Ranpo Kitan : Game of Laplace Episode 6
( 小林 ) < 退屈 だ と 思って い た >
< 現実 なんて 早く 終われ と 思って い た >
< でも 僕 の 生活 は 少し だけ 変わり つつ あった >
( 小林 ) ん ? あっ … 。
≪ ( ドア の 開閉 音 )
≪ 明智 先輩 !
( 明智 ) 念のため 聞く が 何 だ ? それ は 。
これ です か ? えっ と … 。
子 猫 です 。 ここ の 玄関 に 捨て られ て い まし た 。
よい しょ えっ と … 。
「 探偵 事務 所 なら 何とか し て くれる と 思って
お 願い し ます 。 ごめんなさい 」 で すって 。
駄目 だ 。 ここ で 飼い ます ね 。
日本 語 通じ てる か ? うち の 家 ペット 禁止 な ん です 。
うち も だ 。
あっ … 。 う っ !
猫 嫌い な ん です か ? ( 猫 ) ミャ ~。
♪ ~
( 羽柴 ) えっ ! ? 猫 を 飼い たい ? うん 。 いい でしょ ? 羽柴 君 。
( 羽柴 ) う ~ ん 。 サ … サボテン すら 枯らす 小林 に 猫 は … 。
明智 先輩 が 育てる から いい でしょ ?
一切 了解 し た 覚え は ない 。
人でなし ばかり だ よ ね ~ ? ミャ ~。
別に 動物 好き じゃ なかった だ ろ 。
でも カワイイ ん だ もん 。
小林 生き物 を 飼う って いう の は 責任 を 伴う こと な ん だ 。
軽はずみ に 決め ちゃ 駄目 だ 。
でも この 子 の こと は ? う ~ ん … 。
保健 所 に 連れ て いけ 。
殺さ れ ちゃ い ます よ ! 人でなし ~。
じゃあ 新しい 飼い主 を 見つける ん だ な 。
う ~ ん … 。
どう し て も って 言う なら うち で 飼う か ?
う ~ ん … 。 で も 羽柴 君 の 家 は 厳しく て
なかなか 遊び に 行け ない から ここ が 一 番 いい ん だ 。
ああ それ は そう か 。
お前 ら … 家主 の 都合 は 無視 か ?
ん ? ミャ ~。
う お っ !
う う … 。 ミャ ~。
やめろ 。 その いまいましい 生き物 を
俺 に 近づける な 。 猫 が 苦手 だ なんて 意外 です ね 。
俺 だって 認め たく ない 。
そんな 小 動物 に おびえる なんて な 。
だが 真実 だ 。
じゃあ 明智 先輩 が 出 て いけ ば いい ん じゃ ない か な ?
それ 以上 暴言 を 吐く よう なら ぶ っ 飛ばす ぞ 。
本当 に 猫 嫌い な ん だ … 。
仕方 が ない ね … 。 新しい 飼い主 を 探さ ない と 。
でも 何 か 探偵 物 み たい な 話 です ね 。
うるさい 。
ミャ ~。 ボス が 冷血 で
ここ で 暮ら せ ない ん だ 。 ごめん ね 。
ミャ ~ … 。 俺 の バッグ を 使う な 。
ほら 冷たい 人間 に バイバイ だ よ 。 ミャ ~ !
いい から 行け !
じゃあ いって き ま ~ す !
あれ ?
( 影 男 ) や あ 小林 君 。 すてき な 午後 だ ね 。
影 男 さん ! こんにち は 。
( 影 男 ) すま ない 爆弾 を セット さ れ た 。
助け て くれ ない か ?
( 羽柴 ・ 小林 ) 爆弾 ! ? 面白い こと に なって る な 。
( 影 男 ) や あ ~ 明智 君 。
お うち に 帰れ 。 ( 影 男 ) 待ち たま … 痛 っ !
爆弾 を 抱え て お うち に 帰 れる わけ ない で は ない か !
