ソードアート ・オンライン ０５ 圏 内 事件 |おんらいん|けん|うち|じけん Sword Art Online 05: Incident in the Circle

フィールドボス を 村 の 中 に 誘い込み ます ||むら||なか||さそいこみ|

ちょ ... ちょっと 待って くれ ||まって|

そんな こと したら 村 の 人 達 が |||むら||じん|さとる|

それ が 狙い です ||ねらい|

ボス が NPC を 殺して いる 間 に ボス を 攻撃 殲滅 し ます ぼす||npc||ころして||あいだ||ぼす||こうげき|せんめつ||

NPC は 岩 や 木 みたいな オブジェクト と は 違う npc||いわ||き|||||ちがう

彼ら は かれら|

生きて いる ... と でも いきて|||

あれ は 単なる オブジェクト です ||たんなる||

例え 殺さ れよう と また リポップ する のだ から たとえ|ころさ|||||||

俺 は その 考え に は 従え ない おれ|||かんがえ|||したがえ|

今回 の 作戦 は 私 「 血 盟騎 士 団 」 副 団長 の アスナ が 指揮 を 取る こと に なって い ます こんかい||さくせん||わたくし|ち|めいき|し|だん|ふく|だんちょう||||しき||とる|||||

私 の 言う こと に は 従って もらい ます わたくし||いう||||したがって||

よう また 揉めた な ||もめた|

エギル

お前 と 副 団長 さん は どうして いつも ああ な んだ おまえ||ふく|だんちょう|||||||

きっと 気 が 合わ ない んだろう な |き||あわ|||

君 は 強く なれる きみ||つよく|

だから もし いつか 誰 か 信頼 できる 人 に ギルド に 誘わ れたら |||だれ||しんらい||じん||ぎるど||さそわ|

断る な よ ことわる||

ああ は 言った けど まさか トップ ギルド で 攻略 の 鬼 に なる と は な ||いった|||とっぷ|ぎるど||こうりゃく||おに|||||

何 して ん の なん|||

何 だ あんた か なん|||

攻略 組 の みんな が 必死に 迷宮 区 に 挑んで いる のに こうりゃく|くみ||||ひっしに|めいきゅう|く||いどんで||

何で あんた は のんびり 昼寝 なんか して いる の よ なんで||||ひるね|||||

いくら ソロ だ から って もっと 真面目に |そろ|||||まじめに

今日 は アインクラッド で 最高の 季節 更に 最高の 気象 設定 だ きょう||||さいこうの|きせつ|さらに|さいこうの|きしょう|せってい|

は こんな 日 に 迷宮 に 潜っちゃ う もったいない ||ひ||めいきゅう||くぐっちゃ|| あなた ね わかって いる の

こうして 一 日 無駄に した 分 現実 で の 私 たち の 時間 が 失わ れて いく の よ |ひと|ひ|むだに||ぶん|げんじつ|||わたくし|||じかん||うしなわ||||

