタニア は 腐って いる

君 が 世界 を 変え たい なら 私 の 仲間 に なれ

君 は … 本当に 君 が クロヴィス 殿下 を 殺した の か ?

これ は 戦争 だ 敵 将 を 討ち取る のに 理由 が いる か ?

毒 ガス は ? 民間 人 を 人質 に 取って

交渉 ごと に ブラフ は つきもの 結果 的に は 誰 も 死んで い ない

結果 ? そう か そういう 考え で

ふ っ

私 の ところ に 来い

ブリタニア は お前 が 仕える 価値 の ない 国 だ

そう かも しれ ない でも っ

だから 僕 は 価値 の ある 国 に 変える んだ ブリタニア の 中 から

変える ?

間違った 方法 で 手 に 入れた 結果 に 価値 は ない と 思う から

待て どこ へ 行く ?

あと 1 時間 で 軍事 法廷 が 始まる

バッ バカ か お前 は !

あの 法廷 は お前 を 犯人 に する 為 に 仕組ま れて いる

検察 官 も 判事 も 弁護人 も

それ でも それ が ルール だ

僕 が 行か ない と イレヴン や 名誉 ブリタニア 人 に 対して 弾圧 が 始まる

だが お前 は 死ぬ

構わ ない

バカだ お前 は

昔 友達 に も よく 言わ れた よ “ この バカ ” って

はっ !

僕 の 欠点 なんだろう な

君 を 捕まえ たい が ここ で は 返り 討ち だろう から ね

どうせ 殺さ れる なら 僕 は みんな の 為 に 死に たい

でも

ありがとう 助けて くれて

この バカ が !

枢木 容疑 者 から 連絡 が 入った ようです

ゼロ が 解放 した と みて いい んでしょう ね ?

しかし 元々 の 殺害 容疑 も 根拠 が 曖昧に なって き ました し

枢木 一 等 兵 これ は 無罪 放 免 の 可能 性 が …

よかった ぁ

法的 解釈 と して は どう な んでしょう ? 解説 の …

咲 世 子 さん ?

行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え

茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば

幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は

弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か

父 を 未 だ 我 は

己 を 知り がたし

先立つ 兄 ら の

見え ない 背中 を 追えば

迷い の 一夜 に 明星 は 誘う

死 して 終わら ぬ

夢 を 焦がれ ども

確かな 君 こそ 我が 命

烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き

とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし

混濁 の 純潔 この 身 は 汚れて も

心 の 錦 を 信じて いて ください

母 よ けして 我 は

涙 を 見せ ね ども

足下 の 草 に 露 は 消え も せ で

甘 すぎる …

スザク なら 分かる はずだ と 思って いた のに

体制 の 内部 から 変えて いく ?

バカな っ ! その 体制 に 取り込ま れる だけ だ

取り 殺さ れる だけ だ

恵み を 施し を 受ける 生き 方 なんて 俺 は 選ば ない

もう そんな 支配 は いら ない から


コードギアス 反逆 の ルルーシュ (04) |はんぎゃく|| Code Geass Lelouch of the Rebellion (04) 코드 기어스: 반역의 를르슈 (04) Code Geass Lelouch van de opstand (04) Code Geass Lelouch of the Rebellion (04) Code Geass 反叛的鲁路修 (04)

ブリタニア の 少年 ルルーシュ は 謎 の 少女 から 特殊な 力 を 手 に 入れた ||しょうねん|||なぞ||しょうじょ||とくしゅな|ちから||て||いれた

“ ギアス ”

いかなる 相手 に でも 命令 を 下せる 絶対 遵守 の 力 |あいて|||めいれい||くだせる|ぜったい|じゅんしゅ||ちから

ルルーシュ は この “ ギアス ” を 武器 に ブリタニア 帝国 の 破壊 を 決意 する |||||ぶき|||ていこく||はかい||けつい|

母 の 仇 を 討ち はは||あだ||うち

妹 ナナリー が 幸せに 過ごせる 世界 を 作る 為 に いもうと|||しあわせに|すごせる|せかい||つくる|ため|

その先 に 待つ の は 父 ブリタニア 皇帝 だ と 知り ながら そのさき||まつ|||ちち||こうてい|||しり|

少なくとも それ が 当時 の ルルーシュ の 願い であった すくなくとも|||とうじ||||ねがい| At least, that was Lelouch's wish at the time.