段ボール の 家 に 帰れ ば いい 。 ( 影 男 ) ここ が 僕 の お うち 。
( ドア の 閉まる 音 ) ( 影 男 ) 痛 ! つ … つれない こと を 。
( 影 男 ) 君 と 僕 の 仲 じゃ ない か ~。 相 いれ て たまる か 。 犯罪 者 。
( 影 男 ) あ ~ ! ひ … 人 を 前科 者 み たい に … 。
げ ふ っ … 。 前科 だらけ だ ろ お前 なんか 。
( 影 男 ) 君 は 心 が 痛ま ない の かい ? 痛ま ん 。
羽柴 。 ああ はい 。
警察 を 呼べ 。 分かり まし た 。
( 影 男 ) ウェイト ! ちょ っ … それ だけ は 駄目 だ !
逮捕 さ れ て しまう ! その 自覚 は ある ん です ね 。
いい ん じゃ ない ? 前 に 助け て も もらった し 。
あれ は … そう な の か ? ( 影 男 ) おお 小林 君 。
きっと 爆弾 って すごい 威力 です よ 。
影 男 さん バラバラ です よ !
( 影 男 ) ああ つまる ところ 爆弾 に 興味 が ある だけ な ん だ ね … 。
( 影 男 ) ふ う ~ 自由 と は 素晴らしい 。
犯罪 者 を 自由 に する な 。 よかった です ね 影 男 さん 。
( 影 男 ) かばって くれ た 小林 君 の おかげ だ よ 。 ありがとう 。
いえ 。 で どう する つもり だ ?
小林 少年 。 どう し ま しょ う 。
( 影 男 ) ちょうど レンタル 屋 の 帰り だった ん だ 。
小林 君 新作 見る かい ? わ ー い !
わ ー い じゃ ない ! はい 。 そっち も 。
そんな やつ に 大切 な コーヒー を 出す ん じゃ ない 。
まあ 落ち着き ま しょ う 。
( 影 男 ) 明智 君 ところ で どう だ ろ う ? この 爆弾 。
知る か 。
そんな こと 言わ ず に 。 ( 影 男 ) 何とか し て くれ た まえ 。
それ を 飲 ん だ ら 出 て いけ 。
( 影 男 ) で は やはり 新作 DVD を 見 た ら 出て 行く と … 。
10 倍 速 で 見ろ 。
でも これ さすが に 何とか し ない と
しゃれ に なって ない ん じゃ … 。 知ら ん 。
いたずら の 可能 性 は ? ( 影 男 ) それ だったら いい の だ が
まさか 私 に 気付か れ ず に こんな こと が できる や から は … 。
マジ っぽい です ね ~ 。 ( 影 男 ) そう な ん だ よ 。
助け て くれ ない か ? 小林 君 。
( 猫 ) ニャ ~ 。 う っ !
くっ … 助け て ほしい の は こっち だ !
( 猫 ) ニャ ~ 。
あ ? 宝石 ? エメラルド か ?
( 影 男 ) どう だい ? フン … 最悪 だ な 。 本物 だ 。
爆発 し たら この フロア ぐらい 吹き飛ぶ ぞ 。
あっ これ GPS って 書 い て ある 。 50 m / 3 m … 。
距離 制限 付き だ 。 って ここ から 離れ たら … 。
爆発 する って こと だ ね 。 小林 逃げよ う 。
うん 。 ぎりぎり に なったら ね 。
ほとんど の 配線 が ダミー だ 。 それ を 取 っ 払ったら い い ん です か ?
分かれ ば な 。 正解 の 一 本 以外 を 切れ ば 即 爆発 だ 。
小林 逃げよ う 。
( 影 男 ) 当たり の コード を 切る 可能 性 は ?
30 分 の 1 くらい だ な 。
( 影 男 ) 君 に 賭けよ う 。 賭ける な 。
巻き込ま れ たら 死ぬ ん だ ぞ こっち は 。
その ベルト 切れ ない ん です か ?
ご 丁寧 に 切断 や 熱 に 反応 する よう に し て ある 。
やっぱり 専門 家 を 呼ば ない と 駄目 です ね 。
そう いう こと だ な 。
そもそも なぜ 爆弾 なんか くくりつけ られ た ん です か ?
( 影 男 ) それ が 記憶 に ない ん だ よ 。
確か レンタル 屋 で 会計 を し て い て そこ から 記憶 が なくなって … 。
気 が 付い たら ここ で 目 が 覚め た ん だ 。
その レンタル 屋 めちゃくちゃ 怪しい でしょ 。
恨ま れる こと でも し た ん じゃ ?