でも 今 俺 たち が 生きて いる の は この アインクラッド だ |いま|おれ|||いきて||||||

ほら 日差し も 風 も こんなに 気持ち いい |ひざし||かぜ|||きもち|

そう かしら 天気 なんて いつも 一緒じゃ ない ||てんき|||いっしょじゃ|

あんた も こうして 寝 転がって みれば わかる よ |||ね|ころがって|||

おいおい 見ろ よ こんな 時間 から お 休み かよ |みろ|||じかん|||やすみ|

お 気楽な 奴 も いた もん だ |きらくな|やつ||||

どこ のど いつ だ まったく

本当に 寝 ち まう と は ほんとうに|ね||||

お 早う よく 眠れた |はやう||ねむれた

ご飯 一 回 ごはん|ひと|かい

ご飯 何でも いくら でも 一 回 奢 る ごはん|なんでも|||ひと|かい|しゃ|

それ で チャラ どう

血 盟騎 士 団 の アスナ じゃ ない か ち|めいき|し|だん|||||

あれ が 「 閃光 」 の ||せんこう|

もう ひと り の 黒 尽く めの 奴 は ||||くろ|つく||やつ|

ま 何て いう か |なんて||

今日 は ... ありがとう きょう||

ガード して くれて がーど||

あ ... いや

町 の 中 は 安全な 圏 内 だ から まち||なか||あんぜんな|けん|うち||

誰 か に 攻撃 さ れたり プレイヤーキル さ れる こと は ない けど だれ|||こうげき|||||||||

眠って いる 間 だけ は 別だ し ねむって||あいだ|||べつだ|

デュエル を 悪用 した 睡眠 PK ||あくよう||すいみん|pk

普通 デュエル は 腕試し に 行わ れる もの だ けど ふつう|||うでだめし||おこなわ||||

その 最中 は 圏 内 でも HP が なくなって ダメージ を 受ける から |さい なか||けん|うち||hp|||だめーじ||うける|

眠って いる 相手 に デュエル を 申し込んで ねむって||あいて||||もうしこんで

相手 の 指 を 勝手に 動かして OK ボタン を クリック あいて||ゆび||かってに|うごかして|ok|ぼたん||

そのまま 一方的に 攻撃 を ... |いっぽうてきに|こうげき|

なんて 事件 が 実際 起きた し |じけん||じっさい|おきた|

だから ... その ... ありがとう

まあ その ... ど どう いたし まして

早く 抜け はやく|ぬけ

君 は 下 で 受け止めて きみ||した||うけとめて

わかった

待って ろ まって|

クソ くそ

圏 内 で 死ぬ と したら デュエル に 敗れる 以外 に は 有り 得 ない けん|うち||しぬ|||||やぶれる|いがい|||あり|とく|

だったら

みんな デュエル の ウィナー 表示 を 探せ ||||ひょうじ||さがせ

中 に は 誰 も い ない わ なか|||だれ||||

どういう こと だ これ は

普通に 考えれば ふつうに|かんがえれば

デュエル の 相手 が 被害 者 の 胸 に 槍 を 突き刺して ||あいて||ひがい|もの||むね||やり||つきさして

ロープ を 首 に 引っ掛けて 窓 から 突き落とした ろーぷ||くび||ひっかけて|まど||つきおとした

って こと に なる の かしら

でも ウィナー 表示 が どこ に も 出 なかった ||ひょうじ|||||だ|

有り 得 ない わ あり|とく||

圏 内 で ダメージ を 与える に は デュエル 以外 の 方法 は けん|うち||だめーじ||あたえる||||いがい||ほうほう|

どちら に して も このまま 放置 は でき ない わ |||||ほうち||||

ああ

もし 圏 内 PK 技 みたいな 物 を 誰 か が 発見 した のだ と すれば |けん|うち|pk|わざ||ぶつ||だれ|||はっけん||||

外 だけ で なく 町 の 中 に いて も 危険 と いう こと に なって しまう わ がい||||まち||なか||||きけん|||||||

そう だ な

前線 を 離れる こと に なっちゃ う けど しかたない か ぜんせん||はなれる|||||||

なら 解決 まで ちゃんと 協力 して もらう わ よ |かいけつ|||きょうりょく||||

言 っと く けど 昼寝 の 時間 は あり ませ ん から げん||||ひるね||じかん|||||

して た の は そっち の 方 だろう ||||||かた|

すまない

さっき の 一 件 を 最初 から 見て いた 人 いたら 話 を 聞か せて ほしい ||ひと|けん||さいしょ||みて||じん||はなし||きか||

見て ない みて|

俺 が 来た 時 に もう おれ||きた|じ||

ごめん ね 怖い 思い を した ばっかりな のに ||こわい|おもい||||

あなた お 名前 は ||なまえ|

あの ... 私 ヨルコ って 言い ます |わたくし|||いい|

もし かして 最初の 悲鳴 も 君 が ? ||さいしょの|ひめい||きみ|

