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世界の昔話, ホジャおじさんの留守番とお使い

ホジャおじさんの留守番とお使い

ホジャ おじさん の 留守番 と お 使い

むかし むかし 、 トルコ の 国 に 、 ナスレッディン ・ ホジャ と 言う 、 とても 変わった 人 が い ました 。 この ホジャ おじさん が 、 子ども の 頃 の お 話 です 。

ホジャ の お 母さん が 、 ホジャ に 言い ました 。 「 川 へ 洗濯 に 行って 来る から 、 表 の 戸 を 離れ ないで 、 しっかり 番 を して おくれよ 」 「 うん 。 わかった 」 ホジャ が 戸口 で 番 を して いる と 、 親せき の おじさん が やって 来 ました 。 「 ホジャ や 、 お 昼 に おばさん と 一緒に 来る から 、 お 母さん に 言って おくれ 」 「 うん 。 わかった 」 すると ホジャ は 戸口 の 戸 を 外して 背中 に 背負い 、 川 の 方 へ 走って 行き ました 。 それ を 見つけた お 母さん が 、 あきれて 聞き ました 。 「 まあ 、 そんな 物 を 背負って 、 どうした の ? 」 すると ホジャ は 、 少し 怒って 言い ました 。 「 だって 母ちゃん は 、 戸 を 離れ ないで 番 を しろ って 言う し 、 おじさん は 、 昼 に おばさん と 一緒に 来る から 母ちゃん に 知らせろ って 言う し 。 二 人 の 言いつけ を 守る に は 、 こう する しか ない だろう ! おしまい


ホジャおじさんの留守番とお使い ホジャ おじさん の るすばん と お つかい Uncle Hoja's housekeeping and errands A limpeza da casa e os recados do tio Hoja.

ホジャ おじさん の 留守番 と お 使い |||るすばん|||つかい Uncle Hoja's answering machine and messenger

むかし むかし 、 トルコ の 国 に 、 ナスレッディン ・ ホジャ と 言う 、 とても 変わった 人 が い ました 。 ||とるこ||くに|||||いう||かわった|じん||| Once upon a time, there was a very strange person in the country of Turkey called Nasreddin Hoja. この ホジャ おじさん が 、 子ども の 頃 の お 話 です 。 ||||こども||ころ|||はなし| This uncle Hoja tells the story of his childhood.

ホジャ の お 母さん が 、 ホジャ に 言い ました 。 |||かあさん||||いい| Hoja's mother told Hoja. 「 川 へ 洗濯 に 行って 来る から 、 表 の 戸 を 離れ ないで 、 しっかり 番 を して おくれよ 」 「 うん 。 かわ||せんたく||おこなって|くる||ひょう||と||はなれ|||ばん|||| "Because I'm going to the river to do the laundry, don't leave the front door, keep a firm turn." "Yeah. わかった 」   ホジャ が 戸口 で 番 を して いる と 、 親せき の おじさん が やって 来 ました 。 |||とぐち||ばん|||||しんせき|||||らい| Okay. ”Hoja was taking a turn at the door, and an uncle of his relatives came over. 「 ホジャ や 、 お 昼 に おばさん と 一緒に 来る から 、 お 母さん に 言って おくれ 」 「 うん 。 |||ひる||||いっしょに|くる|||かあさん||いって|| “I'm coming to Hoja and my aunt at noon, so tell my mom.” “Yeah. わかった 」   すると ホジャ は 戸口 の 戸 を 外して 背中 に 背負い 、 川 の 方 へ 走って 行き ました 。 ||||とぐち||と||はずして|せなか||せおい|かわ||かた||はしって|いき| Okay, then Hoja took off the door at the door, carried it on his back, and ran to the river. それ を 見つけた お 母さん が 、 あきれて 聞き ました 。 ||みつけた||かあさん|||きき| The mother who found it asked me crazy. 「 まあ 、 そんな 物 を 背負って 、 どうした の ? ||ぶつ||せおって|| "Well, what happened to you carrying such a thing on your back? 」   すると ホジャ は 、 少し 怒って 言い ました 。 |||すこし|いかって|いい| Hoja said, a little angry. 「 だって 母ちゃん は 、 戸 を 離れ ないで 番 を しろ って 言う し 、 おじさん は 、 昼 に おばさん と 一緒に 来る から 母ちゃん に 知らせろ って 言う し 。 |かあちゃん||と||はなれ||ばん||||いう||||ひる||||いっしょに|くる||かあちゃん||しらせろ||いう| “Because my mom says she should keep her door, and my uncle told her to come to me with her aunt at noon. 二 人 の 言いつけ を 守る に は 、 こう する しか ない だろう ! ふた|じん||いいつけ||まもる||||||| This is the only way to protect the two's arrogance! おしまい The end