( 影 男 ) 身 に 覚え が ない 。 あり まくり だ ろ 。
( 影 男 ) ん ? 女子 小学生 の 通学 路 パトロール を
日課 に し て いる こと かい ? 善良 その もの じゃ ない か 。
十分 に 危険 人物 です ね 。
もう いい 。 とっとと 警察 に 連れ て いけ 。
( 影 男 ) ちょっと 待ち たまえ !
私 を 見放し たら 明智 君 君 の おし … 。
の ー っ ! お ー お ー !
貴 様 … なぜ その こと を 知って いる ?
( 影 男 ) おっと と と !
( 影 男 ) フッ … 。 俺 は 変装 の 名人 影 男 だ 。
どんな 秘密 に でも アクセス し て み せる 。
くっ … ひきょう 者 め 。
明智 先輩 が どう し た ん です か ? ( 影 男 ) ああ 彼 は まだ 子供 … 。
分かった 。 それ 以上 は しゃべる な 。
( 小林 ・ 羽柴 ) 《 いったい どんな 秘密 が … 》
≪ ( 赤ん坊 の 泣き声 ) ( 小林 ・ 羽柴 ・ 明智 ) ん ?
これ は … 。 玄関 の 方 から です 。
( 赤ん坊 の 泣き声 )
( 一同 ) あっ … 。
赤ちゃん です 。
猫 と 爆弾 の 次 は 赤ん坊 か … 。
「 この 子 は 探偵 さん の 子供 です 。 悪い ママ を 許し て ください 」
( 影 男 ・ 羽柴 ) えっ ! ? パパ な ん です か ?
知ら ん 。 ( 影 男 ) まだ 若い のに … 。
だから 知ら ん と 言って る だ ろ 。
パパ か どう か の 審議 は さておき 半ば 駆け込み 寺 に さ れ て ます ね 。
心当たり は … 。
( 女性 ) 《 ねえ 知って る ? ここ 探偵 事務 所 らしい って 噂 … 》
( 女性 ) 《 嘘 マジ ヤバ く ない ? 》
( 女性 ) 《 えっ … 。 じゃあ 相談 に 来 よ う かしら 》
( 女性 ) 《 えっ 何 あんた 何 か あん の ? 》
あいつ ら か … 。 ミャ ~ ン 。
引っ越し の 必要 が ある な 。
よ ー し よし よし 。 ( 影 男 ) カワイイ 赤ちゃん で は ない か 。
ええ 。 ( 影 男 ) この 子 は 美人 に なる ぞ 。
分かる ん です か ? ( 影 男 ) 私 ぐらい
人間 を 見 て き て いる と ね 。 へ ぇ ~。
おい 平和 な 喫煙 所 じゃ ない ん だ ぞ 。
変質 者 と 爆弾 と 猫 と 赤ん坊 が 一緒に い て いい わけ ない だ ろ う !
そう かな ? 明智 さん の 言う とおり だ 。
本来 全部 警察 の 仕事 だ 。
チェッ 面白く なって き た のに 。 ( 影 男 ) ね ~ 。
面白 さ で 爆死 し て たまる か 。
≪ ( 銃声 ) ≪ ( 女性 ) キャー !
銃声 ! ? 下 で 何 か あった か ?
≪ ( パトカー の サイレン ) ( 一同 ) ん ! ?
( 影 男 ) あ ~ ! 明智 君 ひどい ! ホント に 警察 を 呼ぶ なんて !
残念 だ が 俺 じゃ ない 。
≪ ( 男 ) われわれ は 腐敗 し た 現 政府 の 打倒 を 掲げる
東京 レボリューション で ある !
3 億 円 と 逃走 車 の 用意 は まだ か ! ?
≪ ( 女性 ) 助け て ! ≪ ( 男 ) 黙って ろ !
最悪 だ 。 こんな とき に 強盗 事件 だ なんて … 。
≪ ( 警察 官 ) 君 たち は 完全 に 包囲 さ れ て いる !
≪ ( 男 ) これ は 日本 を 革命 する ため に
やむ を 得 ない 行為 で ある !