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に … しゅんかん||いつも|すぐ|そば|

隠せ ぬ 苛立ち と かくせ||いらだち|

立ち尽くす 自分 を 見つめ たちつくす|じぶん||みつめ

迷い ながら 悩み ながら まよい||なやみ|

悔やみ ながら 決めれば いい さ くやみ||きめれば||

君 が くれた 言葉 ひと つ きみ|||ことば||

戸惑い は 消え去り とまどい||きえさり

からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した |ぼく||へや||ひかり||い|

見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く みあげた|おおぞら||あおく|すみきって|いく

閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた とざした|まど||あく|こと||きめた

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 を 感じる 今 ここ に … しゅんかん||かんじる|いま||

この 銃 なんだか 分かる な ? |じゅう||わかる|

枢木 スザク すうき|

クロヴィス 殿下 殺害 に 使わ れた 物 だ 線 条 痕 も 確認 済み |でんか|さつがい||つかわ||ぶつ||せん|じょう|あと||かくにん|すみ

それ と 調べ させて もらった よ ||しらべ|さ せて||

君 は 日本 最後 の 総理 大臣 その 嫡子 だ そうだ なぁ きみ||にっぽん|さいご||そうり|だいじん||ちゃくし||そう だ|

動機 も 十分 どうき||じゅうぶん

何 か の 間違い です なん|||まちがい|

自分 は こんな 銃 見た 事 も あり ませ ん じぶん|||じゅう|みた|こと||||

う っ

くっ …

君 の 指紋 が 検出 さ れて いる んだ よ きみ||しもん||けんしゅつ|||||

君 に は 親衛隊 の 殺害 容疑 も かかって いる きみ|||しんえいたい||さつがい|ようぎ|||

認めた まえ みとめた|

今 なら イレヴン で は なく いま|||||

名誉 ブリタニア 人 と して 裁いて もらえる ぞ ? めいよ||じん|||さばいて||

自分 は … やって い ない ! じぶん||||

う っ !

ねぇ スザク さん です よ ね ? さっき の ニュース ||||||||にゅーす

ああ スザク 生きて た んだ な ||いきて|||

うん 戦争 の あと お 別れ しちゃ った まま でした から |せんそう||||わかれ|||||

私 達 だって … わたくし|さとる|

お 兄 様 ? |あに|さま

なんだい ?

嘘 です よね ニュース … うそ|||にゅーす

嘘 だ よ うそ||

あの スザク が そんな 事 する はず が ない ||||こと||||

何 か の 間違い だ よ なん|||まちがい||

そう … です よ ね

ああ

だから

お やすみ ナナリー

だから さっさと 声明 を 出せば よかった んだ ! ||せいめい||だせば||

俺 達 の 手柄 に なった のに よ ー おれ|さとる||てがら|||||-

は ぁ ナオト …

やっぱり 俺 に は 無理だ よ リーダー なんて |おれ|||むりだ||りーだー|

ああ 全て 注文 通り の はずだ |すべて|ちゅうもん|とおり||

こっち の 世界 で は 超 一流 って 奴 が やって る し ||せかい|||ちょう|いちりゅう||やつ||||

スライド システム も 確認 済み すらいど|しすてむ||かくにん|すみ

あと は 証拠 を 全て 消して 私 が 忘れて しまえば いい んだ よ な ? ||しょうこ||すべて|けして|わたくし||わすれて|||||

誠に 痛ましい 事件 でした まことに|いたましい|じけん|

この エリア 11 の 総督 であり |えりあ||そうとく|

敬愛 す べき クロヴィス 殿下 は 既に おら れ ませ ん けいあい||||でんか||すでに||||

しかし 私 達 は この 悲しみ に 耐え ねば なら ない のです |わたくし|さとる|||かなしみ||たえ||||

それ を 力 と せ ねば なら ない のです ||ちから||||||

うーん もう 肝心な パーツ が 無くなっちゃ って ||かんじんな|||なくなっちゃ| Ну, я уже потерял важную часть.

なんとか なら ない んです か ? |||ん です|

そう な んだ よ よそ の パイロット は 所属 が ガチガチ で 動かせ ない し ||||||ぱいろっと||しょぞく||がちがち||うごかせ|| Да, но некоторые другие пилоты так крепко привязаны друг к другу, что их даже не сдвинешь с места.

頼めた と して も 彼 並み の 数値 は 出せ ない だろう し たのめた||||かれ|なみ||すうち||だせ|||

言った っけ ?  通常 稼働 率 94% 代わり の パーツ と 言った って … いった||つうじょう|かどう|りつ|かわり||||いった|

だから スザク 君 を 釈放 する 為 に ||きみ||しゃくほう||ため|

彼 名誉 ブリタニア 人 だ ろ ? かれ|めいよ||じん||

バトレー 将軍 の 失脚 以降 軍 は 純血 派 が 抑えて る から ねぇ |しょうぐん||しっきゃく|いこう|ぐん||じゅんけつ|は||おさえて|||

純血 派 って ? じゅんけつ|は|

ブリタニア 軍 は ブリタニア 人 だけ で 構成 する べきだ って 連中 だ よ |ぐん|||じん|||こうせい||||れんちゅう||

彼ら から すれば ブリタニア 軍人 から と が び と を 出す 訳 に は いか ない かれら||||ぐんじん|||||||だす|やく||||

でも 犯人 が イレヴン なら ジェレミア 辺境 伯 が 言う ように |はんにん|||||へんきょう|はく||いう|よう に

エリア 11 の 名誉 ブリタニア 人 制度 を 廃止 する きっかけ に なる えりあ||めいよ||じん|せいど||はいし||||

じゃ ぁ スザク 君 は … |||きみ|

無罪 って 事 は ない だろう ね むざい||こと||||

あ …

ルッ ルーシュ !  このあと どう する ?

