Bleach Episode 3
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く
物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く
時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く
目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye
放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで
栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び
風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に
もらった ぁ ! !
浅い ! … あっ !
今 の アイツ の 顔 …→
井上 の 兄貴 だった 。
でも なぜ … 井上 の 兄貴 が オレ を … ?
わから ぬ 。 だが この 間 貴 様 を 襲った ホロウ から し て →
どうやら 姿 を 見せ ない 強力 な ホロウ が →
貴 様 の 霊 力 を 喰 い た がって いる よう だ 。
そして そや つ に よって →
複数 の ホロウ が 操ら れ て おる の だ ろ う 。
それ なら 井上 の 兄 の こと も 納得 が いく 。
冗談 じゃ ねえ ! どう すりゃ い い ん だ !
井上 の 兄貴 を やれ る か よ ! ! うろたえる な !
貴 様 が 斬ら ね ば あやつ は 永遠 に 救わ れ ん の だ 。
クッ … !
そして ヤツ は 必ず また 貴 様 を 襲い に …。
… 待て 。 憂い て いる 暇 など ない かも しれ ん 。
どういう こと だ ! ?
あの 女 が … 危ない !
おいしかった ね ~。 デザ ー ト も 食べ よっ か 。
ネギ と 羊かん ある よ 。 一緒 に 食べる と おいしい の 。
… ん ? なん だ ?
あっ …。 エンラク が …。
ひ ど ~ い 。 なんで こんな 裂け てる の ?
なに ?
ホロウ が 肉親 を 襲う ! ?
まま ある こと だ 。 どういう こと だ よ ?
ホロウ と は 堕 ち た 魂 だ 。
死 神 に ソウル ・ ソサエティ へ と 導か れ なかった 魂 …→
ホロウ から 守って もらえ なかった 魂 …→
それ ら が 心 を なくし て ホロウ と なる 。
ホロウ と なった ヤツ の 魂 は 貴 様 を 喰 う こと に 失敗 し た 今 →
なく し た 心 を 埋める ため 生前 最も 愛 し た 者 の 魂 を 求める はず だ 。
昼間 井上 の 足 に 大きな アザ が あった だ ろ う ?
あれ は ホロウ が つか ん だ 痕 だ 。
じゃあ あの 事故 も →
井上 の 兄貴 の 仕業 な の か よ ?
かも しれ ん 。
何 … これ …。
… 織姫 ! !
あぁ っ ! !
なん だ よ これ ! なんで 血 が ! !
… う わ っ ! !
なん な ん だ よ これ …。 う っ ! !
何 … ? 何 が どう なって …。
この オバケ み たい な の 何 … ?
あれ は … アタシ ?
なんで ?
何 ? この 鎖 …。 すごく 苦しい …。
う っ !
たつ き ちゃん !
… そうだ ! アタシ 何 を ボ ー ッ と して る ん だ !
え い っ !
たつ き ちゃん ! たつ き ちゃん …。
… う わ ぁ っ ! ! 来る な !
たつ き ちゃん … ねぇ どう し ちゃ った の ?
たつ き ちゃん ! ムダ だ よ 織姫 …。
彼女 に は オレ たち の 声 は おろか 姿 を 見る こと も でき ない 。
たつ き ちゃん !
どうして … アタシ の 名前 を ?
悲しい な 織姫 …。
オレ の 声 も 忘れ た の か ? オレ だ よ わかる だ ろ !
イヤ … 来 ない で !
悲しい … 悲しい … 悲しい よ ! !
テメエ が 狙って た の は … オレ じゃ ねえ の か よ ! !
クソ … た つき 巻き込ま れ た の か ?
黒崎 君 … ?
やっぱり そう だ 。 でも どうして ?
井上 … お前 こそ なんで オレ の 姿 が 見え て …。
え ? なん で って …。
死 神 は 霊 体 だ 。
同じ 霊 体 に しか 姿 を 見る こと は でき ない 。
一般 人 に 見える わけ なか ろ う
霊 体 … ? そうだ …。
つまり ソイツ が 魂 だ から さ 。
死 ん だ ん だ よ 織姫 は !
う ぉぉ ~~~ っ ! !
… あぁ っ ! ぐ っ !
ぐ わ っ ! !
クソ … ! 動く な !
… あぁ っ ! あっ !
ぐ わ っ ! 一 護 !
おい 一 護 !
しっかり しろ 一 護 ! 一 護 ! !