何 か テロ みたい です ね 。
( 影 男 ) いや あんな の 安 ~ い 強盗 だ よ 。
( 赤ん坊 の 泣き声 ) あっ … 。
こんな とき に 泣 い ちゃ 駄目 だ よ 。 よ ー し よし よし 。 よし よし 。
おなか すき まち た か ~ ? ハァ … 。
泣く な 。
った く … 子供 は 嫌い だ 。 猫 も 嫌い だ 。
変態 も 大嫌い だ 。
( 影 男 ) 泣きや ん だ ね ~ 。 やっぱり 君 の 子供 な ん じゃ … 。
下 の 警察 に 突き出す ぞ 。
あと 40 分 。 ≪ ( 銃声 )
≪ ( 男 ) 車 は まだ か ! ? 明智 さん まずい です よ 。
下 に も 下り らん ない … 。
確か に 最悪 だ な 。 ハァ … 。
いよいよ まずい です よ ね … 。
飛行 制限 が かかって この 上空 に うち の ヘリ は 呼 べ ませ ん 。
( 影 男 ) それ に 下 の 強盗 を 刺激 し て しまう だ ろ う し ね 。
何で こんな とき に 強盗 なんか 入れ てん だ 。
下 の 街 金 は 。
日頃 の 行い が よく ない ん じゃ ない ん です か ?
( 赤ん坊 の 泣き声 ) あっ … 腹 が 減った の か ?
羽柴 赤ん坊 と 一緒に あった バッグ を 調べろ 。
ああ … はい 。 ミルク の 作り 方 と か
何 か メモ が ない か ?
フゥ … 。 ( 赤ん坊 の げっぷ )
ん 。
何 だ ?
やっぱり パパ な ん じゃ ない です か ?
( 影 男 ) 明智 君 の 痴情 の もつれ も 大変 気 に なる ところ だ が
そろそろ 私 の 爆弾 を 気 に し て み て は どう だ ろ う か ! ?
お前 が 一 番 の 疫病 神 だ が な 。
そう だ ! 僕 に いい 考え が あり ます よ 。
プラン A 。
赤ちゃん と 子 猫 は 一 番 小さな 僕 が 抱え ます 。
そして 下 の 階 の 過激 派 の 目 を 盗み ビル の 脱出 を 試み ます 。
何とか みんな で 脱出 でき そう な ところ で … 。
みんな が 過激 派 に 見つかって 注意 を 引き付け ます 。
その 間 に 赤ちゃん と 子 猫 を 外 へ 脱出 さ せ ます 。
ああ 人質 も 。 で 頃合い を 見 て
爆弾 の 爆発 ! ( 羽柴 ・ 明智 ・ 影 男 ) えっ ! ?
過激 派 を 巻き込 ん で 一網打尽 に し ます 。
( 影 男 ) なるほど いい 考え だ 。
駄目 だ 私 が 死 ん で いる 。
俺 と 羽柴 も な 。 小林 … 。
よ ー し それ じゃあ プラン B だ 。 ( 影 男 ) うむ 聞こ う 。
お前 が 過激 派 に 化け て 下 の 階 へ 潜入 。
仲間 の 人数 が 多く なる こと で 混乱 を 誘い 時間 を 稼ぐ 。
( 影 男 ) なるほど 。 その 隙 に 俺 たち は
非常 階段 から 脱出 。 連中 が 混乱 の 中
時限 爆弾 が 爆発 。
過激 派 は 一掃 さ れ 俺 たち は 助かる 。
( 影 男 ) うむ 一石二鳥 。
駄目 だ 私 が 死 ん で いる 。 いい 考え です ね 。
だ ろ ? ( 影 男 ) 君 たち の 心 は どこ だ ?
では プラン C です 。
こう いう の は どう でしょ う ?
この 階 の 水道 を 全部 開け フロア を 水浸し に し ます 。
( 水道 の 水 の 流れる 音 )
ここ は 撤去 も でき ない 古い ビル 。 下 の 階 に 水漏れ する はず です 。
この 間 それ で もめ た こと が あった な 。
それ で 謝り に 行った の は 僕 です 。
いい 勉強 に なった ろ ? ああ … 。
次に 必要 な の は バッテリー です 。
確か 屋上 の 一角 に あり まし た よ ね ?
バイク 用 の が な 。 よく 見 てる じゃ ない か 。
警察 に 目 を つけ られ た から 乗 れ なく なった って
言って た じゃ ない です か !