せっかく 授業 が なくなった んだ し 前 から 頼ま れて た これ |じゅぎょう|||||ぜん||たのま|||

ダメ よ 賭け 事 は っ ! だめ||かけ|こと||

堅い 事 言う なって ぇ かたい|こと|いう||

そう だ な もう やめる よ

えっ !

もっと 手ごわい の を 見つけた |てごわい|||みつけた

はい ?

何 よ それ ? なん||

だったら 俺 に も かま せろ って ! |おれ|||||

う っは は は

やめた 方 が いい って そういう の じゃ ないし |かた|||||||

ブリタニア 軍 の 圧倒 的な 勝利 は も うまい な 旧 日本 政府 に 対し |ぐん||あっとう|てきな|しょうり|||||きゅう|にっぽん|せいふ||たいし

その 序列 を 自覚 さ せ ました |じょれつ||じかく|||

以降 帝国 と イレヴン は 手 を 取り合い 復興 へ の 道 を 歩み 始めた のです いこう|ていこく||||て||とりあい|ふっこう|||どう||あゆみ|はじめた|

16 時 に 東京 タワー より に よって こんな 所 に じ||とうきょう|たわー|||||しょ|

連絡 して きた の は 枢木 スザク だ ろ ? れんらく|||||すうき|||

断定 は する な だんてい|||

しかし カレン に 電話 した 後 で 捕まった の かも … |||でんわ||あと||つかまった||

だ と したら ここ は 危険 過ぎる |||||きけん|すぎる

アッシュフォード 学園 から お 越し の カレン ・ シュタットフェルト 様 |がくえん|||こし||||さま

落とし物 が 届いて おり ます おとしもの||とどいて||

展望 フロア サービス カウンター まで お 越し 下さい てんぼう|ふろあ|さーびす|かうんたー|||こし|ください

繰り返し お 客 様 に お 伝え し ます くりかえし||きゃく|さま|||つたえ||

こちら で 間違い ない でしょう か ? ||まちがい|||

あの … お 客 様 のです よ ね ? ||きゃく|さま|||

えっ ええ ありがとう ございます

本当だ よ なあ … ほんとうだ||

クロヴィス 殿下 の おかげ で うまく いって た |でんか||||||

ブリタニア から 援助 して もらった から … ||えんじょ|||

ん !

ゼロ ?

はい もしもし

環状 5 号 線 外回り に 乗れ お 友達 も 一緒だ かんじょう|ごう|せん|そとまわり||のれ||ともだち||いっしょだ

えっ ?

殿下 の 追悼 番組 よく できて いた よ 少し 泣か せ が 過ぎる ようだ が … でんか||ついとう|ばんぐみ|||||すこし|なか|||すぎる||

閣下 大衆 は 涙 を 望んで おり ます かっか|たいしゅう||なみだ||のぞんで||

テレビ 屋 らしい 発想 だ なぁ てれび|や||はっそう||

しかし 手腕 は 認めよう あれ だけ の 時間 で よくも … |しゅわん||みとめよう||||じかん||

まるで 殿下 の 死 を あらかじめ 知っていた ようじゃ ない か |でんか||し|||しっていた|||

恐れ ながら 重要な 人物 の 追悼 番組 は 常に 用意 して おり ます おそれ||じゅうような|じんぶつ||ついとう|ばんぐみ||とわに|ようい|||

私 の も ある の か ? わたくし|||||

今回 の 事 で 閣下 も リスト に 上がる かも しれ ませ ん こんかい||こと||かっか||りすと||あがる||||

これ まで は ランク 外 だった と いう 訳 か 正直だ な |||らんく|がい||||やく||しょうじきだ|

お 恐れ入り ます |おそれいり|

軍 に 入る 気 は ない か ? 報道 担当 が 手薄だ ぐん||はいる|き||||ほうどう|たんとう||てうすだ

力 足らず は 承知 して おり ます 私 ごとき で は … ちから|たら ず||しょうち||||わたくし||| Я знаю, что у меня нет на это сил, но я не могу...

民放 の 方 が 好み か ? まあ いい もう 一仕事 頼み たい みんぽう||かた||よしみ|||||ひとしごと|たのみ|

明日 の 夜 枢木 スザク を 軍事 法廷 へ 移送 する あした||よ|すうき|||ぐんじ|ほうてい||いそう|

沿道 に 愛国 的 ブリタニア 人 を 誘導 し ましょう えんどう||あいこく|てき||じん||ゆうどう||

話 が 早くて 助かる よ 護送 は 顔 が よく 見える ように な はなし||はやくて|たすかる||ごそう||かお|||みえる|よう に|

ジェレミア 卿 イレヴン の 中 に は 枢木 一 等 兵 を 英雄 視 する 者 も 居 ます |きょう|||なか|||すうき|ひと|とう|つわもの||えいゆう|し||もの||い|

奪還 を 考える グループ も ある か と … だっかん||かんがえる|ぐるーぷ||||

護衛 に は 私 自ら サザーランド で 出る ごえい|||わたくし|おのずから|さざーらんど||でる

ノコノコ 出て くる よう なら その場で 処刑 して くれる |でて||||そのばで|しょけい||

お 客 様 に お 願い 致し ます |きゃく|さま|||ねがい|いたし|

車 内 にて 不審 物 が あった 場合 すぐに お 近く の インターフォン にて くるま|うち||ふしん|ぶつ|||ばあい|||ちかく|||

もしもし

ん !