はい

私 さっき 殺さ れた 人 と 一緒に ご飯 食べ に 来て いた んです わたくし||ころさ||じん||いっしょに|ごはん|たべ||きて||

あの 人 名前 は カインズ って 言って |じん|なまえ||||いって

昔 同じ ギルド に いた こと が あって むかし|おなじ|ぎるど|||||

でも 広場 で はぐれちゃ って |ひろば|||

周り を 見回したら いきなり この 教会 の 窓 から 彼 が まわり||みまわしたら|||きょうかい||まど||かれ|

その 時 誰 か を 見 なかった |じ|だれ|||み|

一瞬 な んです が カインズ の 後ろ に 誰 か 立って いた ような 気 が し ました いっしゅん||||||うしろ||だれ||たって|||き|||

その 人影 に 見覚え は あった |ひとかげ||みおぼえ||

う うん

その ... 嫌な 事 聞く ようだ けど |いやな|こと|きく||

心当たり は ある かな カインズ さん が 誰 か に 狙わ れる 理由 に こころあたり|||||||だれ|||ねらわ||りゆう|

すみません こんな ところ まで 送って もらっちゃ って ||||おくって||

気 に し ないで き|||

それ より 明日 また お 話 を 聞か せて ください ね ||あした|||はなし||きか|||

はい

さて どう する

手持ち の 情報 を 検証 し ましょう てもち||じょうほう||けんしょう||

あの スピア の 出所 が 分かれば |||しゅっしょ||わかれば

それ から 犯人 を 追 える かも しれ ない ||はんにん||つい||||

と なる と は 鑑定 スキル が 要る なぁ ||||かんてい|||いる|

お前 上げて ... る わけない よ な おまえ|あげて||||

当然 君 も ね とうぜん|きみ||

て 言う か |いう|

その 「 お前 」 って 言う の やめて くれ ない |おまえ||いう||||

ああ じゃ えっ と 「 貴 女 」 ||||とうと|おんな

「 副 団長 様 」 ふく|だんちょう|さま

「 閃光 様 」 せんこう|さま

普通に 「 アスナ 」 で いい わ よ ふつうに|||||

了解 りょうかい

で 鑑定 スキル だ けど フレンド と か に 当て は |かんてい||||||||あて|

友達 で 武器 屋 やって る 子 が 持って る けど ともだち||ぶき|や|||こ||もって||

今 は 一 番 忙しい 時間 だ し すぐに は 頼め ない か なあ いま||ひと|ばん|いそがしい|じかん|||||たのめ|||

そ っか じゃあ 俺 の 知り合い の 雑貨 屋 に でも 頼む か |||おれ||しりあい||ざっか|や|||たのむ|

まいど また 頼む よ 兄ちゃん ||たのむ||にいちゃん

相変わらず 阿 漕 な 商売 して いる ようだ な あいかわらず|おもね|こ||しょうばい||||

よ キリト か

安く 仕入れて 安く 提供 する の が うち の モットー なんで ね やすく|しいれて|やすく|ていきょう||||||もっとー||

後半 は 疑わしい もん だ な こうはん||うたがわしい|||

何 を 人 聞き の 悪い こと を なん||じん|きき||わるい||

どうして キリト

ソロ の お前 が しか も アスナ と 一緒 と は どういう こと だ そろ||おまえ||||||いっしょ|||||

お前 ら 仲 悪かった じゃ ない の か おまえ||なか|わるかった||||

何 か 言え って なん||いえ|

圏 内 で HP が ゼロ に けん|うち||hp|||

デュエル じゃ ない の か

ウィナー 表示 を 発見 でき なかった |ひょうじ||はっけん||

直前 まで ヨルコ さん と 歩いて いた の なら ちょくぜん|||||あるいて|||

「 睡眠 PK 」 の 線 も 無い しね すいみん|pk||せん||ない|

突発 的 デュエル に して は やり口 が 複雑 すぎる とっぱつ|てき|||||やりくち||ふくざつ|

事前 に 計画 さ れた PK な の は 確実 と 思って いい じぜん||けいかく|||pk||||かくじつ||おもって|

そこ で こいつ だ

プレイヤーメイド だ

本当 か ほんとう|

誰 です か 作成 者 は だれ|||さくせい|もの|

グリムロック

聞いた こと ねえ な きいた|||

少なくとも 一線級 の 刀 匠 じゃ ねえ すくなくとも|いっせんきゅう||かたな|たくみ||

それ に 武器 自体 も 特に 変わった こと は ない ||ぶき|じたい||とくに|かわった|||

でも 手掛かり に は なる はず よ |てがかり|||||

一応 固有 名 も 教えて くれ いちおう|こゆう|な||おしえて|

えっ と 「 ギルティソーン 」 と なって いる な

罪 の 茨 って と こか ざい||いばら|||

罪 の ... 茨 ざい||いばら

よし

待ち なさい まち|

