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星の王子さま ( The Little Prince ), 14: 第 3 章 宇宙 の 旅 - page 14 - … – Texte à lire

星の王子さま ( The Little Prince ), 14: 第 3 章 宇宙 の 旅 - page 14 - 13. 仕事人間 の 星

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第 3 章 宇宙 の 旅 -page 14 -13 .仕事人間 の 星

13 .仕事人間 の 星

四つめ の 星 は 、仕事人間 の 星 だった 。 この 人 は 、とても 忙しい ので 、王子さま が 来た とき も 、王子さま に は 全く 目もくれず 、少しも 顔 を 上げなかった 。 それほど 忙しそうにしていた 。

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+7=22。22+6=28」

「私 には 火 を 点け直す 暇 なんて ない 。 26+5=31。 ふう 。 これ で 合計 が 、5億162万2731 と …」王子さま は 「何ですか ? その 5億 …って ? 」と 質問した 。

「 ん ? お前 まだ いた のか 。 5億 ……もう わからん 。 私 は 忙しい んだ 。 やらなきゃいけない こと が 山ほど たくさん ある んだ ! 私 は 、まじめに 仕事をしている から な 。 私 は キミ と 無駄口をたたいてる 暇 なんて ない んだ ! 2+5=7…」「 何 な の ! その 5億100万……って いう の は ? 」と 王子さま は もう一度 質問した 。 仕事人間 は 、やれやれという感じで やっと 顔を上げた 。 「54年 この 星 に 住んでいる が 、邪魔 が 入った の は 、三度 だけ だ 。 最初 は 、22年前 の こと 、コガネムシ が どこからか 飛んできて 、ブンブン と うるさくした から 、足し算 を 4回 も 間違えてしまった んだ 。 二度目 は 、11年前 、リウマチ の 発作 が 起きた せい だ 。 運動不足 で 、私 に は 忙しくて 歩く 暇 も ない から な 。 まじめに 仕事をしている から な 。 私 は ! そして 三度目 は 、まさに 今日 だ ! さてと 、5億100万 ……」「ねぇ 、5億100万 ……も 、何 が ある の ? 」と 王子さま は 大声を出した 。 仕事人間 は 、王子さま に 放っておいてはもらえない と 、ついに あきらめた 。 「あの 小さい ヤツ さ 、ときどき 空 に 見える だろ 」「ハエ ですか ? 」「いや 、その 小さい の は 、光っておる 」「ミツバチ ? 」「いいや 。 その 小さい の は 、 輝いて いて 、 怠け者 を うっとり させる ん だ 。 だが 、 まじめに 仕事 を して いる 私 は 、 そんな もの に うっとり して いる 暇 なんか ない ! 」「星 っ ? 星 です ね 」「 そう だ 、 星 だ 」「 じゃあ 、5億100万…… の 星 を あなた は どう する の ? 」「 正確に は 5億162万2731。 まじめに 仕事 を して いる ん だ 、 私 は 」「 それ で 、 星 を どう する の です か ? 」「どうする かって ? 」「 うん 」「 そんな の 自分 の 所有 物 に する に 決まって おろう 」「 あの 星 たち が 、 あなた の 所有 物 ? 」「そうだ 」「でも 、さっき あった 王様 は …」「王様 は 、自分 の 所有物 に は しない 、支配している だけ なんだ 。 まったく 違う 」「 じゃあ 、 星 が 自分 の 所有 物 だ と 、 何の ため に なる の ? 」「お金持ちになれる ! 」「じゃあ 、お金持ち に なると 、何 が できる の ? 」「また 別 の 星 が 買える 、新しい の が 見つかったら な ! 」この 人 、ちょっと 屁理屈こねてる じゃないかな 。 さっき の 酔っ払い と 同じだ 。 とでも とりあえず 、王子さま は 質問 を 続けた 。 「どうしたら 、星 が 自分 の 所有物 に なる の ですか ? 」「あそこに 星 が 一つ ある じゃろ 。 あれ は 、誰 の もの だ と 思う ? 」と 仕事人間 は 、ぶっきらぼうに 返事をした 。 「わかんない 。 ボク は 誰 の 物 でもない と 思う 」「じゃあ 、私 の 物 だ 。 最初 に そう 思いついた んだ から な 」「そんなので いい の ?」「もちろん 」

「 例えば 、 キミ が 、 誰 の もの でもない ダイヤ を 見つけたら 、 それ は キミ の 物 に なる 。 誰 の 物 でもない 島 を 見つけたら 、 それ は キミ の 島 だ 。 最初に 何か を 発明したら 、特許 が 取れる 。 キミ の 発明 だ 。 だから 、私 は 見つけた 星 を 私 の 所有物 にする 。 なぜなら 、私 より 先に 、誰一人 も 、そんな こと を 思いつかなかった からだ 」「ふーん 、なるほど 」と 王子さま は 言った 。 「で 、それ を どうする の ? 」「運用するんだよ 。 右 へ 左 へ と な 」と 仕事人間 は 言った 。 「難しい ぞ 。 だが 、 わし は 、 仕事 一筋人間 だから 、 それ が できる 」 王子 さま は 、 少しも 納得 でき なかった 。 「 ボク は 、 スカーフ 1 枚 、 ボク の 物 だったら 、 首 に 巻きつけて 、 お出かけ する ん だ 」

「 ボク は 、 花 が 1 輪 、 ボク の 物 だったら 、 その 花 を 摘んで 持っていく 。 でも 、星 は 摘めない よね ?」

「 そう だ な 。 摘む こと は できない 。 だが 、銀行 に 預けられる 」「それ って どういうこと ? 」「自分 の 星 の 数 を 、小さな 紙切れ に 書きとめる って ことだ 。 そうしたら 、その 紙 を 、ひきだし に しまって 、カギをかける 」「それだけ ? 」「それだけ で いいんだ ! 」王子さま は 、仕事人間 の 所有 の 話 を 聞いて 、面白い と 感じた 。 それなりに 筋 が 通っている ように 見えてきた 。 でも 、まだまだ 納得できなかった 。 王子さま は 、所有する こと について 、大人たち と 、違った 考え を 持っていた 。 「 ボク ……」 と 、 王子 さま は 言葉 を 続ける 。 「 花 が 1 輪 、 ボク の 物 で 、 毎日 水 を やります 。 火山 が 三 つ 、 ボク の 物 で 、 毎週 、 スス は らい を します 。 それに 、火 が 消えてる 火山 も 、ススはらいをします 。 万が一 が ある と いけない から 。 だから ボク の やって いる こと は 、 火山 の ため に も 、 花 の ため に も なって います 、 それ が ボク の 物 に して いるって こと です 。 でも 、 あなた は 星 の ため に 何も やって いないで す よ ね 」 仕事人間 に は 、 返す 言葉 が 、 見つから なかった 。 そして 王子さま は 、その 星 を 後にした 。 大人たち って 、やっぱり 変だ 、と 王子さま は 心 の 中 で 思い を 募らせながら 、旅 を 続けました 。

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