進行 方向 に 向かって 右 を 見ろ 何 が 見える ? しんこう|ほうこう||むかって|みぎ||みろ|なん||みえる

ブリタニア 人 の 街 だ |じん||がい|

あたし 達 の 犠牲 の 上 に 成り立つ 強盗 の 街 |さとる||ぎせい||うえ||なりたつ|ごうとう||がい

では 左 は ? |ひだり|

あたし 達 の 街 だ |さとる||がい|

ブリタニア に 吸い上げ られた 絞り かす の 街 ||すいあげ||しぼり|||がい

いい 答え だ |こたえ|

では 先頭 車両 に 来い ! |せんとう|しゃりょう||こい

ん !

ん ん

次の 停車 駅 は オオクボ オオクボ です ライン 中央 総 武 つぎの|ていしゃ|えき|||||らいん|ちゅうおう|そう|ぶ

次の 停車 駅 は オオクボ です ライン 中央 総 武 を ご 利用 の お 客 様 は つぎの|ていしゃ|えき||||らいん|ちゅうおう|そう|ぶ|||りよう|||きゃく|さま|

次の 駅 にて お 乗換え 下さい つぎの|えき|||のりかえ|ください

あっ !

お前 … な の か ? おまえ|||

罠 じゃ … ない よ な ? わな||||

なぁ シンジュク の あれ は

停戦 命令 も お前 な の か ? ていせん|めいれい||おまえ|||

おい なんとか 言えよ ||いえよ

お っ

どう だ 租界 ツアー の 感想 は ||そかい|つあー||かんそう|

ツアー ? つあー

おい こんな ふざけた 奴 だった の か ? |||やつ|||

正しい 認識 を して もらい たかった 租界 と ゲットー ただしい|にんしき|||||そかい||

確かに 我々 と ブリタニア の 間 に は 差 が ある 絶望 的な 差 だ たしかに|われわれ||||あいだ|||さ|||ぜつぼう|てきな|さ|

だから レジスタンス と し てっ

違う な ちがう|

テロ で は ブリタニア は 倒せ ない ぞ てろ|||||たおせ||

倒す ? たおす

テロ など 子供 っぽい 嫌がらせ に 過ぎ ない てろ||こども||いやがらせ||すぎ|

なんだ と ?

俺 達 が ガキ だって ぇの か ? おれ|さとる||がき|||

相手 を 間違える な 敵 は ブリタニア 人 で は ない あいて||まちがえる||てき|||じん|||

ブリタニア だ !

あ …

やる なら 戦争 だ   民間 人 を 巻き込む な ||せんそう||みんかん|じん||まきこむ|

覚悟 を 決めろ !  正義 を 行え ! かくご||きめろ|せいぎ||おこなえ

ふ っ ふざける な

口 だけ なら なんと でも 言える くち|||||いえる

顔 も 見せ られ ない ような 奴 の 言う 事 が 信じ られる か ! かお||みせ||||やつ||いう|こと||しんじ||

そう だ !

仮面 を 取れ ! かめん||とれ

なぁ 顔 を 見せて くれ ない か ? |かお||みせて|||

分かった 見せよう わかった|みせよう

う …

ただし 見せる の は 顔 で は ない … 力 だ ! |みせる|||かお||||ちから|

不可能 を 可能に して み せれば 少し は 信じ られる だろう ふかのう||かのうに||||すこし||しんじ||

ブリタニア の 皇子 を 仕留めた 枢木 スザク を 英雄 と して 扱わ ねば … ||おうじ||しとめた|すうき|||えいゆう|||あつかわ|

しかし 名誉 ブリタニア 人 だ ぞ |めいよ||じん||

枢木 総理 の 忘れ形見 で は ない か すうき|そうり||わすれがたみ||||

日本 を 捨てた 男 民衆 は その 存在 すら 知ら なかった にっぽん||すてた|おとこ|みんしゅう|||そんざい||しら|

シンジュク の 事件 は 紅 月 達 の グループ だった な ||じけん||くれない|つき|さとる||ぐるーぷ||

はい 今 は 扇 と いう 男 が 継いで おり ます |いま||おうぎ|||おとこ||ついで||

うーん 枢木 の 本家 は 何 か 言って きて いる か ? |すうき||ほんけ||なん||いって|||

いいえ 軍 籍 に 入って から は 切れて いる ようです |ぐん|せき||はいって|||きれて||

どう 思う ?  藤 堂 |おもう|ふじ|どう

公開 処刑 に 付き合って やる 義理 は ない でしょう こうかい|しょけい||つきあって||ぎり|||

うーん

弱気だ なぁ 奇跡 の 藤 堂 と も あろう 者 が よわきだ||きせき||ふじ|どう||||もの|

奇跡 と 無謀 を 履き違える 気 は ない きせき||むぼう||はきちがえる|き|| Я не собираюсь путать чудесное с безрассудным.