なんで

なんだ よ じゃ ない でしょう バカな の |||||ばかな|

その 武器 で 実際 に 死んだ 人 が いる の よ |ぶき||じっさい||しんだ|じん||||

いや でも 試して み ない こと に は 分から ない だろう ||ためして||||||わから||

そういう 無 茶 は やめ なさい |む|ちゃ|||

これ は エギル さん が 預かって て ください |||||あずかって||

えっ おお

ねえ ヨルコ さん

あなた 「 グリム ロック 」 って 名前 に 聞き覚え ある |ぐりむ|ろっく||なまえ||ききおぼえ|

はい 昔 私 と カインズ が 所属 して いた ギルド の メンバー です |むかし|わたくし||||しょぞく|||ぎるど||めんばー|

実は カインズ さん の 胸 に 刺さって いた 黒い 槍 じつは||||むね||ささって||くろい|やり

鑑定 したら 作成 した の は その グリムロック さん だった んだ かんてい||さくせい||||||||

なに か 思い当たる こと は ないかい ||おもいあたる|||

はい あり ます

昨日 お 話 でき なくて すみません でした きのう||はなし||||

忘れ たい あまり 思い出し たく ない 話 だった し わすれ|||おもいだし|||はなし||

でも お 話し ます ||はなし|

その せい で 私 達 の ギルド は 消滅 した んです |||わたくし|さとる||ぎるど||しょうめつ||

ギルド の 名前 は 「 黄金 林檎 」 って 言い ました ぎるど||なまえ||おうごん|りんご||いい|

半年 前 たまたま 倒した レアモンスター が はんとし|ぜん||たおした||

敏捷 力 を ２０ も 上げる 指輪 を ドロップ した んです びんしょう|ちから|||あげる|ゆびわ||どろっぷ||

ギルド で 使おう って 意見 と ぎるど||つかおう||いけん|

売って 儲け を 分配 しよう って 意見 で 割れて うって|もうけ||ぶんぱい|||いけん||われて

でも 最後 は 多数決 で 決めた んです |さいご||たすうけつ||きめた|

結果 は 五 対 三 で 売却 でした けっか||いつ|たい|みっ||ばいきゃく|

前線 の 大きい 町 で 競売 屋 さん に 委託 する ため に ぜんせん||おおきい|まち||きょうばい|や|||いたく|||

リーダー の グリセルダ さん が 一 泊 する 予定 で 出掛け ました りーだー|||||ひと|はく||よてい||でがけ|

でも グリセルダ さん 帰って こ なかった んです |||かえって|||

後 に なって 私 達 は グリセルダ さん が 死んだ こと を 知り ました あと|||わたくし|さとる|||||しんだ|||しり|

どうして 死んで しまった の か 未 だに 分かり ませ ん |しんで||||み||わかり||

そんな レアアイテム を 抱えて 圏 外 に 出る はず が ない よ な |||かかえて|けん|がい||でる|||||

で こと は 睡眠 PK か |||すいみん|pk|

半年 前 なら まだ 手口 が 広まる 直前 だ わ はんとし|ぜん|||てぐち||ひろまる|ちょくぜん||

ただ 偶然 と は 考え 難い な |ぐうぜん|||かんがえ|かたい|

グリセルダ さん を 狙った の は 指輪 の こと を 知っていた プレーヤー |||ねらった|||ゆびわ||||しっていた|ぷれーやー

つまり

黄金 林檎 の 残り 七 人 の 誰 か おうごん|りんご||のこり|なな|じん||だれ|

中でも 怪しい の は 売却 に 反対 した 人間 だろう な なかでも|あやしい|||ばいきゃく||はんたい||にんげん||

売却 さ れる 前 に 指輪 を 奪おう と して ばいきゃく|||ぜん||ゆびわ||うばおう||

グリセルダ さん を 襲った って こと |||おそった||

恐らく おそらく

グリムロック さん と いう の は

彼 は グリセルダ さん の 旦那 さん でした かれ|||||だんな||

勿論 この ゲーム 内 で の です けど もちろん||げーむ|うち||||

グリセルダ さん は とって も 強い 剣士 で |||||つよい|けんし|

美人 で 頭 も よくて びじん||あたま||

グリムロック さん は いつも ニコニコ して いる 優しい 人 で ||||にこにこ|||やさしい|じん|

とっても お 似合い で ||にあい|

仲 の いい 夫婦 でした なか|||ふうふ|

もし 昨日 の 事件 の 犯人 が グリムロック さん なら |きのう||じけん||はんにん||||

あの 人 は 指輪 売却 に 反対 した 三 人 を 狙って いる んでしょう ね |じん||ゆびわ|ばいきゃく||はんたい||みっ|じん||ねらって|||

指輪 の 売却 に 反対 した 三 人 の 内 二 人 は カインズ と 私 な んです ゆびわ||ばいきゃく||はんたい||みっ|じん||うち|ふた|じん||||わたくし||

