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Hikaru no go, Hikaru no go episode 8 (audio+ subtitle)

Hikaru no go episode 8 (audio + subtitle)

平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は

遥かな 時 を 越えて

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に

進藤 !

待た せる さ 俺 が 追いつく まで

君 が 僕 を 恐れる はず が ない 恐れた の は むしろ 僕 の 方 だ

進藤 ヒカル 君 が その つもり なら 僕 も …

お あった これ だ な

そう ヒカル それ です

いらっしゃい ませ

これ に これ

円 です

前 に お前 これ 欲しがって た もん な

あの 時 は 加賀 に 破ら れちゃって さ 今 なら ヒカル でも 読めます よ きっと ついでに あかり ちゃん に も 入門 書 と か 買って あげたら あかり に 入門 書 ? 無駄だ よ 無駄

どうして ?

あいつ オセロ と 碁 の 区別 も つか ねぇ んだ から

オセロ ? 何 です それ ?

そういう ゲーム が ある の

いけ ね ー だいぶ 黒く なっち まった 速く 帰ら ない と 叱ら れる ぞ 何時か なえ えっとどっか に 時計 を … あった や ば ー もう こんな 時間 か お ? 塔 矢 名人 十 段 戦 制し 四 冠 に

塔 矢 の 親父 また 一 つ タイトル 取ったって さ あの 者 更に 高み へ … より 高み へ … 塔 矢 の 奴 どうし てる かな あいつ が 一 人 で 棋譜 並べ か

俺 たち と じゃ 練習 に なら ないって か なん せ 四 冠 達成 の 塔 矢 名人 の 息子 だ もん な あ 昨日 ニュース で 見た 四 冠 か 一 つ でも タイトル 取る も 難しい のに

まとめて 四 つ 持って んだ もん ね

雲 の 上 の その また 上 の 上 だ

あ その 息子 だ ぜ

将来 の 名人って うわさ も ある んだろう ぎ ー お前 対局 申し込んで きたら どう だ ? それ だけ は ご 勘弁

塔 矢 君 お 父さん おめでとう

え ?

「 え 」 じゃ ない よ 十 段 戦 勝った んだろう ?

四 つ 目 の タイトル だ よ

あっあー そう です ね ありがとう ございます お やおや 意外 と そっけない 息子 だ な 君 と 戦いたい ただ その ため に 僕 は 海 王 の 囲碁 部 に 入った この 次 君 と 対局 する 時 まで に 僕 は どれ だけ 自分 を 鍛え 上げれば いい の か

進藤 ヒカル 僕 が 目指す 神 の 一 手 は

君 を 追う その先 に ある

完敗 だ 負けました どうした ん だ ? 今日 は 気合 入って る な

もう 一 局 やる か

いや

ありがとう ございました

ありがとう ございました

一 局 お 願い できる かな

あ ? 青木

はい お 願い します お 願い します お 願い します 青木 さん 青木 先輩 は すみません 俺 一 年 で まだ 先輩 たち の 顔 覚えて なくて

あの 人 誰っす か 強い ん す か 三 年 の 青木 先輩 囲碁 の 実力 は 部長 副 部長 に 継ぐ 三 番手 早い話が 塔 矢 が 入った こと で

団体 戦 から 外さ れる かも しれ ない 人

団体 戦 は 三 人 だ から

面倒 見 の いい 優しい 人 だ よ

自分 から さっさと カタ を つけ に 行った か

青木 らしい と 言えば らしい な

自分 で 打って 負ければ 納得 する か

まだ 負ける と 決まった わけじゃ ない

負けました はっ速い いや いい 勉強 に なった よ ありがとう ございました ありがとう ございました

塔 矢 の 奴 め

何 だ 何 だ この 雰囲気 は

これ が 憧れ の 海 王 囲碁 部 ?

塔 矢 一 人 に なんて ざま だ

海 王 の 囲碁 部 でも どうにも なら ない ? 情け ね

お前 の 番 だ ぜ

あ 待って よ そう か

いい こと 思いついた

塔 矢 と 打って くる

勝て ない が 負け ない 戦法 だ まあ 見て ろって 塔 矢 一 局 打た ない か いい よ 誰 だ ?