おめでとう !

はっ …

君 に 頼ま れて いた 2 人 遺体 リスト に は なかった よ きみ||たのま|||じん|いたい|りすと||||

そう です か

でも 君 の 方 は 不利だ なぁ |きみ||かた||ふりだ|

裁判 に なって も 君 の 味方 は だ ぁれ も い ない さいばん||||きみ||みかた||||||

しかし 法廷 は 真実 を 明らかに する 場所 です |ほうてい||しんじつ||あきらかに||ばしょ|

明かさ れ ない 事 の 方 が 多い と 思う けど ね 真実 なんて もの は あかさ|||こと||かた||おおい||おもう|||しんじつ|||

それ が 世界 だ と いう なら 自分 は 未練 は あり ませ ん ||せかい|||||じぶん||みれん||||

まもなく です

まもなく 時間 と なり ます |じかん|||

ご 覧 下さい 沿道 を 埋め尽くした この 人だかり を ! |み|ください|えんどう||うずめつくした||ひとだかり|

皆 待って いる のです みな|まって||

クロヴィス 殿下 殺害 の 容疑 者 |でんか|さつがい||ようぎ|もの

名誉 ブリタニア 人 の 枢木 スザク が 通る の を ! めいよ||じん||すうき|||とおる||

元 イレヴン を 今 か 今 か と 待ちかまえて いる のです ! もと|||いま||いま|||まちかまえて|| Бывшие одиннадцать с нетерпением ждут прихода новых одиннадцати!

5 番 の カメラ 遅い ぞ ばん||かめら|おそい|

チャールズ 団体 の 配置 は 終わった か ? ちゃーるず|だんたい||はいち||おわった|

あぁ ?  スタジオ ?  待た せて おけ 押して なんか いない 全て 予定 通り |すたじお|また|||おして|||すべて|よてい|とおり

来た か きた|

お っ 見えて き ました   枢木 容疑 者 です ||みえて|||すうき|ようぎ|もの|

枢木 スザク が まもなく こちら に すうき|||||

ほ ~ ら な

ふん こんな 出来 レース … 俺 も 堕 ち たも のだ ||でき|れーす|おれ||だ|||

人でなし ! ひとでなし

恩知らず ! おんしらず

イレヴン め !

畜生 ! ちくしょう

クロヴィス 殿下 を 返せ ! |でんか||かえせ

この 人殺し ! |ひとごろし

スザク 君 は 無実 だって … 私 達 は 知っている のに |きみ||むじつ||わたくし|さとる||しっている|

法廷 が 僕ら の 証言 を 取り上げ ない って 決めた んだ 仕方 ない よ ほうてい||ぼくら||しょうげん||とりあげ|||きめた||しかた||

でも …

ねぇ それ って 博愛 主義 ?  人道 主義 ? |||はくあい|しゅぎ|じんどう|しゅぎ

こんな 時 に 言葉 遊び です か ? |じ||ことば|あそび||

他 に やる 事 ある ? た|||こと|

君 だって 知って る でしょ こういう ケース きみ||しって||||けーす

サミット で あの 人 と も 連絡 取れ ない し もう 諦める しか ない よ さみっと|||じん|||れんらく|とれ||||あきらめる|||

怨嗟 の 声 が … 怒り の 声 が あがって い ます えんさ||こえ||いかり||こえ||||

殿下 が どれほど 愛さ れて いた か と いう 証 の 声 です でんか|||あいさ||||||あかし||こえ|

テロリスト を 裁く 正義 の 声 な のです てろりすと||さばく|せいぎ||こえ||

スザク さん !

事件 解決 に 尽力 した ジェレミア 辺境 伯 自ら が じけん|かいけつ||じんりょく|||へんきょう|はく|おのずから|

代理 執 政 官 と して 指揮 を とって い ます だいり|と|まつりごと|かん|||しき||||

できる 訳 ないだ ろ たった 3 人 で |やく||||じん|

だが 彼 は 言った んだ 不可能 を 可能に して み せる と |かれ||いった||ふかのう||かのうに||||

あの 男 … |おとこ

枢木 スザク を 救って みせる と ! すうき|||すくって||

そう だ 引き返す べき 道 は … いら ない ||ひきかえす||どう|||

ジェレミア 代理 執 政 官 |だいり|と|まつりごと|かん

どうした ?

サード ストリート から 本線 に 向かう 車両 が あり ます さーど|すとりーと||ほんせん||むかう|しゃりょう|||

指示 通り ノーチェック と し ました が しじ|とおり|||||

対象 は テロリスト の 物 だ と 思う か ? たいしょう||てろりすと||ぶつ|||おもう|

それ が … クロヴィス 殿下 の 御 料 車 でして … |||でんか||ご|りょう|くるま|

殿下 の ? でんか|

ふざけた 奴 だ な 構わ ん そのまま こっち に 通せ |やつ|||かまわ|||||とおせ

全軍 停止 ! ぜんぐん|ていし

えっ ?