じゃあ もう 一 人 は ||ひと|じん|

シュミット と 言う タンク です しゅみっと||いう|たんく|

今 は 攻略 組 の 「 聖 竜 連合 」 に 所属 して いる と 聞き ました いま||こうりゃく|くみ||せい|りゅう|れんごう||しょぞく||||きき|

シュミット 聞いた こと ある な しゅみっと|きいた|||

聖 竜 連合 の ディフェンダー 隊 の リーダー よ せい|りゅう|れんごう|||たい||りーだー|

で っ かい ランス 使い の 人 ||||つかい||じん

ああ あいつ か

シュミット を 知っている のです か しゅみっと||しっている||

まあ ボス 攻略 で 顔 を 合わせる 程度 だ けど |ぼす|こうりゃく||かお||あわせる|ていど||

シュミット に 合わせて もらう こと は でき ない でしょう か しゅみっと||あわせて|||||||

彼 は まだ 今回 の 事件 の こと を 知ら ない かも かれ|||こんかい||じけん||||しら||

だ と したら 彼 も |||かれ|

もしかしたら カインズ の ように

シュミット さん を 呼んで み ましょう しゅみっと|||よんで||

聖 竜 連合 に 知り合い が いる から せい|りゅう|れんごう||しりあい|||

本部 に 行けば どうにか なる と 思う わ ほんぶ||いけば||||おもう|

だったら まずは ヨルコ さん を 宿屋 に 送ら ない と |||||やどや||おくら||

ヨルコ さん 俺 たち が 戻る まで 絶対 に 宿屋 から 外 に 出 ないで くれ ||おれ|||もどる||ぜったい||やどや||がい||だ||

はい

君 は 今回 の 圏 内 殺人 の 手口 を どう 考えて る きみ||こんかい||けん|うち|さつじん||てぐち|||かんがえて|

大まかに 三 通り だ な おおまかに|みっ|とおり||

まず 一 つ 目 は 正当な デュエル に よる もの |ひと||め||せいとうな||||

二 つ 目 は 既知 の 手段 の 組み合わせ に よる システム 上 の 抜け道 ふた||め||きち||しゅだん||くみあわせ|||しすてむ|うえ||ぬけみち

まあ そんな ところ だ よ ね

三 つ 目 は みっ||め|

圏 内 の 保護 を 無効 化 する 未知の スキル けん|うち||ほご||むこう|か||みちの|

あるいは アイテム の 存在 |あいてむ||そんざい

いや でも この 三 つ 目 は まず ない だろう な |||みっ||め|||||

どうして

フェア じゃ ない から ふぇあ|||

認める の も ちょいと 業 腹 だ けど みとめる||||ぎょう|はら||

SAO の ルール は 基本 的に フェアネス を 貫いて る sao||るーる||きほん|てきに|||つらぬいて|

圏 内 殺人 なんて この ゲーム が 認めて いる はず が ない けん|うち|さつじん|||げーむ||みとめて||||

へえ

グリム ロック の 武器 で カインズ が 殺さ れた と いう の は 本当な の か ぐりむ|ろっく||ぶき||||ころさ||||||ほんとうな||

本当 よ ほんとう|

なんて 今更 カインズ が 殺さ れる んだ |いまさら|||ころさ||

あいつ が あいつ が 指輪 を 奪った の か ||||ゆびわ||うばった||

グリセルダ を 殺した の も あいつ だった の か ||ころした||||||

グリム ロック は 売却 に 反対 した 三 人 を 全員 殺す 気 な の か ぐりむ|ろっく||ばいきゃく||はんたい||みっ|じん||ぜんいん|ころす|き|||

俺 や お前 も 狙わ れて いる の か おれ||おまえ||ねらわ||||

グリムロック さん に 槍 を 作って もらった 他の メンバー の 仕業 かも しれ ない し |||やり||つくって||たの|めんばー||しわざ||||

もしかしたら グリセルダ さん 自身 の 復讐 な の かも しれ ない |||じしん||ふくしゅう|||||

だって 圏 内 で 人 を 殺す なんて こと |けん|うち||じん||ころす||

幽霊 で も ない 限り 不可能だ わ ゆうれい||||かぎり|ふかのうだ|

私 昨夜 寝 ないで 考えた わたくし|さくや|ね||かんがえた

結局 の ところ グリセルダ さん を 殺した の は けっきょく||||||ころした||

メンバー 全員 で も ある の よ めんばー|ぜんいん|||||

あの 指輪 が ドロップ した とき 投票 なんか し ないで |ゆびわ||どろっぷ|||とうひょう|||

グリセルダ さん の 指示 に 従えば よかった んだ わ |||しじ||したがえば|||

ただ 一 人 |ひと|じん

グリムロック さん だけ は グリセルダ さん に 任せる と 言った |||||||まかせる||いった

だから あの 人 に は 私 達 全員 に 復讐 して ||じん|||わたくし|さとる|ぜんいん||ふくしゅう|

グリセルダ さん の 敵 を 討つ 権利 が ある んだ わ |||てき||うつ|けんり||||

冗談 じゃ ない 冗談 じゃ ない ぞ じょうだん|||じょうだん|||

いまさら 半年 も 経って から |はんとし||たって|

何 を いまさら なん||

お前 は それ で いい の かよ ヨルコ おまえ|||||||

こんな わけ の 分から ない 方法 で 殺さ れて いい の か |||わから||ほうほう||ころさ||||

ヨルコ さん