一 年 ?

もし かして 強い 奴 ?

ええっと 置き 石 は ? 置き 石 は 要ら ない 先 番 で 打た せて くれれば

どうぞ

じゃ お 願い します お 願い します 何 だ ただ の バカ か 無謀な バカな バカ あっという間 に 玉砕 だ ぜ

碁 を 知ら ない 奴 だ

一 手 目 が 天 元 ?

最初に 真ん中 の 天 元 さえ 抑えて しまえば こっち の もの だ

これ は ?

気付いた ようだ な

だが 気付いたって 関係ない 天 元 さえ 抑えて しまえば 後 は そっくりそのまま 真似 して やる お前 の 力 は そっくりそのまま お前 に 返る んだ 塔 矢 の 手 が 止まった

そういう こと なら

天 元 に ツケ てき た

惑わさ れる な

とにかく 天 元 を 中心 に 対称 に 打てば いい んだ から

あっあれ ? 君 の 番 だ よ

まっ負けました まるで 手品 を 見て る みたいだった な ー バカマネ 碁 つぶし ぐらい 二 年 の 俺 だって できる ぜ まあ そう 苛める なって

天 元 に ツケ て ダメヅマリ に 持っていく 手 も あれば

シチョウ を 利用 し ハメ る 手 も ある

どっちみち やられちゃ うんだ よ

待って ください よ

あんまり 間抜けな こと する な よ な 新 入部 員

海 王 囲碁 部 の 恥 に なる から

じゃ 先輩 たち が 一 矢 報いて ださ いよ

今度 の 大会 塔 矢 が 大将 な の か な

じゃ ね ー の ? だって あいつ

未来 の 名人って うわさ も ある んだ ぜ 今 の うち の サイン もらっと け と でも 言う ん す か サイン は ともかく 俺 も 塔 矢 と 一 局 打っと く かな 将来 自慢 に なる ぞ あいつ が マジ で 名人 に なったら 俺 は 昔 名人 と 打った こと が ある んだ ぞ なんて そんな の ? 志 が 低 すぎっす アキラ 君 ~ 市 河 さん どうした の ? へっへ ー お迎え に 参上 ー わざわざ ? いい のに

何 言って ん の ? 早く 乗った 乗った

あん ほら 濡れちゃ うわ よ

だって 今日 指導 碁 打って くれる 約束 でしょう

忘れてません よ ケーキ と コーヒー 付き だ から ね ケっケーキ と … コーヒー 付き … もう ! 許さ ない ~~

確かに 一 度 くらい あいつ へこましたい よ な 先輩 … 気持ち は 分かる けど 置き 碁 じゃ なく あいつ に 勝とうって の は なぁ 学年 で トップ 取る 方 が 簡単 そうだ そりゃ そうっす けど そこ を なんとか 普通の 状況 じゃ 無理だろう さ だ けど おいおい 何 考えて んだ ? 塔 矢 アキラ に 勝つ 方法 さ

ある ん す か ? ある ん すね ! 先輩 !

雨 ひどく 降って きたな

帰ろう 筒井 さん

藤崎 さん 今日 来 なかった ね

いい よ あかり なんか 来 なくて も

進藤 君 が この 間 怒鳴りつけた の が いけない んだ よ

あいつ あんな こと じゃ ぜんぜん へこま ない ぜ

俺 よく 知って んだ 家 近い し

そんな こと 言わ ず に 誘って あげ な よ

や だ よ 大体 女 が 碁 を 打つ なんて 生意気じゃ ん

何 を 言って る んです ? ヒカル

平安 の 都 でも たくさんの 女性 が 碁 を 打ちました よ 皆さん ほら 佐 為 の 君 が お 見えよ 清少納言 殿 や 紫式部 殿 も 碁 を 嗜んだ のです よ

この 間 授業 に 出た でしょう

そう だっけ ? 佐 為

はい

すげ ー だろう

で 驚いて 見せた だけ です

何 だ

もう 何 回 も 見ました から ね ち ぇ 初めて 見た 時 は 大騒ぎ して 面白かった のに 何 か 言った ?