止まった   ホントに ? とまった|ほんとに

へ っ たまたま だって

でも ジェレミア の 行動 は 自己 顕 示 欲 の 強 さ を 示して る って … |||こうどう||じこ|あきら|しめ|よく||つよ|||しめして||

たまたま っ

ここ で 停止 する と いう の は 予定 に あり ませ ん ||ていし||||||よてい||||

何 か の アクシデント でしょう か ? なん|||||

こちら 第 5 地点 です そちら に 向かう 車 が あり ます |だい|ちてん||||むかう|くるま|||

ふ っ

こ っ これ は クロヴィス 殿下 専用 の 御 料 車 です |||||でんか|せんよう||ご|りょう|くるま|

見え ます か … みえ||

バカな っ 真っ正面 から ばかな||まっしょうめん|

どう する つもりな んだ あいつ

本当に こんな 張り ぼ て で … ほんとうに||はり|||

そう か お前達 だけ か ||おまえたち||

すまない もう 少し 時間 を くれ ない か ? ちゃん と 話せば 他の みんな も … ||すこし|じかん|||||||はなせば|たの||

いや 2 人 も 居れば 十分だ |じん||おれば|じゅうぶんだ

な っ

バカ 言う な 相手 が 何 人 いる と 思って る んだ ? ばか|いう||あいて||なん|じん|||おもって||

お前達 が 協力 して くれる なら 条件 は クリア した も 同然だ おまえたち||きょうりょく||||じょうけん||くりあ|||どうぜんだ

明日 まで に これ を 作れ 外側 だけ そう 見えれば いい あした|||||つくれ|そとがわ|||みえれば|

う っ う …

出て 来い ! でて|こい

殿下 の 御 料 車 を 汚す 不届き 者 が ! でんか||ご|りょう|くるま||けがす|ふとどき|もの|

ん ?

お ぉ !

私 は わたくし|

ゼロ

ゼロ ?

な っ 何者 でしょう この 人物 は ? ||なにもの|||じんぶつ|

自ら を ゼロ と 名乗り 護送 車 の 前 に 立ちはだかって い ます おのずから||||なのり|ごそう|くるま||ぜん||たちはだかって||

なんだ よ これ ?

あ …

あいつ どう する つもりだ ?

あ …

はっ は ぁ …

ゼロ と 名乗る 人物 は 何者 な のでしょう か ? ||なのる|じんぶつ||なにもの|||

ゼロ …

無 と いう 事 か ? む|||こと|

テロリスト な のでしょう か ? てろりすと|||

しかし だ と すれば あまりに 愚かな 行為 です |||||おろかな|こうい|

イレヴン な の か ?

スザク 借り は 返す ぞ |かり||かえす|

もう いい だろう ゼロ

君 の ショー タイム は おしまい だ きみ||しょー|たいむ|||

は ぁ くっ !

さあ まずは その 仮面 を 外して もらおう か |||かめん||はずして||

何 ? なん

ジェレミア 卿 あれ は ! |きょう||

そう だ よ ジェレミア

中身 を 見て い ない お前 に とって は こいつ は 毒 ガス の カプセル なかみ||みて|||おまえ||||||どく|がす||かぷせる

違う それ は … ちがう||

ぐ わ ぁっ

なんだ あれ ?

テレビ の 前 の 皆さん 見え ます でしょう か ? てれび||ぜん||みなさん|みえ|||

なんらか の 機械 と 思わ れ ます が 目的 は 不明です ||きかい||おもわ||||もくてき||ふめいです

テロリスト と 思わ れる 人物 の 声明 を 待ち ます ので しばらく お 待ち 下さい てろりすと||おもわ||じんぶつ||せいめい||まち|||||まち|ください

こ っ こいつ め

ここ に いる ブリタニア 市民 を 丸ごと 人質 に 取った ||||しみん||まるごと|ひとじち||とった

それ も 人質 に 気づか せ ない まま ||ひとじち||きづか|||

う っ …

撃って みる か ? 分かる はずだ お前 なら うって|||わかる||おまえ|

6 班 音 を ひろえ はん|おと||

カメラ も もっと 寄る んだ 直接 かめら|||よる||ちょくせつ

で っ でも ヤバ い です よ なんだか

チッ アマチュア め |あまちゅあ|

分かった 要求 は ? わかった|ようきゅう|

交換 だ こいつ と 枢木 スザク を こうかん||||すうき||

笑 止 この 男 は クロヴィス 殿下 を 殺 め た 大 逆の 徒 わら|や||おとこ|||でんか||ころ|||だい|ぎゃくの|と

引き 渡せる 訳 が ない ひき|わたせる|やく||

違う な 間違って いる ぞ ジェレミア ちがう||まちがって|||

犯人 は そい つじ ゃぁ ない はんにん|||||

はっ

クロヴィス を 殺した の は ||ころした||

この 私 だ ! |わたくし|

嘘 … うそ

あいつ が ?