ぐ わ っ ! 一 護 ! !
黒崎 君 !
放し て ! 放し て よ ! 黒崎 君 が …。 放し て ! !
織姫 … オレ を 忘れ た の かい ?
お 兄ちゃん … ?
一 護 ! 起きろ 一 護 ! !
うる せ え な …。
なん だ その 言 い草 は ! … どこ を やら れ た ?
別に …。 大丈夫 だ 。 そう か 。 なら いい が 。
忘れる な よ ? ヤツ が 井上 の 兄 だった と して も →
今 は バケモノ だ 。
人間 と して の 心 など 持って おら ん 。
過た ず 斬れ !
ホント に お 兄ちゃん … な の ?
あぁ … そうだ よ 織姫 。
ウソ ! アタシ の お 兄ちゃん は こんな こと する 人 じゃ …。
寂しかった ん だ 。 え … ?
だんだん と お前 が オレ の こと を 忘れ て しまう の が …。
オレ が 死 ん で から お前 は 毎日 オレ の ため に 祈って くれ て い た ね 。
ずっと 見て い た よ 。
お前 の 祈り だけ で すべて が 救わ れる 気 が し て い た 。
だが 1 年 ほど し て … お前 は あの 女 と 友達 に なった 。
その頃 から お前 が オレ の ため に 祈る 回数 は →
どんどん 減って いった 。
そして 高校 へ 入学 し た お 前 は ついに …→
祈る こと を し なく なった ん だ 。
だから …→
寂しく て 寂しく て …。
お 兄ちゃん 違う …。 いい か 織姫 !
少し でも オレ を 思う 気持 が ある の なら →
これ 以上 オレ を 裏切る な !
お前 は オレ の 言う とおり に し て いる ん だ 。
な ~ に すぐ だ …。
すぐに あの 死 神 を 喰 ら って 終わり に して やる !
待って ! 関係ない よ 黒崎 君 は 。
やめ て お 兄ちゃん ! これ 以上 他の 人 を 傷つける の は …。
黙れ ! 誰 の せい で こう なった と 思って いる ん だ !
お前 だ ! !
お前 は オレ の 言う こと を 聞く ん だ !
さもなくば …→
お前 から 殺し て やる ! !
やめろ ! !
う ぉ ~~ っ ! !
や ぁ ~~ っ ! !
ハァ ハァ ハァ …。
テメエ なぁ … 兄貴 って の が →
どうして いちばん 最初 に 生まれて くる か 知って ん の か ?
後 から 生まれて くる 妹 や 弟 を 守る ため だ ろ う が 。
一 護 ! それ を 兄貴 が 妹 に 向かって →
殺し て やる だ なんて …。
死 ん で も 言う ん じゃ ねえ ! !
うるさい ! 織姫 は オレ の もの だ ! !
オレ たち 兄妹 を 捨て た 親 に 代わり オレ が 育て て き た 。
織姫 が 3 歳 の 時 だ 。
その 時 から ずっと オレ が 守って き た ん だ 。
織姫 !
さ ぁ こっち へ 来い 。
お前 さえ オレ の 言う こと を 聞い て くれ れ ば →
オレ は 他の ヤツ に は 手 を 出さ ない 。
待て 罠 だ 。
ヤツ は もはや お前 の 兄 の 心 など 持って は おら ぬ 。
でも …。
お 兄 ちゃ ~ ん !
う … う … う わ ぁ ~ っ ! !
お 兄ちゃん ! なん だ !
織姫 は …。
オレ の もの だ ぁ ~ ! !
ふざけ ん な ! 井上 は 井上 だ !
誰 の もん でも … ねえ ! !
う ぉ ~~ っ ! !
何 を 迷って いる ! やれ ! !
ぐ わ っ ! !
井上 …。
織 … 姫 …。
ごめん ね … お 兄ちゃん …。
アタシ の せい だ …。
アタシ が あの 時 1 人 に し ない で って 言った から …。
織姫 : お 兄ちゃん ! お 兄ちゃん 死 ん じゃ イヤ ! !
1 人 に し ない で ! !