あい や 何も …

じゃ 進藤 君 また 明日

うん また 明日

古 の 頃 より 碁盤 も 碁石 も 変わりません が ヒカル この 傘 も 千 年 前 と 変わりません ねぇ そう だ よ な ー ちっとも 変わ ん ねぇ な 傘って 雨 を 完全に 遮断 できる わけじゃ ないし 足元 だって ぐちゃぐちゃだ し 手 に 持って るって の も 不便だ しったく な ええ 人間 が 月 に 行く 時代 に 傘 だ ぜ 傘 ! 人間 が 月 に ?

は また そんな でたらめ を

ヒカル 人間 が 月 に など 行ける はず が ない でしょう

それ が 行ける んだ な もう 月 の 上 歩いて る んだ よ 人間 は

嘘 だ ! ね 嘘 でしょう ? 月 です よ 月 ! あんな 所 に 行った ?

バカ 言っちゃ いけません よ 私 だって その くらい 冗談 だって 分かります ヒカル ? ね 本当に 行った のです か ? 月 に

あの 大空 に 浮いて る あの 月 です よ

そう だ よ あの 月 だ よ

月 に 行ける の に 何で 傘 は 未 だに 傘 な んでしょう

どんな 状況 で も いい んだ よ

塔 矢 に とにかく 置き 碁 じゃ なくて 勝てば

すげ ー 自慢 に なる ぜ

そりゃ そう だ けど

そっす よ ね どんな 状況 で 打った か なんて 人 に 言わ なきゃ いいん す から ね 塔 矢 が 四十 度 の 熱 出して る 時 に 対局 申し込む と か

学校 来て ないっつ ー の じゃ カラオケルーム に 連れてって 対局 する ん すよ 周り で 大騒ぎ して 集中 力 を なくさ せる そんな こと ぐらい じゃ 勝て ないって もっと あいつ を 不利に さ せ なきゃ いっそ 塔 矢 の 両手 両 脚 縛っちゃって 対局 さ せる か いい な それ は い とにかく どんな 手 を 使って でも

塔 矢 アキラ に 勝つ !

あいつ の プライド を 粉々に して やる !


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平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は へいあん|じだい||ご|うち|ふしわら|たすく|ため| Go player in the Heian period Fujiwara no Sae

遥かな 時 を 越えて はるかな|じ||こえて Far Beyond the Time

進藤 ヒカル の 心 に 蘇った しんどう|||こころ||よみがえった It was revived in Hikaru Shindo's heart. 在新藤光心中复活

「 神 の 一 手 」 を 極める ため に かみ||ひと|て||きわめる|| To master “God’s move” 掌握“神之一手”

進藤 ! しんどう Shindo!

待た せる さ 俺 が 追いつく まで また|||おれ||おいつく| Make me wait until I catch up

君 が 僕 を 恐れる はず が ない 恐れた の は むしろ 僕 の 方 だ きみ||ぼく||おそれる||||おそれた||||ぼく||かた| There's no way you should be afraid of me.In fact, you were afraid of me. 你根本不應該害怕我,事實上,你本來就害怕我。

進藤 ヒカル 君 が その つもり なら 僕 も … しんどう||きみ|||||ぼく| Hikaru Shindo, if that's your intention, then so am I...

お あった これ だ な This is what happened

そう ヒカル それ です Yes, Hikaru, that's it.

いらっしゃい ませ welcome

これ に これ

円 です えん| It's yen

前 に お前 これ 欲しがって た もん な ぜん||おまえ||ほしがって|||

あの 時 は 加賀 に 破ら れちゃって さ 今 なら ヒカル でも 読めます よ きっと ついでに あかり ちゃん に も 入門 書 と か 買って あげたら あかり に 入門 書 ? |じ||かが||やぶら|れちゃ って||いま||||よめ ます||||||||にゅうもん|しょ|||かって||||にゅうもん|しょ 無駄だ よ 無駄 むだだ||むだ

どうして ?