ホント か よ … ほんと||

ほ ぉ

まさか

真 犯人 だ ね まこと|はんにん||

な っ なんという 事 でしょう ゼロ と 名乗る 仮面 の 男 が … |||こと||||なのる|かめん||おとこ|

いや 性別 は 分かり ませ ん が … ともかく 自ら |せいべつ||わかり|||||おのずから

自ら 真 犯人 を 名乗って 出 ました おのずから|まこと|はんにん||なのって|だ|

では 今 捕まって いる 枢木 一 等 兵 は どう なる のでしょう ? |いま|つかまって||すうき|ひと|とう|つわもの||||

やり 過ぎ だ 逃げ られ ない ! |すぎ||にげ||

無理だ よ もう むりだ||

イレヴン 1 匹 で 尊い ブリタニア 人 の 命 が 大勢 救える んだ |ひき||とうとい||じん||いのち||おおぜい|すくえる|

悪く ない 取引 だ と 思う が な わるく||とりひき|||おもう||

こいつ 事件 を ショー に する つもり か ? |じけん||しょー||||

こや つ は 狂って いる |||くるって|

殿下 の 御 料 車 を 偽装 し 愚 弄した 罪 あが なう が いい ! でんか||ご|りょう|くるま||ぎそう||ぐ|ろうした|ざい||||

いい の か ?  公表 する ぞ オレンジ を |||こうひょう|||おれんじ|

ん ?

なんだ オレンジ って ? |おれんじ|

さあ ?

私 が 死んだら 公開 さ れる 事 に なって いる そう さ れ たく なければ … わたくし||しんだら|こうかい|||こと||||||||

なんの 事 だ ?  何 を 言って いる ? |こと||なん||いって|

私 達 を 全力 で 見逃せ そっち の 男 も だ ! わたくし|さとる||ぜんりょく||みのがせ|||おとこ||

ふん っ 分かった その 男 を くれて やれ ||わかった||おとこ|||

へ っ ?

ジェレミア 卿 今 なんと ? |きょう|いま|

その 男 を くれて やれ ! |おとこ|||

は ぁ ?

いい の か ?

しかし …

くれて やれ !  誰 も 手 を 出す な ||だれ||て||だす|

どういう つもり だ そんな 計画 は … ||||けいかく|

キューエル 卿 |きょう

これ は 命令 だ ||めいれい|

ここ から だ と 何 が あった の か 分かり ませ ん が ||||なん|||||わかり|||

枢木 スザク の 拘束 が 解か れる ようです すうき|||こうそく||とか||

そい つ は 犯罪 者 よ 何 を やって いる の ? |||はんざい|もの||なん||||

おい

君 は いったい ? きみ||

う っ

やはり 声 を あげる 事 は でき ない ようだ な |こえ|||こと|||||

え いっ ここ で 逃がしたら 私 達 は … ||||にがしたら|わたくし|さとる|

ゼロ 時間 だ |じかん|

では 話 は あと で |はなし|||

うわ ー |-

キャー

卑怯 な イレヴン め っ ふ っ ! ひきょう||||||

ジェレミア 卿 どうして ? |きょう|

言った はずだ 手 を 出す な と いった||て||だす||

飛び降りた ?  やはり 仲間 が とびおりた||なかま|

やった これ で …

う っ …

愚か 者 め !  警備 網 の ど真ん中 で おろか|もの||けいび|あみ||どまんなか|

キューエル 卿 |きょう

はっ

私 の 命令 に 従え ない の か ? これ 以上 の 行為 は 処罰 の 対象 と なる わたくし||めいれい||したがえ|||||いじょう||こうい||しょばつ||たいしょう||

いい な 全 部隊 に 徹底 さ せろ ||ぜん|ぶたい||てってい||

全力 を あげて 奴 ら を 見逃す んだ ぜんりょく|||やつ|||みのがす|

まさか 本当に 助け出す なんて |ほんとうに|たすけだす|

なん なんだ あいつ は ?

バカバカしい あんな はったり が 何度 も 通用 する かって ぇの ばかばかしい||||なんど||つうよう|||

しかし 認め ざる を 得 ない |みとめ|||とく|

え ?

彼 以外 の 誰 に こんな 事 が できる ? かれ|いがい||だれ|||こと||

日本 解放 戦線 だって 無理だ 少なくとも 僕 に は でき ない にっぽん|かいほう|せんせん||むりだ|すくなくとも|ぼく||||

みんな が 無理だ と 思って いた ブリタニア と の 戦争 だって ||むりだ||おもって|||||せんそう|

う っ …

やる かも しれ ない 彼 なら ||||かれ|

は ぁ

相当 手荒な 扱い を 受けた ようだ な 奴 ら の やり口 は 分かったろう 枢木 一 等 兵 そうとう|てあらな|あつかい||うけた|||やつ|||やりくち||わかったろう|すうき|ひと|とう|つわもの