だから … 行け なかった ん だ よ ね 天国 に …。
織姫 …。
アタシ 気づ い て た …。
いつも お 兄ちゃん が 近く に いたって こと …。
昨日 だって 車 に はね られ そう に なった 時 →
守って くれ た よ ね 。
「 危ない 」 って アタシ の 足 を 引っ張って くれ て …。
そう だった か …。
でも アタシ … いつ まで も 甘え て ちゃ →
お 兄ちゃん ゆっくり 眠れ ない から …→
だから 見せ たかった の …。
「 アタシ は 幸せ です 。 心配 し ない で ね 」 って こと を …。
でも それ が … お 兄ちゃん を …→
寂しく … さ せ て …。
ち が … ち が … 違う ん だ …。
う わ ぁ ~~ っ ! ! また ! どういう こと だ ?
あやつ は 今 己 の 中 の ホロウ に 抗 って おる 。
ヤツ は 自ら ホロウ に なった わけ で は ない 。
無理やり ホロウ に 取り込ま れ た の だ ろ う 。
なぜ ! ? わか ら ぬか ?
目的 は 貴 様 だった はず 。
強い ホロウ に 取り込ま れ た 魂 魄 は その ホロウ に 操ら れ て しまう 。
つまり 貴 様 を 狙う ホロウ が →
貴 様 の 戦い づらい 魂 を 取り込 ん で 差し向け た の だ 。
だが ヤツ は 今 必死 で その ホロウ と 戦って いる 。
妹 の ため に …。
織姫 ~… !
織姫 … ! 井上 ! !
うろたえる な !
胸 の 因果 の 鎖 が まだ 切れ て おら ん 。
それ が 繋がって いる うち は 死に は し ない 。
治療 の ジャマ だ 。 下がれ 。
私 の 鬼 道 で まだ 助け られる 。
それ … アンタ から の プレゼント なん だって な 。
井上 が 言って た ぜ 。
だから 毎日 付け てる って な 。
… おい 。
このまま い て も いずれ また 怪物 に 戻って しまう 。
だから 今 … 少し でも 正気 を 保って いる 間 に →
消え て おき たい 。
そんな … なにも … ! 一 護 !
ソイツ の 判断 は 正しい 。
一 度 ホロウ に なった 者 は 二 度 と 元 に は 戻ら ぬ 。
そのまま 消え させ て やれ 。
ルキア ! 案ずる な 。
ホロウ を 斬る と いう こと は 殺す と いう こと で は ない 。
罪 を 洗い流し て 魂 の ふるさと …→
ソウル ・ ソサエティ へ 行ける よう に して やる こと だ 。
そして … その ため に 我ら 死 神 が いる の だ 。
待って お 兄ちゃん …。
あの 日 … お 兄ちゃん が 買って き て くれ た この ヘアピン …。
アタシ 子供 っぽい と か 言って ケンカ し た よ ね …。
仕事 に 行く お 兄ちゃん に 何も 言わ ない で …。
あれ が お 別れ だった のに …。
だから … ちゃん と 言わ せ て …。
お 兄ちゃん … いって らっしゃい 。
あぁ … 行って くる よ 。
ホント だって ば ~ !
ホント に 部屋 に 横綱 が 来 て テッポウ で 壁 に 穴 開け た の 。
は ぁ ~ ? また アンタ は そういう こと …。
もう ちょっと リアリティ ー ある こ と 言い な よ 。
プロレスラ ー が 来 て 場 外 乱闘 し て た と か 。
ま ぁ アタシ は ヒメ の そういう やんちゃ な 脳みそ も 好き だ けど さ 。
ホント だって ! ね ? たつ き ちゃん 。
うん …。
昨日 の あれ は これ か 。 うむ 。
ねぇ 黒崎 君 これ は いったい … う わ っ !
井上 !
なん だ よ これ ! 記憶 置換 だ 。
今夜 の 事件 の 記憶 を 消し て かわり を 入れ て おい た 。
記憶 置換 ! ?
ま 入れ替わる 記憶 が ランダム な の が たまに キズ だ が …。
ま ぁ わ から なけ れ ば 明日 まで 待て
お前 こない だ ウチ の 連中 に も 使った ろ ?
あぁ 使った 。
… どう し た ?
まだ 覚悟 なんて 大層 な もん は 持って ねえ 。
オレ は 他人 の ため に 命 を 張る なんて 約束 できる ほど →
立派 な 人間 じゃ ねえ から な 。
けど …→
目の前 で 人 が 傷つく の を 黙って 見 て られる ほど …→
クズ でも ねえ 。
手伝わ せ て もらう ぜ →
死 神 の 仕事 って ヤツ を よ 。
あぁ … よろしく な 。