あいつ オセロ と 碁 の 区別 も つか ねぇ んだ から |||ご||くべつ|||||

オセロ ? 何 です それ ? なん||

そういう ゲーム が ある の |げーむ|||

いけ ね ー だいぶ 黒く なっち まった 速く 帰ら ない と 叱ら れる ぞ 何時か なえ えっとどっか に 時計 を … あった や ば ー もう こんな 時間 か お ? ||-||くろく|な っち||はやく|かえら|||しから|||いつか||えっ と ど っか||とけい|||||-|||じかん|| 塔 矢 名人 十 段 戦 制し 四 冠 に とう|や|めいじん|じゅう|だん|いくさ|せいし|よっ|かん|

塔 矢 の 親父 また 一 つ タイトル 取ったって さ あの 者 更に 高み へ … より 高み へ … 塔 矢 の 奴 どうし てる かな とう|や||おやじ||ひと||たいとる|とった って|||もの|さらに|たかみ|||たかみ||とう|や||やつ|どう し|| あいつ が 一 人 で 棋譜 並べ か ||ひと|じん||きふ|ならべ|

俺 たち と じゃ 練習 に なら ないって か なん せ 四 冠 達成 の 塔 矢 名人 の 息子 だ もん な あ 昨日 ニュース で 見た 四 冠 か おれ||||れんしゅう|||ない って||||よっ|かん|たっせい||とう|や|めいじん||むすこ|||||きのう|にゅーす||みた|よっ|かん| 一 つ でも タイトル 取る も 難しい のに ひと|||たいとる|とる||むずかしい|

まとめて 四 つ 持って んだ もん ね |よっ||もって|||

雲 の 上 の その また 上 の 上 だ くも||うえ||||うえ||うえ|

あ その 息子 だ ぜ ||むすこ||

将来 の 名人って うわさ も ある んだろう ぎ ー お前 対局 申し込んで きたら どう だ ? しょうらい||めいじん って||||||-|おまえ|たいきょく|もうしこんで||| それ だけ は ご 勘弁 ||||かんべん

塔 矢 君 お 父さん おめでとう とう|や|きみ||とうさん|

え ?

「 え 」 じゃ ない よ 十 段 戦 勝った んだろう ? ||||じゅう|だん|いくさ|かった|

四 つ 目 の タイトル だ よ よっ||め||たいとる||

あっあー そう です ね ありがとう ございます お やおや 意外 と そっけない 息子 だ な 君 と 戦いたい ただ その ため に 僕 は 海 王 の 囲碁 部 に 入った この 次 君 と 対局 する 時 まで に あっ あー||||||||いがい|||むすこ|||きみ||たたかい たい|||||ぼく||うみ|おう||いご|ぶ||はいった||つぎ|きみ||たいきょく||じ|| 僕 は どれ だけ 自分 を 鍛え 上げれば いい の か ぼく||||じぶん||きたえ|あげれば|||

進藤 ヒカル 僕 が 目指す 神 の 一 手 は しんどう||ぼく||めざす|かみ||ひと|て|

君 を 追う その先 に ある きみ||おう|そのさき||

完敗 だ 負けました どうした ん だ ? かんぱい||まけ ました||| 今日 は 気合 入って る な きょう||きあい|はいって||

もう 一 局 やる か |ひと|きょく||

いや

ありがとう ございました

ありがとう ございました

一 局 お 願い できる かな ひと|きょく||ねがい||

あ ? 青木 あおき

はい お 願い します お 願い します お 願い します 青木 さん 青木 先輩 は ||ねがい|し ます||ねがい|し ます||ねがい|し ます|あおき||あおき|せんぱい| すみません 俺 一 年 で まだ 先輩 たち の 顔 覚えて なくて |おれ|ひと|とし|||せんぱい|||かお|おぼえて|

あの 人 誰っす か 強い ん す か 三 年 の 青木 先輩 囲碁 の 実力 は 部長 副 部長 に 継ぐ 三 番手 |じん|だれ っす||つよい||||みっ|とし||あおき|せんぱい|いご||じつりょく||ぶちょう|ふく|ぶちょう||つぐ|みっ|ばんて 早い話が 塔 矢 が 入った こと で はやいはなしが|とう|や||はいった||

