私 の 世界 を 広げてくれた 経験 。
子供 の 時 、皆さん の 夢 は 何 でしたか ?
私 は ピアニスト になる の が 夢 で 、小学校 の 時 から 毎日 頑張って ピアノ を 練習していました 。
でも 、高校 3年生 の 時 に 指 に ひどい 怪我 を して 、その 夢 を 諦めました 。
大学 に 入って 何 を 専攻 する か 決めなくてはいけません でしたが 、ピアノ の 他 に したい こと が なかった し 、将来 何 に なりたい か わからなかった から 困りました 。
悩んでいたら 、ある 先輩 が ボランティア を してみたら やりたい こと が 見つかる かもしれない よ と アドバイス してくれました 。
そして 、この アドバイス が 私 を 変えてくれました 。
オーストラリア の 大学生 は いろいろな ボランティア 活動 を します 。
例えば 、ホームレス の 人 の ため に 食事 を 作る ボランティア や 、動物園 で コアラ の 世話 を する ボランティア です 。
地球 の 環境 を 守る ため に 木 を 植えたり 、 海 や 山 や 公園 で ゴミ を 拾ったり する ボランティア も あります 。
何 を しようか 迷った けれど 、私 は 子供 の 病院 で ボランティア を する こと に 決めました 。
家 から 近くて 通う の が 便利だった し 、 子供 の 病院 だったら 子供 たち と 一緒に 遊べば いい から 、 仕事 は 楽な はずだ と 思った から です 。
でも 、実は 全然 楽 じゃありませんでした 。
そこ は 0歳 から 16歳 の 子供たち が 入院している 病院 で 、私 の 仕事 は 入院中 の 子供たち の 世話 を すること でした 。
病気 が 軽い 子供 たち に 本 を 読んで あげたり 、 一緒に 散歩 したり する の は 楽しかった です 。
でも 、重い 病気 で 苦しんでいる 1歳 の 赤ちゃん を 抱いていた とき は 、私 が この 赤ちゃん に してあげられる こと は 何もない と 思って 、心 が 痛くなりました 。
そして 、ボランティア を 辞めたい と 思いました 。
11月 の 終わり に 、マリエちゃん という 日本人 の 子供 が 入院 して きました 。
マリエ ちゃん は 小学生 で 年 は 6 歳 でした が 、 日本 から オーストラリア に 来て まだ 3 ヶ月 しか 経って い なかった から 。
英語 が よく わからなくて 大変 そうでした 。
私 は 大学 で 日本語 の クラス を とっていた ので 、マリエちゃん に こんにちは と 言ってみました 。
マリエちゃん は すごく びっくりした 顔 で 、日本語 が わかる の と 聞きました 。
うん 、わかる よ と 言ったら 、マリエちゃん の 顔 が 明るくなりました 。
この日 から 1ヶ月間 、私は マリエちゃん の 世話 を しました 。
私 は まだ 日本語 が 下手 だった ので 、私たち は 日本語 と 英語 で 話しました 。
ある 日 、マリエちゃん は ご飯 を 食べたくなさそうでした 。
元気 に なる たびに 食べなさい と 言った けれど 、嫌だ 、食べたくない という 返事 しか しませんでした 。
わかった 、じゃあ 私 が 食べる ね 、いただきます と 言ったら 、
マリエ ちゃん が hey that's mine と 言って 、
ご飯 を 食べ始めました 。
そして 一緒に 大きい 声 で 笑いました 。
その後で マリエ ちゃん の ご両親 に 、マリエ は ジニー に 会っている とき とても 楽しそう だし 、英語 を 話す の も 好きになった ようです 。
この 病院 で ジニー と 出会えた こと を とても 喜んでいる んですよ 。
どうも ありがとう と 言われました 。
その 時 は 本当に 嬉しかったです 。
マリエちゃん が 退院 してから 2年 経ちますが 、私たち は 今も まだ 仲良くしていて 、時々 会って 話します 。
私 は ボランティア を する 前 には やりたい こと が ありませんでした 。
将来 どんな 仕事 を すれば いい か 分かりませんでした 。
でも この ボランティア を して 2つ の こと に 気がつきました 。
それ は 、人 に 何か してあげて ありがとう と 言われたら 嬉しくなる こと 、そして 外国語 が できれば 誰か の 役に立てる こと です 。
今 、私 の 夢 は 大学 を 卒業 したら 日本 に 行って 子供 たち に 英語 を 教える こと です 。
将来 は 学校 の 先生 に なりたい と 思っています 。
そのために 時々 大学 の 近く の 小学校 に 行って 外国 から 来た 子供 たち に 英語 や オーストラリア の 文化 を 教えています 。
病院 で ボランティア を しなければ 、この 夢 を 持てなかった と 思います 。
私 の 世界 を 広げてくれた ボランティア と 日本語 の 勉強 に 感謝しています 。