人 の 言った こと は 忘れ た 方 が いい 。 ノイローゼ に なる ぞ 。
なり ませ ん ! で ここ から が 肝心 です 。
影 男 さん が 警察 に 変装 し ます 。 ( 影 男 ) おお !
彼 が 身代金 3 億 円 に 見せ掛け て バッテリー を 持ち込み ます 。
後 は 水漏れ し た フロア で バッテリー の スイッチ を オン !
過激 派 たち は 感電 し ます 。
その 上 時間 を 待た ず に 爆弾 が ドカン でしょ う から
過激 派 を 一掃 でき ます 。 ( 影 男 ) おお 鮮やか !
… に 全員 死 ん で いる よ !
駄目 です ね この パターン は 。 まるで 駄目 だった ね 。
よ ー し じゃあ 別 の パターン で 殺す ぞ 。
( 影 男 ) もはや ! 趣旨 も 変わって いる よ ! 明智 君 !
( 影 男 ) ハァ … 。
まったく 君 たち に 相談 し た 私 が バカ だった よ 。
下 は 盛り上がって ます ね 。 そんな こと 言って る 場合 か !
仕方ない プラン D だ 。 その ベルト ロック を 外す ぞ 。
えっ ? ( 影 男 ) 明智 君 ?
わざわざ そんな もの を ぶら下げ て
ここ へ 届け た と いう こと は 俺 へ の 挑戦 だ 。
俺 に それ を する 理由 が ある やつ 。 考え て 分かる ん です か ?
多 過ぎ て 見当 も つか ん 。
明智 先輩 に こんな 嫌がらせ を する 人 … 。
明智 先輩 に 嫌がらせ し たい 人 なんて
星 の 数 ほど いる だ ろ う けど … 。
8 桁 の 番 号 。 間違ったら 爆発 か … 。
( 猫 ) ミャ ~。 影 男 さん の 自作 自演 と か ?
( 影 男 ) そんな こと を する 必要 が ない よ 。
友達 が 欲しく て … 。
( 影 男 ) そこ まで し ない と 友達 が でき ない なんて
悲し 過ぎ ない か ね ?
悲しい やつ だ ろ お前 は 。 ( 影 男 ) 明智 く ~ ん ! !
犯人 は 僕ら が 影 男 さん を 見捨て ない こと を
念頭 に 入れ て い た って こと です よ ね ?
フン … 余計 な もの を もらって き や が って 。
( 影 男 ) ふむ … こんな プレゼント 迷惑 極まりない ね 。
プレゼント … 。
爆弾 に つい て い た 宝石 … 。 エメラルド … 。
あっ !
( 影 男 ) ん ? 小林 君 ?
お っ ! ? な っ … な っ な っ … 。 小林 ! ?
エメラルド は 5 月 の 誕生 石 。
それ って 今日 の 日付 じゃ ない か ! ?
外れ た ! やり まし た !
( 爆弾 の タイマー の 音 )
明智 先輩 ! ?
大丈夫 です か ! ? ああ 。
あ ? ( 一同 ) ん ?
何 だ ? あれ … 。 「 ハッピー バースデー 黒 蜥蜴 」
あいつ … 。
えっ ? じゃあ この 赤ちゃん は 黒 蜥蜴 さん と の ?
断じて 違う 。 [ TEL ]
はい 。 ああ こんにち は 。 ええ い ます よ 。 はい 。
何 だ ? 明智 先輩 に です 。
[ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) サプラ ~ イズ ! ハッピー バースデー 私 !
黒 蜥蜴 … 。 [ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) そう !
覚え て た かしら 私 の 誕生 日 。 名 探偵 の あなた なら
当然 覚え て いる わ よ ね ? ねぇ ~ ?
そんな もの お前 を 逮捕 し た 瞬間 に 記憶 から 抹消 し た 。
[ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) ああ あ … 覚え られ て ない … 。
そう でしょ う と も そう でしょ う と も ! あ あ ~ ! !
サプライズ パーティー に も なって ない よ ね … 。
( 影 男 ) そう か 。 レンタル ビデオ 屋 の 店員 は
黒 蜥蜴 の 部下 だった の か 。 して やら れ た 。
黒 蜥蜴 さん じゃあ この 赤ちゃん は
仕込み な ん です か ? [ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) えっ ? 赤ちゃん ?