団体 戦 から 外さ れる かも しれ ない 人 だんたい|いくさ||はずさ|||||じん

団体 戦 は 三 人 だ から だんたい|いくさ||みっ|じん||

面倒 見 の いい 優しい 人 だ よ めんどう|み|||やさしい|じん||

自分 から さっさと カタ を つけ に 行った か じぶん|||||||おこなった|

青木 らしい と 言えば らしい な あおき|||いえば||

自分 で 打って 負ければ 納得 する か じぶん||うって|まければ|なっとく||

まだ 負ける と 決まった わけじゃ ない |まける||きまった||

負けました はっ速い いや いい 勉強 に なった よ ありがとう ございました まけ ました|はっ はやい|||べんきょう||||| ありがとう ございました

塔 矢 の 奴 め とう|や||やつ|

何 だ 何 だ この 雰囲気 は なん||なん|||ふんいき|

これ が 憧れ の 海 王 囲碁 部 ? ||あこがれ||うみ|おう|いご|ぶ

塔 矢 一 人 に なんて ざま だ とう|や|ひと|じん||||

海 王 の 囲碁 部 でも どうにも なら ない ? うみ|おう||いご|ぶ|||| 情け ね なさけ|

お前 の 番 だ ぜ おまえ||ばん||

あ 待って よ そう か |まって|||

いい こと 思いついた ||おもいついた

塔 矢 と 打って くる とう|や||うって|

勝て ない が 負け ない 戦法 だ まあ 見て ろって 塔 矢 一 局 打た ない か いい よ かて|||まけ||せんぽう|||みて|ろ って|とう|や|ひと|きょく|うた|||| 誰 だ ? だれ|

一 年 ? ひと|とし

もし かして 強い 奴 ? ||つよい|やつ

ええっと 置き 石 は ? ええ っと|おき|いし| 置き 石 は 要ら ない 先 番 で 打た せて くれれば おき|いし||いら||さき|ばん||うた||

どうぞ

じゃ お 願い します お 願い します 何 だ ただ の バカ か 無謀な バカな バカ ||ねがい|し ます||ねがい|し ます|なん||||ばか||むぼうな|ばかな|ばか あっという間 に 玉砕 だ ぜ あっというま||ぎょくさい||

碁 を 知ら ない 奴 だ ご||しら||やつ|

一 手 目 が 天 元 ? ひと|て|め||てん|もと

最初に 真ん中 の 天 元 さえ 抑えて しまえば こっち の もの だ さいしょに|まんなか||てん|もと||おさえて|||||

これ は ?

気付いた ようだ な きづいた||

だが 気付いたって 関係ない 天 元 さえ 抑えて しまえば 後 は そっくりそのまま 真似 して やる お前 の 力 は そっくりそのまま お前 に 返る んだ |きづいた って|かんけいない|てん|もと||おさえて||あと|||まね|||おまえ||ちから|||おまえ||かえる| 塔 矢 の 手 が 止まった とう|や||て||とまった

そういう こと なら

天 元 に ツケ てき た てん|もと||つけ||

惑わさ れる な まどわさ||

とにかく 天 元 を 中心 に 対称 に 打てば いい んだ から |てん|もと||ちゅうしん||たいしょう||うてば|||

あっあれ ? あっ あれ 君 の 番 だ よ きみ||ばん||

まっ負けました まるで 手品 を 見て る みたいだった な ー バカマネ 碁 つぶし ぐらい 二 年 の 俺 だって できる ぜ まっ まけ ました||てじな||みて||||-||ご|||ふた|とし||おれ||| まあ そう 苛める なって ||いじめる|