ブリタニア は 腐って いる ||くさって|

君 が 世界 を 変え たい なら 私 の 仲間 に なれ きみ||せかい||かえ|||わたくし||なかま||

君 は … 本当に 君 が クロヴィス 殿下 を 殺した の か ? きみ||ほんとうに|きみ|||でんか||ころした||

これ は 戦争 だ 敵 将 を 討ち取る のに 理由 が いる か ? ||せんそう||てき|すすむ||うちとる||りゆう|||

毒 ガス は ?  民間 人 を 人質 に 取って どく|がす||みんかん|じん||ひとじち||とって

交渉 ごと に ブラフ は つきもの 結果 的に は 誰 も 死んで い ない こうしょう||||||けっか|てきに||だれ||しんで||

結果 ?  そう か そういう 考え で けっか||||かんがえ|

ふ っ

私 の ところ に 来い わたくし||||こい

ブリタニア は お前 が 仕える 価値 の ない 国 だ ||おまえ||つかえる|かち|||くに|

そう かも しれ ない でも っ

だから 僕 は 価値 の ある 国 に 変える んだ ブリタニア の 中 から |ぼく||かち|||くに||かえる||||なか|

変える ? かえる

間違った 方法 で 手 に 入れた 結果 に 価値 は ない と 思う から まちがった|ほうほう||て||いれた|けっか||かち||||おもう|

待て どこ へ 行く ? まて|||いく

あと 1 時間 で 軍事 法廷 が 始まる |じかん||ぐんじ|ほうてい||はじまる

バッ バカ か お前 は ! |ばか||おまえ|

あの 法廷 は お前 を 犯人 に する 為 に 仕組ま れて いる |ほうてい||おまえ||はんにん|||ため||しくま||

検察 官 も 判事 も 弁護人 も けんさつ|かん||はんじ||べんごにん|

それ でも それ が ルール だ ||||るーる|

僕 が 行か ない と イレヴン や 名誉 ブリタニア 人 に 対して 弾圧 が 始まる ぼく||いか|||||めいよ||じん||たいして|だんあつ||はじまる

だが お前 は 死ぬ |おまえ||しぬ

構わ ない かまわ|

バカだ お前 は ばかだ|おまえ|

昔 友達 に も よく 言わ れた よ “ この バカ ” って むかし|ともだち||||いわ||||ばか|

はっ !

僕 の 欠点 なんだろう な ぼく||けってん||

君 を 捕まえ たい が ここ で は 返り 討ち だろう から ね きみ||つかまえ||||||かえり|うち|||

どうせ 殺さ れる なら 僕 は みんな の 為 に 死に たい |ころさ|||ぼく||||ため||しに|

でも

ありがとう 助けて くれて |たすけて|

この バカ が ! |ばか|

枢木 容疑 者 から 連絡 が 入った ようです すうき|ようぎ|もの||れんらく||はいった|

ゼロ が 解放 した と みて いい んでしょう ね ? ||かいほう||||||

しかし 元々 の 殺害 容疑 も 根拠 が 曖昧に なって き ました し |もともと||さつがい|ようぎ||こんきょ||あいまいに||||

枢木 一 等 兵 これ は 無罪 放 免 の 可能 性 が … すうき|ひと|とう|つわもの|||むざい|はな|めん||かのう|せい|

よかった ぁ

法的 解釈 と して は どう な んでしょう ? 解説 の … ほうてき|かいしゃく|||||||かいせつ|

咲 世 子 さん ? さ|よ|こ|

行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え ぎょう||||しし||とら|||ほえ

茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば あかね|い||から||かなた|||

幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は ゆうしゅう||こどく||さまよう|せいしゅん|

弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か じゃく|||いかり||すがた|なき|てき||

父 を 未 だ 我 は ちち||み||われ|

己 を 知り がたし おのれ||しり|

先立つ 兄 ら の さきだつ|あに||

見え ない 背中 を 追えば みえ||せなか||おえば

迷い の 一夜 に 明星 は 誘う まよい||いちや||みょうじょう||さそう

死 して 終わら ぬ し||おわら|

夢 を 焦がれ ども ゆめ||こがれ|

確かな 君 こそ 我が 命 たしかな|きみ||わが|いのち

烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き れっぷう||こうや||ちょう||か|||いき

とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし ||はる||さき|そう|

混濁 の 純潔 この 身 は 汚れて も こんだく||じゅんけつ||み||けがれて|

心 の 錦 を 信じて いて ください こころ||にしき||しんじて||

母 よ けして 我 は はは|||われ|

涙 を 見せ ね ども なみだ||みせ||

足下 の 草 に 露 は 消え も せ で あしもと||くさ||ろ||きえ|||

甘 すぎる … あま|

スザク なら 分かる はずだ と 思って いた のに ||わかる|||おもって||

体制 の 内部 から 変えて いく ? たいせい||ないぶ||かえて|

バカな っ ! その 体制 に 取り込ま れる だけ だ ばかな|||たいせい||とりこま|||

取り 殺さ れる だけ だ とり|ころさ|||

恵み を 施し を 受ける 生き 方 なんて 俺 は 選ば ない めぐみ||ほどこし||うける|いき|かた||おれ||えらば|

もう そんな 支配 は いら ない から ||しはい||||