私 と 明智 君 の ! ? そんな の いつも 想像 し てる けど
ついに 現実 の もの と なった の ね ! あ あ ~ ! !
頭 に 虫 が わ い てる の か ? 子 猫 は ?
[ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) 猫 ! ? そこ に 雌 猫 が いる の ! ?
下 の 階 の 強盗 は ? [ TEL ] ( 黒 蜥蜴 ) 強盗 ?
そんな の 知ら ない わ 。
じゃあ 赤ちゃん と 子 猫 と 強盗 は 本当 な ん だ 。
( 影 男 ) 重なる もの だ ね ~ 。 惑星 直列 並み の 確率 だ 。
わ っ 明智 先輩 お 願い し ます 。 ハァ … 。
泣きやむ ん だ 。
まったく … 。
何て 日 だ 。
猫 に 赤ちゃん 爆弾 に 過激 派 。
今日 は ひどい 目 に 遭った 。
お前 が 言う な 。
( 影 男 ) おっと 。 明智 君 じゃ ない か 。
帰れ 。 ( 影 男 ) この 新作 DVD を 見 たら ね 。
そんなに 見 たい なら あの世 で ゆっくり 見る と いい 。
じゃあ 小林 赤ちゃん 警察 に 届け に 行 こ う 。
う っ … うん 。 ≪ ( ノック )
今度 は 何 だ ?
は ~ い 。
( 女性 ) あっ … あの う … 。 えっ と どちら さま で ?
( 女性 ) あっ 私 の 赤ちゃん !
お 母 さん な ん です か ? ごめんなさい 。
ここ が どんな 面倒 でも 引き受ける
便利 な 探偵 事務 所 だって 聞い た もの だ から … 。
どんな ふう に 広まって いる ん だ 。
本当 に あなた が この 子 の お 母 さん な ん です か ?
何 か 証拠 みたい な もの は あり ます ?
証拠 … あっ 蒙 古 斑 !
この 子 の お 尻 に ハート 形 の 蒙 古 斑 が あり ます 。
( 羽柴 ・ 小林 ) あっ 。 ( 影 男 ) 確か に これ は あけ … 。
う っ ! ? う ~ っ !
魔 が 差し た の … 。 自由 に なり たかった の よ だ から … 。
( 女性 ) よし よ ー し 。 もう 捨て ない で ください ね 。
( 女性 ) えっ … 当たり前 よ !
当たり前 ? 一 度 捨て た のに ? あっ … 。
小林 もう いい だ ろ 。
本当 に … ごめんなさい ! それ じゃあ 。
( 猫 ) ニャ ~ ン 。 フフフ 。
僕 は お前 を 捨て ない よ 。 ( 猫 ) ミャ ~ ン 。
すっかり ここ に すみ 着 い た ね 。 小林 が 餌 を やる から だ ろ う 。
見捨て ない って 約束 し た から ね 。
おい ! 誰 が 許可 し た って 言った 。
猫 に 人間 の 許可 なんて 関係 あり ませ ん よ 。
( 猫 ) ニャ ~ ン 。
お っ ! やめろ 来る な … 。
それ に その 子 明智 先輩 の こと が 好き みたい だ し 。
だから 近寄る な !
♪ ~
( 中村 ) や あ 調子 どう だい ?
( 中村 ) 牛 丼 好き だ ろ ? あと 雑誌 も 持って き た 。
( 加賀 美 ) 俺 に 気遣い は し なく て いい です よ 。
( 中村 ) ああ … 。
なあ 加賀 美 。
あれ から なぁ 二十 面 相 事件 増え てる よ 。
お前 の 言った とおり だ 。
ふがいない 警察 に 代わって 天 誅 だって さ 。
俺 たち も まあ 一生懸命 やって ん だ けど な ~。
なあ 加賀 美 俺 は 今
俺 たち 警察 と お前 の どっち が 正しい の か
分か ん なく なって き た よ 。
( 加賀 美 ) 中村 さん 。
( 加賀 美 ) 中村 さん は 俺 み たい に なら ない で ください 。
よろしく お 願い し ます 。
俺 の 憧れ の 先輩 の まま で い て ください 。
( 中村 ) それ じゃあ また 来 っ から 。
( 加賀 美 ) ありがとう ございます 。