天 元 に ツケ て ダメヅマリ に 持っていく 手 も あれば てん|もと||つけ||||もっていく|て||

シチョウ を 利用 し ハメ る 手 も ある ||りよう||||て||

どっちみち やられちゃ うんだ よ

待って ください よ まって||

あんまり 間抜けな こと する な よ な 新 入部 員 |まぬけな||||||しん|にゅうぶ|いん

海 王 囲碁 部 の 恥 に なる から うみ|おう|いご|ぶ||はじ|||

じゃ 先輩 たち が 一 矢 報いて ださ いよ |せんぱい|||ひと|や|むくいて||

今度 の 大会 塔 矢 が 大将 な の か な こんど||たいかい|とう|や||たいしょう||||

じゃ ね ー の ? ||-| だって あいつ

未来 の 名人って うわさ も ある んだ ぜ 今 の うち の サイン もらっと け と でも 言う ん す か サイン は ともかく 俺 も 塔 矢 と 一 局 打っと く かな 将来 自慢 に なる ぞ あいつ が マジ で 名人 に なったら 俺 は 昔 名人 と 打った こと が ある んだ ぞ なんて みらい||めいじん って||||||いま||||さいん|もら っと||||いう||||さいん|||おれ||とう|や||ひと|きょく|だ っと|||しょうらい|じまん||||||||めいじん|||おれ||むかし|めいじん||うった|||||| そんな の ? 志 が 低 すぎっす アキラ 君 ~ 市 河 さん どうした の ? こころざし||てい|すぎ っす||きみ|し|かわ||| へっへ ー お迎え に 参上 ー わざわざ ? へ っへ|-|おむかえ||さんじょう|-| いい のに

何 言って ん の ? なん|いって|| 早く 乗った 乗った はやく|のった|のった

あん ほら 濡れちゃ うわ よ ||ぬれちゃ||

だって 今日 指導 碁 打って くれる 約束 でしょう |きょう|しどう|ご|うって||やくそく|

忘れてません よ ケーキ と コーヒー 付き だ から ね ケっケーキ と … コーヒー 付き … もう ! わすれて ませ ん||けーき||こーひー|つき||||ケ っ けーき||こーひー|つき| 許さ ない ~~ ゆるさ|

確かに 一 度 くらい あいつ へこましたい よ な 先輩 … 気持ち は 分かる けど たしかに|ひと|たび|||へこまし たい|||せんぱい|きもち||わかる| 置き 碁 じゃ なく あいつ に 勝とうって の は なぁ 学年 で トップ 取る 方 が 簡単 そうだ そりゃ そうっす けど そこ を なんとか 普通の 状況 じゃ 無理だろう さ だ けど おいおい 何 考えて んだ ? おき|ご|||||かとう って||||がくねん||とっぷ|とる|かた||かんたん|そう だ||そう っす|||||ふつうの|じょうきょう||むりだろう|||||なん|かんがえて| 塔 矢 アキラ に 勝つ 方法 さ とう|や|||かつ|ほうほう|

ある ん す か ? ある ん すね ! 先輩 ! せんぱい

雨 ひどく 降って きたな あめ||ふって|

帰ろう 筒井 さん かえろう|つつい|

藤崎 さん 今日 来 なかった ね ふじさき||きょう|らい||

いい よ あかり なんか 来 なくて も ||||らい||

進藤 君 が この 間 怒鳴りつけた の が いけない んだ よ しんどう|きみ|||あいだ|どなりつけた|||||

あいつ あんな こと じゃ ぜんぜん へこま ない ぜ

俺 よく 知って んだ 家 近い し おれ||しって||いえ|ちかい|

そんな こと 言わ ず に 誘って あげ な よ ||いわ|||さそって|||

や だ よ 大体 女 が 碁 を 打つ なんて 生意気じゃ ん |||だいたい|おんな||ご||うつ||なまいきじゃ|

何 を 言って る んです ? なん||いって|| ヒカル

平安 の 都 でも たくさんの 女性 が 碁 を 打ちました よ 皆さん ほら 佐 為 の 君 が お 見えよ へいあん||と|||じょせい||ご||うち ました||みなさん||たすく|ため||きみ|||みえよ 清少納言 殿 や 紫式部 殿 も 碁 を 嗜んだ のです よ せいしょうなごん|しんがり||むらさきしきぶ|しんがり||ご||たしなんだ||

この 間 授業 に 出た でしょう |あいだ|じゅぎょう||でた|

そう だっけ ? |だ っけ 佐 為 たすく|ため

はい

すげ ー だろう |-|

で 驚いて 見せた だけ です |おどろいて|みせた||

何 だ なん|

もう 何 回 も 見ました から ね ち ぇ 初めて 見た 時 は 大騒ぎ して 面白かった のに |なん|かい||み ました|||||はじめて|みた|じ||おおさわぎ||おもしろかった| 何 か 言った ? なん||いった

あい や 何も … ||なにも

じゃ 進藤 君 また 明日 |しんどう|きみ||あした

うん また 明日 ||あした

古 の 頃 より 碁盤 も 碁石 も 変わりません が ヒカル この 傘 も 千 年 前 と 変わりません ねぇ そう だ よ な ー ちっとも 変わ ん ねぇ な 傘って 雨 を 完全に 遮断 できる わけじゃ ないし 足元 だって ぐちゃぐちゃだ し ふる||ころ||ごばん||ごいし||かわり ませ ん||||かさ||せん|とし|ぜん||かわり ませ ん||||||-||かわ||||かさ って|あめ||かんぜんに|しゃだん||||あしもと||| 手 に 持って るって の も 不便だ しったく な ええ 人間 が 月 に 行く 時代 に 傘 だ ぜ 傘 ! て||もって|る って|||ふべんだ|しっ たく|||にんげん||つき||いく|じだい||かさ|||かさ 人間 が 月 に ? にんげん||つき|

は また そんな でたらめ を

ヒカル 人間 が 月 に など 行ける はず が ない でしょう |にんげん||つき|||いける||||

それ が 行ける んだ な もう 月 の 上 歩いて る んだ よ 人間 は ||いける||||つき||うえ|あるいて||||にんげん|

嘘 だ ! うそ| ね 嘘 でしょう ? |うそ| 月 です よ 月 ! つき|||つき あんな 所 に 行った ? |しょ||おこなった

バカ 言っちゃ いけません よ 私 だって その くらい 冗談 だって 分かります ヒカル ? ばか|いっちゃ|いけ ませ ん||わたくし||||じょうだん||わかり ます| ね 本当に 行った のです か ? |ほんとうに|おこなった|| 月 に つき|

あの 大空 に 浮いて る あの 月 です よ |おおぞら||ういて|||つき||

そう だ よ あの 月 だ よ ||||つき||

月 に 行ける の に 何で 傘 は 未 だに 傘 な んでしょう つき||いける|||なんで|かさ||み||かさ||

どんな 状況 で も いい んだ よ |じょうきょう|||||

塔 矢 に とにかく 置き 碁 じゃ なくて 勝てば とう|や|||おき|ご|||かてば

すげ ー 自慢 に なる ぜ |-|じまん|||

そりゃ そう だ けど

そっす よ ね どんな 状況 で 打った か なんて 人 に 言わ なきゃ いいん す から ね そ っす||||じょうきょう||うった|||じん||いわ||||| 塔 矢 が 四十 度 の 熱 出して る 時 に 対局 申し込む と か とう|や||しじゅう|たび||ねつ|だして||じ||たいきょく|もうしこむ||

学校 来て ないっつ ー の じゃ カラオケルーム に 連れてって 対局 する ん すよ 周り で 大騒ぎ して 集中 力 を なくさ せる そんな こと ぐらい じゃ 勝て ないって もっと あいつ を 不利に さ せ なきゃ いっそ 塔 矢 の 両手 両 脚 縛っちゃって 対局 さ せる か いい な それ は い がっこう|きて|ない っつ|-|||||つれて って|たいきょく||||まわり||おおさわぎ||しゅうちゅう|ちから||なく さ||||||かて|ない って||||ふりに|||||とう|や||りょうて|りょう|あし|しばっちゃ って|たいきょく|||||||| とにかく どんな 手 を 使って でも ||て||つかって|

塔 矢 アキラ に 勝つ ! とう|や|||かつ

あいつ の プライド を 粉々に して やる ! ||ぷらいど||こなごなに||